JPH07247010A - 物品仕分設備 - Google Patents

物品仕分設備

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JPH07247010A
JPH07247010A JP3849194A JP3849194A JPH07247010A JP H07247010 A JPH07247010 A JP H07247010A JP 3849194 A JP3849194 A JP 3849194A JP 3849194 A JP3849194 A JP 3849194A JP H07247010 A JPH07247010 A JP H07247010A
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JP
Japan
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articles
loop car
box
rail
floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP3849194A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Owada
能史 大和田
Nobuaki Kumano
宣昭 熊野
Kozo Yamazaki
鋼三 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Kanetsu KK
Original Assignee
Toyo Kanetsu KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 台車の走行通路を空き状態にし、通行の便宜
を図り得るように構成した物品仕分設備を提供する。 【構成】 床から所望の高さにレール3を敷設し、この
レール3に懸吊状態で床から離間して走行するループカ
ー2を設け、このループカー2にピッキングする物品を
積み込むための箱23や、物品を種まきするための箱2
3を載せて、ループカー2を各ピッキング位置や種まき
位置に移動して物品の仕分けを行うように構成した物品
の仕分設備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スーパーマーケット等
の納入先に応じて指定された各種物品を物品棚からピッ
キングしたり種まきする際に用いて好適な物品仕分設備
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】集荷センター等から各種物品を出荷する
場合、ユーザーから指定された物品を物品棚からピッキ
ングし、台車に載せてユーザー毎に設置された荷受け所
に搬送し、コンテナやかご車に仕分け(種まき作業)す
る。前記台車としては、手押しのものもあるが、例えば
特開平1−12508号公報に開示されているように、
床上に敷設されたレールに沿って移動する台車もある。
なお、現在の消費者ニーズは多品種にわたり、流通業界
においては消費者ニーズに対応すべく多品種で多オーダ
ーの物品を効率的に集荷しかつ仕分ける必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の台車
は手押し式及び自走式の如何を問わず、床上を走行する
ものであり、前記のように多品種の物品を仕分けるため
台車の走行は頻繁になるので、走行路(アイル)は常に
空けておかねばならない。特に、床上にレールを敷設し
た場合は、脱輪を防止するために常に障害物の有無をチ
ェックしておかなければならず、レールを跨いで通行す
る等の行為は避ける必要がある。しかも、台車の積載量
は限定され、ピッキングした物品を詰めたコンテナ等を
そのまま大量に積載し、コンテナ毎に仕分ける等の効率
的な仕分け作業を行うことができなかった。本発明の目
的は、台車の通路を空き状態にし、通行の便宜を図り得
るように構成した物品仕分設備を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る目的は、物
品(22)のピッキング位置及び種まき位置を連結し、
かつ床上から所定の高さ位置に敷設されたレール(3)
と、前記レール(3)に懸吊状態で床から離間して走行
し、前記物品のピッキング位置及び種まき位置において
走行停止に制御され、ピッキングした物品又は種まきす
る物品を収容する箱(23)を多数載置可能な棚(5)
を有するループカー(2)とを備えたことを特徴とする
物品仕分設備によって達成される。
【0005】
【作用】前記物品仕分設備によれば、ピッキングした物
品及び種まきする物品を収容する箱を多数載置可能なル
ープカー2は、床上を走行することなく、床から所定の
高さ位置に敷設されたレール3に懸吊状態で走行する。
したがって、ループカー2は床に接触することなく走行
し、走行時以外は床上を自在に人が通行することができ
る。また、障害物を避けるようにレール2を高く敷設す
ることもでき、この場合は仕分設備の設計自由度を向上
させることができる。
【0006】
【実施例】次に、図1〜図5を参照して本発明を適用し
た物品の仕分設備の実施例を説明する。図1はループカ
ーの構成を示す斜視図、図2はループカーの正面図、図
3はループカーの側面図、図4は仕分動作を説明するフ
ローチャート、図5は設備の構成例を示す平面図であ
る。
【0007】まず、物品仕分設備に用いられるループカ
ー2について説明する。ループカー2は図1〜図3に示
すように床から所定高さの位置に配設されたレール3に
沿って移動するように構成されている。このループカー
2は物品の仕分け、すなわちケースラックから物品をピ
ッキングする際と、所定数集めた物品を例えば行く先毎
に種まきする際に共用されるものである。ループカー2
を構成する本体2aの一側面には、例えば4個の箱を載
置できる棚5が3段に設けられ、合計12個の箱を一挙
に搬送できるようになっている。また、棚5の上部パネ
ル6には表示ランプ7が設けられ、ピッキングと種まき
の情報を表示するようになっている。更に、本体2aの
上部には、廃棄する空き箱等を載置して搬送するための
破材用トレー8が設けられている。
【0008】ループカー2の上部には、レール3を跨ぐ
ようにしてループカー2を走行自在に懸吊する支持部材
11と、懸吊と駆動を行う駆動部12とが設けられてい
る。駆動部12内にはモータが設けられ、図示を省略し
たバッテリーにより駆動されるようになっている。ルー
プカー2の側面には操作パネル13が設けられ、このル
ープカー2の走行経路やピッキングすべき物品や種まき
すべき物品のデータの格納と、ハンディスキャナー14
によるデータの読み取り等を行い得るようになってい
る。また、本体2aの下部には、ループカー2の停止等
の信号(例えば赤外線信号)を受信するためのデータ受
信部15が設けられ、ループカー2の駆動はリモートコ
ントロールされる。本体2aの前後にはバンパー16
a,16bが設けられている。なお、ループカー2の仕
様について一例を述べると、幅400mm、長さ600
mm、高さ250mm程度の箱23を12個積載して、
最高速度60m/分程度の速度で自走できるようになっ
ている。
【0009】次に、図4及び図5を参照して仕分動作に
ついて説明する。まず、図4(A)を参照して物品の種
まきについて説明すると、オーダー部30で種まきのた
めのデータが読み取られると(ステップS1)、次いで
これから種まきするための物品を収容した多数の箱23
がループカー2にセットされる(ステップS2)。箱2
3をループカー2に積載した後、物品22の仕分け先、
仕分け数等のデータが操作パネル13内にインプットさ
れる。なお、データのインプットはキー操作等により行
ってもよいが、データを記憶したテープやメモリ回路を
格納する構成であってもよい。物品を収容した多数の箱
23がループカー2に載置されると、ループカー2を種
まき位置まで移動させる(ステップS3)。ループカー
2は所定の種まき位置に達すると停止され、設置してあ
るケースラック32に載置した箱に対して物品22の種
まきが行われる(ステップS4)。
【0010】ループカー2が所定の種まき位置において
停止すると、図1に示すようにその種まき位置で下ろす
物品を載せた棚5の表示ランプ7が点灯し、作業員Xに
表示する。作業員Xは種まき作業として指定された物品
22を卸し、集品箱36に積み換える。そして、積み換
えた物品22のデータをハンディスキャナー14により
読み取り、かつ表示ランプ7をリセットしてこの種まき
位置における種まき作業を終了する。ループカー2に載
置されたすべての箱23内のすべての物品22が種まき
により仕分けられると、ループカー2は空き箱排出位置
へ移動される(ステップS5)。ループカー2は空き箱
排出位置に達すると停止され、載置していた空き箱23
がすべて排出される(ステップS6)。空き箱排出位置
34は、種まきにより空になった箱23を棚5から自動
的に卸すものであり、卸された箱23は再び使用するた
めに、他のループに搬送されたり、空き箱を供給するル
ープに搬送される。
【0011】以上のようにして、一連の種まき作業が終
了するのであるが、ループカー2は種まき作業だけでは
なく、物品のピッキングにも使用される。次に、図4
(B)を参照して物品22のピッキングについて説明す
る。図5におけるB1〜B6は、物品を積んだラック3
6の集合ブロックを示している。そして、集合ブロック
B1〜B6の外側には、ピッキングする物品を予め積む
ためのピッキングラック32が配設され、ピッキングラ
ック32間にレール3が敷設されている。なお、レール
3は、床から所定高さの位置に敷設され、ループカー2
が床に接することなく走行できるようになっている。な
お、レール3は全て仕分け用に敷設されているのではな
く、例えば右端に3aで示す部分は連絡用レールであ
