JPH0725570Y2 - ストレーナ装置の脱落防止構造 - Google Patents

ストレーナ装置の脱落防止構造

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JPH0725570Y2
JPH0725570Y2 JP1989136609U JP13660989U JPH0725570Y2 JP H0725570 Y2 JPH0725570 Y2 JP H0725570Y2 JP 1989136609 U JP1989136609 U JP 1989136609U JP 13660989 U JP13660989 U JP 13660989U JP H0725570 Y2 JPH0725570 Y2 JP H0725570Y2
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strainer
strainer device
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prevention structure
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JP1989136609U
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浩司 山本
哲也 星野
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、空気調和機の冷媒回路等に介設されるスト
レーナ装置の脱落防止構造に関するものである。
(従来の技術) この種のストレーナ装置の従来例を示す第5図のよう
に、このストレーナ装置1は、本体2とストレーナ部材
3とから構成されている。本体2は略筒状をなすフレア
継手状に形成され、ストレーナ部材3は網素材を略有底
円筒状に形成することによって構成されている。ストレ
ーナ部材3の縁部4は、本体2の接続端部5に、かしめ
又ははんだ付けによって固着されている。そしてストレ
ーナ部材3の先端部には、板ばね製のストッパ6が固定
されており、このストッパ6を被取付管路の内面に押付
けることによってストレーナ装置1を抜止め保持してい
る。
ストレーナ装置を冷媒回路中に介設する先行技術として
は、実公昭51-30841号を挙げることができる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記のようなストッパ6でストレーナ部
材3を抜止め保持する従来の構造では、ストレーナ部材
3が小径になった場合には、小径用のストッパ6をスト
レーナ部材3に取付けることが、製作上の制約により困
難であるという問題がある。
この考案は上記従来の問題を解決するためになされたも
のであって、その目的は、ストレーナ部材が小径になっ
たときにも、ストレーナ部材を従来同様に抜止め保持で
きると共に、容易に製作可能なストレーナ装置の脱落防
止構造を提供することにある。
(課題を解決するための手段) そこでこの考案によるストレーナ装置の脱落防止構造に
おいては、網状のストレーナ部材22と、被取付管路12端
部に接続される略筒状の本体21とから成るストレーナ装
置の脱落防止構造であって、上記ストレーナ部材22を略
有底筒状に形成し、ストレーナ部材22Bの長手方向中間
部の側壁に、上記被取付管路12内面に接触する膨出部33
を、上記側壁の押し潰し加工によって形成している。
(作用) 上記構成においては、膨出部33を被取付管路12の内面に
接触させることによって発生する摩擦力で、ストレーナ
部材22が被取付管路12から脱落することを防止する。ま
た、ストレーナ部材22の側壁を押し潰し加工することに
よって容易に脱落防止用の膨出部33を形成することがで
きるので、簡単な作業で容易に製造可能である。さらに
上記のような構造であるため、大きな流路抵抗とはなり
難い。
(実施例) 次にこの考案のストレーナ装置の脱落防止構造の具体的
な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
この考案のストレーナ装置を空気調和機の冷媒回路中の
電動弁10に採用した場合を示す第4図において、この電
動弁10には接続部材11が接続されており、接続部材11内
には小径の通路12(被取付管路)が形成されている。こ
の通路12は、電動弁10の弁体13で開度調整され、矢印A
方向から通路12に流入する冷媒を弁体13で流量調整した
後に、配管14から流出させるようになされている。また
通路12の下端部(流入側端部)には、この考案によるス
トレーナ装置20が接続されている。このストレーナ装置
20は、真鍮製フレア継手状の本体21と、ストレーナ部材
22とから構成されており、本体21には接続配管(図示せ
ず)が、接続部材11のねじ部15を利用することによっ
て、直接に接続されるようになっている。上記ストレー
ナ装置20は、本体21の一部を通路12内に挿入し、詳しく
は後述するように、ストレーナ部材22を通路12に抜止め
保持した状態となされている。
上記ストレーナ装置20の下半分を断面して示す第1図に
示すように、本体21には貫通路23が貫通しており、貫通
路23の左端部(流入側端部)には、ストレーナ部材22を
固定するための段部24が、全周にわたって連続して形成
されている。一方ストレーナ部材22は、網素材25を有底
