JPH10112693A - 時分割多重化装置 - Google Patents

時分割多重化装置

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JPH10112693A
JPH10112693A JP26636896A JP26636896A JPH10112693A JP H10112693 A JPH10112693 A JP H10112693A JP 26636896 A JP26636896 A JP 26636896A JP 26636896 A JP26636896 A JP 26636896A JP H10112693 A JPH10112693 A JP H10112693A
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signal
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JP26636896A
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Masahiko Haneda
匡彦 羽田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優先度の高い端末のチャネルに優先的に回線
を割付ける。 【解決手段】 チャネルCH1〜CH7がTDM装置4
0に割当てられている。発呼信号検出部51−1〜51
−7は、チャネルCH1〜CH7に対応する信号線から
発呼信号を検出すると発呼要求信号を送出する。回線割
付制御部61は、発呼要求のあったチャネルの伝送速度
と優先度をチャネル情報63から取得して、回線情報6
4からチャネルを割付けられるか否かを判断する。回線
を割付けることができる場合は、回線割付部62は、デ
ィジタル専用線70に回線を割付ける。回線を割付ける
ことができないとき、発呼要求のあったチャネルが優先
Aの時は、優先Cのチャネルの切断をして、優先Aのチ
ャネルにディジタル専用線70に回線を割付ける。発呼
要求のあったチャネルが優先Aでなければ、回線割付部
62は、ビジートーンを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デマンドアサイン
して専用線などの回線を多重化して使用する時分割多重
化装置(以下、TDM装置と呼ぶ)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】構内交換機(以下、PBXと呼ぶ)で
は、複数の端末、公衆回線、及び専用線回線を収容して
おり、公衆回線を用いた端末間の通信や専用線を用いた
PBX間の通信を可能としている。オフィスオートメー
ションやコンピュータの発展、映像を用いる新しいサー
ビスの誕生などにより高速回線の需要が増大し、昭和5
9年11月から高速ディジタル伝送サービスが開始され
ている。このような専用線や公衆網を用いた高速ディジ
タル伝送サービスは、大容量でかつ自由な使い方ができ
るので、多種類の情報(マルチメディア)を効率良く伝
送することができる。このためには、TDM装置を用い
た多重化技術が不可欠となっている。この多重化には、
全てのチャネルを回線に固定的に割付ける固定接続方式
とチャネルから発呼信号が送出されると、回線を動的に
割付けて、切断信号から送出されると回線を開放するる
デマンドアサイン方式がある。前者の方式は、全てのチ
ャネルを固定的に割付けるために回線の使用効率が悪く
なるという問題がある。
【0003】従来、デマンドアサイン方式を用いたTD
M装置では、チャネル盤に設けた発呼信号検出部によっ
て、チャネルからの発呼信号を検出すると、この発呼信
号を回線割付盤に通知し、回線割付盤で、現在割付けら
れている回線の全容量を参照して、発呼信号のあったチ
ャネルの容量分だけ空き容量があるかチェックして、回
線割付可否情報をチャネル盤に通知し、チャネル盤は、
回線割付不可で発呼要求がきたとき端末に対して、ビジ
ートーンを送出している。また、チャネルから切断信号
をチャネル盤で検出して、それを回線割付盤に通知し
て、回線の開放をしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
TDM装置においては、以下のような課題があった。発
呼切断信号に応じて回線を割付けするデマンドアサイン
方式の多重化装置では、端末から発呼信号が来たとき
に、端末に割当てられたチャネルの伝送速度分の空きが
