JPH0725293Y2 - カード容器 - Google Patents
カード容器Info
- Publication number
- JPH0725293Y2 JPH0725293Y2 JP12693090U JP12693090U JPH0725293Y2 JP H0725293 Y2 JPH0725293 Y2 JP H0725293Y2 JP 12693090 U JP12693090 U JP 12693090U JP 12693090 U JP12693090 U JP 12693090U JP H0725293 Y2 JPH0725293 Y2 JP H0725293Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- back cover
- ear piece
- card
- side plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Packaging For Recording Disks (AREA)
- Cartons (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 ICカード、光カード等の電子出版に使用される板状物の
容器に関し、特に出版物流の販売ルートにのり易くする
ものに関する。
容器に関し、特に出版物流の販売ルートにのり易くする
ものに関する。
出版革命とも言える電子出版はCD−ROMを始めとしてIC
カードに至まで21世紀を目指して本格的商品化が進めら
れている。あらゆる製品がエレクトロニクスを離れて考
えられないが、「用紙」が主体であった出版もこのよう
にペーパーレス化が着々とその領域を拡大しているが、
その販売ルートは出版流通が主体となることは当然であ
る。各ジャンル別流通には、それぞれ永年のしきたりが
あり、これらを一朝一夕にして変えることは不可能であ
る。
カードに至まで21世紀を目指して本格的商品化が進めら
れている。あらゆる製品がエレクトロニクスを離れて考
えられないが、「用紙」が主体であった出版もこのよう
にペーパーレス化が着々とその領域を拡大しているが、
その販売ルートは出版流通が主体となることは当然であ
る。各ジャンル別流通には、それぞれ永年のしきたりが
あり、これらを一朝一夕にして変えることは不可能であ
る。
しかし、上記電子出版のソフト、つまりICカード等の販
売は書店売りがメインになると予測される。
売は書店売りがメインになると予測される。
電子出版に用いる携帯用電子機器などのソフト用ICカー
ド等の収納方法は、薄く小さなカードを物流上必要最小
限の大きさにドレスアップすることが常であった。当
然、ハードは電気メーカーが担当し、その分野からのソ
フトの商品化については、一般的商品のそれと同じくカ
ートン（パッケージング）の考え方が常であり、構造，
寸法，装丁（デザイン）において、出版業界とは全く異
なる世界のものである。
ド等の収納方法は、薄く小さなカードを物流上必要最小
限の大きさにドレスアップすることが常であった。当
然、ハードは電気メーカーが担当し、その分野からのソ
フトの商品化については、一般的商品のそれと同じくカ
ートン（パッケージング）の考え方が常であり、構造，
寸法，装丁（デザイン）において、出版業界とは全く異
なる世界のものである。
携帯用電子機器、例えば電子式手帳は電気店及び大手文
具店にて販売されており、出版物の物流とは根本的な差
がある。
具店にて販売されており、出版物の物流とは根本的な差
がある。
しかし、電子出版とは出版物であると位置付けられてい
る。従って、出版の世界にマッチした商品化が必要にな
り、そのための商品容器の開発が必要となってきた。
る。従って、出版の世界にマッチした商品化が必要にな
り、そのための商品容器の開発が必要となってきた。
特徴ある出版物流に耐え、書店の店頭での他誌（一般
誌）とのマッチングが大切であり、また、最も注意しな
ければならないのは、カードの盗難防止である。
誌）とのマッチングが大切であり、また、最も注意しな
ければならないのは、カードの盗難防止である。
本考案は、上記のように、従来電気店や大手文具店で販
売されているICカード等の電子出版ソフトを出版物の物
流ルートにマッチし、かつカードに適した容器であり、
盗難防止を備えたカード容器を提供することを課題とす
る。
売されているICカード等の電子出版ソフトを出版物の物
流ルートにマッチし、かつカードに適した容器であり、
盗難防止を備えたカード容器を提供することを課題とす
る。
本考案は上記課題を解決するために、折曲板８、表表紙
板９、背表紙10、裏表紙側板11、小口側板12、裏表紙内
側側板13、端板14、接着板15を折目1,2,3,4,5,6,7によ
ってそれぞれ内側に向け折曲自在に連設し、接着板15を
裏表紙側板11の内側に重合接着し、端板25、差込板24、
端板26、差込板27、耳片28、耳片29、耳片30、耳片31を
折目16,17,18,19,20,21,22,23によって内側に向け折曲
自在に連設し、本の形状の箱体を構成し、前記裏表紙内
側板13には鎖線33と折目32により取出部34が設けられて
おり、前記箱体の中には約長方形状の穴を少なくとも一
