JPH072525Y2 - データキャリアを組み込んだ巻取用コア - Google Patents
データキャリアを組み込んだ巻取用コアInfo
- Publication number
- JPH072525Y2 JPH072525Y2 JP10359390U JP10359390U JPH072525Y2 JP H072525 Y2 JPH072525 Y2 JP H072525Y2 JP 10359390 U JP10359390 U JP 10359390U JP 10359390 U JP10359390 U JP 10359390U JP H072525 Y2 JPH072525 Y2 JP H072525Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data carrier
- core
- winding core
- data
- winding
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
本考案は、ウエブ巻取用コアに関し、特にデータキャリ
アを組み込んだコアに関する。
アを組み込んだコアに関する。
写真材料の製造に用いられる支持体や、この支持体上に
ハロゲン化銀乳剤等の感光層を塗布、乾燥して得られる
写真材料等は、その製造工程においてコアに巻き取られ
る。 これらコアに巻き取られた支持体や写真材料を番号をつ
けて1つずつ区別し、かつあるいはそれらの巻き長さや
製造条件、品質などの情報を記録するには、従来よりバ
ーコードが多く用いられており、近年では、バーコード
の欠点を補うためにデータキャリアが使われている。 データキャリアの情報伝送媒体には、電磁結合、電磁誘
導、放射電磁界の3つの方法があるが、いずれも伝送媒
体には指向性があることにより、コアに取り付ける位置
によってはそれぞれ次のような問題があった。 コアに巻き取られた支持体や写真感光材料に取り付け
ると、支持体や写真感光材料を巻き取ったり、巻きもど
したりするたびにデータキャリアを取り外したり、取り
付けたりしなければならず、手間がかかる。 巻取コアの胴面で、支持体や写真感光材料が巻き取ら
れていない余分の場所にデータキャリアを取り付けた場
合は、データキャリアの内容を読みとったり、データキ
ャリアにデータを書き込む際はデータキャリアのコア回
転軸上の位置を正確に調整しなければならず、手間がか
る。
ハロゲン化銀乳剤等の感光層を塗布、乾燥して得られる
写真材料等は、その製造工程においてコアに巻き取られ
る。 これらコアに巻き取られた支持体や写真材料を番号をつ
けて1つずつ区別し、かつあるいはそれらの巻き長さや
製造条件、品質などの情報を記録するには、従来よりバ
ーコードが多く用いられており、近年では、バーコード
の欠点を補うためにデータキャリアが使われている。 データキャリアの情報伝送媒体には、電磁結合、電磁誘
導、放射電磁界の3つの方法があるが、いずれも伝送媒
体には指向性があることにより、コアに取り付ける位置
によってはそれぞれ次のような問題があった。 コアに巻き取られた支持体や写真感光材料に取り付け
ると、支持体や写真感光材料を巻き取ったり、巻きもど
したりするたびにデータキャリアを取り外したり、取り
付けたりしなければならず、手間がかかる。 巻取コアの胴面で、支持体や写真感光材料が巻き取ら
れていない余分の場所にデータキャリアを取り付けた場
合は、データキャリアの内容を読みとったり、データキ
ャリアにデータを書き込む際はデータキャリアのコア回
転軸上の位置を正確に調整しなければならず、手間がか
る。
本考案の目的は、データキャリアをコアに頻繁に取り付
け取り外すことなく、コアの回転軸方向上の位置の如何
にかかわらず、データキャリアのデータの読み取り、書
き込みができるような位置にデータキャリアを組み込ん
だウエブ巻取用のコアを提供することにある。
け取り外すことなく、コアの回転軸方向上の位置の如何
にかかわらず、データキャリアのデータの読み取り、書
き込みができるような位置にデータキャリアを組み込ん
だウエブ巻取用のコアを提供することにある。
本考案の目的は、データキャリアを巻取コアの回転軸上
に、データ伝送媒体の指向性が最大となる方向が回転軸
と平行になるように、データキャリアを巻取コアに組み
