JPH07250094A - 電子メールの配送方式 - Google Patents

電子メールの配送方式

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JPH07250094A
JPH07250094A JP6040818A JP4081894A JPH07250094A JP H07250094 A JPH07250094 A JP H07250094A JP 6040818 A JP6040818 A JP 6040818A JP 4081894 A JP4081894 A JP 4081894A JP H07250094 A JPH07250094 A JP H07250094A
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electronic mail
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JP6040818A
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English (en)
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Shigetada Moriai
重忠 森合
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、受信した電子メールを蓄積した
後、その電子メールを端末に配送する電子メールの配送
方式に関し、受け取り側のユーザに応じた端末に電子メ
ールを配送して、記録紙をムダにすることがなく、また
電子メールを有効利用することのできる電子メールの配
送方式を提供することを目的とする。 【構成】 回線(ISDN等)12、14、26やPBX18を
介して複数の端末(FAX13、15、16、19、WS21、2
3、PC22、24、およびプリンタ25)を接続されたメー
ル蓄積交換機11に、上記端末を使用するユーザ(メール
の宛先)毎に優先順位を設定して端末データ記憶部36に
複数登録し、メール記憶部35へ蓄積した受信メールを、
端末データ制御部37が端末データ記憶部36を検索して選
択したその宛先の最も優先順位の高い端末に、データ変
換部38でその端末種のデータ種に変換して配送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子メールの配送方式
に関し、詳しくは、受信した電子メールを蓄積した後、
その電子メールを端末に配送する電子メールの配送方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、所定の回線とファクシミリ装
置との間にメール蓄積交換装置を介装して、受信した電
子メールを一時蓄積した後、ファクシミリ装置に配送す
る電子メールの配送方式が知られており、近年では、デ
ータの変換技術の発達に伴って主にLAN(Local Area
Network)を媒体として複数種の端末の接続が頻繁に行
なわれ、異種の端末への電子メールの配送も実現してい
る。例えば、ファクシミリ装置やプリンタ等を複数で共
通使用し、ワークステーション(WS)やパーソナルコ
ンピュータ(PC)等は個人使用する場合が多くなって
いる。
【0003】この種の電子メールの配送方式としては、
例えば特開平4−123634号公報に記載されている
ものがある。この電子メールの配送方式(以降、第1従
来例という)は、受信した電子メールのデータ種に対応
する回線に空きがないとき、その電子メールを空いてい
る他の回線に対応するデータ種にデータ変換してその回
線に接続されている端末に配送することにより、データ
種の異なる端末への電子メールの配送を可能にしてい
る。
【0004】また、特開平4−302256号公報に
は、配送できずに蓄積した電子メールを、蓄積期限に達
したり、空き容量が不足したときにプリンタに配送して
プリントアウトさせることにより、蓄積可能な空き容量
を確保して電子メールの効率の良い管理を可能する電子
メールの配送方式(以降、第2従来例という)が記載さ
れている。
【0005】また、特開平4−339445号公報に
は、電子メールの配送中に宛先の端末の受信が異常切断
した場合に、同種の代替え端末に配送先を切り替えるこ
とにより、発信側がその電子メールを再発信する必要を
なくす電子メールの配送方式(以降、第3従来例とい
う)が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1従
