JP2016506825A - エンドエフェクタ連結及び作動システム - Google Patents

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Abstract

エンドエフェクタ作動システムは、内部ルーメンを備えた外側シャフト及びルーメン内に摺動可能に受け入れられた作動ロッドを含むシャフト組立体を含み、外側シャフトは、遠位端部分を有し、遠位端部分は、作動ロッドが遠位端部分のルーメンには存在していない場合にのみ圧縮可能であり、エンドエフェクタ作動システムは、遠位端部分に設けられた係止ボスと、受け入れ開口部及び保持ポケットを含むエンドエフェクタ組立体とを更に含み、受け入れ開口部は、外側シャフトの圧縮状態の遠位端部分を受け入れるよう寸法決めされ、保持ポケットは、作動ロッドが遠位端部分のルーメン内に存在していることに起因して遠位端部分が圧縮されていない場合に係止ボスを受け入れるよう寸法決めされている。

Description

本発明は、一般に、低侵襲手術法のためのエンドエフェクタシステムに関する。特に、本明細書において開示する内容は、エンドエフェクタ連結及び作動システムに関する。
低侵襲外科的処置、例えば腹腔鏡下又は内視鏡下手技がますます普及している。外科医は、今日、人体に設けた比較的小さい入口箇所中に挿入されたツールを用いて複雑な手技を実施することができる場合が多く、多くの場合、患者の瘢痕及び回復時間が減少する。これら外科的ツールは、極めて特定の機能を有する場合が多く、かかる外科的ツールとしては、例えば、はさみ(鋏)、把持器、切開(解剖)用器、シーラ、縫合糸補助具、牽引子、クランプ及びクリップ取り付け具が挙げられる。人体の内部の目視検査及び拡大を可能にする器械である内視鏡が手技を実施するようこれら種々のツールと関連して用いられる場合が多い。
低侵襲手術用のツール及び器械は、カニューレ又はトロカールを通って人体中に挿入される場合が多い。例えば体内腔への接近のために穴が人体の軟組織を貫通して設けられる。穴は、切断器械が一体に形成され又は提供された栓子器械又はトロカールにより作られる場合がある。
エンドエフェクタ組立体は、患者の体内の組織に接触してこれを操作する外科用器械の交換可能である場合の多い部分を指している。従来型外科用器械は、中空シャフトを有し、典型的にはこの中空シャフトに結合されたこれらエンドエフェクタ組立体のうちの1つを作動させるために中実作動ロッドが中空シャフト内に摺動可能に設けられる。作動ロッドは、通常、近位端部のところが器械作動器具、例えばハンドルに結合され、ハンドルは、作動時に作動ロッドを中空シャフト中に摺動させてエンドエフェクタ組立体を作動させる。
エンドエフェクタ組立体を器械シャフトに容易に迅速に且つ効果的に結合し又は結合解除する機能をもたらす能力を提供する方法及びシステムが要望されている。
上述の要望は、本発明によっておおかた満たされ、一観点では、エンドエフェクタ作動システムが内部ルーメンを備えた外側シャフト及びルーメン内に摺動可能に受け入れられた作動ロッドを含むシャフト組立体を含み、外側シャフトは、遠位端部分を有し、遠位端部分は、作動ロッドが遠位端部分のルーメンには存在していない場合にのみ圧縮可能である。係止ボスが外側シャフトの遠位端部分に設けられ、受け入れ開口部及び保持ポケットを含むエンドエフェクタ組立体が設けられ、受け入れ開口部は、外側シャフトの圧縮状態の遠位端部分を受け入れるよう寸法決めされ、保持ポケットは、作動ロッドが遠位端部分のルーメン内に存在していることに起因して遠位端部分が圧縮されていない場合に係止ボスを受け入れるよう寸法決めされている。
本発明の他の観点によれば、エンドエフェクタ作動システムが外側シャフト及び外側シャフト内に摺動可能に受け入れられた作動シャフトを含むシャフト組立体を含み、作動シャフトは、先端部を有し、エンドエフェクタ作動システがクレビスハウジング、作動シャフトの先端部を固定する先端部コネクタ、及び先端部コネクタに結合されたジョー組立体を含むエンドエフェクタ組立体を更に含み、先端部コネクタは、クレビスハウジング内に収容され、先端部コネクタは、拡張可能な部分を有し、拡張可能な部分は、先端部コネクタがクレビスハウジング内の所定の位置にある場合にのみ拡張可能である。
かくして、本明細書における詳細な説明を良好に理解することができるようにするために、しかも当該技術分野に対する本発明の貢献を良好に理解することができるようにするために本発明の或る特定の観点をかなり広義に概要説明した。
この点に関し、本発明の少なくとも1つの実施形態を詳細に説明する前に、本発明は、その用途が以下の説明に記載され又は図面に示されたコンポーネントの構成の細部及び配置に限定されないことは理解されるべきである。本発明は、説明する実施形態に加えて、種々の実施形態が可能であり、しかも種々の仕方で具体化されると共に実施できる。また、本明細書並びに要約書で用いられる語句及び用語は、説明目的のものであり、本発明の範囲を限定するものと見なされてはならないことは理解されるべきである。
したがって、当業者であれば、本発明が立脚する技術的思想を本発明の幾つかの目的を達成する他の構造、方法及びシステムの設計のための基礎として容易に利用できることは理解されよう。したがって、特許請求の範囲の記載は、本発明の精神及び範囲から逸脱しない限り、かかる均等構成例を含むものと解されるということは、重要である。
本発明の観点によるシャフト組立体及びエンドエフェクタ組立体を含むエンドエフェクタ作動システムの斜視図である。 本発明の観点によるシャフト組立体の遠位部分の拡大図である。 本発明の観点による特に使用状態におけるシャフト組立体の遠位部分の拡大図である。 本発明の観点によるシャフト組立体の近位部分を器械ハンドル(取っ手)に結合する方法を示す図である。 本発明の観点によるシャフト組立体の近位部分を器械ハンドルに結合する方法を説明するための器械ハンドルの幾つかの部分の拡大図である。 本発明の観点によるシャフト組立体の近位部分を器械ハンドルに結合する方法を説明するための器械ハンドルの幾つかの部分の拡大図である。 本発明の観点によるエンドエフェクタ組立体の斜視図である。 本発明の観点による図7に示されているエンドエフェクタ組立体の斜視図であり、一部分がエンドエフェクタ組立体の内部コンポーネントを露出させるよう切除されている図である。 本発明の観点による種々のコンポーネント部品を示すためのエンドエフェクタ組立体の分解組立て図である。 本発明の観点によるエンドエフェクタ作動システムの斜視図であり、一部分がこのエンドエフェクタ作動システムの内部コンポーネントを露出させるよう切除されている図である。 