JPH07252367A - オルガノポリシロキサン樹脂をマトリックス材料とする機能性素子の製造方法 - Google Patents
オルガノポリシロキサン樹脂をマトリックス材料とする機能性素子の製造方法Info
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- JPH07252367A JPH07252367A JP4592494A JP4592494A JPH07252367A JP H07252367 A JPH07252367 A JP H07252367A JP 4592494 A JP4592494 A JP 4592494A JP 4592494 A JP4592494 A JP 4592494A JP H07252367 A JPH07252367 A JP H07252367A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 成形容易で機械的強度の優れたマトリックス
内に機能性分子が安定に分散した機能素子の製造方法を
提供する。 【構成】 全構成単位の20〜70モル%がSiO2 単
位であり、30〜80モル%が式RSiO(4-n)/2 で表
される単位であり、200℃以下の温度で液状であるオ
ルガノポリシロキサンを主成分とし、触媒の存在下又は
不存在下に硬化させることが可能である樹脂に、機能性
有機分子又は無機分子を混入し、しかる後に無溶媒の状
態で樹脂を硬化させて機能素子を製造する(但し、式中
Rは、それぞれ独立に1価の有機基、水素及び水酸基か
ら選ばれた基であり、かつRの少なくとも1つは架橋性
官能基であり、nは1,2又は3である)。
内に機能性分子が安定に分散した機能素子の製造方法を
提供する。 【構成】 全構成単位の20〜70モル%がSiO2 単
位であり、30〜80モル%が式RSiO(4-n)/2 で表
される単位であり、200℃以下の温度で液状であるオ
ルガノポリシロキサンを主成分とし、触媒の存在下又は
不存在下に硬化させることが可能である樹脂に、機能性
有機分子又は無機分子を混入し、しかる後に無溶媒の状
態で樹脂を硬化させて機能素子を製造する(但し、式中
Rは、それぞれ独立に1価の有機基、水素及び水酸基か
ら選ばれた基であり、かつRの少なくとも1つは架橋性
官能基であり、nは1,2又は3である)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なオルガノポリシロ
キサン樹脂をマトリックス材料とする機能性素子に関わ
るものである。
キサン樹脂をマトリックス材料とする機能性素子に関わ
るものである。
【0002】
【従来の技術】発光、光変調、光電変換、記録、記憶、
磁性、サーモクロミズムなどの機能を有する無機あるい
は有機分子は多く知られている。これらの分子は単独で
使用されることは珍しく、何らかのマトリックスに分散
して使用されることが多い。従来この目的にはプラスチ
ック類に代表される有機材料と、ガラスに代表される無
機材料が用いられてきた。しかしプラスチック類の場
合、溶融や硬化に必要な熱のために機能性分子が破壊さ
れたり、それら分子の溶解性が十分でないために徐々に
プラスチックから折出したりする欠点があった。また無
機材料の場合、成形体を得るのが容易ではなく、多くの
場合機能性分子が耐えられない高温でないと加工できな
いという欠点があった。また、無機材料の多くは脆すぎ
て、機能性分子のマトリックスとしては十分な強度を有
するとは言えない。最近ゾルゲル法による多孔質ガラス
をこのようなマトリックスに使用する研究が盛んである
が、成形体を得るのに非常に時間がかかり、しかもひび
割れが生じやすいという欠点があり、プラスチックやガ
ラスに比べて特に優れているとは言いがたい。また、こ
れらの欠点を改良するという観点から、有機基により修
飾したゾルゲル材料(Ormocerと名付けられてい
る)をマトリックス材料に用いた報告がある(Knob
beら、Ultrastructure Proces
sing ofAdvanced Material
s,Wiley,1992年、519ページ)。この方
法においてもマトリックス材料を溶液状で使用する必要
があり、溶媒の蒸発による収縮が大きいことから、一定
の形に成形するのが困難であるという欠点があった。
磁性、サーモクロミズムなどの機能を有する無機あるい
は有機分子は多く知られている。これらの分子は単独で
使用されることは珍しく、何らかのマトリックスに分散
して使用されることが多い。従来この目的にはプラスチ
ック類に代表される有機材料と、ガラスに代表される無
機材料が用いられてきた。しかしプラスチック類の場
合、溶融や硬化に必要な熱のために機能性分子が破壊さ
れたり、それら分子の溶解性が十分でないために徐々に