つ有する詰物を施し、該詰物の穴の内部にはプラスチッ
ク製の容器を有するカード容器であり、前記プラスチッ
ク容器は底部と蓋部に複数の突起を有するカード容器を
提供するものである。
板９、背表紙10、裏表紙側板11、小口側板12、裏表紙内
側側板13、端板14、接着板15を折目1,2,3,4,5,6,7によ
ってそれぞれ内側に向け折曲自在に連設し、接着板15を
裏表紙側板11の内側に重合接着し、端板25、差込板24、
端板26、差込板27、耳片28、耳片29、耳片30、耳片31を
折目16,17,18,19,20,21,22,23によって内側に向け折曲
自在に連設し、本の形状の箱体を構成し、前記裏表紙内
側板13には鎖線33と折目32により取出部34が設けられて
おり、前記箱体の中には約長方形状の穴を少なくとも一
つ有する詰物を施し、該詰物の穴の内部にはプラスチッ
ク製の容器を有するカード容器であり、前記プラスチッ
ク容器は底部と蓋部に複数の突起を有するカード容器を
提供するものである。
本考案にかかるカード容器は、外見は本の体裁としたの
で、出版物の物流ルートにマッチし、箱体の中には約長
方形状の穴を少なくとも一つ有する詰物を施し、該詰物
の穴の内部にはプラスチック製の容器を有し、該箱体の
プラスチック容器のカード取り出し部分には、鎖線が施
されており、カードの盗難防止作用がある。
で、出版物の物流ルートにマッチし、箱体の中には約長
方形状の穴を少なくとも一つ有する詰物を施し、該詰物
の穴の内部にはプラスチック製の容器を有し、該箱体の
プラスチック容器のカード取り出し部分には、鎖線が施
されており、カードの盗難防止作用がある。
また、プラスチック容器は底部と蓋部に複数の突起を有
し、接触面積を小さくして、静電気の発生を防止する。
し、接触面積を小さくして、静電気の発生を防止する。
実施例を図を用いて詳細に説明する。
第１図は本考案のカード容器の箱体の一実施例の展開図
である。
である。
折曲板８、表表紙板９、背表紙10、裏表紙側板11、小口
側板12、裏表紙内側側板13、端板14、接着板15を折目1,
2,3,4,5,6,7によってそれぞれ内側に向け折曲、接着板1
5を裏表紙側板11の内側に重合接着し、端板25、差込板2
4、端板26、差込板27、耳片28、耳片29、耳片30、耳片3
1を折目16,17,18,19,20,21,22,23によって内側に向け折
曲、本の形状の箱体を形成する。
側板12、裏表紙内側側板13、端板14、接着板15を折目1,
2,3,4,5,6,7によってそれぞれ内側に向け折曲、接着板1
5を裏表紙側板11の内側に重合接着し、端板25、差込板2
4、端板26、差込板27、耳片28、耳片29、耳片30、耳片3
1を折目16,17,18,19,20,21,22,23によって内側に向け折
曲、本の形状の箱体を形成する。
第２図は本考案のカード容器の一実施例の斜視図であ
る。第１図を組み立てたものである。
る。第１図を組み立てたものである。
折曲板８と表表紙板９下方縁部を貼着して説明書等の小
冊子を挟んでもよい。また、裏表紙内側側板13の中央部
に鎖線33が施してあり、収納されているICカード等を取
り出す時、鎖線33を切り離して取り出し口とする。
冊子を挟んでもよい。また、裏表紙内側側板13の中央部
に鎖線33が施してあり、収納されているICカード等を取
り出す時、鎖線33を切り離して取り出し口とする。
第３図ａは第２図の箱体の中に入る詰物35とその中程に
穴を開けてセットされているプラスチック容器36の斜視
図である。
穴を開けてセットされているプラスチック容器36の斜視
図である。
第３図ｂは第３図ａのＸ−Ｘ断面図である。
第４図ａはプラスチック容器36の平面図である。製造方
法は塩化ビニール薄板等をバキュウム成型又はプレス成
型等で行うのが一般的である。
法は塩化ビニール薄板等をバキュウム成型又はプレス成
型等で行うのが一般的である。
図面の上方が蓋部であり、本体とはヒンジ部37で繋がっ
ている。カードは蓋部の四角のＬ字型の壁に接して保持
されており、容器として箱体にセットされ、カードを取
り出そうとして蓋を開いた時、蓋の方に着いて取り出し
易くなっている。
ている。カードは蓋部の四角のＬ字型の壁に接して保持
されており、容器として箱体にセットされ、カードを取
り出そうとして蓋を開いた時、蓋の方に着いて取り出し
易くなっている。
第４図ｂは第４図ａのＹ−Ｙ断面図である。
第４図ｃは第４図ａのX1−X1断面図である。
第４図ｄは第４図ａのX2−X2断面図である。
第５図はプラスチック容器36にICカード39を収納した状
態で第４図のX1―X1，X2―X2の位置の断面図である。
態で第４図のX1―X1，X2―X2の位置の断面図である。
本考案は本の形状をした箱体を構成するものであるが、
折曲板８は必要がなければ省いてもよく、また、端板2
4,26、差込板24,27、等を例えば裏表紙内側板13に連設
させることも可能である。要するにブランク形状に限定
されることなく、結果的に第２図の外観の箱体が形成さ
れればよい。
折曲板８は必要がなければ省いてもよく、また、端板2
4,26、差込板24,27、等を例えば裏表紙内側板13に連設
させることも可能である。要するにブランク形状に限定
