JPH0724980Y2 - 肥料散布機 - Google Patents

肥料散布機

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JPH0724980Y2
JPH0724980Y2 JP1990128262U JP12826290U JPH0724980Y2 JP H0724980 Y2 JPH0724980 Y2 JP H0724980Y2 JP 1990128262 U JP1990128262 U JP 1990128262U JP 12826290 U JP12826290 U JP 12826290U JP H0724980 Y2 JPH0724980 Y2 JP H0724980Y2
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JP
Japan
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pipe
fertilizer
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dust discharge
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Inventor
信吾 井上
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初田拡撒機株式会社
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  • Fertilizing (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、トラクター等の牽引駆動車にマウントされ
て、ゴルフ場等において芝面に肥料を散布する肥料散布
機に関するものである。
〔従来の技術〕
第8図はこの従来のこの種の肥料散布機を示す斜視図、
第9図は第8図のエルボ管付近を示す縦断側面図であ
る。図において、(1)は前方連結杆(1a)によりトラ
クター(図示せず)にマウントされる機体で、単独では
車輪(2)により移動できるようになっている。(3)
は機体(1)上に設置される肥料収容用ホッパーで、下
部のスターフィダー(4)によって肥料が定量ずつ落下
するようになっている。(5)は機体(1)上に設置さ
れるファンで、ケース(5a)の吐出口(6)側にスター
フィダー(4)からの肥料が供給される。(7)はエル
ボ管で、一方の管端(7a)が取付鍔(8)およびボルト
ナット(9)により吐出口(6)に固定されている。
(10)はエルボ管(7)の他方の管端(7b)に取付ボル
ト(11)により固定される起立状吐粉管で、直線噴射口
(10a)と横向き噴射口(10b)とを有している。
この種の肥料散布機は、連結杆(1a)によりトラクター
にマウントされ、トラクターと共にゴルフ場のコースを
走行する。その際、ファン(5)の風により肥料をホッ
パー(3)から定量ずつ吐出し、吐粉管(10)の各噴射
口(10a),(10b)より肥料を吹き飛ばして散布する。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のような従来の肥料散布機では、エルボ管(7)が
ボルトナット(9)により吐出口(6)に固定されるの
で、吐粉管(10)の芝面との傾斜角度は走行前にエルボ
管(7)にもたせた角度に保持されつまり吐粉管(10)
は芝面とほぼ30度の角度で傾斜するようにエルボ管
(7)の他方の管端(7b)を傾斜させてある。このよう
に吐粉管(10)の傾斜角度が一定であると、異なる斜面
を走行して散布するとき常時理想的な30度が維持できな
いので起伏のあるコース上では肥料の均一な散布ができ
ない。よって、従来は一時停止してボルトナット(9)
を緩めてエルボ管(7)を回転させ、吐粉管(10)の傾
斜角度を変えていた。また、走行方向に対して右側から
左側へと散布方向を変える場合も同様にして一時停止し
て吐粉管(10)の傾き方向を転換させていた。このよう
に肥料散布作業に手間と労力が掛かり、大変作業能率が
悪いという問題点があった。
この考案はかかる問題点を解消するためになされたもの
で、吐粉管の傾斜角度の変更ならびに方向の転換を牽引
駆動車上で行えて肥料散布作業が楽になる肥料散布機を
得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案に係る肥料散布機
は、エルボ管の一方の管端をファンの吐出口に回転可能
に接続すると共にこの一方の管端側にシリンダー装置を
連繋して、このシリンダー装置を牽引駆動車から操作し
てエルボ管の一方の管端を回転させて吐粉管の上端部を
機体の幅方向に往復旋回させるようにしたものである。
〔作用〕
この考案においては、牽引駆動車からシリンダー装置を
操作してエルボ管の一方の管端を回転させると、吐出管
の上端部が機体の幅方向に往復旋回するので、吐粉管の
傾斜角度ならびに向きが変更できる。
〔実施例〕 この考案の一実施例を第1図〜第5図について説明す
る。第1図は全体斜視図、第2図は第1図を後方からみ
た要部図、第3図は第1図のエルボ管付近を示す縦断側
面図、第4図は第1図の吐粉管を上からみた要部図、第
5図は第4図を下からみた図であり、前記従来のものと
同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略す
る。
図において、(12)はエルボ管(7)の一方の管端(7
a)をファン(5)の吐出口(6)に回転可能に接続す
る取付リングで、ボルトナット(13)により吐出口
(6)に固定されている。(14)はトラクターの油圧を
駆動源とする油圧シリンダー装置で、ピストン杆(14
a)の先端がエルボ管(7)の一方の管端(7a)のリン
ク(15)端にピン(16)により回動可能に枢着されると
共に油圧操作はトラクター上で行えるようにしてある。
(17)は後部枠(18)に設けた取付金具で、これに保持
した軸(17a)により油圧シリンダー装置(14)の上端
を回動可能に支持している。(19)はエルボ管(7)の
他方の管端(7b)の外周面に設けた環状溝で、吐粉管
(10)の取付ボルト(11)の先端が挿入されている。吐
粉管(10)は取付ボルト(11)の先端が環状溝(19)内
を周回することによりエルボ管(7)の他方の管端(7
b)に回転可能に接続される。(20)は吐粉管(10)の
下端部に固定した鎖車、(21)はエルボ管(7)に設け
た支持台、(22)は支持台(21)に設置されたモータ
で、トラクターの電源に接続されると共にトラクター上
から操作されるようになっている。(23)はモータ(2
2)の駆動鎖車で、チェーン(24)により鎖車(20)を
回転させる。
第2図においてトラクターから油圧操作して、ピストン
杆(14a)を縮めるとエルボ管(7)の一方の管端(7
a)が矢印(25)の方向に回転して吐粉管(10)の傾斜
角度(θ)が小さくなるし、逆にピストン杆(14a)を
伸ばすとエルボ管(7)の一方の管端(7a)が矢印(2
6)の方向に回転して吐粉管(10)の傾斜角度(θ)が
大きくなるし、さらにピストン杆(14a)を伸ばしてゆ
くと第2図中想像線で示すように吐粉管(10)を右側傾
斜から左側傾斜に方向転換させることができる。以上の
操作はトラクター上から行えるので、作業者は吐粉管
(10)の傾斜角度の変更ならびに方向転換のためにいち
いちトラクターから降りる必要がない。
また、トラクター上からモータ(22)を操作すると、吐
粉管(10)が矢印(27)の方向に旋回するので、吐粉管
(10)による散布方向を任意に変更できる。
上記実施例では油圧シリンダー装置(14)を使用するも
のを示したが、駆動源をバッテリーとするバッテリーシ
リンダー装置であっても良い。さらに、シリンダー装置
に変えてモータを使用しても良い。例えば第6図および
第7図に示すように機体(1)上に設置されたモータ
(28)の駆動鎖車(29)によりチェーン(30)を介して
エルボ管(7)の一方の管端(7a)の鎖車(31)を回転
させるものである。
以上のシリンダー装置およびモータ(28)は、駆動源と
してトラクターのものを使えるので、吐粉管(10)の傾
斜角度の変更ならびに方向転換のための駆動源を必要と
しない。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば吐粉管を傾斜角度の変
更ならびに方向の転換を牽引駆動車上で行えるので肥料
散布作業が楽になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す全体斜視図、第2図
は第1図を後方からみた要部図、第3図は第1図のエル
ボ管付近を示す縦断側面図、第4図は第1図の吐粉管を
上からみた要部図、第5図は第4図を下からみた図、第
6図はこの考案の他の実施例を示す全体斜視図、第7図
は第6図のエルボ管付近を示す縦断側面図、第8図は従
来のものを示す全体斜視図、第9図は第8図のエルボ管
付近を示す縦断側面図である。 図において、(1)は機体、(3)はホッパー、(5)
はファン、(6)は吐出口、(7)はエルボ管,(7a)
はエルボ管の一方の管端、(7b)はエルボ管の他方の管
端、(10)は吐粉管、(12)は取付リング、(13)はボ
ルトナット、(14)は油圧シリンダー装置、(22),
(28)はモータを示す。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】牽引駆動車にマウントされる機体と、この
    機体上に設置される肥料収容用ホッパーと、このホッパ
    ー内の肥料を定量ずつ吐出して散布するファンと、この
    ファンの風によって肥料を吹き飛ばす起立状吐粉管と、
    この吐粉管の下端部と前記ファンの吐出口との間に介在
    されるエルボ管とを有する肥料散布機において、 前記エルボ管の一方の管端を前記ファンの吐出口に回転
    可能に接続すると共にこの一方の管端側にシリンダー装
    置を連繋して、このシリンダー装置を前記牽引駆動車か
    ら操作して前記エルボ管の一方の管端を回転させて前記
    吐粉管の上端部を前記機体の幅方向に往復旋回させるよ
    うにしたことを特徴とする肥料散布機。
  2. 【請求項2】エルボ管の他方の管端に吐粉管の下端部が
    回転可能に接続され、かつモータにより前記吐粉管の下
    端部を回転させることを特徴とする請求項1記載の肥料
    散布機。
  3. 【請求項3】シリンダー装置に変わるモータにより、エ
    ルボ管の一方の管端を回転させることを特徴とする請求
    項1記載の肥料散布機。
JP1990128262U 1990-11-29 1990-11-29 肥料散布機 Expired - Fee Related JPH0724980Y2 (ja)

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