プラスチックから折出したりする欠点があった。また無
機材料の場合、成形体を得るのが容易ではなく、多くの
場合機能性分子が耐えられない高温でないと加工できな
いという欠点があった。また、無機材料の多くは脆すぎ
て、機能性分子のマトリックスとしては十分な強度を有
するとは言えない。最近ゾルゲル法による多孔質ガラス
をこのようなマトリックスに使用する研究が盛んである
が、成形体を得るのに非常に時間がかかり、しかもひび
割れが生じやすいという欠点があり、プラスチックやガ
ラスに比べて特に優れているとは言いがたい。また、こ
れらの欠点を改良するという観点から、有機基により修
飾したゾルゲル材料(Ormocerと名付けられてい
る)をマトリックス材料に用いた報告がある(Knob
beら、Ultrastructure Proces
sing ofAdvanced Material
s,Wiley,1992年、519ページ)。この方
法においてもマトリックス材料を溶液状で使用する必要
があり、溶媒の蒸発による収縮が大きいことから、一定
の形に成形するのが困難であるという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、これ
ら従来技術の欠点を克服し、成形容易で機械強度の優れ
たマトリックス内に機能性分子が安定に分散した機能素
子の製造方法を提供することにある。
ら従来技術の欠点を克服し、成形容易で機械強度の優れ
たマトリックス内に機能性分子が安定に分散した機能素
子の製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、全構成
単位の20モルパーセント以上70モルパーセント以下
がSiO2 単位であり、30モルパーセント以上80モ
ルパーセント以下が式Rn SiO(4-n)/2 で表される単
位であり、200℃又はそれ以下の温度において液状で
あるオルガノポリシロキサンを主成分とし、硬化させる
ことが可能である樹脂に機能性有機分子又は無機分子を
混入し、しかる後に無溶媒の状態で樹脂を硬化させて機
能素子を製造する(但し、式中Rはそれぞれ独立に一価
の有機基、水素原子及び水酸基から選ばれた基であり、
かつRの少なくとも1つは架橋性官能基であり、nは
1,2又は3の数である。)ことによって達成される。
以下これを詳しく説明する。
単位の20モルパーセント以上70モルパーセント以下
がSiO2 単位であり、30モルパーセント以上80モ
ルパーセント以下が式Rn SiO(4-n)/2 で表される単
位であり、200℃又はそれ以下の温度において液状で
あるオルガノポリシロキサンを主成分とし、硬化させる
ことが可能である樹脂に機能性有機分子又は無機分子を
混入し、しかる後に無溶媒の状態で樹脂を硬化させて機
能素子を製造する(但し、式中Rはそれぞれ独立に一価
の有機基、水素原子及び水酸基から選ばれた基であり、
かつRの少なくとも1つは架橋性官能基であり、nは
1,2又は3の数である。)ことによって達成される。
以下これを詳しく説明する。
【0005】本発明によるマトリックス材料は20〜7
0モルパーセントのSiO2 単位と、30〜80モルパ
ーセントのRn SiO(4-n)/2 単位とを必須成分とする
オルガノポリシロキサンであり、本発明の目的を損なわ
ないかぎり他の構成単位を含んでいても構わない。他の
構成単位としては、例えばTiO2 単位、ZrO2 単
位、SnO2 単位、BO3/2 単位、ポリオキシアルキレ
ン単位などであるが、これらに特に限定はない。
0モルパーセントのSiO2 単位と、30〜80モルパ
ーセントのRn SiO(4-n)/2 単位とを必須成分とする
オルガノポリシロキサンであり、本発明の目的を損なわ
ないかぎり他の構成単位を含んでいても構わない。他の
構成単位としては、例えばTiO2 単位、ZrO2 単
位、SnO2 単位、BO3/2 単位、ポリオキシアルキレ
ン単位などであるが、これらに特に限定はない。
【0006】式Rn SiO(4-n)/2 で表される単位中、
Rはそれぞれ独立に一価の有機基、水素原子および水酸
基から選ばれた基である。一価の有機基としては、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、
ヘキシル基などのアルキル基;フェニル基、トリル基、
キシリル基、メシチル基などのアリール基;ビニル基、
アリル基、プロペニル基、ブテニル基などのアルケニル
基;クロロメチル基、トリフルオロプロピル基などのハ
ロゲン化アルキル基;メトキシ基、エトキシ基、プロポ
キシ基、ブトキシ基、メトキシエトキシ基などのアルコ
キシ基;及びアセトキシ基、プロピロニルオキシ基、ベ
ンゾイルオキシ基などのアシロキシ基が例示される。ま