本発明の観点によるエンドエフェクタ組立体に用いられる端キャップの拡大斜視図である。 本発明の観点によるシャフト組立体の遠位部分の斜視図であり、外側シャフトの一部分がシャフト組立体を特定の使用状態で示すために切除されている図である。 本発明の観点によるシャフト組立体の遠位部分の斜視図であり、外側シャフトの一部分がシャフト組立体を特定の使用状態で示すよう切除されている図である。 本発明の観点によるシャフト組立体及びエンドエフェクタ組立体の遠位部分の斜視図であり、幾つかの部分が結合方法を説明するために切除されている図である。 本発明の観点によるシャフト組立体及びエンドエフェクタ組立体の遠位部分の斜視図であり、幾つかの部分が結合方法を説明するために切除されている図である。 本発明の観点によるシャフト組立体及びエンドエフェクタ組立体の遠位部分の斜視図であり、幾つかの部分が結合方法を説明するために切除されている図である。 本発明の観点によるシャフト組立体及びエンドエフェクタ組立体を含む別のエンドエフェクタ作動システムの斜視図である。 本発明の観点によるシャフト組立体の斜視図である。 本発明の観点による先端部コレットの斜視図である。 本発明の観点によるクレビスロッドの斜視図である。 本発明の観点による使用状態にある図17のエンドエフェクタ作動システムの斜視図である。 本発明の観点によるエンドエフェクタ組立体に用いられるジョー組立体のコンポーネント部品を示す分解組立て図である。 本発明の観点によるシャフト組立体及びエンドエフェクタ組立体を含む別のエンドエフェクタ作動システムの斜視図である。 本発明の観点による別のシャフト組立体の斜視図である。 本発明の観点によるロッド先端部コネクタの斜視図である。 本発明の観点によるクレビスの斜視図である。 本発明の観点による使用状態にある図23のエンドエフェクタ作動システムの斜視図である。 本発明の観点による別の使用状態にある図23のエンドエフェクタ作動システムの斜視図である。 本発明の観点によるシャフト組立体及びエンドエフェクタ組立体を含む別のエンドエフェクタ作動システムの斜視図である。 本発明の観点による別のシャフト組立体の斜視図である。 本発明の観点によるロッド先端部コネクタ組立体の斜視図である。 本発明の観点によるロッド先端部コネクタ組立体の斜視図であり、一部分がこのロッド先端部コネクタ組立体の内部観点を示すよう切除されている図である。 本発明の観点によるクレビスの斜視図である。 本発明の観点による使用状態にある図29のエンドエフェクタ作動システムの斜視図である。 本発明の観点による別の使用状態にある図29のエンドエフェクタ作動システムの斜視図である。
図1は、本発明の実施形態としてのエンドエフェクタ作動システム100を示す斜視図である。作動システム100は、以下に説明するように互いに結合されたシャフト組立体200とエンドエフェクタ組立体300を含むのが良く、その目的は、例えば、低侵襲医療手技の実施中、特定の機能又は能力をもたらす仕方でエンドエフェクタ組立体300を手動で又はロボットにより関節運動させることにある。
図2に示されているように、シャフト組立体200は、高品質耐久材、例えばステンレス鋼又は耐熱プラスチックで作られた外側シャフト210を含むのが良い。外側シャフト210は、例えば5mmエンドエフェクタ組立体と結合するために約3mmの外径を有するよう構成されるのが良い。外側シャフト210は、全体としてまっすぐであるのが良く、かかる外側シャフトは、作動シャフト214を摺動可能に受け入れる内側ルーメン212を備えるのが良い。本発明の他の観点によれば、外側シャフト210は、作動シャフト210を内側ルーメン212内に適正に収納することができ、その結果、作動シャフト214の遠位端部216が外側シャフト210の遠位端部218から選択的に伸び出たり引っ込んで戻ったりすることができるようになっている限り、湾曲していても良く又は可撓性であっても良い。
特に図3に示されているように、外側シャフト210の遠位端部218は、1本又は2本以上の長手方向撓曲スリット220を備えるのが良い。撓曲スリット220は、外側シャフト210の端部222から長手方向に所定の距離にわたって延びるのが良い。撓曲スリット220により、作動シャフト214をルーメン212の遠位部分から引っ込めると共に/或いはこの遠位部分から存在しないようにしたとき、シャフト210の遠位端部218を圧縮することができる。例えば、図3に示されているように、2本の撓曲スリット220は、2本の撓曲アーム226を形成するよう外側シャフト210の直径方向反対側の部分に形成されるのが良い。例えば、撓曲アーム226相互間でルーメン内に作動シャフト214が存在しないことにより、撓曲アーム226を互いに向かって圧縮することができ、それによりシャフト210の遠位端部218は、撓曲アーム226が圧縮されていない場合に存在するシャフト210の基準直径よりも小さな直径を呈することができる。
1つ又は2つ以上の係止ボス224が外側シャフト210から突き出るよう形成されるのが良い。例えば、図3に示されているように、係止ボス224が撓曲アーム226の各々に設けられるのが良く、かかる係止ボスは、外側シャフト210の遠位端部218の圧縮性部分、即ち、外側シャフト210の端部222と長手方向撓曲スリット220の最も内側の広がりとの間に位置する部分を形成する。係止ボス224は、所定の高さまで半径方向に延びると共に外側シャフト210の所定の部分周りに円周方向に延びるよう形成されているのが良い。係止ボス224の外縁部は、エンドエフェクタ組立体300へのシャフト組立体200の結合/エンドエフェクタ組立体300からのシャフト組立体200の結合解除(切り離し)の際、係止ボスが表面を越えて容易に摺動することができるよう斜切されているのが良い。
図4に示されているように、外側シャフト210の近位端部230は、器械ハンドル(取っ手)240に結合されるよう構成されるのが良く、それにより、例えば、外側シャフトの遠位端部218中に延び又はこれから引っ込むよう作動シャフト214の手動操作が可能である。器械ハンドル240とのしっかりとした結合に対応するため、外側シャフト210は、シャフトロック受け口234を備えた係止スリーブ232を有するのが良く、作動シャフト214の近位端部は、ロックボール236を備えるのが良い。
