JPH0724508Y2 - 装飾壁 - Google Patents
装飾壁Info
- Publication number
- JPH0724508Y2 JPH0724508Y2 JP3132191U JP3132191U JPH0724508Y2 JP H0724508 Y2 JPH0724508 Y2 JP H0724508Y2 JP 3132191 U JP3132191 U JP 3132191U JP 3132191 U JP3132191 U JP 3132191U JP H0724508 Y2 JPH0724508 Y2 JP H0724508Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative
- plates
- switching
- plate
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finishing Walls (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、建築用仕上げ部材とし
て、化粧板、幅木、額縁、見切り、出隅、入り隅等の部
材を組み合わせ壁面に施工する装飾壁に関する。
て、化粧板、幅木、額縁、見切り、出隅、入り隅等の部
材を組み合わせ壁面に施工する装飾壁に関する。
【０００２】
【従来技術およびその課題】従来、額縁と幅木との間に
種々凹凸化粧を施された複数枚の化粧板を接合配置する
腰壁、また、幅木と額縁との間だけでなく天井の回り縁
までの間も同様の化粧板を接合配置することにより壁面
を装飾するパネルが知られている。これらパネルを壁面
に施工する場合、一定の規格サイズのもとに製造された
化粧板を複数枚組み合わせた寸法と、施工する壁面の寸
法が一致しないことが多い。このような場合には、幅調
整用の調整板を用いることにより寸法を調整するか、又
は化粧板を切断したものを用い寸法調整を行なってい
た。
種々凹凸化粧を施された複数枚の化粧板を接合配置する
腰壁、また、幅木と額縁との間だけでなく天井の回り縁
までの間も同様の化粧板を接合配置することにより壁面
を装飾するパネルが知られている。これらパネルを壁面
に施工する場合、一定の規格サイズのもとに製造された
化粧板を複数枚組み合わせた寸法と、施工する壁面の寸
法が一致しないことが多い。このような場合には、幅調
整用の調整板を用いることにより寸法を調整するか、又
は化粧板を切断したものを用い寸法調整を行なってい
た。
【０００３】しかし、壁面の寸法と化粧板との寸法のず
れは各々の施工場所により全く異なるため、各施工現場
において調整板を切断し寸法の調整を行なっている。こ
のため調整板は、どのような寸法に切断して使用されて
も不自然とならないようにするため、化粧板に施される
凹凸の装飾は施すことができず、平板で他の化粧板と同
様の色調あるいは木目のみを施したものを用いる。
れは各々の施工場所により全く異なるため、各施工現場
において調整板を切断し寸法の調整を行なっている。こ
のため調整板は、どのような寸法に切断して使用されて
も不自然とならないようにするため、化粧板に施される
凹凸の装飾は施すことができず、平板で他の化粧板と同
様の色調あるいは木目のみを施したものを用いる。
【０００４】このためパネル全体として見た場合、調整
板の部分で装飾パターンがとぎれてしまい、不自然なも
のとなってしまい意匠的に満足できるものではなかっ
た。この問題点は、化粧板自体を切断して調整する場合
においても同様に発生する。
板の部分で装飾パターンがとぎれてしまい、不自然なも
のとなってしまい意匠的に満足できるものではなかっ
た。この問題点は、化粧板自体を切断して調整する場合
においても同様に発生する。
【０００５】
【問題点を解決するための手段】このような問題を解決
すべく研究を重ね、本考案を完成するに至った。すなわ
ち本考案は本実加工を施した化粧板１を複数枚接合し、
その各両端に切り替え板２ａ，２ｂ及び端部化粧板３，
３の順に配してなる装飾壁において、一端に雌実加工が
施された切り替え板２ｂと、一端に雄実加工が施された
切り替え板２ａとが、各々化粧板両端に接合され、さら
に、裏面側に切り替え板２ａ，２ｂの厚さと一致する相
決り加工３ａが形成され、該切り替え板２ａ，２ｂより
も厚い端部化粧板３，３が、切り替え板２ａ，２ｂの各
両端縁を覆い隠すように接合された装飾壁である。
すべく研究を重ね、本考案を完成するに至った。すなわ
ち本考案は本実加工を施した化粧板１を複数枚接合し、
その各両端に切り替え板２ａ，２ｂ及び端部化粧板３，
３の順に配してなる装飾壁において、一端に雌実加工が
施された切り替え板２ｂと、一端に雄実加工が施された
