JPH07248747A - 表示装置の駆動制御回路 - Google Patents

表示装置の駆動制御回路

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JPH07248747A
JPH07248747A JP3814894A JP3814894A JPH07248747A JP H07248747 A JPH07248747 A JP H07248747A JP 3814894 A JP3814894 A JP 3814894A JP 3814894 A JP3814894 A JP 3814894A JP H07248747 A JPH07248747 A JP H07248747A
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circuit
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display
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JP3814894A
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Masato Yonekura
正人 米倉
Akira Hatakeyama
顕 畠山
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Toshiba Corp
Toshiba Information and Control Systems Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Information and Control Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、1つの回路により駆動信号線の
仕様が様々な表示装置に対応可能であり、表示サイズの
変更を容易に行うことができる表示装置の駆動制御回路
を提供することを目的とする。 【構成】 この発明は、表示用データを格納するデータ
格納回路1と、データ格納回路1から出力されるそれぞ
れの表示用データに対してコモン信号又はセグメント信
号を生成して表示装置に供給する出力選択バッファ回路
2と、出力選択バッファ回路2が生成する駆動信号を決
定する制御回路3と、コモン信号の電圧及びセグメント
信号の電圧を出力選択バッファ回路2に供給する電圧供
給回路4と、基本タイミング信号をデータ格納回路1に
供給する基本タイミング発生回路5とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、表示装置を表示駆動
する第1及び第2の駆動信号の仕様に応じてそれぞれの
表示用データに対して第1の駆動信号又は第2の駆動信
号を任意に生成し、第1及び第2の駆動信号の様々な仕
様の表示装置に対応して第1及び第2の駆動信号を表示
装置に供給し得る表示装置の駆動制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示器を駆動制御する駆動制
御回路としては、例えば図6に示すように構成されたも
のがある。
【0003】図6において、液晶表示器101を駆動制
御する駆動制御回路100は、液晶表示器101にコモ
ン信号を供給するコモン信号出力回路102と、液晶表
示器101にセグメント信号を供給するセグメント信号
出力回路103とから構成され、コモン信号出力回路1
02からコモン信号が出力され、さらにコモン信号出力
回路102から出力される基本駆動信号に基づいて表示
用データ格納回路104から表示データに対応したセグ
メント信号がコモン信号に対応して出力され、両信号に
より液晶表示器101に所望の表示を行っていた。
【0004】具体的には、例えば6×n(6行n列)に
配列された表示素子E11〜E6nを有する表示器101に
おいて、6本のコモン信号C1〜C6が1つづつC1〜
C6の順序で順次コモン出力回路102から表示器10
1に供給され、さらにコモン信号に対応した基本駆動信
号がセグメント信号出力回路103に与えられる。
【0005】これにより、まずコモン信号C1に対応し
た表示用データD1〜Dnが、セグメント信号出力回路
103のセグメント信号S1〜Snとして表示データ格
納回路104のデータエリアY1から表示器101に供
給される。表示器101に供給されたコモンならびにセ
グメントの両信号の組み合わせにより第1行目の表示素
子E11〜E1nが点灯制御される。次に、コモン信号C2
〜C6に対してもコモン信号C1と同様な動作が行わ
れ、表示データ格納回路104のデータエリアY2〜Y
6からセグメント信号が表示器101に供給される。こ
のような動作を繰り返し行うことにより、所望の表示が
表示器101になされる。
【0006】このような表示器の駆動制御回路において
は、コモン信号を供給する回路とセグメント信号を供給
する回路とがそれぞれ分離された別々の回路により構成
されており、駆動制御回路の駆動信号は、表示器のコモ
ン信号及びセグメント信号に対してそれぞれ1対1に対
応していた。また、それぞれの回路は、信号出力の順序
配置が表示器側の入力順序配置に対応して設定されてい
た。すなわち、それぞれの駆動制御回路の駆動信号線
は、表示器の仕様に応じて一義的に設計されており、表
示器に対して専用化されていた。
【0007】さらに、コモン信号出力回路にあっては、
コモン信号を1つづつ表示器に出力しているため、文字
サイズ等の表示サイズを拡大又は縮小する場合には、表
示データ格納回路の表示データを全て書き換える必要が
あった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
表示装置における従来の駆動制御回路においては、駆動
信号線の仕様が表示装置の仕様に応じて一義的に決めら
れていたために、仕様に合致した表示装置以外の表示装
置には適用することがでなかった。このため、表示装置
毎に専用化された駆動制御回路が必要になっていた。
【0009】また、従来の駆動制御回路にあっては、表
示サイズを変更する場合には全ての表示用データを書き
換える必要があり、変更動作に手間と時間がかかってい
た。
【0010】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、1つの回路に
より駆動信号線の仕様が様々な表示装置に対応可能であ
り、かつ表示サイズの変更を容易に行うことができる表
示装置の駆動制御回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、第1の駆動信号及び第2の
駆動信号により表示駆動される表示装置の表示用データ
を格納して出力する格納回路と、格納回路から出力され
る表示用データを受けて、それぞれの表示用データに対
して表示用データの内容に応じた電圧の第1の駆動信号
又は第2の駆動信号を生成し、生成した第1の駆動信号
又は第2の駆動信号を一括して表示装置に供給する出力
回路と、外部から与えられる指令にしたがって、出力回
路がそれぞれの表示用データに対して生成して表示装置
に供給する駆動信号を第1の駆動信号とするか又は第2
の駆動信号とするかを決定する出力制御回路と、第1の
駆動信号又は第2の駆動信号の信号電圧を出力回路に供
給する電圧供給回路とから構成される。
【0012】請求項2記載の発明は、第1の駆動信号及
び第2の駆動信号により表示駆動される表示装置の表示
用データを格納して出力する格納回路と、格納回路から
出力される表示用データを受けて、表示装置で使用され
る第1の駆動信号の個数に応じた数のそれぞれの表示用
データに対して表示用データの内容に応じた電圧の第1
の駆動信号を生成し、表示装置で使用される第2の駆動
信号の個数に応じた数のそれぞれの表示用データに対し
て表示用データの内容に応じた電圧の第2の駆動信号を
生成し、生成した第1の駆動信号及び第2の駆動信号を
一括して表示装置に供給する出力回路と、外部から与え
られる指令にしたがって、出力回路がそれぞれの表示用
データに対して生成して表示装置に供給する駆動信号を
第1の駆動信号とするか又は第2の駆動信号とするかを
決定する出力制御回路と、第1の駆動信号又は第2の駆
動信号の信号電圧を出力回路に供給する電圧供給回路と
から構成される。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記出力回路は、格納回路から出力
される表示用データを第1の駆動信号の表示用データと
して保持する第1の保持部と、格納回路から出力される
表示用データを第2の駆動信号の表示用データとして保
持する第2の保持部と、前記電圧供給回路から供給され
る電圧及び第1の保持部に保持された表示用データを受
けて、表示用データに応じた電圧の第1の駆動信号を生
成する第1の駆動信号生成部と、前記電圧供給回路から
供給される電圧及び第2の保持部に保持された表示用デ
ータを受けて、表示用データに応じた電圧の第2の駆動
信号を生成する第2の駆動信号生成部と、第1の駆動信
号生成部によって生成された第1の駆動信号又は第2の
駆動信号生成部によって生成された第2の駆動信号を選
択して表示装置に出力する選択出力部とから構成され
る。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、前記出力回路は、表示装置にお
ける第1の駆動信号の入力端子が表示装置の一方端側に
のみ配置されている場合に、前記格納回路に連続して配
列された表示用データの内、一方端側に配列された表示
用データから第1の駆動信号を生成して構成される。請
求項5記載の発明は、請求項1,2又は3記載の発明に
おいて,前記出力回路は、表示装置における第1の駆動
信号の入力端子が表示装置の両端側に配置されている場
合に、前記格納回路に連続して配列された表示用データ
の内、一方端側に配列された表示用データと他方端側に
配列された表示用データから第1の駆動信号を生成して
構成される。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において,前記出力回路は、前記格納回路
に連続して配列された表示用データの内、非連続な表示
用データから第1の駆動信号を生成して構成される。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項1,2,
3,4,5又は6記載の発明において、1チップ化され
た集積回路から構成される。
【0017】請求項8記載の発明は、第1の駆動信号と
第2の駆動信号により表示駆動される表示装置の第1の
駆動信号の数と第2の駆動信号の数及び第1の駆動信号
を受ける表示装置の入力端子の配置と第2の駆動信号を
受ける表示装置の入力端子の配置に応じて、表示装置に
駆動信号を供給する駆動信号出力線を第1の駆動信号を
出力する第1の駆動信号出力線に設定するか又は第2の
駆動信号を出力する第2の駆動信号出力線に設定し、す
べての第1の駆動信号と第2の駆動信号が一括して出力
されてなる1チップ化された集積回路から構成される。
【0018】
【作用】上記構成において、この発明は、表示装置の第
1及び第2の駆動信号の仕様に応じてそれぞれの表示用
データに対して第1の駆動信号又は第2の駆動信号を生
成し、生成された駆動信号を一括して表示装置に供給す
るようにしている。
【0019】
【実施例】以下、図面を用いてこの発明の実施例を説明
する。
【0020】図1は請求項1,2,4〜8記載の発明の
一実施例に係わる表示装置における駆動制御回路の構成
を示す図である。
【0021】図1において、表示装置の駆動制御回路
は、表示用データを格納するデータ格納回路1と、第1
又は第2の駆動信号となるコモン信号、あるいは第1又
は第2の駆動信号となるセグメント信号を生成して出力
する出力選択バッファ回路2と、出力選択バッファ回路
2が生成する駆動信号を決定する制御回路3と、コモン
信号の電圧及びセグメント信号の電圧を出力選択バッフ
ァ回路2に供給する電圧供給回路4と、表示用データを
データ格納回路1から読み出すためのタイミングとなる
基本タイミング信号をデータ格納回路1に供給する基本
タイミング発生回路5とを有し、1チップ化された集積
回路により構成されている。
【0022】データ格納回路1は、例えば液晶の表示画
面を有する表示装置6に表示しようとする表示内容を示
す複数の表示用データを格納し、格納した表示用データ
を基本タイミング発生回路5から与えられる基本タイミ
ング信号に同期して出力選択バッファ回路2に出力す
る。
【0023】出力選択バッファ回路2は、データ格納回
路1から出力される複数の表示用データを受けて、それ
ぞれの表示用データに対してそれぞれの表示データの内
容に応じた電圧のコモン信号又はセグメント信号を生成
し、生成した複数のコモン信号又はセグメント信号を一
括して表示装置6に供給する。出力選択バッファ回路2
は、例えばデータ格納回路1から出力される複数の表示
用データを受けて、表示装置6で使用されるコモン信号
の個数に応じた数のそれぞれの表示用データに対して表
示用データの内容に応じた電圧のコモン信号を、表示装
置6で使用されるコモン信号の個数と同数生成し、表示
装置6で使用されるセグメント信号の個数に応じた数の
それぞれの表示用データに対して表示用データの内容に
応じた電圧のセグメント信号を、表示装置6で使用され
るセグメント信号の個数と同数生成し、生成したコモン
信号及びセグメント信号を一括して表示装置6に供給す
る。
【0024】制御回路3は、外部から与えられる指令に
したがって、出力選択バッファ回路2が生成して表示装
置6に供給するそれぞれの駆動信号に対してコモン信号
とするか又はセグメント信号とするかを決定する。すな
わち、制御回路3は、表示用データからコモン信号を生
成して出力するか又はセグメント信号を生成して出力す
るかを外部からの指令に基づいて決定する回路であり、
例えばデコーダ等により構成される。言い換えれば、制
御回路3は、表示装置6に駆動信号を供給する駆動信号
出力線をコモン信号を出力するコモン信号出力線に設定
するか又はセグメント信号を出力するセグメント信号出
力線に設定するかを出力選択バッファ回路2に指示する
回路である。なお、外部から与えられる指令は、プログ
ラムによるソフトウェア処理で行うようにしても良い。
【0025】電圧供給回路4は、表示装置6における液
晶のコモン信号の電圧又はセグメント信号の電圧となる
6つの電圧V1,V2,V3,V4,V5,VDD(この
順に電圧値が高くなる)を出力選択バッファ回路2に供
給する。表示装置6の液晶は、コモン信号の電圧とセグ
メント信号の電圧との組み合わせが電圧VDDと電圧V1
となる場合に表示状態となり、他の電圧の組み合わせで
は非表示状態となる。
【0026】出力選択バッファ回路2は、具体的には例
えば図2に示すように構成されている。
【0027】図2において、出力選択バッファ回路2
は、データ格納回路1から出力される表示用データをコ
モン信号のコモンデータとして保持するコモンデータ保
持部21cと、データ格納回路1から出力される表示用
データをセグメント信号のセグメントデータとして保持
するセグメントデータ保持部21sと、コモンデータ保
持部21cに保持されたコモンデータに基づいて電圧供
給回路4から供給される6つの電圧V1,V2,V3,
V4,V5,VDDから選択される電圧のコモン信号を生
成して供給するコモン信号供給部22cと、セグメント
データ保持部21sに保持された表示用セグメントデー
タに基づいて電圧供給回路4から供給される6つの電圧
V1,V2,V3,V4,V5,VDDから選択される電
圧のセグメント信号を生成して供給するセグメント信号
供給部22sと、制御回路3から与えられる指示に基づ
いてコモン信号供給部22cから供給されるコモン信号
又はセグメント信号供給部22sから供給されるセグメ
ント信号を選択し、選択したコモン信号又はセグメント
信号を表示装置6に出力する選択出力部23とからなる
構成が、それぞれの表示用データ(DA0,DA1…
…)及び出力選択バッファ回路2の駆動信号出力に対応
してそれぞれ設けられて構成されている。
【0028】このような構成において、出力選択バッフ
ァ回路2の出力の内それまでセグメント信号であった信
号SEG1,SEG2のセグメント信号SEG1をコモ
ン信号COM1に切り換えた場合は、例えば図3に示す
ように、コモン信号COM1及びセグメント信号SEG
1に、表示用データの内容に応じてそれぞれのコモン信
号電圧又はセグメント信号電圧が与えられ、コモン信号
COM1とセグメント信号SEG1とが供給される液晶
が図3のAで示す箇所で表示(点灯)状態となる。
【0029】出力選択バッファ回路2における駆動信号
の具体的な生成例として、例えばデータ格納回路1から
一度に162個の表示用データが出力されて出力選択バ
ッファ回路2の駆動信号出力が162本に設定されてい
る場合は、表示装置6側のコモン信号及びセグメント信
号の個数に応じて、例えばコモン信号が64本とセグメ
ント信号が98本、コモン信号が32本とセグメント信
号が130本、コモン信号が16本とセグメント信号が
146本といったようにそれぞれの駆動信号が生成され
る。なお、表示装置6側のコモン信号及びセグメント信
号の個数によっては、出力選択バッファ回路2の出力は
全て使用されない場合もある。
【0030】また、表示装置6におけるコモン信号の入
力端子7が表示装置の一方端側、図1においては表示装
置6の左側にのみ配置されている場合には、データ格納
回路1に連続して配列された表示用データの内、一方端
の左側に配列された表示用データからコモン信号が生成
される。すなわち、出力選択バッファ回路2の図面左側
の駆動信号出力線からコモン信号が表示装置6の入力端
子7に出力される。
【0031】一方、表示装置6におけるコモン信号の入
力端子7,8が表示装置の両端側、図1においては表示
装置6の右左に配置されている場合には、データ格納回
路1に連続して配列された表示用データの内、左右に配
列された表示用データからコモン信号が生成される。す
なわち、出力選択バッファ回路2の図面左側の駆動信号
出力線からコモン信号が表示装置6の入力端子7に出力
され、出力選択バッファ回路2の図面右側の駆動信号出
力線からコモン信号が表示装置6の入力端子8に出力さ
れる。
【0032】さらに、データ格納回路1に連続して配列
された表示用データの内、非連続な複数の表示用データ
からコモン信号を生成するようにしてもよい。
【0033】なお、上述した選択手法はセグメント信号
に対しても同様に適用される。
【0034】このように、表示装置におけるコモン信号
とセグメント信号の個数ならびにコモン信号又はセグメ
ント信号を受ける入力端子の配置位置やそれぞれの入力
端子の配列順序に応じて、それぞれの表示用データに対
して表示用データの内容に応じた電圧のコモン信号又は
セグメント信号を生成し、これに対応してコモン信号又
はセグメント信号となる表示用データの内容を設定する
することにより、出力選択バッファ回路2と表示装置6
との信号配線を変更することなく、またコモン信号又は
セグメント信号の入力端子の配置にかかわらず、駆動信
号線の様々な仕様の表示装置6に対応させて駆動信号を
供給することが可能となる。
【0035】また、出力選択バッファ回路2と表示装置
6とのコモン信号又はセグメント信号の配線が誤って結
線された場合であっても、出力選択バッファ回路2によ
ってコモン信号とセグメント信号を切り換えたり、誤っ
た配線に応じて表示用データの内容を変更したりするこ
とにより、配線を新たに結線し直すことなく正常な画面
表示を行うことができるようになる。
【0036】次に、表示サイズの変更動作について説明
する。
【0037】図4において、6個のコモン信号(C1〜
C6)と13個のセグメント信号(S1〜S13)を受
けて、コモン信号とセグメント信号にそれぞれ対応した
表示用データがともに“1”である場合に液晶が点灯状
態となり、コモン信号とセグメント信号にそれぞれ対応