器械ハンドル240は、拳銃の握りに似ているのが良く、例えば、本体部分242、前方フィンガ支持体244及びサム(親指)レバー246を有する。前方フィンガ支持体242は、本体部分242に剛性的に結合され又は本体部分242から下方に延びるよう一体に形成されるのが良い。前方フィンガ支持体244は、例えば医療手技の実施中、作動システムの快適で且つ効果的な制御を可能にするよう多数のフィンガ配置領域248,250,252を備えるよう人間工学的に構成されるのが良い。人差し指を領域248に当て、中指を領域250内に入れ、そして薬指を領域252内に入れることにより、作動システムの操作及び制御の際に安定した作用が得られる。サムレバー246は、本体部分242に回転可能に取り付けられると共に外側シャフト210を通る作動シャフト214の引っ込み及び伸長に対して効果的なユーザ制御を可能にする仕方で作動シャフト214のロックボール236(図6参照)に結合されるのが良い。以下に更に詳細に説明するように、作動シャフト214の引っ込み及び伸長により、シャフト組立体200の遠位端部218に結合されたエンドエフェクタ組立体300の制御が行われる。
手技中に使用できるようシャフト組立体200を器械ハンドル240に結合するため、作動シャフト214及びこれから延びるロックボール236を備えた外側シャフト210を器械ハンドル240のシャフト受け口256中に挿入する。図5の拡大図に示されているように、シャフト組立体200をばね押し係止止めねじ260がシャフトロック受け口234に係合してシャフト組立体200を器械ハンドル240に固定するまで挿入するのが良い。止めねじ260は、器械ハンドル240の本体部分242に取り付けられた回転ノブユニット270の一部であるのが良い。例えば取り付け型制御ボタンを含む電子回路が提供されるのが良く、かかる電子回路は、ノブユニット270の制御された回転を可能にするよう器械ハンドル240中に設けられるのが良く、それによりシャフト組立体200及びこれに結合されたエンドエフェクタ組立体300の制御された回転が行われる。
図6の拡大図に示されているように、シャフト固定組立体280が作動シャフト214のロックボール236を捕捉するよう用いられるのが良い。例えば、シャフト固定組立体280は、ロックボール受け入れチャネル282が作動シャフト214の軸線と作動方向に整列することができるようサムレバー246の遠位部分に回転的に取り付けられるのが良い。ロックボール受け入れチャネル282は、ロックボール236が主支承チャンバ284内に受け入れるまでロックボール236を受け入れる。シャフト固定組立体280は、ロックボール受け入れチャネル282の直径寸法から見て減少した寸法のロックチャネル286を有する。したがって、ロックボール236から遠位側に延びる作動シャフト214の縮径区分237は、シャフト固定組立体280が回転しているときにロックチャネル286を通って摺動することができる。かくして、ロックボール236が主支承チャンバ284内に位置したとき、固定組立体280の回転によりロックボール受け入れチャネル282が回転して作動シャフト214の中心軸線との整列状態から外れる。ロックボール236の直径がロックチャネル286の横方向直径よりも大きいので、ロックボール236は、支承チャンバ284内に固定された状態に保持され、他方、縮径区分237は、ロックチャネル286を通って摺動し、作動シャフト214は、シャフト固定組立体280に固定される。シャフト固定組立体280の回転を阻止し又は可能にしてシャフト固定組立体280からの作動シャフト214の解除を阻止し又は可能にするようばね押しボタン290が用いられるのが良い。
このようにして作動シャフト214がシャフト組立体280を介してサムレバー246に固定された状態で、圧力をサムレバー246に加わえ又はこれから除くと、サムレバー246は、以下に更に詳細に説明するようにエンドエフェクタ組立体300の制御された作動を可能にするよう外側シャフト210を通る作動シャフト214の正確に制御された引っ込み又は伸長を可能にするよう回転する。制御された作動は、例えば手応えで良く分かるように手動であると共に/或いは器械ハンドル240内に設けられた電子回路を介して制御されるのが良い。
図7は、本発明の観点によるエンドエフェクタ組立体300の斜視図である。図8は、エンドエフェクタ組立体300のコンポーネントの組み立て方を示すための図7に示されたエンドエフェクタ組立体の切除図である。図9は、図7及び図8に示されたコンポーネント部品の分解組立て図である。
エンドエフェクタ組立体300は、例えばはさみ(鋏)、把持器、切開(解剖)用器、及びクリップ取り付け具として使用できるよう多ジョー形態の開閉を作動するための5mm作業システムであるのが良い。エンドエフェクタ組立体300は、エンドエフェクタ組立体300のための主要フレームコンポーネントとして役立つヒンジ管302を含むのが良い。ヒンジ管302は、近位端部寄りに配置された実質的に中空の部分304及び遠位端部に向かって長手方向に延びる2本の対称アーム306を備えるのが良い。中空部分304は、近位端部のところが実質的に開いているのが良く、かかる中空部分は、第1の内径を有するチャンバ308を構成する。チャンバ308は、圧縮ばね310を収容するよう構成されているのが良い。戻り止め又は段部312が圧縮ばね310の一端部を着座させるよう設けられるのが良く、段部312は、第2の内径への第1の内径の減少によって形成されるのが良い。中空部分304の遠位端部は、プッシュロッド316を摺動可能に支持する支承面として機能するロッド開口部314が設けられていることを除き、実質的に閉鎖されるのが良い。
図8及び図9に示されているように、プッシュロッド316は、アクチュエータヘッド320に一体に形成され又はこれに接合された実質的に円筒形のロッド318を有するのが良い。アクチュエータヘッド320は、円筒形ロッド318の長手方向中心軸線に対して横方向に延びる長円形部分であるのが良い。円筒形部分318は、例えば、ロッド318の長手方向長さの延長部として設けられた突出部322及び/又は平べったい部分324を有することによってキー止めされるのが良い。ロッド開口部314は、突出部322及び平べったい部分324のキー止め形態に対応するよう寸法決めされるのが良い。かくして、プッシュロッド316が図8に示されているように取り付けられると(図8では、円筒形ロッド318は、ロッド開口部314を貫通して延びている)、アクチュエータヘッド320は、対称アーム306相互間に位置するのでヒンジ管302の回転とは別個の独立回転を行うことが阻止される。
