JPH07250736A - シート側部の付属設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 アームレスト，受け台等の略方形な板形体を
簡単な機構でシート側部の立付け収納位置から水平方向
側方に張出し位置に容易に出入れでき、また、水平方向
側方の張出し位置でも安定よく片持ち支持でき、体裁上
良好で高級感のある設備として備える。 【構成】 少なくとも片側をギヤーローラとして二つ組
のローラ４，５を略方形な板形体１の両側部片端寄りに
夫々備え、そのギヤーローラを板形体１に装備した回転
軸の両軸端に装備し、各ローラ４，５を立上りブラケッ
ト２に設けた縦長孔６，立上りフランジ部７ａ並びにラ
ック８とに組み合せると共にローラ端面をビード状の突
条で押え、縦長孔６の上部側をローラ４，５の縦，横ス
トップ部６０，６１として二股状に分岐させ、各ストッ
プ部６０，６１で係止するローラ４，５を支点にし、板
形体１を立上りブラケット２の上部側で水平方向側方に
片持ち支持し、また、ラック８と噛合するギヤーローラ
でスロー移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、乗員がシートの設置位
置側部を通行可能な空間を有するワゴン車，キャンピン
グカー等の所謂「ウォークスルータイプ」の車輌におい
て、アームレスト，受け台等を略方形な板形体としてシ
ートの側部に備え付けてなるシート側部の付属設備に関
するものである。

【０００２】上述したウォークスルータイプの車輌にお
いては、アームレスト，受け台等の略方形な板形体はシ
ート側部より横方に突出位置することから乗員の通行時
の邪魔となる。然し、このアームレスト，受け台等の設
備は当該シートに着座する乗員にとっては便利なもので
あり、シート側部を移動する乗員の妨げとならないよう
備え付けられれば車内空間の有効活用も図ることができ
る。

【０００３】その要請に応ずるには、通常時はシート側
部の縦位置に納めておけ、使用時はシート側部より水平
方向側方に姿勢換えできるよう出入れ自在なものを装備
すればよい。但し、これが機構的に複雑なものになると
コスト高を招くところから、簡単な機構で容易に出入れ
できしかも水平方向側方の張出し姿勢を安定よく保てる
よう装備できれば望ましい。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、アームレス
ト，受け台等の略方形な板形体を簡単な機構で容易に出
入れできしかも水平方向側方の張出し姿勢を安定よく保
てるよう創意工夫したシート側部の付属設備を提供する
ことを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に係る
シート側部の付属設備においては、前後に間隔を隔て一
対の立上りブラケットをシートクッションの側部に立付
け装備し、アームレスト，受け台等の略方形な板形体を
該立上りブラケットの間隔内に組付け配置してなり、上
記板形体には少なくとも片側をギヤーローラとした二つ
組のローラを並べて両側部の片端寄りに夫々備え、この
二つ組のローラのうち、片側のギヤーローラは板形体の
内部に挿通させて軸受け装着した回転軸の両軸端に夫々
装備し、上記立上りブラケットはガイドプレートを内部
に備えてベースプレートとカバープレートとを組み合せ
てなり、上記ベースプレートには各ローラの支軸部を挿
通する縦長孔を板面に設け、この縦長孔は上部側を二股
状に分岐させて、一方を縦方向上方に向う縦ストップ部
とし、他方を水平方向に向う横ストップ部として形成
し、上記ガイドプレートには縦長孔を取り囲んで各ロー
ラと周面で摺接する立上りフランジ部と、縦長孔の中央
線に沿って対応位置するビード状の突条とを設け、更
に、上記ベースプレートの板面またはガイドプレートの
立上りフランジ部にはギヤーローラが噛合するラックを
設け、上記二つ組のローラは縦長孔から立上りブラケッ
トの内部に位置させて立上りフランジ部並びにラックと
組み合せると共に、各ローラ端面をビード状の突条で押
えて立上りブラケットに組み付け、上記板形体は縦長孔
の縦，横ストップ部で係止される各ローラの支軸部を支
点に、立上りブラケットの上部側で間隔内縦位置より水
平方向側方に姿勢換えさせて片持ち支持する設備として
装備することにより構成されている。

