JPH09251539A - 視線計測装置 - Google Patents

視線計測装置

Info

Publication number
JPH09251539A
JPH09251539A JP8061259A JP6125996A JPH09251539A JP H09251539 A JPH09251539 A JP H09251539A JP 8061259 A JP8061259 A JP 8061259A JP 6125996 A JP6125996 A JP 6125996A JP H09251539 A JPH09251539 A JP H09251539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
light emitting
emitting means
line
sight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8061259A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Saito
浩 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP8061259A priority Critical patent/JPH09251539A/ja
Publication of JPH09251539A publication Critical patent/JPH09251539A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】画像処理により計測対象者の眼球特徴を正確か
つ確実に抽出して高い精度で視線方向を計測できる視線
計測装置を提供する。 【解決手段】第1発光手段Bは撮像手段Aの光軸上で計
測対象者の眼球部に向けて発光し、また、眼球部付近を
第1発光手段Bよりも明るく照射する第2発光手段Cが
撮像手段Aの光軸からずれた位置で眼球部に向けて発光
する。第1発光手段Bと第2発光手段Cとを交互に発光
させて撮像手段Aで眼球部を撮像した第1画像と第2画
像を用いて、演算手段Dで2つの画像の差分画像を算出
し、その差分画像より網膜反射像及び角膜反射像を抽出
して計測対象者の視線方向を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計測対象者の画像
を処理して視線方向を計測する視線計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、機器(例えば車両に搭載され
るナビゲーション装置、ラジオ、エアコンなど)の情報
入力手段として用いられるものには、例えば、機械式ス
イッチや電気式スイッチ、電子式スイッチあるいは音声
認識を利用したスイッチなどが知られている。これらの
スイッチを情報入力手段に用いた機器にあっては、次の
ような問題があった。
【0003】複雑な入力操作を行う場合、一連の動作
(スイッチ位置の確認、操作、及び動作状況の確認等)
を何回も繰り返すことになり、操作が煩雑である。操作
者の手の届く所にスイッチを配置しなければならないた
め、機器のデザインに制約が生じる。昨今の機器ではリ
モコンによる遠隔操作が一般的になっているが、例えば
車載機器の場合、リモコンを置く適当な場所が車内に乏
しい。
【0004】音声認識を利用したスイッチの場合、多く
の操作を行う時などに指令語の忘却や錯誤が発生する虞
がある。また操作者によっては発声を嫌う場合もある。
更に音声によるスイッチ操作中は、言葉によるコミュニ
ケーションが阻害される。これらの問題を解決する手段
として、情報入力手段に視線を用いることが有効であ
る。なぜならば、上述した従来の情報入力手段における
スイッチ操作には、スイッチ位置の確認やスイッチ動作
状況の確認といった視覚に関わる作業が必ずといってよ
いほど発生する。従って、視線のみで情報の伝達(入
力)を行うことができれば、操作者の意図を手などの操
作や音声を使うことなしに機器の動作制御部などに伝達
可能であり、複雑な操作やデザイン上の制約が軽減でき
るためである。また、視線を利用すれば、1つの情報入
力に対して、1つの注視領域や1つの視線移動が対応付
けられるため、指令語の忘却・錯誤といった問題を解決
できる。更に、視線を利用すれば、言葉によるコミュニ
ケーションを阻害することもない。
【0005】視線を情報入力手段として利用した従来の
技術には、例えば、1眼レフカメラやビデオカメラなど
において、操作者(計測対象者)の視線方向を計測し、
計測された視線方向に応じて機器の制御を行うものが実
用化されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、視線を
情報入力手段として使うためには、一般に、視線方向の
計測に高い精度が要求される。特に、車載装置に適用す
る場合など操作者に非接触で視線を測る必要がある時に
は、例えば、カメラ等で操作者の顔の2次元画像を捉
え、眼球像を抽出して視線方向を特定することが行われ
る。この場合、視線方向を算出するのに必要な眼球特徴
(角膜反射像や網膜反射像など)をいかに正確に抽出す
るかが課題となる。特に、瞳孔部を画像より抽出する時
には、瞳孔部と周囲の瞼等との輝度にあまり差がないた
め瞳孔部の抽出が難しかった。
【0007】本発明は上記の点に着目してなされたもの
で、計測対象者の眼球特徴を正確かつ確実に抽出して高