プッシュロッド316の円筒形ロッド318がロッド開口部314を通ってチャンバ308内に延びている状態では、圧縮ばね310は、円筒形ロッド318周りに同心状に配置されるのが良く、ばね310の一端部は、段部312に着座し、他端部は、ばねリテーナ326に着座する。ばねリテーナ326は、円筒形ロッド318の自由端部に取り付けられるのが良く、その結果、圧縮ばね310は、プッシュロッド316を組立体300の近位端部に向かって付勢するようになっている。端キャップ328がヒンジ管302の開放端部を封止するよう設けられるのが良い。端キャップ328は、圧縮ばね310により引き起こされるばねリテーナ326の無制約の軸方向運動を止める停止部としての役目を果たすことができる。同様に、円筒形ロッド318が先ず最初に、チャンバ308に向かって延びる際にロッド開口部314を通って入る中空部分304の遠位端部は、圧縮ばね310の結果としてのプッシュロッド316の近位側の方向への軸方向運動を止める停止部としての役目を果たすことができる。例えば、図7及び図8に示されているように、アクチュエータヘッド320は、圧縮ばね310が最大伸長位置にあるとき、中空部分304の遠位部分に着座することができる。ばねリテーナ326の近位側の側部に及ぼされ、即ち、組立体300の遠位端部に向かう方向に及ぼされる何らかの圧力により、ばねリテーナ326は、ばね310の圧縮力に抗してチャンバ308を通って前方に摺動するようになる。ばねリテーナ326が前方に摺動すると、プッシュロッド316も又、前方に摺動するよう強いられる。
上側リンク330及び下側リンク332がプッシュロッド316のアクチュエータヘッド320に回転可能に取り付けられている。上側リンク330は、上側ジョー334に回転可能に取り付けられるのが良く、下側リンク332は、下側ジョー336に回転可能に取り付けられるのが良い。本明細書では上側ジョー334及び下側ジョー336と定義したが、例えば、両方のジョーは、正確に言って同一に構成されても良く、一方のジョーは、他方のジョーから見て逆さまの且つ逆向きの仕方で配置されると共に取り付けられる。したがって、上側及び下側ジョー334,336の各々は、ヒンジマウント338(図8及び図9参照)及びピンマウント340を有するのが良い。上側及び下側ジョー334,336を対向した形態をなして対称アーム306相互間に回転可能に取り付けるためにヒンジピン341(図7参照)が用いられるのが良い。ヒンジマウント340は、上側及び下側ジョー334,336の後側部分をそれぞれの上側及び下側リンク330,332に回転可能に取り付けるよう用いられるのが良い。上側及び下側ジョー334,336は、手技中、特定の機能を実行するための構造的特徴部、例えば隆起部又はブレードを有するのが良い。
図10に示されているように、上側及び下側リンク330,332は、各々、一端部が上側及び下側ジョー334,336に設けられたそれぞれのピンマウント340に取り付けられるのが良い。上側及び下側リンク330,332の各々の他端部は、プッシュロッド316のアクチュエータヘッド320に回転可能に取り付けられるのが良い。例えば、上側リンク330は、下側ロッドマウント342に取り付けられるのが良く、下側リンク332は、アクチュエータヘッド320の上側ロッドマウント344に取り付けられるのが良い。リンク330,332の寸法及びこれらの取り付け方がX字形であることは、圧縮ばね310及びばねリテーナ326が完全に伸長されているとき、即ち組立体300が非作動休止位置にあるとき、ジョーが常態では、開き位置に付勢されるようなものである。しかしながら、加えられた力、例えば、ばねリテーナ326に作用する作動シャフト214からの力がプッシュロッド316を前方に押すと、それと同時に、上側及び下側ジョー334,336の各々のヒンジマウント338周りに逆トルクが生じる。加えられた力が上側及び下側リンク330,332を通って伝わることにより、上側及び下側ジョー334,336は、プッシュロッド316が軸方向前方に並進すると、閉じ位置に向かって回転する。このように、上側及び下側ジョー334,336は、特定の医療手技を実施するために必要に応じて標的解剖学的特徴部を掴み、切離し、操作すると共に/或いは保持するよう強制的に閉じられるのが良い。
シャフト組立体200をエンドエフェクタ組立体300に連結にするために、図11は、端キャップ328を拡大図で示している。端キャップ328は、例えばヒンジ管302の開口端部内に圧力嵌めされるよう形成されるのが良い。端キャップ328は、シャフト組立体200を挿通状態で受け入れるキャップ開口部352を備えた主要ハウジング350を有するのが良い。例えば、キャップ開口部352は、シャフト組立体200の外側シャフト210の外径が3mmである場合、約3mmであるよう形成されるのが良い。主要ハウジング350は、ヒンジ管302の外径に等しい外径を有するよう形成されるのが良い。挿入フランジ354が主要ハウジング350から延びるよう一体に形成されるのが良い。挿入フランジ354は、ヒンジ管302の中空部分304の開放端部の内径と同じ又はこれよりも僅かに大きい減少した外径を有するのが良い。かくして、挿入フランジ354は、主要ハウジング350がヒンジ管302に当接するまでヒンジ管302の開放端部内に受け入れられるのが良い。挿入フランジ354は、1つ又は2つ以上のシャフト保持ポケット356を備えるのが良い。シャフト保持ポケット356は、例えばシャフト組立体200の外側シャフト210に設けられた係止ボス224の寸法に一致するよう寸法決めされるのが良い。
図12〜図15は、本発明の観点に従ってシャフト組立体200をエンドエフェクタ組立体300に連結する方法を示している。図12は、作動シャフト214が中立位置にある状態でシャフト組立体200を示しており、中立位置では、作動シャフト214は、全体が又は大部分がルーメン212を貫通して延びる。図13に示されているように、作動シャフトは、ルーメン212内に引き戻し可能である。作動シャフト214が撓曲アーム226相互間でルーメン内に存在しないことにより、撓曲アーム226を撓曲スリット220により提供された空間内へ互いに向かって圧縮することができ、それにより、シャフト210の遠位端部218は、撓曲アーム226が非圧縮状態にある時に存在するシャフト210の直径よりも小さな直径を取ることができる。したがって、図14及び図15に示されているように、シャフト組立体200を端キャップ328のキャップ開口部352中に挿入することができる。シャフト組立体を挿入しているとき、外側シャフト210の遠位端部218は、係止ボス224が端キャップ328の主要ハウジング350内に進むことができるよう縮む。シャフト組立体200を上側及び下側係止ボス224が端キャップ328のシャフト保持ポケット356と整列するまで端キャップ328内に前方に摺動させるのが良い。いったん整列すると、撓曲アーム226は、係止ボス224が端キャップ328により提供されたシャフト保持ポケット356内に嵌まり込んだ状態になるよう自由に拡張することができる。
