JPH0725115B2 - 射出成形機の金型加熱装置 - Google Patents
射出成形機の金型加熱装置Info
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- JPH0725115B2 JPH0725115B2 JP63099676A JP9967688A JPH0725115B2 JP H0725115 B2 JPH0725115 B2 JP H0725115B2 JP 63099676 A JP63099676 A JP 63099676A JP 9967688 A JP9967688 A JP 9967688A JP H0725115 B2 JPH0725115 B2 JP H0725115B2
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- Japan
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- mold
- heating
- cooling
- injection molding
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/72—Heating or cooling
- B29C45/73—Heating or cooling of the mould
- B29C45/7306—Control circuits therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/72—Heating or cooling
- B29C2045/7285—Heating or cooling using hydraulic oil as tempering medium
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、金型をウエルド防止等のために加熱する射
出成形機の金型加熱装置に関するものである。
出成形機の金型加熱装置に関するものである。
金型を常温のまま使用する射出成形では、成形空間に注
入された溶融樹脂が金型で冷却されて流動中に硬化し始
め、溶融樹脂の合流点で線状の縞すなわちウエルドが生
じる。近年、成形品の高級感を与えるために、このウエ
ルドを無くすことが射出成形の最も重要な課題の一つと
なっている。
入された溶融樹脂が金型で冷却されて流動中に硬化し始
め、溶融樹脂の合流点で線状の縞すなわちウエルドが生
じる。近年、成形品の高級感を与えるために、このウエ
ルドを無くすことが射出成形の最も重要な課題の一つと
なっている。
ウエルドは金型の成形材料が流れる部分を加熱すること
によって防止はできる。しかし、たとえば電熱ヒータで
金型を加熱した場合は、加熱に時間がかかるのみでな
く、加熱し続けると金型の熱分布を変えてしまい、成形
条件を不安定にしてしまう。
によって防止はできる。しかし、たとえば電熱ヒータで
金型を加熱した場合は、加熱に時間がかかるのみでな
く、加熱し続けると金型の熱分布を変えてしまい、成形
条件を不安定にしてしまう。
従来、加熱時間の短縮を図った加熱装置として次の各種
のものが提案されている。
のものが提案されている。
金型の外周に誘導コイルを設けたもの(実開昭62−
111832号公報)。
111832号公報)。
金型に銅パイプからなる高周波誘導コイルを設け、
前記銅パイプ内に冷却水を流すようにしたもの(特開昭
63−15707号公報)。
前記銅パイプ内に冷却水を流すようにしたもの(特開昭
63−15707号公報)。
電熱ヒータを設けた可動入子を金型に出し入れ可能
としたもの(特開昭63−15719号公報)。
としたもの(特開昭63−15719号公報)。
高温および低温のタンクを準備し、加熱媒体と冷却
媒体とを切り換えて金型に供給できるようにしたもの
(特開昭62−179912号号公報、特開昭62−208918号公
報)。
媒体とを切り換えて金型に供給できるようにしたもの
(特開昭62−179912号号公報、特開昭62−208918号公
報)。
ウエルド発生防止を目的として、高周波加熱装置を
用いてウエルドの出る部分を金型の表面から加熱するも
の(特公昭60−56604号公報)。
用いてウエルドの出る部分を金型の表面から加熱するも
の(特公昭60−56604号公報)。
前記各従来例は、各々次の問題点がある。
,の誘導コイルを設けたものは、いずれも金型に誘
導コイルを設けるため、汎用性がなく、金型を取換える
場合に、全ての金型に誘導コイルを必要とする。しか
も、金型が大型化する。の高周波加熱装置で金型の表
面から加熱するものも同様の問題がある。
