JPH07245792A - ハイウェイ及びタイムスロットの割付方式 - Google Patents

ハイウェイ及びタイムスロットの割付方式

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JPH07245792A
JPH07245792A JP5992894A JP5992894A JPH07245792A JP H07245792 A JPH07245792 A JP H07245792A JP 5992894 A JP5992894 A JP 5992894A JP 5992894 A JP5992894 A JP 5992894A JP H07245792 A JPH07245792 A JP H07245792A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】搭載する通話路系パッケージの種別に基づてハ
イウェイ及びタイムスロットを自在に割付け可能とす
る。 【構成】通話路系パッケージ13,17,19,20,
21に使用可能なハイウエイ及びタイムスロット情報を
記憶させ、そのハイウエイ及びタイムスロット情報に基
づいて所定のタイミングで通話回路を選択する。また、
記憶装置23の変換テーブルに搭載されている通話路系
パッケージ13,17,19,20,21が使用可能な
ハイウエイ及びタイムスロット情報を記憶させておき、
中央制御装置22は、その変換テーブルに基づいてタイ
ムスイッチ22を制御し、スイッチング制御を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時分割電話交換機にお
けるノンブロック式タイムスイッチに係り、特に、ハイ
ウェイ及びタイムスロットの割付けを搭載するパッケー
ジ種別に基づいて自在に行うハイウェイ及びタイムスロ
ットの割付方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、時分割電話交換機においてノンブ
ロックのタイムスイッチを提供するために、収容してい
る通話路系パッケージの通話回路毎にハイウェイ及びタ
イムスロットを固定的に割付ける割付方式が用いられて
いる。
【0003】図17は、従来のハイウェイの割付方式を
説明するハイウェイパターン図であり、4つのハイウェ
イ(HW0〜3)がバックワイヤリングボード(BW
B)に配線されている。なお、HW0〜3は上り、下り
の両ハイウェイを一本の線にまとめて表現している。図
17において、タイムスイッチ(TSW)からのHW0
は、モジュール0(M0)のパッケージスロット(PK
G)0〜3にのみ配線されており、同様にHW1は、モ
ジュール1(M1)のパッケージスロット(PKG)4
〜7に、HW2は、モジュール2(M2)のパッケージ
スロット(PKG)8〜11に、HW3は、モジュール
3(M3)のパッケージスロット(PKG)12〜15
にのみ各々配線されている。
【0004】図19は、従来のハイウェイ0のタイムス
ロット構成とパッケージスロットとの関係を示す図であ
り、このハイウェイは64タイムスロット(TS)で構
成されている。従って、HW0のベアラ通信速度は、 64(TS)×64(Kbps)=4.096(Mbp
s) となる。また、HW0の64TSは16TSずつ4つの
グループに分けられ、それらのグループはパッケージス
ロットの0〜3に各々対応している。これにより、パッ
ケージスロットに実装される通話路系パッケージは、通
常、最大16TS使用可能なように固定的に割付けられ
ている。
【0005】なお、ハイウェイ1,2,及び3もハイウ
ェイ0と同様の構成となっており、これらの各TSもグ
ループ化されて、パッケージスロットに対応するよう構
成されている。
【0006】図18は、このような構成において、通話
路系パッケージを具体的に実装した場合の例を示した図
である。図18においては、PKG0にライン回路パッ
ケージ(LIN)、PKG1に局線トランクパッケージ
(COT)、PKG2にISDNトランクパッケージ
(ISDN)、PKG4にライン回路パッケージ(LI