【０００６】

【作用】本発明に係るシート側部の付属設備では、板形
体を両側部片端寄りに設けた二つ組のローラで立上りブ
ラケットの縦長孔，立上りフランジ部並びにラックに沿
って移動自在に組み付け、その板形体を立上りブラケッ
トの上部側で間隔内縦位置から水平方向横方に片持ち支
持する設備として装備するため、アームレスト，受け台
等として、通常時はシート側部の縦位置に納めておけ、
使用時にはシート側部の縦位置より水平方向側方に簡単
な機構で容易に出入れ可能に備え付けることができる。

【０００７】その立上りブラケットのベースプレートに
は上部側を二股状に分岐させて縦長孔を設け、一方を縦
方向上方に向う縦ストップ部とし、他方を水平方向に向
う横ストップ部として形成することから、板形体は各ロ
ーラの支軸部が支点となって二点支持されることにより
立上りブラケットの間隔内上部側で水平方向側方に安定
よく片持ち支持することができる。

【０００８】この板形体の移動時にはローラの支軸部が
縦長孔で摺接ガイドされると共に、各ローラの端面がビ
ード状の突条で押えられるから、板状体がガタ付き或い
はブレ動くことがなく円滑に移動させることができる。
その二つ組のローラの少なくとも片側はギヤーローラで
なり、このギヤーローラをラックで噛合転動することか
ら、板形体はフリクションによるスローな動きで移動で
きて高級感のある設備として装備することができる。更
に、各ギヤーローラは回転軸の両軸端に装備されて同調
転動するため、板状体は両側部平行に保って円滑に移動
させることができる。

【０００９】

【実施例】以下、添付図面を参照して説明すれば、図１
で示すシート側部の付属設備はウォークスルータイプの
車輌において、図２で示すようにアームレスト１をシー
トＳの側部で通路側に位置する片側部に装備する場合が
例示されている。このアームレスト１は、シートクッシ
ョンＣの側部で前後に間隔を隔てて備え付けた立上りブ
ラケット２，３の間隔内に組付け配置されている。ま
た、各立上りブラケット２，３は、下部側をシートクッ
ションＣの側部に固定することにより夫々縦方向に立付
け装備されている。

【００１０】アームレスト１は、両側部方向の幅Ｌ₁ が
立上りブラケット２，３の間隔Ｌ₂と略相応する寸法に
形成されている。そのアームレスト１はクッションパッ
ドをアンダーカバーに組み付けて表皮材で被包した各部
を含み、立上りブラケット２，３の横幅Ｗ₁ と略同一の
厚みＷ₂ を有する略方形な板形体として形成されてい
る。また、このアームレストＡは後述する縦長孔に沿っ
て上方に移動すると、片側部がシートバックＢの側部と
接するよう位置設定することにより装備されている。

【００１１】アームレスト１には、二つ並べて組となる
ローラ４，５が両側部片端寄り（片側のみを図示）に夫
々装備されている。その二つ組のローラ４，５は、図３
で示すようにナイロン等の滑性を有する合成樹脂製のロ
ーラ部４０，５０と、各ローラ部４０，５０を支持する
金属製の支軸部４１，５１とから組み立てられている。
片側のローラ部４０は円形ローラでなり、この側部には
後述するラックと干渉するのを逃げる段部４２が設けら
れている。他側のローラ部５０はギヤーローラ部５２を
側部に一体成形したギヤー付き円形ローラでなり、その
ギヤー付きローラは二つで組となるローラ４，５の少な
くとも片側のものとして装備すればよい。なお、このギ
ヤー付きローラに代えて、ギヤーそのものを片側のロー
ラとして装備することもできる。