なければ、回線が空いて割付け可能になるまで待たなけ
ればならなかった。ところが、端末には発呼要求を出し
た時に必ず割付けなければならない重要な端末もあり、
そのような端末でも回線が空くまで待たなければなかっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、各チャネルに対応し、前記チャネルから
の発呼信号又は切断信号の第1の制御信号を送信する複
数の信号線に接続され、前記信号線から発呼信号を検出
して発呼があったか否かを示す発呼要求信号を出力する
発呼検出手段と、前記各チャネルに対応して設けられ、
第2の制御信号に基づいて、前記チャネルの伝送速度の
総和よりも小さい伝送速度のディジタル伝送線路に音声
信号もしくはデータ信号を送信するしないの切替えをす
る送信切替手段と、前記発呼要求信号に基づいて、前記
発呼した前記チャネルに前記ディジタル伝送線路の回線
の割付けを制御する回線割付制御手段と、前記回線割付
制御手段によりチャネルに割付けられた回線にそのチャ
ネルの音声信号もしくはデータ信号を前記ディジタル伝
送線路に送信するよう前記第2の制御信号を生成する回
線割付手段とを備え、前記切断信号に基づいて該切断信
号を前記信号線に送信した前記チャネルに割付けられて
いた前記回線を開放し、前記音声信号もしくは前記デー
タ信号を時分割多重化して前記ディジタル伝送線路に伝
送するTDM装置において、以下の構成にしている。
【0006】前記ディジタル伝送線路の前記回線に割付
けられたチャネルの切断をして代わりに発呼要求のあっ
たチャネルにその回線を割付けられるか否かの関係を示
す優先度を前記チャネル毎に前記伝送速度とともに記憶
するメモリを設け、前記回線割付制御手段は、前記発呼
要求信号が発呼を示す時に、該発呼をしたチャネルの前
記伝送速度及び前記優先度を前記メモリから取得して、
該伝送速度に基づいて該発呼をしたチャネルに割付ける
だけの空きの回線があれば、該チャネルに前記空きの回
線を割付け、空きがなければ、該チャネルの前記優先度
よりも小さく且つ該発呼をしたチャネルが切断をできる
回線使用中のチャネルを切断した時に前記チャネルに回
線を割付けられる場合は、前記優先度の低い使用中のチ
ャネルの切断をして、代わりに該発呼をしたチャネルに
その回線を割付ける構成にしている。
【0007】以上のように本発明を構成したので、チャ
ネルから発呼信号が送信されると、発呼信号検出手段に
より、発呼信号を検出して発呼要求信号を出力する。こ
の発呼要求信号が出されると、回線割付制御手段は、発
呼信号を出したチャネルの伝送速度からそのチャネルに
回線が割付けられるかをチェックして、回線を割付けな
ければ、そのチャネルの優先度から回線を使用中の優先
度が低く、且つ、そのチャネルが切断のできるチャネル
が使用していた回線の切断をして、代わりに、そのチャ
ネルに回線を割り付ける。これによって、優先度の高い
チャネルには、より確実に回線を割付けることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
TDM装置の構成図である。TDM装置40は、上りの
音声信号/データ信号、下りの音声信号/データ信号と
制御信号とを送受信するための複数の信号線及びディジ
タル専用線70に接続されている。その送受信するため
の各信号線にチャネルが割当てられている。本例では、
7個のチャネルCH1〜CH7がTDM装置40に割当
てられている。各信号線は、所定の伝送速度を有する。
例えば、CH1が8Kpbs、CH2が16Kbps,
CH3が8Kbps、CH4が16Kbps、CH6が
8kbps、CH7が32Kbpsである。一方、ディ
ジタル専用線70も所定の伝送速度を有しており、本例
では、64Kbpsとしており、音声信号/データ信号
が時分割多重化されるようになっている。そして、ディ
ジタル専用線70の使用効率の向上という観点から、デ
ィジタル専用線70の全容量64Kbps<チャネルC
H1〜CH7の伝送速度の総和88Kbpsとなってい
る。
【0009】このTDM装置40では、アナログPBX
10、多重化・分離部30、データ端末1−7との間で
チャネルCH1〜CH7が割当てられている。アナログ
PBX10は、電話機1−1〜1−3を収容し、各電話
機1−1〜1−3がディジタル専用線70を使用する際
は、予め割当てられたチャネルCH1〜CH3を使用す
るようになっている。2MPBX20は、電話機1−
4,1−5やデータ端末1−6を収容しており、電話機
1−4,1−5、及びデータ端末1−6がディジタル専