図16に示されているように、係止ボス224がこのようにして端キャップ328のシャフト保持ポケット356内に嵌め込まれた状態で、作動シャフト214は、中立位置まで前方に戻ることが許容されるのが良い。かくして、作動シャフト214が再びルーメン212を貫通して延びた状態では、撓曲アーム226を圧縮することができず、シャフト組立体200をエンドエフェクタ組立体300に結合された配置状態で係止される。いまや、作動シャフト214を作動させると作動シャフトは中立位置に向かって更に内方に動くと共に/或いは外方に戻り、それによりそれぞれ圧力をばねリテーナ326に加え又は圧力をばねリテーナ326から除き、それによりジョーを上述したように開閉させることができる。加うるに、係止ボス224が端キャップ328の保持ポケット356と係止関係をなして嵌め込まれた状態で、外側シャフト210の回転の結果として、エンドエフェクタ組立体300の回転が生じることになる。
図17は、本発明の実施形態としてのエンドエフェクタ作動システム400を示す斜視図である。作動システム400は、以下に説明するように互いに結合されたシャフト組立体500とエンドエフェクタ組立体600を含むのが良く、その目的は、例えば、低侵襲医療手技の実施中、特定の機能又は能力をもたらす仕方でエンドエフェクタ組立体600を手動で又はロボットにより関節運動させることにある。
シャフト組立体500は、高品質耐久材、例えばステンレス鋼又は耐熱プラスチックで作られた外側シャフト510を含むのが良い。外側シャフト510は、例えば5mmエンドエフェクタ組立体と結合するために約3mmの外径を有するよう構成されるのが良い。外側シャフト510は、全体としてまっすぐであるのが良く、かかる外側シャフトは、作動シャフト514を摺動可能に受け入れる内側ルーメンを備えるのが良い。図18に拡大状態で示されているように、作動シャフト514は、ボール端部516及びシャフト直径と比較して減少した直径を備える少なくとも1つのチャネル溝領域518を有するのが良く、シャフト直径は、外側シャフト510の内径に実質的に等しい。図17に戻ってこれを参照すると、外側シャフト510は、外側シャフト510をエンドエフェクタ組立体600に解除可能に結合するための係止機構体520、例えばスナップ嵌め戻り止め又はばね押しボールロックを備えるのが良い。
図17に示されているように、エンドエフェクタ組立体600は、先端部コレット604を収容する実質的に円筒形のクレビスロッド602を含むのが良い。先端部コレットは、リンク606の一端部に回転可能に取り付けられるのが良く、リンク606は、他端部が上側ジョー608と下側ジョー610の両方に結合されている。上側及び下側ジョー608,610は、リンク606に回転可能に結合され且つ先端部コレット604がクレビスロッド602の内側部分を通って前方又は後方に動いているときに開閉するよう構成されている。
図19の拡大図に示されているように、先端部コレット604は、リンク606の一端部を先端部コレット604に回転可能に結合するヒンジチャネル612を有する。先端部コレット604は、作動シャフト514のボール端部516を受け入れるコレット開口部616を形成している複数個のコレット花弁状部614を有するよう構成されている。
図20の拡大図に示されているように、クレビスロッド602は、先端部コレット604を収容する内側部分622を有している。近位端部分624がエンドエフェクタ組立体600をシャフト組立体500に結合する際にシャフト組立体500を受け入れるクレビス受け入れ穴626を有している。クレビスロッド602の遠位端部分628は、取り付けアーム630を備えるのが良く、取り付けアーム630は、クレビスロッド602の遠位端部628のところでジョーを支持すると共に作動させることができるようヒンジピンを取り付けるために設けられた種々の貫通穴を有する。クレビスロッド602の遠位端部分628と近位端部分624は、1つ又は2つ以上の主長手方向支持ビーム632によって互いに接合されるのが良い。1つ又は2つ以上の可撓性グリップビーム634が遠位端部分628から近位端部分624に向かって長手方向に延びるよう支持ビーム632相互間に半径方向に互いに間隔を置いて配置されるのが良い。可撓性グリップビーム634は、近位端部分624には結合されず、遠位端部分628から片持ち状態で延びている。フィンガグリップパッド636が可撓性グリップビーム634の片持ち端部のところに設けられるのが良い。
図17に戻ってこれを参照すると、シャフト組立体500をエンドエフェクタ600に連結するため、先ず最初に、外側シャフト510をクレビス受け入れ穴626中に伸長させてついには解除可能に固定されるようにする。次に、作動シャフト514を伸長させてシャフト514のボール端部516がコレット開口後部616に入るようにするのが良い。コレット花弁状部614のうちの1つが結合方式を更に示すよう図17では切除されている。各コレット花弁状部614は、作動シャフト514のチャネル溝領域518と嵌合するよう形成された突出領域である係止ボス領域640を有している。シャフト514のボール端部516が先端部コレット604の係止ボス領域640に出会うと、先端部コレット604は、クレビスロッド602内の前方位置に押し込まれる。支持ビーム632及びグリップビーム634は、クレビスボイド領域644を提供するよう形成されている。クレビスボイド領域644は、先端部コレット604が前方位置にあるときにコレット花弁状部614が外方に拡張するに足るほどの隙間幅を作る内径が増大した領域である。コレット花弁状部614がクレビスボイド領域644中に拡張することができる状態で、作動シャフト514を引き続き前方に運動させると、ボール端部516が係止ボス領域640を通るよう強いられる。コレット花弁状部614は、ボール端部516が係止ボス領域640を通るまで拡張する。次に、コレット花弁状部614は、係止ボス領域640が作動シャフト514のチャネル溝領域518内に安全に固定された状態で定位置にスナップ動作で戻ることができる。
図21に示されているように、ボール端部516が先端部コレット604内に固定された状態で、作動シャフト514を近位側の方向に引いてコレット花弁状部614の端部がクレビス制限領域660中に押し込まれるようにするのが良い。クレビス制限領域は、支持ビーム632及びグリップビーム634上に形成されていてコレット花弁状部614の拡張を制限する内径の減少した領域である。かくして、作動シャフト514を近位側に引くと、コレット花弁状部614は、拡張することができず、先端部コレット604からのボール端部516の解除が阻止される。作動シャフト514を引き続き近位側に動かすと、上側及び下側ジョー608,610が強制的に閉じられる。
