JPH0724801Y2 - 車両用モータアンテナ装置 - Google Patents

車両用モータアンテナ装置

Info

Publication number
JPH0724801Y2
JPH0724801Y2 JP1989064798U JP6479889U JPH0724801Y2 JP H0724801 Y2 JPH0724801 Y2 JP H0724801Y2 JP 1989064798 U JP1989064798 U JP 1989064798U JP 6479889 U JP6479889 U JP 6479889U JP H0724801 Y2 JPH0724801 Y2 JP H0724801Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
drive
antenna
motor
winding drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989064798U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH033813U (ja
Inventor
正栄 佐藤
行輝 細谷
Original Assignee
株式会社三ツ葉電機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三ツ葉電機製作所 filed Critical 株式会社三ツ葉電機製作所
Priority to JP1989064798U priority Critical patent/JPH0724801Y2/ja
Publication of JPH033813U publication Critical patent/JPH033813U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0724801Y2 publication Critical patent/JPH0724801Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車等の車両に設けられる車両用モータア
ンテナ装置に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする課題] 一般に、この種車両用モータアンテナ装置は、先端がア
ンテナに連結され、基端側が巻取りドラムに巻装された
ドライブコードを、モータ駆動に伴つて回動するドライ
ブギヤに噛合させ、該ドライブギアの回動によつて操出
すことにより自動的に伸長せしめる構成になつている。
ところでこの様なものでは、巻取りドラムは、ドライブ
ギアに噛合する側を開口してドライブコードの操出し−
巻戻しに支障ないように形成されるが、従来、ドライブ
ギアにモータ駆動力を伝達するための動力伝動機構が、
この巻取りドラムの開口側に配設されていたから、動力
伝動機構を潤滑するためのグリースがこの開口から巻取
りドラム内に浸入してドライブコードに付着し易く、そ
して該ドライブコードに付着したグリースがアンテナの
内壁に付着し、これがアンテナの伸縮作動によつてアン
テナ表面に露出してしまい、これによつてアンテナ表面
が汚れてしまう許りでなく、グリースが無駄に消費され
てしまうという問題がある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃す
ることができる車両用モータアンテナ装置を提供するこ
とを目的として創案されたものであつて、先端がアンテ
ナに連結され、基端側が巻取りドラムに巻装されたドラ
イブコードを、モータ駆動に基づくドライブギアの回動
によつて巻取りドラムから操出してアンテナを伸長させ
るよう構成して成る車両用モータアンテナ装置におい
て、前記ドライブギアは、その軸芯方向一側の外周にド
ライブコードに噛合する外歯ギアが形成され、軸芯方向
他側の内周に、該他側に配したモータ駆動力の動力伝動
機構を構成するピニオンギアに噛合する内歯ギアが形成
されたものとし、かつドライブギアの外周には、上記外
歯ギア側にコード操出し口が開設され内歯ギア側は閉塞
した巻取りドラムを回動自在に外嵌したことを特徴とす
るものである。
そして本考案は、この構成によつて、ドライブコードに
グリースが付着してしまうことを回避できる様にしたも
のである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、1は入れ子継手方式によつて伸縮するアン
テナであつて、該アンテナ1は、ギヤケース2内の巻取
りドラム3に巻装されるドライブコード4と連結され、
そして、該ドライブコード4がモータ5の駆動に伴う巻
取りドラム3の作動に基づいて送出され若しくは巻戻さ
れることで伸縮するが、これらの構成は何れも従来通り
である。
前記ギヤケース2は正面側が凹陥状になつてギア類収容
室2aが形成されており、このギア類収容室2aに、モータ
軸5aの先端のウオームギヤ6に噛合するウオームホイー
ル7、該ウオームホイール7とクラツチ8を介して連動
連結されるピニオンギヤ9、該ピニオンギヤ9と噛合す
る内歯ギヤ10aが一体形成されたドライブギヤ10、該ド
ライブギヤ10の外周に回動自在に外嵌する前記巻取ドラ
ム3等の動力伝動用のギア類が内装され、そして、ドラ
イブギヤ10の外周に形成される外歯ギヤ10bに噛合可能
なドライブコード4を、モータ5の駆動に伴うドライブ
ギヤ10の正逆回動により前記の如く操出し若しくは巻戻
すようになつているが、さらに巻取りドラム3は、軸芯
方向一側(正面側)が開放してコード操出し口3aが形成
され、軸芯方向他側は閉塞された断面略⊂字形のコード
巻装部3bが形成されている。しかもギア収納室2aにおい
て、巻取りドラム3が閉塞されている側であるドライブ
ギア10の軸芯方向他側に、前記ウオームホイール7、ピ
ニオンギア9等の動力伝動機構が配される構成になつて
いる。
一方、11はアンテナ1の伸長状態検知手段であるが、該
伸長状態検知手段11は、ギヤケース2の背面に仕切られ
る状態で配設されている。即ち、ギアケース2におい
て、ギア類収容室2aの底面部を構成する背面板2bの背面
側が浅底状態ではあるが矢張り凹陥状に構成され、ここ
が検知手段収容室2cになつており、該収容室2cに、前記
ウオームホイール7が自由回動自在に軸支され、ピニオ
ンギア9と一体回動するよう支持されたギア軸12の端部
が貫通して臨んでいる。そしてこの端部にゼネバカム13
が一体的に設けられ、さらに背面板2bに一体的に設けた
突起2dには前記ゼネバカム13に噛合するゼネバギア14が
自由回動自在に軸支されているが、このゼネバギア14に
接点プレート14aが設けられている。さらに検知手段収
容室2cには上記接点プレート14aに対応して設けられた
固定接点15が設けられている。そして前述したようにモ
ータ駆動に基づいたピニオンギア9の回動に連動するギ
ア軸12の回動によつてゼネバカム13が回動し、該ゼネバ
カム13の一回転ごとにゼネバギア14を所定角度だけ回動
させ、これに基づいた接点プレート14aに対する固定接
点15の接触状態の変化によつてドライブコード4の送出
し状態を検知し、アンテナ1の伸縮状態の検知をする構
成になつている。
叙述のごとく構成された本考案の実施例において、前述
したようにアンテナ1は、モータ駆動に基づいたドライ
ブコード4の操出し、巻戻しに連動して自動的に伸縮す
ることになり、そしてその伸縮状態の検知は、伸縮状態
検知手段11によつて検知される。
ところでドライブコード4が巻装される巻取りドラム3
は、外周面に外歯ギア10bが形成されるドライブギア10
の軸芯方向一側のにコード操出し口3aが形成されてい
て、ドライブコード4の外歯ギア10bによる噛合操出し
ができるものであるが、ドライブギア10にモータ駆動力
を動力伝動をする動力伝動機構を構成するピニオンギア
9は、ドライブギア10の軸芯方向他側内周面に形成の内
歯ギア10aに噛合し、そして動力伝動機構は該側に配設
されている。この結果、動力伝動機構は、コード操出し
口3aが形成される一側とは反対の他側に配される。
この結果、動力伝動機構を潤滑するためのグリースは、
巻取りドラム3の閉鎖されている部分とドライブギア10
とが仕切りとなつて、反対側(軸芯方向一側)に開設さ
れるコード操出し口3aからコード巻装部3bに浸入してし
まうことを確実に防止できることになる。従つて、グリ
ースがドライブコード4に付着し、これがアンテナ1に
誘引されてアンテナ1を汚してしまうような不具合を回
避できると共に、グリースの無駄な消費を防止できるこ
とになる。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであ
るから、ドライブコードが巻装される巻取りドラムは、
コード操出し口が軸芯方向一側を向いていて他側は閉塞
されているが、そしてこの閉塞された側にモータ駆動力
をドライブギア側に伝達するための動力伝動機構が配さ
れた構成と成るこの結果、動力伝動機構を潤滑するため
のグリースは、巻取りドラムの閉塞部位とドライブギア
とが仕切りとなつて、動力伝動機構が形成される側とは
逆の軸芯方向一側に開設されるコード操出し口から内部
に浸入してしまうことを確実に防止できる。従つて、グ
リースがドライブコードに付着し、これがアンテナに誘
引されてアンテナを汚してしまうような不具合を回避で
きると共に、グリースの無駄な消費を防止できることに
なる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る車両用モータアンテナ装置の実施
例を示したものであつて、第1図はモータアンテナ駆動
部のギアケース部を断面した側面図、第2図は同上正面
図、第3図は同上背面図である。 図中、1はアンテナ、2はギアケース、3は巻取りドラ
ム、3aはコード操出し口、4はドライブコード、5はモ
ータ、7はウオームホイール、9はピニオンギア、10は
ドライブギアである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端がアンテナに連結され、基端側が巻取
    りドラムに巻装されたドライブコードを、モータ駆動に
    基づくドライブギアの回動によつて巻取りドラムから繰
    出してアンテナを伸長させるよう構成して成る車両用モ
