JPH07254236A - データ記録方法及びデータ記録装置 - Google Patents

データ記録方法及びデータ記録装置

Info

Publication number
JPH07254236A
JPH07254236A JP6043749A JP4374994A JPH07254236A JP H07254236 A JPH07254236 A JP H07254236A JP 6043749 A JP6043749 A JP 6043749A JP 4374994 A JP4374994 A JP 4374994A JP H07254236 A JPH07254236 A JP H07254236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
track
main data
parity
error correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6043749A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3482676B2 (ja
Inventor
Shinya Ozaki
真也 尾崎
Hidenori Nonoyama
秀紀 野々山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP04374994A priority Critical patent/JP3482676B2/ja
Priority to US08/399,636 priority patent/US5559644A/en
Priority to TW084102221A priority patent/TW256913B/zh
Priority to EP95301535A priority patent/EP0673031B1/en
Priority to DE69522128T priority patent/DE69522128T2/de
Priority to KR1019950005233A priority patent/KR100364646B1/ko
Priority to MYPI95000653A priority patent/MY112447A/en
Priority to CN95114807A priority patent/CN1069429C/zh
Publication of JPH07254236A publication Critical patent/JPH07254236A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3482676B2 publication Critical patent/JP3482676B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/008Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires
    • G11B5/00813Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes
    • G11B5/00847Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes on transverse tracks
    • G11B5/0086Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes on transverse tracks using cyclically driven heads providing segmented tracks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B5/09Digital recording
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/12Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1806Pulse code modulation systems for audio signals
    • G11B20/1809Pulse code modulation systems for audio signals by interleaving
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1833Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs by adding special lists or symbols to the coded information
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/19Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier
    • G11B27/28Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording
    • G11B27/30Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on the same track as the main recording
    • G11B27/3027Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on the same track as the main recording used signal is digitally coded
    • G11B27/3063Subcodes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メインデータにエラーが発生する確率を低
くしたデータ記録方法を提供する。 【構成】 回転磁気ヘッドにより磁気テープ上の傾斜
トラックにデータを記録するにあたり、1トラックをメ
インデータ領域と該メインデータ領域の両側のマージン
領域とに分割し、各トラックのメインデータ領域に記録
するメインデータを2次元配列して、トラック方向に対
応するデータ列にエラー訂正符号C2を付加するととも
にトラック幅方向に対応するデータ列にエラー訂正符号
C1を付加し、上記エラー訂正符号C2を各トラックの
メインデータ領域の両側に配置して記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータなどから
送られるデータを回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜
トラックに記録するデータ記録方法及びデータ記録装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータにおいて、ハードディスク
などに書き込まれたデータを保護するために、例えば1
日に1回これらデータをデータストリーマと呼ばれるデ
ータレコーダに転送して記録することが行われている。
【0003】従来、上記データレコーダとしては、通常
のアナログのオーディオテープレコーダが多く用いられ
ていた。しかし、このアナログ・オーディオテープレコ
ーダでは、磁気テープの消費量が極めて多くなり、ま
た、記録時のデータレートが低いために、データの記録
・転送に時間がかかっていた。さらに、アナログ・オー