た、グリシドキシプロピル基、メタクリロキシプロピル
基、メルカプトプロピル基などの有機官能基であっても
よい。経済性の観点からは一価の有機基はメチル基、ビ
ニル基又はフェニル基であることが好ましく、特にメチ
ル基又はビニル基であることが好ましい。
Rはそれぞれ独立に一価の有機基、水素原子および水酸
基から選ばれた基である。一価の有機基としては、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、
ヘキシル基などのアルキル基;フェニル基、トリル基、
キシリル基、メシチル基などのアリール基;ビニル基、
アリル基、プロペニル基、ブテニル基などのアルケニル
基;クロロメチル基、トリフルオロプロピル基などのハ
ロゲン化アルキル基;メトキシ基、エトキシ基、プロポ
キシ基、ブトキシ基、メトキシエトキシ基などのアルコ
キシ基;及びアセトキシ基、プロピロニルオキシ基、ベ
ンゾイルオキシ基などのアシロキシ基が例示される。ま
た、グリシドキシプロピル基、メタクリロキシプロピル
基、メルカプトプロピル基などの有機官能基であっても
よい。経済性の観点からは一価の有機基はメチル基、ビ
ニル基又はフェニル基であることが好ましく、特にメチ
ル基又はビニル基であることが好ましい。
【0007】式Rn SiO(4-n)/2 で表わされる単位中
のケイ素原子1個あたりのRの数nは1,2又は3であ
るが、これに特に限定はない。nが大きいほどマトリッ
クス材料は有機物としての性格が強くなり、有機分子と
の親和性が良好になる。また、nが大きいほど硬化後の
マトリックス材料は柔軟になる傾向があるので、必要な
機械特性に合わせてnの大きさを決定する必要がある。
また、nは1分子中で同一である必要はなく、1分子中
にRSiO3/2 単位、R2 SiO単位、R3 SiO1/2
単位が混在していてもよい。硬化前の粘度、安定性、機
能性分子の分散の容易さを考えると、nが3に近いほう
が好ましい。またR2 SiO単位及びR 3 SiO1/2 単
位において1つの単位中のRが同一である必要はなく、
例えばR 2 SiO単位がメチルビニルシロキサン単位で
あっても一向に差しつかえない。
のケイ素原子1個あたりのRの数nは1,2又は3であ
るが、これに特に限定はない。nが大きいほどマトリッ
クス材料は有機物としての性格が強くなり、有機分子と
の親和性が良好になる。また、nが大きいほど硬化後の
マトリックス材料は柔軟になる傾向があるので、必要な
機械特性に合わせてnの大きさを決定する必要がある。
また、nは1分子中で同一である必要はなく、1分子中
にRSiO3/2 単位、R2 SiO単位、R3 SiO1/2
単位が混在していてもよい。硬化前の粘度、安定性、機
能性分子の分散の容易さを考えると、nが3に近いほう
が好ましい。またR2 SiO単位及びR 3 SiO1/2 単
位において1つの単位中のRが同一である必要はなく、
例えばR 2 SiO単位がメチルビニルシロキサン単位で
あっても一向に差しつかえない。
【0008】上記したようなオルガノポリシロキサン
は、当業者に公知の方法で製造することができるが、例
えば、テトラアルキルシリケートと、Rn SiO
(4-n)/2 単位を与えるようなアルコキシシランとを、酸
あるいはアルカリ触媒の存在下共加水分解することによ
って得られる。
は、当業者に公知の方法で製造することができるが、例
えば、テトラアルキルシリケートと、Rn SiO
(4-n)/2 単位を与えるようなアルコキシシランとを、酸
あるいはアルカリ触媒の存在下共加水分解することによ
って得られる。
【0009】本発明のマトリックス材料は200℃又は
それ以下の温度において液状である必要があるが、これ
は機能性分子の分散を容易にすると共に、成形を容易に
するためである。ここにおいて、液状であるのは溶媒を
全く含まないか、含んでいても極く微量の状態でのこと
であり、溶媒を加えないと液状にならない樹脂は本発明
の範囲に属さない。液状である温度が200℃もしくは
それ以下と限定されているが、これはその温度を越える
と機能性分子の分解などが起こりやすいためである。好
ましくは150℃以下、より好ましくは100℃以下で
液状であることである。液状となったときの粘度には特
に限定はないが、チクソトロピック流体ではない場合は
100,000mPa・s以下であることが望ましい。
チクソトロピック流体の場合は、剪断速度1,000s
ec-1での粘度が10,000mPa・s以下であるこ
とが好ましい。最も好ましい粘度は室温付近の温度にお
いて10,000mPa・s以下であることである。
それ以下の温度において液状である必要があるが、これ
は機能性分子の分散を容易にすると共に、成形を容易に
するためである。ここにおいて、液状であるのは溶媒を