来例にあっては、受信した電子メールのデータ種に対応
する回線が空いていないと、他の回線に接続されている
端末にその電子メールを配送する。このことから、宛先
として登録されている端末が故障している場合でもその
電子メールを他の端末で受け取ってリカバリーすること
は可能であるが、その宛先と異なる端末に配送されてし
まう。そのため、近年のWSやPC等の端末は個人使用
されているにも拘らず他のユーザの端末に配送され、後
処理も煩わしく、またその電子メールが紛失してしまう
というリカバリーが不十分である問題があった。また、
回線の空きによって電子メールが配送されてしまうた
め、受け取り側のユーザはその電子メールをデータとし
て利用したくても例えば、ファクシミリ装置に配送され
て記録紙に記録されてしまうとデータがムダになるばか
りでなくその記録紙もムダになってしまうという問題が
あった。
【0007】また、第2従来例にあっては、受け取り側
のユーザはその電子メールをデータとして利用したくて
もプリンタに配送されてプリントアウトされてしまうた
め、第1従来例と同様にデータおよび記録紙もムダにな
る。さらに、第3従来例にあっては、電子メールの配送
中に宛先の端末の受信が異常切断して同種の代替え端末
に配送先を切り替えたとしても、同一種の端末を同一の
宛先のユーザが使用することはなく、第1従来例と同様
に他のユーザの端末に、例えばファクシミリ装置の場合
には他の場所に配送されてしまい、リカバリーが不十分
である問題があった。
【0008】そこで、請求項1記載の発明は、受け取り
側のユーザに応じた端末に電子メールを配送して、記録
紙をムダにすることがなく、また電子メールを有効利用
することのできる電子メールの配送方式を提供すること
を目的とする。請求項2記載の発明は、受け取り側のユ
ーザに応じた端末に電子メールを迅速に配送することの
できる電子メールの配送方式を提供することを目的とす
る。
【0009】請求項3記載の発明は、受け取り側のユー
ザが電子メールを迅速に、かつ、確実に受け取ることの
できる電子メールの配送方式を提供することを目的とす
る。請求項4記載の発明は、蓄積する電子メールがオー
バーフローする前まで、受け取り側のユーザが電子メー
ルを最も受け取りたい端末に配送することのできる電子
メールの配送方式を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明は、所定の回線に少なくとも2種以上
の複数の端末を接続され、受信した電子メールを蓄積し
た後、該電子メールの宛先に応じた端末に配送する電子
メールの配送方式であって、宛先に対応する端末として
複数登録するとともに、該端末に電子メールを配送する
優先順位を設定し、受信して蓄積した電子メールを宛先
毎に設定されている優先順位に従って該端末に対応する
データ種に変換して配送することを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項2記載の発明は、前記優先順位の最
も高い端末へ電子メールを配送できなかったとき、次に
優先順位の高い端末へと順次切り替えて該電子メールを
配送することを特徴とするものである。請求項3記載の
発明は、前記優先順位の最も高い端末へ電子メールを配
送後、所定時間内に該電子メールを受け取った通知のな
いとき、次に優先順位の高い端末へと順次切り替えて該
電子メールを配送することを特徴とするものである。
【0012】請求項4記載の発明は、前記優先順位の最
も高い端末に受け取られることなく蓄積されて電子メー
ルの蓄積可能な容量が所定量以下になったとき、蓄積さ
れている電子メールを優先順位の最も高い端末から次に
高い端末へと順次切り替えて該電子メールを配送するこ
とを特徴とするものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、所定の回線に接続さ
れた少なくとも2種以上の端末が宛先に対応して複数登
録されるとともに、その端末に電子メールを配送する優
先順位が設定され、受信して蓄積された電子メールは宛
先毎の優先順位に従ってその端末に対応するデータ種に
変換されて配送される。したがって、受信した電子メー
ルは受け取り側のユーザに応じた端末に配送される。
【0014】請求項2記載の発明では、優先順位の最も
高い端末へ電子メールを配送できなかったとき、その電
子メールは配送先を次に優先順位の高い端末へと順次切
り替えられて配送される。したがって、受信した電子メ
ールは受け取り側のユーザにとって優先順位の高い受け