ディオテープレコーダでは、高速検索操作がでないた
め、所望のデータんじょスタート部分のサーチ所謂頭出
しにも時間がかかるという欠点があった。
【0004】そこで、回転ヘッドを用いるヘリカルスキ
ャン型のデジタル・オーディオテープレコーダ所謂DA
Tをデータレコーダとして使用することが行われてい
る。
【0005】DATをデータレコーダとして使用する場
合、ホストコンピュータからのデータをDATフォーマ
ットのデータに変換してから記録することになる。DA
Tフォーマットでは、図8に示すように、互いにアジマ
スの異なる2つのヘッドが1回転する間に形成される2
本の傾斜トラックTA ,TB で1フレームを構成し、こ
の1フレームを単位とて16ビットのPCMオーディオ
データをインターリーブして記録するようにしている。
1本のトラックは、36バイトを1ブロックとした19
6ブロックよりなる。そのうちの両端部の34ブロック
がサブエリアとなり、中央部の128ブロックがメイン
エリアとなっている。
【0006】サブエリアは、トラックの一端から、マー
ジン区間、サブコードPLL用プリアンブル区間、第1
サブコード区間、ポストアンブル区間、隣接ブロック間
ギャップ区間、トラックキング(ATF: Automatic Track
Finding)信号区間、隣接ブロック間ギャップ区間、デ
ータPLL用プリアンブル区間、隣接ブロック間ギャッ
プ区間、ATF信号区間、隣接ブロック間ギャップ区
間、サブコードPLL用プリアンブル区間、第2サブコ
ード区間、ポストアンブル区間、隣接ブロック間ギャッ
プ区間、マージン区間に分割されている。なお、上記第
1サブコード区間及び第2サブコード区間は8ブロック
で構成され、他の区間はそれぞれ所定数のブロックで構
成されている。
【0007】また、メインエリアは128個のデータブ
ロックよりなる。1データブロックは、図9に示すよう
に、ブロックの先頭から同期信号,PCM・ID,ブロ
ックアドレス,パリティがそれぞれ1バイトで配され、
次の32バイトの区間にメインデータが配置されてい
る。
【0008】上記メインデータは、オーディオ信号を取
り扱う場合は、LチャンネルとRチャンネルのそれぞれ
16ビットのPCMデータである。この16ビットのメ
インデータは、図10に示すように、1フレームすなわ
ち2本のトラックのメインエリアにインターリーブされ
てパリティQとともに配される。この場合1フレームの
メインエリアには、略5760バイトのデータが記録さ
れることになる。
【0009】このようにDATフォーマットでは、1ト
ラックをメインエリアとサブエリアとに分割することに
より、上記サブエリアを用いてアフターレコーディング
を行うことができるようになっている。
【0010】ここで、DATフォーマットにおけるメイ
ンデータの誤り訂正符号の構成は、図11に示すよう
に、二次元符号であり、符号平面は1トラックにつき四
平面で構成され、それぞれC1,C2方向に符号化され
ている。
【0011】また、DATをデータレコーダとして使用
する場合には、ホストコンピュータから送られてくるデ
ータを16ビッドのデータとし、上記PCMデータと同
等に扱い、これらのデータをフォーマット化して1フレ
ームのメインエリアに記録する。その場合、L,Rチャ
ンネルに相当する2バイト16ビットのデータを用い、
例えばその上位4ビットをフォーマットIDとし、下位
8ビットを論理フレーム番号として記録する。フォーマ
ットIDは、データレコーダ固有のフォーマットを示
し、論理フレーム番号、例えば23フレームを1単位と
して、単位毎に1〜23のフレーム番号を付加する。
【0012】そして、このようなDATを使用したデー
タレコーダのフォーマットとして、例えばECMA(EU
RPPEAN COMPUTER MANUFACTURERS ASSOCIATION)規格によ
りDDSやDDS2が規定されている。
【0013】上記DDSフォーマットやDDS2フォー
マットでは、に示すように、磁気テープのローディング
とアンローディングを行うための領域として、リーダテ
ープに続く先頭領域に物理的なテープ開始位置(PBOT:
Physical Beginning of Tape) から論理的なテープ開始
位置(LBOT: Logical Beginning of Tape)までのデバイ
ス領域が規定されており、このデバイス領域の次にリフ
ァレンス領域及びシステム領域が設けられている。上記
リファレンス領域は、上記システム領域にシステムログ
(履歴情報)を記録する際の物理的な基準として使用さ
れる。そして、上記システム領域の次にデータを記録す
るためのデータ領域が設けら、このデータ領域の次にE
OD(EOD: End of Data) 領域が設けらている。
【0014】さらに、上記DDS2フォーマットでは、
それぞれ リファレンス領域,システム領域,データ領
域及びEOD領域からなる2つのパーティションP1,
P2を有する2パーティション・テープが規定されてお
り、各パーティションP1,P2毎のシステムログ(履
歴情報)が上記パーティションP1,P2のシステム領
域に記録されるようになっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記DAT
フォーマットでは、エラーデータを補間するために、偶
数番目のサンプルと奇数番目のサンプルが、テープ上で
きるだけ遠い所に配置されるように、C2パリティ
(Q)を中央に配置し、その両側に偶数番目のサンプル
と奇数番目のサンプルが配置されているが、補間の必要
のないDDSフォーマットやDDS2フォーマットで
は、意味がないばかりでなく、磁気テープの回転磁気ヘ
ッドとの摺接開始/終了部分すなわちトラック方向の両
端部分が多数回の使用により痛み易く、この部分にある
データのエラー発生確率が高いという問題点がある。
【0016】そこで、本発明は、上述の如き従来の実情
に鑑みてなされたものであり、次のような目的を有する
ものである。
【0017】すなわち、本発明の目的は、回転ヘッドに
より磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記録するデ
ータ記録方法であって、メインデータにエラーが発生す
る確率を低くしたデータ記録方法を提供することにあ
る。
【0018】本発明の他の目的は、回転ヘッドにより磁
気テープ上の傾斜トラックにデータを記録するデータ記
録方法であって、1トラックを複数に分割した各ブロッ
ク毎にエラー訂正を可能にして、ブロック毎のデータの
信頼性を向上させることができるデータ記録方法を提供
することにある。
【0019】また、本発明の他の目的は、回転ヘッドに
より磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記録するデ
ータ記録装置であって、メインデータにエラーが発生す
る確率を低くしたデータ記録装置を提供することにあ
る。
【0020】本発明の他の目的は、1トラックを複数に
分割した各ブロック毎にエラー訂正を可能にして、ブロ
ック毎のデータの信頼性を向上させることができるデー
タ記録装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転ヘッドに
より磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記録するデ
ータ記録方法であって、回転ヘッドにより磁気テープ上
の傾斜トラックにデータを記録するデータ記録方法であ
って、1トラックをメインデータ領域と該メインデータ
領域の両端のマージン領域とに分割し、各トラックのメ
インデータ領域に記録するメインデータを2次元配列し