全く含まないか、含んでいても極く微量の状態でのこと
であり、溶媒を加えないと液状にならない樹脂は本発明
の範囲に属さない。液状である温度が200℃もしくは
それ以下と限定されているが、これはその温度を越える
と機能性分子の分解などが起こりやすいためである。好
ましくは150℃以下、より好ましくは100℃以下で
液状であることである。液状となったときの粘度には特
に限定はないが、チクソトロピック流体ではない場合は
100,000mPa・s以下であることが望ましい。
チクソトロピック流体の場合は、剪断速度1,000s
ec-1での粘度が10,000mPa・s以下であるこ
とが好ましい。最も好ましい粘度は室温付近の温度にお
いて10,000mPa・s以下であることである。
【0010】200℃又はそれ以下の温度において液状
であるための分子構造は、Rの種類や数によって違うの
で一概に論じることはできない。しかし、一般的にSi
O2単位に対する式Rn SiO(4-n)/2 で表される単位
の比率が高いほど液状となりやすく、その比が0.5〜
2であることが好ましい。
であるための分子構造は、Rの種類や数によって違うの
で一概に論じることはできない。しかし、一般的にSi
O2単位に対する式Rn SiO(4-n)/2 で表される単位
の比率が高いほど液状となりやすく、その比が0.5〜
2であることが好ましい。
【0011】本発明に用いられるマトリックス材料は、
機能性分子を分散させた後に硬化させる必要があるが、
そのためにはRの少なくとも1つが架橋性官能基である
必要がある。この架橋性官能基の種類に特に限定はない
が、好ましくは水素原子、水酸基、アルケニル基、アル
コキシ基、アシロシキ基などの基が例示される。また、
アルコール性水酸基、エポシキ基、アクリル基、メタク
リル基、メルカプト基などの官能基を含有する有機基も
好ましい。これらの内で特にエポシキ基含有有機基が好
ましい。架橋には必要に応じて触媒が用いられるが、当
然架橋性官能基の種類に応じて選ばれるべきであり、本
発明の目的を損なわないかぎりその種類に制限はない。
また、触媒なしでも架橋する官能基の場合には触媒は不
要である。
機能性分子を分散させた後に硬化させる必要があるが、
そのためにはRの少なくとも1つが架橋性官能基である
必要がある。この架橋性官能基の種類に特に限定はない
が、好ましくは水素原子、水酸基、アルケニル基、アル
コキシ基、アシロシキ基などの基が例示される。また、
アルコール性水酸基、エポシキ基、アクリル基、メタク
リル基、メルカプト基などの官能基を含有する有機基も
好ましい。これらの内で特にエポシキ基含有有機基が好
ましい。架橋には必要に応じて触媒が用いられるが、当
然架橋性官能基の種類に応じて選ばれるべきであり、本
発明の目的を損なわないかぎりその種類に制限はない。
また、触媒なしでも架橋する官能基の場合には触媒は不
要である。
【0012】本発明に用いられるマトリックス材料を硬
化させるには、様々な成分の組み合わせが可能である。
つまり、自己重合型の官能基を有するオルガノポリシロ
キサンだけを用いる方法、ある種の官能基を有するオル
ガノポリシロキサンと、その官能基と反応する基を有す
るオルガノポリシロキサンとを混合する方法、ある種の
官能基を有するオルガノポリシロキサンと、その官能基
と反応するような基を有する低分子化合物とを混合する
方法などである。例えば、アクリル基を有するオルガノ
ポリシロキサンの場合には特に他の樹脂と混合する必要
はなく、加熱や紫外線の作用により硬化する。また、ア
ルケニル基を有するオルガノポリシロキサンは、それ自
体でもラジカルなどの作用により硬化するが、ケイ素原
子に結合した水素原子を有するオルガノポリシロキサン
と混合し、白金系触媒を作用させることにより硬化す
る。さらに、エポキシ基を有するオルガノポリシロキサ
ンは、多官能アミンや酸無水物と混合することにより硬
化する。
化させるには、様々な成分の組み合わせが可能である。
つまり、自己重合型の官能基を有するオルガノポリシロ
キサンだけを用いる方法、ある種の官能基を有するオル
ガノポリシロキサンと、その官能基と反応する基を有す
るオルガノポリシロキサンとを混合する方法、ある種の
官能基を有するオルガノポリシロキサンと、その官能基
と反応するような基を有する低分子化合物とを混合する
方法などである。例えば、アクリル基を有するオルガノ
ポリシロキサンの場合には特に他の樹脂と混合する必要
はなく、加熱や紫外線の作用により硬化する。また、ア
ルケニル基を有するオルガノポリシロキサンは、それ自
体でもラジカルなどの作用により硬化するが、ケイ素原
子に結合した水素原子を有するオルガノポリシロキサン
と混合し、白金系触媒を作用させることにより硬化す
る。さらに、エポキシ基を有するオルガノポリシロキサ
