JPH07255734A - 外科用器具 - Google Patents

外科用器具

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JPH07255734A
JPH07255734A JP6073970A JP7397094A JPH07255734A JP H07255734 A JPH07255734 A JP H07255734A JP 6073970 A JP6073970 A JP 6073970A JP 7397094 A JP7397094 A JP 7397094A JP H07255734 A JPH07255734 A JP H07255734A
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孝知 久松
Itaru Okubo
到 大久保
雅博 ▲ぬで▼島
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明の外科用器具1は、長尺な器具本体2
と、器具本体2の先端側に設けられた先端部3と、器具
本体2の基端側に設けられた操作部9と、先端部3と操
作部9との間を接続する長尺な伝達部材とを有する。先
端部3には、固定挟持片41に対し可動挟持片42が回
動して開閉動作を行う外科動作手段4と、可動挟持片4
2の開き角を固定するロック手段とが設置されている。
外科動作手段4の開閉動作は、操作部9における可動ハ
ンドル94の回動操作により生じる。また、ロック解除
レバー83の操作により作動するロック解除手段が設け
られている。器具本体2は、湾曲部23において屈曲ま
たは湾曲可能とされている。 【効果】外科動作手段の姿勢を確実に固定することがで
き、操作性に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば鉗子、鋏のよう
な外科用器具、特に、腹腔鏡下手術に用いるのに好適な
外科用器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】先端に設けられた鉗子機構を基端側の操
作部にて遠隔操作する構成の鉗子が知られている(実開
平05−076413号)。この鉗子は、先端に開閉可
能な一対の爪部材よりなる鉗子機構を有し、この鉗子機
構に連設された伝達軸の基端部に、固定把持部と、この
固定把持部に対して接近・離間する方向に回動可能な回
動把持部とからなる爪操作手段を設け、この回動把持部
を回動することにより、伝達軸に内蔵された伝達杆が牽
引されて長手方向に移動し前記爪部材が開閉するよう構
成した鉗子であって、前記固定把持部および回動把持部
のうちの一方にラチェット部材、他方にラチェット部材
の歯と係合する係合部材を有するものである。そして、
ラチェット部材と係合部材との係合位置の調整により、
前記固定把持部に対する前記回動把持部の開き角を任意
に設定し、前記鉗子機構の両爪部材の開き角を固定する
ことができる構成となっている。
【0003】ところで、近年、虫垂や胆嚢の切除術等に
おいて、従来の開腹手術に代わり、非開腹で行う腹腔鏡
下手術が注目されている。この腹腔鏡下手術は、図8に
示すように、腹壁100を貫通して腹腔101内に例え
ば4本のトロカール管107を挿入し、その内の1本の
トロカール管107を介して挿入した小型カメラ102
によって腹腔101内をモニター画像103に映し、こ
のモニター画像103を見ながら、他のトロカール管1
07を介してそれぞれ挿入された鉗子104、鋏105
および電気メス106を適宜操作して、所望の外科的処
置を腹腔101内で行うものである。
【0004】このような腹腔鏡下手術においては、直管
であるトロカール管107は、腹壁100に貫通、固定
され、しかも、貫通部の組織保護のために、トロカール
管107の腹壁100に対する角度もほとんど変更でき
ないため、鉗子104、鋏105および電気メス106
は、それぞれ、外科的処置の可能な領域が狭い範囲に限
定されてしまう。そのため、これを解決する方法とし
て、例えば、鉗子104をトロカール管107に挿入
後、鉗子104の長尺な器具本体(伝達軸)108の先
端付近を屈曲または湾曲させ(図8中の一点鎖線)、鉗
子104の回転との組み合わせにより、先端の鉗子機構
が届く領域を拡大することが提案されている。
【0005】しかしながら、前述した従来の鉗子では、
変形しない直線状の伝達軸を前提とし、かつ、鉗子機構
の両爪部材の開き角を固定するためのラチェット機構
(ラチェット部材および係合部材)が手元のハンドル操
作部に設けられているため、伝達軸を屈曲または湾曲可
能とした場合、次のような問題が生じる。
【0006】すなわち、まず第1に、伝達軸を屈曲また
は湾曲させた場合、それに伴って、伝達軸に内蔵された
伝達杆の張力が変化し、両爪部材の開き角や把持力が変
化してしまい、外科的処置に支障を来すおそれがある。
第2に、ハンドル操作部に鉗子の開き角を固定するため
の機構や回動把持部を付勢するための板バネが設けられ
ているため、これらがハンドル操作の邪魔となることが
あり、操作性が劣るとともに、構造が複雑となる。
【0007】また、前記第1の問題は、伝達軸を屈曲ま
たは湾曲させた場合に限らず、例えば、環境の変化や材
料特性等による伝達杆の伸びや、爪操作手段の遊び、ガ
タツキ等によっても生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、外科
動作手段の姿勢を確実に固定することができ、操作性に
優れる外科用器具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(12)の本発明により達成される。
【0010】(1) 長尺な器具本体と、該器具本体の
先端側に設けられ、開閉または回動動作を行う外科動作
手段を備える先端部と、前記器具本体の基端側に設けら
れ、前記外科動作手段を遠隔操作する操作部と、該操作
部での操作を前記外科動作手段に伝達する長尺な伝達部
材とを有する外科用器具であって、前記先端部またはそ
の近傍に、前記外科動作手段の姿勢を固定するロック手
段を設けたことを特徴とする外科用器具。
【0011】(2) 前記外科動作手段は、その少なく
とも一方が駆動して開閉する一対の開閉部材で構成さ
れ、前記開閉部材を開く方向に付勢する付勢手段が設け
られている上記(1)に記載の外科用器具。
【0012】(3) 前記付勢手段は、前記先端部また
はその近傍に設けられている上記(2)に記載の外科用
器具。
【0013】(4) 前記ロック手段は、少なくとも前
記開閉部材が閉じた状態を保持し得るものである上記
(2)または(3)に記載の外科用器具。
【0014】(5) 前記伝達部材は、前記器具本体の
長手方向に移動可能な線状体と、該線状体に連結された
棒状の連結部材とで構成され、前記ロック手段は、前記
伝達部材の長手方向の移動を禁止するものである上記
(1)ないし(4)のいずれかに記載の外科用器具。
【0015】(6) 前記ロック手段は、前記伝達部材
の周囲に配置された複数の球体と、これらの球体を前記
伝達部材に押圧する押圧手段とを有し、前記球体の前記
伝達部材への圧接により生じるこれらの間の摩擦力によ
り、前記伝達部材の長手方向の移動を禁止するよう構成
されたものである上記(1)ないし(5)のいずれかに
記載の外科用器具。
【0016】(7) 前記ロック手段は、内径が先端へ
向かって漸減するテーパ状の内周面を有する球体収納部
を有し、前記押圧手段は、前記各球体を前記球体収納部
の先端側へ押圧する押圧部材と、該押圧部材を先端方向
へ付勢する付勢手段とで構成されている上記(6)に記
載の外科用器具。
【0017】(8) 前記ロック手段による前記外科動
作手段の姿勢の固定を解除するロック解除手段を有する
上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の外科用器
具。
【0018】(9) 前記ロック手段による前記外科動
作手段の姿勢の固定を解除するロック解除手段を有し、
前記ロック解除手段は、前記各球体の前記伝達部材への
圧接力を減少または消滅させて、前記伝達部材の長手方
向の移動を可能とするものである上記(6)または
(7)に記載の外科用器具。
【0019】(10) 前記ロック手段による前記外科動
作手段の姿勢の固定を解除するロック解除手段を有し、
前記ロック解除手段は、前記各球体に当接してそれらを
基端側へ移動する当接部材と、該当接部材を牽引するワ
イヤと、該ワイヤの牽引操作を行うロック解除操作部材
とを有するものである上記(7)に記載の外科用器具。
【0020】(11) 前記操作部は、前記伝達部材を介
して前記外科動作手段を作動させるためのハンドル部を
有し、該ハンドル部は、固定ハンドルと、該固定ハンド
ルに対し変位可能な可動ハンドルとで構成されている上
記(1)ないし(10)のいずれかに記載の外科用器具。
【0021】(12) 前記器具本体は、屈曲または湾曲
可能である上記(1)ないし(11)のいずれかに記載の
外科用器具。
【0022】
【実施例】以下、本発明の外科用器具を添付図面に示す
好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の外科用器具を鉗子に適用
した場合の構成例を示す全体側面図、図2および図3
は、それぞれ、図1に示す外科用器具の先端部付近の構
成を拡大して示す部分断面側面図、図4は、図1に示す
外科用器具の基端部付近の構成を拡大して示す部分断面
側面図である。なお、以下の説明において、図1〜図4
中の右側を基端、左側を先端という。
【0024】図1〜図4に示す本発明の外科用器具(鉗
子)1は、主に、腹腔鏡下手術において使用されるもの
であり、長尺な器具本体2と、器具本体2の先端側に設
けられた先端部3と、器具本体2の基端側に設けられた
操作部9と、先端部3と操作部9との間を接続する長尺
な伝達部材6と、先端部3(またはその近傍)に設けら
れたロック手段7と、該ロック手段7のロックを解除す
るロック解除手段8とで構成されている。以下、これら
の構成要素について順次説明する。
【0025】器具本体2は、内部に伝達部材6等を収納
し得る空間21が形成された中空の長尺部材であり、そ
の先端には、先端部3と螺合する螺合部22が形成され
ている。
【0026】器具本体2の横断面形状は、例えば、円
形、楕円形、多角形等、特に限定されず、円形の場合、
その外径は、前記トロカール管107に挿入可能な程度
とされる。具体的には、器具本体2の外径は、5〜18
mm程度とするのが好ましい。
【0027】なお、図示の構成では、器具本体2は、ト
ロカール管107への挿入を考慮して、直線状をなして
いるが、これに限らず、所望の形状に予め湾曲または屈
曲したものであってもよい。
【0028】また、後述するように、所望の形状に湾曲
変形可能な少なくとも1つの湾曲部23を有するもので
あってもよい。このような構成とした場合には、外科動
作手段4による生体組織上の外科的処置の可能な領域が
拡大し、また、より適正な姿勢で外科的処置を行うこと
が可能となる。
【0029】図2および図3に示すように、伝達部材6
は、線状体61と、該線状体61の先端側に連結された
棒状の連結部材62とで構成されている。線状体61と
しては、その全部または一部が可撓性を有するもの(湾
曲可能なもの)であるのが好ましく、例えば、ステンレ
ス鋼、タングステン、炭素鋼、超弾性合金等よりなる金
属線や、ポリアミド(全芳香族系ポリアミド)、ポリエ
ステル、超高分子量ポリエチレン、カーボン繊維等の比
較的高張力に耐え得る高分子材料よりなる繊維(以下、
高張力繊維という)を素線とするもの、あるいは、これ
らの素線のうちの任意のものの集合体またはその他の複
合体を用いることができる。
【0030】素線の集合体による線状体61としては、
例えば、1本以上の前記素線(特に金属線)の外周に、
1本以上の同種または異種の素線を所定方向に巻きつけ
(例えばコイル状に)、さらにその外周に1本以上の同
種または異種の素線を前記と逆方向に巻きつけたものが
好適に使用される。このような線状体によれば、操作部
9における牽引操作に対する追従性に優れるとともに、
ねじれや曲げによる長さの変化(歪み)が抑制されると
いう利点がある。
【0031】線状体61の外径は、特に限定されない
が、本実施例の場合、1.0〜2.5mm程度、特に1.