用線70を使用する際は、30チャネルのTTC2Mの
予め割当てられたチャネルを使用するようになってい
る。このTTC2Mの中で使用するチャネルは、多重化
・分離部30によって、TDM装置40の予め割当てら
れたチャネルCH4〜CH6に分離されるようになって
いる。例えば、電話機1−4,1−5は、チャネルCH
4,CH5をそれぞれ使用し、データ端末1−6は、チ
ャネルCH6を使用するようになっている。データ端末
1−7は、チャネルCH7が割当てられた信号線を介し
て、TDM装置40に接続されている。
【0010】TDM装置40は、チャネル盤50、及び
回線割付盤60を有している。チャネル盤50は、チャ
ネル毎に発呼検出部51−1〜51−7、チャネル毎で
かつ、上りと下りの信号線及び制御信号線毎に設けられ
たスイッチ回路52−1〜52−7、及びバス53より
構成されている。回線割付盤60は、回線割付制御部6
1、回線割付部62、チャネル情報63、及び回線割付
情報64より構成されている。発呼検出部51−1〜5
1−3は、PBX10の各制御信号線に接続され、発呼
検出部51−4〜51−6は、多重化・分離部30の制
御信号線に接続されている。発呼検出部51−7は、デ
ータ端末1−7に接続されている。発呼検出部51−1
〜51−7の出力端子は、回線割付制御部61の入力端
子に接続されている。発呼検出部51−1〜51−7
は、スイッチ回路52−1〜52−7の一方の端子に接
続されている。スイッチ回路52−1〜52−7の他方
の端子は、バス53に接続されている。また、バス53
は、ディジタル専用線70に接続されている。
【0011】回線割付制御部61の出力端子は、回線割
付部62の入力端子に接続されている。回線割付部62
の出力端子は、スイッチ回路52−1〜52−7の制御
端子に接続されている。回線割付制御部61は、チャネ
ル情報63を格納するメモリ、及び回線割付情報63を
格納するメモリに接続されている。発呼検出部51−1
〜51−7は、発呼信号を検出する回路であり、スイッ
チ回路52−1〜52−7は、制御端子に入力される制
御信号(第2の制御信号)に基づいて、バス53への接
続/接続断をする送信切替手段である。回線割付制御部
61は、発呼検出部51−1〜51−7から発呼要求信
号、図示しない切断検出部から切断要求信号を受けて、
発呼要求のあったチャネルに対する回線の割付けを制御
し、切断要求のあったチャネルの切断をする手段であ
る。回線割付部62は、回線割付制御部61によりチャ
ネルが割付けられていれば、チャネルに割り付けた回線
(タイムスロット)に同期して、スイッチ回路52−1
〜52−7のオン/オフを制御するための制御信号を生
成する手段である。チャネル優先度63は、チャネルの
優先度からなり、DRAMなどのメモリに予め格納され
ている。チャネルの優先度は、発呼要求のあったチャネ
ルに対して回線が一杯で割付けられない時に、回線を使
用中のチャネルの切断をできるか否かの関係を示すもの
であり、チャネルCH1〜CH7を使用する電話機1−
1〜1−5、及びデータ端末1−6,1−7の優先度に
よって決定されるものである。
【0012】図2は、チャネルの優先度の一例を示す図
である。本例では、優先度はA〜Cの3個あり、これら
の優先A〜Cには、次のような関係がある。優先Aは、
割付け不可の場合、使用中の優先Cのチャネルを切断す
ることができ、優先Bは、優先Aのチャネルから切断さ
れることも優先Cのチャネルを切断することもなく、優
先Cは、優先Aのチャネルから切断されることがあるが
優先Bのチャネルから切断されることはない。そして、
優先Bのチャネルの合計容量<(回線の全容量)−(優
先Aのチャネルの容量)、残りを優先Cとする。これに
よって、優先Aのどのチャネルも回線を使用中でない時
に、優先Aのチャネルから発呼信号が出され、この優先
Aのチャネルに回線の割付けが不可の時に、優先Cのチ
ャネルを断にして、優先Aのチャネルに割付けることが
できる。ディジタル専用線70の伝送速度を64Kbp
s、優先Aのチャネルが1個でその容量を32Kbps
であるとすると、優先Bのチャネルの合計容量は、32
Kbps(64Kbps−32Kbps)、残りの32
Kbpsは優先Cのチャネルの合計容量となる。
【0013】これに従って、本実施形態では、CH1は
8Kbps、優先B、CH2は16Kbps、優先B、
CH3は8Kbps、優先C、CH4は16Kbps、
優先C、CH5は8Kbps、優先C、CH6は8Kb
ps、優先B、CH7が32Kbps、優先Aとしてい