り、左端に示したレール3bは箱補充用として敷設され
ている。更に、30はオーダー部であり、ピッキングす
べき物品の指示や箱23をループカー2に積み込む作業
等を行うものである。
【0012】図5に示す設備にあっては、オーダー部3
0においてループカー2に箱をセットする際に、ピッキ
ングすべき物品の指示がピッキング用ラック32に指示
される。このとき、ピッキングラック32には物品22
を収容した箱23がすでに載置されている。オーダー部
30で箱23に対するピッキングのためのデータが読み
取られると(ステップS11)、ループカー2に多数の
空き箱23がセットされる(ステップS12)。
【0013】次いで、ループカー2はピッキング情報に
基づいて所定のピッキング位置まで移動して停止される
(ステップS13)。次いで、設置してあるケースラッ
ク32に表示されるピッキング情報に従って、ケースラ
ック32に載置した箱23内の物品22を、ループカー
2内の各箱23に対してピッキングする(ステップS1
4)。ピッキングが終了すると、ループカー2は箱排出
位置34に移動され(ステップS15)、箱排出位置3
4において、物品22を収容した箱23が排出される
(ステップS16)。以上のように、ループカー2は、
物品のピッキングと種まきのいずれにも使用することが
できる。
【0014】以上に本発明の実施例を説明したが、本発
明は前記に限定されるものではなく、種々の変形が可能
である。レール3の敷設高さは限定されず、例えば連絡
レール3bとして示した位置等においては、天井に近い
位置まで上げてその下部を通行用地として利用すること
ができる。このように、高さが限定されないので、設備
を設計する際の自由度が向上する。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る物
品仕分設備は、床から所望の高さにレールを敷設し、こ
のレールに懸吊状態で床に接することなく走行するルー
プカーを設け、このループカーにピッキングする物品を
積むための箱や、種まきするための物品を詰めた箱を載
せて、物品の仕分けを行うように構成した。したがっ
て、台車を走行させるための専用走行路を設ける必要が
なく、床の有効利用を図ることができる。また、ループ
カーには多種の物品を多数の箱に分けて載置することが
でき、載置量も多いので多品種で多オーダーの物品を一
挙に搬送することができ、仕分け作業の効率化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物品仕分設備に使用されるループ
カーの斜視図である。
【図2】ループカーの構成を示す側面図である。
【図3】ループカーの構成を示す他の側面図である。
【図4】仕分け動作を示すフローチャートである。
【図5】物品仕分設備の配置例を示す平面図である。
【符号の説明】
2 ループカー 3 レール 5 棚 7 表示ランプ 12 駆動部 14 ハンディスキャナー 22 物品 23 箱 34 箱排出位置 32 ケースラック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品(22)のピッキング位置及び種ま
    き位置を連結し、かつ床上から所定の高さ位置に敷設さ
    れたレール(3)と、 前記レール(3)に懸吊状態で床から離間して走行し、
    前記物品のピッキング位置及び種まき位置において走行
    停止に制御され、ピッキングした物品又は種まきする物
    品を収容する箱(23)を多数載置可能な棚(5)を有
    するループカー(2)とを備えたことを特徴とする物品
    仕分設備。
JP3849194A 1994-03-09 1994-03-09 物品仕分設備 Pending JPH07247010A (ja)

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JP3849194A JPH07247010A (ja) 1994-03-09 1994-03-09 物品仕分設備

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JP3849194A JPH07247010A (ja) 1994-03-09 1994-03-09 物品仕分設備

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014151990A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Rengo Co Ltd 集品方法及び集品システム
WO2015019437A1 (ja) * 2013-08-07 2015-02-12 株式会社日立製作所 ピッキング表示装置およびピッキング表示システム
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Effective date: 20000209