JPH07248216A - 車両用視線方向計測装置 - Google Patents

車両用視線方向計測装置

Info

Publication number
JPH07248216A
JPH07248216A JP6067885A JP6788594A JPH07248216A JP H07248216 A JPH07248216 A JP H07248216A JP 6067885 A JP6067885 A JP 6067885A JP 6788594 A JP6788594 A JP 6788594A JP H07248216 A JPH07248216 A JP H07248216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
line
driver
light source
reflection image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6067885A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuo Ishiwaka
卓夫 石若
Hiroshi Saito
浩 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP6067885A priority Critical patent/JPH07248216A/ja
Publication of JPH07248216A publication Critical patent/JPH07248216A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両運転者が眼鏡を装着していても、視線方
向を的確に計測する。 【構成】 HUD表示された視線スイッチエリア26の
運転者注視部位が視線停留判断部23で判断され、注視
部位に応じてコントローラ切り替え部27を介して各種
制御を行なう視線スイッチシステムにおいて、視線方向
を求めるため、眼球13を発散照明1、2で照明しカメ
ラ4で撮像した画像データから、網膜反射像抽出部7で
網膜反射像を得て瞳孔中心を求める。角膜反射像抽出部
8では網膜反射像位置を基に角膜反射像を抽出して、視
線方向算出部10で瞳孔中心と角膜反射像とから視線方
向を求める。カメラと光軸が一致する発散照明1の光源
を、カメラ撮像面上の眼鏡による該光源の反射像の大き
さが瞳孔の最小径よりも小さく結像する大きさに設定し
てある。 これにより、画像面積を比較して網膜反射像
を眼鏡反射像から容易に識別分離でき、高精度に視線方
向を算出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両運転者の視線方向
を遠隔から非接触で計測する車両用視線方向計測装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】このような、視線方向計測装置は、車両
用の非接触ヒューマンマシンインタフェイスとして、例
えば車両運転者の注目している方向に視覚情報を表示す
るとか、視線方向に応じて特定のスイッチを動作させる
など、種々の目的への利用が期待されている。このよう
なインタフェイスを構成するために必要な、車両運転者
の視線方向の計測装置として、従来、眼球の角膜反射像
の位置を画像情報として取り入れて計測する装置が提案
されている。角膜反射像は、眼球への照射光が眼球を構
成する光学系の各面で反射、屈折することによって生じ
る像であり、プルキンエ像とも呼ばれている。
【0003】しかし、運転者が眼鏡装着者である場合に
は、その眼鏡による反射の影響を考慮した視線方向計測
の実現が課題の一つになっている。すなわち、眼鏡装着
者においては、必要とする角膜反射像の他に、眼鏡レン
ズやフレームからの反射光が発生する。とくに、発散光
源に対する反射が、眼鏡レンズやフレーム上で輝点とし
て結像してしまう場合には、角膜反射像に極めて似てい
る点が複数現れるため、角膜反射像を特定することが難
しい。
【0004】そこで、従来、眼鏡装着者を対象としてそ
の視線方向を計測するものとしては、例えば特開平4−
138431号公報や、特開平4−138432号公報
に開示された装置がある。これらは、カメラのファイン
ダーを覗いている撮影者の視線方向を計測するものであ
り、2個の光源を用いて眼球に同時照射した時の反射像
の間隔が、図13に示されるように、眼鏡レンズの反射
像W、Wでは大きくなり、角膜反射像K、Kでは小さく
なることを利用して、眼鏡による反射像を識別するよう
にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被験者
としては何ら拘束を受けず自由空間で任意に頭部を変位
させ得る車両運転者を対象とする場合、眼鏡レンズだけ
でなく眼鏡フレームからの反射光も画像情報として混入
することになり、上記のようにカメラのファインダーを