取り可能な端末に迅速に配送される。請求項3記載の発
明では、優先順位の最も高い端末へ電子メールを配送
後、所定時間内に電子メールを受け取った通知のないと
き、その電子メールは配送先を次に優先順位の高い端末
へと順次切り替えられて配送される。したがって、受信
した電子メールはユーザの受け取りが確認されるまで優
先順位の高い端末から順次配送される。そのため、ユー
ザは受信した電子メールを迅速に、かつ、確実に受け取
ることができる。
【0015】請求項4記載の発明では、優先順位の最も
高い端末に受け取られることなく蓄積されて電子メール
の蓄積可能な容量が所定量以下になったとき、蓄積され
ている電子メールは優先順位の最も高い端末から次に高
い端末へと順次切り替えられて配送される。したがっ
て、蓄積する電子メールがオーバーフローする前まで、
ユーザは優先順位の最も高い端末で電子メールを受け取
ることができ、その後、その電子メールは配送先を優先
順位の高い端末から次に高い端末へと順次切り替えられ
て配送される。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図3は本発明に係る電子メールの配送方式を実施す
るメール蓄積交換機の一例を示す図である。図1および
図2において、11はメール蓄積交換機であり、メール蓄
積交換機11は所定の回線を介して少なくとも2種以上の
複数の端末が接続されており、ISDN(Integrated S
ervices Digital Network)12を介してG4ファクシミ
リ装置(G4FAX)13が、PSTN(Public Switche
d Telephone Network)14を介してG3ファクシミリ装
置(G3FAX)15、16が、所定の回線によりPBX
(Private Branch eXchange)18を介してG3ファクシ
ミリ装置(G3FAX)19が接続されており、第1のワ
ークステーション(No.1WS)21、第1のパーソナルコ
ンピュータ(No.1PC)22、第2のワークステーション
(No.2WS)23、第2のパーソナルコンピュータ(No.2
PC)24、およびプリンタ25とともにLAN(Local Ar
ea Network)26に接続されている。このメール蓄積交換
機11に接続されているNo.1WS21およびNo.1PC22は第
1のユーザが、またNo.2WS23およびNo.2PC24は第2
のユーザが個人使用し、G4FAX13、G3FAX15、
19およびプリンタ25は第1、2のユーザが共通使用して
いる。また、G3FAX16は第3ユーザが使用してい
る。なお、メール蓄積交換機11には、端末として他のユ
ーザが使用するワークステーション、パーソナルコンピ
ュータ、およびファクシミリ装置等を接続してもよい。
【0017】メール蓄積交換機11は、ISDN12に接続
されG4FAX13との交信を実行するG4制御部31と、
PSTN14に接続されG3FAX15、16との交信を実行
するG3制御部32と、PBX18に接続されG3FAX19
との交信を実行するG3制御部33と、LAN26に接続さ
れNo.1WS21、No.1PC22、No.2WS23、No.2PC24、
およびプリンタ25との交信を実行するLAN制御部34
と、G4制御部31、G3制御部32、33、およびLAN制
御部34が受信した電子メール(以下、単にメールともい
う)とその宛先データを蓄積するメール記憶部35と、図
示していない入力部から入力された受信メールを配送す
る端末のデータを登録する端末データ記憶部36と、端末
データ記憶部36に登録されているデータを検索して受信
メールを配送する端末を選択する端末データ制御部37
と、選択された端末種に対応するよう受信メールのデー
タ種を変換するデータ変換部38と、上記各部31〜38を制
御して受信メールを蓄積した後、受信メールをその宛先
に応じて選択された端末に配送する主制御部39と、から
構成されている。
【0018】端末データ記憶部36は、図3に示すよう
に、受信メールの宛先となる第1、2のユーザ等の識別
番号を設定するテーブル36a、第1、2のユーザ等が使
用する端末種やそのアドレスを設定するテーブル36b、
およびユーザ毎(宛先毎)にメールを受け取る端末の優
先順位を設定するテーブル36cを備えており、テーブル
36cの最も優先順位の高い端末には「1」を、次に優先
順位の高い端末には「2」と順次設定し、メールを配送
したくない端末には「99」を設定する。そして、端末
データ制御部37は、端末データ記憶部36に登録されてい