    ータアンテナ装置において、前記ドライブギアは、その
    軸芯方向一側の外周にドライブコードに噛合する外歯ギ
    アが形成され、軸芯方向他側の内周に、該他側に配した
    モータ駆動力の動力伝動機構を構成するピニオンギアに
    噛合する内歯ギアが形成されたものとし、かつドライブ
    ギアの外周には、上記外歯ギア側にコード繰出し口が開
    設され内歯ギア側は閉塞した巻取りドラムを回動自在に
    外嵌したことを特徴とする車両用モータアンテナ装置。
JP1989064798U 1989-06-02 1989-06-02 車両用モータアンテナ装置 Expired - Lifetime JPH0724801Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989064798U JPH0724801Y2 (ja) 1989-06-02 1989-06-02 車両用モータアンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989064798U JPH0724801Y2 (ja) 1989-06-02 1989-06-02 車両用モータアンテナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH033813U JPH033813U (ja) 1991-01-16
JPH0724801Y2 true JPH0724801Y2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=31596062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989064798U Expired - Lifetime JPH0724801Y2 (ja) 1989-06-02 1989-06-02 車両用モータアンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0724801Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5142157U (ja) * 1974-09-24 1976-03-29
JP5011592B2 (ja) * 2008-01-17 2012-08-29 日都産業株式会社 ブランコのフックカバー

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5840905U (ja) * 1981-09-08 1983-03-17 原田工業株式会社 伸縮形アンテナ駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH033813U (ja) 1991-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6100619A (en) Drive apparatus, in particular for a sliding door of a motor vehicle
JPH0211625Y2 (ja)
ZA200200352B (en) Hand-operated device for transferring a film from a support strip to a substrate.
JPH0724801Y2 (ja) 車両用モータアンテナ装置
US4965616A (en) Automatic loading camera with claw spool
US5530502A (en) Camera autowind gear mechanism
EP0306537B1 (en) Starter equipped with planetary gear reduction unit
JPH082830Y2 (ja) ビデオテープレコーダのハウジング空回転装置
JPH09209890A (ja) 遊星歯車減速機構付スタータ
JPH075689Y2 (ja) ウオームホイールの回転検知装置を備えたパワーアンテナ装置
US5398089A (en) Takeup spool drive with clutch mechanism and method of operation
US5729782A (en) Camera film feed drive system reducing vibration and noise
JPS641762Y2 (ja)
JP2515488Y2 (ja) 建築用シャッターにおける巻取りシャフト構造
JPS641761Y2 (ja)
JPH0392833A (ja) カメラのフィルム巻戻機構
US6418816B1 (en) Power transmission device
JPH04242Y2 (ja)
JPH058611Y2 (ja)
JPH02107439U (ja)
JP2002238415A (ja) 魚釣用リール
JPH073893Y2 (ja) 魚釣用電動リール
JPH04140041A (ja) モーターの回転減速装置
JPH0458060U (ja)
JPH08304896A (ja) カメラ