N)、及びPKG8に4Mディジタルトランクパッケー
ジ(PRI)を各々搭載した構成を示している。
【0007】図16は、通話路系パッケージの種類とそ
のパッケージが動作に必要とするタイムスロット数及び
実装上必要なパッケージ幅数との対応を示した図であ
り、COTは8TS、LINは16TS、ISDNは3
2TS、及びPRIは64TS必要なことを示してい
る。従って、図18に示すように通話路系パッケージを
搭載した場合、HW0,1,2は図20、図21、及び
図22に示すように固定的に割付けられる。
【0008】図20はハイウェイ0のタイムスロット割
付け状態を示す図である。図20において、PKG0に
搭載されたLINには、TS0〜15が割付けられ、P
KG1に搭載されたCOTには、TS15〜31が割付
けられる。ここで、COTは必要とするTS数が8TS
なので、実際に使用されるTSは、TS16〜23とな
り、TS24〜31は未使用となる。また、PKG2は
TS32〜47が対応しているが、ISDNは動作に3
2TS必要であるため、ISDNには、TS32〜63
が割付けられる。これにより、HW0のTS0〜63は
全て割付けられたので、PKG3には、通話路系パッケ
ージを搭載することができない。
【0009】図21はハイウェイ1のタイムスロット割
付け状態を示す図である。図21において、PKG4に
搭載されたLINには、TS0〜15が割付けられてお
り、TS16〜63は使用されていない。また、PKG
5〜7は空スロットとなっている。さらに、PRIを搭
載する場合、PRIが使用するTS数が64TSである
ため、HW1(残り48TS)を使用する他のパッケー
ジスロット(PKG5〜7)にPRIを搭載することは
できない。従って、PRIはHW3を使用するパッケー
ジスロット(PKG8〜11)に搭載する必要がある。
【0010】図22はハイウェイ2のタイムスロット割
付け状態を示す図である。図22において、PKG8に
搭載されたPRIには、WH2の全タイムスロットTS
0〜63が割付けられており、従って、HW2を使用す
る他のスロット(PKG9〜11)に他の通話路パッケ
ージを搭載することができない。
【0011】以上のように、従来の時分割電話交換機に
おいてノンブロックのタイムスイッチを提供するため
に、収容している通話路系パッケージの通話回路毎にハ
イウェイ及びタイムスロットを固定的に割付ける割付方
式を用いていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のハイウエイ及び
タイムスロットの割付方式では、パッケージスロットに
割付けしたタイムスロット数と搭載する通話路系パッケ
ージが必要とするタイムスロット数とにより、未使用の
タイムスロット、又は、実装できない搭載エリア(パッ
ケージスロット)が生じるという課題があった。
【0013】これは、近年、ディジタル通信の高速化が
進み、ディジタル通話路系パッケージとアナログ通話路
系パッケージとを比較した場合、同一体積比では、ディ
ジタル通話路系パッケージの方が専有するタイムスロッ
トが非常に多くなってきているためである。従って、ア
ナログ通話路系パッケージを多く搭載するシステムで
は、未使用のタイムスロットが多く発生し、また、ディ
ジタル通話路系パッケージを多く搭載するシステムで
は、実装できない搭載エリアが多く発生していた。
【0014】本発明の目的は、搭載する通話路系パッケ
ージの種別に基づてハイウェイ及びタイムスロットを自
在に割付け可能とし、システムが許容できる最大のハイ
ウェイ及びタイムスロット数まで、通話路系パッケージ
を搭載可能とするハイウェイ及びタイムスロットの割付
方式を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、使用可能なハ
イウエイ及びタイムスロット情報を記憶する第1の記憶
手段と、該第1の記憶手段に記憶されているハイウエイ
及びタイムスロット情報に基づいて、上記通話路系パッ
ケージの通話回路を選択する手段と、を各通話路系パッ
ケージに備え、中央制御装置が直接読出し可能な第2の
記憶手段に、搭載されている通話路系パッケージと、該
通話路系パッケージとが使用可能なハイウエイ及びタイ
ムスロット情報とを対応させて記憶させたことを特徴と
する。
【0016】
【作用】上記した構成により、システムが許容できる最
大のハイウェイ及びタイムスロット数まで、通話路系パ
ッケージを搭載することができる。従って、これを分散
システムに適用すれば、アナログ系主体のシステムでは
拡張性に富んだシステムを提供することができ、また、
ディジタル系主体のシステムではよりコンパクトにシス
テムを構築することができ、効率良く、経済的にシステ
ムを構築することが可能となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0018】図1は、本発明の時分割電話交換機(PB
X)のシステム構成図である。図1において、タイムス
イッチ(TSW)12からは上りハイウェイ10と下り
ハイウェイ11とが延びており、これらハイウェイ1
0、11には、通話路系パッケージが接続されている。
なお、上りハイウェイ10と下りハイウェイ11との各
々は、4つのハイウェイで構成されているものとする
(ハイウェイ構成の詳細は図2において説明する)。
【0019】搭載されている通話路系パッケージは、ア
ナログ電話機14を収容するライン回路パッケージ(L
IN)13、アナログ局線とのインタフェースを行う局
線トランクパッケージ(COT)19、ISDN局線と
のインタフェースを行うISDNトランクパッケージ
(ISDN)20、及び4Mディジタル回線とのインタ
フェースを行う4Mディジタルトランクパッケージ(P
RI)21である。また、それら通話路系パッケージ及
びタイムスイッチ12は、制御線24を介してPBX全
体を制御する中央制御装置(CC)22に電気的、論理
的に接続されており、それらの各装置は、中央制御装置
22の制御下で動作している。
【0020】中央制御装置22に接続されている記憶装
置(MEM)23は、中央制御装置22がPBX全体を
制御するために必要な制御プログラム、局データ、及び
各種テーブルを格納しているものである。更に、中央制
御装置22には、メンテナンスパネル(MP)25が接
続されており、上記した局データの投入は、このメンテ
ナンスパネル25によって行われている。
【0021】図2は、本発明のハイウェイの割付方式を
説明するハイウェイパターン図であり、4つの上り及び
下りハイウェイ(HW0〜3)がバックワイヤリングボ
ード(BWB)に配線されている。なお、HW0〜3の
各々は、図1に示す上りハイウェイ10と下りハイウェ
イ11との両ハイウェイを一本の線にまとめて表現して
いる。図2において、タイムスイッチ12からのHW0
〜3の各々は、モジュール0(M0)のパッケージスロ
ット(PKG)0〜3、モジュール1(M1)のパッケ
ージスロット(PKG)4〜7、モジュール2(M2)
のパッケージスロット(PKG)8〜11、及びモジュ
ール3(M3)のパッケージスロット(PKG)12〜
15に配線されている。
【0022】なお、4つの上り及び下りハイウェイ(H
W0〜3)の各々は、64タイムスロット(TS)で構
成されているものとして以後の説明を行う。従って、そ
れらHWのベアラ通信速度が、全て 64(TS)×64(Kbps)=4.096(Mbp
s) としている。
【0023】図3は、図1及び図2に示す構成におい
て、通話路系パッケージを具体的に実装した場合の例を
示した図である。図3においては、PKG0にライン回
路パッケージ(LIN)、PKG1に局線トランクパッ
ケージ(COT)、PKG2にISDNトランクパッケ
ージ(ISDN)、PKG3にライン回路パッケージ
(LIN)、及びPKG4に4Mディジタルトランクパ
ッケージ(PRI)を各々搭載した構成を示している。
【0024】図4は、本発明に適用する通話路系パッケ
ージのブロック図である。図4において、HW0〜3
は、ハイウェイ多重分離回路401に接続されており、
これにより、16.384(Mbps)=4.096
(Mbps)×4(HW)のパッケージハイウェイ信号