導コイルを設けるため、汎用性がなく、金型を取換える
場合に、全ての金型に誘導コイルを必要とする。しか
も、金型が大型化する。の高周波加熱装置で金型の表
面から加熱するものも同様の問題がある。
の電熱ヒータを有する可動入子を設けたものは、金型
に可動入子の挿入部を設けなくてはならず、金型構造が
複雑となる。また加熱手段の汎用性がない。冷却につい
ては自然冷却にたよるため、成形サイクルが長くなる。
に可動入子の挿入部を設けなくてはならず、金型構造が
複雑となる。また加熱手段の汎用性がない。冷却につい
ては自然冷却にたよるため、成形サイクルが長くなる。
の加熱媒体と冷却媒体とを切り換えて金型に供給する
ものは、循環系統が2系統必要で、かつ切り換え手段が
必要となり、構造が複雑となる。
ものは、循環系統が2系統必要で、かつ切り換え手段が
必要となり、構造が複雑となる。
この発明の目的は、金型のウエルドの出る部分を短時間
で加熱冷却できて、ウエルドの防止および成形サイクル
の向上が図れ、また金型の構造が簡単で金型の汎用性が
高く、全体構造も簡単な射出成形機の金型加熱装置を提
供することである。
で加熱冷却できて、ウエルドの防止および成形サイクル
の向上が図れ、また金型の構造が簡単で金型の汎用性が
高く、全体構造も簡単な射出成形機の金型加熱装置を提
供することである。
この発明の射出成形機の金型加熱装置は、射出成形用金
型,油貯蔵タンクおよび加熱流路構成部材に加熱冷却用
の媒体を循環する循環路と、前記加熱流路構成部材を誘
導加熱する高周波誘導加熱装置と、前記油貯蔵タンクの
外周に巻いたコイル状配管に冷媒を供給して前記油貯蔵
タンクを冷却する冷却装置とを備え、前記加熱流路構成
部材はコイル状および蛇行状のいずれか一方に形成さ
れ、かつ前記射出成形用金型の入口近傍に配設されたも
のである。
型,油貯蔵タンクおよび加熱流路構成部材に加熱冷却用
の媒体を循環する循環路と、前記加熱流路構成部材を誘
導加熱する高周波誘導加熱装置と、前記油貯蔵タンクの
外周に巻いたコイル状配管に冷媒を供給して前記油貯蔵
タンクを冷却する冷却装置とを備え、前記加熱流路構成
部材はコイル状および蛇行状のいずれか一方に形成さ
れ、かつ前記射出成形用金型の入口近傍に配設されたも
のである。
金型に溶融樹脂を注入する前に、高周波誘導加熱装置で
加熱流路構成部材を誘導加熱し、これにより循環路の媒
体を加熱しながら金型に送り、金型を加熱する。金型の
冷却は、溶融樹脂の注入の後、型開きの前に、循環路の
冷却された媒体を、高周波誘導加熱装置で加熱せずにそ
のまま金型に送り込むことにより行う。前記の加熱を行
うときに、循環路の冷えた媒体を加熱することになる
が、加熱流路構成部材を誘導加熱する高周波誘導加熱装
置を用いているので、媒体の循環を行いながら充分に加
熱することができる。
加熱流路構成部材を誘導加熱し、これにより循環路の媒
体を加熱しながら金型に送り、金型を加熱する。金型の
冷却は、溶融樹脂の注入の後、型開きの前に、循環路の
冷却された媒体を、高周波誘導加熱装置で加熱せずにそ
のまま金型に送り込むことにより行う。前記の加熱を行
うときに、循環路の冷えた媒体を加熱することになる
が、加熱流路構成部材を誘導加熱する高周波誘導加熱装
置を用いているので、媒体の循環を行いながら充分に加
熱することができる。
この発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。射出
成形用の金型1に油貯蔵タンク2から加熱冷却用の媒体
となる油を循環させる油循環路3が配管してあり、油循
環路3にポンプ4と高周波誘導加熱装置5とが設けてあ
る。油循環路3の一部に設けた油貯蔵タンク2には冷却
装置6が設けてある。
成形用の金型1に油貯蔵タンク2から加熱冷却用の媒体
となる油を循環させる油循環路3が配管してあり、油循
環路3にポンプ4と高周波誘導加熱装置5とが設けてあ
る。油循環路3の一部に設けた油貯蔵タンク2には冷却
装置6が設けてある。
金型1は1個の成形空間に対して、金型設計によりウエ
ルドの出る場所をできるだけ少なくすることが必要であ
るため、ゲートを2〜3箇所設けることが望ましい。金
型1の内部に油の内部循環路7を形成してある。内部循
環路7は金型の全体に分布して設けてもよいが、ウエル
ドの生じやすい箇所のみに設けても良い。
ルドの出る場所をできるだけ少なくすることが必要であ
るため、ゲートを2〜3箇所設けることが望ましい。金
型1の内部に油の内部循環路7を形成してある。内部循
環路7は金型の全体に分布して設けてもよいが、ウエル
ドの生じやすい箇所のみに設けても良い。
高周波誘導加熱装置5は、コイル状または蛇行状の加熱
流路構成部材5aを例えば30〜50kHzの高周波で誘導加熱
