JPH0724613A - 工具用チャック - Google Patents
工具用チャックInfo
- Publication number
- JPH0724613A JPH0724613A JP12510492A JP12510492A JPH0724613A JP H0724613 A JPH0724613 A JP H0724613A JP 12510492 A JP12510492 A JP 12510492A JP 12510492 A JP12510492 A JP 12510492A JP H0724613 A JPH0724613 A JP H0724613A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- chuck
- chuck body
- tool
- rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Gripping On Spindles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドリル等の工具用チャックを提供する。
【構成】 チャック本体1に複数個のジョー2を設け、
該ジョー2を回動ナット3の回動により互いの螺合作用
で拡縮傾斜摺動可能にした工具用チャックにおいて、上
記チャック本体1の後端側に握持環12をチャック本体1
と回り止め状態に設け、チャック本体1の前端外周面に
操作筒7を回動可能に設け、この操作筒7と回動ナット
3が共動するように回動ナット3を操作筒7一体的に設
け、チャック本体1の中程にフランジ部9をチャック体
と一体的に突設し、このフランジ部9の前側と回動ナッ
ト3の背側との間にベアリング体11を介在せしめる。
該ジョー2を回動ナット3の回動により互いの螺合作用
で拡縮傾斜摺動可能にした工具用チャックにおいて、上
記チャック本体1の後端側に握持環12をチャック本体1
と回り止め状態に設け、チャック本体1の前端外周面に
操作筒7を回動可能に設け、この操作筒7と回動ナット
3が共動するように回動ナット3を操作筒7一体的に設
け、チャック本体1の中程にフランジ部9をチャック体
と一体的に突設し、このフランジ部9の前側と回動ナッ
ト3の背側との間にベアリング体11を介在せしめる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドリル等の工具用チャッ
クに関するものである。
クに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の工具用チャックとして特公
昭55−25002号公報、実開昭60−36105号
公報等が知られている。
昭55−25002号公報、実開昭60−36105号
公報等が知られている。
【0003】第3図は従来構造を示し、チャック本体1
に複数個この場合3個のジョー2を放射状に設け、該ジ
ョー2を回動ナット3の回動により互いの螺合作用で拡
縮傾斜摺動可能に構成したものである。
に複数個この場合3個のジョー2を放射状に設け、該ジ
ョー2を回動ナット3の回動により互いの螺合作用で拡
縮傾斜摺動可能に構成したものである。
【0004】ところで上記従来構造の場合回動ナット3
の回動はチャック本体1に着脱可能な傘歯車構造のハン
ドルаにより行うが、近時作業の高速化に伴い、ハンド
ルаを使用せずに作業者の手で直接回動ナット3を回動
するものが要求されている。
の回動はチャック本体1に着脱可能な傘歯車構造のハン
ドルаにより行うが、近時作業の高速化に伴い、ハンド
ルаを使用せずに作業者の手で直接回動ナット3を回動
するものが要求されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造の場合ハンドルаを使用せずに回動ナット3を回
動すると、ジョー2を備えたチャック本体1が一緒に回
動し、回動ナット3を強く締め付け回動することができ
ず、また強く締まった場合回動ナット3を緩め回動でき
ないことがあるという不都合を有している。
来構造の場合ハンドルаを使用せずに回動ナット3を回
動すると、ジョー2を備えたチャック本体1が一緒に回
動し、回動ナット3を強く締め付け回動することができ
ず、また強く締まった場合回動ナット3を緩め回動でき
ないことがあるという不都合を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【0007】チャック本体1に複数個のジョー2を設
け、該ジョー2を回動ナット3の回動により互いの螺合
作用で拡縮傾斜摺動可能にした工具用チャックにおい
て、上記チャック本体1の後端側に握持環12をチャッ
ク本体1と回り止め状態に設け、チャック本体1の前端
外周面に操作筒7を回動可能に設け、この操作筒7と回
動ナット3が共動するように回動ナット3を操作筒7一
体的に設け、回動ナットに保形環4を被嵌し、チャック
本体1の中程にフランジ部9をチャック体と一体的に突
設し、このフランジ部9の前側と回動ナット3の背側と
の間にベアリング体11を介在せしめたことを特徴とする
工具用チャック。に係るものである。
け、該ジョー2を回動ナット3の回動により互いの螺合
作用で拡縮傾斜摺動可能にした工具用チャックにおい
て、上記チャック本体1の後端側に握持環12をチャッ
ク本体1と回り止め状態に設け、チャック本体1の前端
外周面に操作筒7を回動可能に設け、この操作筒7と回
動ナット3が共動するように回動ナット3を操作筒7一
体的に設け、回動ナットに保形環4を被嵌し、チャック
本体1の中程にフランジ部9をチャック体と一体的に突
設し、このフランジ部9の前側と回動ナット3の背側と
の間にベアリング体11を介在せしめたことを特徴とする
工具用チャック。に係るものである。
【0008】
【作用】本発明の作用を説明する。
【0009】握持環12を握って操作筒7を一方向に回動
すると回動ナット3が回動し、回動ナット3とジョー2
との螺合作用でジョー2は縮小前進傾斜摺動し、ジョー
2により工具Cを圧締することができる。
すると回動ナット3が回動し、回動ナット3とジョー2
との螺合作用でジョー2は縮小前進傾斜摺動し、ジョー
2により工具Cを圧締することができる。
【0010】また、回動ナット3を逆回動すれば回動ナ
ット3とジョー2との螺合作用でジョー2は拡大後退摺
動し、工具Cを取外しできる。
ット3とジョー2との螺合作用でジョー2は拡大後退摺
動し、工具Cを取外しできる。
【0011】
【実施例】図1,図2は本発明の好適な実施例を示して
いる。
いる。
【0012】第3図の従来構造のものと同一態様部分に
は同符号を付して説明する。
は同符号を付して説明する。
【0013】符号1は金属製のチャック本体であって、
チャック本体1に3個のジョー2を放射状にして拡縮傾
斜摺動可能に設け、チャック本体1に製作後に組付けの
ため分割した回動ナット3を回動可能に設け、回動ナッ
ト3を保形し、且つ締付反力を支承する保形環4を回動
ナット3の外周面に嵌着し、回動ナット3の雌ネジ5を
ジョー2の外周部の雄ネジ6に螺合するとともに回動ナ
ット3を操作筒7に圧入固定し、操作筒7の外周面に複
数個の凹部8を設け、チャック本体1に突設したフラン
ジ部9の回動ナット3側に座板10を配設し、座板10と回
動ナット3との間に球状のベアリング体11を介在してい
る。
チャック本体1に3個のジョー2を放射状にして拡縮傾
斜摺動可能に設け、チャック本体1に製作後に組付けの
ため分割した回動ナット3を回動可能に設け、回動ナッ
ト3を保形し、且つ締付反力を支承する保形環4を回動
ナット3の外周面に嵌着し、回動ナット3の雌ネジ5を
ジョー2の外周部の雄ネジ6に螺合するとともに回動ナ
ット3を操作筒7に圧入固定し、操作筒7の外周面に複
数個の凹部8を設け、チャック本体1に突設したフラン
ジ部9の回動ナット3側に座板10を配設し、座板10と回
動ナット3との間に球状のベアリング体11を介在してい
る。
【0014】符号12は握持環であって、チャック本体1
に回り止め固定され、外周面に凹部13を形成している。
に回り止め固定され、外周面に凹部13を形成している。
【0015】この第1実施例は上記構成であるから、握
持環12を握って操作筒7を一方向に回動すると回動ナッ
ト3が回動し、回動ナット3とジョー2との螺合作用で
ジョー2は縮小前進傾斜摺動し、ジョー2により工具C
を圧締することができる。この回動ナット3が受ける締
付反力は保形環4とベアリング体11が支承するが、ベア
リング体11はチャック本体1の中程にチャック本体1と
一体的に突設したフランヂ部9が支承するから操作筒7
に回動ナット3の締付反力が伝達されず操作筒7が歪む
ようなことがないから型成形する材料例えばプラスチッ
ク製の操作筒7を使用することも可能となり、軽量小型
化ができる。
持環12を握って操作筒7を一方向に回動すると回動ナッ
ト3が回動し、回動ナット3とジョー2との螺合作用で
ジョー2は縮小前進傾斜摺動し、ジョー2により工具C
を圧締することができる。この回動ナット3が受ける締
付反力は保形環4とベアリング体11が支承するが、ベア
リング体11はチャック本体1の中程にチャック本体1と
一体的に突設したフランヂ部9が支承するから操作筒7
に回動ナット3の締付反力が伝達されず操作筒7が歪む
ようなことがないから型成形する材料例えばプラスチッ
ク製の操作筒7を使用することも可能となり、軽量小型
化ができる。
【0016】また回動ナット3を逆回動すれば回動ナッ
ト3とジョー2との螺合作用でジョー2は拡大後退傾斜
摺動し、工具Cを取外しできる。
ト3とジョー2との螺合作用でジョー2は拡大後退傾斜
摺動し、工具Cを取外しできる。
【0017】このため、回動ナット3の、締め回動及び
弛め回動時にはチャック本体1を握らずに一方の手で握
持環12を握り、他方の手で操作筒7を握って回動ナット
3の締め回動,弛め回動を確実に行うことができ、また
チャック本体1先端部に握持部分を設ける必要がなく、
このため全体の小型化、軽量化を図ることができ、高速
回転に最適なものとなる。
弛め回動時にはチャック本体1を握らずに一方の手で握
持環12を握り、他方の手で操作筒7を握って回動ナット
3の締め回動,弛め回動を確実に行うことができ、また
チャック本体1先端部に握持部分を設ける必要がなく、
このため全体の小型化、軽量化を図ることができ、高速
回転に最適なものとなる。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、一
方の手で握持環を握り、他方の手で操作筒を握って操作
筒を回動させると回動ナットが共動してジョーを前進さ
せ工具を締付するが、その際回動ナットの受ける締付反
力は回動ナットの背面とチャック本体の中程に突設した
フランヂ部との間に設けたベアリング体が支承し、操作
筒に締付反力を伝達せず、ベアリング体を介して直接チ
ャック本体に設けたフランヂ部が支承するから強力に工
具を締付することができる。
方の手で握持環を握り、他方の手で操作筒を握って操作