【００１２】各ローラ４，５は、図４で示すようにアー
ムレスト１の基枠フレームを構成するブラケットプレー
ト１１に装着されている。そのうち、片側のローラ４は
支軸部４１をブラケットプレート１１にねじ締め固定
し、ローラ部４０を支軸部４１で回転自在に支持するよ
う取り付けられている。他側のギヤーローラ５は、アー
ムレスト１の両側に位置するいずれのものも支軸部５１
で回転軸１２の各軸端に締付け固定することにより、回
転軸１２で同調転動するよう取り付けられている。この
回転軸１２は、ブラケットプレート１１で軸受けするこ
とにより回転自在にアームレスト１の内部に挿通配置さ
れている。

【００１３】各立上りブラケット２，３は、金属製のベ
ースプレート２０と合成樹脂製のカバープレート２１と
から横断面中空な函形のものに形成されている。その各
立上りブラケット２，３の内部には、ベースプレート２
０の内側に相対位置することにより金属製のガイドプレ
ート２２が組み付けられている。また、立上りブラケッ
ト２，３はシートクッションＣの側部にあてがい固定さ
れるメンバープレート２３と、このメンバープレート２
３を覆うセンターカバー２４とで間隔保持することによ
りシートクッションＣの側部に立付け装備されている。

【００１４】立上りブラケット２，３のベースプレート
２０には、図５で示すように所定幅の縦方向に連続した
縦長孔６が板面に設けられている。この縦長孔６は、各
ローラ４，５の支軸部４１，５１を挿通するものとして
設けられている。その縦長孔６には上部側を二股状に分
岐することにより、上述した二つ組のローラ４，５を係
止する縦，横ストップ部６０，６１が形成されている。
このうち、一方６０は縦方向上方に向って弯曲した縦ス
トップ部として形成されている。他方は、縦ストップ部
６０の上端側と略平行位置から水平方向に向って弯曲し
た横ストップ部６１として形成されている。その縦長孔
６は、下部側の縦直線孔部６２から縦ストップ部６０と
横ストップ部６１との分岐点に向かう中間孔部６３を斜
め上方に傾斜させることにより形成されている。

【００１５】ガイドプレート２２には、各ローラ４，５
を周面で受ける立上りフランジ部７ａが外周縁をベース
プレート２０の板面に向けて折り曲げることにより設け
られている。この立上りフランジ部７ａは、縦長孔６の
中間孔部６３から下方の縦直線孔部６２に亘っては各ロ
ーラ幅と同じ間隔を有し、上部側においては二つ組のロ
ーラ４，５を平行に受け入れられるよう縦長孔６を取り
囲むよう形成されている。また、ガイドプレート２２に
は図６でも示すように縦長溝６の溝内方向に向けて突出
するビード状の突条７ｂが縦長溝６の中央線Ｏに沿って
対応位置するよう設けられている。更に、その縦長孔６
の片側縁に沿ってはギヤーローラ部５２が噛合するラッ
ク８がベースプレート２０の板面に設けられている。こ
のラック８は、ベースプレート２０の板面に設けるのに
代えて、立上りフランジ部７の内側に設けることもでき
る。

【００１６】ローラ４，５は、後述する如く上下縦方向
に位置することにより縦長孔６に沿って上方に移動し、
上側に位置するローラ５が横ストップ部６１の孔縁まで
移動すると、ローラ４が縦長孔６の分岐点に位置するよ
う間隔を隔てて設けられている。また、その他方５の支
軸部５１を縦長孔６の横ストップ部６１で各々係合支持
できるよう各ストップ部６０，６１の奥詰り位置と同間
隔を隔てて装備されている。また、ガイドプレート２２
をベースプレート２０に溶接固定した後、縦長孔６を介
してローラ４，５をアームレスト１のブラケットプレー
ト１１に取り付けられるよう、ガイドプレート２２には
開口部２５が設けられている。

