JPH072490Y2 - ローラコンベア - Google Patents

ローラコンベア

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JPH072490Y2
JPH072490Y2 JP1988107307U JP10730788U JPH072490Y2 JP H072490 Y2 JPH072490 Y2 JP H072490Y2 JP 1988107307 U JP1988107307 U JP 1988107307U JP 10730788 U JP10730788 U JP 10730788U JP H072490 Y2 JPH072490 Y2 JP H072490Y2
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roller
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Inventor
洋美 田中
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有限会社サンコー技研
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各種物品を搬送するローラコンベアの改良に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来のローラコンベアは第4図に示すように、コンベア
フレーム(a)(a)間にシャフト(b)の両端部を架
設して固定し、該シャフト(b)にプレスベアリング
(c)を介してローラ主体(d)を回転自在に装着した
構造のものが知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような構造のローラコンベアによれ
ば、ローラ主体(d)がベアリング(c)(c)によっ
て回転自在に支持されているために、ベアリング(c)
(c)は回転時において騒音が発生し、これが多数本の
ローラ主体(d)から発するので、総和的に騒音が増大
して環境を悪化させるという問題点があった。
また、ローラ主体(d)の両端内周面にベアリング
(c)(c)を嵌着したり、該ベアリング(c)(c)
にシャフト(b)を装着する組立作業に手間を要するば
かりでなく、ベアリング(c)やシャフト(b)の使用
によってローラコンベアがコスト高になる等の問題点が
あった。
本考案は、このような問題点を解消することを目的とし
たローラコンベアを提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のローラコンベア
は、実施例に対応する図面に示すように、ローラコンベ
アを構成する各ローラ主体(1)を中空円筒形状に形成
すると共にその両端開口部に、中央部にローラ主体
(1)の内部に向かって没入した円錐形状の軸受凹所
(5)を設けているセンター部材(4)を嵌着する一
方、両側コンベアフレーム(2)(2)に、前記各ロー
ラ主体(1)のセンター部材(4)(4)に対向させて
支軸(7)(7)を進退自在に突設し、これらの支軸
(7)(7)の先端に回転自在に配設したボール(8)
(8)を前記センター部材(4)の円錐形状の軸受凹所
(5)(5)に当接させてローラ主体(1)を回転自在
に支持してなることを特徴とするものである。
〔作用〕
両側コンベアフレーム(2)(2)間にローラ主体
(1)を介在させた状態で、両側コンベアフレーム
(2)(2)に取付けた支軸(7)(7)を突出させる
と共に、その先端とローラ主体(1)の両端面中心部に
設けた円錐形状の軸受凹所(5)(5)間にボール
(8)(8)を介在させて、該支軸(7)(7)の先端
を軸受凹所(5)(5)の中心に嵌入、当接させれば、
ローラ主体(1)は両側コンベアフレーム(2)(2)
間にボール(8)(8)を介してセンターリングされた
状態で回転自在に配設されるものである。
このローラコンベア上に物品を載置して搬送すると、各
ローラ主体(1)は、支軸(7)先端の円錐状軸受凹所
(5)の内周面に線接触状に当接したボール(8)を介
して回転自在に支持され、ボール(8)(8)の中心回
りに摩擦なく円滑に回転することになる。
また、支軸(7)(7)の先端面中央にボール(8)
(8)を保持させ、このボール(8)(8)を前記円錐
形状の軸受凹所(5)(5)に回転自在に当接支持させ
るようにすれば、ローラ主体(1)の取替え等を要する