る宛先毎の優先順位を検索して受信メールの配送先とし
て優先順位の最も高い端末を選択する。
【0019】次に、請求項1または2記載の発明の電子
メールの配送方式を実施するメール蓄積交換機を説明す
る。図2において、主制御部38は、端末データ制御部36
により選択された端末への受信メールの配送に失敗した
という情報をG4制御部31、G3制御部32、33、あるい
はLAN制御部34から受けたとき、端末データ制御部37
に受信メールの配送先を再度選択させる信号を送る。そ
して、端末データ制御部37は、主制御部38から受信メー
ルの配送先の端末を再選択要求の信号を受けると端末デ
ータ記憶部36のテーブル36cからデータを読み出して
「2」を設定されていた端末は「1」に、「3」は
「2」へと、また「1」を設定されていた端末は最も優
先順位の低い値に書き換える所謂、トグルを実行して、
優先順位「1」に再設定した端末へ受信メールを再配送
するよう配送先情報を主制御部38を送る。
【0020】次に、請求項1または2記載の発明ととも
にその作用を図4を用いて説明する。なお、本実施例で
は第3のユーザがG3FAX16から第1のユーザ宛に電
子メールを送る場合を説明する。まず、メール蓄積交換
機11の電源を入れると、各モジュール(上記各部31〜39
を含む)は初期化され、メールの交信の待機状態とな
り、メールの受信の有無が確認される(ステップS
1)。そして、例えば第3のユーザの第1ユーザへのメ
ールがG3FAX16から送信されてくると、G3制御部
32がPSTN14を介してのG3FAX16との交信を実行
してそのメールを受信し、主制御部39はメール記憶部35
に受信メールとともに第1のユーザを示す宛先データを
書き込んで蓄積させ(ステップS2)、G3FAX16と
の交信が終了する。
【0021】次いで、主制御部39は蓄積されている宛先
データをメール記憶部35から呼び出して端末データ制御
部37へ送信し、宛先データを受け取った端末データ制御
部37は端末データ記憶部36に登録されているテーブル36
aの識別番号と宛先データとを比較してテーブル36cか
ら第1のユーザに対応する優先順位のデータを読み込ん
で検索し(ステップS3)、テーブル36cに「1」が設
定されている最も優先順位の高いNo.1WS21を選択して
テーブル36bからNo.1WS21の端末種やアドレス情報を
読み込み(ステップS4)、その端末情報を主制御部39
へ返送する。次いで、No.1WS21の端末情報を受け取っ
た主制御部39は、配送する受信メールをメール記憶部35
から呼び出してデータ変換部38によりNo.1WS21に対応
するデータ種に変換した後、そのNo.1WS21のアドレス
とともにLAN制御部34へ送信し、LAN制御部34がL
AN26を介してNo.1WS21と交信してその受信メールを
配送する(ステップS5)。なお、受信メールのデータ
種を変換する必要のないときには、そのまま配送する。
したがって、受信メールは第1のユーザに優先順位を最
も高く設定されたNo.1WS21に配送される。
【0022】そして、受信メールの配送が正常に終了し
たか確認され(ステップS6)、正常に終了した場合に
はステップ1に戻り待機状態となるが、例えば、No1.W
S21の電源が入っていないときや故障等により失敗した
場合には、LAN制御部34は主制御部39へメールの配送
に失敗したという情報を送り(ステップS7)、これを
受けた主制御部39は、端末データ制御部37に配送する端
末を再度選択させる信号を送る(ステップS8)。再選
択要求の信号を受け取った端末データ制御部37は端末デ
ータ記憶部36から第1のユーザに対応するテーブル36c
に設定されている「99、99、4、1、2、3」を読
み出し、これを「99、99、3、4、1、2」とトグ
ルさせて書き換える。
【0023】次いで、ステップS3に戻り、同様な動作
を行なって配送先をNo.1PC22に切り替えて受信メール
を再配送する。そして、ステップS6でNo.1PC22への
配送の失敗が確認された場合にはステップS7から同様
な動作を繰り返し、配送先をプリンタ25に切り替えて受
信メールを配送するが、プリンタ25へのメールの配送も
失敗した場合には、配送先をG3FAX19に切り替えP
BX18を介して受信メールは配送される。したがって、
受信メールは第1のユーザに設定されたできるだけ優先
順位の高いメールを受け取り可能な端末へと配送され
る。
【0024】このように本実施例においては、受信メー
ルは配送先を宛先毎の優先順位に従って切り替えられて