込むことにより達成することができた。 本考案の実施に際して用いられる巻取コアの材質、形状
は特に限定されるものではないが、伝送媒体の指向性に
影響がでないように金属を少なく使用するのが好まし
い。 データキャリアの取り付け位置は、データ伝送媒体の指
向性のひろがり、伝送距離、巻取コア自体による媒体の
散乱に応じて適切な位置に組み込まれる。 好ましい組み込む位置は巻取コアの中央部である。 送取コアに組み込まれたデータキャリアとの通信はアン
テナを介して行なわれる。 アンテナをワインダ、アンワインダ、巻取り運搬用コン
ベア、運搬車等に設置することにより、巻取りの送り出
し、巻き込み、運搬の各段階でデータキャリアの内容の
読みだし、書き込みが行なえる。
に、データ伝送媒体の指向性が最大となる方向が回転軸
と平行になるように、データキャリアを巻取コアに組み
込むことにより達成することができた。 本考案の実施に際して用いられる巻取コアの材質、形状
は特に限定されるものではないが、伝送媒体の指向性に
影響がでないように金属を少なく使用するのが好まし
い。 データキャリアの取り付け位置は、データ伝送媒体の指
向性のひろがり、伝送距離、巻取コア自体による媒体の
散乱に応じて適切な位置に組み込まれる。 好ましい組み込む位置は巻取コアの中央部である。 送取コアに組み込まれたデータキャリアとの通信はアン
テナを介して行なわれる。 アンテナをワインダ、アンワインダ、巻取り運搬用コン
ベア、運搬車等に設置することにより、巻取りの送り出
し、巻き込み、運搬の各段階でデータキャリアの内容の
読みだし、書き込みが行なえる。
次に図面に基づき本考案の実施例について説明する。 第1図は本考案によるウエブ巻取用コアの断面図であ
る。 円筒状のコア(1)の中央部にデータキャリア(2)を
その伝送媒体の指向性(3)が最大となる方向が、コア
の回転軸と平行になるように組み込まれている。 データキャリア(2)は、各社より市販されているもの
でよいが、伝送距離は、コア巾の1/2よりも長いものを
選ぶ。 データキャリアのデータの読み取り、書き込みは、ワイ
ンダ、アンワインダ、あるいはコンベア等の運搬路に設
けられたアンテナを通じて行なわれる。 例えば、ワインダにおいては、ワインダのコアチャッキ
ング部に設置されたアンテナ(4)を通じて、巻き取ら
れたウエブ、もしくは写真感光材料の名称、ロットNo.
巾、長さ、品質などが書き込まれる。 また、例えば、通路上に設置されたアンテナを通じて、
無人車で運搬されている巻き取られたウエブ、もしくは
写真感光材料の名称、ロットNo.などは読み込まれ、運
搬をコントロールする為のいわゆるトラッキング状情報
として用いられる。 さらに例えば、アンワインダのコアチャッキング部に設
置されたアンテナを通じて、巻き取られたウエブ、もし
くは写真感光材料の名称、ロットNo.、巾、長さ、品質
などの情報が読み込まれ、塗布機あるいは仕上装置の制
御が行なわれる。 ここにあげた例で分かるように、データキャリアをはず
すことなく、コアの回転軸上の位置にかかわらず、ある
いはコアを回転させたままで、データキャリアにデータ
を書き込んだり、読み取ったりできる。 データキャリアは内部に電池を保有しておりコアに装置
した状態で例えば5年間など長期にわたって使用でき
る。 第2図は、本考案によるウエブ巻取用コアのうち、デー
タキャリアの伝送媒体の通信距離が短い場合の断面図で
ある。 読み取り、書き込み用のアンテナ(8)をワインダ、ア
ンワインダ、あるいはコンベア等の運搬路の両脇に配置
することにより、巻取コアの両端が入れかわってもデー
タの読み取り、書き込みができる。
る。 円筒状のコア(1)の中央部にデータキャリア(2)を
その伝送媒体の指向性(3)が最大となる方向が、コア
の回転軸と平行になるように組み込まれている。 データキャリア(2)は、各社より市販されているもの
でよいが、伝送距離は、コア巾の1/2よりも長いものを
選ぶ。 データキャリアのデータの読み取り、書き込みは、ワイ
ンダ、アンワインダ、あるいはコンベア等の運搬路に設
けられたアンテナを通じて行なわれる。 例えば、ワインダにおいては、ワインダのコアチャッキ
ング部に設置されたアンテナ(4)を通じて、巻き取ら
れたウエブ、もしくは写真感光材料の名称、ロットNo.
巾、長さ、品質などが書き込まれる。 また、例えば、通路上に設置されたアンテナを通じて、
無人車で運搬されている巻き取られたウエブ、もしくは
写真感光材料の名称、ロットNo.などは読み込まれ、運
搬をコントロールする為のいわゆるトラッキング状情報
として用いられる。 さらに例えば、アンワインダのコアチャッキング部に設
置されたアンテナを通じて、巻き取られたウエブ、もし
くは写真感光材料の名称、ロットNo.、巾、長さ、品質
などの情報が読み込まれ、塗布機あるいは仕上装置の制
御が行なわれる。 ここにあげた例で分かるように、データキャリアをはず
すことなく、コアの回転軸上の位置にかかわらず、ある
いはコアを回転させたままで、データキャリアにデータ
を書き込んだり、読み取ったりできる。 データキャリアは内部に電池を保有しておりコアに装置
した状態で例えば5年間など長期にわたって使用でき
る。 第2図は、本考案によるウエブ巻取用コアのうち、デー
タキャリアの伝送媒体の通信距離が短い場合の断面図で
ある。 読み取り、書き込み用のアンテナ(8)をワインダ、ア
ンワインダ、あるいはコンベア等の運搬路の両脇に配置
することにより、巻取コアの両端が入れかわってもデー
タの読み取り、書き込みができる。
第1図、第2図は本考案によるウエブ巻取用コアの1例
を示した断面図である。 1、5……コア 2、6……データキャリア 3、7……データ媒体の指向性 4、8……書き込み、読み取り用アンテナ
を示した断面図である。 1、5……コア 2、6……データキャリア 3、7……データ媒体の指向性 4、8……書き込み、読み取り用アンテナ
Claims (1)
- 【請求項1】データキャリアのデータ伝送媒体の指向性
がコアの回転軸方向となるようにデータキャリアを組み
込んだ巻取用コア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10359390U JPH072525Y2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | データキャリアを組み込んだ巻取用コア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10359390U JPH072525Y2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | データキャリアを組み込んだ巻取用コア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0460972U JPH0460972U (ja) | 1992-05-26 |
JPH072525Y2 true JPH072525Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=31848535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10359390U Expired - Lifetime JPH072525Y2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | データキャリアを組み込んだ巻取用コア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072525Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013016546A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-24 | Lintec Corp | 帯状シートの軸芯部材 |
JP2013157370A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Lintec Corp | 支持装置 |
JP2014154843A (ja) * | 2013-02-13 | 2014-08-25 | Lintec Corp | 支持装置及びデータ管理方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5516219A (en) * | 1994-08-01 | 1996-05-14 | Lasermaster Corporation | High resolution combination donor/direct thermal printer |
-
1990
- 1990-10-01 JP JP10359390U patent/JPH072525Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013016546A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-24 | Lintec Corp | 帯状シートの軸芯部材 |
JP2013157370A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Lintec Corp | 支持装置 |
JP2014154843A (ja) * | 2013-02-13 | 2014-08-25 | Lintec Corp | 支持装置及びデータ管理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0460972U (ja) | 1992-05-26 |
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