て、トラック方向に対応するデータ列にエラー訂正のた
めの第1のパリティを付加するとともにトラック幅方向
に対応するデータ列にエラー訂正のための第2のパリテ
ィを付加し、上記第1のパリティを各トラックのメイン
データ領域に両端に配置して記録することを特徴とす
る。
【0022】本発明に係るデータ記録方法は、1トラッ
ク分のメインデータを複数のブロックに分割し、各ブロ
ック毎にエラー訂正のための第3のパリティを付加し、
上記メインデータ領域に上記第3のパリティをメインデ
ータとともに記録することを特徴とする。
【0023】また、本発明は、回転ヘッドにより磁気テ
ープ上の傾斜トラックにデータを記録するデータ記録装
置であって、外部とのデータの授受を行うためのインタ
ーフェースコントローラと、上記インターフェースコン
トローラを介して入力されたメインデータにエラー訂正
のための第1及び第2のパリティを生成する第1及び第
2のパリティ生成手段を備え、1トラックをメインデー
タ領域と該メインデータ領域の両端のマージン領域とに
分割し、各トラックのメインデータ領域に記録するメイ
ンデータを2次元配列して、トラック方向に対応するデ
ータ列に上記エラー訂正のための第1のパリティを付加
するとともにトラック幅方向に対応するデータ列に上記
エラー訂正のための第2のパリティを付加し、上記第1
のパリティを各トラックのメインデータ領域に両端に配
置して記録することを特徴とする。
【0024】本発明に係るデータ記録装置は、1トラッ
ク分のメインデータを複数のブロックに分割し、各ブロ
ック毎にエラー訂正のための第3のパリティを生成する
第3のパリティ生成手段を備え、上記メインデータ領域
に上記第3のパリティをメインデータとともに記録する
ことを特徴とする。
【0025】
【作用】本発明に係るデータ記録方法では、回転ヘッド
により磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記録する
にあたり、1トラックをメインデータ領域と該メインデ
ータ領域の両端のマージン領域とに分割し、各トラック
のメインデータ領域に記録するメインデータを2次元配
列して、トラック方向に対応するデータ列にエラー訂正
のための第1のパリティを付加するとともにトラック幅
方向に対応するデータ列にエラー訂正のための第2のパ
リティを付加し、上記第1のパリティを各トラックのメ
インデータ領域に両端に配置して記録する。
【0026】本発明に係るデータ記録方法では、1トラ
ック分のメインデータを複数のブロックに分割し、各ブ
ロック毎にエラー訂正のための第3のパリティを付加
し、上記メインデータ領域に上記第3のパリティをメイ
ンデータとともに記録する。
【0027】また、本発明に係るデータ記録装置では、
回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックにデータ
を記録するにあたり、外部とのデータの授受を行うため
のインターフェースコントローラを介して入力されたメ
インデータに対して、第1及び第2のパリティ生成手段
により、エラー訂正のための第1及び第2のパリティを
生成する。そして、1トラックをメインデータ領域と該
メインデータ領域の両端のマージン領域とに分割し、各
トラックのメインデータ領域に記録するメインデータを
2次元配列して、トラック方向に対応するデータ列に上
記エラー訂正のための第1のパリティを付加するととも
にトラック幅方向に対応するデータ列に上記エラー訂正
のための第2のパリティを付加し、上記第1のパリティ
を各トラックのメインデータ領域に両端に配置して記録
する。
【0028】本発明に係るデータ記録装置では、1トラ
ック分のメインデータを複数のブロックに分割し、各ブ
ロック毎にエラー訂正のための第3のパリティを第3の
パリティ生成手段により生成し、上記メインデータ領域
に上記第3のパリティをメインデータとともに記録す
る。
【0029】
【実施例】以下、本発明に係るデータ記録方法及びデー
タ記録装置の実施例について、図面に従い詳細に説明す
る。
【0030】本発明に係るデータ記録装置は、例えば図
1に示すように構成される。本発明に係るデータ記録方
法はこのデータ記録装置により実施される。
【0031】このデータ記録装置は、回転磁気ヘッドに
より磁気テープ上の傾斜トラックをデータの記録再生を
行うデータストリーマであって、外部とのデータの授受
を行うためのインタフェースコントローラ10と、この
インタフェースコントローラ10を介して入力されたデ
ータに信号処理を施して所定のフォーマットの信号に変
換する記録系信号処理部20と、この記録系信号処理部
20から供給される信号を一対の回転磁気ヘッド31
A,31Bにより磁気テープ32上の傾斜トラックに記
録し、また、上記傾斜トラックに記録されている信号を
上記回転磁気ヘッド31A,31Bにより再生する記録
再生部30と、この記録再生部30により再生された再
生信号に信号処理を施して、元のデータを再生する再生
系信号処理部40と、上記記録再生部30のテープ走行
系を制御するトラッキング制御部50などを備えてな
る。
【0032】この実施例のデータ記録装置において、上
記記録再生部30は、一対の回転磁気ヘッド31A,3
1Bが180°の角度をもって配設された回転ドラム3
1を備え、この回転ドラム31の周囲に磁気テープ32
を約90°の範囲に巻装した状態で、所定の走行速度で
上記磁気テープ32を走行させるようになっている。そ
して、上記回転ドラム31の1回転毎に、図2に示すよ
うに、上記一対の回転磁気ヘッド31A,31Bにより
磁気テープ32上の2本の傾斜トラックTA ,TB を走
査して信号の記録再生を行うようになっている。
【0033】ここで、このデータ記録装置では、1トラ
ックをメインデータ領域と該メインデータ領域の両端の
マージン領域の3領域に分割し、195バイトを1ブロ
ックとして64ブロックに上記メインデータ領域を分割
し、さらに、同期信号を記録する1バイトの第1区間
と、サブコードとブロックアドレスを記録する6バイト
の第2区間と、ヘッダパリティを記録する2バイトの第
3区間と、データを記録する186バイトの第4区間
に、1ブロックを4分割して、上記メインデータ領域の
各ブロックにサブコードとブロックアドレスをデータと
ともに記録する。
【0034】上記第4区間に記録する186バイトデー
タは、図3に示すように、2次元構成の誤り訂正符号C
2,C1が付加されている。そして、上記誤り訂正符号
C1はブロック毎のメインデータに付加されて記録さ
れ、また、上記誤り訂正符号C2は各トラックの上記メ
インデータ領域の両端部分に2分割されて記録される。
【0035】また、このデータ記録装置では、2トラッ
クすなわち128ブロック分の1フレームとして、46
トラックすなわち23フレームを1単位(グループ)と
したエラー訂正用の符号構成を採用し、図4に示すよう
に、トラック方向に対応するデータ列のエラー訂正符号
C2をトラックの両側に配置して記録し、トラック幅方
向に対応するデータ列のエラー訂正符号C3を上記46
トラックの最終の2トラックに割り当てて記録する。な
お、上記1単位毎に、1連のデータを区分するためのイ
ンデックス情報が付加されている。
【0036】そして、上記サブコードとして、メインデ
ータの区切りを示す区切り情報であるセパレータカウン
ト、記録数を示すレコードカウント、テープフォーマッ
ト上で定義された各領域を示すエリアID、記録単位の
絶対位置を示すフレーム番号、記録単位数を示すグルー
プカウントやチェクサムなどを記録する。
【0037】ここで、このデータ記録装置では、テープ
