JPH07248A - 椅子の調整可能な背もたれ - Google Patents
椅子の調整可能な背もたれInfo
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- JPH07248A JPH07248A JP6026626A JP2662694A JPH07248A JP H07248 A JPH07248 A JP H07248A JP 6026626 A JP6026626 A JP 6026626A JP 2662694 A JP2662694 A JP 2662694A JP H07248 A JPH07248 A JP H07248A
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- JP
- Japan
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- housing
- backrest
- stem
- rack
- support member
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C7/00—Parts, details, or accessories of chairs or stools
- A47C7/36—Support for the head or the back
- A47C7/40—Support for the head or the back for the back
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/022—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts
- A47C1/023—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts being horizontally-adjustable seats ; Expandable seats or the like, e.g. seats with horizontally adjustable parts
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/022—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts
- A47C1/024—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts, being the back-rest, or the back-rest and seat unit, having adjustable and lockable inclination
- A47C1/026—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts, being the back-rest, or the back-rest and seat unit, having adjustable and lockable inclination by means of peg-and-notch or pawl-and-ratchet mechanism
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C7/00—Parts, details, or accessories of chairs or stools
- A47C7/36—Support for the head or the back
- A47C7/40—Support for the head or the back for the back
- A47C7/402—Support for the head or the back for the back adjustable in height
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Dentistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 椅子の座部に対する背もたれの位置を調整す
るための装置を提供する。 【構成】 背もたれ(24)は下方湾曲部分(32)を
有する細長いステム(30)を備える。好ましくは、ば
ね(58)がステムに作動的に係合してステムを上向き
方向に付勢する。ハウジング(28)がすてむの湾曲部
分を摺動自在に受け入れ且つ案内するようになってい
る。ラッチ機構がステムに係合して背もたれを所望位置
に固定するようになっており、又アクチエータ部材(6
6)がラッチ機構を係合位置と外し位置との間で移動さ
せるようになっている。操作において、ラッチ機構を外
して、背もたれステムを所望高さ及び対応する角度位置
まで曲線路に移動させ、再び係合させて背もたれステム
を前記位置に固定する。
るための装置を提供する。 【構成】 背もたれ(24)は下方湾曲部分(32)を
有する細長いステム(30)を備える。好ましくは、ば
ね(58)がステムに作動的に係合してステムを上向き