い精度で視線方向を計測できる視線計測装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明のうちの
請求項1に記載の発明では、図1の実線に示すように、
撮像手段Aによって撮像された計測対象者の眼球部の画
像を処理して視線方向を計測する視線計測装置におい
て、前記眼球部に向けて発光し、前記撮像手段Aの光軸
上に設けられた第1発光手段Bと、前記眼球部に向けて
発光し、前記撮像手段Aの光軸からずれた位置に設けら
れ、且つ、前記眼球部付近を前記第1発光手段Bよりも
明るく照射する第2発光手段Cと、前記第1発光手段B
だけが発光した時に前記撮像手段Aで撮像された第1画
像と前記第2発光手段Cだけが発光した時に前記撮像手
段Aで撮像された第2画像との差分画像を算出し、該差
分画像より抽出した眼球特徴に基づいて前記計測対象者
の視線方向を求める演算手段Dとを備えて構成されたこ
とを特徴とする.かかる構成によれば、第1発光手段B
が発光すると、該光の網膜での反射光が撮像手段Aに入
射して瞳孔部が他の部分より明るく写された網膜反射像
を含む第1画像が得られる。一方、第2発光手段Cが発
光すると、該光の網膜での反射光が撮像手段Aに入射し
ないため瞳孔部が他の部分より暗く写された第2画像が
得られる。また、第2発光手段Cは眼球部付近を第1発
光手段Bよりも明るく照射するため、第2画像の瞳孔部
を除く他の部分は第1画像の同一部分より明るい画像と
なる。この第1画像及び第2画像を用いて、演算手段D
では、差分画像を算出して眼球特徴を抽出し、その眼球
特徴に基づいて計測対象者の視線方向が求められる。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明における前記第2発光手段Cの具体的な構成と
して、輝度が前記第1発光手段Bの輝度より高く、且
つ、前記眼球部までの距離が前記第1発光手段Bから前
記眼球部までの距離に略等しいことを特徴とする。請求
項3に記載の発明では、請求項1に記載の発明における
前記第2発光手段Cの他の具体的な構成として、輝度が
前記第1発光手段Bの輝度に略等しく、且つ、前記眼球
部までの距離が前記第1発光手段Bから前記眼球部まで
の距離より短いことを特徴とする。
【0010】かかる構成によれば、第2発光手段Cが発
光した時の眼球付近の照度が、第1発光手段Bが発光し
た時の眼球付近の照度よりも高くなる。請求項4に記載
の発明では、請求項1〜3のいずれか1つに記載の発明
において、図1の破線に示すように、前記演算手段D
が、前記差分画像より網膜反射像を抽出する網膜反射像
抽出部D1 と、前記差分画像より角膜反射像を抽出する
角膜反射像抽出部D2 と、抽出された前記網膜反射像及
び前記角膜反射像に基づいて前記計測対象者の視線方向
を算出する視線方向算出部D3 とを備えて構成されるこ
とを特徴とする。
【0011】かかる構成によれば、演算手段Dにおい
て、算出された差分画像より網膜反射像及び角膜反射像
が抽出され、その網膜反射像及び角膜反射像に基づいて
計測対象者の視線方向が算出される。
【0012】
【発明の効果】このように本発明によれば、請求項1〜
3のいずれか1つに記載の発明は、第1発光手段を撮像
手段の光軸上に配置し、第2発光手段を撮像手段の光軸
からずれた位置に配置し、第2発光手段が第1発光手段
よりも計測対象者の眼球部付近を明るく照射するように
し、第1発光手段及び第2発光手段がそれぞれ発光した
時に得られた画像より差分画像を求めることによって、
差分画像中の眼球特徴が明確に表され、差分演算時に発
生する可能性のあるノイズが低減される。従って、差分
画像から眼球特徴を正確かつ確実に抽出することができ
視線計測の精度を向上させることが可能である。また、
差分画像のノイズが減少するので眼球特徴を抽出すると
きの演算量が減少して視線計測速度の高速化を図ること
ができる。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、演算手段
において眼球特徴として網膜反射像及び角膜反射像を差
分画像より抽出して視線方向を求める場合であっても、
従来抽出が難しかった網膜反射像が正確かつ確実に抽出
できるため、高い精度で視線計測を行うことが可能であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。ここでは、例えば、車両に搭載され
るナビゲーション装置の入力手段として本実施形態の視
線計測装置を適用し、運転者の視線方向によって目的地
設定などの入力操作を可能にした場合について説明す
る。
【0015】図2は、第1実施形態の全体構成を示す図
である。図2において、本装置は、計測対象者となる運
転者dの視線を計測し、その視線方向に応じて装置を制
御する信号を発生する視線計測部1と、ナビゲーション
地図などを表示するナビゲーション表示部3とを備えて
構成される。視線計測部1は、運転者dの顔面領域の画
像を入力する、例えば、CCDカメラ等を用いた撮像手
段Aとしての画像入力部13と、画像入力部13の光軸上で
共軸系をなすように配置された、例えば、近赤外LED
等の不可視光を発する第1発光手段Bとしての第1照明
11と、第1照明11より高輝度で発光し、画像入力部13の
光軸からずれた位置で且つ運転者dまでの距離が第1照
明11から運転者dまでの距離と略等しい位置に配置され
た第2発光手段Cとしての第2照明12と、第1照明11及
び第2照明12の発光を制御する照明発光制御部16と、画
像入力部13からの画像信号をディジタルデータに変換す
