JPH07248551A - 写真焼き付けの補正量の決定方法 - Google Patents

写真焼き付けの補正量の決定方法

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JPH07248551A
JPH07248551A JP7938592A JP7938592A JPH07248551A JP H07248551 A JPH07248551 A JP H07248551A JP 7938592 A JP7938592 A JP 7938592A JP 7938592 A JP7938592 A JP 7938592A JP H07248551 A JPH07248551 A JP H07248551A
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JP7938592A
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Tetsushi Kamimura
哲史 上村
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HORIUCHI COLOR KK
T C C KK
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HORIUCHI COLOR KK
T C C KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 写真の引き伸ばし焼き付けの際に撮影済み
のフイルム毎にする引き伸ばし焼き付け機のフイルタの
補正量や露光量の決定等の個人の主観や経験に依存して
いた作業を、客観的なデータと比較参照する作業に置き
換える。 【構成】 現像済みフイルムの濃淡を比較照合する濃
淡スケール、テスト焼きした陽画の色調を比較照合する
カラーマップと称する視覚基準画像を作成する方法を示
し、加えてデジタイザ上で照合し指定することにより、
対応して予め求めておいた最適の焼き上がり結果を得ら
れるフイルタ補正量、露光量の組み合わせのデータをコ
ンピュタから簡単に読み出せる事を特徴としたプレジャ
ッジシステムの構成を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真の引き伸ばし焼き付
けに際して、撮影済みのフイルム毎にするフイルタの補
正量や露光量等の焼き付けデータの決定のように作業者
個々の主観や官能的技能に頼っている分野に於いて各量
を客観的に定量化する方法を提供し併せてコンピュータ
を利用し対話形式により必要なデータを検索する事によ
り信頼性の高い焼き付けデータの決定とその作業の標準
化を可能にするもので、大型かつ多量の引き伸ばし焼き
付けを扱う現像所(市中にて主としてサービスサイズを
扱うアマチュア用と区別して通称プロラボと言う)等で
利用される。
【0002】
【従来の技術】従来プロラボに於いては写真の引き伸ば
し焼き付け作業の冒頭で、撮影済みフイルムを観察し、
フイルムの形式、撮影時の光源の色温度、フイルムに与
えられた露光量、濃淡等の情報を得て作業者個々が持つ
尺度に基づいて所定の焼き上がり品質が得られるよう焼
き付けデータの決定を行っていた。加えて引き伸ばし焼
き付け機には固有の器差もあり、焼き上がり品質を向上
させるためにはテストプリントを作り、これに経験と勘
による評価を加え最終的にフイルタの補正量、露光量を
決定し引き伸ばし焼き付けをし製品の品質を確保してい
た。このように作業は個人の主観や勘を基にした技能に
頼るため製品の品質のばらつきは避けられず、作業の合
理化や人材の育成が困難な状態にあり改善の必要性が強