データ種を変換され配送されるので、ユーザは優先順位
の高い端末で受信メールを迅速かつ確実に受け取ること
ができる。WS21、23やPC22、24は受信メールを記憶
する記憶部を備えているので、ユーザはそのメールをム
ダに記録紙に記録されてしまうことなくデータとして自
分の使い勝手に合わせて利用することができ、また必要
に応じてプリンタ等に送信して記録させることができ
る。また、優先順位の最も低い端末としてG3FAX19
を設定することにより、仮にNo.1WS21、No.1PC22、
またはプリンタ25への配送に失敗したとしても受信メー
ルは最終的にはG3FAX19へ配送先が切り替えられて
配送されるので、ユーザは確実に受け取ることができ
る。
【0025】また、上述実施例では第1のユーザへの受
信メールの配送を説明したが、第2のユーザへ受信メー
ルを配送する場合、端末データ記憶部36のG3FAX19
に対応するテーブル36cの優先順位には「99」が設定
されているため、受信メールがG3FAX19へ配送され
ることがない。したがって、記録する必要のないメール
が記録され記録紙がムダになってしまうことがない。
【0026】次に、請求項1、2、または4記載の発明
の電子メールの配送方式を実施するメール蓄積交換機を
説明する。図2において、主制御部38は、端末データ制
御部36により選択された端末への受信メールの配送に失
敗したという情報をG4制御部31、G3制御部32、33、
あるいはLAN制御部34から受けたとき、その受信メー
ルの端末への配送を繰り返すようになっている。なお、
この受信メールの再配送は所定時間経過した後、行なう
ようにしてもよい。
【0027】この主制御部39は、メール記憶部35にメー
ルが滞留してその蓄積可能な容量が所定以下となったと
き、その受信メールの端末への再配送を行なう。そし
て、受信メールの配送に失敗したとき、端末データ制御
部37に配送する端末を再度選択させる信号を送り、上述
実施例と同様に端末データ制御部37により端末データ記
憶部36のテーブル36cに設定されている優先順位のトグ
ルを実行させ次に優先順位の高い端末を選択させてその
端末へ受信メールを再配送する。
【0028】次に、請求項1、2、または4記載の発明
とともにその作用を図5を用いて説明する。なお、本実
施例では上述実施例と同様に第3のユーザがG3FAX
16から第1のユーザ宛に電子メールを送る場合を説明す
るが、同様な動作を行なう場合にはステップの番号を同
一にしてその説明を省略する。まず、ステップS1〜S
5が実行されて例えば、G3FAX16から第3のユーザ
の第1ユーザへのメールがLAN26を介してNo.1WS21
へ配送された後、その受信メールの配送が正常に終了し
たか確認し(ステップS6)、正常に終了した場合には
ステップ1に戻り待機状態となるが、No1.WS21への受
信メールの配送が失敗した場合、本実施例では、ステッ
プS3に戻り、ステップS3〜S5を実行して再度その
受信メールのNo1.WS21への配送を行なう。
【0029】そして、受信メールがNo1.WS21へ正常に
配送されることなくメール記憶部35に滞留して他の受信
メールとともに蓄積されることによってメール記憶部35
の蓄積可能な容量が所定以下となったときには、ステッ
プS3に戻り、ステップS3〜S5を実行して再度その
受信メールのNo1.WS21への配送を行なう。そして、ス
テップS6でNo1.WS21への受信メールの配送の失敗が
確認されると、上述実施例で説明した図4に示すステッ
プS7に進んで受信メールの他の端末への再配送を実行
してNo.1PC22、プリンタ25、あるいはG3FAX19へ
その受信メールを再配送する。したがって、メール記憶
部35がオーバーフローする前まで、No1.WS21への受信
メールの配送が繰り返され、その蓄積可能な容量が所定
量以下になったとき、受信メールは配送先を優先順位の
高い端末から次に高い端末へと順次切り替えられて配送
される。
【0030】このように本実施例においては、上述実施
例の作用効果に加え、受信メールはメール記憶部35がオ
ーバーフローする前まで、No1.WS21への配送が繰り返
されるので、第1のユーザは優先順位の最も高いNo1.W
S21で受信メールを受け取ることができる。また、メー
ル記憶部35の蓄積可能な容量が所定量以下になったと
き、オーバフローする前に受信メールは配送先を次に優
先順位の高いNo1.WS21、No.1PC22、プリンタ25、あ
るいはG3FAX19へと順次切り替えられて配送される