覗いている撮影者の視線だけを計測対象とする装置では
識別が困難である。すなわち、眼鏡レンズからの反射光
は、先の図13に示されるように、2個の光源を結ぶ線
とほぼ平行の同一線上に観測されるが、眼鏡フレームか
らの反射光はランダムな位置に発生する。したがって、
とくに計測のためペアを組むべき角膜反射像の近傍に眼
鏡フレームによる反射像が現われると、どの反射像とど
の反射像がぺアとなるのか判別が困難となり、正確に角
膜反射像を判定することができない。
【0006】このため、上記従来のカメラ撮影者用の視
線方向計測装置では、車両運転者用として有効に適用で
きないという問題がある。また、眼鏡レンズからの反射
像がある面積を有し、網膜反射像近くに現われると、1
つの角膜反射像を判定する拠り所となる網膜反射像の特
定も困難となる。本発明は、従来のこのような問題点に
着目してなされたものであり、車両運転者が眼鏡を装着
していても、視線方向を的確に計測することができる車
両用視線方向計測装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、図1
に示すように、車両運転者の眼球部を照明し、空間的に
互いに異なる位置に配置された複数の光源62a、62
bと、この複数の光源の1つの光源62aと光軸を一致
させて設けられ、車両運転者の眼球部における反射像を
撮像して画像データを得る画像撮像手段61と、画像デ
ータより網膜反射像を抽出して瞳孔中心を算出する網膜
反射像抽出手段63と、網膜反射像の近傍領域を探索す
ることにより角膜反射像を抽出する角膜反射像抽出手段
64と、角膜反射像及び網膜反射像を基に車両運転者の
視線方向を算出する視線方向算出手段65とを有し、前
記の複数の光源のうち少なくとも前記画像撮像手段と光
軸を一致させて設けられた光源62aの大きさが、車両
運転者が眼鏡を装着しているときに、画像撮像手段61
の撮像面上における眼鏡による光源の反射像の大きさ
が、運転者の瞳孔の最小径よりも小さく結像する大きさ
に設定されているものとした。
【0008】なお、上記画像撮像手段は、予め設定され
た画角及び被写界深度を有するカメラとすることがで
き、あるいはまた上記の光源としてスーパールミネッセ
ントダイオードを用いることができる。
【0009】
【作用】1つの光源62aが画像撮像手段61の光軸と
一致していることによりまず網膜反射像が得られる。角
膜反射像は網膜反射像の付近に存在するから、抽出した
網膜反射像の付近を探索することにより、角膜反射像が
抽出される。ここで、光源の大きさが、画像撮像手段6
1の撮像面上における眼鏡による光源の反射像の大きさ
が、運転者の瞳孔の最小径よりも小さく結像するような
大きさに設定されているから、常に瞳孔の反射像の大き
さの方が眼鏡の反射像よりも大きくなる。これにより、
画像データ中から上記網膜反射像を容易に抽出すること
ができる。したがってまた、角膜反射像も確実に抽出さ
れ、運転者の視線方向が高精度に算出される。
【0010】また、画像撮像手段を所定の画角と被写界
深度を有するカメラとしたときには、運転者個々人の体
格の相違によりドライビングポジションが異なっても、
撮像範囲を限定し眼球部を拡大撮影でき、ほとんどの運
転者に対してぼけの生じない鮮明な画像が得られる。ま
た、光源にスーパールミネッセントダイオードを用いた
ときには、極く小型にできるので絞り込み量が十分でな
くても、あるいはブルーミングの発生があっても識別が
容易である。また、網膜反射像から生じるスペックルの
発生も少なくできるので、角膜反射像の識別も容易にな
る。
【0011】
【実施例】以下、この発明を図面に基づいて説明する。
図2は、本発明を車両の視線スイッチシステムに適用し
た実施例の構成を示し、図3はその車載レイアウトを示
す。ステアリング42の近傍の計器盤上に、運転者の眼
球13を撮像するよう、撮像素子にCCD等を用いたカ
メラ4が設置される。車両運転者の眼球位置は、例えば
JIS(日本工業規格)D0021に示されるように、
自動車の運転者のアイレンジとして統計的に示された限
定領域に存在するから、カメラ4の撮像範囲はそこに限
定でき、車両運転者に比較的近接して設置できる。
【0012】そして、カメラ4のレンズの前面に、カメ
ラの光軸と照射方向が一致するように取り付けられた共
軸系の第1の発散照明1が運転者の眼球13部に向けて
設けられる。また、カメラ4から離れて相対関係があら
かじめ設定された所定の位置に、カメラ4の光軸と照射
方向が一致しない非共軸系の第2の発散照明2が同じく
眼球部に向けて設けられている。第1および第2の発散
照明1、2は、本実施例においては同一仕様の近赤外光
源を備えている。第1の発散照明1および第2の発散照
明2には、それらの発光を制御する照明発光制御部11
が接続されている。
【0013】カメラ4からの撮像出力は、A/D変換器
5でデジタル画像データとしてA/D変換され、画像メ
モリ6に格納される。画像メモリ6に接続されて、網膜
反射像抽出部7が設けられ、続いて角膜反射像抽出部8
および視線方向算出部10が順次接続されている。ま
た、メインスイッチ21に接続され、上述の照明発光制
御部11、A/D変換器5を含み装置全体の動作を制御
する全体制御部12が設けられ、上記照明発光制御部1
1は全体制御部12からの信号に基づいて作動する。メ
インスイッチ21は、後述するステアリングスイッチ2
2とともに、ステアリング42に配置されている。
【0014】網膜反射像抽出部7は、画像メモリ6に格
納された画像データから網膜反射像を抽出し、さらに瞳
孔中心を演算抽出する。また、角膜反射像抽出部8で
は、網膜反射像抽出部7の出力を基に画像デ−タから角
膜反射像の位置を特定する。そして視線方向算出部10
において、上記網膜反射像抽出部7により抽出した瞳孔
中心および角膜反射像抽出部8により抽出した角膜反射
像に基づいて、瞳孔中心と角膜球中心を結ぶ直線方向と
して運転者の視線方向が演算特定される。
【0015】視線方向算出部10には、視線停留判断部
23を介してコントロ−ラ切り替え部27が接続されて
いる。コントロ−ラ切り替え部27には、オーディオコ
ントローラ28、エアコンコントローラ29、ラジオコ
ントローラ30、ASCD(定速走行装置)コントロー
ラ31等が接続されているとともに、HUD(ヘッドア
ップディスプレー)表示制御部24と、ステアリングス
イッチ22が接続されている。視線停留判断部23は、
HUD表示制御部24によりフロントウインドシールド
41上に設定された視線スイッチエリア26内の視線停
留位置を判断し、コントローラ切り替え部27へ制御情
報を出力する。
【0016】HUD表示制御部24は、コントローラ切
り替え部27を通して出力される各コントローラ28〜
31からの信号に基づき、フロントウインドシールド4
1上に設定されたHUD表示部25に表示を行なわせ
る。また、ステアリングスイッチ22からの信号は、コ
ントローラ切り替え部27を通して各コントローラ28
〜31のいずれかに入力されるようになっている。
【0017】次にカメラ4の画角、被写界深度と、第
1、第2の発散照明1、2の各光源の大きさの設定法に
ついて説明する。 車両運転者の眼球位置は、前述のよ
うにJIS(日本工業規格)D0021に自動車の運転
者のアイレンジとして規定されている。この実施例で
は、撮像する領域を、このJISD0021に示される
90パーセンタイルアイレンジとして説明する。すなわ
ちカメラ4の撮像範囲としての画角は、90パーセンタ
イルアイレンジを画面の上下方向一杯に撮像するものと
して決定され、これに見合うレンズが使用される。
【0018】なお、多くの乗用車の場合には、例えば焦
点距離を75mmとすることにより、90パーセンタイ
ルアイレンジをカバーできる。これにより、運転者個々
人では体格が異なり、ドライビングポジションが異なっ
ても、90%以上、すなわちほとんどの運転者に対し
て、ぼけの生じない鮮明な画像を得ることができる。
【0019】カメラ4に設定する被写界深度は次のよう
に定める。眼鏡レンズによる反射像は、角膜反射像の結
像点とは異なった位置に結像する。すなわち、図4に示
すように、レンズ50の焦点距離がfであるときに、物
体51とレンズ50の間の距離をa、像52とレンズ5
0の間の距離をbとすると、物体51の大きさLと、像
52の大きさkとの間には、次の関係がある。 (1/a)−(1/b)=(1/f) …(1) (k/L)=|b/a| …(2) ここで、f、a、Lは、予め位置関係を設定できるので
既知である。また、図5に示すように、曲率半径rの凸
面鏡53による反射像では、次のような関係となる。 (1/a)+(1/b)=(1/f) …(3)
【0020】ところで、眼鏡表面の曲率半径の多くは2
00mm程度以下である。曲率半径が200mmのとき
の反射像の結像位置は、式(3)より、a=1000m
m、f=75mmとすると、b=111mmとなり、9
0パーセンタイルアイレンジである運転者のアイレンジ
160mmに対し、奥行方向に111mm長い、271
mmをカバーしていればよい。一方、被写界深度は次の
近似式で表される。 被写界深度=−2FdR2 /f2 …(4) ただし、F:F値 f:焦点距離 d:最小錯乱円直径 R:被写体距離 である。
【0021】したがって、90パーセンタイルアイレン
ジ内に運転者の眼球位置が存在する場合に、焦点距離7
5mmのレンズを使用したときには、最小錯乱円の直径
を2.2×10-5mとすると、F値は35となる。な
お、本実施例では、最小錯乱円の直径は、撮像面上で1
ドットの分解能に相当する値を用いた。
【0022】次に光源の大きさの設定について説明す
る。図6のように光源1aおよびカメラ4の前面にレン
ズ50があって、レンズ50の表面による反射光がカメ
ラに入力するとき、光源1aの反射像の大きさは、前述
のように、光源の直径がLである場合には、レンズ表面
による反射像の大きさkは、図5に示すように正反射と
なるから、式(2)および式(3)より求められる。一
方、人間の瞳孔の最小径は1.3mmであるので、レン
ズ50による光源1aの反射像の大きさを瞳孔の最小径
より小さくするには、最大値としてk=1.3とし、a
=1000、f=75を代入すると、 L=16.0mm となるので、図6の光学系の場合には、光源1aに直径
16mm未満のものを用いれば、その反射像の大きさは
常に人間の瞳孔の最小径よりも小さくなる。こうして光
源1aの大きさが設定される。
【0023】すなわち、眼鏡反射像と網膜反射像の大き
さを比較して、撮像面上でその面積の差が大きければ識
別の精度が高くなる。そして式(3)の関係より、物体
51の径Lとして、すなわち光源の径が小さいほど、反
射像の径も小さくなることが分かる。これは、理想的に
は光源1aとして点光源を用いれば良いことを示してい
る。 この場合の点光源とは、光源(L)による反射像
(k)が、カメラ4の撮像面上に結像するとき、その大
きさが画像データの分解能以下であるならば、実質上点
光源と見なせる。こうして、眼鏡反射像の大きさが小さ
いほど、計測精度が高くなる。
【0024】この条件に合致するものとして、レーザの
使用が考えられるが、眼球部に照射する実験を行ってみ
ると、干渉性が高いため、網膜反射像にスペックルを生
じることが多い。これは、角膜反射像の抽出の際の計測
誤差の原因となる。これに対し、スーパールミネッセン
トダイオードを用いれば、干渉性が悪いため、スペック
ルの発生が抑えられ、角膜反射像の抽出が極めて容易に
なる。
【0025】本実施例は以上のように構成され、いまメ
インスイッチ21が押されるとシステムがONして、視
線方向算出部10から運転者の視線方向が出力される。
視線停留判断部23は、出力された運転者の視線方向が
エアコン、オーディオなどの各操作対象項目(エリア)
を表示する視線スイッチエリア26のどのエリアを指し
ているかを判断する。
【0026】視線スイッチエリア26上の運転者が注視
しているエリアが決定されると、コントロ−ラ切り替え
部27は上記決定されたエリアに対応するエアコンコン
トロ−ラ、オーディオコントローラ等を選択する項目切
り替えを行う。そして、HUD表示制御部24は、コン
トローラ切り替え部27を通して出力される各コントロ
ーラの信号に基づき、その内容をHUD表示部25に表
示する。続いて、ステアリングスイッチ22からのユ−
ザ入力による所定の制御対象の制御が行われる。
【0027】図3に示されるように、メインスイッチ2
1とステアリングスイッチ22はステアリング42に取
り付けられる。ウインドシ−ルド41上にHUD表示部
25と視線スイッチエリア26が設定されている。視線
スイッチエリア26はさらに、図7の(a)にその詳細
を示すように、各種コントローラの名称がHUD表示さ
れているものである。また、同図の(b)にはステアリ
ングスイッチ22の詳細が示されている。
【0028】次に、制御動作を図8のフローチャートに
より説明する。車両運転者がエアコンを操作したいと考
えたとき、視線スイッチエリア26のうち、エアコンの
領域(図7の(a)のA/C領域)を注視する。 同時
に、車両運転者はステアリング42のメインスイッチ2
1(図7の(b)参照)を押す。 これにより、全体シ
ステムの作動が開始される。
【0029】まず、ステップ101において、全体制御
部12から計測開始信号が出力されると、これに基づき
ステップ102で、照明発光制御部11からのトリガ信
号が発せられて、第1の発散照明1が点灯され、車両運
転者の顔面が照明される。そしてステップ103におい
て、この照明された顔面領域の画像がカメラ4によって
取り込まれ、画像情報がA/D変換器5によりA/D変
換されて、ディジタルの画像データI1(x,y)とし
て、画像メモリ6に格納される。
【0030】引き続きステップ104において、照明発
光制御部11からのトリガ信号によって、第2の発散照
明2が点灯され、車両運転者の顔面が照明される。ステ
ップ105でこの照明された顔面領域の画像がカメラ4
によって取り込まれ、上述と同様に画像情報がA/D変
換器5によりA/D変換されて、ディジタルの画像デー
タI2(x,y)として、画像メモリ6に格納される。
【0031】この後、ステップ106において、網膜反
射像抽出部7により、画像データI1(x,y)、I2
(x,y)から車両運転者の眼球13の網膜反射像重心
位置が計測される。ここでは、共軸系としてレイアウト
されたカメラ4と第1の発散照明1によって、眼球13
の網膜から反射光が戻ってくることを利用する。
【0032】ところで、眼球部に照明光を照射した場
合、カメラ4には、網膜反射像のほかに、角膜反射像が
観測される。また、車両運転者が眼鏡を装用していると
きには、さらに眼鏡のレンズやフレームでの反射像が同
時に観測され、これらは網膜反射像や角膜反射像と同様
に明るい領域として観測される。なお、角膜反射像は、
眼球部光学系のどの面で生じた像であるかによって、第
1〜第4のプルキンエ像に分類できるが、ここではその