フォーマットとして、上記DDS2フォーマットと同様
に、図5に示すように、磁気テープのローディングとア
ンローディングを行うための領域として、リーダテープ
に続く先頭領域に物理的なテープ開始位置(PBOT: Phys
ical Beginning of Tape) から論理的なテープ開始位置
(LBOT: Logical Beginning of Tape)までのデバイス領
域が規定されており、このデバイス領域の次にリファレ
ンス領域及びシステム領域が設けられている。上記リフ
ァレンス領域は、上記システム領域にシステムログ(履
歴情報)を記録する際の物理的な基準として使用され
る。そして、上記システム領域の次にデータを記録する
ためのデータ領域が設けら、このデータ領域の次にEO
D(EOD: End of Data) 領域が設けらている。さらに、
図6に示すように、それぞれリファレンス領域,システ
ム領域,データ領域及びEOD領域からなる2つのパー
ティションP1,P2を有する2パーティション・テー
プが規定されている。
【0038】そして、各パーティションP1,P2毎の
システムログ(履歴情報)は、ともに上記パーティショ
ンP1のシステム領域に記録される。
【0039】この実施例のデータ記録装置おいて、上記
インタフェースコントローラ10は、図示しない外部の
ホストコンピュータとバス11を介してのデータの授受
を行い、上記ホストコンピュータから送られてくるデー
タを上記記録系信号処理部20に供給し、また、上記再
生系信号処理部40により再生されたデータを上記ホス
トコンピュータに送るようになっている。
【0040】また、上記記録系信号処理部20は、上記
インタフェースコントローラ10を介して入力されたデ
ータが供給されるインデックス付加回路21及びサブコ
ード発生部22と、上記インデックス付加回路21によ
りインデックス情報が付加されたメインデータが供給さ
れる誤り訂正符号生成部23と、この誤り訂正符号生成
部23により誤り訂正符号が付加されたメインデータと
上記サブコード発生部22からサブコード及びブロック
アドレスが供給されるサブコード付加回路24と、この
サブコード付加回路24によりサブコード及びブロック
アドレスが付加されたメインデータが供給されるヘッダ
パリティ付加回路25と、このヘッダパリティ付加回路
25によりヘッダパリティが付加されたメインデータが
供給される8/10変調回路26と、この8/10変調
回路27により10ビッドデータに変換されたメインデ
ータが供給される同期信号付加回路27と、この同期信
号付加回路27が付加されたメインデータが供給される
マージン付加回路28と、このマージン付加回路28に
よりマージンが付加されたメインデータが供給される記
録増幅器29などからなる。
【0041】上記インデックス付加回路21は、上記イ
ンタフェースコントローラ10を介して入力されたデー
タに、上述の46トラックすなわち23フレームを単位
とする1単位毎に1連のデータを区分するためのインデ
ックス情報を付加する。
【0042】また、上記誤り訂正符号生成部23は、メ
モリ49、C3エンコーダ23A、C2エンコーダ23
B及びC1エンコーダ23Cからなる。
【0043】この誤り訂正符号生成部23において、上
記メモリ49は、上記インデックス付加回路21により
インデックス情報が付加されたメインデータを1単位毎
に一時記憶する。そして、上記C3エンコーダ23A
は、上記メモリ49に記憶された1単位毎のメインデー
タについて、上述のトラック幅方向に対応するデータ列
のエラー訂正符号C3を生成し、このエラー訂正符号C
3を上記1単位46トラックの最終の2トラックに割り
当てる。また、上記C2エンコーダ23Bは、上述のト
ラック方向に対応するデータ列のエラー訂正符号C2を
生成し、このエラー訂正符号C2を2分割して各トラッ
クの上記メインデータ領域の両端部分に割り当てる。さ
らに、上記C1エンコーダ23Cは、上述のブロック毎
の誤り訂正符号C1を生成する。
【0044】また、上記サブコード付加回路24は、上
記誤り訂正符号生成部23により誤り訂正符号C3,C
2,C1が付加されたメインデータに上記サブコード発
生部22から供給されるサブコード及びブロックアドレ
スを付加する。これにより、上記サブコード及びブロッ
クアドレスを上述の各ブロックの第2区間に割り付け
る。
【0045】ここで、上記サブコード発生部22は、第
1及び第2のサブコード発生回路22A,22Bと、シ
ステムログ生成回路22Cとからなる。
【0046】このサブコード発生部22において、上記
第1のサブコード発生回路22Aは、上記インタフェー
スコントローラ10を介して入力されたデータに基づい
て、メインデータの区切りを示す区切り情報であるセパ
レータカウントや記録数を示すレコードカウントなどを
発生する。また、上記第2のサブコード発生回路22B
は、テープフォーマット上で定義された各領域を示すエ
リアID、フレーム番号、記録単位数を示すグループカ
ウントやチェクサムなどをブロックアレスとともに自動
的に発生する。さらに、上記システムログ生成回路22
Cは、上記テープフォーマットとして規定されている各
パーティションP1,P2毎のシステムログ(履歴情
報)を生成する。
【0047】また、上記ヘッダパリティ付加回路25
は、上記サブコード付加回路24によりメインデータに
付加されたサブコード及びブロックアドレスについてエ
ラー検出のための2バイトパリティを生成し、この2バ
イトパリティを上記メインデータに付加する。これによ
り、上記2バイトパリティを上述の各ブロックの第3区
間に割り付ける。
【0048】また、上記8/10変調回路26は、上記
ヘッダパリティ付加回路25によりヘッダパリティ及び
ブロックアドレスが付加されたメインデータを1バイト
単位で8ビットを10ビットに変換して、記録する信号
の直流レベルを略々0に保つようにする。
【0049】また、上記同期信号付加回路27は、上記
8/10変調回路26により10ビッドデータに変換さ
れたメインデータに1ブロック毎に同期信号を付加す
る。これにより、上記同期信号を上述の各ブロックの第
1区間に割り付ける。
【0050】さらに、上記マージン付加回路28は、上
記同期信号付加回路27が付加されたメインデータに、
1トラック毎にマージンを付加する。これにより、上述
の1トラック毎の各メインデータ領域の両側にマージン
領域を付加する。
【0051】そして、上記マージン付加回路28により
1トラック毎にマージンが付加されたメインデータは、
上記記録増幅器29を介して記録再生部30に供給され
る。
【0052】この実施例のデータ記録装置では、このよ
うな構成の上記記録系信号処理部20を備えることによ
り、1トラックをメインデータ領域と該メインデータ領
域の両端のマージン領域の3領域に分割し、195バイ
トを1ブロックとして64ブロックに上記メインデータ
領域を分割し、さらに、同期信号を記録する1バイトの
第1区間と、サブコードとブロックアドレスを記録する
6バイトの第2区間と、ヘッダパリティを記録する2バ
イトの第3区間と、データを記録する186バイトの第
4区間に、1ブロックを4分割して、上記メインデータ
領域の各ブロックにサブコードをデータとともに記録す
ることができる。そして、上記サブコードとして、メイ
ンデータの区切りを示す区切り情報であるセパレータカ
ウント、記録数を示すレコードカウント、テープフォー
マット上で定義された各領域を示すエリアID、フレー
ム番号、記録単位数を示すグループカウントやチェクサ
ムなどを記録することができる。このように、1トラッ
クをメインデータ領域と該メインデータ領域の両端のマ
ージン領域の3領域に分割し、上記メインデータ領域に