切り替え板２ａとが、各々化粧板両端に接合され、さら
に、裏面側に切り替え板２ａ，２ｂの厚さと一致する相
決り加工３ａが形成され、該切り替え板２ａ，２ｂより
も厚い端部化粧板３，３が、切り替え板２ａ，２ｂの各
両端縁を覆い隠すように接合された装飾壁である。
【０００６】本考案は上記構成を思い付いたことにより
切り替え板２ａ，２ｂの実の加工されていない木口面側
を切断αすることにより、種々の壁面寸法に適合した装
飾壁を施工することを可能としたものである。
切り替え板２ａ，２ｂの実の加工されていない木口面側
を切断αすることにより、種々の壁面寸法に適合した装
飾壁を施工することを可能としたものである。
【０００７】
【実施例】本考案の実施例を図面に従い説明する。図１
は、本考案の装飾壁を腰壁に用いた場合の断面図の一例
である。図２は図１のＸ−Ｘ断面図である。表面側に凸
状の装飾が施された化粧板１が３枚接合されている。ま
た、その両端に雄実の施された切り替え板２ａ及び雌実
の施された切り替え板２ｂがそれぞれ化粧板１の実と接
合されている。さらにその両端には、前記切り替え板２
ａ，２ｂよりも厚く、裏面に切り替え板と同一の厚さの
相決り４が形成された端部化粧板３により、各々の切り
替え板の両端縁を覆い隠すように接合するものである。
この端部化粧板３，３の表面の装飾は、前記化粧板と同
様のものを施してもよいし、別の種類の装飾を施すこと
もできる。本考案の装飾壁は、前記化粧板１の枚数と、
その両端に接合する２枚の切り替え板２ａ，２ｂの実の
加工されていない側縁の切断により、装飾壁全体の寸法
を調整することができる。さらに、切り替え板の切断縁
は端部化粧板３の相決り部により覆われるため、切断し
たままの状態で用いることができる。図３においてαは
切断された部分を示す。
は、本考案の装飾壁を腰壁に用いた場合の断面図の一例
である。図２は図１のＸ−Ｘ断面図である。表面側に凸
状の装飾が施された化粧板１が３枚接合されている。ま
た、その両端に雄実の施された切り替え板２ａ及び雌実
の施された切り替え板２ｂがそれぞれ化粧板１の実と接
合されている。さらにその両端には、前記切り替え板２
ａ，２ｂよりも厚く、裏面に切り替え板と同一の厚さの
相決り４が形成された端部化粧板３により、各々の切り
替え板の両端縁を覆い隠すように接合するものである。
この端部化粧板３，３の表面の装飾は、前記化粧板と同
様のものを施してもよいし、別の種類の装飾を施すこと
もできる。本考案の装飾壁は、前記化粧板１の枚数と、
その両端に接合する２枚の切り替え板２ａ，２ｂの実の
加工されていない側縁の切断により、装飾壁全体の寸法
を調整することができる。さらに、切り替え板の切断縁
は端部化粧板３の相決り部により覆われるため、切断し
たままの状態で用いることができる。図３においてαは
切断された部分を示す。
【０００８】図２は本考案の装飾壁を腰壁として用いた
ものの正面図である。図中、化粧板１は同一寸法の板状
体表面に同一形状の形状の装飾７を施したものを組み合
わせて配列したものである。このように化粧板１の装飾
は、同一の装飾のものを用いることもできるし種々の装
飾のものを組み合わせて用いることもできる。さらに図
面から別るように、本考案の装飾壁は、両端の端部化粧
板３，３、切り替え板２ａ，２ｂ及び化粧板１の全体の
組み合せから構成される壁として一つの意匠性を有する
装飾壁となる。また、壁面の床に要する部分から天井に
至るまでの間を図４、図５に示すような組み合わせを高
さ方向に数段積み重ねるが、１枚でその高さに一致する
化粧板を用い壁面全体を装飾することもできる。さら
に、以上の説明は縦貼りについて説明したが図２に示す
ように化粧板１を横貼りにしても用いることができる。
ものの正面図である。図中、化粧板１は同一寸法の板状
体表面に同一形状の形状の装飾７を施したものを組み合
わせて配列したものである。このように化粧板１の装飾
は、同一の装飾のものを用いることもできるし種々の装
飾のものを組み合わせて用いることもできる。さらに図
面から別るように、本考案の装飾壁は、両端の端部化粧
板３，３、切り替え板２ａ，２ｂ及び化粧板１の全体の
組み合せから構成される壁として一つの意匠性を有する
装飾壁となる。また、壁面の床に要する部分から天井に
至るまでの間を図４、図５に示すような組み合わせを高
さ方向に数段積み重ねるが、１枚でその高さに一致する
化粧板を用い壁面全体を装飾することもできる。さら
に、以上の説明は縦貼りについて説明したが図２に示す
ように化粧板１を横貼りにしても用いることができる。
【０００９】
【効果】ａ 本考案の装飾壁は、化粧板の枚数及び切り
替え板の幅により種々の壁面寸法に適合した装飾壁を形
成することができる。さらに、切り替え板２ａ，２ｂの