中で最も明るい、角膜表面で生じた第1プルキンエ像と
する。
【0033】図9は、上記網膜反射像重心位置の抽出の
流れの詳細を示す。まず、ステップ201において、画
像データI1(x,y)と画像データI2(x,y)の
差分演算を行い、画像データI3(x,y)が作成され
る。この画像データI3(x,y)中には、負のデータ
も含まれる。ステップ202において、画像データI3
(x,y)が、予め設定した所定しきい値Th1(Th
1>0)で2値化され、ノイズを除去した画像データI
4(x,y)が得られる。
【0034】次のステップ203において、上記抽出さ
れた画像データI4(x,y)の各領域に番号付けを行
うラベリング処理が施される。これは、抽出した各領域
に番号付けをする処理で、画像処理では汎用的に用いら
れるものである。そして、ステップ204で、ラベリン
グ処理後の各領域の面積が計算される。ここでは、メモ
リ中に各領域毎の面積を記憶したテーブルが作成され
る。ここではまず面積の最大のものを網膜反射像と推定
して、ステップ205において、領域の面積のうち最大
のものについて外接四角形を求め、その縦、横の辺の長
さが計算される。
【0035】このあと、ステップ206において、この
外接四角形があらかじめ設定されたm(横)×n(縦)
の領域内に入っているか否かがチェックされる。眼鏡フ
レームからの反射が発生した場合、その反射像は円形と
は限らず、直線状、曲線状、楕円形などの形状を持つ。
一方、網膜反射像は一般に円形となり、瞳孔の直径は最
大でも10mmである。したがって、このステップでは
瞳孔の円形に見合った上記m×nを設定して、円形でな
い眼鏡フレームからの反射像を除去する。これは、外接
四角形が (横の辺の長さ)<m (縦の辺の長さ)<n を同時に満たすか否かで判定する。
【0036】外接四角形がm×n領域内にあれば、ステ
ップ208へ進み、m×n領域よりも大きければ、ステ
ップ207へ進む。ステップ207では、外接四角形の
対象領域の面積を0とし、ステップ205へと進み、次
に面積の大きい領域について、再度比較を行う。ステッ
プ205〜207が繰り返されて、ラベリングされた領
域の中で、m×n領域内に収まる最大の面積を持つもの
が抽出され、網膜反射像とされる。
【0037】このあとステップ208において、上記抽
出された網膜反射像の重心位置が演算される。これは、
下記の式により各領域iの重心座標(Xgi,Ygi)
を求める処理を行う。 Xgi=Σx領域i/領域iの面積→第i番目の領域の
重心x座標 Ygi=Σy領域i/領域iの面積→第i番目の領域の
重心y座標 ステップ201〜ステップ208が、ステップ106の
網膜反射像位置計測の内容を示して、発明の網膜反射像
抽出手段を構成している。
【0038】図8に戻って、上に求めた網膜反射像重心
位置を基にして、角膜反射像位置を特定するため、ステ
ップ107において、網膜反射像の近傍領域に角膜反射
像を探索する探索領域Tが設定される。探索領域Tは、
あらかじめ設定されたp、qを用いて、図10のよう
に、網膜反射像の重心位置を中心にp×q領域として設
定される。そして、ステップ108において、上記探索
領域内で最高輝度の点が探索される。この最高輝度の点
の座標を(x1,y1)とする。つぎのステップ109
においては、同領域内で最低輝度(この場合は負の最大
値)の点が探索される。この座標を(x2,y2)とす
る。
【0039】ステップ110においては、探索された上
記の各点(x1,y1)と(x2,y2)がペアの角膜
反射像であるかどうかの判定が行なわれる。この判定で
は、図13に示したように、対応する反射像が第1の発
散照明1と第2の発散照明2の各反射像を結ぶ線分と平
行になることを利用する。すなわち、y座標の差が予め
設定した値Th2(Th2>0)よりも小さいものを平
行として判定する。ここで角膜反射像のペアが見つから
なければ、網膜反射像位置計測ルーチンのステップ20
7に進み、次ぎに面積の大きい領域を網膜反射像として
再度比較を行う。ステップ107〜ステップ110が、
角膜反射像抽出手段を構成している。
【0040】この後、ステップ111においては、視線
方向算出部10において、これまでに求められた2つの
角膜反射像の重心座標および瞳孔領域の重心座標から、
車両運転者の視線方向が算出される。図11は視線方向
算出部における視線方向の算出原理を示す説明図であ
る。照明とカメラの光軸が一致している共軸系のとき、
カメラ焦点F1 (=照明光源1a位置)とカメラ(CC
D面上)上の角膜反射像βを結ぶ直線は角膜球中心Oを
通過する。したがって、角膜球中心Oは直線F1 −β上
にある。また実際上の瞳孔中心Qは、カメラ焦点(照明
位置)とCCD画像上の瞳孔中心αを結ぶ直線F1 −α
上にある。
【0041】カメラ4の焦点距離をf、焦点位置をF1
(0,0,0)とし、X軸、Y軸、Z軸のワ−ルド座標
系F1 −XYZを考え、非共軸系照明の光源2aはF2
(a,b,c)にあって照明光が角膜表面で正反射する