るA/D変換器14と、A/D変換された画像データを保
存する画像メモリ15と、視線入力開始を合図する視線入
力開始スイッチ17と、校正開始を合図する校正開始スイ
ッチ18と、視線入力開始スイッチ17や校正開始スイッチ
18の出力に従って画像データを処理して視線方向や校正
データを求め装置を制御する信号を生成する演算手段D
としてのマイクロコンピュータ20と、マイクロコンピュ
ータ20の演算結果を記憶するメモリ19とで構成される。
【0016】ナビゲーション表示部3は、ナビゲーショ
ン地図等を表示するナビゲーション表示画面31と、視線
計測部1のマイクロコンピュータ20から出力される制御
信号によりナビゲーション表示画面31の地図等の表示を
制御するナビゲーション地図制御部32とで構成される。
図3は、本装置の車載状態を示す図である。
【0017】図3のように、運転者dが目視可能な位
置、例えば、ステアリングの脇でウインドシールド下方
の位置にナビゲーション表示画面31が設置される。その
ナビゲーション表示画面31の近傍には、視線入力開始ス
イッチ17及び校正開始スイッチ18が配置され、また、ナ
ビゲーション表示画面31の下方には、画像入力部13及び
照明11が共軸系に配置され、その共軸からずれた位置に
照明12が配置される。
【0018】マイクロコンピュータ20は、図4の機能ブ
ロック図に示すように、画像メモリ15に保存された画像
データに基づいて運転者dの、例えば、網膜反射像や角
膜反射像などの眼球特徴を抽出する網膜反射像抽出部21
及び角膜反射像抽出部22と、抽出した眼球特徴から運転
者dの注視位置(視線方向)を算出する視線方向算出部
3 としてのパラメータ算出部23及び注視位置算出部24
と、算出した注視位置より運転者dがナビゲーション表
示画面31の予め定めた所定位置を注視しているか否かや
注視の継続状態を判断して表示画面制御部32を制御する
信号を生成する注視判定部25とを備える。また、視線計
測に先立って行われる後述する校正作業のため、校正用
視標をナビゲーション表示画面31の所定位置に表示させ
る制御信号を表示制御部32に出力する校正用視標制御部
26と、校正用視標が表示された時の画像データを基に校
正データを算出してメモリ19に記憶させる校正データ算
出部27とを有し、更に、視線入力開始スイッチ17及び校
正開始スイッチ18の出力に応じて照明発光制御部16やA
/D変換器14などを制御する全体制御部28を備える。
【0019】次に、第1実施形態の動作を説明する。こ
こでは、車載したナビゲーション装置の目的地設定を行
う場合について考える。尚、ナビゲーション装置の目的
地設定は、複雑な操作を伴うため、従来より車両停止中
にしか行えない構成となっており、本実施形態において
も車両停止時のみ動作する構成とした。まず、視線計測
部1の校正動作を図5のフローチャートに従って説明す
る。
【0020】運転者dの視線方向を計測するには、運転
者dの個人差などによる計測誤差を補正する校正作業が
必要となる。このため、図5のステップ101 (図中S10
1 で示し、以下同様とする)では、ナビゲーション装置
を起動する際に、運転者dがナビゲーション表示画面31
の近傍に設けられた校正開始スイッチ18を手などで押し
て校正が開始される。
【0021】ステップ102 では、校正開始スイッチ18か
らの校正開始を合図する出力がマイクロコンピュータ20
の全体制御部28に入力される。全体制御部28は、校正開
始を示す信号を校正用視標制御部26に送り、校正用視標
制御部26はナビゲーション表示画面31上に校正用視標を
表示させる信号を表示画面制御部32に出力する。校正用
視標は、例えば、図6(a)に示すように、ナビゲーシ
ョン表示画面31上の所定の位置に表示され、その表示位
置が順次移動する。図6(b)には、校正用視標の配置
及び表示順序(図中の括弧付き数字の順)の一例を示
す。運転者dは、校正用視標が表示される間、校正用視
標を注視し続ける。
【0022】ステップ103 では、全体制御部28より、照
明11を点灯させ照明12を消灯させる信号が照明発光制御
部16に出力され、照明発光制御部16により照明11及び照
明12の発光状態が制御される。ステップ104 では、画像
入力部13において照明11が点灯し照明12が消灯したとき
の運転者dの眼球を含む第1画像としての顔画像が撮像
される。この画像は、全体制御部28からの信号により各
照明の発光に応じて制御されるA/D変換器14でディジ
タルデータに変換された後、画像メモリ15に保存され
る。ここでは、照明11が点灯し照明12が消灯したときの
ディジタルデータを画像データG1とする。
【0023】ステップ105 では、全体制御部28より、照
明11を消灯させ照明12を点灯させる信号が照明発光制御
部16に出力され、照明発光制御部16により照明11及び照
明12の発光状態が制御される。ステップ106 では、ステ
ップ104 と同様に、画像入力部13において運転者dの眼
球を含む第2画像としての顔画像が撮像され、A/D変
換器14でディジタルデータに変換された後、画像メモリ
15に保存される。ここでは、照明11が消灯し照明12が点
灯したときのディジタルデータを画像データG2とす
る。
【0024】ここで、画像データG1,画像データG2
の差異について説明する。画像データG1では、照明11
が点灯、即ち、画像入力部13の光軸上から眼球に光が照
射されるため、角膜で反射した光による角膜反射像(高
輝度の小さなスポット)と、瞳孔を通過した光が網膜で
乱反射して再び瞳孔を通過して出て来る光による網膜反