【００１７】このように構成するシート側部の付属設備
では、通常時は二つ組のローラ４，５が縦長孔６の縦直
線孔部６２並びに立上りフランジ部７ａの下部側に位置
することにより、アームレスト１は立上りブラケット
２，３の間隔内でシート側部の縦方向に立付け収納され
ている。その立付け収納位置では、アームレスト１の厚
みＷ₂ が立上りブラケット１，２の横幅Ｗ₁ と略同寸法
に形成されているからシート側部に大きく張り出さない
よう納められている。

【００１８】このアームレスト１の使用時には、全体を
縦方向上方に持ち上げるようにする。その持上げに伴っ
ては、ローラ５が上側に位置すると共にローラ４が下側
に位置することにより、ローラ４，５が上下縦方向に並
んだ状態で縦長孔６の縦直線孔部６２から傾斜孔部６３
に沿ってスライド移動する。各ローラ４，５のスライド
移動時には、各ローラ部４０，５０が滑性を有する合成
樹脂で形成され、支軸部４１，５１も同樹脂で被覆され
ているから、金属擦れ音の如き異音を生ずることなく縦
長孔６に沿って円滑に摺接移動することができる。ま
た、各ローラ４，５は中間孔部６３が斜め上方に傾斜す
ることから縦，横ストップ部６０，６１の分岐点に向け
て円滑に移動ガイドされる。

【００１９】そのアームレスト１は上昇するのに伴って
若干傾き、片側部がシートバックＢの側部と接すること
により外方に押される。これと共に、ローラ５の支軸部
５１が中間孔部６３の外側縁に押し付けられつつ上昇す
ることにより横ストップ部６１に入る。そのローラ５の
支軸部５１が縦長孔６の縦ストップ部６１に移動する
と、これを支点にし、他方のローラ４の支軸部４１が縦
長孔６の横ストップ部６０に移動することにより水平方
向平行に並ぶ。この各ローラ４，５の支軸部４１，５１
が水平方向両側に並ぶと、各ローラ４，５のローラ部４
０，５０が立上りフランジ部７ａの上部側に受け入れら
れることから、アームレスト１は立上りブラケット２，
３の水平方向側方に上部側で張出し位置するよう姿勢換
えすることができる。

【００２０】そのアームレスト１の移動時にはローラ
４，５のローラ部４０，５０が立上りフランジ部７ａと
周面で摺接すると共に、ローラ４，５の端面がビード状
の突条７ｂで押えられ、支軸部４１，５１が縦長孔６の
縁辺に沿って移動することから、アームレスト１はガタ
付き或いはブレ動かずに安定よく円滑に移動することが
できる。また、アームレスト１の両側に備えられたギヤ
ーローラ５２が回転軸１１で同調回転することから、ア
ームレスト１は両側部を平行的に保って移動することが
できる。水平方向側方の張出し位置では、各ローラ４，
５の支軸部４１，５１が縦長孔６の縦，横ストップ部６
０，６１で二点支持されることにより、アームレスト１
はローラ４，５の支軸部４１，５１を支点として立上り
ブラケット２，３の上部側で安定よく片持ち支持するこ
とができる。

【００２１】この水平方向側方の張出し位置からシート
側部に納めるときには、図２で示すようにアームレスト
１を張出し先端側から上方に持ち上げるようにする。そ
の持上げに伴ってはローラ５の支軸部５１が横ストップ
部６１の内部に係合位置し、ローラ４の支軸部４１が縦
ストップ部６０の弯曲した形状に沿って縦長孔６の分岐
点から下方に移動する。このローラ４が縦長孔６の分岐
点から下方に移動すると、ローラ５の支軸部５１は横ス
トップ部６１より外れて上下縦方向に並んで共に下方に
移動することから、アームレスト１はシート側部の元の
位置に立付け収納することができる。この収納時にはギ
ヤーローラ５２がラック８と噛合回転し、アームレスト
１をフリクションによるスローダウンできるから高級感
のある設備として装備することができる。