メインデータとともにサブコードも記録するので、トラ
ックの使用効率を高めることができる。しかも、サブコ
ードのエラー検出のための2バイトパリティを各ブロッ
クの第3区間に記録する記録することにより、サブコー
ドの信頼性を高めることができる。従って、トラックの
使用効率の高いデータ記録媒体を提供することができ
る。
【0053】また、このデータ記録装置では、上記第4
区間に記録する186バイトデータに対して、2次元構
成の誤り訂正符号C2,C1を生成し、上記誤り訂正符
号C1をブロック毎のメインデータに付加して記録し、
また、上記誤り訂正符号C2を各トラックの上記メイン
データ領域の両端部分に2分割して記録することができ
る。このように、上記誤り訂正符号C1をブロック毎に
記録しておくことにより、上記ブロック毎のメインデー
タの信頼性を向上させることができる。また、上記誤り
訂正符号C2を1トラック毎に記録しておくことによ
り、上記トラック毎のメインデータの信頼性を向上させ
ることができる。しかも、上記誤り訂正符号C2を各ト
ラック毎に上記メインデータ領域の両端部分に2分割し
て記録することによって、回転ヘッドとの摺接開始/終
了部分から上記メインデータ領域を離すことができ、上
記メインデータ領域のデータに発生するエラーを少なく
することができる。
【0054】また、このデータ記録装置では、2トラッ
クすなわち128ブロック分の1フレームとして、46
トラックすなわち23フレームを1単位(グループ)と
したエラー訂正用の符号構成を採用し、トラック方向に
対応するデータ列のエラー訂正符号C2をトラックの両
側に配置して記録し、トラック幅方向に対応するデータ
列のエラー訂正符号C3を上記46トラックの最終の2
トラックに割り当てて記録することができる。さらに、
上記1単位毎に、1連のデータを区分するためのインデ
ックス情報を付加して記録することができる。このよう
に、トラック方向に対応するデータ列のエラー訂正符号
C2をトラックの両側に配置して記録することにより、
メインデータを破壊され難くすることができ、上記メイ
ンデータにエラーが発生する確率を低くして、上記トラ
ック幅方向に対応するデータ列のエラー訂正符号C3に
より確実にメインデータのエラーを訂正することができ
るようになる。
【0055】さらに、このデータ記録装置では、各パー
ティションP1,P2毎のシステムログ(履歴情報)を
両方ともに上記パーティションP1のシステム領域にサ
ブコードとして記録する。このように、上記パーティシ
ョンP1のシステム領域に、各パーティションP1,P
2毎のシステムログ(履歴情報)を両方ともに記録する
ことにより、アクセス時間を短縮することができ、操作
性の良好なデータ記録装置を実現することができる。
【0056】また、この実施例のデータ記録装置におい
て、上記再生系信号処理部40は、上記記録再生部30
により上記磁気テープ32の傾斜トラックから再生され
た再生信号が再生増幅器41を介して供給される同期信
号検出回路42と、この同期信号検出回路42から2値
化された再生データが供給される10/8復調回路43
と、この10/8復調回路43から8ビットデータに変
換された再生データがヘッダパリティチェック回路44
を介して供給されるサブコード分離回路45と、このサ
ブコード分離回路45によりサブコードが分離され再生
データが供給される誤り訂正処理部46と、この誤り訂
正処理部46により誤り訂正された再生データが供給さ
れるインデックス分離回路47などからなる。
【0057】この再生系信号処理部40において、上記
同期信号検出回路42は、上記記録再生部30から再生
増幅器41を介して供給される再生信号について、同期
信号を検出して、この同期信号に同期したクロックによ
り上記再生信号を2値化し、再生データを生成する。
【0058】また、上記10/8復調回路43は、上記
同期信号検出回路42から供給される再生データについ
て、10ビットデータを8ビットデータに変換するもの
で、上述の記録系信号処理部20の8/10変調回路2
6に対応した10/8復調を行う。
【0059】また、上記ヘッダパリティチェック回路4
4では、上述の2バイトヘッダパリティを用いてサブコ
ード及びブロックアドレスのパリティチェックを行う。
そして、サブコード分離回路45では、上記ヘッダパリ
ティチェック回路44によりパリティチェックされた正
しいサブコードを再生データから分離して、図示しない
システムコントローラなどに供給する。
【0060】また、上記誤り訂正処理部46は、メモリ
49、C1デコーダ46A、C2デコーダ46B及びC
3デコーダ46Cからなる。
【0061】この誤り訂正符号生成部46において、上
記メモリ49は、上記46トラックすなわち23フレー
ム分のメインデータを1単位として、上記インデックス
情報が付加されたメインデータを1単位毎に一時記憶す
る。なお、このメモリ49は、上記記録系信号処理部2
0の誤り訂正符号生成処理部23と共用されている。
【0062】そして、上記メモリ49に記憶された1単
位毎のメインデータについて、上記C1デコーダ46A
は、上述のブロック毎に付加されている誤り訂正符号C
1を用いて、各ブロックのメインデータに誤り訂正処理
を施す。また、上記C2デコーダ46Bは、上記C1デ
コーダ46Aにより誤り訂正処理が施された1単位毎の
メインデータについて、上述の各トラックのメインデー
タ領域の両端部分に付加されているエラー訂正符号C2
を用いて、トラック方向に対応するデータ列にエラー訂
正処理を施す。さらに、上記C3デコーダ46Cは、上
記C2デコーダ46Bにより誤り訂正処理が施された1
単位毎のメインデータについて、上述の1単位46トラ
ックの最終の2トラックに割り当てられているエラー訂
正符号C3を用いて、トラック幅方向に対応するデータ
列にエラー訂正処理を施す。
【0063】さらに、上記インデックス分離回路47で
は、上記エラー訂正処理部46によりエラー訂正処理が
施された1単位毎のメインデータから、インデックス情
報を分離して、図示しないシステムコントローラなどに
供給する。
【0064】この実施例のデータ記録装置では、このよ
うな構成の再生系信号処理部40を備えることにより、
上記エラー訂正処理部46において、ブロック毎のエラ
ー訂正符号C1、トラック毎のエラー訂正符号C2及び
1単位毎の誤り訂正符号C3を用いたエラー訂正処理を
行うことにより、確実にメインデータのエラーを訂正す
ることができ、極めて信頼性の高いメインデータを得る
ことができる。
【0065】また、この実施例のデータ記録装置におい
て、上記トラッキング制御部50は、上記再生系信号処
理部40から上記ヘッダパリティチェック回路44を介
してブロックアドレスが供給されるブロックアドレス検
出回路51と、上記記録再生部30からPGパルスが供
給されるPG検出回路52と、上記ブロックアドレス検
出回路51と上記PG検出回路52の各検出出力が供給
される時間検出回路53と、この時間検出回路53の検
出出力が供給されるトラッキングサーボ回路54と、こ
のトラッキングサーボ回路54の出力が供給されるキャ
プスタン駆動回路55などからなる。
【0066】このトラッキング制御部50において、上
記ブロックアドレス検出回路51は、上記ヘッダパリテ
ィチェック回路44によりパリティチェックされた正し
いブロックアドレスを検出し、その検出タイミングを示
す検出出力を上記時間検出回路53に供給する。また、
上記PG検出回路52は、上記記録再生部30から供給
される上記回転ドラム31の回転位相を示すPGパルス
を検出し、その検出タイミングを示す検出出力を上記時
間検出回路53に供給する。上記時間検出回路53は、
