JPH07247024A - 貨物運搬車輌に於ける荷役作業車の積降ろし装置 - Google Patents

貨物運搬車輌に於ける荷役作業車の積降ろし装置

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JPH07247024A
JPH07247024A JP6037395A JP3739594A JPH07247024A JP H07247024 A JPH07247024 A JP H07247024A JP 6037395 A JP6037395 A JP 6037395A JP 3739594 A JP3739594 A JP 3739594A JP H07247024 A JPH07247024 A JP H07247024A
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JP
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cargo
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JP6037395A
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English (en)
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Masaki Hori
政樹 堀
Junichi Aoyanagi
純一 青柳
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JIDOSHA SEIKO KK
Original Assignee
JIDOSHA SEIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フォークリフト、ミニローダー等の荷役作業
車の積降ろしを行う場合、荷物の搬送効率を向上し、運
搬車輌の安全な運転を可能にする。また、延長板を接続
する場合、移載のための駐車スペースを小さくするとと
もに作業者に負担を掛けず、簡便な作業を可能にする。 【構成】 運搬車輌50の運転室26側の荷台24に、
載置部28を設け、この載置部28の載置荷台32を、
昇降手段により荷台24の側面方向に傾斜可能とする。
この載置荷台32の傾斜方向に、地表面37に下端を接
触する延長板を接続し、荷役作業車27の移動を可能と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷物の移載時に使用す
る、フォークリフト、ミニローダー等の荷役作業車を貨
物運搬車輌に積み込んだり、積み降ろしたりするため
の、貨物運搬車輌に於ける荷役作業車の積降ろし装置に
係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、貨物運搬車輌に荷物を移載する場
合、フォークリフト、ミニローダー等の荷役作業車を用
いている。そして、この荷物の運搬目的地に荷役作業車
がない場合には、荷役作業車を、貨物運搬車輌に積載
し、運搬目的地まで搬送していた。そして、荷物(1)と
荷役作業車(2)とを、貨物運搬車輌(3)に積載する場合
は、荷台(4)の運転室(5)側に荷物(1)を積載した後、
荷台(4)の後方に、図9に示す如く歩み板等の延長板
(6)を接続し、荷役作業車(2)を荷台(4)の後部に積載
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法は、荷台(4)の後方から荷役作業車(2)を積降ろすた
め、重量の重い荷役作業車(2)が、図9に示す如く、貨
物運搬車輌(3)の後輪(7)よりも後方に位置する場合が
多い。そのため、嵩比重の軽い荷物(1)を荷台(4)に積
載した場合は、貨物運搬車輌(3)の後輪(7)に掛かる荷
重が大きいものとなり、貨物運搬車輌(3)は、運転操作
が不安定な状態となって、極めて危険なものとなってい
た。
【0004】また、上記方法は、進行方向に長く形成し