した表示用データの組み合わせが“0”“1”又は
“0”“0”の場合には非点灯状態となる表示装置6に
対して、表示用コモンデータCdと表示用セグメントデ
ータSdが図4のA0〜A5で示す行のデータエリアに
格納されている場合に、A0行のデータエリアの表示用
コモンデータCd(100000)と表示用セグメント
データSd(0101100100101)が一度に出
力選択バッファ回路2に出力され、これに対応した電圧
のコモン信号とセグメント信号が出力選択バッファ回路
2から表示装置6に供給される。
【0038】これにより、コモン信号C1とセグメント
信号S2,S4,S5,S8,S11,S13が供給さ
れる液晶が、図4に示すように点灯(図中黒丸で示す)
される。以下同様にして、A1〜A5行のデータエリア
の表示用データが順次読み出されて液晶が点灯制御さ
れ、図4に示すような表示が行われる。
【0039】このようにして得られた画面表示を拡大す
る場合には、図5に示すように、A0〜A2行のデータ
エリアの表示用コモンデータCdのみを変更し、表示用
セグメントデータはそのままの状態とする。
【0040】これにより、A0〜A5行のデータエリア
の表示用データが順次読み出され際に、1度の読み出し
において表示装置6の2行分の液晶が点灯可能状態とな
る。例えば、A0行のデータエリアの表示用データが読
み出された時には、コモン信号C1とコモン信号C2が
ともに“1”であるので、コモン信号C1とコモン信号
C2が供給される2行分の液晶が点灯可能状態となる。
したがって、A0〜A5行のデータエリアの表示用デー
タが全て読み出されると、図5に示すように、図4に示
す表示が縦方向に2倍に拡大された画面表示を得ること
ができる。
【0041】このように、画面の表示は表示用コモンデ
ータCdのみを変更するだけで拡大することが可能とな
る。ゆえに、従来のように全ての表示用データを変更す
ることなく容易に表示サイズを拡大することができる。
【0042】なお、図5に示す画面表示を縮小して図4
に示す画面表示を得る場合には、上述した動作を逆に行
えばよく、表示サイズの拡大と同様に表示サイズの縮小
を従来に比べて容易に実施することもできるようにな
る。
【0043】なお、この発明は、上記実施例に限ること
はなく、表示装置の表示素子としては液晶の他に、2種
類の駆動信号により駆動制御される発光素子のLED、
LD(レーザダイオード)、EL(エレクトロルミネセ
ンス)であってもよく、CRTディスプレイやプラズマ
プラズマディスプレイに適用しても良い。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、表示装置の第1及び第2の駆動信号の仕様に応じ
て、それぞれの表示用データに対して第1の駆動信号又
は第2の駆動信号を生成して、生成された駆動信号を一
括して表示装置に供給するようにしているので、表示装
置における第1の駆動信号又は第2の駆動信号の入力端
子の配置位置にかかわらず、駆動制御回路と表示装置と
の駆動信号配線を変更することなく、駆動信号線の仕様
が様々な表示装置に対応して第1の駆動信号及び第2の
駆動信号を表示装置に供給することが可能となる。
【0045】また、表示用データの全てを変更すること
なく表示サイズを容易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,3〜8記載の発明の一実施例に係わ
る表示装置の駆動制御回路の構成を示す図である。
【図2】請求項2記載の発明の一実施例に係わる表示装
置の駆動制御回路の構成を示す図である。
【図3】図1又は図2に示す回路の動作タイミングを示
す図である。
【図4】図1又は図2に示す回路における一表示例を示
す図である。
【図5】図4に示す表示例の拡大例を示す図である。
【図6】従来の表示装置の駆動制御回路の構成を示す図
である。
【符号の説明】
1 データ格納回路 2 出力選択バッファ回路 3 制御回路 4 電圧供給回路 5 基準タイミング発生回路 6 表示装置 21c コモンデータ保持部 21s セグメントデータ保持部 22c コモン信号供給部 22s セグメント信号供給部 23 選択出力部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の駆動信号及び第2の駆動信号によ
    り表示駆動される表示装置の表示用データを格納して出
    力する格納回路と、 格納回路から出力される表示用データを受けて、それぞ
    れの表示用データに対して表示用データの内容に応じた
    電圧の第1の駆動信号又は第2の駆動信号を生成し、生
    成した第1の駆動信号又は第2の駆動信号を一括して表
    示装置に供給する出力回路と、 外部から与えられる指令にしたがって、出力回路がそれ
    ぞれの表示用データに対して生成して表示装置に供給す
    る駆動信号を第1の駆動信号とするか又は第2の駆動信
    号とするかを決定する出力制御回路と、 第1の駆動信号又は第2の駆動信号の信号電圧を出力回