上記ブロックアドレス検出回路51が所定のブロックア
ドレスを検出したタイミングと上記PG検出回路52が
PGパルスを検出したタイミングとの間の時間を検出す
る。ここで、磁気テープ32上の傾斜トラックを所定の
回転位相の回転磁気ヘッド31A,31Bで走査した場
合、図7に示すように、トラックのテープエッジから所
定のブロックまでの走査距離は、ジャストトラッキング
の状態ではLであるのに対し、トラッキングエラーがあ
ると、そのトラッキングエラーに応じて±Δだけ変化す
るが変化する。従って、上記時間検出回路53により検
出される時間は、ジャストトラッキングの状態における
時間からトラッキングエラーに応じて変化する。
【0067】そして、上記トラッキングサーボ回路54
は、ジャストトラッキングの状態における時間を基準時
間とし、この基準時間と上記時間検出回路53により検
出された時間との時間差すなわちトラッキングエラーを
検出して、その検出出力に基づいて、トラッキングエラ
ーを0になるように、上記記録再生部30のテープ走行
系のキャプスタンモータを駆動するキャプスタン駆動回
路55を制御する。
【0068】この実施例のデータ記録装置では、このよ
うな構成のトラッキング制御部50を備えることによ
り、トラッキング制御のATF信号を磁気テープに記録
することなく、トラッキング制御を行うことができる。
したがって、トラッキング制御のATF信号を記録する
ための区間を確保する必要がないので、その分だけメン
データのデータ量を増加することができ、トラックの利
用効率をさらに高めることができる。
【0069】
【発明の効果】本発明に係るデータ記録方法では、回転
ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックにデータを記
録するにあたり、1トラックをメインデータ領域と該メ
インデータ領域の両端のマージン領域とに分割し、各ト
ラックのメインデータ領域に記録するメインデータを2
次元配列して、トラック方向に対応するデータ列にエラ
ー訂正のための第1のパリティを付加するとともにトラ
ック幅方向に対応するデータ列にエラー訂正のための第
2のパリティを付加し、上記第1のパリティを各トラッ
クのメインデータ領域に両端に配置して記録することに
より、回転ヘッドとの摺接開始/終了部分から上記メイ
ンデータ領域を離すことができ、上記メインデータ領域
のデータを破壊され難くすることができ、上記メインデ
ータにエラーが発生する確率を低くして、上記トラック
幅方向に対応するデータ列の第2のパリティにより確実
にメインデータのエラーを訂正することができるように
なる。
【0070】本発明に係るデータ記録方法では、1トラ
ック分のメインデータを複数のブロックに分割し、各ブ
ロック毎にエラー訂正のための第3のパリティを付加
し、上記メインデータ領域に上記第3のパリティをメイ
ンデータとともに記録するので、上記ブロック毎のメイ
ンデータの信頼性を向上させることができる。
【0071】また、本発明に係るデータ記録装置では、
回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラックにデータ
を記録するにあたり、外部とのデータの授受を行うため
のインターフェースコントローラを介して入力されたメ
インデータに対して、第1及び第2のパリティ生成手段
により、エラー訂正のための第1及び第2のパリティを
生成する。そして、1トラックをメインデータ領域と該
メインデータ領域の両端のマージン領域とに分割し、各
トラックのメインデータ領域に記録するメインデータを
2次元配列して、トラック方向に対応するデータ列に上
記エラー訂正のための第1のパリティを付加するととも
にトラック幅方向に対応するデータ列に上記エラー訂正
のための第2のパリティを付加し、上記第1のパリティ
を各トラックのメインデータ領域に両端に配置して記録
するので、回転ヘッドとの摺接開始/終了部分から上記
メインデータ領域を離すことができ、上記メインデータ
領域のデータを破壊され難くすることができ、上記メイ
ンデータにエラーが発生する確率を低くして、上記トラ
ック幅方向に対応するデータ列の第2のパリティにより
確実にメインデータのエラーを訂正することができるよ
うになる。
【0072】本発明に係るデータ記録装置では、1トラ
ック分のメインデータを複数のブロックに分割し、各ブ
ロック毎にエラー訂正のための第3のパリティを第3の
パリティ生成手段により生成し、上記メインデータ領域
に上記第3のパリティをメインデータとともに記録する
ので、上記ブロック毎のメインデータの信頼性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ記録装置の構成を示すブロ
ック回路図である。
【図2】上記データ記録装置によりデータを記録する磁
気テープのトラックフォーマットを示す図である。
【図3】上記データ記録装置により磁気テープに記録す
るデータの1トラック分のデータ構成を示す図である。
【図4】上記データ記録装置により磁気テープに記録す
るデータの1単位46トラック分のデータ構成を示す図
である。
【図5】上記データ記録装置によりデータを記録する磁
気テープのテープフォーマットを示す図である。
【図6】上記磁気テープの2パーティション・テープの
テープフォーマットを示す図である。
【図7】上記データ記録装置におけるトラッキング制御
部によるトラックキングエラーの検出原理を説明するた
めの図である。
【図8】DATフォーマットを示す図である。
【図9】DATフォーマットにおけるメインデータのブ
ロックフォーマットを示す図である。
【図10】DATフォーマットにおけるインターリーブ
によるデータ配列を示す図である。
【図11】DATフォーマットにおけるメインデータの
誤り訂正符号の構成を示す図である。
【符号の説明】
10 インターフェースコントローラ 20 記録系信号処理部 21 インデックス付加回路 22 サブコード発生部 22A 第1のサブコード発生回路 22B 第2のサブコード発生回路 22C システムログ生成回路 23 誤り訂正符号生成部 23A C3エンコーダ 23B C2エンコーダ 23C C1エンコーダ 24 サブコード付加回路 25 ヘッダパリティ付加回路 26 8/10変調回路 27 同期信号付加回路 28 マージン付加回路 30 記録再生部 31 回転ドラム 31A,31B 回転磁気ヘッド 32 磁気テープ 40 再生系信号処理回路 42 同期検出回路 43 8/10復調回路 44 ヘッダパリティチェック回路 45 サブコード分離回路 46 エラー訂正処理部 46A C1デコーダ 46B C2デコーダ 46C C3デコーダ 47 インデックス分離回路 49 メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜ト
    ラックにデータを記録するデータ記録方法であって、 1トラックをメインデータ領域と該メインデータ領域の
    両端のマージン領域とに分割し、 各トラックのメインデータ領域に記録するメインデータ
    を2次元配列して、トラック方向に対応するデータ列に
    エラー訂正のための第1のパリティを付加するとともに
    トラック幅方向に対応するデータ列にエラー訂正のため
    の第2のパリティを付加し、 上記第1のパリティを各トラックのメインデータ領域に
    両端に配置して記録することを特徴とするデータ記録方
    法。
  2. 【請求項2】 1トラック分のメインデータを複数のブ
    ロックに分割し、各ブロック毎にエラー訂正のための第
    3のパリティを付加し、上記メインデータ領域に上記第