ンは、多官能アミンや酸無水物と混合することにより硬
化する。
【0013】本発明方法により製造される素子中に分散
させる機能性分子については、何らかの物理的、生物学
的、化学的機能を有する分子であれば、無機有機を問わ
ずその種類には全く制限はない。また、それらの分子が
高分子でも低分子でも構わないし、架橋した構造を持つ
ものでも一向に差しつかえない。以下にそれらの分子が
発現する機能を例示するが、これに限られるものでない
ことは明らかである。
させる機能性分子については、何らかの物理的、生物学
的、化学的機能を有する分子であれば、無機有機を問わ
ずその種類には全く制限はない。また、それらの分子が
高分子でも低分子でも構わないし、架橋した構造を持つ
ものでも一向に差しつかえない。以下にそれらの分子が
発現する機能を例示するが、これに限られるものでない
ことは明らかである。
【0014】機能性分子の機能の例:非線形光学効果、
発光、蛍光、燐光、光変調、光電変換、サーモクロミズ
ム、フォトクロミズム、エレクトロクロミズム、フォト
メカニカル効果、メカノケミカル効果、エレクトロメカ
ニカル効果、液晶性、磁場応答性、電界応答性、導電
性、半導電性、ホールバーニング性、レーザー発振性、
記録、記憶、分離、包接。また、これらの機能を有する
分子をここにすべて例示するのは不可能であるが、例え
ば、光に関する機能を有する分子については、高分子学
会編高分子機能材料シリーズ(6)、「光機能材料」に
多くの化合物が例示されている。
発光、蛍光、燐光、光変調、光電変換、サーモクロミズ
ム、フォトクロミズム、エレクトロクロミズム、フォト
メカニカル効果、メカノケミカル効果、エレクトロメカ
ニカル効果、液晶性、磁場応答性、電界応答性、導電
性、半導電性、ホールバーニング性、レーザー発振性、
記録、記憶、分離、包接。また、これらの機能を有する
分子をここにすべて例示するのは不可能であるが、例え
ば、光に関する機能を有する分子については、高分子学
会編高分子機能材料シリーズ(6)、「光機能材料」に
多くの化合物が例示されている。
【0015】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明する。例
中、Meとあるのはメチル基、Viとあるのはビニル基
のことである。屈折率の測定は、カルニュー光学社製精
密屈折率測定装置により行った。
中、Meとあるのはメチル基、Viとあるのはビニル基
のことである。屈折率の測定は、カルニュー光学社製精
密屈折率測定装置により行った。
【0016】(実施例1)組成式(Me3 SiO1/2 )
0.6 (ViMe2 SiO1/2 )0.6 (SiO2 )で示さ
れ、25℃における粘度が3200mPa・sであるオ
ルガノポリシロキサン5gと、組成式(Me3 SiO
1/2 )0.9 (HMe2 SiO1/2 )0.9 (SiO2 )で
示され、25℃における粘度が75mPa・sであるオ
ルガノポリシロキサン4gとを混合し、ローダミンB
(レーザー発振性を有する)のアセトン溶液(10
-4M)を1ml加えてよく混合し、アセトンを減圧により
留去した。この混合物に、硬化速度調節剤としての2−
メチル−3−ブチン−2−オールを0.2mg、硬化触媒
としてのトリス(テトラメチルジビニルジシロキサン)
二白金(0)のトルエン溶液を白金金属量として50μ
g加えて良く混合した。混合物を減圧により脱気し、
0.5×10×30mmの型に流し込み、プレスした状態
で50℃で3時間加熱した。硬化した板状のサンプルは
ピンク色の透明なプラスチック質であり、光学的に均質
であることが屈折率測定により証明された。また硬化物
にひび割れは全くなく、1mの高さからコンクリートの
床に落としても破壊されなかった。
0.6 (ViMe2 SiO1/2 )0.6 (SiO2 )で示さ
れ、25℃における粘度が3200mPa・sであるオ
ルガノポリシロキサン5gと、組成式(Me3 SiO
1/2 )0.9 (HMe2 SiO1/2 )0.9 (SiO2 )で
示され、25℃における粘度が75mPa・sであるオ
ルガノポリシロキサン4gとを混合し、ローダミンB
(レーザー発振性を有する)のアセトン溶液(10
-4M)を1ml加えてよく混合し、アセトンを減圧により
留去した。この混合物に、硬化速度調節剤としての2−
メチル−3−ブチン−2−オールを0.2mg、硬化触媒
としてのトリス(テトラメチルジビニルジシロキサン)
二白金(0)のトルエン溶液を白金金属量として50μ
g加えて良く混合した。混合物を減圧により脱気し、
0.5×10×30mmの型に流し込み、プレスした状態
で50℃で3時間加熱した。硬化した板状のサンプルは
ピンク色の透明なプラスチック質であり、光学的に均質
であることが屈折率測定により証明された。また硬化物
にひび割れは全くなく、1mの高さからコンクリートの
床に落としても破壊されなかった。
【0017】(比較例1)テトラメトキシシランと塩酸
水とを混合したゾルゲル法シリカの前駆体溶液に、実施
例1と同様にローダミンBを混入し、混合物をシャーレ
に流し込んで3週間放置して硬化させた。得られたサン
プルには無数にひび割れが入っていた。
水とを混合したゾルゲル法シリカの前駆体溶液に、実施
例1と同様にローダミンBを混入し、混合物をシャーレ
に流し込んで3週間放置して硬化させた。得られたサン
プルには無数にひび割れが入っていた。
【0018】(実施例2)組成式(ViMe2 SiO
1/2 )1.8 (SiO2 )で示され、25℃における粘度
が250mPa・sであるオルガノポリシロキサン15
gと、1,1,3,3,5,5−ヘキサメチルトリシロ
キサン12gとを混合した。ここに、Makromo
l.Chem.Rapid Commun.8,p60
7(1987)に記載される、アゾベンゼン基を主鎖に
含むポリジメチルシロキサン(フォトクロミズムを示
す)を1g添加混合した。この混合物に、硬化触媒とし
ての塩化白金酸のイソプロパノール溶液を白金金属とし
て200μg添加し、良く混合した後すばやく内径8mm
のガラス試験管に深さ5cmになるように流し込み、その
まま室温で放置した。48時間後に混合物を観察する
と、試験管の形のままのオレンジ色の固体になってお
り、光学的に均質であることが屈折率測定により証明さ
れた。また硬化物にひび割れは全くなく、1mの高さか
らコンクリートの床に落としても破壊されなかった。
1/2 )1.8 (SiO2 )で示され、25℃における粘度
が250mPa・sであるオルガノポリシロキサン15
gと、1,1,3,3,5,5−ヘキサメチルトリシロ
キサン12gとを混合した。ここに、Makromo
l.Chem.Rapid Commun.8,p60
7(1987)に記載される、アゾベンゼン基を主鎖に
含むポリジメチルシロキサン(フォトクロミズムを示
す)を1g添加混合した。この混合物に、硬化触媒とし
ての塩化白金酸のイソプロパノール溶液を白金金属とし
て200μg添加し、良く混合した後すばやく内径8mm
のガラス試験管に深さ5cmになるように流し込み、その
まま室温で放置した。48時間後に混合物を観察する
と、試験管の形のままのオレンジ色の固体になってお
り、光学的に均質であることが屈折率測定により証明さ
れた。また硬化物にひび割れは全くなく、1mの高さか
らコンクリートの床に落としても破壊されなかった。
【0019】(比較例2)3−メタクリロキシプロピル
トリメトキシシランとテトラメトキシシランとを等モル
混合し、さらに塩酸水を混合したOrmocer前駆体
溶液に、実施例2と同様にアゾベンゼン基含有ポリジメ
チルシロキサンを混合し、ガラス試験管に流し込んだ。
試験管中の溶液は数時間後にゲル化したが、その後も体
積はどんどん減少し、硬化物は試験管の形をまったく保
持しなかった。
トリメトキシシランとテトラメトキシシランとを等モル
混合し、さらに塩酸水を混合したOrmocer前駆体
溶液に、実施例2と同様にアゾベンゼン基含有ポリジメ
チルシロキサンを混合し、ガラス試験管に流し込んだ。
試験管中の溶液は数時間後にゲル化したが、その後も体
積はどんどん減少し、硬化物は試験管の形をまったく保
持しなかった。
【0020】(実施例3)組成式(AMe2 Si
O1/2 )1.0 (SiO2 )で示され、25℃における粘
度が1200mPa・sであるオルガノポリシロキサン
(Aは3−グリシドキシプロピル基)20gに磁性を示
すフェライト微粒子1gを添加、混合した。この混合物
に架橋剤としてのトリエチレンテトラミン2.1gを添
加して良く攪拌した。混合物を深さ5mmの容器に流し込
み、40℃の温度に12時間放置すると、ひび割れの全
くない、磁性を示す板状の固体が得られた。
O1/2 )1.0 (SiO2 )で示され、25℃における粘
度が1200mPa・sであるオルガノポリシロキサン
(Aは3−グリシドキシプロピル基)20gに磁性を示
すフェライト微粒子1gを添加、混合した。この混合物
に架橋剤としてのトリエチレンテトラミン2.1gを添
加して良く攪拌した。混合物を深さ5mmの容器に流し込
み、40℃の温度に12時間放置すると、ひび割れの全
くない、磁性を示す板状の固体が得られた。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明方法によれ
ば、成形が容易であり、機能性分子の分散性がよく、安
定なマトリックスを与える機能性分子用マトリックス材
料から、様々な機能性分子を保持、保護した素子を作る
ことができる。本発明方法で作られた素子は、光あるい
