JPH07249887A - Ｅｍｉシールド構造 - Google Patents
Ｅｍｉシールド構造Info
- Publication number
- JPH07249887A JPH07249887A JP3945094A JP3945094A JPH07249887A JP H07249887 A JPH07249887 A JP H07249887A JP 3945094 A JP3945094 A JP 3945094A JP 3945094 A JP3945094 A JP 3945094A JP H07249887 A JPH07249887 A JP H07249887A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible resin
- emi shielding
- plastic case
- emi shield
- recycling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】制御装置において、プラスチックケースやＥＭ
Ｉシールドカバーのリサイクルを効果的に行うことを目
的とする。 【構成】内面は絶縁性と柔軟性を有する樹脂を用い、外
面は導電性と柔軟性を有する樹脂を用いて、筒状に一体
成形した、ＥＭＩシールドカバー内に放射ノイズを発生
する制御部を収納し、外部へ放射ノイズを放出しないよ
うにする。 【効果】ＥＭＩシールドカバーは安価に生産でき、プラ
スチックケースのリサイクルが容易であり、更にＥＭＩ
シールドカバーはそのままでリサイクル可能であり、制
御部の冷却性に優れる。
Ｉシールドカバーのリサイクルを効果的に行うことを目
的とする。 【構成】内面は絶縁性と柔軟性を有する樹脂を用い、外
面は導電性と柔軟性を有する樹脂を用いて、筒状に一体
成形した、ＥＭＩシールドカバー内に放射ノイズを発生
する制御部を収納し、外部へ放射ノイズを放出しないよ
うにする。 【効果】ＥＭＩシールドカバーは安価に生産でき、プラ
スチックケースのリサイクルが容易であり、更にＥＭＩ
シールドカバーはそのままでリサイクル可能であり、制
御部の冷却性に優れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチックケースを用
いた電子機器に係り、特にプラスチックのリサイクルに
好適なＥＭＩシールド構造に関する。
いた電子機器に係り、特にプラスチックのリサイクルに
好適なＥＭＩシールド構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のプラスチックケースにおけるＥＭ
Ｉシールド構造はケース内面に導電性塗料を塗布した
り、プラスチックケースそのものに導電性物質を混入し
ていた。あるいは外装樹脂の表面に金属被膜を形成して
いたため、ＥＭＩシールド部材あるいはプラスチックケ
ースのリサイクルが困難であった。例えば特開平１−６
４２９８号公報にはリサイクルに関しては記載されてい
ない。
Ｉシールド構造はケース内面に導電性塗料を塗布した
り、プラスチックケースそのものに導電性物質を混入し
ていた。あるいは外装樹脂の表面に金属被膜を形成して
いたため、ＥＭＩシールド部材あるいはプラスチックケ
ースのリサイクルが困難であった。例えば特開平１−６
４２９８号公報にはリサイクルに関しては記載されてい
ない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、プラ
スチックのリサイクルの点について、プラスチック製ケ
ースにおいて、プラスチックケース内面に導電性塗料を
塗布していたり、プラスチック製ケース自身に導電性物
質を含有していた。更には電子部品を包み込んでいる外
装樹脂の表面に金属被膜を形成していた。このため、プ
ラスチックのリサイクルの点について配慮されておら
ず、リサイクルが難しいという問題があった。
スチックのリサイクルの点について、プラスチック製ケ
ースにおいて、プラスチックケース内面に導電性塗料を
塗布していたり、プラスチック製ケース自身に導電性物
質を含有していた。更には電子部品を包み込んでいる外
装樹脂の表面に金属被膜を形成していた。このため、プ
ラスチックのリサイクルの点について配慮されておら
ず、リサイクルが難しいという問題があった。
【０００４】本発明の目的はプラスチック製ケース材料
のリサイクルを容易にすると同時に、ＥＭＩシールド部
材をそのままリサイクルすることにある。
のリサイクルを容易にすると同時に、ＥＭＩシールド部
材をそのままリサイクルすることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にＥＭＩシールドカバーを独立した存在とすることによ
り、そのままで再利用できるようになり、またＥＭＩシ
ールドカバーを筒状にすることで更に汎用性を持たせる
ようにしたものである。
にＥＭＩシールドカバーを独立した存在とすることによ
り、そのままで再利用できるようになり、またＥＭＩシ
ールドカバーを筒状にすることで更に汎用性を持たせる
ようにしたものである。
【０００６】
【作用】電子回路を内面は絶縁性と柔軟性を有し、外面
は導電性と柔軟性を有したプラスチック製の筒状の一体
成形されたＥＭＩシールド部材内に収納し、外面側を筐
体接地部に接続することにより、放射ノイズを完全にシ
ールドすることができる。また、先に述べたようにＥＭ
Ｉシールド部材の内面には絶縁性を有するプラスチック
を使用しているため、電子回路とＥＭＩシールド部材が
接触してもショート等の電気的障害を起こすことはな
い。
は導電性と柔軟性を有したプラスチック製の筒状の一体
成形されたＥＭＩシールド部材内に収納し、外面側を筐
体接地部に接続することにより、放射ノイズを完全にシ
ールドすることができる。また、先に述べたようにＥＭ
Ｉシールド部材の内面には絶縁性を有するプラスチック
を使用しているため、電子回路とＥＭＩシールド部材が
接触してもショート等の電気的障害を起こすことはな
い。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を一実施例の制御装置により説
明する。制御装置は図２に示すように、樹脂ケース(カ
バー)１、樹脂ケース(ベース)２、コントロールパネル
３、コントロールパネル３と制御部４を接続するコント
ロールケーブル２１、制御部４と被制御装置を接続する
入出力ケーブル２２、制御部４へ電力を供給する電源ケ
ーブル２３、接地された制御部固定用ベース５により構
成されている。
明する。制御装置は図２に示すように、樹脂ケース(カ
バー)１、樹脂ケース(ベース)２、コントロールパネル
３、コントロールパネル３と制御部４を接続するコント