402を構成している。即ち、図5に示すように、HW
0〜3がシリアルに結合され、265(TS)×64
(Kbps)のハイウェイとして構成されるものであ
る。
【0025】ハイウェイインタフェース回路(HW I
/F)403は、パッケージハイウェイ402の信号と
通話回路404からの信号とのインタフェースを成すも
のであり、パッケージハイウェイ402の所定のタイム
スロットに通話回路404からの信号を挿入し、また、
パッケージハイウェイ402の所定のタイムスロットの
信号を抽出し通話回路404に送信している。なお、通
話回路404はパッケージの種別に応じた回路であり、
その種別に応じて1つ又は複数備えられている。ハイウ
ェイインタフェース回路403と通話回路404との間
の通信速度は、通話回路404の種別に応じて定めら
れ、通話回路がライン回路、局線トランク等のアナログ
通話路系であれば、64(Kbps)の通信速度にな
り、また、通話回路がディジタル通話路系であれば、回
線側の通信速度に応じた速度、例えば、1.5(Mbp
s)、2(Mbps)、又は4(Mbps)等になる。
【0026】カウンタ回路405は、パッケージハイウ
ェイ402からの同期信号(SYNC)に基づいて、2
56(TS)分順次カウントするものであり、このカウ
ント信号は、パッケージハイウェイのタイムスロット位
置を検出するために用いられている。
【0027】比較回路(CMP)406は、PBXの中
央制御装置22が通話路系パッケージに制御情報を送出
する場合に、送出する通話路系パッケージを選択するた
めに用いられるものである。比較回路406の入力端子
A0,A1,A2,A3には、予めバックワイヤリング
ボードに布線されているアドレス信号(パッケージアド
レス)が入力され、例えば、パッケージスロットがPK
G0であれば、パッケージアドレスとして「0000」
が入力される。また、比較回路406の入力端子B0,
B1,B2,B3には、PBXの中央制御装置22から
の制御線24に含まれるパッケージ選択信号PSEL
0,1,2,3が接続されており、パッケージアドレス
とパッケージ選択信号とが一致したとき、このパッケー
ジが選択されたことになり、このとき、パッケージ選択
信号PSELがオン状態になる。
【0028】制御装置(MPU)407は、通話路系パ
ッケージ全体を制御しているものである。即ち、パッケ
ージ選択信号PSELがオン状態のときにPBXの中央
制御装置22からの制御線24に含まれる送信信号S
D、及び受信信号RDにより、中央制御装置22とパッ
ケージ制御のための通信がなされ、これにより、中央制
御装置22からのオーダーに基づく制御、及び中央制御
装置22に対する状態情報の送出制御等を行なう。
【0029】レジスタ408は、通話路系パッケージの
通話回路404が使用できるハイウェイ及びタイムスロ
ットを対応させてテーブルとして記憶するものであり、
このテーブルの構築は、制御装置407が中央制御装置
22から受信したテーブル構築情報に基づき、制御装置
407の制御下で行われる。
【0030】通話回路選択制御回路409は、カウンタ
回路405からのカウント信号により、パッケージハイ
ウェイのタイムスロット位置を常に検出しており、この
検出とレジスタ408に構築されているテーブルとに基
づき、通話路系パッケージの通話回路404が使用でき
るハイウェイ及びタイムスロットのタイミングに通話回
路選択信号CCT.SEL0〜nをオン状態にするもの
である。即ち、通話回路選択信号CCT.SEL0〜n
により、通話回路404を選択して、選択した通話回路
とハイウェイインタフェース回路403との間で通話信
号の送受信が可能な状態にしている。
【0031】以上のように、通話路系パッケージが構成
されている。
【0032】次に、本発明におけるハイウェイ及びタイ
ムスロットの割付け処理動作について説明する。
【0033】図6は、ハイウェイ及びタイムスロットの
割付処理ルーチンを示すフローチャートである。まず、
工事者又は保守者がシステム構成に基づいて、局データ
をメンテナンスパネル25から入力する(S601)。
即ち、パッケージスロットに実装した通話路系パッケー