0〜1.5mm程度とするのが好ましい。連結部材62の
構成材料としては、アルミニウム、真鍮、銅、ステンレ
ス鋼、タングステン、炭素鋼、超弾性合金等の金属材
料、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、硬質ポリ塩化ビニル、ポリエステル等の比較的硬質
な樹脂または前述した高張力繊維等を挙げることができ
る。
【0032】この連結部材62の先端は、先端部3の内
部に挿入され、後述するスライダ44の基端と連結また
は一体化されている。なお、連結部材62の横断面形状
は、特に限定されず、例えば、円形、楕円形、四角形、
六角形のような多角形とすることができる。
【0033】図2および図3に示すように、先端部3に
は、外科動作手段4と、第1のコイルバネ5よりなる付
勢手段と、ロック手段7と、ロック解除手段8の一部と
が設置されている。外科動作手段4は、生体組織を挟持
し得る鉗子機構を構成するもので、一方が駆動して開閉
する一対の開閉部材、すなわち、固定挟持片41と、該
固定挟持片41に対し回動する可動挟持片42とを有し
ている。可動挟持片42は、その基端部において、ピン
45により先端部本体31に対し回動可能に取り付けら
れている。
【0034】先端部本体31の図2中下部には、切欠き
32が形成されており、この切欠き32内には、先端部
3の長手方向に摺動可能なスライダ44が設置されてい
る。スライダ44の先端部には、ピン46が突設されて
おり、このピン46は、可動挟持片42の基端下部に形
成された長孔43内に挿入されている。
【0035】このような構成により、後述するハンドル
部92のハンドル操作により伝達部材6が基端側へ牽引
されて、スライダ44が切欠き32内の基端側に位置す
るときには、固定挟持片41および可動挟持片42は閉
じているが(図2に示す状態)、後述するハンドル部9
2の握持力の緩和または除去により、伝達部材6が先端
側へ移動して、スライダ44が切欠き32内の先端側へ
移動すると、ピン46が長孔43の内周面を押圧し、可
動挟持片42がピン45を中心に回動して、可動挟持片
42が開く(図3に示す状態)。なお、長孔43を設け
ず、スライダ44の移動に伴ってスライダ44が歪み、
ピン46の図2中上下方向の動きを吸収するような構成
であってもよい。
【0036】先端部本体31に形成された凹部33およ
びスライダ44に形成された凹部47内には、第1のコ
イルバネ5が圧縮状態で収納されている。この第1のコ
イルバネ5は、その弾性力によりスライダ44を先端方
向へ付勢、すなわち、可動挟持片42を開く方向に付勢
する付勢手段である。このように、本実施例では、付勢
手段である第1のコイルバネ5が先端部3に内蔵されて
いるため、前述した従来の鉗子のように、ハンドル部9
2に可動ハンドル94を開く方向に付勢する板バネ等を
設ける必要がなく、操作部9の構成が簡素化され、操作
性が向上する。ロック手段7は、伝達部材6の長手方向
の移動を禁止することにより、外科動作手段4の姿勢、
すなわち可動挟持片42の開き角を固定するものであ
る。
【0037】図2および図3に示すように、ロック手段
7は、内径が先端へ向かって漸減するテーパ状の内周面
71を有する球体収納部72を有し、該球体収納部72
をその軸方向に連結部材62が貫通している。球体収納
部72内であって、連結部材62の周囲には、複数の球
体(ボール)73が配置されている。さらに、各球体7
3の基端側には、各球体73を球体収納部72の先端側
へ押圧する押圧手段として、押圧部材74と、該押圧部
材74を先端方向へ付勢する第2のコイルバネ(付勢手
段)75とが設置されている。
【0038】このように、本実施例では、ロック手段7
が先端部3に内蔵されているため、前述した従来の鉗子
のように、ハンドル部92にラチェット機構等を設ける
必要がなく、それによるガタツキや遊びによる精度の低
下もなく、操作部9の構成が簡素化され、操作性が向上
するとともに、器具本体2が屈曲または湾曲すること等
に起因して線状体61の張力が変化し、伸縮を生じた場
合でも、固定挟持片41および可動挟持片42の開き角
や把持力を一定に保持することができる。
【0039】また、押圧部材74の先端には、各球体7
3に当接してそれらを基端側へ移動する当接部材81が
連結または一体化され、押圧部材74の基端には、押圧
部材74および当接部材81を基端側へ牽引するため
の、例えば前記金属線や高張力繊維で構成されるワイヤ
82の先端が接続されている。ワイヤ82は、器具本体
2の内部空間を通り、その基端は、後述する操作部9に
設置されたロック解除レバー(ロック解除操作部材)8
3に接続されている。これらの当接部材81、ワイヤ8
2およびロック解除レバー83により、ロック手段7に
よる伝達部材6の長手方向の移動の禁止を解除するロッ
ク解除手段8が構成される。なお、ワイヤ82の外径
は、例えば0.3〜1mm程度とすることができる。
【0040】図5に示すように、当接部材81は、ほぼ
円筒状の部材であって、その先端にヘッド811を有
し、該ヘッド811と押圧部材74の先端面741との
間の外周部には、伝達部材6の軸方向に延在する複数の
スロット812が形成されている。これらのスロット8
12内に、それぞれ、球体73が配置される。
【0041】球体73としては、例えば、各種金属また
は硬質樹脂で構成されたものが好適に使用される。球体
73の直径および設置数は、特に限定されないが、本実
施例の場合、連結部材62の周囲に、直径1.0〜1.
6mm程度の球体を、4〜6個程度設置するのが好まし
い。
【0042】図2に示すように、第2のコイルバネ75
の弾性力により先端方向へ付勢された押圧部材74が、
各球体73を同方向へ押圧すると、各球体73は、テー
パ状の内周面71に当接し、その反力により中心軸方向
への押圧力を生じ、連結部材62の外周面に圧接され、
静止する。このような作用により、連結部材62は、複
数の球体73に挟持された状態となり、連結部材62と
各球体73との間に生じる摩擦力により、伝達部材6の
長手方向の移動が禁止(以下、ロック状態という)され
る。
【0043】このとき、伝達部材6の繰り出し長さに応
じて可動挟持片42の開き角を任意の角度に固定するこ
とができる。図2に示す構成では、伝達部材6の先端側
への繰り出し長さが最も短い状態、すなわち、可動挟持
片42が閉じた状態(開き角=0)が維持される。この
ようなロック状態は、ロックのための特別な操作をする
ことなく、後述するハンドル部92のハンドル操作を停
止するだけで得られる。従って、例えば、先端部3およ
び器具本体2をトロカール管107に挿入する際には、
ハンドル部92のハンドル操作により可動挟持片42を
閉じた後、ハンドル部92への握持力の維持、緩和、除
去にかかわらず、そのままトロカール管107内へ挿入
すればよく、挿入操作が容易である。
【0044】図3に示すように、後述するロック解除レ
バー83の操作により、ワイヤ82を第2のコイルバネ
75の弾性力に抗して基端側へ牽引すると、押圧部材7
4および当接部材81が基端側へ移動し、これに伴い、
当接部材81のヘッド811が各球体73に当接し、さ
らに各球体73が基端側へ押圧されて移動する。これに
より、各球体73の連結部材62の外周面への圧接力が
減少または消滅し、連結部材62は、第1のコイルバネ
5の付勢力により先端側へ移動し、可動挟持片42が全
開する。
【0045】なお、図示のごときロック手段7は、器具
本体2の内部であって、先端部3の近傍(器具本体2が
湾曲または屈曲可能な場合には、その湾曲部23より先
端側)に設けられていてもよい。
【0046】図1および図4に示すように、器具本体2
の基端側には、外科動作手段4の開閉を遠隔的に操作す
る操作部9が設けられている。この操作部9は、操作部
本体91に対し固定的または一体的に設けられた固定ハ
ンドル93と、該固定ハンドル93に対し開閉(回動)
する可動ハンドル94とで構成されるハンドル部92を
有している。
【0047】可動ハンドル94は、その図中上端部にお
いて、軸部材95により操作部本体91に対し回動可能
に取り付けられている。また、図4に示すように、可動
ハンドル94の上部には、操作部本体91の内部に挿入
された突出片941が形成され、該突出片941の上端
部に形成された孔942に、線状体61の基端に個着さ