実加工されていない一端を切断することにより現場の施
工壁に応じ微調整を行なうことができる。さらに寸法調
整のために切断した切り替え板２ａ，２ｂの切断縁は、
その両端に配置される端部化粧板３，３の相決り部４と
接合し切断面が覆い隠されるため、切断したままの状態
で施工することができ、施工性に優れた装飾壁である。
替え板の幅により種々の壁面寸法に適合した装飾壁を形
成することができる。さらに、切り替え板２ａ，２ｂの
実加工されていない一端を切断することにより現場の施
工壁に応じ微調整を行なうことができる。さらに寸法調
整のために切断した切り替え板２ａ，２ｂの切断縁は、
その両端に配置される端部化粧板３，３の相決り部４と
接合し切断面が覆い隠されるため、切断したままの状態
で施工することができ、施工性に優れた装飾壁である。
【００１０】ｂ 切り替え板２ａ，２ｂは、端部化粧板
３よりも薄いものを用い、施工した際、端部化粧板３よ
り切り替え板２ａ，２ｂの表面が低くなることにより、
単なる幅調整の板材ではなく、両端の端部化粧板３と化
粧板１との装飾をこの段差により切り替える役目を有す
るものであり、その結果、端部化粧板３、切り替え板２
ａ，２ｂ及び化粧板１の全体で一つの意匠を作り出すこ
とを可能としたものであり、どのような寸法の壁面に施
工してもパネル全体で一つの意匠性を持つ装飾壁を構成
するものである。
３よりも薄いものを用い、施工した際、端部化粧板３よ
り切り替え板２ａ，２ｂの表面が低くなることにより、
単なる幅調整の板材ではなく、両端の端部化粧板３と化
粧板１との装飾をこの段差により切り替える役目を有す
るものであり、その結果、端部化粧板３、切り替え板２
ａ，２ｂ及び化粧板１の全体で一つの意匠を作り出すこ
とを可能としたものであり、どのような寸法の壁面に施
工してもパネル全体で一つの意匠性を持つ装飾壁を構成
するものである。
【図１】本考案装飾壁の正面図、
【図２】図１Ｘ−Ｘ断面図、
【図３】端部化粧板３の見取図、
【図４】第２実施例の正面図、
【図５】図４Ｙ−Ｙ断面図、
１ 化粧板 ２ａ，２ｂ 切り替え板 ３ 端部化粧板 ４ 相決り部 ５ 額縁、回縁 ６ 巾木 ７ 模様 ８ 腰壁 α 切断部分
Claims (1)
- 【請求項１】 本実加工を施した化粧板１を複数枚接合
し、その各両端に切り替え板２ａ，２ｂ及び端部化粧板
３の順に配してなる装飾壁において、一端に雌実加工が
施された切り替え板２ｂと、一端に雄実加工が施された
切り替え板２ａとが、各々化粧板１，１両端に接合さ
れ、さらに、裏面側に切り替え板２ａ，２ｂの厚さと一
致する相決り加工４が形成され、該切り替え板２ａ，２
ｂよりも厚い端部化粧板３が、切り替え板２ａ，２ｂの
各両端縁を覆い隠すように接合された装飾壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3132191U JPH0724508Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 装飾壁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3132191U JPH0724508Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 装飾壁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04101440U JPH04101440U (ja) | 1992-09-02 |
| JPH0724508Y2 true JPH0724508Y2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=31766398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3132191U Expired - Lifetime JPH0724508Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 装飾壁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0724508Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP3132191U patent/JPH0724508Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04101440U (ja) | 1992-09-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |