JPH0724612Y2 - 作業機のエンジン始動装置 - Google Patents
作業機のエンジン始動装置Info
- Publication number
- JPH0724612Y2 JPH0724612Y2 JP1988047206U JP4720688U JPH0724612Y2 JP H0724612 Y2 JPH0724612 Y2 JP H0724612Y2 JP 1988047206 U JP1988047206 U JP 1988047206U JP 4720688 U JP4720688 U JP 4720688U JP H0724612 Y2 JPH0724612 Y2 JP H0724612Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- engine
- recoil starter
- tightening
- starter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、背負式や携帯式あるいは定置式の各種作業機
に装備したエンジンを手動で始動できるようにした作業
機のエンジン始動装置に関する。
に装備したエンジンを手動で始動できるようにした作業
機のエンジン始動装置に関する。
[従来の技術] 従来は、手動式リコイルスタータを有するエンジンを装
備した作業機において、例えば、実公昭59-163176号公
報に見られるように、操作しやすいようにエンジンのリ
コイルスタータ側より離れた位置にスタータハンドルを
配設するような構造のものは知られている。
備した作業機において、例えば、実公昭59-163176号公
報に見られるように、操作しやすいようにエンジンのリ
コイルスタータ側より離れた位置にスタータハンドルを
配設するような構造のものは知られている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、そのような構造にしても、スタータハン
ドルの位置は一定であって、作業者の体格や姿勢による
操作姿勢の違いにより操作性が一長一短となって、作業
者によっては不都合となる、といった不具合を呈してい
る。
ドルの位置は一定であって、作業者の体格や姿勢による
操作姿勢の違いにより操作性が一長一短となって、作業
者によっては不都合となる、といった不具合を呈してい
る。
[課題を解決するための手段] 本考案は、そのような不具合を課題として解決し、始動
操作する作業者に適応させてエンジン始動を良好に行な
うことができるようにしたものであり、そのため、手動
式リコイルスタータを有するエンジンを装備した作業機
において、前記リコイルスタータの外周部から後方筒体
を延設し、該後方筒体には前方筒体を摺動自在に嵌装す
るとともに、両筒体の内部に挿通する始動ロープの先端
側ノブを前記前方筒体の先端に係合できるように設け、
後方筒体の前部外周から前方筒体の一部の外周にかけて
嵌装する締付体を設け、該締付体を回動させて締付けた
り弛めることにより両筒体からなる支持筒を伸縮調節自
在にして構成したものである。
操作する作業者に適応させてエンジン始動を良好に行な
うことができるようにしたものであり、そのため、手動
式リコイルスタータを有するエンジンを装備した作業機
において、前記リコイルスタータの外周部から後方筒体
を延設し、該後方筒体には前方筒体を摺動自在に嵌装す
るとともに、両筒体の内部に挿通する始動ロープの先端
側ノブを前記前方筒体の先端に係合できるように設け、
後方筒体の前部外周から前方筒体の一部の外周にかけて
嵌装する締付体を設け、該締付体を回動させて締付けた
り弛めることにより両筒体からなる支持筒を伸縮調節自
在にして構成したものである。
[作用] したがって、背負式や携帯式あるいは定置式の作業機に
しても、操作する作業者にとって最も操作しやすい位置
にまで、支持筒を伸縮調節してノブの位置を設定できる
ことになり、操作性良くエンジンの始動操作を行なうこ
とができることになる。
しても、操作する作業者にとって最も操作しやすい位置
にまで、支持筒を伸縮調節してノブの位置を設定できる
ことになり、操作性良くエンジンの始動操作を行なうこ
とができることになる。
[実施例] 次に、図面に示す実施例について説明する。
第2図は背負式草刈機の側面図を示し、前面に背当て
(5)を張設した背負枠(6)の上方には、側部に手動
式リコイルスタータ(1)を有するエンジン(E)を装
備し、背負枠(6)の前方には両肩掛けバンド(7)を
連繋し、前記リコイルスタータ(1)の反対側となるエ
ンジン(E)の側部より延出するフレキシブル伝動軸
(8)の先端には、両グリップ部(9a)を有する操作桿
(9)の後部を伝動連結し、該操作桿(9)の先端に連
設したギヤケース(10)の下方には円板刃(11)を伝動
連結して従来形構造同様に構成する。
(5)を張設した背負枠(6)の上方には、側部に手動
式リコイルスタータ(1)を有するエンジン(E)を装
備し、背負枠(6)の前方には両肩掛けバンド(7)を
連繋し、前記リコイルスタータ(1)の反対側となるエ
ンジン(E)の側部より延出するフレキシブル伝動軸
(8)の先端には、両グリップ部(9a)を有する操作桿
(9)の後部を伝動連結し、該操作桿(9)の先端に連
設したギヤケース(10)の下方には円板刃(11)を伝動
連結して従来形構造同様に構成する。
前記リコイルスタータ(1)の外周部から前記背負枠
(6)前部の外側方に向けて支持筒(2)を延設する
が、該支持筒(2)は相互に嵌合する後方筒体(2a)と
前方筒体(2b)とからなり、後方筒体(2a)の基部側は
前方リコイルスタータ(1)の外周部に一体的に連設
し、前方筒体(2b)を後方筒体(2a)に摺動自在に嵌合
するとともに、後方筒体(2a)の前部外周から前方筒体
(2b)の一部の外周にかけて嵌装した締付体(12)の回
動により両筒体(2a)(2b)を締付け固定したり弛めた
りできるように装設し、リコイルスタータ(1)より支
持筒(2)内を通して延出した始動ロープ(3)の先端
側には、前方筒体(2b)の先端の座体(13)に係合でき
るノブ(4)を連繋して構成する。
(6)前部の外側方に向けて支持筒(2)を延設する
が、該支持筒(2)は相互に嵌合する後方筒体(2a)と
前方筒体(2b)とからなり、後方筒体(2a)の基部側は
前方リコイルスタータ(1)の外周部に一体的に連設
し、前方筒体(2b)を後方筒体(2a)に摺動自在に嵌合
するとともに、後方筒体(2a)の前部外周から前方筒体
(2b)の一部の外周にかけて嵌装した締付体(12)の回
動により両筒体(2a)(2b)を締付け固定したり弛めた
りできるように装設し、リコイルスタータ(1)より支
持筒(2)内を通して延出した始動ロープ(3)の先端
側には、前方筒体(2b)の先端の座体(13)に係合でき
るノブ(4)を連繋して構成する。
したがって、両肩掛けバンド(7)によりエンジン
(E)を背負って、操作桿(9)を操作しながら草刈作
業を行なうことができることになるが、作業者は機体を
背負ったまま、ノブ(4)を手で握ってそのまま前方に
仮想線で示すように引くと、始動ロープ(3)によりリ
コイルスタータ(1)を作動させてエンジン(E)を起
動させることができることになる。
(E)を背負って、操作桿(9)を操作しながら草刈作
業を行なうことができることになるが、作業者は機体を
背負ったまま、ノブ(4)を手で握ってそのまま前方に
仮想線で示すように引くと、始動ロープ(3)によりリ
コイルスタータ(1)を作動させてエンジン(E)を起
動させることができることになる。
リコイルスタータ(1)より延出する支持筒(2)は、
第1図に示すように前方筒体(2b)の先端が後方筒体
(2a)より短くL1だけ突出するように、また、第3図に
示すように前方筒体(2b)の先端が後方筒体(2a)より
長くL2だけ突出するように伸縮調節できるようになり、
機体を背負う作業者の体格や姿勢が変った場合、それぞ
れが最も良い操作姿勢で操作できるように、支持筒
(2)を伸縮調節してノブ(4)の位置を設定できるこ
とになる。
第1図に示すように前方筒体(2b)の先端が後方筒体
(2a)より短くL1だけ突出するように、また、第3図に
示すように前方筒体(2b)の先端が後方筒体(2a)より
長くL2だけ突出するように伸縮調節できるようになり、
機体を背負う作業者の体格や姿勢が変った場合、それぞ
れが最も良い操作姿勢で操作できるように、支持筒
(2)を伸縮調節してノブ(4)の位置を設定できるこ
とになる。
[考案の効果] このように本考案は、ノブ(4)が係合できる支持筒
(2)をリコイルスタータ(1)の外周部から伸縮調節
自在にして延設したので、作業者の体格や姿勢に応じて
最も良い操作姿勢で操作できるようにノブ(4)の位置
を設定できることになって、作業者は各自に適応させな
がら安全かつ容易にエンジン(E)を起動できることに
なり、容易に伸縮調節操作ができるとともに簡単な構造
にして好適に実施できる特長を有する。
(2)をリコイルスタータ(1)の外周部から伸縮調節
自在にして延設したので、作業者の体格や姿勢に応じて
最も良い操作姿勢で操作できるようにノブ(4)の位置
を設定できることになって、作業者は各自に適応させな
がら安全かつ容易にエンジン(E)を起動できることに
なり、容易に伸縮調節操作ができるとともに簡単な構造
にして好適に実施できる特長を有する。
第1図は本考案の実施例である要部の側面図、第2図は
背負式草刈機の側面図、第3図は第1図の作動説明図を
示す。 (1)……リコイルスタータ、(E)……エンジン (2)……支持筒、(3)……始動ロープ (4)……ノブ、(2a)……後方筒体、(2b)……前方
筒体 (12)……締付体
背負式草刈機の側面図、第3図は第1図の作動説明図を
示す。 (1)……リコイルスタータ、(E)……エンジン (2)……支持筒、(3)……始動ロープ (4)……ノブ、(2a)……後方筒体、(2b)……前方
筒体 (12)……締付体
Claims (1)
- 【請求項1】手動式リコイルスタータ(1)を有するエ
ンジン(E)を装備した作業機において、前記リコイル
スタータ(1)の外周部から後方筒体(2a)を延設し、
該後方筒体(2a)には前方筒体(2b)を摺動自在に嵌装
するとともに、両筒体(2a)、(2b)の内部に挿通する
始動ロープ(3)の先端側ノブ(4)を前記前方筒体
(2b)の先端に係合できるように設け、後方筒体(2a)
の前部外周から前方筒体(2b)の一部の外周にかけて嵌
装する締付体(12)を設け、該締付体(12)を回動させ
て締付けたり弛めることにより両筒体(2a)、(2b)か
らなる支持筒(2)を伸縮調節自在にして構成したこと
を特徴とするエンジン始動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988047206U JPH0724612Y2 (ja) | 1988-04-07 | 1988-04-07 | 作業機のエンジン始動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988047206U JPH0724612Y2 (ja) | 1988-04-07 | 1988-04-07 | 作業機のエンジン始動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01149571U JPH01149571U (ja) | 1989-10-17 |
JPH0724612Y2 true JPH0724612Y2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=31273429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988047206U Expired - Lifetime JPH0724612Y2 (ja) | 1988-04-07 | 1988-04-07 | 作業機のエンジン始動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724612Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0616961Y2 (ja) * | 1985-04-26 | 1994-05-02 | スズキ株式会社 | 鞍乗型車両のリコイルスタ−タ |
-
1988
- 1988-04-07 JP JP1988047206U patent/JPH0724612Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01149571U (ja) | 1989-10-17 |
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