た荷役作業車(2)を、図9に示す如く、荷台(4)の長さ
方向と平行に積載するため、荷役作業車(2)の両側にデ
ットスペースが生じ、荷台(4)上の占有スペースが大き
いものとなっていた。そのため、荷台(4)の荷物積載用
のスペースが小さくなり、運搬効率が悪いものであっ
た。
【0005】また、上記方法は、地表面(8)から高く水
平に位置する荷台(4)の後方に、図9に示す如く、延長
板(6)を接続するため、荷役作業車(2)の登坂能力を超
えない傾きで延長板(6)を接続しようとすると、延長板
(6)を長く形成する必要があった。そのため、延長板
(6)の重量が重くなり、作業者への負担が大きくなっ
て、荷台(4)への接続作業に手間が掛かっていた。
【0006】また、従来、荷役作業車(2)は、荷物(1)
の積降ろしを行うための荷物移載スペース(9)を、荷台
(4)の側面に設けている。また、上記方法は、荷台(4)
の後方に長い延長板(6)を接続するため、荷物移載スペ
ース(9)以外にも、延長板設置スペース(10)を、図9
に示す如く、大きく必要とし、貨物運搬車輌(3)は移載
のための駐車スペースを大きく占有するものであった。
【0007】本発明は上述の如き課題を解決しようとす
るものであって、荷役作業車を積降ろす場合、嵩比重の
軽い荷物を荷台に移載しても、貨物運搬車輌の安全な運
転操作を可能にするとともに荷物の搬送効率を向上す
る。また、延長板を接続する場合、作業者に負担を掛け
ず、簡便な作業を可能にする。また、移載のための駐車
スペースを小さくしようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の如き課題
を解決するため、運搬車輌の運転室側の荷台に、荷役作
業車の載置部を設け、この載置部の載置荷台を、昇降手
段により荷台の側面方向に傾斜可能とし、この傾斜方向
の載置荷台に、地表面に下端を接触する延長板を荷役作
業車の移動可能に接続して成るものである。
【0009】また、載置荷台への延長板の接続は、載置
荷台の傾斜方向の端部にあおり板を回動可能に軸支し、
このあおり板の載置荷台側の端面に挿入口を形成し、こ
の挿入口に係合する係合突起を、延長板に形成しても良
い。
【0010】また、載置荷台への延長板の接続は、載置
荷台の傾斜方向の先端に延長板を回動可能に軸支して行
っても良い。
【0011】また、荷役作業車は、フォークリフトであ
っても良い。
【0012】また、荷役作業車は、ミニローダーであっ
ても良い。
【0013】また、昇降手段は、油圧シリンダーから成
るものであっても良い。
【0014】また、運搬車輌の荷台には、ウインチを設
置し、このウインチを荷役作業車に接続し、荷役作業車
の荷台への積込みおよび積降ろしの補助動力としても良
い。
【0015】また、荷台と荷役作業車の接続部には、車
止用の傾斜突部を形成しても良い。
【0016】また、あおり板は、載置荷台の傾斜使用時
には、下端を地表面に突当可能な寸法としても良い。
【0017】
【作用】上述の如く構成したものに於て、運搬車輌に積
降ろす荷役作業車は、フォークリフトでもミニローダー
であっても良く、全長が運搬車輌の荷台の有効幅を超え
ないものであれば良く、任意の荷役作業車を用いる事が
できる。
【0018】そして、荷役作業車を積降ろすには、昇降
手段を作動し、荷台の運転室側に設けた載置部の載置荷
台を、荷台の側面方向に傾斜する。この場合、昇降手段
を、油圧シリンダーによって形成すれば、大きな駆動力
を確実に得る事が可能となる。
【0019】次に、載置荷台の傾斜方向に延長板の一端
を接続し、この延長板の他端を地表面に載置すれば、荷
役作業車の積降ろしが可能となる。
【0020】また、この場合、荷台と荷役作業車の接続
部には、車止用の傾斜突部を形成すれば、載置荷台の一
定の位置に荷役作業車を停止する事ができ、荷台からの
荷役作業車の飛出し、転落等を防止する事が可能とな
る。
【0021】このように、荷役作業車を積降ろす場合、
荷台の運転室側に設けた載置荷台に荷役作業車を積載す
る事が可能であるから、荷役作業車の重量は運搬車輌の
前後の車輪に分散する事ができる。そのため、運搬車輌