エンドエフェクタ組立体600を解除するため、コレット花弁状部614がクレビス制限領域646からクレビスボイド領域644中に解除されるまで、作動シャフト514を前方位置に押すのが良い。次に、圧力を片持ちグリップビーム634に加えるのが良く、それによりグリップビーム634の自由端部は、内方に曲がる。グリップビーム634の内面に設けられた戻り止め650は、グリップビーム634を内方に曲げたときに先端部コレット604の近位側への運動を阻止するための停止部として形成されている。したがって、次に、作動シャフト514を作動させるとこれが近位側に動くことができる。コレット花弁状部614は、戻り止め650によってクレビス制限領域646に入るのが阻止され、この間、その代わりに、クレビスボイド領域644内に留まる。かくして、コレット花弁状部614がクレビスボイド領域644内に拡張することができ、その結果、作動シャフト514のボール端部516は、係止ボス領域640を越えて近位側に動くことができ、それにより作動シャフト514が先端部コレット604から結合解除される。次に、外側シャフト510をクレビスロッド602から離脱させるのが良く、そしてエンドエフェクタ組立体600をシャフト組立体500から離脱させるのが良い。
図22は、ジョー組立体を形成するコンポーネント部品、即ち、上側ジョー608、下側ジョー610、及びリンク606の分解組立て図である。図22のジョー組立体は、図17〜図21に示された種々の実施形態並びに以下に説明する図23〜図35に示される種々の実施形態に対して共通であるのが良い。
図23は、本発明の一実施形態としてのエンドエフェクタ作動システム700を示す斜視図である。作動システム700は、以下に説明するように互いに結合されたシャフト組立体800とエンドエフェクタ組立体900を含むのが良く、その目的は、例えば、低侵襲医療手技の実施中、特定の機能又は能力をもたらす仕方でエンドエフェクタ組立体900を手動で又はロボットにより関節運動させることにある。
シャフト組立体800は、高品質耐久材、例えばステンレス鋼又は耐熱プラスチックで作られた外側シャフト810を含むのが良い。外側シャフト810は、例えば5mmエンドエフェクタ組立体と結合するために約3mmの外径を有するよう構成されるのが良い。外側シャフト810は、全体としてまっすぐであるのが良く、かかる外側シャフトは、作動シャフト814を摺動可能に受け入れる内側ルーメンを備えるのが良い。図24の拡大図に示されているように、作動シャフト814は、切頭円錐形先端部816を有するのが良い。外側シャフト810は、外側シャフト810をエンドエフェクタ組立体900に解除可能に結合するための係止機構体、例えばスナップ嵌め戻り止め又はばね押しボールロックを備えるのが良い。
図23に示されているように、エンドエフェクタ組立体900は、ロッド先端部コネクタ904を固定するクレビス902を含むのが良い。ロッド先端部コネクタ904は、リンク906の一端部に回転可能に取り付けられるのが良く、リンク906は、他端部が上側ジョー908と下側ジョー910の両方に結合されている。上側及び下側ジョー908,910は、リンク906に回転可能に結合され且つロッド先端部904がクレビス902の内側部分を通って前方又は後方に動いているときに開閉するよう構成されている。
図25の拡大図に示されているように、ロッド先端部コネクタ904は、遠位端部913のところに設けられていて、リンク906の一端部をロッド先端部コネクタ904に回転可能に結合するヒンジチャネル912を有するのが良い。近位受け口部分914が中心線寄りに配置された2つの撓曲ビーム916及び先端部816をクレードルに載せたように支持する先端部ポケット918を有する。
図26の拡大図に示されているように、クレビス902は、エンドエフェクタ組立体900をシャフト組立体800に結合する際にシャフト組立体800を受け入れるクレビス受け入れ穴926を備えた近位端部分924を有するのが良い。クレビス902の遠位端部分928は、取り付けアーム930を備えるのが良く、取り付けアーム930は、クレビス902の遠位端部928のところでジョーを支持すると共に作動させることができるようヒンジピンを取り付けるために設けられた種々の貫通穴を有する。クレビス902の遠位端部分928と近位端部分924は、1つ又は2つ以上の主長手方向支持ビーム932によって互いに接合されるのが良い。先端部コネクタを受け入れる貫通穴934がクレビス902の中心軸線に沿って遠位端部分928を貫通して設けられるのが良い。開放クレビスボイド領域936が支持ビーム932をクレビス902の長手方向下側部分に沿って連結する構造体が何ら存在しないことによって形成され、クレビス制限領域938がクレビス902の近位端部924寄りに形成され、このクレビス制限領域では、円筒形下側壁が近位端部924から前方に遠位端部分928に向かって所定の距離にわたって延びており、それによりクレビス902のその下側部分を支持ビーム932相互間で閉鎖している。
図23に戻ってこれを参照すると、ロッド先端部コネクタ904は、遠位端部913が受け入れ貫通穴934を貫通して受け入れられるようクレビス902内に設けられている。シャフト組立体800をエンドエフェクタに連結するため、先ず最初に外側シャフト810をクレビス受け入れ穴926中に伸長させてついには、この外側シャフトが解除可能に固定されるようにする。次に、作動シャフト814を伸長させてシャフト814の先端部816がロッド先端部コネクタ904内に押し込まれるようにするのが良い。ロッド先端部コネクタ904の近位受け口部分914は、図27の切除図に示されているようにクレビスボイド領域936を通って下方に曲がるよう構成されている。受け口部分914の各側壁940は、係合時に先端部816をロッド先端部コネクタ904中に係止するよう形成された突出領域である係止ボス942を有している。例えば、いったん先端部816が係止ボス942を通過して、係止ボス942が作動シャフト814を包囲した状態で受け口部分914が曲がって定位置に戻ると、可聴クリック(カチッという音)が聞こえる。
図28に示されているように、先端部816が先端部コネクタ904内に固定された状態で、作動シャフト814を近位側に引くのが良く、その結果、受け口部分914がクレビス制限領域938内に押し込まれるようになる。クレビス制限領域938は、側壁940の下方又は外方撓曲を阻止し、かくして、係止ボス942は、先端部816を先端部コネクタ904内で係止状態に保つ。作動シャフト814を引き続き近位側に動かすと、上側及び下側ジョー908,910が閉じる。
