JPH07252126A - 美白化粧料 - Google Patents

美白化粧料

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JPH07252126A
JPH07252126A JP6651694A JP6651694A JPH07252126A JP H07252126 A JPH07252126 A JP H07252126A JP 6651694 A JP6651694 A JP 6651694A JP 6651694 A JP6651694 A JP 6651694A JP H07252126 A JPH07252126 A JP H07252126A
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whey
mineral
whey mineral
exchange resin
cosmetic
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JP6651694A
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English (en)
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Hideki Matsuyama
山 秀 樹 松
Yoshio Koide
出 義 夫 小
Hideo Otomo
友 英 生 大
Kenichi Kakimoto
本 建 一 垣
Toshihiro Otsu
津 俊 広 大
Koji Takano
野 耕 次 高
Tamotsu Kuwata
田 有 桑
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MOMOTANI JUNTENKAN KK
Meiji Dairies Corp
Momotani Juntenkan KK
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MOMOTANI JUNTENKAN KK
Meiji Milk Products Co Ltd
Momotani Juntenkan KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ホエーをイオン交換樹脂処理して得られる非
吸着画分を主成分とする乳清ミネラル及び/又はその処
理物を含有してなる美白化粧料。 【効果】 シミ、ソバカス、日焼け等の症状を穏やか且
つ安全に改善することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、美白化粧料に関するも
のであり、更に詳細には、ホエーをイオン交換樹脂処理
して得られる非吸着画分を主成分とする乳清ミネラル及
び/又はその処理物を含有してなる美白化粧料に関する
ものである。
【0002】本発明の目的は、牛乳に含まれるチロシナ
ーゼ阻害物質及び高分子画分に含まれる生理活性物質を
有効に利用してなる、すぐれた効果を有ししかも化粧品
障害のない安全な美白化粧料を提供することである。
【0003】
【従来の技術及びその問題点】従来から生乳、特に牛乳
は、肌あれ、小じわ、シミ等を防止し、皮膚を滑らかに
する等、その有効性が酪農家等で言い伝えられており、
牛乳風呂で代表される浴用剤として自家消費向けに使用
されていた。しかし牛乳には高分子の蛋白質が多量に含
まれており、加熱したり、酸性にしたりすると、凝集し
て不溶性となり、使用する際に問題があった。また牛乳
中にはアレルギーの原因物質と考えられるカゼイン、β
−ラクトグロブリン、α−ラクトアルブミン等の高分子
蛋白質が含有されており、そのまま使用することは皮膚
に対する安全性の面からも好ましくない。
【0004】こうした観点から、生乳、脱脂乳、ホエー
等を限外濾過することによって、上記有害物質を除去
し、低分子画分のみを含む濾液を化粧料として利用する
ことが提示されている。しかし、限外濾過で除去される
画分の中には、糖たんぱく質や、核酸誘導体等化粧原料