ので、第1のユーザはその受信メールを確実に受け取る
ことができる。
【0031】次に、請求項1、3、または4記載の発明
の電子メールの配送方式を実施するメール蓄積交換機を
説明する。図2において、主制御部38は、端末データ制
御部36により選択された端末への受信メールの配送に失
敗したという情報をG4制御部31、G3制御部32、33、
あるいはLAN制御部34から受けたとき、その受信メー
ルの端末への配送を繰り返すようになっている。なお、
この受信メールの再配送は所定時間経過した後、行なう
ようにしてもよい。
【0032】この主制御部39は、受信メールの配送に成
功した後、任意に設定可能な一定時間が経過しても配送
した端末からそのメールを受け取ったという旨の着信通
知がないときには、端末データ制御部37に配送する端末
を再度選択させる信号を送り、上述実施例と同様に端末
データ制御部37により端末データ記憶部36のテーブル36
cに設定されている優先順位のトグルを実行させ次に優
先順位の高い端末を選択させてその端末へ受信メールを
再配送する。
【0033】次に、請求項1または3記載の発明のとと
もにその作用を図6により説明する。なお、本実施例で
は上述実施例と同様に第3のユーザがG3FAX16から
第1のユーザ宛に電子メールを送る場合を説明するが、
同様な動作を行なう場合にはステップの番号を同一にし
てその説明を省略する。まず、ステップS1〜S5が実
行されて例えば、G3FAX16から第3のユーザの第1
ユーザへのメールがLAN26を介してNo.1WS21へ配送
された後、その受信メールの配送が正常に終了したか確
認し(ステップS6)、No1.WS21への受信メールの配
送が失敗した場合、ステップS3に戻りステップS3〜
S5を実行して再度その受信メールのNo1.WS21への配
送を行なう。また、正常に終了した場合には一定時間の
間だけ前記着信通知を待ち(ステップS10)、その着信
通知があったか確認する(ステップS11)。着信通知が
あった場合にはステップ1に戻り待機状態となる。ま
た、No1.WS21へのメールの配送が正常に行なわれたに
も拘らず着信通知が返送されてこない場合には、ステッ
プS8およびS9を実行して端末データ記憶部36のテー
ブル36cに設定されている端末の優先順位をトグルさせ
た後、ステップS3に戻り、ステップS3〜S5を実行
してその受信メールのNo1.PC22への再配送を行なう。
そして、ステップS11で着信通知の返送が確認されるま
で、受信メールの配送先をプリンタ25、あるいはG3F
AX19に切り替えて再配送する。したがって、受信メー
ルはユーザの受け取りが確認されるまでその配送先を優
先順位の高い端末から順次切り替えられて配送され、第
1のユーザはその受信メールを確実に受け取ることがで
きる。
【0034】このように本実施例においては、上述実施
例の作用効果に加え、受信した電子メールはユーザの受
け取りが確認されるまで宛先毎の優先順位に従って配送
先を順次切り替えられて配送されるので、第1のユーザ
は受信メールを確実に受け取ることができる。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、電子メー
ルを宛先毎の優先順位に従ってその端末に対応するデー
タ種に変換し配送するので、電子メールをユーザに応じ
た端末に確実に配送することができ、ユーザは登録した
優先順位の高い端末で電子メールを受け取ることができ
る。そのため、受け取り側のユーザはその電子メールを
例えば、端末に記憶させてデータとして利用したり、ま
た必要に応じてプリンタ等に送信して記録させることが
できる。したがって、受け取り側のユーザは電子メール
を有効利用することができるとともに、必要もないのに
記録されてしまい記録紙をムダにすることもない。
【0036】請求項2記載の発明によれば、電子メール
を宛先毎の優先順位に従って端末を順次切り替えて成功
するまで配送するので、電子メールを優先順位の高い受
け取り可能な端末に配送することができ、受け取り側の
ユーザにとって優先順位の高い端末に電子メールを迅速
に配送することができる。請求項3記載の発明によれ
ば、電子メールを宛先毎の優先順位に従って端末を順次
切り替えてユーザの受け取りが確認されるまで配送する
ので、電子メールをユーザに迅速に、かつ、確実に受け
取らせることができる。
【0037】請求項4記載の発明によれば、優先順位の
最も高い端末に受け取られることなく蓄積された電子メ
ールは、蓄積する電子メールがオーバーフローする前に
宛先毎の優先順位に従って端末を順次切り替えて配送す