円筒状に形成したもので、その開口縁部に口金30を固定
してある。この口金30は真鍮板を2重に折り重ねて全周
にわたって連続した環状に形成されており、外周片31と
内周片32との間にストレーナ部材22の開口縁部を挟み込
んで固定するようになっている。口金30の外周片31は上
記本体21の段部24に圧入し得るように形成されている。
また上記ストレーナ部材22の長手方向中間部には、膨出
部33が形成されており、この膨出部33は、第2図に示す
ようにストレーナ部材22を上下方向(第2図中で紙面の
直角方向)に押し潰して外方に膨出させるように構成さ
れている。このため第4図に示すように、ストレーナ部
材22を通路12内に挿入した状態では、膨出部33は、通路
12の内面に摩擦接触してストレーナ部材22を抜止め保持
するようになっている。また本体21と接続部材11の下端
部との間には、ワッシャ35が介装されている。
第3図において、以上のようなストレーナ装置20の製造
手順を説明すると、ストレーナ部材22の開口縁部に上記
口金30を固定した状態で、ストレーナ部材22を貫通路23
内に矢印B方向に挿入し、口金30の外周片31を本体21の
段部24に圧入した後に、ストレーナ部材22の長手方向中
間部に上記膨出部33を形成してストレーナ装置20を製造
するようになっている。なお第3図中で、40はストレー
ナ部材22を形成する際の溶接線である。
以上の一実施例装置の構成では、第4図に示すように、
ストレーナ装置20を接続部材11に接続した状態では、ス
トレーナ部材22は通路12内に挿入され、ストレーナ部材
22の膨出部33は通路12の内面に摩擦接触して、この膨出
部33と通路12内面との間の摩擦力によって、ストレーナ
部材22が通路12に抜止め保持されることになる。したが
って従来のようにストレーナ部材22に、板ばね製のスト
ッパ6を固定する必要がなくなり、ストレーナ部材22が
小径の場合でも製作上の制約なしに、容易にストレーナ
装置20を製造することが可能になる。
さらに以上のように小径の通路12に接続可能なストレー
ナ装置20が製造されることにより、小径の通路12に、異
径継手を介して、大径のストレーナ装置を介装する必要
がなくなり、このため従来装置において生じていた大径
の配管(ガスライン)と小径の配管(液ライン)との誤
接続という不具合を防止し得ることにもなる。
以上にこの考案によるストレーナ装置の脱落防止構造の
具体的な実施例について説明したが、この考案は上記実
施例に限定されるものではなく、この考案の範囲内で種
々変更して実施することが可能である。例えば上記実施
例においては、空気調和機の冷媒回路中に介設されてい
る電動弁10の接続部材11に適用した場合を例示したが、
他の被取付管路に応用することも可能である。
(考案の効果) 上記したように、この考案によるストレーナ装置の脱落
防止構造においては、膨出部を被取付管路の内面に接触
させることによって発生する摩擦力で、ストレーナ部材
が被取付管路から脱落することを防止できる。しかもこ
の膨出部は、ストレーナ部材を押し潰し加工するだけの
簡単な作業で形成可能であるので、ストレーナ装置を容
易に製作可能である。さらに上記のような構造であるた
め大きな流路抵抗とはなり難い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるストレーナ装置の脱落防止構造
の一部断面構造略図、第2図は第1図の要部拡大図、第
3図はストレーナ装置の製造手順を示す構造略図、第4
図は電動弁の構造略図、第5図は従来例の構造略図であ
る。 12……通路(被取付管路)、20……ストレーナ装置、21
……本体、22……ストレーナ部材、24……段部、30……
口金、33……膨出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】網状のストレーナ部材(22)と、被取付管
    路(12)端部に接続される略筒状の本体(21)とから成
    るストレーナ装置の脱落防止構造であって、上記ストレ
    ーナ部材(22)を略有底筒状に形成し、ストレーナ部材
    (22)の長手方向中間部の側壁に、上記被取付管路(1
    2)内面に接触する膨出部(33)を、上記側壁の押し潰
    し加工によって形成したことを特徴とするストレーナ装
    置の脱落防止構造。
JP1989136609U 1989-11-25 1989-11-25 ストレーナ装置の脱落防止構造 Expired - Lifetime JPH0725570Y2 (ja)

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JPH0377175U JPH0377175U (ja) 1991-08-02
JPH0725570Y2 true JPH0725570Y2 (ja) 1995-06-07

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JPS5347410U (ja) * 1976-09-28 1978-04-21

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JPH0377175U (ja) 1991-08-02

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