射像(角膜反射像よりも低輝度の大きなスポットで瞳孔
部と略一致)とが眼球像中に得られる。一方、画像デー
タG2では、照明12が点灯、即ち、画像入力部13の光軸
からずれた位置から眼球に光が照射されるため、角膜反
射像については画像データG1と同様に得られるが網膜
反射像は得られず、画像データG1とは逆に瞳孔部が周
囲よりも暗く写る。また、照明11より照明12を高輝度で
発光させたため、それぞれの画像データ中の同一部分
(ただし、瞳孔部を除く)の明るさを比較すると画像デ
ータG2の方が明るく写る。この様子について、図7
(a)に画像データG1、図7(b)に画像データG2
を示す。ただし、図では網膜反射像の差異を明確にする
ために角膜反射像が省略されている。
【0025】ステップ107 では、マイクロコンピュータ
20の網膜反射像抽出部21において、画像メモリ15に保存
された画像データG1,G2がそれぞれ読み込まれ、画
像データG1と画像データG2について同一部分の輝度
値の差分演算(輝度値〔画像データG1〕−輝度値〔画
像データG2〕)を行って差分画像G3が生成される。
ただし、差分演算結果が負となった場合には、その部分
の差分値を0とする。図7(c)には、図7(a),
(b)に示した画像データから得られた差分画像G3を
示す。図7(C)のように、差分画像G3は、画像デー
タG1の瞳孔部が画像データG2の瞳孔部より明るいた
め瞳孔部が強調されたものとなる。また、瞳孔部以外の
部分、例えば、肌の部分などは差分値が負になる。従っ
て、差分画像G3では瞳孔部以外の殆どの部分の差分値
が0となり、差分演算時にノイズが発生しても、そのノ
イズの多くは差分値が0とされるためノイズの影響が低
減され、瞳孔部が明確に現れる。
【0026】ステップ108 では、ステップ107 で演算さ
れた差分画像G3が予め設定した所定の閾値で2値化さ
れる。ステップ109 では、ステップ108 で2値化した結
果について、値の等しい部分を1つの領域とするラベリ
ング処理がなされ、各領域に番号付けが行われる。ステ
ップ110,111 では、ラベリング処理の結果得られた各領
域の面積及び形状に基づいて網膜反射像の識別が行われ
る。例えば、運転者dが眼鏡をかけている場合には、ス
テップ107 で得た差分画像G3の中に、図示されていな
いが眼鏡レンズ反射像や眼鏡フレーム反射像が含まれ
る。これらの像は、一般に形状及び面積が不定である。
一方、網膜反射像は、予め予想される面積の円、若しく
は楕円として観測される。従って、網膜反射像と眼鏡レ
ンズ反射像などとは面積、形状による識別が可能であ
る。尚、眼鏡レンズ反射像は、網膜反射像と同様に円形
の領域として観測されるが、例えば、画像入力部13に用
いるレンズの絞りを絞ることによって、網膜反射像の面
積より眼鏡レンズ反射像の面積が小さくなるようにして
おけば、面積により両者を識別するこができる。
【0027】そこで、ステップ110 では、各領域の面積
が、予め設定した閾値S1,S2(S1<S2)の範囲
内にあるか否かの判別を行う。即ち、各領域の面積をR
i(iは各領域の番号)として、次の関係を満たす領域
のみを抜き出す。 S1<Ri<S2 ・・・(1) ここで、閾値S1,S2は、例えば、画像入力部13の撮
像倍率から推定した、予想される瞳孔径(直径2〜8m
m程度の瞳孔が、面積何画素の領域として観測される
か)に設定される。
【0028】ステップ111 では、上記(1)式の関係を
満たす領域について、それぞれの領域に外接する長方形
の面積に対する当該領域の面積の比率Fを計算する。上
述したように網膜反射像は、円または楕円の形状として
観測されるため、比率Fがある一定値(Fthとする)以
上となる。これに対して、例えば、眼鏡フレーム反射像
は、フレームに沿った細長い形状の領域になるため、仮
に網膜反射像と同等の面積を有していても比率Fが小さ
くなる。従って、各領域について求めた比率Fと一定値
Fthとの大小関係を判別することによって、網膜反射像
を識別することが可能である。比率Fが一定値Fth以上
である領域を網膜反射像に決定する。
【0029】ステップ112 では、角膜反射像抽出部22に
おいて角膜反射像の位置が決定される。角膜反射像の抽
出には、まずステップ111 で抽出した網膜反射像の重心
位置の画像上の座標(xg,yg )を求める。そして、ス
テップ107 で得た差分画像G3上で、網膜反射像の重心
位置(xg,yg )を中心とし、網膜反射像を包含する小
領域Aを設定する。更に、その小領域A内で最大輝度を
有する点を求め角膜反射像とし、その点の座標を(Px,
Py )とする。
【0030】ステップ113 では、パラメータ算出部23に
おいて、網膜反射像の重心位置、即ち、瞳孔重心(xg,
yg )と角膜反射像の座標(Px,Py )とから、2つの
パラメータδx=xg −Px , δy=yg −Py を求め
る。このよううにして、同一位置の校正用視標につい
て、パラメータδx,δyが所定の回数(N回とする)
求められるまで上記ステップ103 〜ステップ112 の動作
が繰り返される。N回求められるとステップ114 に進
む。
【0031】ステップ114 では、得られたN個のパラメ
ータδx,δyをそれぞれ平均化し、その時の校正用視
標iに対するパラメータδxi ,δyi としてメモリ19
に記憶される。上記のようにして、全ての校正用視標i
(例えば、図6(b)に示す1〜10の視標)についてパ
ラメータδxi ,δyi が算出されるまで、上記ステッ
プ102〜ステップ114 の動作が繰り返された後、ステッ
プ115 に進む。
【0032】ステップ115 では、校正データ算出部27に
おいて、パラメータδxi ,δyiを画像上の視標位置
に変換する変換式が算出される。この変換式は、メモリ
19に記憶された校正用視標iの位置(Xi,Yi )とその
校正用視標について算出されたパラメータδxi ,δy
i との関係より求められる。ここでは例えば、メモリ19
に記憶されたパラメータδxi ,δyi のうちで、水平
方向について算出されたパラメータδxi のグループ
と、垂直方向について算出されたパラメータδyi のグ
ループとの各々について変換式を算出する。一般に、視
線の偏角が小さい領域においては、水平方向のパラメー
タδxと視標位置X、垂直方向のパラメータδyと視標
位置Yが次の1次式(2)で表すことができる。
【0033】 X=aX δx+bX , Y=aY δy+bY ・・・(2) 従って、校正用視標の位置(Xi,Yi )及びその校正用
視標について算出されたパラメータδxi ,δyi よ
り、例えば最小2乗法を用いて上式の各定数aX
X ,aY ,bY を決定して、パラメータδx,δyを
視標位置に変換する変換式が求められる。この変換式の
各定数は、校正データとしてメモリ19に記憶される。
【0034】上述のステップ101 〜ステップ115 の動作
により校正作業が完了する。尚、この校正作業は、運転
者dが同一であれば本装置を起動する度に毎回行う必要
はなく、運転者dが代わる際に1回行えばよい。得られ
た校正データを運転者d毎に保存しておけば、後で保存
した校正データを再利用することも可能である。次に、
ナビゲーション装置に目的地を設定する入力動作を図8
のフローチャートに従って説明する。
【0035】ナビゲーション装置の目的地設定が必要に
なると、図8のステップ201 において、運転者dはナビ
ゲーション表示画面31の近傍に設けられた視線入力開始
スイッチ17を手などで押して校正が開始される。ステッ
プ202 では、ステップ201 で視線入力の開始が合図され
ると、運転者dの視線方向を計測するためパラメータδ
x,δyが算出される。パラメータδx,δyの算出動
作は、上述のステップ103 〜ステップ113 の動作と同様
であるのでここでの説明を省略する。
【0036】ステップ203 では、注視位置算出部24にお
いて、ステップ202 で算出されたパラメータδx,δy
に応じて運転者dがナビゲーション表示画面上のどこの
位置を注視しているかが求められる。この注視位置の算
出は、メモリ19に記憶された校正データを用い(2)式
に従って、パラメータδx,δyをナビゲーション表示
画面上の位置座標に変換して求められる。算出された注
視位置を示す信号が表示画面制御部32に出力されて、ナ
ビゲーション表示画面31に、例えば、図9に示すような
ポインタカーソルpが表示され目的地入力を受け入れる
状態となる。ナビゲーション表示画面31には、ポインタ
カーソルpの他にナビゲーション地図、その地図を移動
させるためのスクロールマーカm1 〜m4 、及び地図の
スケールを変更するための広域表示マーカm5 、詳細表
示マーカm6 が表示される。
【0037】このステップ202,203 の動作は、視線入力
操作の間随時繰り返され、運転者dの視線方向の移動に
追従してポインタカーソルpが移動する。ステップ204
では、ナビゲーション表示画面31内に目的地を表示させ
る。この目的地を表示させる動作の一例を図10を用いて
説明する。まず、ナビゲーション地図のスケールを変更
して広域を表示させるため、図10のステップ301 で、運
転者dが広域表示マーカm5 を注視する。注視位置の移
動に伴ってポインタカーソルpも広域表示マーカm5
に移動する。このときのナビゲーション表示画面31を図
11(a)に示す。
【0038】ステップ302 では、ポインタカーソルpが
広域表示マーカm5 上に移動したことを運転者dが確認
した後、広域表示マーカm5 の選択が確定される。この
選択確定動作は、例えば、運転者dが広域表示マーカm
5 を注視した後、暫くの間(300 msec程度)目を閉じる
ことにより行われる。目を閉じたことの判定は、注視判
定部25において行われる。注視判定部25では、例えば、
1回の注視位置算出に100 msecを要するとしたとき、3
回連続して網膜反射像が検出されなかったことによって
目を閉じたことが判定される。通常の瞬きは約100 msec
で完了するため、不用意な瞬きによって誤った選択確定
が起こる危険性はない。
【0039】ステップ303 では、注視判定部25から広域
表示マーカm5 の選択確定を示す信号が表示画面制御部
32に出力され、ナビゲーション地図のスケールが1ステ
ップ縮小され広域の地図が表示される。このときのナビ
ゲーション表示画面31を図11(b)に示す。このステッ
プ302,303 の動作を必要に応じて繰り返し、ナビゲーシ
ョン表示画面31内に目的地を表示させる。
【0040】次に、目的地付近をナビゲーション表示画
面31の中央に表示させるため、ナビゲーション地図をス
クロールする。このため、ステップ304 では、運転者d
が例えばスクロールマーカm3 を注視する。注視位置の
移動によりポインタカーソルpがスクロールマーカm3
上に移動する。ステップ305 では、ステップ302 と同様
にしてスクロールマーカm3 の選択が確定される。
【0041】ステップ306 では、注視判定部25からスク
ロールマーカm3 の選択確定を示す信号が表示画面制御
