JPH07248789A - 警報音送出機能付拡声端末装置 - Google Patents

警報音送出機能付拡声端末装置

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JPH07248789A
JPH07248789A JP4248994A JP4248994A JPH07248789A JP H07248789 A JPH07248789 A JP H07248789A JP 4248994 A JP4248994 A JP 4248994A JP 4248994 A JP4248994 A JP 4248994A JP H07248789 A JPH07248789 A JP H07248789A
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JP
Japan
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speaker
signal
microphone
alarm
alarm sound
Prior art date
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Pending
Application number
JP4248994A
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English (en)
Inventor
Katsuki Ishikawa
石川克樹
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Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】マイク1から出力される音声信号f1の特定周
波数信号f2が通過するバンドパスフィルター3と、セ
ンサ19から出力される警報信号f6に応じてスイッチ
イングし特定周波数信号を通過させる電子スイッチ4
と、電子スイッチがスイッチイングしたとき、特定周波
数信号が入力されマイクとの間で音響帰還ループをつく
るスピーカ10とを備えている。 【効果】スピーカの製造誤差、周囲環境の変動等による
電気/音声変換効率の低下に対応でき、スピーカを駆動
するスピーカアンプのパワーを大きくしないで、消防検
定等で定められた音圧で警報音が送出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は警報音送出機能付拡声端
末装置に関し、特に、スピーカを駆動するスピーカアン
プのパワーを大きくしないで、消防検定等で定められた
音圧で警報音が送出できる警報音送出機能付拡声端末装
置に係わる。
【0002】
【従来技術】従来の警報音送出機能付拡声端末装置EQ
2は図3に示すように、マイク31、マイクアンプ3
2、500Hz発振器33、電子スイッチ34、信号合
成器35、CPU40の制御で能動となるスピーカアン
プ36、スピーカ37、ハイブリットコイル38、火災
センサ41から警報信号f11を入力されるCPU40で
構成され、ハイブリットコイル38の2線側は通信ライ
ンL11と接続されている。
【0003】マイク31はマイクアンプ32を介しハイ
ブリットコイル38の送話側と接続され、受話側は信号
合成器35の一方の入力側と接続されている。また、信
号合成器35の出力側はスピーカアンプ36を介してス
ピーカ37と接続され、信号合成器35の他方の入力側
は、CPU40に制御される電子スイッチ34を介して
500Hz発振器33の出力側と接続されている。
【0004】このような、警報音送出機能付拡声端末装
置EQ2で火災センサ41が動作し、警報信号f11がC
PU40へ送出されると、CPU40はスピーカアンプ
36を制御しスピーカアンプ36を能動とする。また同
時にCPU40は電子スイッチ34をオン、オフする。
電子スイッチ34がオン、オフすると、500Hz発振
器33から出力される500Hzが電子スイッチ34の
オン、オフに応じて断続し、信号合成器35の他方の入
力側を介してスピーカアンプ36へ送出される。このた
め、例えばピー、ピー、ピーのような警報音がスピーカ
アンプ36へ送出され、スピーカ37が鳴動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような、警報音送
出機能付拡声端末装置では、スピーカの電気/音声変換
効率は低く、せいぜい数%にすぎない。この電気/音声
変換効率は例えば500Hz近傍で高くなるが、500
Hzを少しでもずれると電気/音声変換効率は直ちに低
くなり、消防検定等で定められた音圧で警報音が送出で
きないという難点がある。
【0006】また、スピーカの製造誤差、周囲環境の変
動等による電気/音声変換効率の低下に対応するために
は、スピーカアンプ36のパワーを大きし、電源容量も
大きくしなければならないという難点がある。
【0007】
【発明の目的】本発明は、このような難点を解消するた
めになされたもので、スピーカの製造誤差、周囲環境の
変動等による電気/音声変換効率の低下に対応でき、ス
ピーカを駆動するスピーカアンプのパワーを大きくしな
いで、消防検定等で定められた音圧で警報音が送出でき
る警報音送出機能付拡声端末装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明による警報音送出機能付拡声端末装置は、マ
イクから出力される音声信号の特定周波数信号が通過す
るバンドパスフィルターと、センサから出力される警報
信号に応じてスイッチイングし特定周波数信号を通過さ
せる電子スイッチと、電子スイッチがスイッチイングし
たとき、特定周波数信号が入力されマイクとの間で音響
帰還ループをつくるスピーカとを備えている。
【0009】
【作用】マイクから出力される音声信号の特定周波数信
号をバンドパスフィルターで通過させる。センサから警
報信号が出力されると、警報信号の動作に応じて電子ス
イッチがオン、オフする。
【0010】この電子スイッチでバンドパスフィルター
を通過する特定周波数信号をオン、オフすると、断続し
た特定周波数信号でスピーカが鳴動する。スピーカが鳴
動すると、音響帰還ループにより特定周波数信号がマイ
クへ帰還する。
【0011】
【実施例】以下、本発明による警報音送出機能付拡声端
末装置EQ1を図1、2に従って詳述する。図1に示す
ように、本発明による警報音送出機能付拡声端末装置E
1は、マイク1から出力される音声信号f1の特定周波
数信号f2が通過するバンドパスフィルター3と、セン
サ19(例えば火災センサ、ガス漏れセンサ等)から出
力される警報信号f6に応じてスイッチイングし特定周
波数信号を通過させる電子スイッチ4と、電子スイッチ
がスイッチイングした時、特定周波数信号が入力される
スピーカ10とを備えている。
【0012】また、前記のほかセンサ19から出力され
る警報信号f6が入力されるCPU20、マイクアンプ
2、信号合成器8、CPU20の制御で能動となるスピ
ーカアンプ9、ハイブリットコイル11を有し、ハイブ
リットコイル11の2線側は通信ラインL1と接続され
ている。マイク1はマイクアンプ2を介しバンドパスフ
ィルター3の入力側及びハイブリットコイル11の送話
側と接続され、受話側は信号合成器8の一方の入力側と
接続されている。
【0013】また、信号合成器8の出力側はスピーカア
ンプ9を介してスピーカ10と接続され、信号合成器8
の他方の入力側は、CPU20に制御される電子スイッ
チ4を介してバンドパスフィルター3の出力側と接続さ
れている。なお、バンドパスフィルター3を通過する特
定周波数信号f2は例えば500Hzである。
【0014】このような、警報音送出機能付拡声端末装
置EQ1で、センサ19から警報信号f6がCPU20へ
入力されると、CPU20は警報信号f6の動作に応じ
て電子スイッチ4を一定の周期でオン、オフする。電子
スイッチ4がオン、オフするとスイッチングによりマイ
ク1から入力される音声信号f1の内、特定周波数信号
2が信号合成器8からスピーカアンプ9を介してスピ
ーカ10へ送出され、スピーカ10から再びマイク1に
入力される。
【0015】マイクアンプ2の増幅度は大きくしてある
為ハウリングをおこし、スピーカ10は500Hzの断
続したプー、プーの警報音で鳴動する。スピーカ10に
よるプー、プーの警報音は、音響帰還ループにより、他
の周波数端に比較して極めて高い電気/音声変換効率で
スピーカ10が鳴動する。この500Hzの特定周波数
信号f2は図2に示すスピーカの周波数/音圧レベル特
性図のにおける周波数に該当し、500Hzの近傍に
おける電気/音声変換効率は、他の周波数に比較して極
めて高い。
【0016】なお、図2に示すスピーカの周波数/音圧
レベル特性図の横軸は周波数Hz、縦軸は音圧レベルd
Bで、音圧レベルは1.41V(実効値Root Mean Squar
e)におけるスピーカ正面1メートルでの音圧レベル(S
ound Presure Level)である。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による警報音送出機能付拡声端末装置によれば、マイク
から出力される音声信号の特定周波数信号が通過するバ
ンドパスフィルターと、センサから出力される警報信号
に応じてスイッチイングし特定周波数信号を通過させる
電子スイッチと、電子スイッチがスイッチイングしたと
き、特定周波数信号が入力されマイクとの間で音響帰還
ループをつくるスピーカとを備えているので、スピーカ
の製造誤差、周囲環境の変動等による電気/音声変換効
率の低下に対応でき、スピーカを駆動するスピーカアン
プのパワーを大きくしないで、消防検定等で定められた
音圧で警報音が送出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による警報音送出機能付拡声端末装置の
一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明による警報音送出機能付拡声端末装置に
係わるスピーカの周波数/音圧レベル特性図。
【図3】従来の警報音送出機能付拡声端末装置のブロッ
ク図。
【符号の説明】
1・・・・・・マイク 3・・・・・・バンドパスフィルター 4・・・・・・電子スイッチ 10・・・・・・スピーカ 19・・・・・・センサ f1・・・・・・音声信号 f2・・・・・・特定周波数信号 f6・・・・・・警報信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイク(1)から出力される音声信号(f
    1)の特定周波数信号(f2)が通過するバンドパスフィ
    ルター(3)と、センサ(19)から出力される警報信
    号(f6)に応じてスイッチイングし前記特定周波数信
    号を通過させる電子スイッチ(4)と、前記電子スイッ
    チがスイッチイングしたとき、前記特定周波数信号が入
    力され前記マイクとの間で音響帰還ループをつくるスピ
    ーカ(10)とを備えたことを特徴とする警報音送出機
    能付拡声端末装置。
JP4248994A 1994-03-14 1994-03-14 警報音送出機能付拡声端末装置 Pending JPH07248789A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105438064A (zh) * 2015-12-04 2016-03-30 歌尔声学股份有限公司 行人警示装置和车辆
CN105516856A (zh) * 2015-12-29 2016-04-20 歌尔声学股份有限公司 车辆警告声音生成装置和车辆

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105438064A (zh) * 2015-12-04 2016-03-30 歌尔声学股份有限公司 行人警示装置和车辆
CN105516856A (zh) * 2015-12-29 2016-04-20 歌尔声学股份有限公司 车辆警告声音生成装置和车辆
CN105516856B (zh) * 2015-12-29 2018-12-14 歌尔股份有限公司 车辆警告声音生成装置和车辆

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010807