場合に、支軸(7)を退出させることにより、ボール
(8)がローラ主体(1)の端面から離間するので簡単
に行える。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する
と、(1)は中空円筒形状に形成しているローラ主体で
あって、両側コンベアフレーム(2)(2)間の長さ方
向に一定間隔毎に配設されており、第2図に示すよう
に、その両端開口部内周面に端面リング部材(3)
(3)の外周面を嵌着し、この端面リング部材(3)
(3)の内周面にセンター部材(4)を嵌着してある。
端面リング部材(3)は金属板材より形成されているも
ので、環板部(3a)の内外周縁に直角に屈曲した内外輪
部(3b)(3c)を一体に連設した形状を有し、その外輪
部(3b)を円筒形状の前記ローラ主体(1)の端部内周
面に嵌合、固着していると共に内輪部(3c)の内周面に
前記センター部材(4)を、該内輪部(3c)の弾性力を
利用して嵌合、固着してある。
センター部材(4)はその外端面中央にローラ主体
(1)の内部に向かって没入した円錐形状の軸受凹所
(5)を穿設してあり、該軸受凹所(5)の尖端をロー
ラ主体(1)の中心に合致させてある。
(6)(6)はコンベアフレーム(2)(2)に設けた
螺子孔で、ローラ主体(1)の取付位置に対応させてコ
ンベアフレーム(2)(2)に長さ方向に一定間隔毎に
貫設されてあり、この螺子孔(6)(6)に、先端部が
球状に凹入するボール保持部(7a)に形成された支軸
(7)を進退自在に螺通させると共に、該ボール保持部
(7a)に鋼材等からなるボール(8)を回転自在に抱持
させ、該ボール(8)のボール保持部(7a)から突出す
る部分をローラ主体(1)の両端面に設けた前記円錐形
状軸受凹所(5)に線接触状に当接させてローラ主体
(1)を回転自在に支持しているものである。
尚、軸受凹所(5)を有するセンター部材(4)、支軸
(7)及びボール(8)は耐摩耗性材料で形成するか、
或は焼入れによって耐摩耗性を増大させて長期間の使用
に耐えるように形成してある。
(9)(10)はダブルナットであって、コンベアフレー
ム(2)の外側に突出した支軸(7)の基端部外周に螺
合させてあり、支軸(7)を螺進させてローラ主体
(1)を回転自在に支持した後、その状態で支軸(7)
を固定させるものである。
このように構成したので、ローラ主体(1)は、その両
端面に取付けたセンター部材(4)の円錐状軸受凹所
(5)の内周面に線接触状に当接したボール(8)を介
して回転自在に支持され、また、ローラ本体(1)の取
替え等を要する場合には、ダブルナット(9)(10)を
緩めた後、支軸(7)を螺退させれば、該支軸(7)の
先端に抱持されたボール(8)がローラ主体(1)の端
面から離間するので簡単に行える。
尚、以上の実施例においては、ローラ主体(1)の両端
面に端面リング部材(3)とセンター部材(4)とを組
込んだが、第3図に示すように、ローラ主体(1)の内
周面に嵌着できる一枚のセンター部材(4′)によって
構成してもよい。
また、ボール(8)を介して軸受凹所(5)と対向する
支軸(7)の先端面中央に、該軸受凹所(5)に対応し
て円錐形状の凹所(11)を形成し、両凹所(11)間に前
記ボール(8)を介在させるようにしてもよく、このよ
うに構成すれば、ボール(8)はローラ主体(1)とコ
ンベアフレーム(2)との両側で線接触することになる
ので、摩擦が殆どなく、一層円滑な回転を可能にし得る
ものである。
この場合、支軸(7)の軸受凹所(11)に磁性を付与し
てボール(8)を磁気吸着するようにすれば、ローラ主
体(1)のコンベアフレーム(2)へのセッティングの
際に、ボール(8)がコンベアフレーム(2)から離脱
を防止された状態で保持され、該セッティングを簡便に
行うことができる。
更に、図示はしていないが、支軸(7)の先端にスプリ
ングと、ボール(8)とを挿嵌する凹所を形成すると共
に、該凹所の開口内周縁にフランジを突設することによ
り、前記ボール(8)をスプリングによって支軸(7)
の外方に付勢すると共に、フランジにより該ボール
(8)を抜止め保持させるように構成しても、ローラ主
体(1)のコンベアフレーム(2)へのセッティングを
簡便に行うことができる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案のローラコンベアによれば、ローラ
コンベアを構成する各ローラ主体(1)を中空円筒形状
に形成すると共にその両端開口部に、中央部にローラ主
体(1)の内部に向かって没入した円錐形状の軸受凹所
(5)を設けているセンター部材(4)を嵌着する一
方、両側コンベアフレーム(2)(2)に、前記各ロー
ラ主体(1)のセンター部材(4)(4)に対向させて
支軸(7)(7)を進退自在に突設し、これらの支軸
(7)(7)の先端に回転自在に配設したボール(8)
(8)を前記センター部材(4)の円錐形状の軸受凹所
(5)(5)に当接させてローラ主体(1)を回転自在
に支持してなるものであるから、軸受凹所(5)を円錐
形状に形成しているので、この軸受凹所(5)にボール
(8)を当接させることによって、ローラ主体(1)が
簡単且つ自動的にセンターリングされて精度のよいロー
ラコンベアを構成し得ると共にボール(8)と円錐形状
の軸受凹所(5)が線接触状態に当接するから、摩擦抵
抗が極めて小さくなって軽快にして円滑な回転が可能と
なるものである。
さらに、ボール(8)の径に多少の大小があっても円錐
形状の軸受凹所(5)はそのボール径の大小に応じた深
さ位置に該ボール(8)を線接触状態で当接させること
ができ、しかも、常にローラ主体(1)の軸心を回転中
心に一致させた状態にできるものである。
また、ローラ主体(1)は中空円筒形状であってその両
端開口部に円錐形状の軸受凹所(5)(5)を有するセ
ンター部材(4)を嵌着してなるものであるから、構造
が簡単で安価に提供できるばかりでなく軽量にして取扱
が容易となり、その上、コンベアフレーム(2)(2)
に取付けている支軸(7)(7)とローラ主体(1)端
面の軸受凹所(5)(5)間にボール(8)(8)を介
在させることによりローラ主体(1)を回転自在に支持
できるから、その組立作業も極めて簡単であり、更に、
支軸(7)をローラ主体(1)の端面から離間させるだ
けで、ボール(8)が前記軸受凹所(5)から離脱して
ローラ主体(1)を容易に取外すことができて、部品の
交換作業も簡単に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すローラコンベアの一部簡
略平面図、第2図はその要部の拡大断面図、第3図は本
考案の別な実施例を示す断面図、第4図は従来のローラ
コンベアのローラ支持構造示す断面図である。 (1)…ローラ主体、(2)…コンベアフレーム、
(5)…軸受凹所、(7)…支軸、(8)…ボール、
(11)…凹所。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラコンベアを構成する各ローラ主体
    (1)を中空円筒形状に形成すると共にその両端開口部
    に、中央部にローラ主体(1)の内部に向かって没入し
    た円錐形状の軸受凹所(5)を設けているセンター部材
    (4)を嵌着する一方、両側コンベアフレーム(2)
    (2)に、前記各ローラ主体(1)のセンター部材
    (4)(4)に対向させて支軸(7)(7)を進退自在
    に突設し、これらの支軸(7)(7)の先端に回転自在
    に配設したボール(8)(8)を前記センター部材
    (4)の円錐形状の軸受凹所(5)(5)に当接させて
    ローラ主体(1)を回転自在に支持してなることを特徴
    とするローラコンベア。
JP1988107307U 1988-08-13 1988-08-13 ローラコンベア Expired - Lifetime JPH072490Y2 (ja)

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JP1988107307U JPH072490Y2 (ja) 1988-08-13 1988-08-13 ローラコンベア

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JPH0228821U JPH0228821U (ja) 1990-02-23
JPH072490Y2 true JPH072490Y2 (ja) 1995-01-25

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JPS5235671Y2 (ja) * 1972-08-21 1977-08-13

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JPH0228821U (ja) 1990-02-23

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