方向に付勢する。ハウジング(28)がすてむの湾曲部
分を摺動自在に受け入れ且つ案内するようになってい
る。ラッチ機構がステムに係合して背もたれを所望位置
に固定するようになっており、又アクチエータ部材(6
6)がラッチ機構を係合位置と外し位置との間で移動さ
せるようになっている。操作において、ラッチ機構を外
して、背もたれステムを所望高さ及び対応する角度位置
まで曲線路に移動させ、再び係合させて背もたれステム
を前記位置に固定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的には、事務椅子に
関し、特に、事務椅子の座部に対する背もたれの位置を
調整するための装置に関する。
関し、特に、事務椅子の座部に対する背もたれの位置を
調整するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする問題点】多く
の事務椅子は、座部に対する高さ又は角度が調整しうる
背もたれを有する。又、使用者が所望の前方位置又は凭
れ位置にあるとき、背もたれの位置が使用者の背中の自
然の位置に対応するように、背もたれの高さと角度の両
方を調整することが望ましい。使用者が凭れたり、前か
がみをしたりするとき、胴が使用者の腰関節を通る軸線
を中心に回動する。かくして、背もたれに、使用者の背
中の回動運動に対応する運動路を与えることが望まし
い。背もたれの高さ及び角度の両方を調整するための機
構を有する椅子が、ガブに対する米国とっきい大径部分
1,927,491号及びストリートに対する同第3,
351,379号に開示されている。ゴブに対する特許
は、座部に回動自在に連結されたリンクによって支持さ
れた2部品形クランプに摺動自在に収容された背もたれ
を開示する。クランプは、座部フレームと関連した弧状
の固定当接部との協同によって支持をその垂直方向の調
整と角度の調整の両方について維持するハンドねじ部材
によって作動される。ストリートに対する特許は、同様
な機構を開示し、この機構は、ブロックの凹面と補足し
合う内外円筒凸領域を備えた座部フレームの一体部分を
有する。座部フレーム組立体に関して背もたれ組立体の
角度と高さの両方を調整するために、ハンドピースを廻
して補足し合う歯付き部品の係合を許し、座部フレーム
に関してブロック及び背もたれのステムを一緒に角度的
に移動させる。
の事務椅子は、座部に対する高さ又は角度が調整しうる
背もたれを有する。又、使用者が所望の前方位置又は凭
れ位置にあるとき、背もたれの位置が使用者の背中の自
然の位置に対応するように、背もたれの高さと角度の両
方を調整することが望ましい。使用者が凭れたり、前か
がみをしたりするとき、胴が使用者の腰関節を通る軸線
を中心に回動する。かくして、背もたれに、使用者の背
中の回動運動に対応する運動路を与えることが望まし
い。背もたれの高さ及び角度の両方を調整するための機
構を有する椅子が、ガブに対する米国とっきい大径部分
1,927,491号及びストリートに対する同第3,
351,379号に開示されている。ゴブに対する特許
は、座部に回動自在に連結されたリンクによって支持さ
れた2部品形クランプに摺動自在に収容された背もたれ
を開示する。クランプは、座部フレームと関連した弧状
の固定当接部との協同によって支持をその垂直方向の調
整と角度の調整の両方について維持するハンドねじ部材
によって作動される。ストリートに対する特許は、同様
な機構を開示し、この機構は、ブロックの凹面と補足し
合う内外円筒凸領域を備えた座部フレームの一体部分を
有する。座部フレーム組立体に関して背もたれ組立体の
角度と高さの両方を調整するために、ハンドピースを廻
して補足し合う歯付き部品の係合を許し、座部フレーム
に関してブロック及び背もたれのステムを一緒に角度的
に移動させる。
【0003】他の形式の背もたれ調整機構がケースに対
する米国特許第910,357号に開示されている。ケ
ースに対するこの特許は、円弧に沿って長さ方向に後方
に且つ上方に延びるT形スライドチャンネルを形成した
バックブラケットを備えた座部フレームを開示する。背
もたれシャンクの下端は、バックブラケットのチャンネ
ルに嵌まってこの中を長さ方向に摺動するように下方且
つ上方に湾曲されている。チャンネル内でのシャンクの
上方移動を制限するために、シャンク内にばねラッチが
設けられ、通常、チャンネル内の小さい長さ方向溝に入
ってこの中で作動するようになっている。ブロックは、
ハンドルを有するねじ山付き端部によってスライドチャ
ンネルの隣接した壁に向かって押されるようになってい
る。本発明の目的は、使用者が所望の前方位置又は凭れ
位置にあるとき、背もたれの位置が使用者の背中の自然
の姿勢に対応するように、背もたれの高さと角度の両方
を調整することができる、椅子の調整可能な背もたれを
提供することにある。
する米国特許第910,357号に開示されている。ケ
ースに対するこの特許は、円弧に沿って長さ方向に後方
に且つ上方に延びるT形スライドチャンネルを形成した
バックブラケットを備えた座部フレームを開示する。背
もたれシャンクの下端は、バックブラケットのチャンネ
ルに嵌まってこの中を長さ方向に摺動するように下方且
つ上方に湾曲されている。チャンネル内でのシャンクの