するものであり、加熱流路構成部材5aの外周に加熱コイ
ル(図示せず)が設けてある。加熱流路構成部材5aは例
えば鉄製のパイプからなる。なお、加熱流路構成部材5a
は、パイプの代わりに箱体の内部を仕切り壁で蛇行状に
仕切ったもの等であっても良い。加熱流路構成部材5aの
出口と金型1との距離Aは、加熱性能向上のためにでき
るだけ短くすることが望ましい。
流路構成部材5aを例えば30〜50kHzの高周波で誘導加熱
するものであり、加熱流路構成部材5aの外周に加熱コイ
ル(図示せず)が設けてある。加熱流路構成部材5aは例
えば鉄製のパイプからなる。なお、加熱流路構成部材5a
は、パイプの代わりに箱体の内部を仕切り壁で蛇行状に
仕切ったもの等であっても良い。加熱流路構成部材5aの
出口と金型1との距離Aは、加熱性能向上のためにでき
るだけ短くすることが望ましい。
油貯蔵タンク2は油循環路3の送り管部3aと戻り管部3b
が開通している。冷却装置6は、油貯蔵タンク2の外周
に巻いたコイル状配管からなり、一端の冷却水入口6aは
冷媒となる市水源等の冷却水供給源に接続してある。他
端の冷却水出口6bは、冷却水供給源に戻すようにしても
良く、また排出するようにしても良い。
が開通している。冷却装置6は、油貯蔵タンク2の外周
に巻いたコイル状配管からなり、一端の冷却水入口6aは
冷媒となる市水源等の冷却水供給源に接続してある。他
端の冷却水出口6bは、冷却水供給源に戻すようにしても
良く、また排出するようにしても良い。
油は、熱媒体油等が適当であるが、この例ではバーレル
サーム(松本石油社製,品番200,または品番400)を用
いた。
サーム(松本石油社製,品番200,または品番400)を用
いた。
上記構成の動作を説明する。金型1に溶融樹脂を注入す
る前に、高周波誘導加熱装置5で加熱流路構成部材5aを
誘導加熱し、これにより油循環路3の油を加熱しながら
金型1の内部循環路7に送り、主として金型1表面を加
熱する。金型1を通過した油は、油循環路3から油貯蔵
タンク2に戻る。溶融樹脂を注入した後、型開きの前
に、油貯蔵タンク2の冷却装置6で冷却された油を、前
記加熱流路構成部材5aの誘導加熱による油の加熱は行わ
ず、そのまま通過させて金型1に送り込み、主として金
型1表面の冷却を行う。
る前に、高周波誘導加熱装置5で加熱流路構成部材5aを
誘導加熱し、これにより油循環路3の油を加熱しながら
金型1の内部循環路7に送り、主として金型1表面を加
熱する。金型1を通過した油は、油循環路3から油貯蔵
タンク2に戻る。溶融樹脂を注入した後、型開きの前
に、油貯蔵タンク2の冷却装置6で冷却された油を、前
記加熱流路構成部材5aの誘導加熱による油の加熱は行わ
ず、そのまま通過させて金型1に送り込み、主として金
型1表面の冷却を行う。
このように金型1表面を加熱することにより、ウエルド
のない高品質で高級感のある成形品が得られ、外観デザ
インの自由度が広がる。
のない高品質で高級感のある成形品が得られ、外観デザ
インの自由度が広がる。
冷却装置6による油貯蔵タンク2の油の冷却は、金型冷
却の立ち上がりを良くするため、金型1表面の加熱を行
う間も行うことが望ましい。その場合、冷却された油を
加熱しながら金型1に供給することになるが、加熱手段
として加熱流路構成部材5aを誘導加熱する高周波誘導加
熱装置5を用いているので、迅速に加熱することができ
る。また、加熱冷却の媒体として油を用いているので、
水に比べて熱容量が大きく、かつ高温度に加熱でき、そ
のためより一層加熱および冷却の立上がりを良くするこ
とができる。ウエルド発生防止の場合、循環する油は部
分加熱を目的とするので、比較的少量であり、冷却装置
6の冷却効率はかなり良好である。したがって、1サイ
クルの間に加熱冷却が可能である。このように迅速に加
熱冷却が行えるため、成形サイクルが短縮される。
却の立ち上がりを良くするため、金型1表面の加熱を行
う間も行うことが望ましい。その場合、冷却された油を
加熱しながら金型1に供給することになるが、加熱手段
として加熱流路構成部材5aを誘導加熱する高周波誘導加
熱装置5を用いているので、迅速に加熱することができ
る。また、加熱冷却の媒体として油を用いているので、
水に比べて熱容量が大きく、かつ高温度に加熱でき、そ
のためより一層加熱および冷却の立上がりを良くするこ
とができる。ウエルド発生防止の場合、循環する油は部
分加熱を目的とするので、比較的少量であり、冷却装置
6の冷却効率はかなり良好である。したがって、1サイ
クルの間に加熱冷却が可能である。このように迅速に加
熱冷却が行えるため、成形サイクルが短縮される。
また、加熱および冷却を1系統の油循環路3で行えるの
で、切り換え手段が不要で、配管も少なくなり、構造が
簡単である。金型1には内部循環路7を設けるだけでよ
いので、従来の誘導コイルや加熱用可動入子を金型に設
けるものと異なり、サイクルの中でウエルド発生防止処
理ができ、また金型1の構造も簡単であり、汎用性が高
い。すなわち、金型1を取り替えても同じ加熱装置を用
いることができる。また、金型1が小型化される。
で、切り換え手段が不要で、配管も少なくなり、構造が
簡単である。金型1には内部循環路7を設けるだけでよ
いので、従来の誘導コイルや加熱用可動入子を金型に設
けるものと異なり、サイクルの中でウエルド発生防止処
理ができ、また金型1の構造も簡単であり、汎用性が高
い。すなわち、金型1を取り替えても同じ加熱装置を用
いることができる。また、金型1が小型化される。
前記高周波誘導加熱装置5として50kHzで20kWものを用
い、200℃に加熱したところ、ウエルドのない良好な成
形品が得られた。また、加熱および冷却時間も短時間で
行えた。さらに加熱流路構成部材5aをコイル状または蛇
行状にするとともに、金型1の入口近傍に設けため、金
型1に流入する部分の媒体を効率よく加熱できるので、
金型1のウエルドの出る部分を効果的に加熱できる。さ
らに油貯蔵タンク2の外周に巻いたコイル状配管により
冷却装置6を構成したため、油貯蔵タンク2内の構造が
簡単になり、冷却装置6の管理も容易になる。
い、200℃に加熱したところ、ウエルドのない良好な成
形品が得られた。また、加熱および冷却時間も短時間で
行えた。さらに加熱流路構成部材5aをコイル状または蛇
行状にするとともに、金型1の入口近傍に設けため、金
型1に流入する部分の媒体を効率よく加熱できるので、
金型1のウエルドの出る部分を効果的に加熱できる。さ
らに油貯蔵タンク2の外周に巻いたコイル状配管により
冷却装置6を構成したため、油貯蔵タンク2内の構造が
簡単になり、冷却装置6の管理も容易になる。
この発明の射出成形機の金型加熱装置は、高周波誘導加
熱装置と循環路の一部に冷却を行う冷却装置とを設ける
ことにより、1系統の循環路で主として金型表面の加熱
および冷却を行うようにしたので、経路切り換え手段が
不要で、配管も少なく、構造が簡単である。しかも、金
型には加熱および冷却兼用の内部循環路を設けるだけで
よいので、従来の誘導コイルや加熱用可動入子を金型に
設けるものと異なり、金型の構造も簡単であり、汎用性
が高い。また金型が小型化される。
熱装置と循環路の一部に冷却を行う冷却装置とを設ける
ことにより、1系統の循環路で主として金型表面の加熱
および冷却を行うようにしたので、経路切り換え手段が
不要で、配管も少なく、構造が簡単である。しかも、金
型には加熱および冷却兼用の内部循環路を設けるだけで
よいので、従来の誘導コイルや加熱用可動入子を金型に
設けるものと異なり、金型の構造も簡単であり、汎用性
が高い。また金型が小型化される。
循環路を1系統としたため、循環路の冷えた媒体を金型
部分加熱時に加熱することになるが、加熱流路構成部材
を誘導加熱する高周波誘導加熱装置を用いているので、
加熱の立ち上がりが良く、媒体を充分に加熱して金型の
ウエルドの出る部分を短時間で加熱することができる。
媒体の冷却は循環路の一部で行うので、特別の冷却装置
を用いなくても充分に冷却できる。このように、金型表
面を短時間で加熱でき、かつ部分加熱であるので、金型
全体の加熱冷却に対し、エネルギからするとごく僅かで
あるから、加熱冷却が容易にできる。さらに加熱流路構
成部材をコイル状または蛇行状にするとともに、金型の
入口近傍に設けため、金型に流入する部分の媒体を効率
よく加熱できるので、金型のウエルドの出る部分を効果
的に加熱できる。さらに油貯蔵タンクの外周に巻いたコ
イル状配管により冷却装置を構成したため、油貯蔵タン
ク内の構造が簡単になり、冷却装置の管理も容易にな
る。
部分加熱時に加熱することになるが、加熱流路構成部材
を誘導加熱する高周波誘導加熱装置を用いているので、
加熱の立ち上がりが良く、媒体を充分に加熱して金型の
ウエルドの出る部分を短時間で加熱することができる。
媒体の冷却は循環路の一部で行うので、特別の冷却装置
を用いなくても充分に冷却できる。このように、金型表
面を短時間で加熱でき、かつ部分加熱であるので、金型
全体の加熱冷却に対し、エネルギからするとごく僅かで
あるから、加熱冷却が容易にできる。さらに加熱流路構
成部材をコイル状または蛇行状にするとともに、金型の
入口近傍に設けため、金型に流入する部分の媒体を効率
よく加熱できるので、金型のウエルドの出る部分を効果
的に加熱できる。さらに油貯蔵タンクの外周に巻いたコ
イル状配管により冷却装置を構成したため、油貯蔵タン
ク内の構造が簡単になり、冷却装置の管理も容易にな