エンドエフェクタ組立体900を解除するため、受け口部分914がクレビス制限領域938からクレビスボイド領域936中に解除されるまで、作動シャフト814を前方位置に押すのが良い。次に、圧力を受け口部分914に加えるのが良く、その目的は、側壁940を押し下げると共に/或いは側壁940を外方へ曲げてクレビスボイド領域936に通し、その結果、作動シャフト814の先端部816が係止ボス942を近位側に通り過ぎることができるようにし、それにより作動シャフト814を先端部コネクタ904から結合解除することにある。次に、外側シャフト810をクレビス902から離脱させるのが良く、そしてエンドエフェクタ組立体900をシャフト組立体800から離脱させるのが良い。
図29は、本発明の実施形態としてのエンドエフェクタ作動システム1000を示す斜視図である。作動システム1000は、以下に説明するように互いに結合されたシャフト組立体1100とエンドエフェクタ組立体1200を含むのが良く、その目的は、例えば、低侵襲医療手技の実施中、特定の機能又は能力をもたらす仕方でエンドエフェクタ組立体1200を手動で又はロボットにより関節運動させることにある。
シャフト組立体1100は、高品質耐久材、例えばステンレス鋼又は耐熱プラスチックで作られた外側シャフト1110を含むのが良い。外側シャフト1110は、例えば5mmエンドエフェクタ組立体と結合するために約3mmの外径を有するよう構成されるのが良い。外側シャフト1110は、全体としてまっすぐであるのが良く、かかる外側シャフトは、作動シャフト1114を摺動可能に受け入れる内側ルーメンを備えるのが良い。図30に拡大状態で示されているように、作動シャフト1114は、先端部1116及び少なくとも1つの凹みチャネル部分1118を有するのが良い。外側シャフト1110は、外側シャフト1110をエンドエフェクタ組立体1200に解除可能に結合するための係止機構体、例えばスナップ嵌め戻り止め又はばね押しボールロックを備えるのが良い。
図29に示されているように、エンドエフェクタ組立体1200は、ロッド先端部コネクタ組立体1204を固定するクレビス1202を含むのが良い。ロッド先端部コネクタ組立体1204は、リンク1206の一端部に回転可能に取り付けられるのが良く、リンク1206は、他端部が上側ジョー1208と下側ジョー1210の両方に結合されている。上側及び下側ジョー1208,1210は、リンク1206に回転可能に結合され且つロッド先端部コネクタ組立体1204がクレビス1202の内側部分を通って前方又は後方に動いているときに開閉するよう構成されている。
図31及び図32の拡大図に示されているように、ロッド先端部コネクタ組立体1204は、遠位端部1213のところに設けられていて、リンク1206の一端部をロッド先端部コネクタ組立体1204に回転可能に結合するヒンジチャネル1212を含むのが良い。上側及び下側撓曲ビーム1216は、作動シャフト1114の先端部1116を撓曲ビーム1216の各々に設けられた戻り止め1218の後ろに挟み込むことができるよう互いに逆の方向に曲がるよう構成されているのが良い。
図33の拡大図に示されているように、クレビス1202は、エンドエフェクタ組立体1200をシャフト組立体1100に結合する際にシャフト組立体1100を受け入れるクレビス受け入れ穴1226を備えた近位端部分1224を有するのが良い。クレビス1202の遠位端部分1228は、取り付けアーム1230を備えるのが良く、取り付けアーム1230は、クレビス1202の遠位端部1228のところでジョーを支持すると共に作動させることができるようヒンジピンを取り付けるために設けられた種々の貫通穴を有する。クレビス1202の遠位端部分1228と近位端部分1224は、1つ又は2つ以上の主長手方向支持ビーム1232によって互いに接合されるのが良い。
図34に示されているように、先端部コネクタ組立体1204が前方位置にあるとき、2つの撓曲ビーム1216は、作動シャフト1114を定位置に挟み込むことができるよう曲がることができる。図35に示されているように、先端部コネクタ組立体1204を近位側に引くと、2つの撓曲ビーム1216の各々の近位部分に設けられている撓曲阻止スロット1240がクレビス1202に設けられている撓曲阻止ピン1242中に動く。撓曲阻止スロット1240が撓曲阻止ピン1242と嵌合している状態では、撓曲ビーム1216は、上又は下に曲がるのが阻止され、かくして、作動シャフト1114は、ロッド先端部コネクタ組立体1204から外れるのが阻止される。作動シャフト1114を引き続き近位側に動かすと、上側及び下側ジョー1208,1210が強制的に閉じられる。
エンドエフェクタ組立体1200を解除するため、作動シャフト1114を前方位置に押すのが良く、ついには、撓曲阻止スロット1240が撓曲阻止ピン1242から離脱するようにする。次に、圧力を撓曲ビーム1216の各々に加えるのが良く、その目的は、対向した撓曲ビームをそれぞれ押し上げたり押し下げたりして作動シャフトの先端部1116を解除し、その結果、作動シャフト1114が戻り止め1218を越えて近位側に動くことができ、それにより作動シャフト1114を先端部コネクタ1204から結合解除することにある。次に、外側シャフト1110をクレビスロッド1202から離脱させるのが良く、そしてエンドエフェクタ組立体1200をシャフト組立体1100から離脱させるのが良い。
理解されるべきこととして、任意の一観点に関連して説明した任意の特徴を単独で又は説明した他の特徴と組み合わせて使用することができ、しかも開示した観点のうちの任意の他のものの1つ若しくは2つ以上の特徴又は開示した観点の任意他のものの任意の組み合わせと組み合わせて用いるということは理解されるべきである。
本発明の多くの特徴及び多くの利点は、詳細な説明から明らかで、かくして、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の精神及び範囲に属する本発明のかかる全ての特徴及び利点を含むものである。さらに、当業者には多くの改造及び変形が容易に想到できるので、本発明を図示すると共に説明した構成及び作用そのものに限定することは望ましいことではなく、したがって、全ての適当な改造例及び均等例は本発明の範囲に含まれるものである。

Claims (20)

  1. エンドエフェクタ作動システムであって、
    内部ルーメンを備えた外側シャフト及び前記ルーメン内に摺動可能に受け入れられた作動ロッドを含むシャフト組立体を含み、前記外側シャフトは、遠位端部分を有し、前記遠位端部分は、前記作動ロッドが前記遠位端部分の前記ルーメンには存在していない場合にのみ圧縮可能であり、