上方移動を制限するために、シャンク内にばねラッチが
設けられ、通常、チャンネル内の小さい長さ方向溝に入
ってこの中で作動するようになっている。ブロックは、
ハンドルを有するねじ山付き端部によってスライドチャ
ンネルの隣接した壁に向かって押されるようになってい
る。本発明の目的は、使用者が所望の前方位置又は凭れ
位置にあるとき、背もたれの位置が使用者の背中の自然
の姿勢に対応するように、背もたれの高さと角度の両方
を調整することができる、椅子の調整可能な背もたれを
提供することにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段及び作用】概略的に述べ
れば、本発明は、椅子に関し、特に、座部に対する背も
たれの位置を調整するための装置に関する。背もたれ
は、下方湾曲部分をもった細長いステムを備える。ハウ
ジングがステムの湾曲部分を摺動自在に受け入れるよう
になっている。ラッチ機構が背もたれを所望の位置に固
定するためにステムに係合するようになっている。アク
チエータ部材がラッチ機構を係合位置と外し位置との間
を移動する。好ましくは、ばねも設けられ、ステムに作
動的に係合してステムを上向き方向に付勢する。操作に
おいて、使用者がラッチ機構を外し、背もたれステムを
所望の高さ及び対応する角度位置まで曲線方向に移動さ
せ、ラッチ機構を再び係合させて背もたれを前記位置に
固定する。好ましくは、ラッチ機構は、ステムの下方部
分に設けられたラックと、ラックに作動的に係合するよ
うになった爪とからなる。ラックは、背もたれの湾曲部
分と実質的に同じ曲率を有し、且つ湾曲部分から外方に
延びた複数の歯とを有する。ハウジングは、好ましく
は、ステムの湾曲部分を摺動自在に受け入れるための孔
と、ラックを摺動自在に受け入れるための空所とを有す
る。加えて、爪は、一端にハウジングの外側から触れる
ことのできるハンドルによって作動されるのが好まし
い。
れば、本発明は、椅子に関し、特に、座部に対する背も
たれの位置を調整するための装置に関する。背もたれ
は、下方湾曲部分をもった細長いステムを備える。ハウ
ジングがステムの湾曲部分を摺動自在に受け入れるよう
になっている。ラッチ機構が背もたれを所望の位置に固
定するためにステムに係合するようになっている。アク
チエータ部材がラッチ機構を係合位置と外し位置との間
を移動する。好ましくは、ばねも設けられ、ステムに作
動的に係合してステムを上向き方向に付勢する。操作に
おいて、使用者がラッチ機構を外し、背もたれステムを
所望の高さ及び対応する角度位置まで曲線方向に移動さ
せ、ラッチ機構を再び係合させて背もたれを前記位置に
固定する。好ましくは、ラッチ機構は、ステムの下方部
分に設けられたラックと、ラックに作動的に係合するよ
うになった爪とからなる。ラックは、背もたれの湾曲部
分と実質的に同じ曲率を有し、且つ湾曲部分から外方に
延びた複数の歯とを有する。ハウジングは、好ましく
は、ステムの湾曲部分を摺動自在に受け入れるための孔
と、ラックを摺動自在に受け入れるための空所とを有す
る。加えて、爪は、一端にハウジングの外側から触れる
ことのできるハンドルによって作動されるのが好まし
い。
【0005】本発明の1つの実施例では、ハウジングは
座部支持部材に調整自在に取付けられる。ハウジング
は、座部支持部材に隣接した前方位置と座部支持部材か
ら間隔を隔てた後方位置との間で移動でき、かくして背
もたれの更なる調整を可能にする。本発明は他の調整可
能な背もたれに比して顕著な利点を提供する。背もたれ
ステムの下方湾曲部分により、背もたれの位置を種々の
凭れ位置で使用者の背中の自然の姿勢と対応させる。か
くして、背もたれの進路は、座部に座る使用者の腰関節
に中心をもつた円弧によって定められる。加えて、ハウ
ジングは、背もたれステム及びラッチ機構を隠すための
魅力のある囲いで、背もたれの頑強なガイドとして作ら
れるのが良い。ステム及びラックはハウジング内で容易
に摺動し、ばねとの組合せで、背もたれの調整を容易に
する。その上、レバーをハウジングの側面に位置決めす
ることによって、爪を作動するための便利で容易に触れ
られる手段とすることができ、かくして、使用者が座部
に座ったまま、背もたれを調節することができる。本発
明は、更なる目的及び利点とともに、添付図面について
なされている以下の詳細な説明を参照することによって
最も良く理解されよう。
座部支持部材に調整自在に取付けられる。ハウジング
は、座部支持部材に隣接した前方位置と座部支持部材か
ら間隔を隔てた後方位置との間で移動でき、かくして背
もたれの更なる調整を可能にする。本発明は他の調整可
能な背もたれに比して顕著な利点を提供する。背もたれ
ステムの下方湾曲部分により、背もたれの位置を種々の
凭れ位置で使用者の背中の自然の姿勢と対応させる。か
くして、背もたれの進路は、座部に座る使用者の腰関節
に中心をもつた円弧によって定められる。加えて、ハウ
ジングは、背もたれステム及びラッチ機構を隠すための
魅力のある囲いで、背もたれの頑強なガイドとして作ら
れるのが良い。ステム及びラックはハウジング内で容易
に摺動し、ばねとの組合せで、背もたれの調整を容易に
する。その上、レバーをハウジングの側面に位置決めす
ることによって、爪を作動するための便利で容易に触れ
られる手段とすることができ、かくして、使用者が座部
に座ったまま、背もたれを調節することができる。本発
明は、更なる目的及び利点とともに、添付図面について
なされている以下の詳細な説明を参照することによって
最も良く理解されよう。
【0006】
【実施例】図面を参照すると、図1は全体的に10で指
示した椅子を示す。椅子10は、車輪付きの星形ベース
14と、このベースから上方に延びた垂直方向に調整可
能な柱脚16とを有するベース構造体12を備える。定
置ハウジング(図示せず)が柱脚16に取り付けられ、
チルトハウジング18が、水平軸線を中心に回動可能に
定置ハウジングに取り付けられている。チルトハウジン
グ18のピボット軸線は柱脚16の垂直軸線と交差し、
座部20がチルトハウジング18に取り付けられてい
る。代表的には、チルトハウジング18を上向き方向に
付勢するためのばね(図示せず)が設けられている。こ
の種のチルト制御機構は、事務椅子のErgon(登録
商標)ライン用のP/N238714としてHerma
n Miller社によって販売されている。加えて、
一対のアームレスト(図示せず)がチルトハウジング1
8から上方に延びてもよく、背もたれ24が背もたれ調
整機構26によってチルトハウジング18に取り付けら
れている。図1に示す座部20は柱脚16より上の水平
軸線を中心に回動するけれども、背もたれ調整機構を任
意の形式のチルト椅子に又は非チルト椅子ですら組み込
むことができる。例えば、チルトハウジングを柱脚に固
く取り付けてもよく、座部をハウジングの前端に回動自
在に取り付けて「ニーチルト」椅子としてもよい。4バ
ーリンク仕掛け等を採用して座部を定置ハウジングに回
動に連結してもよい。
示した椅子を示す。椅子10は、車輪付きの星形ベース
14と、このベースから上方に延びた垂直方向に調整可
能な柱脚16とを有するベース構造体12を備える。定
置ハウジング(図示せず)が柱脚16に取り付けられ、
チルトハウジング18が、水平軸線を中心に回動可能に
定置ハウジングに取り付けられている。チルトハウジン
グ18のピボット軸線は柱脚16の垂直軸線と交差し、
座部20がチルトハウジング18に取り付けられてい
る。代表的には、チルトハウジング18を上向き方向に
付勢するためのばね(図示せず)が設けられている。こ
の種のチルト制御機構は、事務椅子のErgon(登録
商標)ライン用のP/N238714としてHerma
n Miller社によって販売されている。加えて、
一対のアームレスト(図示せず)がチルトハウジング1
8から上方に延びてもよく、背もたれ24が背もたれ調
整機構26によってチルトハウジング18に取り付けら
れている。図1に示す座部20は柱脚16より上の水平
軸線を中心に回動するけれども、背もたれ調整機構を任
意の形式のチルト椅子に又は非チルト椅子ですら組み込
むことができる。例えば、チルトハウジングを柱脚に固
く取り付けてもよく、座部をハウジングの前端に回動自
在に取り付けて「ニーチルト」椅子としてもよい。4バ
ーリンク仕掛け等を採用して座部を定置ハウジングに回
動に連結してもよい。
【0007】今、図1乃至7を参照すると、背もたれ調
整機構26は、以下にもっと詳細に説明する方法でチル
トハウジング18に取り付けられたハウジング28を有
する。背もたれ24は細長い長方形のステム30を有
し、このステムは、ハウジング28によって摺動自在に
受け入れられた湾曲下方部分32を有する。下方部分3
2は、座部20に座る使用者の腰関節を通る水平軸線に
よって定められた中心を有する円弧に沿って湾曲するの
が好ましい。これにより、背もたれ24の位置を、使用
者が所望の凭れ位置にあるとき、使用者の背中の自然の
位置に対応させる。好ましくは、背もたれ24は又、厳
しい仕事環境で前かがみの使用者に対して心地よい支持
を行うために、垂直平面を通り越して前方に傾くことが
できる。ラック34がステム30の下端に固く取り付け
られ、或いはこれと一体であり、そして背もたれステム
の湾曲部分32と同じ曲率を有する。ラック34は頂プ
レート36を有し、この頂プレートは、その長さ方向中
央から外方に延びた複数の歯38を有する。好ましく
は、この歯38はラック34の頂きに向かってある角度
で上方に延びている。ラック34は又、頂プレート36
から下方に延びた側フランジ40と、頂プレート36の
長さ方向中央から下方に延びた間隔の隔たったリブ42
とを有する。図7に最も良く示すように、リブ42は、
ステム30の下端に形成された長さ方向スロット44内
に嵌まる。リブ42及びスロット44はラック34の頂
プレート36及びフランジ40と同じ長さであるのが好
ましい。
整機構26は、以下にもっと詳細に説明する方法でチル
トハウジング18に取り付けられたハウジング28を有
する。背もたれ24は細長い長方形のステム30を有
し、このステムは、ハウジング28によって摺動自在に
受け入れられた湾曲下方部分32を有する。下方部分3
2は、座部20に座る使用者の腰関節を通る水平軸線に
よって定められた中心を有する円弧に沿って湾曲するの
が好ましい。これにより、背もたれ24の位置を、使用
者が所望の凭れ位置にあるとき、使用者の背中の自然の
位置に対応させる。好ましくは、背もたれ24は又、厳
しい仕事環境で前かがみの使用者に対して心地よい支持
を行うために、垂直平面を通り越して前方に傾くことが
できる。ラック34がステム30の下端に固く取り付け
られ、或いはこれと一体であり、そして背もたれステム
の湾曲部分32と同じ曲率を有する。ラック34は頂プ
レート36を有し、この頂プレートは、その長さ方向中
央から外方に延びた複数の歯38を有する。好ましく
は、この歯38はラック34の頂きに向かってある角度
で上方に延びている。ラック34は又、頂プレート36
から下方に延びた側フランジ40と、頂プレート36の
長さ方向中央から下方に延びた間隔の隔たったリブ42
とを有する。図7に最も良く示すように、リブ42は、
ステム30の下端に形成された長さ方向スロット44内
に嵌まる。リブ42及びスロット44はラック34の頂
プレート36及びフランジ40と同じ長さであるのが好
ましい。
【0008】背もたれ24を上昇位置(図3)と下降位
置(図4)との間で案内するために、ハウジング28は
ラック34を摺動自在に受け入れるように形作られた空
所46を有する。空所46は、ラック34と同じ曲率を
有する底面48と、摺動可能なラック34のフランジ4
0に当たる側壁50とによって構成される。背もたれ2
4の運動を制限するために、空所46の頂壁52と底壁
54は、ラック34の当接する上方ストップ及び下方ス
トップとして作用する。背もたれ24の更なる案内は、
背もたれステムの湾曲部分32を摺動自在に受け入れる
ように形作られたブッシュ56によって行われる。使用
者が背もたれ24を調整するのを助けるために、背もた
れ24を上向き方向に付勢するばね58が設けられてい
るのが好ましい。ばね58はラックのリブ42及び湾曲
した頂プレート36とハウジングの空所46の底面48
との間に位置決めされている。ばね58の一端は空所4
6の底壁54に当たり、ばね58の他端はステム30の
スロット44の内壁60に当たっている。ばね58のか
なりの部分がラックの湾曲頂プレート36と空所46の
湾曲底面48との間で拘束されているので、ばね58の
軸線はこれらの面の曲率と一致する。図3に示すよう
に、ばね58は、一部がラック34によって案内されな
いときでも、この曲率を保持する。
置(図4)との間で案内するために、ハウジング28は
ラック34を摺動自在に受け入れるように形作られた空
所46を有する。空所46は、ラック34と同じ曲率を
有する底面48と、摺動可能なラック34のフランジ4
0に当たる側壁50とによって構成される。背もたれ2
4の運動を制限するために、空所46の頂壁52と底壁
54は、ラック34の当接する上方ストップ及び下方ス
トップとして作用する。背もたれ24の更なる案内は、
背もたれステムの湾曲部分32を摺動自在に受け入れる
ように形作られたブッシュ56によって行われる。使用
者が背もたれ24を調整するのを助けるために、背もた
れ24を上向き方向に付勢するばね58が設けられてい
るのが好ましい。ばね58はラックのリブ42及び湾曲
した頂プレート36とハウジングの空所46の底面48
との間に位置決めされている。ばね58の一端は空所4
6の底壁54に当たり、ばね58の他端はステム30の
スロット44の内壁60に当たっている。ばね58のか
なりの部分がラックの湾曲頂プレート36と空所46の
湾曲底面48との間で拘束されているので、ばね58の
軸線はこれらの面の曲率と一致する。図3に示すよう
に、ばね58は、一部がラック34によって案内されな
いときでも、この曲率を保持する。
【0009】背もたれ24を所望の位置に解放自在に固
定するために、爪62がラック34の歯38より上でハ
ウジング空所46内に位置決めされている。爪62はロ
ッド64によってハウジング28に回転自在に取り付け
られ、ハンドル66が爪の作動のためにロッド64の端
から垂直に延びている。かくして、爪62は、背もたれ
24を所望の位置に固定する、ラック34の歯38との
係合位置と外れ位置との間で回転できる。操作におい
て、使用者はロッド64をハンドル66によって位置方
向に廻して爪62をラック34から外す。使用者は背も
たれ24及びステム30を所望の高さ及びそれに対応す
る角度位置まで曲線方向に移動させる。最後に、使用者
はロッド64を反対方向に廻して爪62をラック34と
再び係合させて背もたれ24を所望位置に固定する。図
3及び4に示すように、ハウジング28は、チルトハウ
ジング18に隣接した前方位置(図3)とチルトハウジ
ング18から間隔を隔てた後方位置(図4)との間で直
線方向に移動できる。図3及び4及び図8乃至9に最も
良く示すように、ハウジング28が、該ハウジング28
から、チルトハウジング18に形成されたスロット70
の中へ外方に延びる支持ブラケット68によってチルト
ハウジング18に取り付けられている。好ましくは、ハ
ウジング28及び背もたれ24を所望の後方位置に固定
するためのラッチ機構72が設けられる。ラッチ機構7
2はラック74と、チルトハウジング18内に位置決め
された爪76とを有する。ラック74は支持ブラケット
68に取り付けられ、且つ又スロット70に嵌まり込
む。ラック74は又、その側縁から外方に延びる複数の
歯78を有する。爪76は、チルトハウジング18の底
壁82から垂直上方に延びたピボットピン80によって
チルトハウジング18に回転自在に取り付けられてい
る。好ましくは、爪76はラックの歯78の内の2つと
係合できる一対の歯81を有する。
定するために、爪62がラック34の歯38より上でハ
ウジング空所46内に位置決めされている。爪62はロ
ッド64によってハウジング28に回転自在に取り付け
られ、ハンドル66が爪の作動のためにロッド64の端
から垂直に延びている。かくして、爪62は、背もたれ
24を所望の位置に固定する、ラック34の歯38との
係合位置と外れ位置との間で回転できる。操作におい
て、使用者はロッド64をハンドル66によって位置方
向に廻して爪62をラック34から外す。使用者は背も
たれ24及びステム30を所望の高さ及びそれに対応す
る角度位置まで曲線方向に移動させる。最後に、使用者
はロッド64を反対方向に廻して爪62をラック34と
再び係合させて背もたれ24を所望位置に固定する。図
3及び4に示すように、ハウジング28は、チルトハウ
ジング18に隣接した前方位置(図3)とチルトハウジ
ング18から間隔を隔てた後方位置(図4)との間で直
線方向に移動できる。図3及び4及び図8乃至9に最も
良く示すように、ハウジング28が、該ハウジング28
から、チルトハウジング18に形成されたスロット70
の中へ外方に延びる支持ブラケット68によってチルト
ハウジング18に取り付けられている。好ましくは、ハ
ウジング28及び背もたれ24を所望の後方位置に固定
するためのラッチ機構72が設けられる。ラッチ機構7
2はラック74と、チルトハウジング18内に位置決め
された爪76とを有する。ラック74は支持ブラケット
68に取り付けられ、且つ又スロット70に嵌まり込
む。ラック74は又、その側縁から外方に延びる複数の
歯78を有する。爪76は、チルトハウジング18の底
壁82から垂直上方に延びたピボットピン80によって
チルトハウジング18に回転自在に取り付けられてい
る。好ましくは、爪76はラックの歯78の内の2つと
係合できる一対の歯81を有する。
【0010】かくして、アクチエータ部材(図示せず)
を位置方向に廻して爪76をラック74の歯78から外
し、背もたれ24を所望位置まで前方に又は後方に移動
させ、アクチエータ部材を反対方向に廻して爪76をラ
ック74と再び係合させる。加えて、ハウジング28及
び背もたれ24の前方直線方向の移動はばね84によっ
て助けられる。このばね84の端86はラック74に連
結され、端88は、チルトハウジング18に取り付けら
れた垂直ピン90に連結される。調整可能な背もたれ機
構26のハウジング28は本発明によれば種々の形態の
ものでよい。例えば、チルトハウジング18は定置でも
よく、座部20はハウジング18に対して傾いてもよ
い。背もたれハウジング28は又、座部支持ハウジング
に取り付けられた別体のユニットでなく、定置又は傾き
可能な座部支持ハウジングとして構成されてもよい。そ
の上、座部と背もたれは互いに独立に傾くことができて
もよい。かくして、椅子の背もたれを曲線方向に容易に
調整し、背もたれを所望の高さ及び対応する角度位置に
固定するための装置を提供する。又、背もたれ調整機構
のハウジングは、固定機構を隠し且つ背もたれステムの
案内をなす魅力的な方法である。
を位置方向に廻して爪76をラック74の歯78から外
し、背もたれ24を所望位置まで前方に又は後方に移動
させ、アクチエータ部材を反対方向に廻して爪76をラ
ック74と再び係合させる。加えて、ハウジング28及
び背もたれ24の前方直線方向の移動はばね84によっ
て助けられる。このばね84の端86はラック74に連
結され、端88は、チルトハウジング18に取り付けら
れた垂直ピン90に連結される。調整可能な背もたれ機
構26のハウジング28は本発明によれば種々の形態の
ものでよい。例えば、チルトハウジング18は定置でも
よく、座部20はハウジング18に対して傾いてもよ
い。背もたれハウジング28は又、座部支持ハウジング
に取り付けられた別体のユニットでなく、定置又は傾き
可能な座部支持ハウジングとして構成されてもよい。そ
の上、座部と背もたれは互いに独立に傾くことができて
もよい。かくして、椅子の背もたれを曲線方向に容易に
調整し、背もたれを所望の高さ及び対応する角度位置に
固定するための装置を提供する。又、背もたれ調整機構
のハウジングは、固定機構を隠し且つ背もたれステムの
案内をなす魅力的な方法である。
【0011】本発明を好ましい実施例を参照して説明し
たが、当業者は、発明の精神及び範囲から逸脱すること
なく、形態及び細部に変更をなすことができることを認
識するであろう。そんなわけであるから、上記の詳細な
説明は限定ではなく例示であるとみるべきであり、添付
の請求の範囲は、発明の範囲を定めようとするあらゆる
均等物を含むものである。
たが、当業者は、発明の精神及び範囲から逸脱すること
なく、形態及び細部に変更をなすことができることを認
識するであろう。そんなわけであるから、上記の詳細な
説明は限定ではなく例示であるとみるべきであり、添付
の請求の範囲は、発明の範囲を定めようとするあらゆる
均等物を含むものである。
【図1】本発明の背もたれ調整機構をもった椅子の斜視
図である。
図である。
【図2】背もたれを上昇前方位置及び下降後方位置で示
す椅子の側面図である。
す椅子の側面図である。
【図3】背もたれを上昇前方位置で示す椅子の一部断面
の側面図である。
の側面図である。
【図4】背もたれを下降後方位置で示す椅子の一部断面
の側面図である。
の側面図である。
【図5】図4の5ー5線における背もたれ調整機構の断
面図である。
面図である。
【図6】背もたれステム及びラックの側面図である。
【図7】図6のステム及びラックの平面図である。
【図8】チルトハウジング及び背もたれ支持ステムお側
面図である。
面図である。
【図9】明瞭にするために、頂壁の一部を除去して示す
図8のチルトハウジングの平面図である。
図8のチルトハウジングの平面図である。
【符号の説明】 10 椅子 24 背もたれ 28 ハウジング 30 ステム 32 下方湾曲部分 34 ラック 38 歯 46 空所 58 ばね 62 爪 64 ロッド 66 ハンドル 68 支持ブラケット 74 ラック 76 爪 78 歯 81 歯
Claims (23)
- 【請求項1】 下方湾曲部分を有する細長いステムを備
えた背もたれと、 前記ステムを上向き方向に付勢するためにステムに作動
的に係合するばねと、 ステムの湾曲部分を摺動自在に受け入れ、且つばねを案
内するようになったハウジングと、 ステムの下方湾曲部分をハウジング内の所望位置に固定
するようになったラッチ機構と、 ラッチ機構を係合位置と外し位置との間で移動させるよ
うになったアクチエータ部材と、を有し、 ラッチ機構の外しにより、背もたれステムを、背もたれ
の所望の高さ及び対応する角度位置まで曲線路に移動さ
せ、ラッチ機構の再係合により、背もたれステムを前記
位置に固定する、ことを特徴とする椅子の座部に対する
背もたれの位置を調整するための装置。 - 【請求項2】 ラッチ機構が、ステムの下方部分に設け
られたラックと、ラックに作動的に係合するようになっ
た爪とからなる、請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 ラックは、背もたれの湾曲部分と実質的
に同じ曲率を有し、ハウジングがラックを摺動自在に受
け入れるように形作られている、請求項2に記載の装
置。 - 【請求項4】 ステムの下方部分は、椅子の座部に座っ
ている使用者の腰関節をとおる水平線によって定められ
た中心を有する円弧にそって湾曲している、請求項1に
記載の装置。 - 【請求項5】 ラッチ機構はハウジング内に位置決めさ
れ、そしてステムの下方部分に設けられたラックと、ロ
ッドによってハウジングに回転自在に取り付けられた爪
とからなり、アクチエータ部材が、爪をラックとの係合
位置と外し位置との間で回転させるための、ハウジング
の側面の外部に設けられたレバーからなる、請求項1に
記載の装置。 - 【請求項6】 ハウジングが座部支持部材の後方部分に
調整自在に取り付けられ、前記ハウジングは、座部支持
部材に隣接した前方位置と座部支持部材から間隔を隔て
た後方位置との間で移動でき、かくして背もたれの前後
の調整を可能にする、請求項1に記載の装置。 - 【請求項7】 ベース構造体と、座部支持部材に設けら
れた座部とを有する椅子用の背もたれ調整装置であっ
て、 下方湾曲部分を有する細長いステムを備えた背もたれ
と、 前記座部支持部材に取り付けられ、且つステムの湾曲部
分を摺動自在に受け入れるための孔と、前記湾曲部分を
収容するための空所とを有するハウジングと、 ハウジングの空所内に位置決めされ、背もたれを所望位
置に固定するためステムに係合するようになったラッチ
機構と、 ラッチ機構を係合位置と外し位置との間で移動させるた
めの、ハウジングの外側から触れることができるアクチ
エータ部材と、を有し、 ラッチ機構の外しにより、背もたれステムを、背もたれ
の所望の高さ及び対応する角度位置まで曲線路に移動さ
せ、ラッチ機構の再係合により、背もたれステムを前記
位置に固定する、ことを特徴とする背もたれ調整装置。 - 【請求項8】 ハウジングの空所内に位置決めされ、か
つステムを上向き方向に付勢するようになったばねを更
に有する請求項7に記載の装置。 - 【請求項9】 ラッチ機構が、ステムの下方部分に設け
られたラックと、ラックに作動的に係合するようになっ
た爪とからなる、請求項7に記載の装置。 - 【請求項10】 ラックは、背もたれの湾曲部分と実質
的に同じ曲率を有し、ハウジングは、ラックを摺動自在
に受け入れるように形作られている、請求項9に記載の
装置。 - 【請求項11】 爪はロッドによってハウジングに回転
自在に取り付けられ、アクチエータ部材は、爪をラック
との係合位置と外し位置との間で回転させるための、ハ
ウジングの側面の外部に設けられたレバーからなる、請
求項10に記載の装置。 - 【請求項12】 ステムの下方部分は、椅子の座部に座
っている使用者の腰関節をとおる水平線によって定めら
れた中心を有する円弧にそって湾曲している、請求項7
に記載の装置。 - 【請求項13】 ハウジングが座部支持部材の後方部分
に調整自在に取り付けられ、前記ハウジングは、座部支
持部材に隣接した前方位置と座部支持部材から間隔を隔
てた後方位置との間で移動でき、かくして背もたれの前