として有用な成分が含まれること、並びに低分子画分の
中にも加熱やpHの変化等で可逆的な重合を起こす成分
が含まれることから、限外濾過法だけで精製した乳清ミ
ネラルは美容成分として好ましくない。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、上記技術の
現状を鑑み、牛乳より安全かつ生理的活性の高い成分を
分離し、それを化粧料に配合する目的で鋭意研究し完成
したものである。その特徴は、ホエーをイオン交換樹脂
処理した非吸着画分から更に乳糖を除去して既知の乳清
ミネラルに比べて生理活性物質の含有量が高い、新しい
タイプの乳清ミネラルを得て、それを美白化粧料に配合
することにある。
【0006】上記した新しいタイプの乳清ミネラルに
は、生理活性成分として、グリコマクロペプチド(GM
P)が固形分換算でホエーの約2倍量含まれており、シ
アル酸及びその誘導体はホエーの約4倍量含まれてい
る。
【0007】一方乳清ミネラルを利用した化粧料等につ
いては、既に特許が出願され、特開昭63−17981
8号及び特開平1−254610号として出願公開され
ている。これらの内、前者は、限外濾過法によって得ら
れた乳清ミネラルを浴剤に配合するもので、前述の生理
活性物質は非常に少ないことが確認されている。後者
は、牛乳より分子量13,000以上の高分子物質を除
去した組成物を配合することを特徴とする化粧料に関す
るものである。
【0008】しかしながら、生理活性物質及び生理活性
物質の誘導体には分子量13,000以上の高分子物質
が多いことが知られている。例えば制菌作用等の効果が
報告されているラクトフェリンは分子量約80,000
であり、紫外線防御効果が期待されているDNAには分
子量100万以上のものもある。したがって、化粧料と
してまた、それへの配合成分として、効果、効能が最も
期待できる該乳清ミネラルとしては、本発明のように生
理活性成分の含有量が高く、かつα−ラクトアルブミン
や、β−ラクトグロブリン等アレルギー原因成分を除去
したものであるといえる。
【0009】本発明において使用する乳清ミネラルとし
ては、ホエーをイオン交換樹脂処理して得られる非吸着
画分それ自体、及び/又は、その処理物である。その処
理物としては、該非吸着画分から乳糖を一部ないし全部
除去したもの、あるいは、分子量100,000以上の
高分子物質を除去してなるもの、その他該非吸着画分の
処理物がすべて包含される。
【0010】本発明において使用する上記した乳清ミネ
ラルは、例えば次のようにして調製する。
【0011】チーズホエーおよびその他ホエーを、必要
あればpH調整した後に、イオン交換樹脂で処理する。
イオン交換樹脂としては、陽イオン交換樹脂、陰イオン
交換樹脂がいずれも使用可能であるが、蛋白質選択吸着
性を有するタイプのものは特に有効である。具体的には
スルホン酸基、スルフォプロピル基、カルボキシル基、
カルボキシメチル基を有するタイプのもの、4級アンモ
ニウム基、1〜3級アミン、同アミドを有するタイプの
ものがセルロース系、シリカ系を問わず使用できる。通
常市販品が適宜使用可能であるが、カルボキシメチルセ
ルロース系、スルフォプロピルセルロース系が良好であ
る。
【0012】本発明において使用する非吸着画分の処理
物は、例えば次のようにして調製する。
【0013】上記によりイオン交換樹脂処理して得られ
た非吸着画分を濃縮、冷却することにより、乳糖を結晶
化せしめてこれを除去し、あるいはその他既知の乳糖除
去手段によって、乳糖を一部あるいは全部除去して、乳
清ミネラルを得る。得られた乳清ミネラルは、上記のよ
うに液状のままとしてもよいが、保存や取扱いのうえか
ら、これを噴霧乾燥や、凍結乾燥等常用される乾燥手段
によって乾燥しても良い。
【0014】また、必要に応じて殺菌するが、作業性、
経済性、殺菌効果等を勘案するとプレート式殺菌機を使
って瞬間殺菌することが望ましい。もちろん公知のどの
手段をも採用可能である。また熱変性を可能なかぎり避
けたいときは、孔径0.2μの精密濾過膜を使って細菌
を濾過すれば良い。また透明溶液が必要なときは、清浄
化後精密濾過膜若しくは限外濾過膜を使って加圧濾過
し、透明度を上げることができる。膜の形態、材質は、
公知のものが使用できる。精密濾過により透明度を上げ
るときは、孔径が0.2μ以下のものが望ましい。また
限外濾過法を利用するときは、生理活性物質を透過液側
に移行させる必要があることより、分画分子量100,
000以上の膜を利用し、濾過圧10kg/cm2に耐
えられる膜が要求される。
【0015】このようにして得られた本発明に係る乳清
ミネラルに含まれる成分は、次のとおりである。
【0016】(1)一般分析(分析例)
【0017】
【表1】
【0018】(2)主として含まれるミネラル(灰分) ナトリウム、カリウム、塩素、リン、カルシウム、マグ
ネシウム。
【0019】(3)微量に含まれるミネラル(灰分) ヨウ素、亜鉛、鉄、銅、マンガン。
【0020】(4)主として含まれるアミノ酸 セリン、アスパラギン酸、スレオニン、グルタミン酸、
ブロリン、グリシン、アラニン、バリン、イソロイシ
ン、ロイシン、フェニルアラニン、リジン、ヒスチジ
ン、アルギニン、メチオニン。
【0021】(5)微量に含まれるアミノ酸 トリプトファン、シスチン、チロシン。
【0022】(6)主として含まれる核酸関連物質 DNA、RNA、ウリジン、5′−ウリジル酸、5′−
シチジル酸、オロチン酸、アデニン誘導体。
【0023】(7)主として含まれる上記以外の非蛋白
態窒素化合物 尿素、アンモニア、ホスホセリン、オルチニン、シトル
リン、グルコサミン、クレアチン、クレアチニン。
【0024】(8)主として含まれる生理活性物質 シアル酸及びその誘導体、グリコマクロペプチド、各種
ビタミン類。
【0025】含窒素成分含量は、水溶液の透明化レベル
で異なるが、生理活性物質の含量を勘案すると、粗蛋白
質(N×6.38)として3〜15%の範囲にする必要
がある。
【0026】本発明に係る美白化粧料は、化粧水、クリ
ーム、乳液、パックその他すべての美白化粧料であっ
て、常法にしたがって美白化粧料に常用される基剤、助
剤等に有効成分(既述した乳清ミネラル)を適量、例え
ば0.001〜15%好ましくは0.01〜10%配合
して製造すればよい。該有効成分は、食品由来のもので
ある故、本来、毒性に問題はなく、しかも皮膚に外用す
るものであるので安全性については何の問題点も認めら
れない。
【0027】本発明に係る美白化粧料の内、化粧水を調
製するには、例えば、精製水にグリセリン、プロピレン
グリコール、クエン酸などの保湿剤、pH調整剤などを
溶解し、界面活性剤、防腐剤、香料などをアルコールに
溶解し、両者を混合して可溶化する一般の化粧水の製造
において、水溶部に本発明の有効成分を0.01〜10
%になるように加えて化粧水とする。
【0028】クリームを調製するには、例えば、精製水
に親水性成分例えばグリセリン、ソルビットなどの保湿
剤を添加して水相部とし、ミツロウ、パラフィン、マイ
クロクリスタリンワックス、セレシン、高級脂肪酸、硬
化油などの固形油分、及びスクワラン、流動パラフィ
ン、各種エステル油などの液状油分に、防腐剤、界面活
性剤などの油性成分を添加、調製して油相部とし、この
ようにして得られた水相部と油相部をそれぞれ加熱して
混合、撹拌し、乳化してクリームとする一般のクリーム
の製造において、水相部に有効成分を0.01〜10%
になるように加えてクリームとする。
【0029】乳液を調製するには、例えば、精製水にグ
リセリン、1,3−ブチレングリコ−ルなどの保湿剤を
加え加熱混合して水相部とし、ミツロウ、パラフィンな
どの固形油分、ワセリン、ラノリンなどの半固形油分、
スクワラン、流動パラフィン、各種エステル油などの液
状油分に、防腐剤、界面活性剤などの油性成分を添加調
製して油相部とし、油相部を水相部に加えて乳化を行
い、これにカルボキシビニルポリマー、カルボキシメチ
ルセルロースなどの増粘剤を加え、乳液とする一般の乳
液の製造において、水相部に本発明の有効成分を0.0
1〜10%になるように加えて乳液とする。
【0030】パックを調製するには、例えば、精製水に