部32に出力され、ナビゲーション地図が1ステップ右方
向にスクロールされる。このときのナビゲーション表示
画面31を図11(c)に示す。その他の方向についても上
記ステップ304 〜ステップ306 と同様にしてナビゲーシ
ョン地図をスクロールして目的地付近をナビゲーション
表示画面31の中央に表示させる。
【0042】目的地付近が画面中央に表示されたら、ナ
ビゲーション地図のスケールを拡大して目的地を画面に
詳細表示させる。このためにステップ307 では、運転者
dが詳細表示マーカm6 を注視する。注視位置の移動に
よりポインタカーソルpが詳細表示マーカm6 上に移動
する。ステップ308 では、ステップ302 と同様にして詳
細表示マーカm6 の選択が確定される。
【0043】ステップ309 では、注視判定部25から詳細
表示マーカm6 の選択確定を示す信号が表示画面制御部
32に出力され、ナビゲーション地図のスケールが1ステ
ップ拡大され詳細な地図が表示される。このときのナビ
ゲーション表示画面31を図11(d)に示す。このように
ステップ301 〜ステップ309 の動作によって、ナビゲー
ション表示画面31内に目的地が詳細に表示され、図8の
ステップ205 に移る。
【0044】ステップ205 では、目的地が確定される。
目的地の確定は、ナビゲーション表示画面31に表示され
た設定したい目的地を運転者dが注視し、ポインタカー
ソルpが目的地上に表示されたとき、ステップ302 の動
作と同様に、約300 msecの閉眼によって目的地の選択を
確定する。このときのナビゲーション表示画面31を図11
(e)に示す。
【0045】ステップ206 では、目的地が確定される
と、表示画面制御部32において現在位置から目的地まで
の最適経路が算出されてナビゲーション地図上に設定さ
れる。ステップ207 では、ナビゲーション表示画面31の
表示が、現在位置の表示に戻り、目的地に向けたナビゲ
ーションが開始される。上述したように、第1実施形態
によれば、画像入力部13の光軸上に配置され明るい網膜
反射像を発生させる照明11の輝度よりも、画像入力部13
の光軸からずらして配置され瞳孔部を暗く写す照明12の
輝度を高くすることによって、それぞれの照明を交互に
点灯させて得られた2つの画像より差分画像G3を求め
ることにより、眼球特徴が明確に表され、また差分演算
時に発生する可能性のあるノイズが低減されるため、特
に、網膜反射像を正確かつ確実に抽出することができ、
視線計測の精度を向上させることが可能である。また、
差分画像G3のノイズが減少するので、多くの処理時間
を要するラベリング処理を高速に実行することができ、
視線計測速度の高速化を図ることができる。これによ
り、操作性の優れた情報入力手段としての視線計測部1
を備えたナビゲーション装置が実現される。
【0046】次に、本発明の第2実施形態を説明する。
図11は、第2実施形態の全体構成を示す図である。ただ
し、第1実施形態の構成と同一の部分には同一符号を付
してある。図11において、第2実施形態の構成が第1実
施形態の構成と異なる部分は、第1実施形態で用いた照
明12に代えて、照明12’を用いた点である。その他の構
成は、第1実施形態の構成と同一であるためここでは説
明を省略する。
【0047】照明12’は、照明11と同じのもの、即ち、
照明11及び照明12’の輝度が略等しいものが使用され、
画像入力部13の光軸からずれた位置に照明11よりも運転
者dに近づけて配置される。この配置は、例えば、運転
者dから照明11までの距離d 1 が80cmであるのに対
して、運転者dから照明12’までの距離d2 を50cm
等としたものである。
【0048】上記の構成によれば、同じ輝度の2つの照
明11,12'について、画像入力部13と共軸系に配置される
照明11に対して、画像入力部13の光軸からずらして配置
される照明12' を運転者dに近づけて設置したことによ
り、第1実施形態の作用と同様に、照明11を点灯させた
ときの画像データG1に対して、照明12’を点灯させた
ときの画像データG2’の同一部分(ただし、瞳孔部を
除く)が明るくなる。尚、一連の視線計測動作や視線入
力動作は、第1実施形態の動作と同様であるため説明を
省略する。
【0049】このように、第2実施形態においても、第
1実施形態と同様の効果を得ることができ、視線計測の
精度の向上及び視線計測速度の高速化を図ることができ
る。尚、第1、2実施形態における照明11,12,12' の照
射エリアは、それぞれ運転者dの顔部分が多少移動して
も視線計測が可能なエリアを包含する必要があることは
言うまでもない。
【0050】また、上述の実施形態では、ナビゲーショ
ン装置の入力手段として視線計測装置を適用した場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限られるものではな
く、ラジオ、エアコン等他の車載装置、更には、マンマ
シン・インターフェースを要する種々の装置に応用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図
【図2】本発明の第1実施形態の全体構成を示す図
【図3】同上第1実施形態の車載状態を示す図
【図4】同上第1実施形態のマイクロコンピュータの機
能ブロック図
【図5】同上第1実施形態の校正動作を示すフローチャ
ート
【図6】同上第1実施形態の校正用視標を説明する図
【図7】同上第1実施形態の画像データ及び差分画像を
示す図
【図8】同上第1実施形態の目的地設定動作を示すフロ