く指摘されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような困難を解
決するために次の通り実施することを課題とする発明を
行ったものである。 (1)引き伸ばし焼き付けされるフイルムと濃淡を比較
照合する濃淡スケールを作成し対応して予め求められて
いる最適のフイルタ補正量、露光量を見出す。 (2)引き伸ばし焼き付けされるフイルムから得られた
テストプリントと色調を比較照合するカラーマップを作
成し対応して予め与えられている最適のフイルター補正
量、露光量を見出す。 (3)自動引き伸ばし焼き付け機では上記の方法で得ら
れたフイルタ補正量と下記の特徴に基づく補正量との併
用を可能とする。自動引き伸ばし焼き付け機において
は、カラーネガフイルムは画面全体として赤、緑、青の
色光を透過するが透過光全体を混合したものは灰色もし
くはそれに近い色相になると仮定しこれを基準(積分中
性値と言う)としている。そのため下記のような補正を
併用する必要がある。 1)バリアブルコレクション ネガフイルムを透過した後に検出された赤、緑、青の光
量と積分中性値からフイルタ補正量を決定している。従
って主要被写体または背景の何れかが画面全体の平均的
な色調と異なっているときはこれを撮影したネガフイル
ムでは平均的透過光の濃度がその色の補色に偏る。この
まま引き伸ばし焼き付けを行うとカラーバランスが不適
正(カラーフェリア)となる。この弱点を補う為に、代
表的な画面を分類し多くのテストと経験値を基礎に統計
的に、積分中性の濃度値を故意に移動させる補正値を求
めている。画題を細かく分類したサブジェクトコレクシ
ョン、光源差によって生じるイルミネーションフェリア
などもほぼ同様の手法で補正している。何れもデジタイ
ザ上で対応する画面叉は記号等を指定して設定する。
(図3参照) 2)フイルムタイプコレクション フイルムベースの違い等に基づくネガフイルム固有の特
性を補正する値を経験的に求めて記憶させておきデジタ
イザー上でフイルムを指定して設定する。 (4)コンピュータ入力装置の一種であるデジタイザー
の上で被引き伸ばしフイルム叉はテストプリントと同等
の濃淡や色調を持つ画面を濃淡スケールやカラーマップ
上で指定することにより、或いは各種の補正値を指定す
ることにより予めコンピュータに記憶させておいた最適
なフイルタ補正量、露光量を読みだし手動または通信機
能により引き伸ばし焼き付け機に補正量または露光量を
設定する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(1)濃淡スケールの作成とフイルタ補正量の決定方法 引き伸ばし焼き付けに必要なフイルター補正量、露光量
を決定するためモノクロネガフイルム、カラーネガフイ
ルム、カラーポジフイルムについて作成する。これは主
として濃淡が異なるフイルムの現像見本群である。これ
らについて適正な引き伸ばし焼き付けに仕上がるフイル
タ補正量、露光量を求めておくものである。 1)モノクロネガフイルムの場合 代表的な被写体について標準的露光を与え撮影され、標
準的現像処理されたモノクロネガフイルムを基準にし
て、順次1絞り(または2分の1絞り)多く露光しまた
少なく露光した後で標準的現像処理をしたフイルムの列
(図1の符号1、2、3)を作成する。この時の露光時
間、レンズの絞り値は図1の符号4、5、6に例を示
す。このフイルムをもって引き伸ばし焼き付けを行う際
何れのフイルムからも最適の焼き付け結果が得られるよ
うな引き伸ばし機の適正な露光量の設定値を見出す。仮
に露光時間を一定とすれば引き伸ばしレンズの適正な絞
り値を見いだす事であり或いは光学的中性のフイルタ
(Dフイルタと言う)の濃度値Dを見出す事である。フ
イルムの感度等に依存するが図1の符号7、8、9に例