ものとする。その正反射点Pは、CCD面上の光源L1
による角膜反射像δとカメラ焦点F1 を結ぶ直線F1−
δ上にある。すると、直線F1 −δ上に仮正反射点Pを
置き、角膜球半径である7.8mmの半径で球面Jを描
けば、球面Jと直線F1 −βの交点として角膜球中心O
の立体位置が定まる。角膜球中心Oと瞳孔中心Q間の距
離は約4.2mmであり、上に決定された角膜球中心O
を中心とする半径4.2mmの球面Kと、直線F1 −α
の交点として瞳孔中心Qの立体位置が定まる。これによ
り、点OとQを結ぶ線が視線方向として求められる。ス
テップ111が、視線方向算出手段を構成している。
【0042】次のステップ112では、視線停留判断部
23で、上述のようにして視線方向算出部10で算出さ
れた視線方向が視線スイッチエリア26のどのエリア
(制御項目)を見ているかを判断し、その時間が算出さ
れる。そしてステップ113で、停留判断が行なわれ
る。これは、運転者が処理サイクルの一定回数連続して
同一エリアを見ているか否かによって行なわれる。視線
方向算出の1サイクルに400msecを要するとすれ
ば、例えば連続して2回として約0.8secの注視時
間をもって、同一エリアを注視しているものと判断す
る。
【0043】ここで運転者が図7の(a)に示す視線ス
イッチエリア26の例えばエアコンエリア(A/C)を
注視していると判断されると、ステップ114に進ん
で、対象物すなわちエアコンの制御が行なわれ、一定時
間以上の停留がなければ、ステップ102へ戻って視線
方向の計測が繰り返される。ステップ114では、コン
トローラ切り替え部27により例えばエアコン制御に切
り換えられ、HUD表示制御部24によりHUD表示部
25に現在のエアコン設定温度が表示される。なお、ス
テップ114に移ると視線方向の計測は停止される。
【0044】HUD表示部25にエアコン設定温度が表
示されると、ステアリングスイッチ22のアップダウン
ボタンが設定温度の上下調整を行うように機能するよう
になる。運転者はHUD表示部25を見ながら、ステア
リングスイッチ22のアップダウンボタンを操作して希
望の設定温度にセットする。セツトした情報により、エ
アコンコントローラ29により所定の温度制御が行われ
る。コントローラ切り替え部27は、一定時間(例えば
5秒間)アップダウンボタンが操作されない場合は、操
作が終了したものと判断してスイッチ機能は全て停止す
る。再び運転者が何等かの操作を必要とし、メインスイ
ッチ21を押すと再び上述の処理が繰り返される。
【0045】実施例は以上のように構成され、照明によ
る眼球の反射像から運転者の視線方向を計測する視線方
向計測装置において、車両運転者が眼鏡を装着している
とき、その眼鏡反射像と角膜反射像を分離するにあたっ
て、カメラの撮像面上における眼鏡レンズによる照明光
源の反射像の大きさが、運転者の瞳孔の最小径よりも小
さく結像するように、光源の大きさが設定されたものと
したので、運転者が眼鏡を装着していても、正確に視線
方向を求めることができる。また、カメラの画角を90
パーセンタイルアイレンジが画面の上下方向一杯に撮像
されるように設定するとともにこれに対応させて被写界
深度を設定したので、運転者個々人の体格の相違により
ドライビングポジションが異なっても、カメラを車両運
転者に比較的近接して設置して撮像範囲を限定し眼球部
を拡大撮影でき、ほとんどの運転者に対してぼけの生じ
ない鮮明な画像を得ることができる。
【0046】また、光源にスーパールミネッセントダイ
オードを用いているから、万一反射像がボケにより大き
くなった場合でも、網膜反射像の大きさとの相対関係が
維持されるから、絞り込み量が十分でなくても、識別が
可能であるという効果を有する。また、カメラにCCD
などの固体撮像素子を用いた場合には、ブルーミングの
発生が問題となるが、ブルーミングの原因で、反射像が
より大きくなった場合でも、網膜反射像に対して小さい
ので同じく識別が容易である。また、網膜反射像から生
じるスペックルの発生も少ないため、角膜反射像の識別
も容易になる。したがって、スーパールミネッセントダ
イオードの使用により、より精度良く測定される。
【0047】なお、上記実施例では、共軸系の第1の発
散照明1をカメラの光軸上に配置してあるが、このほか
図12に示すように、ハーフミラー等のビームスプリッ
タ55を使用して、カメラ4の光軸から離れた位置に設
置した光源1bからの光をカメラ4の光軸上へ導くよう
にしてもよい。なおまた、実施例では運転者が装着する
眼鏡として球面レンズを備える眼鏡について説明した
が、これに限らず、遠近両用眼鏡や、非球面レンズを備
える眼鏡などを装着している場合にも同様に適用され、
同じ効果を得ることができる。
【0048】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、運転者の眼球
部を照明して撮像した画像デ−タから網膜反射像および
角膜反射像を抽出し、瞳孔中心と角膜反射像とから運転