は磁気記録媒体、ダイレーザー、光変調素子などへの応
用が可能である。
ば、成形が容易であり、機能性分子の分散性がよく、安
定なマトリックスを与える機能性分子用マトリックス材
料から、様々な機能性分子を保持、保護した素子を作る
ことができる。本発明方法で作られた素子は、光あるい
は磁気記録媒体、ダイレーザー、光変調素子などへの応
用が可能である。
Claims (3)
- 【請求項1】 全構成単位の20モルパーセント以上7
0モルパーセント以下がSiO2 単位であり、30モル
パーセント以上80モルパーセント以下が式Rn SiO
(4-n)/2 で表される単位であり、200℃又はそれ以下
の温度において液状であるオルガノポリシロキサンを主
成分とし、触媒の存在下又は不存在下に硬化させること
が可能である樹脂に、機能性有機分子又は無機分子を混
入し、しかる後に無溶媒の状態で前記樹脂を硬化させ
る、機能性素子の製造方法(ただし式中Rはそれぞれ独
立に一価の有機基、水素原子および水酸基から選ばれた
基であり、かつRの少なくとも1つは架橋性官能基であ
り、nは1,2又は3の数である)。 - 【請求項2】 Rがメチル基、ビニル基、水素原子、エ
ポキシ基含有有機素から選ばれた基であり、nが3であ
る、請求項1に記載の機能性素子の製造方法。 - 【請求項3】 硬化前の室温における粘度が10,00
0mPa・s以下である、請求項1又は2に記載の機能
性素子の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4592494A JPH07252367A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | オルガノポリシロキサン樹脂をマトリックス材料とする機能性素子の製造方法 |
EP95103771A EP0672725A3 (en) | 1994-03-16 | 1995-03-15 | Process for the preparation of compositions using an organopolysiloxane resin as a matrix. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4592494A JPH07252367A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | オルガノポリシロキサン樹脂をマトリックス材料とする機能性素子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07252367A true JPH07252367A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=12732817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4592494A Pending JPH07252367A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | オルガノポリシロキサン樹脂をマトリックス材料とする機能性素子の製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0672725A3 (ja) |
JP (1) | JPH07252367A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100480524B1 (ko) * | 1995-10-12 | 2005-08-04 | 다우 코닝 아시아 리미티드 | 굴절률변조디바이스및이의제조방법 |
JP2006335857A (ja) * | 2005-06-01 | 2006-12-14 | Ge Toshiba Silicones Co Ltd | 透明な硬化物を与えるポリオルガノシロキサン組成物 |
WO2008047892A1 (en) * | 2006-10-19 | 2008-04-24 | Momentive Performance Materials Japan Llc | Curable polyorganosiloxane composition |
JP2008231199A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Sanyu Rec Co Ltd | 発光素子封止用シリコーン樹脂組成物及びこれを用いたポッティング方式による光半導体電子部品の製造方法 |