るので、オーバーフローする前まで電子メールを優先順
位の最も高い端末に配送することができ、受け取り側の
ユーザはその端末で電子メールを受け取ることができ
る。また、その電子メールがオーバーフローしてしまう
こともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子メールの配送方式を実施する
メール蓄積交換機の一例を所定の回線に接続した接続例
を示す回線図である。
【図2】そのメール蓄積交換機の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】そのメール蓄積交換機が記憶する端末データの
一部を示す説明図である。
【図4】請求項1または2記載の発明に係る電子メール
の配送方式を説明するフローチャートである。
【図5】請求項1記載の発明に係る電子メールの配送方
式を説明するフローチャートである。
【図6】請求項1、3、または4記載の発明に係る電子
メールの配送方式を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
11 メール蓄積交換機 12 ISDN(所定の回線) 13 G4FAX(端末) 14 PSNT(所定の回線) 15、16、19 G3FAX(端末) 18 PBX 21、23 WS(端末) 22、24 PS(端末) 25 プリンタ(端末) 26 LAN(所定の回線) 31〜34 制御部 35 メール記憶部 36 端末データ記憶部 36a テーブル(宛先) 36b テーブル(データ種) 36c テーブル(優先順位) 37 端末データ制御部 38 データ変換部 39 主制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の回線に少なくとも2種以上の複数の
    端末を接続され、受信した電子メールを蓄積した後、該
    電子メールの宛先に応じた端末に配送する電子メールの
    配送方式であって、 宛先に対応する端末として複数登録するとともに、該端
    末に電子メールを配送する優先順位を設定し、受信して
    蓄積した電子メールを宛先毎に設定されている優先順位
    に従って該端末に対応するデータ種に変換して配送する
    ことを特徴とする電子メールの配送方式。
  2. 【請求項2】前記優先順位の最も高い端末へ電子メール
    を配送できなかったとき、次に優先順位の高い端末へと
    順次切り替えて該電子メールを配送することを特徴とす
    る請求項1記載の電子メールの配送方式。
  3. 【請求項3】前記優先順位の最も高い端末へ電子メール
    を配送後、所定時間内に該電子メールを受け取った通知
    のないとき、次に優先順位の高い端末へと順次切り替え
    て該電子メールを配送することを特徴とする請求項1記
    載の電子メールの配送方式。
  4. 【請求項4】前記優先順位の最も高い端末に受け取られ
    ることなく蓄積されて電子メールの蓄積可能な容量が所
    定量以下になったとき、蓄積されている電子メールを優
    先順位の最も高い端末から次に高い端末へと順次切り替
    えて該電子メールを配送することを特徴とする請求項1
    記載の電子メールの配送方式。
JP6040818A 1994-03-11 1994-03-11 電子メールの配送方式 Pending JPH07250094A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002312559A (ja) * 2001-04-13 2002-10-25 Shigeyuki Nashiki 口コミ情報伝送装置、口コミ情報伝送方法、口コミ情報伝送プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2003101588A (ja) * 2001-05-25 2003-04-04 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 構成可能で、組み込み可能なデリバリー・マネージャを使ったインスタント・メッセージの経路指定
US8897432B2 (en) 2010-07-01 2014-11-25 Etherfax, Llc System and method of remote fax interconnect technology

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