ロールケーブル２１、制御部４と被制御装置を接続する
入出力ケーブル２２、制御部４へ電力を供給する電源ケ
ーブル２３、接地された制御部固定用ベース５により構
成されている。
【０００８】また、制御部４はＥＭＩシールドカバー３
０により周囲を囲まれており、電源部３１、電子回路部
３２、および冷却用ファン３３により構成されている。
０により周囲を囲まれており、電源部３１、電子回路部
３２、および冷却用ファン３３により構成されている。
【０００９】制御部４より発生した放射ノイズはＥＭＩ
シールドカバー３０により遮断され、制御部固定用ベー
ス５に吸収される。
シールドカバー３０により遮断され、制御部固定用ベー
ス５に吸収される。
【００１０】本発明は上記制御部４において実施したも
のであり、制御部４を拡大した図１により更に説明す
る。
のであり、制御部４を拡大した図１により更に説明す
る。
【００１１】ＥＭＩシールドカバー３０は、内側を絶縁
性と柔軟性を有する樹脂製の絶縁層３０−ａ、外面を導
電性と柔軟性を有する樹脂製３０−ｂ、および通気孔３
０−ｃで構成し、筒状、いわゆるゴミ袋の底のない形状
であり、一体成形されており、フリーサイズで内部に収
納される。制御部４の大きさに合わせて適宜丸めて使用
する。
性と柔軟性を有する樹脂製の絶縁層３０−ａ、外面を導
電性と柔軟性を有する樹脂製３０−ｂ、および通気孔３
０−ｃで構成し、筒状、いわゆるゴミ袋の底のない形状
であり、一体成形されており、フリーサイズで内部に収
納される。制御部４の大きさに合わせて適宜丸めて使用
する。
【００１２】筒状に一体成形されたＥＭＩシールドカバ
ー３０の一端は冷却用ファン３３部で口をひも４０で閉
じられ、他端はコントロールケーブル２１、入出力ケー
ブル２２、電源ケーブル３１を引き出し、ひも４２で口
を閉じられている。
ー３０の一端は冷却用ファン３３部で口をひも４０で閉
じられ、他端はコントロールケーブル２１、入出力ケー
ブル２２、電源ケーブル３１を引き出し、ひも４２で口
を閉じられている。
【００１３】本実施例によれば、放射ノイズを有効に遮
断し、ＥＭＩシールドカバーは筒状であるため、制御部
の形状に左右されず、ＥＭＩシールドカバーに収納でき
る大きさであれば任意に使用可能であるため大量生産が
可能であり安価に製造でき、更にそのままリサイクルで
きる効果がある。
断し、ＥＭＩシールドカバーは筒状であるため、制御部
の形状に左右されず、ＥＭＩシールドカバーに収納でき
る大きさであれば任意に使用可能であるため大量生産が
可能であり安価に製造でき、更にそのままリサイクルで
きる効果がある。
【００１４】更に樹脂ケースには特殊な加工が不要であ
るため、リサイクルが容易であり、またＥＭＩシールド
カバーを冷却用ダクトとして使用できるため、制御部の
冷却性にも優れているという効果がある。
るため、リサイクルが容易であり、またＥＭＩシールド
カバーを冷却用ダクトとして使用できるため、制御部の
冷却性にも優れているという効果がある。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、プラスチックケース自
身は一般的なプラスチック素材のままであるため、プラ
スチックケースのリサイクルは容易であり、更にＥＭＩ
シールド部材は筒状のフリーサイズであるため、そのま
までリサイクルできるため、経済性に有益な効果があ
る。
身は一般的なプラスチック素材のままであるため、プラ
スチックケースのリサイクルは容易であり、更にＥＭＩ
シールド部材は筒状のフリーサイズであるため、そのま
までリサイクルできるため、経済性に有益な効果があ
る。
【図１】本発明の一実施例である。
【図２】制御装置の構成である。
【図３】ＥＭＩシールドカバー詳細図である。
【符号の説明】 １…樹脂ケース(カバー)１、 ２…樹脂ケース(ベース)、 ３…コントロールパネル、 ４…制御部、 ５…制御部固定用ベース、 ２１…コントロールケーブル、 ２２…入出力ケーブル、 ２３…電源ケーブル、 ３０…ＥＭＩシールドカバー、 ３０−ａ…絶縁層、 ３０−ｂ…導電層、 ３０−ｃ…通気孔、 ３１…電源部、 ３２…電子回路部、 ３３…冷却用ファン、 ４０…ひも、 ４１…ひも。
Claims (1)
- 【請求項１】電源、電子回路等の放射ノイズ発生源を、
内側は絶縁性と柔軟性を有する樹脂を用い、外面は導電
性と柔軟性を有する樹脂で構成し、筒状に一体成形した
物体の内部に収納することにより、放射ノイズをシール
ドすることを特徴とした構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3945094A JPH07249887A (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | Ｅｍｉシールド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3945094A JPH07249887A (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | Ｅｍｉシールド構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07249887A true JPH07249887A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12553377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3945094A Pending JPH07249887A (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | Ｅｍｉシールド構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07249887A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103592476A (zh) * | 2012-08-14 | 2014-02-19 | 鸿富锦精密工业（深圳）有限公司 | 波导管及其使用方法 |
-
1994
- 1994-03-10 JP JP3945094A patent/JPH07249887A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103592476A (zh) * | 2012-08-14 | 2014-02-19 | 鸿富锦精密工业（深圳）有限公司 | 波导管及其使用方法 |
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