グリセリン、ソルビットなどの保湿剤、ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドンなどの皮膜剤などを加え
て膨潤させ、これに必要があればカオリン、タルク、酸
化チタンなどの粉末を加え、香料、防腐剤などを溶解し
たエタノールを加えてペースト状となるまで混練する一
般のパックの製造において、本発明の有効成分を0.0
1〜10%になるように加えてパックとする。
【0031】以下、本発明を、試験例及び実施例につい
て更に説明する。
【0032】
【試験例1】チーズホエーをpH3〜4、好ましくは
3.5程度に調整した後、イオン交換樹脂を充填したカ
ラムを通し、非吸着画分を得た。イオン交換樹脂として
はインデイオンSタイプ陽イオン交換樹脂(ライフテク
ノロジー社(ニュージーランド)商品名)を用いた。樹
脂カラムを通過した非吸着画分は、クラリファイヤーを
使って清浄化後、孔径0.2μの精密濾過膜を使って濾
過した後、減圧濃縮、冷却して乳糖を結晶させ、これを
除去した後、残液を噴霧乾燥して本発明に係わる乳清ミ
ネラルを製造した(このサンプルを乳清ミネラルIとす
る)。
【0033】一方、対照品として、本発明に係わる乳清
ミネラルの出発原料と同一のチーズホエーを限外濾過
し、この透過液を減圧濃縮し、以下同様に本発明に係わ
る乳清ミネラルの製造法に基づき製造した(このサンプ
ルを乳清ミネラルIIとする)。調製した各々の組成比較
は下記の表2の通りである。
【0034】
【表2】
【0035】
【試験例2】 有効性試験(メラニン生成抑制試験) 試験目的 乳清ミネラルI、IIの有効性試験としてメラニン生成
抑制効果について検討した。 試験材料 1.被験物質 被験物質は乳清ミネラルI、IIとした。 2.培養液 Eagle’s MEM粉末(日水製薬株式会社)を蒸
留水に溶解し、高圧蒸気滅菌したのち、これに10%炭
酸水素ナトリウム(和光純薬工業株式会社)溶液をpHが
7.0〜7.2になるように加え、さらにグルタミン
(日水製薬株式会社)、牛胎仔血清(GIBCO社)を
それぞれ0.3g/1000ml、100ml/100
0mlの割合で加えたものを使用した。 3.被験液の調製 いずれの被験物質も蒸留水に溶解し、それぞれ1000
および2000ppm溶液を調製後、さらに培養液で1
0倍希釈し、これらを被験液とした。 4.使用細胞および培養条件 試験にはマウスメラノーマ細胞(B16細胞)を継代培
養し、6および7代目の細胞を使用した。培養は、コラ
ーゲンコートした直径60mmシャーレを用い、CO2
5%、温度37℃、相対湿度98%に設定した自動炭酸
ガス細胞培養装置(6100,Napco Scien
tific company)内で行った。 試験方法 1.被験物質処理濃度および試験群構成 処理濃度はいずれの被験物質とも100および200p
pmとし、さらに溶媒のみを培養液に加えた対照群を1
群設けた。使用したシャーレ数は被験物質処理群では各
2枚、対照群では1枚であった。なお、再現性確認のた
め独立した試験を2回実施した。 2.被験物質処理 培養液を5ml含むシャーレに2×104個の細胞を播
種し、48時間前培養した。次に所定の濃度の被験液5
mlで4日間培養し、細胞を剥離(0.25%トリプシ
ン処理)回収した後、細胞数を測定し、さらに白色化度
を判定した。 3.白色化度の判定 遠心分離(1000rpm×10分間)により細胞沈渣
を得、下記の判定基準により白色化度を判定した。 +++:白−灰色で黒色と認められない。 ++:無添加に比べ、明らかに白色化を示す。 +:無添加に比べ、僅かに白色化が認められる。 −:黒色で白色化は認められない。 試験結果 各シャーレでの白色化度および細胞数を表3に示した。
乳清ミネラルI処理群ではB16細胞の明かな白色化が
みられたが、乳清ミネラルII処理群では僅かに白色化
がみられ、コントロールでは認められなかった。乳清ミ
ネラルIの200ppm処理群では、シャーレ当りの細
胞数が、対照群の約半数と細胞増殖抑制がみられた。そ
のほかの点においては被験物質処理群の培養液はいずれ
も赤橙色を呈し対照群と変わらず培養液のpH変化はな