    3のパリティをメインデータとともに記録することを特
    徴とする請求項1記載のデータ記録方法。
  3. 【請求項3】 回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜ト
    ラックにデータを記録するデータ記録装置であって、 外部とのデータの授受を行うためのインターフェースコ
    ントローラと、 上記インターフェースコントローラを介して入力された
    メインデータにエラー訂正のための第1及び第2のパリ
    ティを生成する第1及び第2のパリティ生成手段を備
    え、 1トラックをメインデータ領域と該メインデータ領域の
    両端のマージン領域とに分割し、各トラックのメインデ
    ータ領域に記録するメインデータを2次元配列して、ト
    ラック方向に対応するデータ列に上記エラー訂正のため
    の第1のパリティを付加するとともにトラック幅方向に
    対応するデータ列に上記エラー訂正のための第2のパリ
    ティを付加し、上記第1のパリティを各トラックのメイ
    ンデータ領域に両端に配置して記録することを特徴とす
    るデータ記録装置。
  4. 【請求項4】 1トラック分のメインデータを複数のブ
    ロックに分割し、各ブロック毎にエラー訂正のための第
    3のパリティを生成する第3のパリティ生成手段を備
    え、 上記メインデータ領域に上記第3のパリティをメインデ
    ータとともに記録することを特徴とする請求項3記載の
    データ記録装置。
JP04374994A 1994-03-15 1994-03-15 データ記録方法及びデータ記録装置 Expired - Lifetime JP3482676B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04374994A JP3482676B2 (ja) 1994-03-15 1994-03-15 データ記録方法及びデータ記録装置
TW084102221A TW256913B (en) 1994-03-15 1995-03-07 Data recording method and apparatus, tape-shaped recording medium, data recording/reproducing apparatus and data reproducing apparatus
US08/399,636 US5559644A (en) 1994-03-15 1995-03-07 Data recording/reproducing apparatus having a first error correcting code on both sides of a main data area of each azimuth track
DE69522128T DE69522128T2 (de) 1994-03-15 1995-03-09 Verfahren und Gerät zur Aufzeichnung und/oder Wiedergabe von Daten, und bandförmiges Aufzeichnungsmedium
EP95301535A EP0673031B1 (en) 1994-03-15 1995-03-09 Data recording and/or reproducing method and apparatus and tape-shaped recording medium
KR1019950005233A KR100364646B1 (ko) 1994-03-15 1995-03-14 데이타기록방법및장치,테이프형기록매체,데이타기록/재생장치및데이타재생장치
MYPI95000653A MY112447A (en) 1994-03-15 1995-03-15 Data recording method and apparatus, tape-shaped recording medium, data recording/reproducing apparatus and data reproducing apparatus
CN95114807A CN1069429C (zh) 1994-03-15 1995-03-15 数据记录方法与设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04374994A JP3482676B2 (ja) 1994-03-15 1994-03-15 データ記録方法及びデータ記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07254236A true JPH07254236A (ja) 1995-10-03
JP3482676B2 JP3482676B2 (ja) 2003-12-22

Family

ID=12672419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04374994A Expired - Lifetime JP3482676B2 (ja) 1994-03-15 1994-03-15 データ記録方法及びデータ記録装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5559644A (ja)
EP (1) EP0673031B1 (ja)
JP (1) JP3482676B2 (ja)
KR (1) KR100364646B1 (ja)
CN (1) CN1069429C (ja)
DE (1) DE69522128T2 (ja)
MY (1) MY112447A (ja)
TW (1) TW256913B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100353448C (zh) * 2003-08-18 2007-12-05 索尼株式会社 数据记录/再现装置和方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5828507A (en) * 1994-07-27 1998-10-27 Sony Corporation Method for recording data onto tape-shaped recording media for high-speed retrieval based on system log information recorded in a leading partition
JP3521552B2 (ja) * 1995-06-23 2004-04-19 ソニー株式会社 再生装置
JPH11154377A (ja) * 1997-09-17 1999-06-08 Sony Corp データ記録装置及び方法、並びにデータ再生装置及び方法
JP3975245B2 (ja) * 1999-12-16 2007-09-12 株式会社ルネサステクノロジ 記録再生装置および半導体メモリ
US20030167434A1 (en) * 2002-03-01 2003-09-04 Michael Andrew Fischer Legacy-compatible forward error correction in telecommunications networks
WO2008116725A1 (en) * 2007-03-23 2008-10-02 International Business Machines Corporation Reverse concatenation for product codes