    前記遠位端部分に設けられた係止ボスを含み、
    受け入れ開口部及び保持ポケットを含むエンドエフェクタ組立体を含み、前記受け入れ開口部は、前記外側シャフトの圧縮状態の前記遠位端部分を受け入れるよう寸法決めされ、前記保持ポケットは、前記作動ロッドが前記遠位端部分の前記ルーメン内に存在していることに起因して前記遠位端部分が圧縮されていない場合に前記係止ボスを受け入れるよう寸法決めされている、エンドエフェクタ作動システム。
  2. 少なくとも1つの撓曲スリットが前記外側シャフトの前記遠位端部分に形成されている、請求項1記載のエンドエフェクタ作動システム。
  3. 第1の撓曲スリット及び第2の撓曲スリットが前記外側シャフトの前記遠位端部分に形成され、前記第1の撓曲スリットは、第1の撓曲アーム及び第2の撓曲アームを形成するよう前記第2の撓曲スリットと半径方向反対側の位置で前記外側シャフトに形成されている、請求項1記載のエンドエフェクタ作動システム。
  4. 前記係止ボスは、前記第1の撓曲アーム又は前記第2の撓曲アームのうちの一方に設けられている、請求項3記載のエンドエフェクタ作動システム。
  5. 前記シャフト組立体に結合されたハンドル組立体を更に含む、請求項4記載のエンドエフェクタ作動システム。
  6. 前記外側シャフトの近位端部分は、前記作動ロッドが前記外側シャフトの前記近位端部分から延びて前記ハンドル組立体の本体部分内に摺動可能に受け入れられるよう前記ハンドル組立体に固定されている、請求項5記載のエンドエフェクタ作動システム。
  7. 前記外側シャフト上に設けられた係止スリーブを更に含み、前記係止スリーブは、前記ハンドル組立体を前記外側シャフトに固定的に結合するためのシャフトロック受け口を有する、請求項6記載のエンドエフェクタ作動システム。
  8. 前記作動ロッドの近位端部上にはロックボールが形成され、前記ハンドル組立体は、レバーを含み、前記レバーは、前記ロックボールに係合して前記外側シャフトの前記ルーメンを通る前記作動ロッドの伸長及び引っ込みを制御するよう構成されている、請求項5記載のエンドエフェクタ作動システム。
  9. 前記エンドエフェクタ組立体は、ばねによって第1の位置に付勢されたばねリテーナを更に含み、前記ばねリテーナは、前記ばねリテーナを第2の位置に動かすよう前記作動ロッドによって力が加えられる受座となっている、請求項1記載のエンドエフェクタ作動システム。
  10. 前記エンドエフェクタ組立体は、多ジョー形態から成り、第1の位置から第2の位置への前記ばねリテーナの運動により、前記多ジョー形態が開き又は閉じる、請求項9記載のエンドエフェクタ作動システム。
  11. エンドエフェクタ作動システムであって、
    外側シャフト及び前記外側シャフト内に摺動可能に受け入れられた作動シャフトを含むシャフト組立体を含み、前記作動シャフトは、先端部を有し、
    クレビスハウジング、前記作動シャフトの前記先端部を固定する先端部コネクタ、及び前記先端部コネクタに結合されたジョー組立体を含むエンドエフェクタ組立体を含み、前記先端部コネクタは、前記クレビスハウジング内に収容され、前記先端部コネクタは、拡張可能な部分を有し、前記拡張可能な部分は、前記先端部コネクタが前記クレビスハウジング内の所定の位置にある場合にのみ拡張可能である、エンドエフェクタ作動システム。
  12. 前記拡張可能部分は、前記作動シャフトのボール端部を受け入れるコレット開口部を形成する複数個のコレット花弁状部を有する、請求項11記載のエンドエフェクタ作動システム。
  13. 前記クレビスハウジングは、複数本の支持ビーム及び前記支持ビーム相互間に半径方向に間隔を置いて配置された少なくとも1つの可撓性握りビームを有し、前記複数本の支持ビームと少なくとも1つの可撓性握りビームは、クレビスボイド領域を形成し、前記コレット花弁状部は、前記作動シャフトが第1の所定の位置にあるときに、前記クレビスボイド領域中に拡張することができる、請求項12記載のエンドエフェクタ作動システム。
  14. 前記クレビスハウジングは、前記作動シャフトが第2の所定の位置にあるときに、前記コレット花弁状部の拡張を制限するクレビス制限領域を更に有する、請求項13記載のエンドエフェクタ作動システム。
  15. 前記外側シャフトは、前記外側シャフトを前記エンドエフェクタ組立体に解除可能に結合する係止機構体を有する、請求項11記載のエンドエフェクタ作動システム。
  16. 前記ジョー組立体は、上側ジョー及び下側ジョーを含み、前記上側ジョー及び前記下側ジョーの各々は、リンクの一端部に取り付けられ、前記リンクの他端部は、前記先端部コネクタに回転可能に取り付けられている、請求項11記載のエンドエフェクタ作動システム。
  17. エンドエフェクタを作動シャフトに連結する方法であって、前記方法は、
    シャフト組立体を用意するステップを含み、前記シャフト組立体は、
    少なくとも1つの係止ボスを備えた圧縮性遠位端部分を有する外側シャフトを含み、
    前記外側シャフト内に摺動可能に受け入れられた作動シャフトを含み、前記作動シャフトの一端部は、前記外側シャフトの前記遠位端部分から摺動可能に伸長したり引っ込んだりしたりするよう構成され、
    受け入れ開口部及び前記係止ボスと嵌合する保持ポケットを有するエンドエフェクタ組立体を用意するステップを含み、
    前記作動シャフトが前記シャフト組立体の前記遠位端部分から実質的に引っ込められた状態で、前記シャフト組立体の前記遠位端部分を前記エンドエフェクタの前記受け入れ開口部中に挿入して遠位端部分の圧縮を引き起こし、ついには、前記係止ボスが前記保持ポケット内に受け入れられ、前記遠位端部分が非圧縮状態になるようにするステップを含み、
    前記作動シャフトを作動させて該作動シャフトが前記遠位端部分中に延びて前記遠位部分端部分の圧縮を阻止するステップを含む、方法。
  18. 第1の撓曲スリット及び第2の撓曲スリットを前記外側シャフトの前記遠位端部分に設けるステップを更に含み、少なくも1本の撓曲アームが前記第1の撓曲スリットと前記第2の撓曲スリットとの間に形成される、請求項17記載の方法。
  19. 前記係止ボスは、前記少なくとも1つの撓曲アームに設けられる、請求項18記載の方法。
  20. ハンドル組立体を前記シャフト組立体に結合して前記作動シャフトを介して前記エンドエフェクタを制御するステップを更に含む、請求項17記載の方法。
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