れたフック63を掛けることにより線状体61が固定さ
れている。
【0048】ハンドル部92を手で握り、可動ハンドル
94を図1中の矢印で示す方向に回動させると、突出片
941が軸部材95を中心に図4中時計回りに回動し、
線状体61が基端側へ牽引され、開いていた可動挟持片
42が閉じる。ハンドル部92を握っていた手を離すか
または握持力をゆるめると、ロック手段7が作用してい
ない状態においては、第1のコイルバネ5の付勢力によ
り線状体61が先端側へ移動し、可動挟持片42は、元
の位置(図1に示す位置)へ復帰する。
【0049】また、操作部本体91の下部外面には、可
動ハンドル94に係止してその回動範囲を規制するスト
ッパー96が突出形成されている。これにより、ハンド
ル部92に過度の握持力が加わることによる伝達部材6
の断線等を防止することができる。なお、固定ハンドル
93と可動ハンドル94の位置は、反対であってもよ
い。
【0050】操作部本体91の先端側には、ワイヤ82
の牽引操作を行うためのロック解除レバー83が設置さ
れている。すなわち、操作部本体91の先端側の上部内
側には、ピン97が架設されており、ロック解除レバー
83は、その上端部においてピン97により回動可能に
支持されている。また、ロック解除レバー83の下端側
は、操作部本体91の先端側下部に形成された開口98
より突出している。これにより、ロック解除レバー83
は、開口98内の範囲で回動することができる。ロック
解除レバー83の途中には、ワイヤ82の基端部が結ば
れ、固定されている。
【0051】例えば、ハンドル部92を握った手の人差
し指でロック解除レバー83を基端側へ引くと、ワイヤ
82が基端側へ牽引され、前述したように、ロック手段
7によるロック状態が解除され、可動挟持片42が全開
する。ロック解除レバー83から指を離すと、第2のコ
イルバネ75の付勢力によりワイヤ82が先端側へ移動
し、ロック解除レバー83は、元の位置(図4に示す位
置)へ復帰する。
【0052】図6は、本発明におけるロック解除手段の
他の構成例を示す部分断面側面図である。同図に示すよ
うに、先端部本体31の球体収納部72より先端側に
は、ロック解除部材収納室84が形成されており、該ロ
ック解除部材収納室84内には、連結部材62が挿通さ
れた筒状の当接部材85と、該当接部材85の先端に係
止し得る鈎状の係止部材86とが収納されている。この
場合、当接部材85は、その基端部が球体収納部72内
に挿入され、軸方向に移動することにより球体収納部7
2内への挿入深さが変化するよう構成されている。
【0053】係止部材86は、当接部材85に対し、接
触していてもよいが、図示のように、所定の空隙87を
介して配置されているのが好ましい。また、係止部材8
6には、前記と同様のワイヤ82の先端が接続され、ワ
イヤ82の基端は、前記と同様のロック解除レバー83
に接続されている。これらの当接部材85、係止部材8
6、ワイヤ82およびロック解除レバー83により、ロ
ック手段7によるロック状態を解除するロック解除手段
8’が構成される。
【0054】ロック解除レバー83の操作により、ワイ
ヤ82を基端側へ牽引すると、係止部材86が基端側へ
移動し、当接部材85に当接する。さらにワイヤ82を
第2のコイルバネ75の弾性力に抗して基端側へ牽引す
ると、係止部材86および当接部材85が基端側へ移動
し、当接部材85が各球体73に当接し、各球体73
は、基端側へ押圧されて移動する。これにより、各球体
73の連結部材62の外周面への圧接力が減少または消
滅し、連結部材62は、第1のコイルバネ5の付勢力に
より先端側へ移動し、可動挟持片42が全開する。
【0055】このようなロック解除手段8’では、当接
部材85が押圧部材74と独立して駆動するとともに、
空隙87や当接部材85の基端面と球体73との間に空
隙を有することにより、例えば器具本体2が屈曲または
湾曲してワイヤ82の張力が変化し、伸縮を生じた場合
でも、それによるロック解除手段の誤作動を確実に防止
することができる。
【0056】図7は、器具本体2の湾曲部23の構成例
を部分的に示す分解斜視図である。同図に示すように、
湾曲部23は、相互に回動し得る複数の節輪環24を接