者の視線方向を算出する視線方向計測装置において、光
源の大きさを、車両運転者が眼鏡を装着しているとき
に、前記画像撮像手段の撮像面上における眼鏡による該
光源の反射像の大きさが瞳孔の最小径よりも小さく結像
する大きさに設定し、画像領域の面積を演算比較するこ
とにより、眼鏡反射像と網膜反射像とを分離して、網膜
反射像を抽出し、その位置を基に角膜反射像を抽出する
ようにした。これにより、運転者に拘束を与えない自由
空間において、運転者が眼鏡を装着していても、眼鏡レ
ンズや眼鏡フレームの反射像を除去して、角膜反射像が
確実に識別特定され、高精度の視線方向を算出でき、信
頼性の高い車両用インタフェイスを実現することができ
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】実施例の車載レイアウトを示す図である。
【図4】レンズによる物体の大きさと像の大きさの関係
を説明する図。
【図5】凸面鏡による物体の大きさと像の大きさの関係
を説明する図。
【図6】眼鏡レンズと光源およびカメラとの関係を説明
する図。
【図7】視線スイッチエリアとステアリングスイッチの
詳細を示す図である。
【図8】実施例における処理の流れを示すメインフロー
チャートである。
【図9】網膜反射像の位置計測の詳細を示すフローチャ
ートである。
【図10】角膜反射像を探索する探索領域の設定要領を
示す説明図である。
【図11】視線方向の算出原理を示す説明図である。
【図12】ビームスプリッタを使用して光源の光軸をカ
メラの光軸と一致させる例を示す図である。
【図13】2照明による眼鏡レンズの反射像と角膜反射
像の間隔を示す図である。
【符号の説明】
1 第1の発散照明 1a、1b、2a 光源 2 第2の発散照明 4 カメラ 5 A/D変換器 6 画像メモリ 7 網膜反射像抽出部 8 角膜反射像抽出部 10 視線方向算出部 11 照明発光制御部 12 全体制御部 13 眼球 21 メインスイッチ 22 ステアリングスイッチ 23 視線停留判断部 24 HUD表示制御部 25 HUD表示部 26 視線スイッチエリア 27 コントロ−ラ切り替え部 28 オーディオコントローラ 29 エアコンコントローラ 30 ラジオコントローラ 31 ASCDコントローラ 41 フロントウインドシールド 42 ステアリング 50 レンズ 55 ビームスプリッタ 61 画像撮像手段 62a、62b、… 光源 63 網膜反射像抽出手段 64 角膜反射像抽出手段 65 視線方向算出手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両運転者の眼球部を照明し、空間的に
    互いに異なる位置に配置された複数の光源と、該複数の
    光源の1つの光源と光軸を一致させて設けられ、前記車
    両運転者の眼球部における反射像を撮像して画像データ
    を得る画像撮像手段と、前記画像データより網膜反射像
    を抽出して瞳孔中心を算出する網膜反射像抽出手段と、
    網膜反射像の近傍領域を探索することにより角膜反射像
    を抽出する角膜反射像抽出手段と、角膜反射像及び網膜
    反射像を基に車両運転者の視線方向を算出する視線方向
    算出手段とを有し、前記複数の光源のうち少なくとも前
    記画像撮像手段と光軸を一致させて設けられた光源の大
    きさが、車両運転者が眼鏡を装着しているときに、前記
    画像撮像手段の撮像面上における眼鏡による該光源の反
    射像の大きさが、運転者の瞳孔の最小径よりも小さく結
    像する大きさに設定されていることを特徴とする車両用
    視線方向計測装置。
  2. 【請求項2】 前記画像撮像手段が、予め設定された画
    角及び被写界深度を有するカメラであることを特徴とす
    る請求項1記載の車両用視線方向計測装置。
  3. 【請求項3】 前記光源がスーパールミネッセントダイ
    オードであることを特徴とする請求項1または2記載の
    車両用視線方向計測装置。
JP6067885A 1994-03-11 1994-03-11 車両用視線方向計測装置 Withdrawn JPH07248216A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6067885A JPH07248216A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 車両用視線方向計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6067885A JPH07248216A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 車両用視線方向計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07248216A true JPH07248216A (ja) 1995-09-26