を示す。この様にして各種の濃淡のあるフイルム列と適
正な露光量の組み合わせが得られる。これをモノクロネ
ガフイルム用濃淡スケールと称する事にす。(第1図参
照) 2)カラーネガフイルムの場合 ここでフイルタ B,G,Rは色の三原色 青、緑、赤
に対応するものでY、M、Cはイエロー、マゼンタ、シ
アンを指しB、G、Rに対し補色の関係にあるもので
す。Dは色彩的には中性で濃度が異なるフイルタであ
る。これは主と全体の露光量を調整する。代表的な被写
体について標準的露光を与え撮影され、標準的現像処理
されたカラーネガフイルムを基準にして、順次1絞り
(または2分の1絞り)多く露光しまた少なく露光した
後で標準的現像処理したフイルムの列を作成する。この
方法はモノクロネガフイルムの場合と同様である。この
フイルムをもって引き伸ばし焼き付けを行う際何れのフ
イルムからも最適の焼き付け結果が得られるような引き
伸ばし焼き付け機の適正な露光量と平均的カラー補正の
為のY,M,Cフイルタの補正値を見出す。第2図の符
号10、11、12は最適な印画の列、13、14、1
5はその時のフイルタ値と露光量の組み合わせ、16、
17、18は引き伸ばし焼き付け機の補正値の例を示
す。この様にして各種の濃淡のあるフイルム列と適正な
露光量の組み合わせが得られる。これをカラーネガフイ
ルム用濃淡スケールと称する事にする。 3)カラーポジフイルムの場合 カラーネガフイルムの場合と同様にして濃淡を持つフイ
ルム列を作成する。また。最適な印画を作成するに当た
ってはY,M,C、Dフイルタを使用して印画に色補正
を加える。フイルム列と最適な印画が得られる色補正フ
イルタの組み合わせをカラーポジフイルム用濃淡スケー
ルと称する。 (2)カラーマップの作成方法 代表的被写体の標準的ネガフイルムより得られた最適な
印画(一対比較により決定)を基準として、フイルタ値
を基準値から段階状に、例えば2.5スッテプ毎に増減
させて焼き付けた印画群を作成する。補正量、露光量の
決定はフイルタ分光特性、フイルタ目盛りの検定を行っ
た引き伸ばし焼き付け機を使用して行う。この様にして
焼き付け作成した印画紙を色成分に分類して作成された
ものがカラーマップである。(第4図参照) その時の
フイルタ値の例を図5に示す。次にカラーマップから補
正量を求める方法を述べる。代表的被写体のネガフイル
ムから得られた最適な印画を基準とした場合、基準とな
る印画の補正量は0である。(第5図C−R行の0値及
びD−D行の0値参照)従って基準値からの段階状に増
減させ焼き付けた時のフイルタ補正値(第5図参照)に
負の記号または補色の色補正を行った値が最適焼き付け
のための補正量の値となる。(第6図参照) 上記のよ
うな引き伸ばし焼き付け機、印画紙、現像処理特性の補
正まで含んだ補正量を持つ陽画群をカラーマップと称し
ている。仕上がった印画の検定、試し焼きの検定に使用
する。また被引き伸ばし印画のサンプル(試し焼き印画
紙)に相当する印画をこのカラーマップの上で見いだす
ことにより、それに対応する、意図的に偏った光を作っ
た時のフイルター値(図5参照)が解りその値と補色関
係にあるフイルタ値(図6参照)を求めることにより適
正な印画が得られるフイルタ補正値及び露光量の組み合
わせを得る。色に偏りのあるテスト焼きした印画と同じ
色調の印画をカラーマップ上で見いだすとそれに対応し
て最適の印画が得られるフイルタ値が第6図より求める
ことが出来る。 (3)プレジャッジシステム コンピュータ及び入力装置の1つとしてデジタイザを使
用して上記のスケールをデジタイザの上で位置を特定し
その位置に対応して先に求めた最適の焼き上がり結果が
得られるフイルタ補正量、露光量を入力し記憶させてお
く。後に引き伸ばし焼き付けするフイルム及びテストプ