ジの種別、このパッケージを使用する上での定義付等の
データを設定する。すると、中央制御装置22は、入力
された局データから実装された通話路系パッケージ種別
とこのパッケージの収容位置(PKGNo.)を判別し
(S602)、それら各パッケージが動作に必要なタイ
ムスロット数を判別する(S603)。これは、記憶装
置23内に記憶されている図16に示すようなテーブル
により行われる。
【0034】次に、中央制御装置22は、S603によ
り得た情報により、実装されている各通話路系パッケー
ジの各通話回路に対して使用可能なハイウェイ及びタイ
ムスロットを自動的に割付けし(S605)、これによ
り、各通話路系パッケージの各通話回路No.とハイウ
ェイ及びタイムスロットNo.との対応関係を示す変換
テーブルを生成する(S605)。図7は、図3に示す
ように通話路系パッケージが実装された場合の変換テー
ブルの構成を示す図である。図7において、例えば、P
KG0に実装されているLINは、HW0のTS0〜1
5が割付けられ、通話回路0はHW0のTS0が使用可
能であることを示している。同様に、PKG2に実装さ
れているISDNの通話回路15は、HW0のTS54
及びTS55が割付けられ、このタイムスロットが使用
可能となる。
【0035】以上のように変換テーブルを構成すると、
次に、中央制御装置22は、各通話路系パッケージに対
して、それら各通話路系パッケージの通話回路に対して
割付けたハイウェイ及びタイムスロットNo.を通知す
る(S606)。即ち、中央制御装置22は、変換テー
ブルから各通話路系パッケージに割付けられたハイウェ
イ及びタイムスロットNo.を読出し、これを制御線2
4を介して各通話路系パッケージに送出する。
【0036】一方、各通話路系パッケージの制御装置4
07は、中央制御装置22から受信したハイウェイ及び
タイムスロットNo.をレジスタ408に書き込み、通
話回路と通話回路が使用可能なハイウェイ及びタイムス
ロットNo.とを対応させて記憶させる。図8は、PK
G0に実装されているLINのレジスタに記憶されてい
る内容の構成を示す図であり、通話回路0は、HW0の
TS0が使用可能であることを示している。同様に、図
9はPKG1に実装されているCOTのレジスタに記憶
されている内容の構成を示す図、図10はPKG2に実
装されているISDNのレジスタに記憶されている内容
の構成を示す図、図11はPKG3に実装されているL
INのレジスタに記憶されている内容の構成を示す図、
及び図12はPKG4に実装されているPRIのレジス
タに記憶されている内容の構成を示す図である。このよ
うに、各通話路系パッケージのレジスタに通話回路と通
話回路が使用可能なハイウェイ及びタイムスロットN
o.とが対応付けされて、記憶される。
【0037】次に、以上のように各通話路系パッケージ
のレジスタに通話回路と通話回路が使用可能なハイウェ
イ及びタイムスロットNo.とを対応させて記憶させた
後の、通話路系パッケージの動作について説明する。
【0038】図13及び図14は、図3に示すように通
話路系パッケージを実装した状態における、各通話路系
パッケージの動作を説明する図であり、通話回路選択信
号(CCT.SEL)の送出タイミングを示している。
ここでは、PKG0のLINとPKG2のISDNとを
例にして具体的動作を説明する。
【0039】PKG0に実装されているLINのレジス
タ408には、前述したように図8に示す情報が記憶さ
れている。LINの通話回路選択制御回路409は、カ
ウンタ回路405から受信する256のカウント信号と
レジスタ408に記憶されている情報により、各通話回
路が使用可能なHW及びTSのタイミングで各通話回路
に対して「オン」信号を出力する。図13において、L
INの通話回路0を制御する通話回路選択信号0(CC
T.SEL0)は、PKG HW402がHW0で、か
つ、TSNo.がTS0の時、「オン」状態になる。こ
のとき、通話回路0は動作状態になり、通話回路0とハ
イウェイインタフェース回路403との間が論理的に接
続され、PCM符号化された通信信号が送受信される。