Family

ID=13357808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6067885A Withdrawn JPH07248216A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 車両用視線方向計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07248216A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012011221A1 (ja) 2010-07-20 2012-01-26 パナソニック株式会社 瞳孔検出装置及び瞳孔検出方法
JP2012056359A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Denso Corp 車載機器制御装置
RU2672502C1 (ru) * 2014-12-10 2018-11-15 Телефонактиеболагет Лм Эрикссон (Пабл) Устройство и способ для формирования изображения роговицы

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012011221A1 (ja) 2010-07-20 2012-01-26 パナソニック株式会社 瞳孔検出装置及び瞳孔検出方法
US8649583B2 (en) 2010-07-20 2014-02-11 Panasonic Corporation Pupil detection device and pupil detection method
JP2012056359A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Denso Corp 車載機器制御装置
RU2672502C1 (ru) * 2014-12-10 2018-11-15 Телефонактиеболагет Лм Эрикссон (Пабл) Устройство и способ для формирования изображения роговицы
US10284817B2 (en) 2014-12-10 2019-05-07 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Device for and method of corneal imaging

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3324295B2 (ja) 車両用視線方向計測装置
JP2988178B2 (ja) 視線方向計測装置
US6659611B2 (en) System and method for eye gaze tracking using corneal image mapping
WO2016184107A1 (zh) 用于视线焦点定位的可穿戴设备及视线焦点定位方法
EP3371781B1 (en) Systems and methods for generating and using three-dimensional images
JP2003521950A (ja) 視標追跡システム
US20090015788A1 (en) Sight Line Detecting Method
JPH0796803A (ja) 車両用インタフェース
JP2019215688A (ja) 自動キャリブレーションを行う視線計測装置、視線計測方法および視線計測プログラム
JP7165994B2 (ja) 眼の計測を収集するための方法及びデバイス
JP2017012264A (ja) リハビリ補助用具およびリハビリ装置
JPH0953917A (ja) 車両用視線方向計測装置
JP3185522B2 (ja) 車両用視線方向計測装置
JP2016087291A (ja) 瞳孔・視線計測装置および照明システム
JPH105178A (ja) 視線入力装置
JPH07248216A (ja) 車両用視線方向計測装置
JPH08297019A (ja) 車両用視線方向計測装置
JP2988235B2 (ja) 車両用視線方向検出装置
JPH06323832A (ja) 車両用インターフェイス
JP3232873B2 (ja) 車両用視線方向検出装置
JPH08159733A (ja) 車両用視線方向計測装置
JPH09251539A (ja) 視線計測装置
JPH0868630A (ja) 車両用視線方向計測装置およびこれに用いる画像入力装置
JP6693149B2 (ja) 瞳孔検出装置、および瞳孔検出方法
JP6834928B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010605