KR101129210B1 (ko) * | 2006-06-20 | 2012-05-29 | 블루스타 실리콘즈 프랑스 에스에이에스 | 수소 방출이 없는 실록산계 윤활 조성물, 이의 제조 방법 및 이의 용도 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3960292A1 (en) * | 2020-09-01 | 2022-03-02 | Roche Diagnostics GmbH | System and method for separating an aqueous liquid into at least two cavities |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2463490B1 (fr) * | 1979-08-14 | 1990-08-31 | Dumas Jean Claude | Composants magnetiques composes de particules ferromagnetiques incorporees dans une matrice en un polymere solidifie et procedes de fabrication |
WO1992012413A1 (en) * | 1991-01-04 | 1992-07-23 | Baxter Diagnostics Inc. | Measurement of bacterial co2 production in an isolated fluorophore by monitoring an absorbance regulated change of fluorescence |
-
1994
- 1994-03-16 JP JP4592494A patent/JPH07252367A/ja active Pending
-
1995
- 1995-03-15 EP EP95103771A patent/EP0672725A3/en not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100480524B1 (ko) * | 1995-10-12 | 2005-08-04 | 다우 코닝 아시아 리미티드 | 굴절률변조디바이스및이의제조방법 |
JP2006335857A (ja) * | 2005-06-01 | 2006-12-14 | Ge Toshiba Silicones Co Ltd | 透明な硬化物を与えるポリオルガノシロキサン組成物 |
KR101129210B1 (ko) * | 2006-06-20 | 2012-05-29 | 블루스타 실리콘즈 프랑스 에스에이에스 | 수소 방출이 없는 실록산계 윤활 조성물, 이의 제조 방법 및 이의 용도 |
WO2008047892A1 (en) * | 2006-10-19 | 2008-04-24 | Momentive Performance Materials Japan Llc | Curable polyorganosiloxane composition |
JPWO2008047892A1 (ja) * | 2006-10-19 | 2010-02-25 | モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 | 硬化性ポリオルガノシロキサン組成物 |
US8129480B2 (en) | 2006-10-19 | 2012-03-06 | Momentive Performance Materials Japan Llc | Curable polyorganosiloxane composition |
US8389650B2 (en) | 2006-10-19 | 2013-03-05 | Momentive Performance Materials Japan Llc | Curable polyorganosiloxane composition |
KR101395027B1 (ko) * | 2006-10-19 | 2014-05-22 | 모멘티브 파포만스 마테리아루즈 쟈판 고도가이샤 | 경화성 폴리오르가노실록산 조성물 |
JP2008231199A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Sanyu Rec Co Ltd | 発光素子封止用シリコーン樹脂組成物及びこれを用いたポッティング方式による光半導体電子部品の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0672725A3 (en) | 1996-05-08 |
EP0672725A2 (en) | 1995-09-20 |
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