即ち、ハイウェイインタフェース回路403は、HW0
のTS0に通話回路0から受信した信号を載せると共
に、PKG HW402のHW0のTS0の通信信号を
通話回路0に送出する。
【0040】同様に、HW0のTS1〜15のタイミン
グに対応させて、通話回路1〜15に順次通話回路選択
信号(CCT.SEL1〜15)を出力する制御を行
い、レジスタ408に記憶されている各通話回路が使用
可能なHW及びTSのタイミングに応じて通話回路0〜
15を制御している。
【0041】また、PKG2に実装されているISDN
のレジスタ408には、前述したように図10に示す情
報が記憶されている。図13において、ISDNの通話
回路0を制御する通話回路選択信号0(CCT.SEL
0)は、PKG HW402がHW0で、かつ、TSN
o.がTS24及びTS25(ISDNは1つの通話回
路が2つのタイムスロットを必要とすることを示してい
る)の時、「オン」状態になる。このとき、通話回路0
は動作状態になり、通話回路0とハイウェイインタフェ
ース回路403との間が論理的に接続され、PCM符号
化された通信信号が送受信される。
【0042】同様に、HW0のTS24〜55のタイミ
ングに対応させて、通話回路1〜15に順次通話回路選
択信号(CCT.SEL1〜15)を出力する制御を行
い、レジスタ408に記憶されている各通話回路が使用
可能なHW及びTSのタイミングに応じて通話回路0〜
15を制御している。
【0043】次に、中央制御装置22がタイムスイッチ
12を制御する際の動作について説明する。図15は、
中央制御装置22がタイムスイッチ12を制御する際の
動作を示すフローチャートである。図15において、ま
ず、中央制御装置22は、制御するPKGNo.を抽出
し(S1501)、次に、そのPKGNo.のうちの制
御すべき通話回路の番号(CCTNo.)を抽出する
(S1502)。次に、図7に示す変換テーブルを参照
し、PKG/CCTNo.に対応するHW/TSNo.
を検索する(S1503)。これにより、アクセスする
HW/TSNo.を抽出し(S1504)、この抽出し
たHW/TSNo.に基づいて、所望のタイムスイッチ
制御を行う(S1505)。このように、タイムスイッ
チ制御を行う場合、制御する通話回路が使用するHW/
TSNo.を変換テーブルを参照して認識し、この後、
タイムスイッチを制御する。
【0044】以上のように、本発明のハイウエイ及びタ
イムスロットの割付方式により、ハイウェイ及びタイム
スロット、並びにパッケージスロットを無駄なく、効率
良く使用することで、電話交換機の小型化を図ることが
できる。
【0045】なお、図3に示すように通話路系パッケー
ジが実装されている状態において、新たに、図1に示す
多機能電話機18を増設する場合、多機能電話用ライン
パッケージ(MTLIN)17を新たにパッケージスロ
ットに実装する必要がある。この場合、MTLIN17
を図3に示すパッケージスロット5(PKG5)に実装
することができる。即ち、メンテナンスパネル25から
新たにMTLIN17の局データを投入された場合、中
央制御装置22は、その投入された局データに基づいて
図7に示す変換テーブルを再構築し、MTLIN17に
割付けたHW/TSNo.に関する情報をMTLIN1
7に送出することで、容易に行える。
【0046】従って、本発明によれば、システムの拡
張、変更に対し、容易に、かつ、柔軟に対応することが
可能な電話交換機を提供することができる。
【0047】なお、本実施例においては、4つのハイウ
ェイを有する場合について説明したが、これは、1つの
ハイウェイであっも良い。即ち、タイムスロットに関す
る情報のみを記憶装置23変換テーブル及び通話路系パ
ッケージのレジスタ408に記憶させておくことで容易
に実現できる。
【0048】また、本実施例においては、4つのハイウ
ェイを通話路系パッケージ内で1つのハイウェイのよう
に多重化及び分離化しているが、タイムスイッチ12内
で多重化及び分離化するようにし、多重化したハイウェ
イを通話路系パッケージに直接提供することもできる。