リントと比較照合の上同一の濃淡または色調を持つスケ
ールの位置を指定する事により適正な焼き上がり結果が
得られるフイルタ補正量、露光量を読み出すものとす
る。(第7図参照) タイミングボードと称するところに各種の濃淡スケー
ル、サブジェクトコレクション、フイルムタイプコレク
ション、等の名称を持つ入力指定事項を配列している。
(図8参照)
【0005】
【作用】この発明は引き伸ばし焼き付けされるフイルム
と濃淡スケールを照合し同一の濃淡をもつスケールを見
いだす方法またはカラー写真の場合は例えば色彩のある
焼き付け済みテストプリントと同一の色調の印画像をカ
ラーマップ上で見い出す方法を採用する事により、人に
よっては微妙に変動し易い色彩について個人的記憶に基
づく絶対値的判定を経る事なくフイルタ補正量、露光量
を決定できる。これは計測法では一般的に採用されてい
るゼロ位法に相当し比較的個人差を少なくして引き伸ば
し焼き付けの為のフイルタ補正量、露光量を正しく決定
できる特徴がある。
【0006】
【実施例】上記のようにして求めた諸量は数値化されて
いるので、直接人の操作によりまたはコンピュータの通
信機能を通して引き伸ばし焼き付け機に容易に設定し、
或いはデータとしてコンピュータに保存し、再利用する
することを可能とする。先に得られた濃淡スケール及び
カラーマップをデジタイザの上で位置を特定して配置し
ておきこの位置に対応してこれも先に求めた適正な焼き
上がり結果になるフイルタ補正量、露光量(Dフイルタ
量を含む)を記憶させておく。各種の補正項目も同様と
する。 (1)実施方法の第1は引き伸ばし焼き付けするフイル
ムとモノクロ叉はカラーの濃淡スケール(第1図、第2
図参照)をデジタイザの上で比較照合し同一の濃度のス
ケールを見い出しデジタイザ上で指定する事によりそれ
に対応したフイルタ補正量、及び露光量を求める。 (2)実施方法の第2はカラーフイルム、主としてネガ
カラーフイルムが対象になるが試し焼きされた印画像に
なお色彩的な補正を加える必要がある場合に適用する。
作業は試し焼きで得られた印画像とカラーマップ(第4
図参照)を比較照合し同等の色調を表す陽画像をスケー
ル上で見い出しデジタイザで位置を指定することにより
それに対応したフイルタ補正量、及び露光量を求める。
(第6図参照)なおプロラボの場合アマチュアラボに比
べて扱う顧客が仕上がる色調の上で強い趣向性を持って
いる場合が多く、カラーマップの上に限界線を設けた
り、特定の顧客向けに特別仕様のカラーマップを作成し
て多様なニーズに対応している。カラーマップ作成の一
態様として、特定の顧客向けに作成する顧客固有のカラ
ーマップの作成の例を以下に示す。顧客によっては被写
体の傾向が異なる場合がある。人物、建物、時計その他
の機器、フアッション、風景、その他の主とする被写体
からの理由により最も効果的な仕上がりが得られる色調
が選ばれる場合やその顧客の方針や好みによって例えば
少し青みがかった色調或いは暖色系を基調とするなど比
較的定常的な要求となって出てくる場合が多く見られ
る。この様な需要に応えるため次のような方法を採って
いる。上述の
【0004】
【課題を解決するための手段】(2)カラーマップの作
成方法、に於いて最適な印画とは被写体の色調を最も正
確に再現する事を意味していた。図4の中央の印画であ
る。この印画を得る際の引き伸ばし焼き付け機のフイル
ター補正値は図6の中央値である。この中央の印画を、
上述の顧客よって比較的定常的な要求となって出てく
る、ある傾向をもった色調の印画(顧客標準)に置き換
えて以下の作業を進める。この色調の印画が得られる引
き伸ばし焼き付け機のフイルタ補正値をその顧客固有の
基準値とする。そして上述と同様にしてこの値から2.