【００２２】アームレスト１を水平方向側方に姿勢換え
する際、縦長孔６の分岐点からローラ４の支軸部４１を
縦ストップ部６０に、ローラ５の支軸部５１を横ストッ
プ部６１に確実にスライド移動できるよう、支軸部４
１，５１の軸径及び縦，横ストップ部６０，６１の溝幅
は縦方向上側に位置するローラ５側においてローラ４側
よりも大きく形成するとよい。なお、上述した実施例は
アームレストＡを板形体として説明したが、それ以外に
も受け台や棚板等の略方形な板形体であればシート側部
の付属設備として備え付けることができる。

【００２３】

【発明の効果】以上の如く、本発明に係るシート側部の
付属設備に依れば、アームレスト，受け台等の略方形な
板形体をシート側部の立付け収納位置から水平方向側方
の張出し位置に簡単な機構で円滑に出入れでき、水平方
向側方の張出し位置でも安定よく片持ち支持可能な設備
として装備することができる。また、全体として体裁上
良好で高級感のある設備として装備することもできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るシート側部の付属設備を部品毎に
展開させて示す斜視図である。

【図２】同付属設備を水平方向側方の張出し位置で示す
斜視図である。

【図３】同付属設備に装備されるローラを示す斜視図で
ある。

【図４】同付属設備の立上りブラケットを断面で示す平
面図である。

【図５】同付属設備の立上りブラケットをカバープレー
トの切開状態で示す側面図である。

【図６】同付属設備の立上りブラケットに設ける縦長孔
を部分的に拡大させて示す説明図である。

【符号の説明】

Ｃ シートクッション １ 略方形な板形体 １２ 回転軸 ２，３ 立上りブラケット ２０ ベースプレート ２１ カバープレート ２２ ガイドプレート ４，５ 二つ組のローラ ４０，５０ ローラ部 ４１，５１ 支軸部 ４２ ラック逃げ用の段部 ５２ ギヤーローラ ６ 縦長孔 ６０ 縦ストップ部 ６１ 横ストップ部 ７ａ 立上りフランジ部 ７ｂ ビード状の突条 ８ ラック

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 前後に間隔を隔て一対の立上りブラケッ
   トをシートクッションの側部に立付け装備し、アームレ
   スト，受け台等の略方形な板形体を該立上りブラケット
   の間隔内に組付け配置してなり、 上記板形体には少なくとも片側をギヤーローラとした二
   つ組のローラを並べて両側部の片端寄りに夫々備え、こ
   の二つ組のローラのうち、片側のギヤーローラは板形体
   の内部に挿通させて軸受け装着した回転軸の両軸端に夫
   々装備し、 上記立上りブラケットはガイドプレートを内部に備えて
   ベースプレートとカバープレートとを組み合せてなり、 上記ベースプレートには各ローラの支軸部を挿通する縦
   長孔を板面に設け、この縦長孔は上部側を二股状に分岐
   させて、一方を縦方向上方に向う縦ストップ部とし、他
   方を水平方向に向う横ストップ部として形成し、 上記ガイドプレートには縦長孔を取り囲んで各ローラと
   周面で摺接する立上りフランジ部と、縦長孔の中央線に
   沿って対応位置するビード状の突条とを設け、 更に、上記ベースプレートの板面またはガイドプレート
   の立上りフランジ部にはギヤーローラが噛合するラック
   を設け、 上記二つ組のローラは縦長孔から立上りブラケットの内
   部に位置させて立上りフランジ部並びにラックと組み合
   せると共に、各ローラ端面をビード状の突条で押えて立
   上りブラケットに組み付け、上記板形体は縦長孔の縦，
   横ストップ部で係止される各ローラの支軸部を支点に、
   立上りブラケットの上部側で間隔内縦位置より水平方向
   側方に姿勢換えさせて片持ち支持する設備として装備し
   たことを特徴とするシート側部の付属設備。