JPH07246534A - 吊り下げ式工具マガジンにおける工具着脱装置 - Google Patents

吊り下げ式工具マガジンにおける工具着脱装置

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JPH07246534A
JPH07246534A JP6444694A JP6444694A JPH07246534A JP H07246534 A JPH07246534 A JP H07246534A JP 6444694 A JP6444694 A JP 6444694A JP 6444694 A JP6444694 A JP 6444694A JP H07246534 A JPH07246534 A JP H07246534A
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浩一 酒井
Satoru Uemura
悟 植村
Yukio Hoshino
幸雄 星野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吊り下げ式工具マガジンの工具ポットに対す
る工具の着脱作業を容易にする作業装置の提供。 【構成】 吊り下げ式工具マガジンにおける工具着脱装
置Aは、工具マガジンの工具着脱位置に隣接して基台1
に立設され、周壁に軸線方向に間隔をあけ、且つ適宜角
度回転方向に位相がずれ上向き開口のコ字状の第1溝孔
12と第2溝孔13とが形成されている中空筒状の支柱2、
支柱の中空部において上下・回転滑動自在に嵌合され、
且つ第1溝孔を通して半径方向に突出した旋回レバー14
が植設されていると共に、第2溝孔を通して半径方向に
突出し、工具に対し半径方向からの接離により係合離脱
して工具を把持する把持部17が取り付けられている工具
支持腕15が植設されているブロック7,8、並びにブロ
ックを上方に押し上げるように設けられたばね11から構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マシニングセンタの
吊り下げ式工具マガジンにおける工具着脱装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンタの直立軸線回りで回動
する形式、即ち吊り下げ式の工具マガジンにおいて、準
備作業として、NCプログラムに応じて各種工具を工具
マガジンに列設された多数の工具ポットに順次装着保持
させて貯蔵させている。
【0003】そして、マシニングセンタの吊り下げ式工
具マガジンにおいて工具が着脱される工具ポットは、図
6に示すように構成され、工具ポット40においては、
工具ポット本体41は、円柱状で、工具Tのテーパシャ
ンクSが嵌着するテーパ穴42が下方の端面に開口して
形成されており、テーパ穴42の奥には工具Tのプルス
タッドPが嵌着する小径穴43が続いて形成されてい
る。小径穴43には、直径方向に対向したボール穴44
が開口し、ボール穴44には、ストッパボール45と圧
縮コイルばね46とが嵌装され、ストッパボール45
は、圧縮コイルばね46により押圧されて小径穴43の
内周面に一部が突出し得るようになっている。
【0004】工具ポット40に溝鍔Fをもつ工具Tが保
持されている状態は、工具TのテーパシャンクSがテー
パ穴42に、プルスタッドPが小径穴43に共に嵌着さ
れ、圧縮コイルばね46により押圧されて小径穴43の
内周面に一部が突出したストッパボール45がプルスタ
ッドPに係合し、下向き開口の工具ポット40からの工
具Tの脱落が抑止されている。
【0005】従って、プルスタッドPに対するストッパ
ボール45の係合は圧縮コイルばね46のばね力による
のであり、ストッパボール45は圧縮コイルばね46の
ばね力に抗してボール穴44内に埋没し得るので、工具
Tの工具ポット40に対する着脱は、工具Tを工具ポッ
ト40に対して軸線方向、即ち上下方向に押入又は引張
りにより行い得るようになっている。
【0006】そこで、工具の工具ポットに対する工具の
着脱は、工具を工具ポットに対して軸線位置合わせした
上での上下軸線方向の押入れや上下軸線方向の引張りに
より行う。そして、従来は、工具ポットに対する工具の
交換着脱作業は作業者の全くの手作業により行われてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにマシニン
グセンタの吊り下げ式工具マガジンにおける工具の交換
着脱作業を作業者の全くの手作業により行う場合、工具
の装着においては、工具の重量を支えながら工具Tを工
具ポット40に対して軸線位置合わせしなければなら
ず、更にプルスタッドPによりストッパボール45,4
5を圧縮コイルばね46,46の強力なばね力に抗して
ボール穴44内に埋没させねばならないので、工具自体
の重量を支える力に加えて軸線方向の押入れのための強
力な力が必要となる。このことは、全くの手作業により
工具の装着を行う作業者にとっては非常な負担となる。
【0008】又、工具取外しにおいては、軸線方向の押
入れと同様の軸線方向の引抜きの力が必要となり、それ
と同時に落下する工具の重量を支える力も必要となり、
装着同様に作業は困難である。しかも、工具マガジンに
隣接した狭隘な作業スペースでの作業は、更に困難であ
る。この発明は、吊り下げ式工具マガジンに対する工具
の交換着脱作業を容易にする作業装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の工具マガジン
における工具着脱装置は、吊り下げ式工具マガジンにお
ける工具着脱位置に隣接して基台に立設され、周壁に溝
孔が形成されており、この溝孔が、縦方向の縦孔部、こ
の縦孔部の下端に続く円周方向の第1円周孔部及び縦孔
部の上端に続く円周方向の第2円周孔部から形成されて
いる中空筒状の支柱、支柱の中空部において上下・回転
滑動自在に嵌合され、且つ半径方向に突出した旋回レバ
ーと半径方向に突出し、工具に対し半径方向からの接離
により係合離脱して工具を把持する把持部が取り付けら
れている工具支持腕とを備え、この旋回レバーと工具支
持腕との少なくともいずれか一方が前記溝孔を通して植
設されているブロック並びにブロックを上方に押し上げ
るように設けられたばねから構成されている。た吊り下
げ式工具マガジンにおける工具着脱装置。
【0010】更には、支柱に形成された工具抜出し工具
の挿入孔に先端が挿入されてブロックを押し下げ得る工
具抜出し工具を備えてもよい。必要に応じて支柱の周壁
には、ブロックの上下・回転方向の所定の位置を確認す
る近接スイッチが設けられている。
【0011】
【作用】先ず、旋回レバー及び工具支持腕は、夫々の第
2円周孔部の端部に位置し、そのとき、把持部は、工具
マガジンの工具ポットに保持された工具のに隣接対向す
る高さに位置する。工具マガシンにおいて交換すべき工
具が工具着脱装置に隣接した着換え位置に位置される
と、作業者が旋回レバー及び工具支持腕又はいずれか一
方を操作し、旋回レバー又は工具支持腕を第2円周孔部
に沿って縦孔部にまで回動すると、そのとき工具支持腕
の把持部は、工具マガシンにおいて着換え位置にある工
具に半径方向から接近して係合する。その際、ブロック
は支柱内で回転する。
【0012】その際には、近接スイッチがブロックの所
定位置からの離脱を検知し、接点が開かれ、工具マガジ
ンは旋回しない状態になる。次に、挿入孔に工具抜出し
工具の先端部を挿入し、第2縦孔部の上端を支点にして
先端部を押下げるように工具抜出し工具を梃子操作する
と、ブロックは、工具抜出し工具の先端部によりばねの
ばね力に抗して押し下げられる。すると、工具支持腕の
把持部は、工具を押し下げるので、工具は工具ポットか
ら引抜かれる。その際、旋回レバー又は工具支持腕は、
縦孔部中を下る。上記のばねのばね力に抗する押下げ
は、工具抜出し工具の梃子作用によるものであるから作
業者の労力は少ない。
【0013】それから、作業者は、作業者が旋回レバー
及び工具支持腕又はいずれか一方をを操作して旋回レバ
ー又は工具支持腕を第2縦孔部に沿って第1円周孔部に
達するまで押し下げる。即ち、ブロックはばねのばね力
に抗して押し下げられ、工具支持腕の把持部に把持され
た工具も下降する。その際、上記のばねのばね力に抗す
る押下げは、工具の重量分が押下げ力に加わるので作業
者の労力は軽減される。
【0014】次いで、旋回レバー又は工具支持腕を第1
円周孔部に沿って縦孔部が接続した一端とは逆の他端側
に達するまで回動すると、把持部に把持された工具も旋
回する。
【0015】そこで、作業者は、把持部から工具を取り
外し、代りの新しい工具を把持部に把持させる。次い
で、上記の操作と逆の操作を行う。先ず、作業者が旋回
レバー及び工具支持腕又はそのいずれか一方を操作して
旋回レバー又は工具支持腕を第1円周孔部に沿って縦孔
部に達するまで回動すると、把持部に把持された工具も
旋回し、工具が取り出されて空になった工具ポットと同
軸線関係になる。
【0016】そして、旋回レバー及び工具支持腕を解放
すると、ばねのばね力によりブロックは押し上げられ、
旋回レバー又は工具支持腕は縦孔部に沿って上昇し、工
具支持腕の把持部に把持された工具も上昇する。する
と、工具のシャンクは、工具ポット内に挿入され、作業
者による旋回レバー及び工具支持腕による押し上げも加
わって、下向き開口の工具ポットに工具が装着される。
【0017】それから、旋回レバー及び工具支持腕又は
そのいずれか一方を操作して、旋回レバー及び工具支持
腕を夫々の第2円周孔部に沿って端部に達するまで回動
する。そのとき工具支持腕の把持部は、工具マガジンの
工具ポットに保持された工具から離脱し、工具マガジン
から離れ、近接スイッチによって把持部が所定位置にあ
ることが検知され、接点を閉じられる。そして、工具マ
ガシンが回動し、保持された多数の工具は旋回し得る状
態になる。
【0018】
【実施例】この発明の実施例におけるマシニングセンタ
の吊り下げ式工具マガジンおける工具着脱装置を図面に
従って説明する。先ず、工具着脱装置の説明に先立って
吊り下げ式工具マガジンMをもつマシニングセンタにつ
いて説明する。
【0019】図5において、マシニングセンタの基台1
の中央域には、門形ベッド30が設置され、基台1上の
一端側、即ち、門形ベッド30の後方には、後記の作動
各部を制御する制御装置31が、他端側、即ち、門形ベ
ッド30の前方には、工作物Wを位置決め支持する工作
物治具及び工作物Wをクランプするクランプ装置を備え
た工作物支持装置32が夫々設置されている。門形ベッ
ド30の上面には、三次元方向に送られる主軸頭33が
設けられ、主軸頭33には、主軸駆動モータ34により
回転駆動され、下端部に工具Tを着脱自在に装着する主
軸35が回転自在に取り付けられている。
【0020】図5に示すように前後方向で開放されてい
る門形ベッド30の内部空間には、下記のような吊り下
げ式の工具マガジンMの後方には工具着脱装置Aが、前
方には工具交換腕装置Bが、夫々工具マガジンMに隣接
して設置されている。工具マガジンMにおいては、基台
1に立設されたスタンド36には、夫々スプロケットが
取り付けられた一対の上下方向の軸が左右方向に間隔を
あけて設けられ、一方の軸は、駆動源により回転駆動さ
れるようになっている。両スプロケットに巻き掛けられ
て、長円形状となった無端チェーン37には、図6に示
すような下向き開口の工具ポット40が所定のピッチで
把持されている。
【0021】既に述べたように図6に示す工具ポット4
0においては、工具ポット本体41は、円柱状で、工具
TのテーパシャンクSが嵌着するテーパ穴42が下方の
端面に開口して形成されており、テーパ穴42の奥には
工具TのプルスタッドPが嵌着する小径穴43が続いて
形成されている。小径穴43には、直径方向に対向した
ボール穴44が開口し、ボール穴44には、ストッパボ
ール45と圧縮コイルばね46とが嵌装され、ストッパ
ボール45は、圧縮コイルばね46により押圧されて小
径穴43の内周面に一部が突出し得るようになってい
る。
【0022】工具ポット40に溝鍔Fをもつ工具Tが保
持されている状態は、工具TのテーパシャンクSがテー
パ穴42に、プルスタッドPが小径穴43に共に嵌着さ
れ、圧縮コイルばね46により押圧されて小径穴43の
内周面に一部が突出したストッパボール45がプルスタ
ッドPに係合し、下向き開口の工具ポット40からの工
具Tの脱落が抑止されている。
【0023】従って、プルスタッドPに対するストッパ
ボール45の係合は圧縮コイルばね46のばね力による
のであり、ストッパボール45は圧縮コイルばね46の
ばね力に抗してボール穴44内に埋没し得るので、工具
Tの工具ポット40に対する着脱は、工具Tを工具ポッ
ト40に対して軸線方向、即ち上下方向に押入又は引張
りにより行い得るようになっている。
【0024】工具着脱装置Aについて述べると、図1に
示すように、吊り下げ式の工具マガジンMにおける工具
着脱位置に隣接して中空円筒状の支柱2が基台1に立設
されている。即ち支柱2の基部が固着された基板3は、
基板3の適宜箇所のボルト孔に挿入され、基台に螺入し
たボルト4で取り付けられていると共に、基板3の適宜
箇所のねじ孔に螺入し、基台1に当接した高さ調節ボル
ト5により上下位置が調節されるようになっており、工
具Tの工具ポット40に対する着脱を行う高さに合わせ
て適宜調整できるようになっている。
【0025】支柱2の中空部においては、中間の連結棒
6により一体的に上下に連結されている上部ブロック7
と下部ブロック8とが上下・回転方向に滑動自在に嵌合
しており、下部ブロック8の下端面にはアキシャル軸受
9を介してばね受部材10が取り付けられ、ばね受部材
10の下面と基板2の上面との間には、圧縮コイルばね
11が嵌装されている。従って、上部ブロック7・下部
ブロック8は、常時は、圧縮コイルばね11のばね力に
より押し上げられている状態にあり、圧縮コイルばね1
1とは関係なく回転自在である。
【0026】圧縮コイルばね11は、支柱2の外周面に
巻回されていてもよい。この場合には、後記の工具支持
腕15の下側には、アキシャル軸受を介して環状のばね
受部材が取り付けられ、ばね受部材の下面と基板2の上
面との間に圧縮コイルばね11が嵌装されている。
【0027】支柱2の周壁においては、図3において展
開して示すような第1溝孔12(上方)と第2溝孔13
(下方)とが軸線方向に間隔をあけ、且つ適宜角度(θ
1 )回転方向に位相をずらして設けられている。即ち、
第1溝孔12と第2溝孔13との夫々は、第1縦孔部1
2a,13a、第1縦孔部12a,13aとは適宜角度
(θ2 )回転方向に位相をずらした第2縦孔部12b,
13b、第1縦孔部12a,13aと第2縦孔部12
b,13bとの下端同士を接続した円周方向の第1円周
孔部12c,13c及び第2縦孔部12b,13bの上
端に続く第2円周孔部12d,13dから形成され、更
に、第1溝孔12の第1縦孔部12aの上方には、後記
の工具抜出し工具20の挿入孔12eが形成されてい
る。
【0028】そして、上部ブロック7には、第1溝孔1
2を通して半径方向に突出した旋回レバー14が植設さ
れており、下部ブロック8には、第2溝孔13を通して
半径方向に突出した工具支持腕15が植設されている。
そこで、旋回レバー14が第1縦孔部12aに嵌まり、
工具支持腕15が第1縦孔部13aに嵌まっいる場合、
圧縮コイルばね11のばね力により押し上げられ、工具
支持腕15は、第1縦孔部13aの上端に当接してい
る。
【0029】図2及び図3に示すように旋回レバー14
の先端には操作握り16aが取り付られ、工具支持腕1
5の先端には、工具Tの溝鍔Fを把持する把持爪17が
取り付けられていると共に、中間部に操作握り16aが
取り付けられている。把持爪17は、溝鍔Fに対する半
径方向から接離により溝鍔Fに対する係合離脱が行われ
る。
【0030】支柱2の周壁には、原位置確認用の近接ス
イッチ19が設けられ、下部ブロック8に形成された切
欠き溝18が対向したとき接点を開き、切欠き溝18が
形成されていない下部ブロック8の周壁と対向したとき
には接点を閉じる。この切欠き溝18は、工具支持腕1
5が第2円周孔部13dの終端、即ち原位置に対応する
周壁を残して円周方向に形成されており、この原位置の
みで近接スイッチ19は、接点を閉じ、工具マガシンの
スプロケットの駆動軸の駆動源の電源回路が閉路され得
るようになっている。
【0031】更に、支柱2に上部には、チェーン20を
介して工具抜出し工具21が吊り下げられている。即
ち、支柱2に上部に一端が取り付けられたチェーン20
の先端には、第1溝孔12に先端が挿入し得る太さの角
棒状の工具抜出し工具21が取り付けられている。
【0032】工具着脱装置Aの操作・作用について述べ
ると、先ず、旋回レバー14は、第2円周孔部12dの
端部に位置し、工具支持腕15は第2円周孔部13dの
端部に位置する。この状態の位置が原位置で、近接スイ
ッチ19に下部ブロック7が近接して検知され、接点を
閉じられている。そのとき、把持爪17は、工具マガジ
ンMの工具ポット40に保持された工具Tの溝鍔Fに隣
接対向する高さに位置する。
【0033】工具マガシンMのスプロケットの駆動軸の
駆動源を起動し、無端チェーン37を回動し、交換すべ
き工具Taが工具着脱装置Aに隣接した着脱交換位置に
達すると駆動源を停止する。そこで、作業者が旋回レバ
ー14の操作握り16a及び工具支持腕15の操作握り
16b、又はいずれか一方を握んで、旋回レバー14を
第2円周孔部12dに沿って第2縦孔部12bにまで、
工具支持腕15を第2円周孔部13dに沿って第2縦孔
部13bにまで回動する。そのとき工具支持腕15の把
持爪17は、工具マガシンMにおいて着換え位置にある
工具Tの溝鍔Fに半径方向から接近して係合する。
【0034】そのとき、下部ブロック7は回転し、切欠
き溝18が近接スイッチ19に対向する位置にくること
になり、近接スイッチ19の接点が開かれ、工具マガジ
ンMの運転は不可能となり、安全が保たれる。そして、
その際、上部ブロック7と下部ブロック8とは一体とな
って支柱2内で回転するが、回転しない圧縮コイルばね
11のばね力は、アキシャル軸受9が介在するばね受部
材10に加わっているので、上部ブロック7・下部ブロ
ック8の回転には抵抗が加わらない。
【0035】次に、挿入孔12eに工具抜出し工具21
の先端部を挿入し、挿入孔12eの上端縁を支点にして
先端部を押下げるように工具抜出し工具21を梃子操作
すると、上部ブロック7は、工具抜出し工具21の先端
部により押し下げられ、下部ブロック8も一体的に圧縮
コイルばね11のばね力に抗して押し下げられる。
【0036】すると、工具支持腕15の把持爪17は、
工具Taを押し下げるので、プルスタッドPに係合する
ストッパボール45は圧縮コイルばね46のばね力に抗
してボール穴44内に埋没して、工具Taは、工具ポッ
ト40から引抜かれる。その際、旋回レバー14及び工
具支持腕15は、夫々第2縦孔部12b,13b中を下
る。上記の圧縮コイルばね11のばね力及び圧縮コイル
ばね46のばね力に抗する押下げは、工具抜出し工具2
1の梃子作用によるものであるから作業者の労力は少な
い。
【0037】それから、作業者が旋回レバー14の操作
握り16a及び工具支持腕15の操作握り16b、又は
いずれか一方を握んで、旋回レバー14を第2縦孔部1
2bに沿って第1円周孔部12cに達すると共に、工具
支持腕15を第2縦孔部13bに沿って第1円周孔部1
3cに達するまで押し下げる。すると、上部ブロック7
と下部ブロック8とは一体となって圧縮コイルばね11
のばね力に抗して押し下げられ、把持爪17に把持され
た工具Taも下降する。その際、上記の圧縮コイルばね
11のばね力に抗する押下げは、工具Taの重量分が押
下げ力に加わるので作業者の労力は軽減される。
【0038】次いで、旋回レバー14及び工具支持腕1
5、又はいずれか一方を操作して、旋回レバー14を第
1円周孔部12cに沿って第1縦孔部12aに達すると
共に、工具支持腕15を第1円周孔部13cに沿って第
1縦孔部13aに達するまで回動すると、把持爪17に
把持された工具Taも旋回する。
【0039】その際、既述のように上部ブロック7と下
部ブロック8とは一体となって支柱2内で回転するが、
回転しない圧縮コイルばね11のばね力は、アキシャル
軸受9が介在するばね受部材10に加わっているので、
上部ブロック7・下部ブロック8の回転には抵抗が加わ
らない。
【0040】そして、旋回レバー14及び工具支持腕1
5を解放すると、圧縮コイルばね11のばね力により上
部ブロック7・下部ブロック8は押し上げられ、旋回レ
バー14及び工具支持腕15は第1縦孔部12a,13
aに沿って上端にまで上昇し、把持爪17に把持された
工具Taも上昇して、工具マガジンMから離れた適宜の
高さの作業位置に達する。押し下げより困難な工具Ta
の重量を押し上げる操作は、ばね力の利用で労力が省け
る。そこで、作業者は、把持爪17から工具Taを取り
外し、代りの新しい工具Tbを把持爪17に把持させ
る。
【0041】次いで、上記の操作と逆の操作を行う。先
ず、作業者が旋回レバー14の操作握り16a及び工具
支持腕15の操作握り16b、又はいずれか一方を握ん
で、旋回レバー14を第1縦孔部12aに沿って第1円
周孔部12cに達すると共に、工具支持腕15を第1縦
孔部13aに沿って下降し第1円周孔部13cに達する
まで押し下げる。即ち、上部ブロック7と下部ブロック
8とは一体となって圧縮コイルばね11のばね力に抗し
て押し下げられ、把持爪17に把持された工具Tbも下
降する。その際、上記の圧縮コイルばね11のばね力に
抗する押下げは、工具Tbの重量分が押下げ力に加わる
ので作業者の労力は軽減される。
【0042】それから、旋回レバー14を第1円周孔部
12cに沿って第2縦孔部12bに達すると共に、工具
支持腕15を第1円周孔部13cに沿って第2縦孔部1
3bに達するまで回動する。すると、把持爪17に把持
された工具Tbも旋回し、工具Taが取り出されてから
になった工具ポット40と同軸線関係になる。その際、
既述のように上部ブロック7と下部ブロック8とは一体
となって支柱2内で回転するが、回転しない圧縮コイル
ばね11のばね力は、アキシャル軸受9が介在するばね
受部材10に加わっているので、上部ブロック7・下部
ブロック8の回転には抵抗が加わらない。
【0043】そして、旋回レバー14及び工具支持腕1
5を解放すると、圧縮コイルばね11のばね力により上
部ブロック7・下部ブロック8は押し上げられ、旋回レ
バー14及び工具支持腕15は第1縦孔部12a,13
aに沿って上昇し、工具支持腕15の把持爪17に把持
された工具Tbも上昇する。すると、工具Tbのテーパ
シャンクSは、工具ポット40のテーパ穴42内に挿入
され、作業者の旋回レバー14の操作握り16a及び工
具支持腕15の操作握り16bによる押し上げも加わっ
て、プルスタッドPは、圧縮コイルばね46のばね力に
抗してストッパボール45,45をボール穴44,44
に押し込めながらに小径穴43内に挿入され、その結
果、圧縮コイルばね46により押圧されて小径穴43の
内周面に一部が突出したストッパボール45がプルスタ
ッドPに係合し、下向き開口の工具ポット40に工具T
bが保持される。
【0044】それから、旋回レバー14及び工具支持腕
15又はいずれか一方を操作して、旋回レバー14を第
2円周孔部12dに沿って端部に達すると共に、工具支
持腕15を第2円周孔部13dに沿って端部、即ち原位
置に達するまで回動する。そのとき工具支持腕15の把
持爪17は、工具マガジンMの工具ポット40に保持さ
れた工具Tの溝鍔Fから離脱し、工具マガジンMから離
れ、下部ブロック7の周壁が近接スイッチ19に近接し
て検知され、接点を閉じられる。そして、工具マガシン
Mのスプロケットの駆動軸の駆動源を起動し得る状態、
即ち無端チェーン37を回動し、保持された多数の工具
Tは旋回し得る状態になる。
【0045】なお、上記の実施例においては、第1溝孔
12及び第2溝孔13の両者に夫々第1縦孔部12a,
13a、第1円周孔部12c,13c及び第2円周孔部
12d,13dが形成されているが、それらの各孔部
は、第1溝孔12と第2溝孔13とのいずれか一方のみ
に形成されていてもよい。その場合には、溝孔に第1縦
孔部、第1円周孔部及び第2円周孔部が形成されていな
い方の溝孔は、他方の溝孔の第1縦孔部、第1円周孔部
及び第2円周孔部における動作を阻害しないように形成
されるか、又は支柱2の形状は、が上部ブロック7と下
部ブロック8のうち、第1縦孔部、第1円周孔部及び第
2円周孔部に規制されない方が突出するようなっている
かしている。又、溝孔における第2縦孔部12b,13
bは必ずしも必要でなく、作業者の操作の容易性を考慮
して形成すればよい。
【0046】
【発明の効果】この発明の工具着脱装置によれば、自動
工具交換装置における直立軸線回りで回動する形式、即
ち吊り下げ式であるの工具マガジンに対する工具の装着
交換作業において、工具マガジンの工具ポットに対する
工具の上下軸線方向に押入又は引張り及び工具の重量を
支える作業者の労力が軽減される。特に工具ポットから
の工具の取り外しは、梃子利用によるために作業者の力
は少なくてもよい。
【0047】しかも、工具ポットに対する工具の上下軸
線方向の上下移動は、溝孔に沿っての作業であるから簡
単であり、工具ポットへの装着時の軸線合わせも自動的
に行われる。上記のことからマシニングセンタにおける
狭隘なスペースにも拘らず工具装着交換作業の作業性が
よい。又、ブロックの所定位置を検出する近接スイッチ
を備えれば、工具マガジンが近接スイッチの状態によっ
て旋回を規制されるので、作業中に工具支持腕等が工具
マガジンの旋回と干渉することが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例における吊り下げ式工具マガ
ジンにおける工具着脱装置の断面図である。
【図2】この発明の実施例における吊り下げ式工具マガ
ジンにおける工具着脱装置の旋回レバーを示す図1のA
−A線における断面図である。
【図3】この発明の実施例における吊り下げ式工具マガ
ジンにおける工具着脱装置の工具支持腕を示す図1のB
−B線における断面図である。
【図4】この発明の実施例における吊り下げ式工具マガ
ジンにおける工具着脱装置の第1溝孔及び第2溝孔の展
開図である。
【図5】この発明の実施例における吊り下げ式工具マガ
ジンに工具着脱装置を備えたマシニングセンタの構成図
である。
【図6】この発明の実施例における吊り下げ式工具マガ
ジンにおける工具ポット及び工具の断面図である。
【符号の説明】
A 工具着脱装置 1 基台 2 支柱 3 基板 4 ボルト 5 調節ボルト 6 連結棒 7 上部ブロッ
ク 8 下部ブロック 9 アキシャル
軸受 10 ばね受部材 11 圧縮コイ
ルばね 12 第1溝孔 13 第2溝孔 12a,13a 第1縦孔部 12b,13b
第2縦孔部 12c,13c 第1円周孔部 12d,13d
第2円周孔部 12e 挿入孔 14 旋回レバ
ー 15 工具支持腕 16a,16b
操作握り 17 把持爪 18 ターゲッ
ト 19 近接スイッチ 20 チェーン 21 工具抜出し工具 30 門形ベッ
ド 31 制御装置 32 工作物支
持装置 33 主軸頭 34 主軸駆動
モータ 35 主軸 M 工具マガジン 36 スタンド 37 無端チェーン 40 工具ポッ
ト 41 工具ポット本体 42 テーパ穴 43 小径穴 44 ボール穴 45 ストッパボール 46 圧縮コイ
ルばね T 工具 F 溝鍔 S テーパシャンク P プルスタッ
ド B 工具交換腕装置
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊り下げ式工具マガジンにおける工具着
    脱位置に隣接して基台に立設され、周壁に溝孔が形成さ
    れており、この溝孔が、縦方向の縦孔部、この縦孔部の
    下端に続く円周方向の第1円周孔部及び縦孔部の上端に
    続く円周方向の第2円周孔部から形成されている中空筒
    状の支柱、 支柱の中空部において上下・回転滑動自在に嵌合され、
    且つ半径方向に突出した旋回レバーと半径方向に突出
    し、工具に対し半径方向からの接離により係合離脱して
    工具を把持する把持部が取り付けられている工具支持腕
    とを備え、この旋回レバーと工具支持腕との少なくとも
    いずれか一方が前記溝孔を通して植設されているブロッ
    ク並びにブロックを上方に押し上げるように設けられた
    ばねから構成された吊り下げ式工具マガジンにおける工
    具着脱装置。
  2. 【請求項2】 支柱に形成された工具抜出し工具の挿入
    孔に先端が挿入されてブロックを押し下げ得る工具抜出
    し工具を備えた請求項1に記載のの吊り下げ式工具マガ
    ジンにおける工具着脱装置。
  3. 【請求項3】 支柱の周壁には、ブロックの上下・回転
    方向の所定の位置を確認する近接スイッチが設けられて
    いる請求項1又は請求項2に記載の吊り下げ式工具マガ
    ジンにおける工具着脱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112276610A (zh) * 2020-09-17 2021-01-29 航天材料及工艺研究所 一种面对称壳体高效加工多自由度快速装夹调整装置
CN116879522A (zh) * 2023-07-25 2023-10-13 生态环境部南京环境科学研究所 一种饮用水水源地突发性水污染快速溯源方法及装置

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CN116879522B (zh) * 2023-07-25 2024-04-09 生态环境部南京环境科学研究所 一种饮用水水源地突发性水污染快速溯源方法及装置

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