る。回線割付情報64は、チャネルの回線への割付け状
況を示すものであり、使用中のチャネル、チャネルの優
先度、チャネルが使用している回線から構成され、DR
AMなどのメモリに格納され、回線割付制御部61など
(相手のTDM装置によって割付けられた回線が割付け
られた場合は、その情報を示す制御チャネルに従ってメ
ンテナンスされる)によってメンテナンスされる。回線
割付盤60は、例えば、マイクロプロセッサ及びDRA
Mなどの周辺メモリにより構成し、回線割付制御部6
1、及び回線割付部62は、プログラムを実行すること
によって実現し、チャネル情報63は、キーホードなど
の入力装置によって予めメモリに格納しておく。以下、
図1のTDM装置40の動作説明をする。
【0014】PBX10は、収容する電話機1−1〜1
〜3がオフフックして、ダイヤル番号を受信すると、ダ
イヤル番号によって送信先が公衆網なのかディジタル専
用線70なのかを判断する。そして、PBX10は、送
信先がディジタル専用線70ならば、電話機1−1〜1
−3が使用するチャネルCH1〜CH3に制御信号線に
発呼信号及びダイヤル番号を送信する。2MPBX20
は、収容する電話機1−3〜1−4やデータ端末1−6
がオフフックなどの発呼して、ダイヤル番号を受信する
と、ダイヤル番号によって、送信先を決定して、送信先
がディジタル専用線70ならば、TTC2Mの予め割当
てたチャネルに多重化して、発呼信号及びダイヤル番号
を送信する。データ端末1−7は、ディジタル専用線7
0にデータを送信する場合は、発呼信号を送信する。T
DM装置40中の発呼信号検出部51−1〜51−7
は、発呼信号が示す立ち下がりなどを検出して、発呼要
求信号を回線割付制御部61に出力する。ここでは、チ
ャネルCH7を使用するデータ端末1−7が発呼信号を
送信し、この発呼信号を発呼検出部51−7が検出し
て、回線割付制御部61に発呼要求信号を出力したもの
とする。
【0015】図3は、図1中の回線割付制御部61の動
作フローを示す図である。以下、図3を参照しつつ、回
線割付制御部61の動作の説明をする。図3中のステッ
プS1において、回線割付制御部61は、発呼要求信号
を入力して、発呼要求の有/無を判断して、発呼要求が
有れば、ステップS2に進み、発呼要求が無ければ、発
呼要求が有るまで待機する。ステップS2において、回
線割付制御部61は、発呼要求があれば、どのチャネル
から発呼要求が有ったかを、発呼要求信号が出力される
信号線から判断し、チャネル情報63を参照して、発呼
要求のあったチャネルの伝送速度及び該チャネルの優先
度を取得する。例えば、データ端末1−7から発呼要求
が出されたれたものとすると、データ端末1−7は、チ
ャネルCH7に対応するので、チャネルCH7、伝送速
度32Kbps、及び優先Aが取得される。回線割付情
報64は、回線割付制御部61などによって、メンテナ
ンスされている。回線割付制御部61は、回線割付情報
64から現在使用中の回線の総容量(伝送速度の総和)
を求めて、この回線の容量から回線の空き容量を計算す
る。そして、発呼要求のあったチャネルの伝送速度から
チャネルに回線の割付け可能であるか否かを判断し、回
線の割付けが可能であれば、ステップS3に進み、回線
の割付けができなければ、ステップS4に進む。
【0016】図4(a),(b)は、図1中の回線割付
情報64を示す図であり、同図(a)は回線割付前の情
報であり、同図(b)は回線割付後の情報である。例え
ば、図4(a)に示すように、チャネルCH7の発呼要
求があった時には、優先Bの8KbpsのCH1,優先
Bの16KbpsのCH2,優先Cの8KbpsのCH
3、優先Cの16KbpsのCH4、優先Cの8Kbp
sのCH5、優先Bの8KbpsのCH6が使用中であ
ったと回線割付情報64が示していたものとする。する
と、空きの回線容量は、64Kbps−(8+16+8
+16+8+8)Kbps=0Kbpsで空きは0であ
り、チャネルCH7の割付けが不可であることが分か
る。よって、本例では、ステップS4に進む。ステップ
S3において、空いた回線にチャネルを割付けて、その
チャネルの伝送速度及び優先度をセットして、回線割付
情報64を更新する。回線割付部62は、回線割付情報
64を参照して、制御チャネル又は制御信号線に回線の
割付情報をセットして、回線に割付けられたチャネルに
対応するスイッチ52−1〜52−7のオン/オフを制
御して、バス53を介して、専用ディジタル線70に音
声信号/データ信号への送信を制御する。
【0017】ステップS4において、発呼要求のあった
チャネルの優先度がAであるか否かを判別して、チャネ
ルの優先度がAでなければ、ステップS5に進み、チャ
ネルの優先度がAならば、ステップS6に進む。ステッ
プS5において、回線割付制御部61は、発呼要求のあ
ったチャネルに回線の割付不可情報を回線割付部62に
出力する。回線割付部62は、発呼要求のあったチャネ
ルに対応するスイッチ回路51−1〜51−7を図示し
ないビジートーンを出力する回路側に接続して、ビジー
トーンをPBX10や2MPBX20が収容する電話機
1−1〜1−5、データ端末1−6,1−7に送信す
る。ステップS6において、回線割付情報64の使用中
の優先Cの全チャネルの容量を計算して、このチャネル
の容量が発呼要求のあった優先Aのチャネルの容量を越
えているか否かを判断して、優先Aのチャネルの容量を
越えていれば、チャネルの回線の割付けが不可であった
として、ステップS5に進み、優先Aのチャネルの容量
を越えていれば、ステップS7に進む。ここで、優先A
のチャネルの個数が複数有り、既に、その中の1つのチ
ャネルが使用中であれば、優先Aのチャネルの発呼要求
があっても、優先Bのチャネルの割付け方によっては
(いずれの優先Aのチャネルが未使用であれば、優先A
のチャネルが確実に割付けが可能となるようにしている
が全ての優先Aのチャネルが同時に割付けられるとは限
らない)、割付不可となる場合もあるからである。ただ
し、本例では、優先Aのチャネルが1個なので、割付け
不可となることはない。
【0018】ステップS7において、回線割付制御部6
1は、優先Aのチャネルの割付けに必要なだけの優先C
のチャネルを切断するように、回線割付部62に通知す
るとともに優先Cのチャネルを切断した状態に回線割付
情報64を更新する。回線割付部62は、優先Cのチャ
ネルに対応するスイッチ回路52−3〜52−5を通し
て、制御信号に回線断の信号を送信する。ステップS8
において、回線割付制御部61は、優先Aのチャネル
に、開放された優先Cのチャネルが使用していた回線と
既に空きであった回線を割付けて、回線割付情報64を
優先Aのチャネルが使用中であることを示すように更新
する。例えば、図4(b)に示すように、優先CのCH
2,CH4,CH5の回線を優先Aの32Kbpsのチ
ャネルCH7が使用することになり、この情報が回線割
付制御部64によって更新される。そして、回線割付部
62は、回線割付情報64に従って、スイッチ回路51
−1〜51−7を制御して、チャネルに回線の割付けを
行う。これによって、優先Aのチャネルに回線が割付け
られて、チャネルを使用する電話機1〜1−5、データ
端末1−6,1−7の音声信号やデータ信号の送信が可
能となる。また、チャネル盤50において、切断信号が
検出されると、回線割付盤60に切断要求信号が送ら
れ、回線割付盤60は、チャネルの開放及び回線割付情
報64を更新する。
【0019】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、チャネルに優先度を設定して、優先度の高いチャネ
ルから発呼信号が出されたときに、回線にチャネルを割
付けらない場合には、そのチャネルの優先度が高い時
は、低いチャネルに割付けていた回線の切断をして、代
わりに優先度の高いチャネルに回線を割付けるので、優
先度の高いチャネルを使用する端末が回線を使用するこ
とができるようになる。また、PBX10や2MPBX
20では、独自で電話機1−1〜1−5、データ端末1
−6の優先度を設定して、チャネルの使用状況に応じ
て、発呼信号を出す出さないを制御することは可能では
あるが、複数のPBX10,20や直接データ端末1−
7がTDM装置40に接続されるような場合において
は、本実施形態のTDM装置40によってこそ、端末の
優先度に応じた回線接続の制御が可能となる。
【0020】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず種々の変形が可能である。その変形例としては、例え
ば次のようなものがある。 (1) 実施形態では、ディジタル専用線70の場合を
説明したが、公衆回線の場合であっても良い。 (2) 実施形態では、優先度を優先A,B,Cの3個
にしたが、4個以上の場合も可能であり、例えば、優先
A,B,C,Dの4個にして、優先Aは、優先C,Dの
チャネルの切断をでき、優先Bは、どのチャネルからも
切断されず、優先Dのチャネルの切断をでき、優先C及
び優先Dは、どのチャネルの切断もできないという優先
の構成であってもよい。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1,第2
の発明によれば、チャネルに優先度を設定して、優先度
の高いチャネルから発呼信号が出されたときに、回線に
チャネルを割付けらない場合には、そのチャネルの優先
度が高い時は、低いチャネルに割付けていた回線の切断
をして、代わりに優先度の高いチャネルに回線を割付け
るので、優先度の高いチャネルを使用する端末が回線を
使用することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のTDM装置の構成図であ
る。
【図2】チャネルの優先度を示す図である。
【図3】図1中の回線割付制御部の動作フローを示す図
である。
【図4】図1中の回線割付情報を示す図である。
【符号の説明】
1−1,1−5 電話機 1−6,1−7 データ端末 10 PBX 20 2MPBX 30 多重化・分離
部 40 TDM装置 50 チャネル盤 51−1〜51−7 発呼信号検出
部 52−1〜52−7 スイッチ回路 53 バス 60 回線割付盤 61 回線割付制御
部 62 回線割付部 63 チャネル情報 64 回線割付情報 70 ディジタル専
用線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各チャネルに対応し、前記チャネルから
    の発呼信号又は切断信号の第1の制御信号を送信する複
    数の信号線に接続され、前記信号線から発呼信号を検出
    して発呼があったか否かを示す発呼要求信号を出力する
    発呼検出手段と、前記各チャネルに対応して設けられ、
    第2の制御信号に基づいて、前記チャネルの伝送速度の
    総和よりも小さい伝送速度のディジタル伝送線路に音声
    信号もしくはデータ信号を送信するしないの切替えをす
    る送信切替手段と、前記発呼要求信号に基づいて、前記
    発呼した前記チャネルに前記ディジタル伝送線路の回線
    の割付けを制御する回線割付制御手段と、前記回線割付
    制御手段によりチャネルに割付けられた回線にそのチャ
    ネルの音声信号もしくはデータ信号を前記ディジタル伝
    送線路に送信するよう前記第2の制御信号を生成する回
    線割付手段とを備え、前記切断信号に基づいて該切断信
    号を前記信号線に送信した前記チャネルに割付けられて
    いた前記回線を開放し、前記音声信号もしくは前記デー
    タ信号を時分割多重化して前記ディジタル伝送線路に伝
    送する時分割多重化装置において、 前記ディジタル伝送線路の前記回線に割付けられたチャ
    ネルの切断をして代わりに発呼要求のあったチャネルに
    その回線を割付けられるか否かの関係を示す優先度を前
    記チャネル毎に前記伝送速度とともに記憶するメモリを
    設け、 前記回線割付制御手段は、 前記発呼要求信号が発呼を示す時に、該発呼をしたチャ
    ネルの前記伝送速度及び前記優先度を前記メモリから取
    得して、該伝送速度に基づいて該発呼をしたチャネルに
    割付けるだけの空きの回線があれば、該チャネルに前記
    空きの回線を割付け、空きがなければ、該チャネルの前
    記優先度よりも小さく且つ該発呼をしたチャネルが切断
    をできる回線使用中のチャネルを切断した時に前記チャ
    ネルに回線を割付けられる場合は、前記優先度の低い使
    用中のチャネルの切断をして、代わりに該発呼をしたチ
    ャネルにその回線を割付ける構成にしたことを特徴とす
    る時分割多重化装置。
  2. 【請求項2】 前記優先度は、 優先A,B,Cの3個を含み、前記優先Aのチャネルは
    前記優先Bのチャネルの切断はできないが前記優先Cの
    チャネルの切断ができ、前記優先Bのチャネルは前記優
    先A及び前記優先Bのチャネルの切断はできず前記優先
    A及び前記優先Cのチャネルから切断されず、前記優先
    Cのチャネルは前記優先A及び前記優先Bのチャネルの
    切断はできないという関係であり、 前記優先Bのチャネルの伝送速度の総和≦前記各優先A
    のチャネルの伝送速度としたことを特徴とする請求項1
    記載の時分割多重化装置。
JP26636896A 1996-10-07 1996-10-07 時分割多重化装置 Withdrawn JPH10112693A (ja)

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