この場合、通話路系パッケージの多重分離回路401は
省略でき、タイムスイッチ12内の1つの多重分離回路
のみで電話交換機を構成できる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、搭載する通話路系パッ
ケージの種別に基づてハイウェイ及びタイムスロットを
自在に割付けすることが可能となり、システムが許容で
きる最大のハイウェイ及びタイムスロット数まで通話路
系パッケージを搭載することができる。
【0050】従って、この方式を電話交換機に適用する
ことで、電話交換機の小型化が図れ、かつ、電話交換シ
ステムの拡張に柔軟に対応できるという、顕著な作用効
果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の時分割電話交換機のシステム構成図で
ある。
【図2】本発明のハイウェイの割付方式を説明するハイ
ウェイパターン図である。
【図3】通話路系パッケージを具体的に実装した場合の
例を示した図である。
【図4】本発明に適用する通話路系パッケージのブロッ
ク図である。
【図5】本発明に適用する通話路系パッケージの動作を
説明する図である。
【図6】本発明のハイウェイ及びタイムスロットの割付
処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図7】本発明の変換テーブルの構成を示す図である。
【図8】ライン回路パッケージのレジスタに記憶されて
いる内容の構成を示す図である。
【図9】局線トランクパッケージのレジスタに記憶され
ている内容の構成を示す図である。
【図10】ISDNトランクパッケージのレジスタに記
憶されている内容の構成を示す図である。
【図11】ライン回路パッケージのレジスタに記憶され
ている内容の構成を示す図である。
【図12】4Mディジタルトランクパッケージのレジス
タに記憶されている内容の構成を示す図である。
【図13】各通話路系パッケージの動作を説明する図で
ある。
【図14】各通話路系パッケージの動作を説明する図で
ある。
【図15】本発明のタイムスイッチ制御ルーチンを示す
フローチャートである。
【図16】各通話路系パッケージが動作に必要とするタ
イムスロット数を示す図である。
【図17】従来のハイウェイの割付方式を説明するハイ
ウェイパターン図である。
【図18】従来の通話路系パッケージを具体的に実装し
た場合の例を示した図である。
【図19】従来のハイウェイ0のタイムスロット構成と
パッケージスロットとの関係を示す図である。
【図20】従来のハイウェイ0のタイムスロット割付け
状態を示す図である。
【図21】従来のハイウェイ1のタイムスロット割付け
状態を示す図である。
【図22】従来のハイウェイ2のタイムスロット割付け
状態を示す図である。
【符号の説明】
10・・・上りハイウェイ 11・・・下りハイウェイ 12・・・タイムスイッチ 13・・・ライン回路パッケージ 14・・・アナログ電話機 17・・・多機能電話機 18・・・多機能電話機用ライン回路パッケージ 19・・・局線トランクパッケージ 20・・・ISDNトランクパッケージ 21・・・4Mディジタルトランクパッケージ 22・・・中央制御装置 23・・・記憶装置 25・・・メンテナンスパネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用可能なハイウェイ及びタイムスロット
    情報を記憶する第1の記憶手段と、該第1の記憶手段に
    記憶されているハイウェイ及びタイムスロット情報に基
    づいて、上記通話路系パッケージの通話回路を選択する
    手段と、を各通話路系パッケージに備え、 中央制御装置が直接読出し可能な第2の記憶手段に、搭
    載されている通話路系パッケージと、該通話路系パッケ
    ージとが使用可能なハイウェイ及びタイムスロット情報
    とを対応させて記憶させたことを特徴とするハイウェイ
    及びタイムスロットの割付方式。
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