る。
第1図はこの発明の一実施例の構成説明図である。 1……金型、2……油貯蔵タンク、3……油循環路、4
……ポンプ、5……高周波誘導加熱装置、5a……加熱流
路構成部材、6……冷却装置
……ポンプ、5……高周波誘導加熱装置、5a……加熱流
路構成部材、6……冷却装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−12714(JP,A) 特開 昭58−211405(JP,A) 実開 昭59−76308(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】射出成形用金型,油貯蔵タンクおよび加熱
流路構成部材に加熱冷却用の媒体を循環する循環路と、
前記加熱流路構成部材を誘導加熱する高周波誘導加熱装
置と、前記油貯蔵タンクの外周に巻いたコイル状配管に
冷媒を供給して前記油貯蔵タンクを冷却する冷却装置と
を備え、前記加熱流路構成部材はコイル状および蛇行状
のいずれか一方に形成され、かつ前記射出成形用金型の
入口近傍に配設された射出成形機の金型加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63099676A JPH0725115B2 (ja) | 1988-04-21 | 1988-04-21 | 射出成形機の金型加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63099676A JPH0725115B2 (ja) | 1988-04-21 | 1988-04-21 | 射出成形機の金型加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01269515A JPH01269515A (ja) | 1989-10-27 |
JPH0725115B2 true JPH0725115B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=14253636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63099676A Expired - Lifetime JPH0725115B2 (ja) | 1988-04-21 | 1988-04-21 | 射出成形機の金型加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725115B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105291337A (zh) * | 2015-11-30 | 2016-02-03 | 无锡锦和科技有限公司 | 一种节能型加热冷却二次发泡机 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5182117A (en) * | 1990-04-26 | 1993-01-26 | Toshiba Machine Co., Ltd. | Heating and cooling unit |
JP3977565B2 (ja) | 1999-05-06 | 2007-09-19 | 小野産業株式会社 | 合成樹脂成形用金型並びに金型温度調整装置及び金型温度調整方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5812714A (ja) * | 1981-07-16 | 1983-01-24 | Jiyuuou Shoji Kk | 金型の温度調節装置 |
JPS58211405A (ja) * | 1982-06-03 | 1983-12-08 | Toshiba Mach Co Ltd | 温度制御装置 |
JPS5976308U (ja) * | 1982-11-16 | 1984-05-23 | 住友重機械工業株式会社 | 金型温調装置 |
-
1988
- 1988-04-21 JP JP63099676A patent/JPH0725115B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105291337A (zh) * | 2015-11-30 | 2016-02-03 | 无锡锦和科技有限公司 | 一种节能型加热冷却二次发泡机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01269515A (ja) | 1989-10-27 |
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