合したものである。なお、図7では、3個の節輪環24
が示されているが、節輪環24の設置数はこれに限定さ
れず、例えば、4〜30個程度であってもよい。
【0057】各節輪環24の一方の面には、節輪環24
の中心を介して対向する一対のV字状の溝25が形成さ
れ、他方の面には、節輪環24の中心を介して対向する
一対の半円柱状の突部26が前記溝25と90°ずれた
位置に形成されている。
【0058】隣接する節輪環24同士は、それらの溝2
5同士が互いに90°ずれた姿勢で配置され、一方の節
輪環24の両突部26が他方の節輪環24の対応する両
溝25内に挿入されるようにして各節輪環24を接合す
る。
【0059】また、各節輪環24の両溝25および両突
部26の位置には、それぞれ、貫通孔27が形成されて
おり、必要に応じ、4本の柔軟な線材28を各節輪環2
4の対応する貫通孔27にそれぞれ挿通することによ
り、各節輪環24を集合させることができる。
【0060】突部26が溝25に挿入された状態では、
隣接する節輪環24の間には隙間が形成されるため、突
部26が溝25内で回動することができ、これにより、
隣接する節輪環24同士が回動する。隣接する1組の節
輪環24同士の回動角度は、僅かであるが、その角度が
複数組の節輪環24について累積すると、湾曲部全体と
して所望の湾曲(例えば80〜120°程度)が得られ
る。また、この実施例では、湾曲可能な方向は、器具本
体2の横断面上で上下左右の4方向である。なお、図示
されていないが、各節輪環24の外周を、例えば、弾性
または可撓性を有する材料で構成された層で被覆するこ
ともできる。
【0061】このような湾曲部23は、例えば線材28
の牽引により能動的に屈曲または湾曲するものでも、外
部より応力を加えられて受動的に屈曲または湾曲するも
のでもよい。さらに、湾曲方向やその数(自由度)も特
に限定されない。
【0062】また、湾曲部23の構成は、図示のものに
限定されず、例えば、蛇腹管や可撓性チューブを有する
構成であってもよい。さらには、器具本体を先端部側の
硬管と基端部側の硬管とで構成し、両硬管同士を1本ま
たは複数本の軸により回動可能に接続することで屈曲さ
せる構成としてもよい。
【0063】本発明の外科用器具1を使用する際は、ま
ず、ハンドル部92を手で握り、可動ハンドル94を既
述の通り回動して、可動挟持片42を閉じる。この状態
で、予め腹壁に貫通させておいたトロカール管107に
通す。そして、別のトロカール管107に挿通した内視
鏡(小型カメラ102)によりモニターしながら、ロッ
ク解除レバー83を、ハンドル92を握った手の人差し
指等で基端側へ引き、可動挟持片42を全開させ、可動
ハンドル94も所望の角度閉じ、処置を行う。処置終了
後は、再びハンドル部92を手で握り、可動挟持片42
を閉じた状態としてトロカール管107から抜去する。
【0064】以上、本発明の外科用器具を図示の各実施
例について説明したが、本発明は、これらに限定される
ものではない。例えば、コイルバネ5、75のような付
勢手段は、それらに代わり、例えば、トーションバネ、
板バネ等の他の形態のバネや、ゴムのような弾性材料、
あるいは永久磁石、電磁石を用いることができる。
【0065】また、ロック手段7、ロック解除手段8、
操作部9の構成も、それぞれ、図示のものに限定されな
い。また、本発明において、外科動作手段は、双方が回
動する一対の開閉部材で構成されたものであってもよ
い。また、回動に限らず、例えば、平行移動して開閉す
る構成のものでもよい。さらには、例えばおじぎ鉗子、
電気メス、超音波メスのように、一つの部材が回動する
構成のものであってもよい。
【0066】また、本発明の外科動作手段は、先端部3
が器具本体2に対し回転可能に設置されていてもよい。
この場合、例えば、器具本体2と先端部3との接合部を
互いに回転可能な嵌合形状(例えば、周方向に形成され
た溝部とそれに嵌合する突部)とし、伝達部材6の基端
部に、伝達部材6を回転操作する操作部材を設置するこ
とにより可能となる。
【0067】本発明の外科用器具の種類は、鉗子に限ら
ず、例えば、鋏、結紮器、持針器や、電気メス、超音波
メス、レーザメス等のメスであってもよい。また、その