US7877662B2 (en) * 2007-03-23 2011-01-25 International Business Machines Corporation Reverse concatenation for product codes
EP2169680A1 (en) * 2008-09-30 2010-03-31 Thomson Licensing Method for encoding, method for decoding, and method for generating a parity check matrix
US8276045B2 (en) * 2009-01-09 2012-09-25 International Business Machines Corporation ECC interleaving for multi-track recording on magnetic tape

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4644544A (en) * 1983-03-12 1987-02-17 Sony Corporation Apparatus for correcting errors
JP2563389B2 (ja) * 1987-11-13 1996-12-11 松下電器産業株式会社 誤り検出訂正方法
JPH02192077A (ja) * 1989-01-19 1990-07-27 Sharp Corp データ記録/再生装置
DE69032737T2 (de) * 1989-07-13 1999-04-29 Canon Kk Kodierung- und Dekodierungsvorrichtung geeignet für das Kopieren von Daten
EP0471672B1 (en) * 1990-03-09 1996-05-01 Hewlett-Packard Limited Tape storage device
JPH05274841A (ja) * 1992-03-26 1993-10-22 Sony Corp 情報記録装置
JP3449776B2 (ja) * 1993-05-10 2003-09-22 松下電器産業株式会社 デジタルデータ記録方法および装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100353448C (zh) * 2003-08-18 2007-12-05 索尼株式会社 数据记录/再现装置和方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0673031A3 (en) 1996-08-07
DE69522128T2 (de) 2002-03-21
KR100364646B1 (ko) 2003-03-29
CN1119321A (zh) 1996-03-27
MY112447A (en) 2001-06-30
TW256913B (en) 1995-09-11
EP0673031A2 (en) 1995-09-20
CN1069429C (zh) 2001-08-08
EP0673031B1 (en) 2001-08-16
JP3482676B2 (ja) 2003-12-22
US5559644A (en) 1996-09-24
KR950034067A (ko) 1995-12-26
DE69522128D1 (de) 2001-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5091805A (en) Apparatus and method for recording and/or reproducing a digital signal
JP3482676B2 (ja) データ記録方法及びデータ記録装置
EP0321077A2 (en) Apparatus and method for recording a digital signal
JPH07107782B2 (ja) ディジタルテープレコーダ
KR100385665B1 (ko) 데이타기록방법
US6141164A (en) Data recording/reproducing apparatus employing read-after-write system
JPH11154377A (ja) データ記録装置及び方法、並びにデータ再生装置及び方法
US5940574A (en) Audio and video data recording and reproduction using track ID data
US5430741A (en) Repeated decoding of product code during successive tape head rotation periods
US4875111A (en) Apparatus for reproducing a digital signal
JP3477795B2 (ja) データ記録方法、データ記録媒体及びデータストリーマ
JP3871351B2 (ja) データ記録方法
US5144500A (en) Method and apparatus for reproducing multiply recorded data
EP0356938B1 (en) Rotary head assembly for substantially concurrent recording and monitoring of data on a magnetic tape cassette or the like
JP2915421B2 (ja) データレコーダ
JP4518586B2 (ja) データ記録装置およびそのリライト決定方法
JP2597989B2 (ja) データ再生装置
JP2539452B2 (ja) ヘリカルスキャン方式磁気テ―プ記憶装置
JP2621261B2 (ja) データレコーダにおける記録方法
JP2840680B2 (ja) 再生装置
CA1325270C (en) Apparatus and method for recording and/or reproducing a digital signal
JP2576551B2 (ja) データレコーダ
JPH0945012A (ja) 記録装置、再生装置及びテープ状記録媒体
JP2000207279A (ja) メモリ制御装置およびメモリ制御方法
JPH09171605A (ja) ディジタルデータ記録/再生方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030916

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081017

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091017

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091017

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101017

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101017

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131017

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term