の重量バランスが安定し、安全な運転操作が可能とな
る。
【0022】また、荷役作業車は、荷台の側面方向から
積載して、進行方向を荷台の幅方向に位置するから、荷
台上にデットスペースが殆ど生じる事がない。そのた
め、荷物の積載スペースを大きく確保でき、従来方法に
比し、運搬効率を大幅に向上できる。
【0023】また、載置荷台は、荷台の一部であり、こ
の荷台の一部を側面方向に傾斜するものであるから、延
長板は、従来方法と同一の傾きで設けても、従来方法に
比し、長さを短くする事ができ、重量の軽量化を行う事
が可能となる。また、延長板の軽量化を行う事により、
作業者への負担を軽減でき、簡便な接続作業が可能とな
る。また、延長板を短くする事によって、荷役作業車の
積降ろしの、作業スペースを小さくできる。
【0024】また、荷役作業車は、従来方法の如く、荷
台の後方から積み降ろしを行うのではなく、荷台の側面
方向から積み降ろしを行う。そのため、延長板の設置ス
ペースは、荷台の側面に位置し、荷物の移載スペースと
隣接して運搬車輌の側面に位置する。このため、運搬車
輌は、従来方法に比し、移載のための駐車スペースを小
さくする事が可能となる。
【0025】また、載置荷台への延長板の接続を、載置
荷台の傾斜方向の端部にあおり板を回動可能に軸支し、
このあおり板の載置荷台側の端面に挿入口を形成し、こ
の挿入口に係合する係合突起を、延長板に形成する事が
可能である。このように形成すると、延長板の構造を簡
略化でき、廉価に成形する事が可能となる。また、延長
板は、載置荷台から着脱可能とするから、成形長さの異
なる複数種のものを形成すれば、荷役作業車の登坂能力
に対応して傾斜の傾きを調整する事が可能となる。
【0026】また、あおり板は、載置荷台の傾斜使用時
に、下端を地表面に突当可能な寸法とすれば、荷役作業
車を積降ろし場合に、地表面と接触するあおり板が、荷
台の下方向への傾きを防止し、荷役作業車の安全な積載
作業が可能となる。
【0027】また、上記では、延長板は、載置荷台から
着脱可能に形成したが、載置荷台への延長板の接続を、
載置荷台の傾斜方向の先端に延長板を回動可能に軸支す
る事が可能である。このように形成すると、延長板は、
あおり板を操作する如く回動する事によって、載置荷台
の傾斜方向に容易に位置する事ができ、簡便な設置作業
が可能となる。また、延長板を収納する場合は、荷台の
側面に立ち上げて行う。
【0028】また、上記方法では、荷役作業車は、延長
板および載置荷台を自走して上がるものとした。しかし
ながら、運搬車輌の荷台に、ウインチを設置し、このウ
インチを荷役作業車に接続する事によって、荷役作業車
の積降ろし作業の補助動力とする事ができる。このよう
に形成すると、延長板や載置荷台の傾斜の傾きを、荷役
作業車の登坂能力を超えて大きく形成しても、荷役作業
車の容易な積載が可能となる。そのため、延長板の長さ
を短く形成する事ができ、設置スペースを小さくする事
ができる。
【0029】
【実施例】以下本発明の第1実施例を図1〜図5に於て
説明すれば、(20)はシャーシフレームで、下面側に、
図1、図2に示す如く車輪(21)を軸支位置し、上面に
は、長さ方向と平行な縦根太(22)を固定する。この縦
根太(22)は、長さ方向に一定の間隔を介して横根太
(23)を上面に固定する。また、横根太(23)は、上面
側に荷台(24)を固定し、荷物(25)の積載を可能とす
る。
【0030】また、この荷台(24)の運転室(26)側に
は、図1に示す如く、荷役作業車(27)の載置部(28)
を設け、荷役作業車(27)の積載を可能とする。この載
置部(28)は、図2、図3に示す如く、荷台(24)の運
転室(26)側を幅狭く設けた幅狭床部(30)と、この幅
狭床部(30)に蝶番(31)を介して回動可能に接続する
載置荷台(32)とを形成する。また、幅狭床部(30)
は、荷役作業車(27)の後輪との接続部に、車止用の傾
斜突部(33)を形成し、荷役作業車(27)の荷台(24)
からの飛出し、転落を防止する。
【0031】また、荷役作業車(27)は、図8に示す如
く、クランプ部(51)を折り畳み可能に設けて、荷物
(25)の両側を把持し得るフォークリフトであっても良
い。また、荷役作業車(27)は、ミニローダーであって
も良い。また、荷役作業車(27)は、全長が荷台(24)
の有効幅を超えないものであれば良く、任意の荷役作業
車(27)を用いる事ができる。
【0032】また、載置荷台(32)は、シャーシフレー
ム(20)の一側に連結した昇降手段(34)を、図2、図
3に示す如く下面に接続し、荷台(24)の側面方向に傾
斜可能とする。この昇降手段(34)は、大きな駆動力を
発生する油圧シリンダーにより形成する事が可能で、車
載型電動式油圧発生装置(図示せず)を接続する。
【0033】また、載置荷台(32)は、傾斜方向の端部
に蝶番(35)を固定し、この蝶番(35)を介してあおり
板(36)を回動可能に軸支する。このあおり板(36)の
形成幅は、載置荷台(32)の傾斜使用時に於て、下端を
地表面(37)に突当可能な寸法で形成する。また、あお
り板(36)は、回動方向の先端に一対の支持体(38)を
一定の間隔を介して設ける。
【0034】この支持体(38)は、図5に示す如く、地
表面(37)への接地盤(40)の上面に螺子杆(41)を接
続し、この螺子杆(41)を、載置荷台(32)に固定した
軸支部(42)のネジ穴(43)に挿入する。また、あおり
板(36)を、下方向に開放した場合に、接地盤(40)を
地表面(37)に対して進退移動可能とする。このように
形成すると、荷役作業車(27)の積降ろしを行う場合
に、地表面(37)に接触した接地盤(40)が、荷台(2
4)の下方向への傾きを防止し、荷役作業車(27)の安
全な積降ろし作業が可能となる。
【0035】また、あおり板(36)は、図3に示す如
く、載置荷台(32)側の端面に挿入口(44)を形成す
る。また、この挿入口(44)に挿入する係合突起(46)
を、図4に示す如く、延長板(45)の傾斜元端部の下面
に突設する。また、この延長板(45)は、係合突起(4
6)を挿入口(44)に挿入した状態で、傾斜先端部を地
表面(37)に接触可能とする。
【0036】上述の如く構成したものに於て、荷役作業
車(27)の積降ろしを行うには、まず、載置荷台(32)
に軸支したあおり板(36)を開放した後、昇降手段(3
4)を作動し、荷台(24)の運転室(26)側に位置す載
置荷台(32)を、荷台(24)の側面方向に傾斜する。
【0037】この載置荷台(32)の傾斜によって、開放
状態のあおり板(36)は、地表面(37)に対して垂直な
状態で下降し、支持体(38)の接地盤(40)を地表面
(37)に接触する。この場合、地表面(37)が起伏を生
じていて、一対の接地盤(40)を地表面(37)に接触で
きない場合は、一方の螺子杆(41)を回動して、あおり
板(36)からの螺子杆(41)の突出長さを調整すれば、
一対の接地盤(40)を地表面(37)に容易に接触させる
事ができる。
【0038】次に、あおり板(36)の挿入口(44)に、
延長板(45)の係合突起(46)を挿入し、延長板(45)
の傾斜先端部を地表面(37)に載置すれば、荷役作業車
(27)は、図2に示す如く、自走して積降ろしを行う事
ができる。
【0039】また、載置荷台(32)に荷役作業車(27)
を積み込む場合は、幅狭床部(30)に設けた傾斜突部
(33)に荷役作業車(27)の後輪が突き当たり、載置荷
台(32)からの荷役作業車(27)の飛出し、転落を防止
できる。
【0040】このように、運搬車輌(50)に荷役作業車
(27)を積降ろす場合、荷台(24)の運転室(26)側に
設けた載置荷台(32)に荷役作業車(50)を積載する事
が可能であるから、荷役作業車(27)の重量は、運搬車
輌(50)の前後の車輪に分散する事ができる。そのた
め、運搬車輌(50)の重量バランスが安定し、安全な運
転操作が可能となる。
【0041】また、荷役作業車(27)は、荷台(24)の
側面方向から積載し、進行方向を荷台(24)の幅方向に
位置するから、荷台(24)上にデットスペースが殆ど生
じる事がない。そのため、従来方法に比し、荷物(25)
の運搬効率を大幅に向上する事が可能となる。