後の調整を行う、請求項7に記載の装置。 - 【請求項14】 ベース構造体と、座部支持部材と、座
部支持部材に設けられた座部とを有する椅子用の背もた
れ調整装置であって、 下方湾曲部分を有する細長いステムを備えた背もたれ
と、 ステムの下方部分に設けられ、ステムの湾曲部分と実質
的に同じ曲率を有し且つステムの湾曲部分から外方に延
びた複数の歯を有するラックと、 座部支持部材に取り付けられ、且つラックを摺動自在に
受け入れるための空所と、ステムの湾曲部分を摺動自在
に受け入れるための孔とを有するハウジングと、 ハウジングの空所内に位置決めされ、背もたれを所望位
置に固定するためラックの歯に係合するようになった爪
と、 爪を係合位置と外し位置との間で移動させるためのアク
チエータ部材と、を有し、 ラッチ機構の外しにより、背もたれステムを、背もたれ
の所望の高さ及び対応する角度位置まで曲線路に移動さ
せ、ラッチ機構の再係合により、背もたれステムを前記
位置に固定する、ことを特徴とする背もたれ調整装置。 - 【請求項15】 ハウジングの空所内に位置決めされ、
かつステム及びラックを上向き方向に付勢するようにな
ったばねを更に有する請求項14に記載の装置。 - 【請求項16】 ばねの軸線及び空所の底面は、背もた
れの湾曲部分及びラックと実質的に同じ曲率を有する、
請求項15に記載の装置。 - 【請求項17】 爪はロッドによってハウジングに回転
自在に取り付けられ、アクチエータ部材は、爪をラック
との係合位置と外し位置との間で回転させるための、ハ
ウジングの側面の外部に設けられたレバーからなる、請
求項15に記載の装置。 - 【請求項18】 ステムの下方部分は、椅子の座部に座
っている使用者の腰関節をとおる水平線によって定めら
れた中心を有する円弧にそって湾曲している、請求項7
に記載の装置。 - 【請求項19】 ハウジングが座部支持部材の後方部分
に調整自在に取り付けられ、前記ハウジングは、座部支
持部材に隣接した前方位置と座部支持部材から間隔を隔
てた後方位置との間で移動でき、かくして背もたれの前
後の調整を行う、請求項14に記載の装置。 - 【請求項20】 ベース構造体と、 ベース構造体に傾き可能に取り付けられた座部支持部材
と、 下方湾曲部分を有する細長いステムを備えた背もたれ
と、 座部支持部材の後方部分に調整自在に取り付けられ、且
つステムの湾曲部分を摺動自在に受け入れるようになっ
たハウジングと、を有し、前記ハウジングは、座部支持
部材に隣接した前方位置と座部支持部材から間隔を隔て
た後方位置との間をほぼ線形方向に移動でき、 背もたれは座部支持部材とともにユニットとして傾くこ
とができ、所望の高さ及び対応する角度位置まで曲線路
に移動することができ、且つ所望の全体の位置まで前後
に移動することができる、椅子。 - 【請求項21】 ハウジングは、背もたれステムの湾曲
部分を摺動自在に受け入れるための孔と、前記湾曲部分
を収容するための空所とを有する、請求項20に記載の
装置。 - 【請求項22】 ハウジングの空所内に位置決めされ、
且つ背もたれをハウジングに対して所望位置に固定する
ために背もたれステムに係合するようになった第1のラ
ッチ機構を更に有する、請求項21に記載の装置。 - 【請求項23】 座部支持部材はハウジングから外方に
延びるブラケットを受け入れるようになっており、座部
支持部材の空所内に位置決めされた第2のラッチ機構を
更に有し、前記第2のラッチ機構は、ハウジングを座部
支持部材に対して所望位置に固定するためにハウジング
のブラケットに係合するようになっている、請求項22
に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/022138 | 1993-02-25 | ||
US08/022,138 US5511852A (en) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | Adjustable backrest for a chair |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07248A true JPH07248A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=21808006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6026626A Pending JPH07248A (ja) | 1993-02-25 | 1994-02-24 | 椅子の調整可能な背もたれ |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5511852A (ja) |
EP (1) | EP0614633B1 (ja) |
JP (1) | JPH07248A (ja) |
KR (1) | KR940019265A (ja) |
CA (1) | CA2113951C (ja) |
DE (1) | DE69413735T2 (ja) |
ES (1) | ES2122160T3 (ja) |
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