JPH07247007A - ビル内物流システム - Google Patents

ビル内物流システム

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JPH07247007A
JPH07247007A JP3855294A JP3855294A JPH07247007A JP H07247007 A JPH07247007 A JP H07247007A JP 3855294 A JP3855294 A JP 3855294A JP 3855294 A JP3855294 A JP 3855294A JP H07247007 A JPH07247007 A JP H07247007A
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JP
Japan
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floor
building
articles
physical distribution
automatic warehouse
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Application number
JP3855294A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Shikayama
公 鹿山
Tsukasa Miyashita
司 宮下
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Hazama Corp
Original Assignee
Hazama Gumi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07247007A publication Critical patent/JPH07247007A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オフィスビル内のどこからでも、必要に応じ
て必要な各種物品を自動保管したり、指定先に自動搬送
したりできること。また、利用者毎にセキュリティや課
金の管理、利用形態の変更、保管物品の管理等を可能と
する。 【構成】 各種物品を収納する自動倉庫システム1と、
この自動倉庫システム1と各フロアとを連絡して各種物
品を搬送する垂直搬送機7と、各フロアに配置されて垂
直搬送機7との間にフロア内ストック装置9を介して各
種物品の受け渡しを行ない利用者による指定先との間で
各種物品を搬送する無人搬送車10とを有し、これらの
自動化機器を各フロアに配置されたフロアコンピュータ
11により一連のシステムとして連携し、各フロアに配
置されたフロア端末12からの入力により操作する。各
フロアコンピュータ11において、利用者毎のセキュリ
ティおよび課金の管理、利用形態の変更、保管物品の管
理等を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィスビル内物流の
効率化、無人化に資するビル内物流システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】オフィスビル内では、多くの書類や書籍
が利用され、多くの郵便物が発着信されているため、常
時これら物品の保管や廃棄が必要になっている。従前、
これらの物品の取り扱いが利用者個々の管理に任せられ
ていることから、多くの場合、特にその保管に当たって
利便性や効率性、あるいは有効スペースの確保等が軽視
されがちになり、一方でオフィスに求められる機能性を
阻害し、他方で利用者に不必要な労力を負担させること
になっていた。
【0003】このため、従来においては、オフィスビル
内における物品の保管、物品の垂直搬送、物品の水平搬
送といった単位で、個々に機器を導入することにより、
書類・書籍の保管および搬送、郵便物の搬送、ごみの搬
送、さらにコーヒーやお茶等のサービス品の搬送を可能
とした。また、これらの要求を満たすための情報、駆動
制御信号ケーブルは、形態別各個に配線されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来例で
は、物品の保管、垂直・水平搬送の自動化がそれぞれ独
立しているため、ビル内の物流・搬送システムとして断
続的で利便性、効率性に欠けるという問題があった。
【0005】また、ビル内物流システムをフロア毎に利
用者の異なるテナントビルに導入する場合、利用者毎に
管理要求が異なり、利用者毎に保管または搬送する物品
に係る機密情報の管理やシステムの利用に伴う課金の管
理、利用者の入れ替え等による利用形態の変更、利用状
況データに基づく保管物の利用効率の改善等が必要であ
り、さらに利用者のランダムな利用手順および時間、場
所等の条件にも柔軟に対応する必要があり、したがって
ビル内物流システムをテナントビルに適用することが困
難であるという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、物品の自動保管および自動搬送を一連の
システムとして構築して、オフィスビル内のどこからで
も、必要に応じて必要な各種物品を自動保管したり、指
定先に自動搬送したりすることができ、もって各フロア
の利用者個々の身辺を整理して快適なオフィス環境を実
現するとともに、利用者が自らの業務を効率良く行なう
ことができ、また利用者毎のセキュリティや課金の管
理、利用形態の変更、保管物の利用効率の改善等を可能
としたビル内物流システムを提供することを目的とす
る。
【0007】また、従来は同時に複数のシステムを利用
して、複数のフロアーでこれらのシステム機器を利用す
る場合、情報及び機器の駆動信号ケーブルを、機器各々
で配線する必要があり、適用ビルが異なると新ためて計
画する必要があったが、本発明では形式が異なる情報及
び信号でも同一の共通ネットワークで処理することを可
能にしたテナントビルにも広く適用することのできるビ
ル内物流・搬送システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、オフィスビルで使用または発生する各種
物品を収納する自動倉庫システムと、この自動倉庫シス
テムとオフィスビル内の各フロアとを連絡して各種物品
を搬送する垂直搬送システムと、各フロアに配置されて
垂直搬送システムとの間で各種物品の受け渡しを行ない
利用者による指定先との間で各種物品を搬送する水平搬
送システムとを有し、これら各システムを各フロアに配
置されたフロア制御システムからの情報により上記シス
テムが一連のシステムとして連携し、各フロアに配置さ
れたフロア端末からの入力により各システムの操作を行
なうようにしたものである。
【0009】本発明はまた、フロア毎に垂直搬送システ
ムと水平搬送効率と利用者の利便性向上のためフロア制
御システムにより制御されて各種物品の機密を保持可能
に一時ストックするフロア内ストックシステムを設けた
ものである。
【0010】本発明はまた、自動倉庫システムとして、
書類や書籍を保管する自動倉庫と、書類や書籍を自動倉
庫の保管単位から個別にピッキングするピッキングシス
テムとを設けたものである。
【0011】本発明はまた、自動倉庫システムとして、
郵便物を処理するメール処理システム、ごみを処理する
ごみ処理システム、あるいはコーヒーやお茶等のサービ
ス品を給する給茶システムを設けたものである。
【0012】
【作用】したがって、本発明によれば、オフィスビル内
において、フロア端末からの入力に基づいて、フロアコ
ンピュータが、自動倉庫システムに要求情報を送る事に
よって要望に応じた搬送が行なわれ、フロア内ストック
システムおよび水平搬送システムをフロアコンピュータ
が制御することにより、利用者はフロア端末を操作する
だけで、必要な書類や書籍を自動倉庫に自動保管した
り、自動倉庫から利用者の指定先へ自動搬送したり、さ
らにフロア間を自動搬送させたりすることができ、同様
にして、メール処理システムを用いて各フロアへ郵便物
を自動集配したり、ごみ処理システムを用いて各フロア
の廃棄物を処理したり、さらに給茶システムを用いて各
フロアにコーヒーやお茶を自動給仕したりすることがで
きる。
【0013】一方、フロア制御システムにおいて、利用
者単位の機密情報の管理およびシステム利用に伴う課金
の管理、利用者入れ替えによる利用形態の変更、そして
利用状況データに基づく保管物品の管理を行なうので、
この物流システムをフロア毎に利用者の異なるオフィス
ビルにおいても適用することができる。
【0014】また、以上のシステム機器、制御システム
間の情報及び信号は共通ネットワーク上を利用可能なた
め、利用フロア数、システム構成が変化しても情報ネッ
トワークを変えることなく利用できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。図1において、1はビル内に構成された自
動倉庫システムであり、ビル内で使用または発生する書
類および書籍を含む各種物品を保管する自動倉庫2と、
自動倉庫2に保管する各種物品を自動倉庫2の保管単位
から個別にピッキングするピッキングシステムを構成す
るピッキング装置3と、郵便物を処理するメール処理シ
ステムを構成するメール処理装置4と、ビル内で発生す
るごみを処理するごみ処理システムを構成するごみ処理
装置5とからなる。7は垂直搬送システムを構成する垂
直搬送機であり、自動倉庫システム1とビル内の各フロ
アとを連絡して各種物品を搬送する。8は物流管理シス
テムを構成する物流コンピュータであり、ピッキング装
置3を含む自動倉庫2、メール処理装置4、ごみ処理装
置5、および垂直搬送機7の各種物流機器を制御する。
9は各フロアに配置されてフロア内ストックシステムを
構成するフロアストック装置であり、垂直搬送機7と各
フロアの水平搬送システムとの間で各種物品の受け渡し
を行ない、また各種物品を一時的にストックを可能にし
てその機密性を保持する。10は各フロアに配置されて
水平搬送システムを構成する書類・書籍を搬送する無人
搬送車であり、無人搬送管理コンピュータにより制御さ
れて、垂直搬送システム7及びフロアストック装置9と
指定先との間を各種物品を搬送する。11は各フロアに
配置されてフロア制御システムを構成するフロアコンピ
ュータであり、フロアストック装置9および無人搬送車
10の制御及び物流コンピュータ8との情報を制御する
とともに、利用者単位のセキュリティ管理、課金管理、
利用形態の変更、利用状況の管理等、各種データを有し
ており、システム利用の効率化を検討する際のデータ集
計及びシュミレーション等も可能としている。12は各
フロアに配置されたフロア端末であり、フロアコンピュ
ータ11に指示を入力する。なお、6は各フロアにおい
て配置されたコーヒーやお茶等のサービス品を給仕する
給茶システムを構成する給茶装置である。
【0016】そして、各フロアに配置されているフロア
端末12と接続したフロアコンピュータ11は物流コン
ピュータ8とを情報ケーブルで結び、各コンピュータ1
1,8とからの制御信号を駆動ケーブルを介して自動倉
庫2、ピッキング3、メール処理システム4、ごみ処理
システム5、各フロアに備えたフロア内ストック装置
9、書類・書籍搬送車10、給茶搬送車6’とを共通の
ネットワークで各個あるいは同時に動作可能にする。
【0017】次に上記実施例の動作について説明する。
まず、自動倉庫システム1の出庫動作について説明す
る。図1において、各フロアのフロア端末12からID
と、例えば必要とする書類または書籍についての情報を
入力すると、フロアコンピュータ11でIDチェックが
行なわれ、これが正しければ物流コンピュータ8に出庫
要求のデータを送り、物流コンピュータ8の制御により
出庫処理が開始する。通常、自動倉庫2から要求された
コンテナを引き出し、垂直搬送機7に載せる。ファイル
単位の要求の場合には、ピッキング装置3により必要な
ファイルをピッキングしてから垂直搬送機7に載せる。
そして指定されたフロアまで搬送する。指定されたフロ
アに到着すると、フロアコンピュータ11の制御により
到着処理が行なわれ、所定のメッセージを出力する。こ
こで、利用者がいない場合、書類または書籍はフロア内
ストック装置9に一時的にストックされて、その機密性
が保持される。利用者がいる場合、垂直搬送機7あるい
はフロア内ストック装置9から無人搬送車10が書類ま
たは書籍を受け取って、利用者の指定した所へ届ける。
利用者は無人搬送車10にIDチェックを行なうことに
よって、無人搬送車10から要求した物品を取り出す。
【0018】なお、受信した郵便物は、メール処理装置
4から同様にして郵便物が搬送される。フロア端末12
からお茶を要求した場合は、給茶装置6から同様にして
給湯ポットや茶葉等が搬送される。
【0019】次に自動倉庫2の入庫動作について説明す
る。図1において、まず利用者が書類または書籍をフロ
ア内ストック装置9の入庫口に載せ返却指示を行なうと
無人搬送車10を呼び出し、垂直搬送機の入庫口まで無
人搬送される。そして、垂直搬送機7により地下の自動
倉庫2へ搬送される。物品の保管がコンテナ単位の場
合、自動倉庫2に対して直接入庫作業が行なわれ、ファ
イル単位の場合は、ピッキング装置3で積み込み作業を
行なってから自動倉庫2に入庫作業を行なう。入庫が完
了したら、その旨がフロアコンピュータ11に報告され
る。
【0020】なお、フロア端末12で郵便物の発信を要
求した場合、郵便物をメール処理装置4に同様にして搬
送する。またごみの処理を要求した場合は、ごみをごみ
処理装置5に同様にして搬送する。
【0021】次に、フロア間搬送について説明する。図
1において、各フロアの垂直搬送機7の入庫口に物品を
載せ、行き先をフロア端末12から入力することにより
フロアコンピュータ11で行き先のデータ入力が行なわ
れ、垂直搬送機7で指定のフロアへ搬送する。指定され
たフロアに到着すると、フロアコンピュータ11により
到着処理が行なわれた後、メッセージを出力する。受け
取り者は垂直搬送機7の入出庫口まで行くか、または無
人搬送車10で搬送された物品を受け取らせて、指定し
た場所に搬送させる。そして、IDチェックを行なった
後、搬送物を取り出す。
【0022】上記各動作において、フロアコンピュータ
11により、利用者毎のセキュリティ管理が行われる
他、システム利用に伴う課金の管理が行なわれる。ま
た、テナント等の利用者に入れ替え等があった場合は、
その利用者の要求に応じた利用形態に変更することがで
きる。また、蓄積された利用状況データを基にして、自
動倉庫2を例えば月に1回の割で並べ替えを行なった
り、超低頻度の物品は外部の倉庫に移動するなどの処置
を行なったりすることが可能である。
【0023】このように上記実施例によれば、オフィス
ビルで使用または発生する各種物品を収納する自動倉庫
2と、自動倉庫システム1とオフィスビル内の各フロア
とを連絡して各種物品を搬送する垂直搬送機7と、各フ
ロアに配置されて垂直搬送機7との間で各種物品の受け
渡しを行ない利用者による指定先との間で各種物品を搬
送する無人搬送車10とを有し、これらの自動化機器を
各フロアに配置されたフロアコンピュータ11により一
連のシステムとして連携し、各フロアに配置されたフロ
ア端末12からの入力により各自動化機器の操作を行な
うようにしたので、利用者はオフィスビル内のどこにい
ても、フロア端末12の操作により自動倉庫システム1
から必要な物品を指定した場所に自動搬送したり、反対
に保管の必要な物品を自動倉庫2に確実に自動保管した
りすることができる。
【0024】また、各フロアコンピュータ11による自
動倉庫システム1、垂直搬送機7および無人搬送車10
の制御に加えて、フロア毎にフロアストック装置9を設
置した事により各種物品をその機密性を保持可能に一時
的にストックするようにしたので、例えば利用者が不在
の場合でも物品に係る機密情報を確実に保持することが
でき、利用者毎に確実なセキュリティ管理を行なうこと
ができる。また各フロアコンピュータ11により自動倉
庫システム1および各搬送システム7、10を制御して
いることにより、システム利用に伴う利用者毎の課金管
理を行なうことができる。さらに各フロアコンピュータ
11において、利用者の入れ替え等による利用形態の変
更が可能てあり、また利用状況データを基に保管物品の
利用効率を改善することができる。したがって、このビ
ル内物流システムを利用者の異なるテナントビルにも広
く適用することができる。
【0025】また、書類や書籍を保管する自動倉庫2
と、書類や書籍を自動倉庫2の保管単位から個別にピッ
キングするピッキング装置3を備えていることにより、
自動倉庫2において書類・書籍を個別単位でも入出庫す
ることができ、利便性をさらに向上させることができ
る。
【0026】また、自動倉庫システム1に郵便物を処理
するメール処理装置4、ごみを処理するごみ処理装置
5、あるいはコーヒーやお茶等のサービス品を給する給
茶装置6を備えていることにより、書類・書籍の搬送の
ほかに郵便物や再生ごみの自動処理、あるいはお茶の自
動給仕が可能である。
【0027】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、オフィスビルで使用または発生する各種物品を収
納する自動倉庫システムと、この自動倉庫システムとオ
フィスビル内の各フロアとを連絡して各種物品を搬送す
る垂直搬送システムと、各フロアに配置されて垂直搬送
システムとの間で各種物品の受け渡しを行ない利用者に
よる指定先との間で各種物品を搬送する水平搬送システ
ムとを有し、これら各システムを各フロアに配置された
フロア制御システムにより一連のシステムとして連携
し、各フロアに配置されたフロア端末からの入力により
各システムの操作を行なうようにしたので、オフィスビ
ル内において、利用者のランダムな利用手順、または利
用時間あるいは利用場所等の利用条件に対して、自動搬
送システムから必要な物品を指定した場所に自動搬送し
たり、保管の必要な物品を自動倉庫システムに確実に自
動保管したりすることができる。これにより、ビル内物
流における無人化を図ることができるとともに、各フロ
アでは利用者個々の身の回りが片付いてオフィス空間を
有効に活用できるなど快適なオフィス環境を実現し、個
人の業務を効率的に行なうことができる。
【0028】また本発明によれば、各フロア制御システ
ムによる自動倉庫システムおよび各搬送システムの制御
に加えて、フロア毎に水平搬送システムと利用者との間
にフロア内ストックシステムを介在し、このフロア内ス
トックシステムにより各種物品をその機密性を保持可能
に一時的にストックするようにしたことにより、例えば
利用者が不在の場合でも物品に係る機密情報を確実に保
持することができ、全体として確実なセキュリティ管理
を行なうことができる。また各フロア制御システムにお
いて、利用者毎にシステム利用に伴う課金管理を行な
い、利用者の入れ替え等による利用形態の変更を行な
い、さらに利用状況データを基に保管物品の管理を行な
うことができるので、利用者の異なるテナントビルにも
広く適用することができる。
【0029】また本発明によれば、自動システムとし
て、書類や書籍を保管する自動倉庫と、書類や書籍を自
動倉庫の保管単位から個別にピッキングするピッキング
システムとを備えていることにより、自動倉庫において
書類・書籍を個別単位でも入出庫することができ、利便
性をさらに向上させることができる。
【0030】また本発明によれば、自動倉庫システムと
して、郵便物を処理するメール処理システム、ごみを処
理するごみ処理システム、あるいはコーヒーやお茶等の
サービス品を給する給茶システムを備えることにより、
書類・書籍の搬送の他に郵便物ルや再生ごみの自動処
理、あるいはお茶の自動給仕を行なうことができる。
【0031】また、各フロアのフロア端末とフロア制御
システムとを情報ケーブルによって物流管理システムと
を連携し、これらのシステムからの制御信号により自動
倉庫システム、フロア内ストックシステム、水平搬送シ
ステム、及び給茶システムのいずれかを共通のネットワ
ークで駆動するようにしたので、各システムの情報及び
制御信号も同一のケーブル(ネットワーク)を利用して
いるため、フロア毎に利用システムが異なっても、各別
に設備的な変更を加える事なくそのまま使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるビル内物流システム
の全体構成図
【符号の説明】
1 自動倉庫システム 2 自動倉庫 3 ピッキング装置(ピッキングシステム) 4 メール処理装置(メール処理システム) 5 ごみ処理装置(ごみ処理システム) 6 給茶搬送車(給茶システム) 7 垂直搬送機(垂直搬送システム) 8 物流コンピュータ(物流管理システム) 9 フロア内ストック装置(フロアストックシステム) 10 無人搬送車(水平搬送システム) 11 フロアコンピュータ(フロア制御システム) 12 フロア端末

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビル内で使用または発生する各種物品を
    収納する自動倉庫システムと、前記自動倉庫システムと
    前記ビル内の各フロアとの間を連絡して前記各種物品を
    搬送する垂直搬送システムと、前記自動倉庫システムお
    よび垂直搬送システムを制御する物流管理システムと、
    前記各フロアに配置されて、前記垂直搬送システムとの
    間で前記各種物品の受け渡しを行ない利用者による指定
    先との間で前記各種物品を搬送する水平搬送システム
    と、前記各フロアに配置されて、前記水平搬送システム
    および物流管理システムを制御するとともに利用者毎の
    セキュリティ管理、課金管理、利用形態の変更、利用状
    況の管理を行なうフロア制御システムと、前記各フロア
    に配置されて、前記フロア制御システムに指示を入力す
    るフロア端末とを備えたビル内物流システム。
  2. 【請求項2】 垂直搬送システムと各水平搬送システム
    との間にフロア制御システムにより制御されて各種物品
    の機密を保持可能に一時ストックするフロア内ストック
    システムを備えている請求項1記載のビル内物流システ
    ム。
  3. 【請求項3】 自動倉庫システムは、書類や書籍を保管
    する自動倉庫と、前記書類や書籍を前記自動倉庫の保管
    単位から個別にピッキングするピッキングシステムとを
    含む請求項1または2に記載のビル内物流システム。
  4. 【請求項4】 自動倉庫システムは、郵便物を処理する
    メール処理システムと、ビル内で発生するごみを処理す
    るごみ処理システムと、コーヒーやお茶等のサービス品
    を給する給茶システムとのいずれか一以上のシステムを
    含む請求項1から3のいずれかに記載のビル内物流シス
    テム。
  5. 【請求項5】 各フロアのフロア端末とフロア制御シス
    テムとを物流管理システムの情報とを結ぶ情報ケーブル
    と、これらのシステムからの制御信号により駆動する自
    動倉庫システム、フロア内ストックシステム、水平搬送
    システム、及び給茶システムのいずれかの装置を結ぶ駆
    動ケーブルとを、共通のネットワークで処理・動作する
    ようにした請求項4に記載のビル内物流システム。
JP3855294A 1994-03-09 1994-03-09 ビル内物流システム Pending JPH07247007A (ja)

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JP3855294A JPH07247007A (ja) 1994-03-09 1994-03-09 ビル内物流システム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001072619A1 (fr) * 2000-03-28 2001-10-04 Yushin System Co., Ltd. Systeme informatique de gestion de conteneurs reutilisables
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