されることなく、結果的に第２図の外観の箱体が形成さ
れればよい。
また、箱体への印刷等は通常の方法でブランク板打ち抜
き前に行われる。
き前に行われる。
本考案にかかるカード容器は、外見は本の体裁としたの
で、出版物の物流ルートにマッチし、書店で販売しても
異和感がなく書籍に類するものとして扱われる。
で、出版物の物流ルートにマッチし、書店で販売しても
異和感がなく書籍に類するものとして扱われる。
箱体部に鎖線を設けて、取り出す時、鎖線を切取る構成
としたので、店頭での盗難防止が図れる。
としたので、店頭での盗難防止が図れる。
プラスチック容器の蓋部と底部に複数の突起があり、接
触面積を小さくすることにより、静電気の発生を防止
し、静電気に弱いICカード等を保護することができる。
触面積を小さくすることにより、静電気の発生を防止
し、静電気に弱いICカード等を保護することができる。
第１図は本考案のカード容器の箱体の一実施例の展開
図、第２図は本考案のカード容器の一実施例の斜視図、
第３図は箱体の中に入る詰物とプラスチック容器の斜視
図及び断面図、第４図はプラスチック容器の平面図及び
断面図、第５図はプラスチック容器にカードを収納した
状態の断面図である。 1,2,3,4,5,6,7,16,17,18,19,20,21,22,23,32…折目 ８…折曲板、９…表表紙板、10…背表紙 11…裏表紙側板、12…小口側板 13…裏表紙内側側板、14,26…端板 15…接着板、24,27…差込板 28,29,30,31…耳片 33…鎖線、43…取出部、35…詰物 36…プラスチック容器、37…ヒンジ部 38…突起、39…ICカード
図、第２図は本考案のカード容器の一実施例の斜視図、
第３図は箱体の中に入る詰物とプラスチック容器の斜視
図及び断面図、第４図はプラスチック容器の平面図及び
断面図、第５図はプラスチック容器にカードを収納した
状態の断面図である。 1,2,3,4,5,6,7,16,17,18,19,20,21,22,23,32…折目 ８…折曲板、９…表表紙板、10…背表紙 11…裏表紙側板、12…小口側板 13…裏表紙内側側板、14,26…端板 15…接着板、24,27…差込板 28,29,30,31…耳片 33…鎖線、43…取出部、35…詰物 36…プラスチック容器、37…ヒンジ部 38…突起、39…ICカード
Claims (2)
- 【請求項１】折曲板８、表表紙板９、背表紙10、裏表紙
側板11、小口側板12、裏表紙内側側板13、端板14、接着
板15を折目1,2,3,4,5,6,7によってそれぞれ内側に向け
折曲自在に連設し、接着板15を裏表紙側板11の内側に重
合接着し、端板25、差込板24、端板26、差込板27、耳片
28、耳片29、耳片30、耳片31を折目16,17,18,19,20,21,
22,23によって内側に向け折曲自在に連設し、本の形状
の箱体を構成し、前記裏表紙内側板13には鎖線33と折目
32により取出部34が設けられており、前記箱体の中には
約長方形状の穴を少なくとも一つ有する詰物を施し、該
詰物の穴の内部にはプラスチック製の容器を有すること
を特徴とするカード容器。 - 【請求項２】前記プラスチック容器は底部と蓋部に複数
の突起を有することを特徴とする請求項第１項記載のカ
ード容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12693090U JPH0725293Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | カード容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12693090U JPH0725293Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | カード容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0484132U JPH0484132U (ja) | 1992-07-22 |
| JPH0725293Y2 true JPH0725293Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31874455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12693090U Expired - Lifetime JPH0725293Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | カード容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725293Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP12693090U patent/JPH0725293Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0484132U (ja) | 1992-07-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |