JPH0235303Y2 - - Google Patents

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JPH0235303Y2
JPH0235303Y2 JP1986156223U JP15622386U JPH0235303Y2 JP H0235303 Y2 JPH0235303 Y2 JP H0235303Y2 JP 1986156223 U JP1986156223 U JP 1986156223U JP 15622386 U JP15622386 U JP 15622386U JP H0235303 Y2 JPH0235303 Y2 JP H0235303Y2
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JP
Japan
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roller
ball
hard
outer ring
divided
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JP1986156223U
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JPH01150929U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、マツサージ器用ローラに関するもの
であり、特に、ローラの円滑なる回転を為さしめ
るために、ボールベアリングにて該ローラを支持
しているマツサージ器用ローラに関するものであ
る。
[従来の技術] 従来の此種マツサージ器用ローラは、特公昭59
−23211号公報に記載されているものが知られて
いる。而して、該公報に記載されているものは駆
動軸に嵌着したボールベアリングの内輪部に対す
る外輪部を左右両片に分割し、そして、外周面を
形成するローラの内側面に設けた突部を該左右の
分割片にて挟持し、その合接部を高周波溶着して
成るものである。而も、剛球は内輪部の凹部と外
輪部を構成する分割片の一片の内側面に設けた凹
部との間に介在せしめている。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来型のものは、内輪部と外輪部を構成す
る分割片の一片との間に夫々凹部を設けて、ここ
に剛球が介装されているので、ボールベアリング
の組立操作が困難である。而も、外周面を形成す
る硬質弾性部材のロールを外輪部の一片に嵌着
し、そして、剛球を強制的に内外の前記凹部に挿
入する際、該分割片を破壊することもある。又、
内輪部に対して外輪部の前記凹部を有する分割片
を外装し、そして、双方の凹部に剛球を強制的に
挿入する操作も極めて不安定であつて、剛球並び
に該分割片を所定個所へ円滑に装着する操作が困
難となる。更に、剛球を挿入した後、分割片の他
の一片を前記分割片の側方に当接し、そして、該
当接部を高周波溶着してローラを安定的に保持せ
しめるのであるから、分解の必要が生じたとき、
該分割作業も著しく困難であると共に、分解する
ときには前記分割片は破壊され、再度利用するこ
とは全く不可能である。
そこで、組立ての作業性が良好であつて、且
つ、分解も自在にでき、分解した各部材を再度利
用することができるようにするために解決せらる
べき技術的課題が生じてくるのであり、本考案は
該課題を解決することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記目的を達成するために提案せ
られたものであり、マツサージ器のローラを支承
しているボールベアリングは外輪部と内輪部から
成り、該外輪部は左右両片に分割され、該分割片
を合接するときローラの内側面に突設した突部を
左右より挟持して成るマツサージ器用ローラに於
て、前記ボールベアリングの外輪部の分割面を剛
球の内外直径線上に設け、且つ、双方の分割片の
該剛球接触面を各弧状に切欠し、双方の切欠部を
合接して該剛球の支承面とし、更に、該剛球支承
面と、前記ローラの内側面に突設した突部の挟持
部間の前記左右分割片をビスにて緊締して成るマ
ツサージ器用ローラを提供せんとするものであ
る。
[作用] 本考案はボールベアリングの外輪部を構成する
左右分割片の分割面を剛球の内外直径線上に設
け、且つ、該剛球支承面と、ローラの内側面に突
設した突部の挟持部間の前記左右分割片をビスに
て緊締しているので、該ビスを弛緩することによ
つてボールベアリング並びに外周面を形成するロ
ーラの緊締を解除することが可能であり、更に、
分解した左右分割片は分解時に破壊せられること
がないので、再度利用することができる。又、組
立てる場合も内輪部上に外輪部を構成する分割片
の片方を外装し、そして、この分割片に外周面を
形成するローラの内側面に突設した突部の片方を
嵌着し、そして、剛球の内輪部に設けた凹部に嵌
入する。このとき、剛球はリテーナにて支持され
ているものを用いることができ、これにより位置
決めも容易であり、且つ、剛球の上部の支承面の
半分が分割片の弧状の切欠部へ嵌入することにな
るので、全く無理がない。然る後、他の分割片を
他側面より合接すれば、該後から合接した分割片
の弧状の切欠部に該剛球の上部支承面の半分が嵌
入することになり、この操作も全く無理がない。
斯くして、前記剛球の支承面とローラの突部の支
持部間の左右の分割片をビスにて緊締すればロー
ラが安定的に組立てられることになる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を別紙添付図面に従
つて詳述する。尚、説明の都合上、従来公知に属
する構成も同時に説明する。図に於ては、1はマ
ツサージ器用ローラを示す。このマツサージ器用
ローラ1は外周面を形成するローラ2とボールベ
アリング部3とから成る。而して、前記ローラ2
は弾性材料にて形成され、断面略コ字状に形成さ
れてドーナツ状を呈しているが、之に限定せらる
べきではない。更に、該ローラ2の内側面には⊥
字状の突部2aが突設している。
一方、ボールベアリング3は、その外輪部3a
は丁度半分ずつ左右に分割されて左分割片3b及
び右分割片3cから成り、そして、その外周部近
傍に前記ローラ2の突部2aを嵌合するための凹
部を夫々設け、該凹部に前記突部2aを左右より
挟持できるように構成されている。又、該左右の
分割片3b,3cの内側面は剛球4の支承面が該
剛球4を左右より半分ずつ支承されるように夫々
弧状の切欠部P,Pが設けられ、双方の切欠部
P,Pにて剛球4の外輪部3aとしての支承面を
構成している。
又、前記剛球4はリテーナ5によつて所定間隔
を有して保持されている。更に、外輪部3aを構
成する左右の分割片3b,3cの中間部即ち、内
側面の剛球4との支承面と外側面近傍に設けたロ
ーラ2の突部2aの支持部との間にビス6を挿入
して螺着するための凹部並びに雌螺子部を設け、
ここに該ビスを挿入して螺着するように構成され
ている。尚、7は内輪部であり、剛球4の支承面
は凹設7aされている。
この考案の一実施例は叙述せる如き構成に係る
から、内輪部7上に外輪部3aの分割片3cを外
装し、そして、この分割片3cの外側面近傍に設
けた凹部にローラ2の内側面に突設した⊥字状の
突部2aの片側を嵌着する。然る後、剛球4を保
持しているリテーナ5を把持して剛球4を内輪部
の凹設部7aと前記分割片3cの切欠部Pに嵌入
させる。このとき、剛球4は全く無理なく夫々の
凹設部7a並びに切欠部Pに嵌入して安定する。
その後、他方の分割片3bを反対側より合接す
る。このとき、ローラ2の⊥字状の突部2a並び
に剛球4は全く無理なく嵌入する。そこで、ビス
6にて双方の分割片3b,3cを緊締すればボー
ルベアリング3並びにローラ2が夫々安定的に組
立てられ、マツサージ器用ローラを構成すること
になる。
[考案の効果] この考案は上記一実施例に詳述せる如く、ボー
ルベアリングを用いたマツサージ器用ローラが極
めて容易迅速且つ確実に組立てられ、且つ、分解
も容易である為、部品の取替えも自在であり、更
に、分解するときも、ボールベアリングの外輪部
を構成している左右の分割片が破壊されることが
ない為、反覆利用も可能となる等、正に、諸種の
実用的価値ある考案である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は全体の
斜面図、第2図は同一部切欠縦断側面図である。 1……マツサージ器用ローラ、2……ローラ、
3……ボールベアリング、3a……外輪部、3
b,3c……分割片、4……剛球、5……リテー
ナ、6……ビス、7……内輪部、7a……凹設
部、P……切欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マツサージ器のローラを支承しているボールベ
    アリングは外輪部と内輪部から成り、該外輪部は
    左右両片に分割され、該分割片を合接するときロ
    ーラの内側面に突設した突部を左右より挟持して
    成るマツサージ器用ローラに於て、前記ボールベ
    アリングの外輪部の分割面を剛球の内外直径線上
    に設け、且つ、双方の分割片の該剛球接触面を各
    弧状に切欠し、双方の切欠部を合接して該剛球の
    支承面とし、更に、該剛球支承面と、前記ローラ
    の内側面に突設した突部の挟持部間の前記左右分
    割片をビスにて緊締して成るマツサージ器用ロー
    ラ。
JP1986156223U 1986-10-13 1986-10-13 Expired JPH0235303Y2 (ja)

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JP1986156223U JPH0235303Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01150929U JPH01150929U (ja) 1989-10-18
JPH0235303Y2 true JPH0235303Y2 (ja) 1990-09-25

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ID=31434569

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JP1986156223U Expired JPH0235303Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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JP (1) JPH0235303Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5923211A (ja) * 1982-07-29 1984-02-06 Agency Of Ind Science & Technol 2次元的デ−タ分布の中心位置検出装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5923211A (ja) * 1982-07-29 1984-02-06 Agency Of Ind Science & Technol 2次元的デ−タ分布の中心位置検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01150929U (ja) 1989-10-18

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