【0042】また、載置荷台(32)は、図2に示す如
く、荷台(24)自身が側面方向に傾斜するものであるか
ら、延長板(45)は、従来方法と同一の傾きで設けて
も、従来方法に比し、長さを短くする事ができ、重量の
軽量化を行う事が可能となる。また、延長板(45)の軽
量化を行う事により、作業者への負担を軽減でき、簡便
な接続作業が可能となる。また、延長板(45)を短くす
る事によって、荷役作業車(27)の積降ろしの、作業ス
ペースを小さくできる。
【0043】また、荷役作業車(27)は、従来方法の如
く、荷台(24)の後方から積降ろしを行うものではな
く、荷台(24)の側面方向から積降ろしを行うため、延
長板設置スペース(47)は、図1に示す如く、荷物(2
5)の移載を行うための荷物移載スペース(48)と隣接
して、運搬車輌(50)の側面に位置する事ができる。こ
のため、運搬車輌(50)は、従来方法に比し、移載のた
めの駐車スペースを小さくする事が可能となる。
【0044】また、上記第1実施例に於て、荷役作業車
(27)は、自走して載置荷台(32)に移動するものとし
た。しかしながら、第2実施例に於ては、荷台(24)
に、図6に示す如くウインチ(52)を形成し、荷役作業
車(27)の積降ろしの補助動力としている。このウイン
チ(52)は、ワイヤー(53)を巻き回したドラム(54)
を形成し、このドラム(54)を、油圧モーター等の原動
機(55)に接続して回動可能とする。また、ワイヤー
(53)は、先端を折り返して係止輪(56)を形成し、荷
役作業車(27)に設けたフック(57)に係止可能とす
る。
【0045】また、荷台(24)は、載置荷台(32)の傾
斜元側にプーリー(58)を軸支し、このプーリー(58)
の外周面に設けた外周溝(60)にワイヤー(53)を挿入
する事により、ワイヤー(53)と荷台(24)との不用意
な接触を防止する。、
【0046】また、上記の各実施例では、延長板(45)
を、載置荷台(32)から着脱可能に形成した。しかしな
がら、第3実施例に於ては、載置荷台(32)は、傾斜方
向の先端に蝶番(61)を形成し、この蝶番(61)を介し
て延長板(45)を、図7に示す如く回動可能に軸支す
る。この延長板(45)は、荷台(24)の上面両側に回動
した状態に於て、あおり板(36)の代用として用いる事
が可能である。このように形成すると、延長板(45)
は、あおり板(36)を操作する如く回動する事によっ
て、載置荷台(32)の傾斜方向に容易に位置する事がで
き、簡便な設置作業が可能となる。
【0047】また、延長板(45)は、図7に示す如く、
載置荷台(32)側に支持脚(62)を軸支し、この支持脚
(62)を地表面(37)に対して垂直に設置可能とする。
このように形成すると、荷台(24)の不用意な傾きを防
止して、荷役作業車(27)の安全な積降ろし作業が可能
となる。また、延長板(45)は、地表面(37)と対向す
る裏面側に肉抜凹部(63)を形成し、この肉抜凹部(6
3)に支持脚(62)を収納可能とする。また、支持脚(6
2)は、側面端部に係合孔(64)を形成する。また、こ
の係合孔(64)に対応して延長板(45)に挿通孔(65)
を形成する。そして、この挿通孔(65)から係合ピン
(66)を挿通して、係合孔(64)に挿入すれば、支持脚
(62)を肉抜凹部(63)に係合固定でき、支持脚(62)
の不用意な倒れ込みによる事故等を防止できる。
【0048】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したものである
から、運搬車輌に荷役作業車を積降ろす場合、荷台の運
転室側に位置する載置荷台に積載するから、運搬車輌の
重量バランスが安定し、運搬車輌の安全な運転操作が可
能となる。
【0049】また、荷台上にデットスペースが殆ど生じ
る事がなく、荷物の積載スペースを大きく確保して、運
搬効率を大幅に向上できる。
【0050】また、延長板を、従来方法と同一の傾きで
設けても、従来方法に比し、延長板の長さを短くする事
ができ、重量の軽量化を行う事が可能となる。また、こ
の延長板の軽量化によって、作業者への負担を軽減で
き、簡便な接続作業が可能となる。また、延長板を短く
する事によって、荷役作業車の積降ろしの、作業スペー
スを小さくできる。
【0051】また、延長板の設置スペースは、荷物の移
載スペースと隣接して、運搬車輌の側面に位置するか
ら、従来方法に比し、移載のための駐車スペースを小型
化する事が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】荷役作業車と荷物とを積載した運搬車輌の側面
図である。
【図2】荷役作業車の積降ろし状態を示す運搬車輌の背
面図である。
【図3】載置荷台の傾斜状態を示す部分斜視図である。
【図4】延長板の裏面側を示す斜視図である。
【図5】支持体の拡大断面図である。
【図6】ウインチを設けた第2実施例の運搬車輌の背面
図である。
【図7】載置荷台に延長板を軸支した第3実施例の荷台
を示す部分斜視図である。
【図8】荷役作業車の一例を示す平面図である。
【図9】荷役作業車と荷物とを積載した従来の運搬車輌
の側面図である。
【符号の説明】
24 荷台 26 運転室 27 荷役作業車 28 載置部 32 載置荷台 33 傾斜突部 34 昇降手段 36 あおり板 37 地表面 44 挿入口 45 延長板 46 係合突起 50 運搬車輌 51 クランプ部 52 ウインチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運搬車輌の運転室側の荷台に、荷役作業
    車の載置部を設け、この載置部の載置荷台を、昇降手段
    により荷台の側面方向に傾斜可能とし、この傾斜方向の
    載置荷台に、地表面に下端を接触する延長板を荷役作業
    車の移動可能に接続した事を特徴とする貨物運搬車輌に
    於ける荷役作業車の積降ろし装置。
  2. 【請求項2】 載置荷台への延長板の接続は、載置荷台
    の傾斜方向の端部にあおり板を回動可能に軸支し、この
    あおり板の載置荷台側の端面に挿入口を形成し、この挿
    入口に係合する係合突起を、延長板に形成した事を特徴
    とする請求項1の貨物運搬車輌に於ける荷役作業車の積
    降ろし装置。
  3. 【請求項3】 載置荷台への延長板の接続は、載置荷台
    の傾斜方向の先端に延長板を回動可能に軸支して行う事
    を特徴とする請求項1の貨物運搬車輌に於ける荷役作業
    車の積降ろし装置。
  4. 【請求項4】 荷役作業車は、フォークリフトである事
    を特徴とする請求項1の貨物運搬車輌に於ける荷役作業
    車の積降ろし装置。
  5. 【請求項5】 荷役作業車は、ミニローダーである事を
    特徴とする請求項1の貨物運搬車輌に於ける荷役作業車
    の積降ろし装置。
  6. 【請求項6】 昇降手段は、油圧シリンダーから成る事
    を特徴とする請求項1の貨物運搬車輌に於ける荷役作業
    車の積降ろし装置。
  7. 【請求項7】 運搬車輌の荷台には、ウインチを設置
    し、このウインチを荷役作業車に接続し、荷役作業車の
    荷台への積込みおよび積降ろしの補助動力とする事を特
    徴とする請求項1の貨物運搬車輌に於ける荷役作業車の
    積降ろし装置。
  8. 【請求項8】 荷台と荷役作業車の接続部には、車止用
    の傾斜突部を形成した事を特徴とする請求項1の貨物運
    搬車輌に於ける荷役作業車の積降ろし装置。
  9. 【請求項9】 あおり板は、載置荷台の傾斜使用時に
    は、下端を地表面に突当可能な寸法とした事を特徴とす
    る請求項2の貨物運搬車輌に於ける荷役作業車の積降ろ
    し装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016215679A (ja) * 2015-05-14 2016-12-22 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 車両搬送台車
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