用途も、腹腔鏡下手術に使用されるものに限定されず、
例えば、脳外科手術、胸腔鏡下手術、泌尿器科手術等に
も適用することができる。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の外科用器具
によれば、ロック手段が先端部またはその近傍に設けら
れているため、例えば、器具本体の屈曲または湾曲や環
境変化等に起因して、ロック手段より基端側の伝達部材
の張力が変化した場合でも、外科動作手段の姿勢に影響
を及ぼさない。そのため、例えば鉗子においては、その
把持力を一定に保持することができる。
【0069】また、操作部にラチェット機構のようなロ
ック手段等を設ける必要がないため、外科動作手段を作
動させるための操作がし易く、操作部の構造も簡素化さ
れる。また、器具本体を屈曲または湾曲可能とした場合
には、外科的処置の可能な領域が拡大し、また、より適
正な姿勢で外科的処置を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外科用器具の構成例を示す全体側面図
である。
【図2】図1に示す外科用器具の先端部付近の構成を拡
大して示す部分断面側面図である。
【図3】図1に示す外科用器具の先端部付近の構成を拡
大して示す部分断面側面図である。
【図4】図1に示す外科用器具の基端部付近の構成を拡
大して示す部分断面側面図である。
【図5】本発明における押圧部材および当接部材の構成
を拡大して示す側面図である。
【図6】本発明におけるロック解除手段の他の構成例を
示す部分断面側面図である。
【図7】本発明における器具本体の湾曲部の構成例を示
す分解斜視図である。
【図8】腹腔鏡下手術の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 外科用器具 2 器具本体 21 空間 22 螺合部 23 湾曲部 24 節輪環 25 溝 26 突部 27 貫通孔 28 線材 3 先端部 31 先端部本体 32 切欠き 33 凹部 4 外科動作手段 41 固定挟持片 42 可動挟持片 43 長孔 44 スライダ 45、46 ピン 47 凹部 5 第1のコイルバネ 6 伝達部材 61 線状体 62 連結部材 63 フック 7 ロック手段 71 内周面 72 球体収納部 73 球体 74 押圧部材 741 先端面 75 第2のコイルバネ 8、8’ ロック解除手段 81 当接部材 811 ヘッド 812 スロット 82 ワイヤ 83 ロック解除レバー 84 解除部材収納空 85 当接部材 86 係止部材 87 空隙 9 操作部 91 操作部本体 92 ハンドル部 93 固定ハンドル 94 可動ハンドル 941 突出片 942 孔 95 軸部材 96 ストッパー 97 ピン 98 開口 100 腹壁 101 腹腔 102 小型カメラ 103 モニター画像 104 鉗子 105 鋏 106 電気メス 107 トロカール管 108 器具本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大久保 到 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1500番地 テルモ株式会社内 (72)発明者 ▲ぬで▼島 雅博 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1500番地 テルモ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺な器具本体と、該器具本体の先端側
    に設けられ、開閉または回動動作を行う外科動作手段を
    備える先端部と、前記器具本体の基端側に設けられ、前
    記外科動作手段を遠隔操作する操作部と、該操作部での
    操作を前記外科動作手段に伝達する長尺な伝達部材とを
    有する外科用器具であって、 前記先端部またはその近傍に、前記外科動作手段の姿勢
    を固定するロック手段を設けたことを特徴とする外科用
    器具。
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