かった。また、顕微鏡観察においても対照群と比べ、特
記すべき変化は認められなかった。
【0036】
【表3】
【0037】考察および結論 B16細胞でのメラニン生成は律速段階であるチロシン
の酸化により開始され、この反応は膜結合性糖蛋白のチ
ロシナーゼが関与することが知られている。乳清ミネラ
ルI及び乳清ミネラルIIは細胞毒性がみられない程度
の用量においてメラニン生成が抑制されていることか
ら、乳清ミネラルI及び乳清ミネラルIIはチロシナー
ゼの生成または活性を阻害する作用があると推察され
た。
【0038】また、この結果から、本発明の乳清ミネラ
ルIは、乳清ミネラルIIより強いメラニン生成抑制効
果を有することが示される。
【0039】
【実施例1】下記表4の処方に基づき、試験例1で得た
本発明に係る乳清ミネラルI配合(配合割合:0%、
0.1%、0.2%)の化粧クリームを3種類調製し
た。
【0040】
【表4】
【0041】本発明に係る化粧クリームの効果を次のよ
うにして確認した。上記の3種類の化粧クリームをシ
ミ、ソバカス、日焼け等の症状を有する被験者に塗布
し、3ケ月間継続した。結果を下記表5に示す。
【0042】
【表5】
【0043】乳清ミネラルI 0.1%配合品は6/8
=75%、0.2%配合品は7/8=88%の被験者に
効果が認められた。
【0044】
【実施例2】実施例1で調製した化粧クリームを使っ
て、50人のパネラーに対し閉塞パッチテストを実施し
た。観察は貼布後24時間、48時間の二種類とした。
この結果、乳清ミネラルI 0.1%、0.2%配合品
は、乳清ミネラルI無添加品と同様に紅斑が認められ
ず、乳清ミネラルI添加による皮膚への影響は少ないも
のと判断された。
【0045】
【実施例3】試験例1で得た乳清ミネラルIを用いて、
下記の表6により乳液を製造した。
【0046】
【表6】
【0047】
【発明の効果】本発明に係わる美白化粧料は、皮膚に安
全であり、シミ、ソバカス、日焼け等に対し、優れた効
果を有し、美白化粧料の配合成分として有効に使用でき
る。なお、これ等を化粧品に配合するに当っては、特に
制約はなく、通常の美白化粧料基剤に任意に配合でき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大 友 英 生 東京都東村山市栄町1−21−3 明治乳業 株式会社中央研究所内 (72)発明者 垣 本 建 一 東京都東村山市栄町1−21−3 明治乳業 株式会社中央研究所内 (72)発明者 大 津 俊 広 東京都東村山市栄町1−21−3 明治乳業 株式会社中央研究所内 (72)発明者 高 野 耕 次 東京都東村山市栄町1−21−3 明治乳業 株式会社中央研究所内 (72)発明者 桑 田 有 東京都東村山市栄町1−21−3 明治乳業 株式会社中央研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホエーをイオン交換樹脂処理して得られ
    る非吸着画分を主成分とする乳清ミネラル及び/又はそ
    の処理物を含有してなることを特徴とする美白化粧料。
  2. 【請求項2】 (A)ホエーをイオン交換樹脂処理して
    得られる非吸着画分を主成分とする乳清ミネラル、
    (B)当該乳清ミネラルより部分脱乳糖して得られる乳
    清ミネラル、及び(C)当該乳清ミネラルより分子量1
    00,000以上の高分子物質を除去して得られる乳清
    ミネラル、からなる群から選ばれる少なくとも一種を含
    有してなることを特徴とする美白化粧料。
JP6651694A 1994-03-11 1994-03-11 美白化粧料 Pending JPH07252126A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1171223A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Shiseido Co Ltd くすみ防止用皮膚外用剤
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