JPH0724962Y2 - 株間除草機 - Google Patents
株間除草機Info
- Publication number
- JPH0724962Y2 JPH0724962Y2 JP2370290U JP2370290U JPH0724962Y2 JP H0724962 Y2 JPH0724962 Y2 JP H0724962Y2 JP 2370290 U JP2370290 U JP 2370290U JP 2370290 U JP2370290 U JP 2370290U JP H0724962 Y2 JPH0724962 Y2 JP H0724962Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tine
- main body
- weeder
- wheel
- disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Soil Working Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は株間除草機に関するものである。
(従来技術) 従来、株間の除草は、作物によっては100%除草剤に依
存するか、人手に頼るしか方法がなかった。しかし、除
草剤は土壌汚染が徐々に進み、作物への影響も出始め、
更には公害の問題も表面化して来ている。しかし人手に
も限界が有り、労働コストの問題もあって思う様に行か
ないのが現状である。
存するか、人手に頼るしか方法がなかった。しかし、除
草剤は土壌汚染が徐々に進み、作物への影響も出始め、
更には公害の問題も表面化して来ている。しかし人手に
も限界が有り、労働コストの問題もあって思う様に行か
ないのが現状である。
従来、畦条の除草機は数多く市販されているが、本考案
の目的とする「株間除草機」は未だ開発されていない。
の目的とする「株間除草機」は未だ開発されていない。
(考案により解決しようとする課題) 従来技術の問題点に鑑み、畦条に一定の間隔で存在する
株間の小さな雑草を機械的に効率良く除くことのできる
株間除草機を提供し、公害防止ならびに労働コストの低
減を図ろうとするものである。
株間の小さな雑草を機械的に効率良く除くことのできる
株間除草機を提供し、公害防止ならびに労働コストの低
減を図ろうとするものである。
(課題を解決するための手段) トラクターに対し自在平行リンクを介し支持される除草
機本体と、該除草機本体と、除草機本体に上下調節可能
に取付けられた車輪と、該車輪から動力伝導機構を経て
駆動され、該車輪の車輪軸に対して軸方向を90°変えら
れた軸の後端に取付けられ、周辺部に4個の軸受を等配
したディスクと、除草機本体に固着され周辺部に案内溝
を有する偏心ガイドディスクと、一端を前記案内溝に案
内され、他端を前記軸受に支持されたクランク軸と、該
クランク軸の先端に取付けられたタイン支持管と該タイ
ン支持管に取付けられたスプリング製タインとで構成し
た。
機本体と、該除草機本体と、除草機本体に上下調節可能
に取付けられた車輪と、該車輪から動力伝導機構を経て
駆動され、該車輪の車輪軸に対して軸方向を90°変えら
れた軸の後端に取付けられ、周辺部に4個の軸受を等配
したディスクと、除草機本体に固着され周辺部に案内溝
を有する偏心ガイドディスクと、一端を前記案内溝に案
内され、他端を前記軸受に支持されたクランク軸と、該
クランク軸の先端に取付けられたタイン支持管と該タイ
ン支持管に取付けられたスプリング製タインとで構成し
た。
(実施例) 第1図は除草機の側面図である。除草機本体部Aはその
メーンフレーム1をトラクター本体(図示しない)に固
定されて、使用時にはトラクターによって引張られて作
業する。
メーンフレーム1をトラクター本体(図示しない)に固
定されて、使用時にはトラクターによって引張られて作
業する。
2は自在平行リンクで、これにより除草機本体Aは吊ら
れた形で機能する様になっている。3は車輪で、除草機
本体Aに支持フレーム4によって支持されている。車輪
3は圃場の起伏に応じて上下動し、作業精度を高めるよ
うになっている。
れた形で機能する様になっている。3は車輪で、除草機
本体Aに支持フレーム4によって支持されている。車輪
3は圃場の起伏に応じて上下動し、作業精度を高めるよ
うになっている。
さらに車輪3はフォーク兼用のフレーム5によっても本
体部Aに支持されている。フレーム5の上部には第1図
に示す如く複数の穴4aが上下に一定間隔で設けられ、高
さ寸法調節時には適当な穴5aを選び、これにボルトを通
し締結する。
体部Aに支持されている。フレーム5の上部には第1図
に示す如く複数の穴4aが上下に一定間隔で設けられ、高
さ寸法調節時には適当な穴5aを選び、これにボルトを通
し締結する。
車輪3は後述する除草用のタインT(櫛)を駆動するた
めの駆動源ともなっている。即ち車輪軸6の片側にスプ
ロケットホイール7が取り付けられており、これにチェ
ーン8が噛合っている。チェーン8はスプロケットホイ
ール7と除草機本体Aに支持された軸9に固定したスプ
ロケットホイール7aとの間に巻掛けられ、除草機本体A
がトラクターで引張られると、車輪3が回転し、それに
伴ってチェーン8を介し軸9が回転する。
めの駆動源ともなっている。即ち車輪軸6の片側にスプ
ロケットホイール7が取り付けられており、これにチェ
ーン8が噛合っている。チェーン8はスプロケットホイ
ール7と除草機本体Aに支持された軸9に固定したスプ
ロケットホイール7aとの間に巻掛けられ、除草機本体A
がトラクターで引張られると、車輪3が回転し、それに
伴ってチェーン8を介し軸9が回転する。
軸9の回転は傘歯車10によって90°方向を変えられて、
ディスク駆動軸11を介しディスク12(第3図)を駆動す
る。
ディスク駆動軸11を介しディスク12(第3図)を駆動す
る。
ディスク12には、タイン駆動用のタイン駆動クランク軸
13に嵌まる軸受パイプ14が4本円周上に等配固定されて
いる。タインTはスプリング製で、先端に向って緩い曲
率で曲がり、その基部はタイン支持管15に巻付け固定さ
れている。タイン支持管15は前記軸受パイプ14に支持さ
れたクランク軸に嵌まり、ピン16で固定されている。ク
ランク軸13のタインTが取付けられる側の反対側には偏
心ガイド軸受17(第5図)が取付けられ、これが第2図
の本体部Aに固定され、ディスク12と偏心して固定設置
された偏心ガイドディスク18の周囲に設けた案内溝19
(第4図)に沿って動くようになっている。
13に嵌まる軸受パイプ14が4本円周上に等配固定されて
いる。タインTはスプリング製で、先端に向って緩い曲
率で曲がり、その基部はタイン支持管15に巻付け固定さ
れている。タイン支持管15は前記軸受パイプ14に支持さ
れたクランク軸に嵌まり、ピン16で固定されている。ク
ランク軸13のタインTが取付けられる側の反対側には偏
心ガイド軸受17(第5図)が取付けられ、これが第2図
の本体部Aに固定され、ディスク12と偏心して固定設置
された偏心ガイドディスク18の周囲に設けた案内溝19
(第4図)に沿って動くようになっている。
この構成であるからディスク12が回転すると、その周囲
の軸受パイプ14が回転する。同時に軸受パイプ14と回転
可能に支持されているクランク軸13が、案内溝19に沿っ
て回転する。このときクランク軸13が偏心ガイドディス
ク18に偏心ガイド軸受17を介して回転自在に支持されて
いるので、タインTの先端は常に下向きで動く。従って
タインTは略四角形を画いて動くことになり、タインT
の先端が四角形の最下辺の一辺に相当する部分の土を側
方に向って削り、こゝにある小さな雑草を除くことにな
る。
の軸受パイプ14が回転する。同時に軸受パイプ14と回転
可能に支持されているクランク軸13が、案内溝19に沿っ
て回転する。このときクランク軸13が偏心ガイドディス
ク18に偏心ガイド軸受17を介して回転自在に支持されて
いるので、タインTの先端は常に下向きで動く。従って
タインTは略四角形を画いて動くことになり、タインT
の先端が四角形の最下辺の一辺に相当する部分の土を側
方に向って削り、こゝにある小さな雑草を除くことにな
る。
このような構成を有するタインが右回転と左回転をし乍
ら一条の作物の上を前後して通過するようになっている
ので、一方のタインTで除草されなかった場合でも、次
の逆方向回転のタインTで除草することができる。
ら一条の作物の上を前後して通過するようになっている
ので、一方のタインTで除草されなかった場合でも、次
の逆方向回転のタインTで除草することができる。
(効果) 車輪3の回転によって駆動されるディスク12の回転によ
ってクランク軸13を介しスプリング製のタインTを略4
角形状に回転させることができるので、タインTはその
最下部で畦条を側方にはらい、小さな雑草を除くことが
できる。
ってクランク軸13を介しスプリング製のタインTを略4
角形状に回転させることができるので、タインTはその
最下部で畦条を側方にはらい、小さな雑草を除くことが
できる。
スプリング製のタインTを用いたので、株間の雑草のみ
除き、農作物の株には何等影響を与えないので、除草剤
を使用しないでも能率的に除草することが可能となっ
た。
除き、農作物の株には何等影響を与えないので、除草剤
を使用しないでも能率的に除草することが可能となっ
た。
第1図は本考案に係る除草機の側面図。 第2図は第1図のII矢視図。 第3図は第1図の上面図。 第4図は偏心ガイドディスクとディスク及びクランクシ
ャフトの関係を示す図。 第5図は偏心ガイド軸受の詳細図。 第6図はスプリング製タインの作動説明図。 図において; A……除草機本体、T……タイン 1……メーンフレーム、2……自在平行リンク 3……車輪、4……支持フレーム 5……フレーム、6……車輪軸 7……スプロケットホイール 8……チェーン、9……軸 10……傘歯車、11……ディスク駆動軸 12……ディスク、13……クランク軸 14……軸受パイプ、15……タイン支持管 16……ピン、17……偏心ガイド軸受 18……偏心ガイドディスク 19……案内溝
ャフトの関係を示す図。 第5図は偏心ガイド軸受の詳細図。 第6図はスプリング製タインの作動説明図。 図において; A……除草機本体、T……タイン 1……メーンフレーム、2……自在平行リンク 3……車輪、4……支持フレーム 5……フレーム、6……車輪軸 7……スプロケットホイール 8……チェーン、9……軸 10……傘歯車、11……ディスク駆動軸 12……ディスク、13……クランク軸 14……軸受パイプ、15……タイン支持管 16……ピン、17……偏心ガイド軸受 18……偏心ガイドディスク 19……案内溝
Claims (1)
- 【請求項1】トラクターに対し自在平行リンクを介し支
持される除草機本体と、該除草機本体(A)と、除草機
本体(A)に上下調節可能に取付けられた車輪(3)
と、該車輪(3)から動力伝導機構を経て駆動され、該
車輪(3)の車輪軸(6)に対して軸方向を90°変えら
れた軸(11)の後端に取付けられ、周辺部に4個の軸受
パイプ(14)を等配したディスク(12)と、除草機本体
(A)に固着され周辺部に案内溝(19)を有する偏心ガ
イドディスク(18)と、一端を前記案内溝(19)に案内
され、他端を前記軸受パイプ(14)に支持されたクラン
ク軸(13)と、該クランク軸(13)の先端に取付けられ
たタイン支持管(15)と該タイン支持管(15)に取付け
られたスプリング製タインとからなることを特徴とする
株間除草機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2370290U JPH0724962Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 株間除草機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2370290U JPH0724962Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 株間除草機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03114903U JPH03114903U (ja) | 1991-11-27 |
JPH0724962Y2 true JPH0724962Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31526686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2370290U Expired - Lifetime JPH0724962Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 株間除草機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724962Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09163808A (ja) * | 1995-12-15 | 1997-06-24 | Minoru Sangyo Kk | 回転株間クリーナー |
JP4537631B2 (ja) * | 2001-09-12 | 2010-09-01 | 和同産業株式会社 | 水田の草取り機 |
CN115039527B (zh) * | 2022-06-22 | 2023-11-03 | 四川农业大学 | 一种大豆除草机 |
-
1990
- 1990-03-12 JP JP2370290U patent/JPH0724962Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03114903U (ja) | 1991-11-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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