ーチャート
【図9】同上第1実施形態のナビゲーション表示画面を
示す図
【図10】同上第1実施形態の目的地表示動作を示すフロ
ーチャート
【図11】同上第1実施形態の目的地表示の変更動作を示
す図
【図12】本発明の第2実施形態の全体構成を示す図
【符号の説明】
1 視線計測部 11 第1照明 12,12' 第2照明 13 画像入力部 14 A/D変換器 15 画像メモリ 16 照明発光制御部 17 視線入力開始スイッチ 18 校正開始スイッチ 19 メモリ 20 マイクロコンピュータ 3 ナビゲーション表示部 31 ナビゲーション表示画面 32 表示画面制御部 d 運転者

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像手段によって撮像された計測対象者の
    眼球部の画像を処理して視線方向を計測する視線計測装
    置において、前記眼球部に向けて発光し、前記撮像手段
    の光軸上に設けられた第1発光手段と、前記眼球部に向
    けて発光し、前記撮像手段の光軸からずれた位置に設け
    られ、且つ、前記眼球部付近を前記第1発光手段よりも
    明るく照射する第2発光手段と、前記第1発光手段だけ
    が発光した時に前記撮像手段で撮像された第1画像と前
    記第2発光手段だけが発光した時に前記撮像手段で撮像
    された第2画像との差分画像を算出し、該差分画像より
    抽出した眼球特徴に基づいて前記計測対象者の視線方向
    を求める演算手段とを備えて構成されたことを特徴とす
    る視線計測装置。
  2. 【請求項2】前記第2発光手段は、輝度が前記第1発光
    手段の輝度より高く、且つ、前記眼球部までの距離が前
    記第1発光手段から前記眼球部までの距離に略等しいこ
    とを特徴とする請求項1に記載の視線計測装置。
  3. 【請求項3】前記第2発光手段は、輝度が前記第1発光
    手段の輝度に略等しく、且つ、前記眼球部までの距離が
    前記第1発光手段から前記眼球部までの距離より短いこ
    とを特徴とする請求項1に記載の視線計測装置。
  4. 【請求項4】前記演算手段が、前記差分画像より網膜反
    射像を抽出する網膜反射像抽出部と、前記差分画像より
    角膜反射像を抽出する角膜反射像抽出部と、抽出された
    前記網膜反射像及び前記角膜反射像に基づいて前記計測
    対象者の視線方向を算出する視線方向算出部とを備えて
    構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    つに記載の視線計測装置。
JP8061259A 1996-03-18 1996-03-18 視線計測装置 Pending JPH09251539A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8061259A JPH09251539A (ja) 1996-03-18 1996-03-18 視線計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8061259A JPH09251539A (ja) 1996-03-18 1996-03-18 視線計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09251539A true JPH09251539A (ja) 1997-09-22

Family

ID=13166068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8061259A Pending JPH09251539A (ja) 1996-03-18 1996-03-18 視線計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09251539A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009251658A (ja) * 2008-04-01 2009-10-29 Fujifilm Corp 携帯型電子装置及びその制御方法
US7641342B2 (en) 2000-10-07 2010-01-05 Metaio Gmbh Information system and method for providing information using a holographic element
JP2012141988A (ja) * 2011-01-05 2012-07-26 Visteon Global Technologies Inc 視標追跡人間機械相互作用制御システムのためのシステム準備スイッチ
JP2013149257A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Visteon Global Technologies Inc 適応インターフェースシステム
JP2021082329A (ja) * 2015-03-23 2021-05-27 コントローラッド システムズ、インコーポレイテッドControlrad Systems,Inc. 視標追跡システム
WO2021131335A1 (ja) * 2019-12-23 2021-07-01 株式会社Jvcケンウッド 角膜反射検出装置、視線検出装置、角膜反射検出方法、及び角膜反射検出プログラム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7641342B2 (en) 2000-10-07 2010-01-05 Metaio Gmbh Information system and method for providing information using a holographic element
US8016421B2 (en) 2000-10-07 2011-09-13 Metaio Gmbh Information system and method for providing information using a holographic element
US8944602B2 (en) 2000-10-07 2015-02-03 Metaio Gmbh Information system and method for providing information using a holographic element
US9427154B2 (en) 2000-10-07 2016-08-30 Metaio Gmbh Information system and method for providing information using a holographic element
US10188288B2 (en) 2000-10-07 2019-01-29 Apple Inc. Information system and method for providing information using a holographic element
JP2009251658A (ja) * 2008-04-01 2009-10-29 Fujifilm Corp 携帯型電子装置及びその制御方法
JP2012141988A (ja) * 2011-01-05 2012-07-26 Visteon Global Technologies Inc 視標追跡人間機械相互作用制御システムのためのシステム準備スイッチ
JP2013149257A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Visteon Global Technologies Inc 適応インターフェースシステム
JP2021082329A (ja) * 2015-03-23 2021-05-27 コントローラッド システムズ、インコーポレイテッドControlrad Systems,Inc. 視標追跡システム
WO2021131335A1 (ja) * 2019-12-23 2021-07-01 株式会社Jvcケンウッド 角膜反射検出装置、視線検出装置、角膜反射検出方法、及び角膜反射検出プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2988178B2 (ja) 視線方向計測装置
JP3324295B2 (ja) 車両用視線方向計測装置
US10481757B2 (en) Eye gaze control system
JP5297486B2 (ja) 眼及びその凝視方向を検知し、追跡する装置
JP4277081B2 (ja) 運転支援装置
US20150238087A1 (en) Biological information measurement device and input device utilizing same
US20140226002A1 (en) Measuring device that can be operated without contact and control method for such a measuring device
JP4491604B2 (ja) 瞳孔検出装置
JP2006293786A (ja) 視線入力装置を備えた市場調査用機器
JPH0796803A (ja) 車両用インタフェース
JPH09167049A (ja) コンソール用視線入力装置
JP3735947B2 (ja) 視線入力装置
JPH09251539A (ja) 視線計測装置
JPH09212082A (ja) 視線入力装置
US20230098675A1 (en) Eye-gaze detecting device, eye-gaze detecting method, and computer-readable storage medium
US11902501B2 (en) Dynamic illumination for eye-tracking
JP3185522B2 (ja) 車両用視線方向計測装置
JP6996343B2 (ja) 評価装置、評価方法、及び評価プログラム
US20210386283A1 (en) Display apparatus, display method, and display program
JP3296119B2 (ja) 車両用視線方向計測装置
JP2006204855A (ja) 注視運動検出装置
EP3811852B1 (en) Device, method, and program for detecting gaze
JPH06323832A (ja) 車両用インターフェイス
JPH08297019A (ja) 車両用視線方向計測装置
JP3232873B2 (ja) 車両用視線方向検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060323

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060530