    路に供給する電圧供給回路とを有することを特徴とする
    表示装置の駆動制御回路。
  2. 【請求項2】 第1の駆動信号及び第2の駆動信号によ
    り表示駆動される表示装置の表示用データを格納して出
    力する格納回路と、 格納回路から出力される表示用データを受けて、表示装
    置で使用される第1の駆動信号の個数に応じた数のそれ
    ぞれの表示用データに対して表示用データの内容に応じ
    た電圧の第1の駆動信号を生成し、表示装置で使用され
    る第2の駆動信号の個数に応じた数のそれぞれの表示用
    データに対して表示用データの内容に応じた電圧の第2
    の駆動信号を生成し、生成した第1の駆動信号及び第2
    の駆動信号を一括して表示装置に供給する出力回路と、 外部から与えられる指令にしたがって、出力回路がそれ
    ぞれの表示用データに対して生成して表示装置に供給す
    る駆動信号を第1の駆動信号とするか又は第2の駆動信
    号とするかを決定する出力制御回路と、 第1の駆動信号又は第2の駆動信号の信号電圧を出力回
    路に供給する電圧供給回路とを有することを特徴とする
    表示装置の駆動制御回路。
  3. 【請求項3】 前記出力回路は、 格納回路から出力される表示用データを第1の駆動信号
    の表示用データとして保持する第1の保持部と、 格納回路から出力される表示用データを第2の駆動信号
    の表示用データとして保持する第2の保持部と、 前記電圧供給回路から供給される電圧及び第1の保持部
    に保持された表示用データを受けて、表示用データに応
    じた電圧の第1の駆動信号を生成する第1の駆動信号生
    成部と、 前記電圧供給回路から供給される電圧及び第2の保持部
    に保持された表示用データを受けて、表示用データに応
    じた電圧の第2の駆動信号を生成する第2の駆動信号生
    成部と、 第1の駆動信号生成部によって生成された第1の駆動信
    号又は第2の駆動信号生成部によって生成された第2の
    駆動信号を選択して表示装置に出力する選択出力部とを
    有することを特徴とする請求項1又は2記載の表示装置
    の駆動制御回路。
  4. 【請求項4】 前記出力回路は、 表示装置における第1の駆動信号の入力端子が表示装置
    の一方端側にのみ配置されている場合に、前記格納回路
    に連続して配列された表示用データの内、一方端側に配
    列された表示用データから第1の駆動信号を生成してな
    ることを特徴とする請求項1,2又は3記載の表示装置
    の駆動制御回路。
  5. 【請求項5】 前記出力回路は、 表示装置における第1の駆動信号の入力端子が表示装置
    の両端側に配置されている場合に、前記格納回路に連続
    して配列された表示用データの内、一方端側に配列され
    た表示用データと他方端側に配列された表示用データか
    ら第1の駆動信号を生成してなることを特徴とする請求
    項1,2又は3記載の表示装置の駆動制御回路。
  6. 【請求項6】 前記出力回路は、 前記格納回路に連続して配列された表示用データの内、
    非連続な表示用データから第1の駆動信号を生成してな
    ることを特徴とする請求項1,2又は3記載の表示装置
    の駆動制御回路。
  7. 【請求項7】 1チップ化された集積回路からなること
    を特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6記載の表
    示装置の駆動制御回路。
  8. 【請求項8】 第1の駆動信号と第2の駆動信号により
    表示駆動される表示装置の第1の駆動信号の数と第2の
    駆動信号の数及び第1の駆動信号を受ける表示装置の入
    力端子の配置と第2の駆動信号を受ける表示装置の入力
    端子の配置に応じて、表示装置に駆動信号を供給する駆
    動信号出力線を第1の駆動信号を出力する第1の駆動信
    号出力線に設定するか又は第2の駆動信号を出力する第
    2の駆動信号出力線に設定し、すべての第1の駆動信号
    と第2の駆動信号が一括して出力されてなる1チップ化
    された集積回路からなることを特徴とする表示装置の駆
    動制御回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006058706A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Oki Electric Ind Co Ltd 液晶表示ドライバ
JP2006215176A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Kawasaki Microelectronics Kk 液晶表示パネルおよびlcdドライバチップ

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