筒を回動させると回動ナットが共動してジョーを前進さ
せ工具を締付するが、その際回動ナットの受ける締付反
力は回動ナットの背面とチャック本体の中程に突設した
フランヂ部との間に設けたベアリング体が支承し、操作
筒に締付反力を伝達せず、ベアリング体を介して直接チ
ャック本体に設けたフランヂ部が支承するから強力に工
具を締付することができる。
【0019】このため、手動締付タイプであるにも拘わ
らず、小型化,軽量化を図ることができ、高速回転に最
適なものとなる。
らず、小型化,軽量化を図ることができ、高速回転に最
適なものとなる。
【図1】本発明の第1実施例の断面図である。
【図2】同上の前面図である。
【図3】従来構造の断面図である。
1 チャック本体 2 ジョー 3 回動ナット 7 操作筒 9 フランジ部 11 ベアリング体 12 握持環
Claims (1)
- 【請求項1】 チャック本体に複数個のジョーを設け、
該ジョーを回動ナットの回動により互いの螺合作用で拡
縮傾斜摺動可能にした工具用チャックにおいて、上記チ
ャック本体の後端側に握持環をチャック本体と回り止め
状態に設け、チャック本体の前端外周面に操作筒を回動
可能に設け、この操作筒と回動ナットが共動するように
回動ナットを操作筒一体的に設け、回動ナットに保形環
を被嵌し、チャック本体の中程にフランジ部をチャック
体と一体的に突設し、このフランジ部の前側と回動ナッ
トの背側との間にベアリング体を介在せしめたことを特
徴とする工具用チャック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4125104A JP2654731B2 (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 工具用チャック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4125104A JP2654731B2 (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 工具用チャック |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63047315A Division JPH0716808B2 (ja) | 1987-07-21 | 1988-02-29 | 工具用チャック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0724613A true JPH0724613A (ja) | 1995-01-27 |
JP2654731B2 JP2654731B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=14901952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4125104A Expired - Lifetime JP2654731B2 (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 工具用チャック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2654731B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9308798B2 (en) | 2012-06-18 | 2016-04-12 | Denso International Ameria, Inc. | Optimized face mode air flow path for rear quarter HVAC |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5148695A (ja) * | 1974-10-15 | 1976-04-26 | Asahi Chemical Ind | |
JPS6150722A (ja) * | 1984-08-20 | 1986-03-13 | Mazda Motor Corp | 自動車用サスペンシヨンのコイルスプリング組付装置 |
-
1992
- 1992-05-18 JP JP4125104A patent/JP2654731B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5148695A (ja) * | 1974-10-15 | 1976-04-26 | Asahi Chemical Ind | |
JPS6150722A (ja) * | 1984-08-20 | 1986-03-13 | Mazda Motor Corp | 自動車用サスペンシヨンのコイルスプリング組付装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9308798B2 (en) | 2012-06-18 | 2016-04-12 | Denso International Ameria, Inc. | Optimized face mode air flow path for rear quarter HVAC |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2654731B2 (ja) | 1997-09-17 |
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