5スッテプ毎に増減させて焼き付けた印画群を作成す
る。このとき図5、図6に相当するフイルタ値が得られ
る。この様にして顧客固有のカラーマップを作成する。
このカラーマップ上で被引き伸ばしフイルムから得られ
た試し焼き印画に相当する色調の印画を指定する事によ
って、ある傾向を持ったその顧客固有の最適焼き付け結
果(顧客標準)が得られる引き伸ばし焼き付け機のフイ
ルタ値が得られる事になる。 (3)構成等について以下に第7図、第8図等の順に従
って説明する。図7はプレジャッジシステムと称して機
器の構成例を示している。デタイザはコンピュータの
入力装置の1種として電磁コイルその他の原理を用いて
盤上の位置を検出し特定するものであり位置に対応して
予めコンピュータにデータを記憶させておき或いはその
データを簡便に読み出すために使用する。図8はタイミ
ングボードと称しデジタイザを使用して上述の位置指定
その他のデータを選択しコンピュータに入力する部分で
ある。例として符号23に濃淡スケール、24にフイル
ムタイプデータ、25はバリアブルコレクションデー
タ、26はサブジェクトコレクションデータ、27はカ
ラーマップ、28はフイルムサイズを簡便に計測する倍
率測定スケール、29には中央処理装置に各種の動作機
能を指定するファンクシンキー、その他を配置した部分
である。比較照合の結果所定の部分にデジタイザの位置
検出センセサ(マウス等)を置きスイッチの操作で位置
指定を行うことにより所定の値の入出力作業を簡素化し
ている。
【0007】
【発明の効果】この方法によると比較的個人差を少なく
して引き伸ばし焼き付けの為のフイルタ補正量、露光量
を正しく決定できるため品質のバラツキを防止できる。
その他にフイルタ補正量、露光量を数値化した事により
作業の簡素化、コンピュータによる作業の合理化が可能
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】モノクロネガフイルムの濃淡スケール及びカラ
ーポジフイルムの濃淡スケール及び露光データを示す。
【図2】カラーネガフイルムの濃淡スケール及び露光デ
ータを示す。
【図3】バリアブルコレクション画面
【図4】カラーマップ印画
【図5】カラーマップ印画作成の露光データ
【図6】カラーマップからの印画作成用補正データ
【図7】プレジャッジシステムの構成図
【図8】タイミングボード
【符号の説明】
1〜3 現像済み濃淡フイルム列 4〜6 濃淡フイルム作成用露光データ 7〜9 最適印画を求める露光データ 10〜12 最適印画列 13〜15 最適印画作成用露光データ(品質設定デー
タ) 16〜18 最適印画を求める引き伸ばし焼き付け機の
設定値 19 プレジャッジシステムの中央処理装置 20 タイミングボード 21 位置センサ 22 引き伸ばし焼き付け機 23 各種の濃淡スケールの配置場所 24 フイルムタイプデータを指定する場所 25 バリアブルコレクションを指定する場所 26 サブジェクトコレクションを指定する場所 27 カラーマップを指定する場所 28 倍率測定スケールを指定する場所 29 フアンクションキーを指定する場所
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月21日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー及びモノクロネガフイルムの濃淡ス
    ケールを作成する方法 代表的な被写体について標準的露光を与え撮影し、標準
    的現像処理したモノクロネガフイルムまたはカラーネガ
    フイルム(図1の符号2参照)を基準にして、順次1絞
    り(または2分の1絞り)多く露光しまた少なく露光し
    た後で標準的現像処理をしたフイルムの列を作成する。
    図1の符号1、2、3はフイルム列、4、5、6はその
    時の露光時間(秒)と絞り値を示す。このフイルムをも
    つて引き伸ばし焼き付けを行う際何れのフイルムからも
    最適の焼き付け結果が得られるような引き伸ばし機の適
    正な露光量の設定値を見出す。その値は使用する印画紙
    の感度等の特性に依存するが経験値を加味して決定す
    る。図1の符号7、8、9に例を示す。仮に露光時間を
    一定とすれば引き伸ばしレンズの適正な絞り値を見いだ
    す事であり或いは光学的中性のフイルタ(NDフイルタ
    と言う)の濃度値Dを見出す事である。この様にして各
    種の濃淡に相当するフイルム列と適正な露光量の組み合
    わせを得る。上記はカラー及びモノクロネガフイルム別
    々に作成する。
  2. 【請求項2】ポジカラーの濃淡スケールを作成する方法 代表的な被写体について標準的露光を与え撮影し、標準
    的現像処理したポジカラーフイルムを基準にして、順次
    1絞り(または2分の1絞り)多く露光しまた少なく露
    光した後で標準的現像処理をしたフイルムの列を作成す
    る。このフイルムをもって引き伸ばし焼き付けを行う際
    何れのフイルムからも最適の焼き付け結果が得られるよ
    うな引き伸ばし機の適正な露光量の設定値を見出す。仮
    に露光時間を一定とすれば引き伸ばしレンズの適正な絞
    り値を見いだす事であり或いは光学的中性のフイルタ
    (NDフイルタと言う)の濃度値Dを見出す事である。
    この様にして各種の濃淡に相当するフイルム列と適正な
    露光量の組み合わせを得る。その手続きはモノクロネガ
    フイルムの場合と同様とする。
  3. 【請求項3】カラーマップを作成する方法 代表的被写体について標準的露光を与え撮影し標準的現
    像処理したネガフイルムを基準に、ネガフイルムから得
    られる最適な印画(プリント)を作成しこの時の引き伸
    ばし焼き付け機のY、M、C(R,G,B)フイルタ補
    正量と露光量を見い出す。最適な印画即ち第4図中央の
    印画となったY,M,C(R,G,B)フイルタ補正量
    と露光量を基準値とし(第5図C−R行の0値及びD−
    D行の0値参照)フイルタ Y,M,C,D(R,G,
    B,D)及びその組み合わせのフイルタを通し意図的に
    偏った光により印画紙に露光して印画列を作成する(図
    4参照)。各フイルタは基準値から各色の特性方向に段
    階状に、例えば2.5スッテプ毎に増減したものとす
    る。(第5図参照)このステップの数値は引き伸ばし機
    のフイルタ目盛りで色補正(CC)フイルタの値に対応
    するものである。このようにして印画紙上に作成した陽
    画群は引き伸ばし機の特性、印画紙の特性、印画紙の現
    像処理特性等の条件を包含したものでありカラーマップ
    と称する。被引き伸ばし印画のサンプル(試し焼き印画
    紙)に相当する印画をこのカラーマップの上で見いだす
    ことにより、それに対応する、意図的に偏った光を作っ
    た時のフイルター値(図5参照)が解りその値と補色関
    係にあるフイルタ値(図6参照)を求めることにより適
    正な印画が得られるフイルタ補正値及び露光量の組み合
    わせを得る。
  4. 【請求項4】顧客固有のカラーマップを作成する方法 上記のカラーマップの作成方法に於いて最適な印画とは
    被写体の色調を最も正確に再現する事を意味していた。
    図4の中央の印画である。この印画を得る際の引き伸ば
    し焼き付け機のフイルター補正値は図6の中央値であ
    る。この中央の印画を、顧客より比較的定常的な要求と
    なって出てくる、ある傾向をもった色調の印画(顧客標
    準)に置き換えて同様の作業を進める。この顧客標準の
    色調となる引き伸ばし焼き付け機のフイルタ補正値をそ
    の顧客固有の基準値とする。そして上述と同様にしてこ
    の値から2.5スッテプ毎に増減させて焼き付けた印画
    群を作成する。このとき図5、図6に相当するフイルタ
    値が得られる。この様にして顧客固有のカラーマップを
    作成する。
  5. 【請求項5】 プレジャッジシステム コンピュータの入力装置の1つとしてとしてデジタイザ
    を使用しその上で上記スケールを指定し適正なフイルタ
    補正値、露光値を見出す方法 請求項1ないし3のようにして作成したモノクロネガフ
    イルム、ポジカラーフイルムの濃淡スケール、及びカラ
    ーマップの各画面をデジタイザーの上で位置を特定し、
    その位置に対応して先に求めた最適の焼き上がり結果が
    得られるフイルタ補正量、露光量を入力し記憶させてお
    く。後にデジタイザの上で被引き伸ばしフイルムは濃淡
    スケールとまた作成されたテストプリントはカラーマッ
    プと比較照合の上同一の濃淡や色調を持つスケールの位
    置を指定する事により適正な焼き上がりとなるフイルタ
    補正量、露光量をコンピュータの出力装置から読み出す
    ものとする。
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JPS63257744A (ja) * 1987-04-15 1988-10-25 Fuji Photo Film Co Ltd 複写条件の設定及び管理方法

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