JPH07245040A - 回転式スイッチ - Google Patents

回転式スイッチ

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JPH07245040A
JPH07245040A JP3134794A JP3134794A JPH07245040A JP H07245040 A JPH07245040 A JP H07245040A JP 3134794 A JP3134794 A JP 3134794A JP 3134794 A JP3134794 A JP 3134794A JP H07245040 A JPH07245040 A JP H07245040A
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acc
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JP3134794A
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Inventor
Kunihiko Noguchi
野口邦彦
Shiro Kagami
各務史朗
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Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定接点に対する可動接点の接触圧を均等・
安定化を図ることによりチャタリングを回避することが
できる回転式スイッチを提供する。 【構成】 回転子に設ける3個の可動接点が2点接触で
あり、しかもそれら可動接点の夫々に、独立するそれぞ
れの押圧用ばねを取付けて、それぞれの可動接点が個別
に独立して押動動作されるように構成した。 【効果】 各可動接点による固定接点への押圧バランス
が向上し、これによってスイッチのチャタリングが有効
に回避でき、また各可動接点は2個所にそれぞれの接点
部を設けた金属板形状であるから、その可動接点の形状
が簡略化でき、寸法精度が緩和され、また材料取りが容
易でコスト低減が期待できるという効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車のイグニ
ッションスイッチとして使用される回転式スイッチに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の回転式スイッチである自動車用イ
グニッションスイッチとしては、図1乃至図6に示す如
き構造のものがある。以下この従来例構造について図1
及び図2に基づいて説明する。
【0003】1は第1の固定接点群2aと第2の固定接
点群2bを固定配置する絶縁性の固定接点基盤であっ
て、この固定接点基盤1に設けた第1の透孔群3a及び
第2の透孔群3bに圧入固定される前記の固定接点群2
a,2bは、その固定接点基盤1の裏側に位置されるタ
ーミナル4と一体に接続固定され、さらにそのターミナ
ル4には、リード線5が半田接続される。
【0004】また上記固定接点基盤1の表面には、下記
する可動接点と前記固定接点との接触を規制する複数の
突条6が一体的に形成されている。この突条6は、図3
に示すように複数の扇状突条6a,6bからなり、突条
6aは、前記第1及び第2の固定接点群2a,2bの高
さ(前記固定接点基盤1の表面1aからの高さ)より若
干高く、また突条6bはその第1及び第2の固定接点群
2a,2bの高さより若干低く設定されている(図3
(ロ)参照)。
【0005】7は前記の固定接点基盤1に対して回動可
能に支持されている回転子であって、前記固定接点基盤
1と後述するハウジング15とにより回動可能に軸支さ
れており、この回転子を回動させるイグニッションキー
(図示せず)が挿入されるキー穴7aが設けられてい
る。また、この回転子7の前記固定接点基盤1に対する
回転軸となるボス部7bには小径である環状の第1の可
動接点8と、大径である環状の第2の可動接点9が同軸
的に配設され、さらに、それら第1及び第2の可動接点
8,9は該回転子7に係合しそれと一体的に回動するよ
うに構成されている。また、第1及び第2の可動接点
8,9には、前記固定接点基盤1の方向に押出プレス成
形された接点部8a,9aが形成されている(図4参
照)。さらに、その第1の可動接点8は、この第1の可
動接点8と回転子7との間に位置されるスプリング10
により、第1の固定接点群2aに弾圧的に接触し、第2
の可動接点9は、その第2の可動接点9と回転子7との
間に配置されている3個のスプリング11により第2の
固定接点群2bに弾圧的に接触し得るものである。
【0006】回転子7の直径方向2個所にはこの回転子
7の回転時において後述のハウジング15の内周壁に設
けた複数の突起15aと協動してクリック感(節度感)
を生じせしめるためのボール12がスプリング13によ
り弾圧的に配置されている。14は回転子7をSTAR
T位置からON位置に復元せしめるためのリターンスプ
リング、15は前記の可動接点8,9、回転子7等を覆
うようにして、固定接点基盤1に被着されるハウジン
グ、16はストッパーであって、前記回転子7に嵌合さ
れており、回転子7の環状穴7cに挿入される前記スプ
リング14の抜け止めを構成すると共に、その回転子7
の前記ハウジング15に対するスラスト軸受を構成して
いる。
【0007】次に、上記構成の従来回転式スイッチの作
用を図5(イ),(ロ)に基づいて説明する。すなわ
ち、自動車用イグニッションスイッチのLOCK位置、
ACC位置、ON位置及びSTART位置の夫々におい
て、第1の可動接点8の複数の接点部8aは第1の固定
接点群2a及び突条6a,6bに対して、また第2の可
動接点9の複数の接点部9aは第2の固定接点群2b及
び突条6a,6bに対して、図5(イ)に示す位置関係
で当接する。これにより、図5(ロ)の如く、LOCK
位置、ACC位置、ON位置及びSTART位置の夫々
において、第1及び第2の可動接点8,9により第1及
び第2の固定接点群2a,2bは所定の導通状態とな
る。すなわち、例えばON位置では第1の可動接点8に
より固定接点B1,固定接点ACC及び固定接点IG1
が互に導通になり、かつ第2の固定接点9により固定接
点B2及び固定接点IG2が導通状態になるため、AC
C(アクセサリー)端子及びIG1,IG2(イグニッ
ション)端子にバッテリBTから給電される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに従来の回転式
スイッチにあっては、図5(イ)に示すように、各可動
接点8,9が可動接点2a,2b及び突条6a,6bに
対して3点で接触し、その3点を結ぶ三角形の形状及び
重心P2が回転式スイッチの各接触位置、LOCK位
置、ACC位置、ON位置、及びSTART位置によっ
て変化するのに対し、スプリング10,11の荷重重心
P1がその変化に対応できないため、各可動接点8,9
の可動接点2a,2bに対する接点圧バランスが不均等
となる。図6は、可動接点8についてその状況を示した
ものであるが(図中の3点の数値の単位はグラム重)、
図から明らかなように回転式スイッチの各接触位置にお
いて、スプリング荷重重心(P1)と、三角形重心(P
2)とが位置ずれするものであって、特にLOCK位置
及びSTART位置では、上記双方の重心(P1),
(P2)位置に大差があるために接点圧バランスが悪
く、これが原因でスイッチのチャタリングが生じやすい
という問題点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる従来の問
題点に着目してなされたもので、回転式スイッチにおい
て、その可動接点を回動することによって生じる各接触
位置での各々の接触圧を等しくすることができるように
構成して、チャタリングを有効に防止し、これによって
接触信頼性を向上せしめることができる回転式スイッチ
を提供することにある。
【0010】
【実施例】以下に本発明を図7乃至図11に基いて説明
する。
【0011】先ず本実施例である回転式スイッチの構成
部材について説明する。
【0012】21はハウジング、22はストッパー、2
3はリターンスプリング、24は回転節度感を得るため
の球体25及びばね26を具備せしめた回転子また、2
4aはキー穴、24bは環状穴、24cはボス部、さら
にまた、21aは突起であって、以上の構成部材は、従
来例で述べた回転式スイッチの構成部材と変りない。
【0013】上記回転子24の3個所各々には、押圧用
ばね27と可動接点28A,28B,28Cが設けられ
ている。この可動接点構造は、図9に示すように導電性
帯状金属板35を素材として一対の脚部37を有するコ
字状に形成し、その各可動接点の中間辺には、銅製であ
る2個の接点部材29A,29Bが例えば加締め等に固
着手段により対設されているものである。
【0014】そしてこれらの可動接点28A,28B,
28Cを回転子24に保持せしめるには、その脚部37
を回転子24の軸方向に形成されている溝38内に遊嵌
せしめると共に、その回転子24と可動接点28A,2
8B,28Cとの間にばね27を介在せしめて可動接点
は回転子の軸方向に弾圧的移動可能に保持されている。
【0015】30は絶縁性の固定接点基盤であって、こ
の固定接点基盤30には、固定接点つまり、環状である
固定接点(B)、その周囲方向に複数個配置される固定
接点(ACC),(R),(IG1),(IG2),
(ST)の順で配設されている。
【0016】これらの固定接点を固定接点基盤30に設
ける手段は、図10に示す如き接点パターン31及び複
数個のターミナル32をプレス形成し、次いでその接点
パターン31の夫々の個所に各々のターミナル32を加
締め手段、溶着手段等により固着せしめ、次に上記固定
接点基盤30を樹脂成形するとき、上記接点パターン3
1及びターミナルをインサート成形することにより図1
1で示す如きインサート成形品33が得られる。次にそ
のインサート成形品33における接続維持部(図10、
図11で示す斜線施し部)をプレス等で切欠加工するこ
とで、図7で示す固定接点基盤30が得られるものであ
る。
【0017】なお上記各固定接点の配置は図12に示す
ように、その固定接点(B)は、固定接点基盤30の中
心部に、固定接点(ACC),(R),(IG2),
(ST)はその外周部に、また(IG1)は中心部と外
周部との中間部に配設されている。
【0018】そして前記の可動接点28A及び28B
は、それらの接点部材29A,29Bが図12、図13
に示すように固定接点(B)と外周部に位置される固定
接点(ACC),(R),(IG2),(ST)と接触
し得るものであり、可動接点28Cもまたその接点部材
29A,29Bが固定接点(B)と中間部に位置される
固定接点(IG1)と接触し得る形状寸法に形成され、
さらにそれぞれの可動接点(28A),(28B),
(28C)は、それぞれの押圧ばね27によって独立し
て押圧力を受けているものである。なお、34は前記の
ターミナル32に接続されるリード線を示す。
【0019】以上が本実施例の構造であるが、次にその
作用について述べると、固定接点基盤30には、同一半
径上でしかも外周部に配置される固定接点(ACC),
(R),(IG2),(ST)と、半径方向中間部に配
置される固定接点(IG1)と、中心部に配置される環
状の固定接点(B)とを設け、また回転子24には固定
接点(B)と(ACC),(R),(IG2),(S
T)との間に跨って接続される可動接点28A,28B
と、固定接点(B)と(IG1)との間に跨って接続さ
れる可動接点28Cを有し、それらの可動接点28A,
28B,28Cは、それぞれの押圧用ばね27によって
独立して固定接点に押圧接触されるものであって、その
回転子24の回動に伴って、可動接点28A,28B,
28Cが固定接点基板30に対して図14において右回
りに回動することによって図14に示す如き接続パター
ンが得られる。
【0020】すなわち上記実施例構造の回転子スイッチ
を自動車用イグニッションスイッチとして構成するとき
のLOCK位置、ACC位置、ON位置、START位
置での接続パターンは、図14及び図15に示す如くで
ある。
【0021】このように本実施例にあっては、イグニッ
ションスイッチを構成するためにその回転子に設けられ
ている3個の可動接点28A,28B,28Cが2点接
触であり、しかもそれら可動接点の夫々に、独立するそ
れぞれの押圧用ばね27を取付けて、それぞれの可動接
点が個別に独立して押動動作されるように構成したもの
であるから、各可動接点による固定接点への接圧バラン
スが均等であって、従来例で説明したスイッチのチャタ
リングを有効に回避させることができる。
【0022】また各可動接点は2個所に接点部材29
A,29Bを有する側面コ字形状のものであるから、そ
の可動接点の形状が簡略化でき寸法精度が緩和され、ま
た材料取りが容易でコスト低減が期待できる。
【0023】なお上記実施例の可動接点構造は、側面略
コ字形である金属板35に接点部材29A,29Bを加
締めにより固着した構造であるが、これに限るものでは
なく、例えば図16に示す如く側面L字状である金属板
35Aの一辺に2個の接点部材29A,29Bを加締め
るようにしてもよい。
【0024】また前記側面コ字状金属板にかえ、図17
に示す如く正面略U字形である金属板35Bの底面に2
個の接点部材29A,29Bを加締めてもよく、この場
合高強度の可動接点が得られる。
【0025】また前記の各実施例では、各金属板35,
35A,35Bに2個宛の接点部材29A,29Bを加
締め手段で固着したが例えば図18、図19及び図20
に示す如く、プレス成形手段により金属板35C,35
D,35Eを成形すると同時にそれら金属板と一体の2
個一対の接点部36A,36Bを形成するようにしても
よい。従ってこの実施例の場合は別部材である前記接点
部材を用意しかつそれらを加締める必要がなくなるので
可動接点の製産性、経済性が大幅に向上される。
【0026】図21、図22は固定接点基盤30の中央
部に施すべき環状の固定接点(B)を、略半円形状であ
る2個の固定接点(B1),(B2)に分割形成して、
それぞれの固定接点(B1)及び(B2)に、比較的小
負荷のヒューズ39A及び比較的大負荷のヒューズ39
Bを介して電源に接続すると共にスイッチのLOCK位
置では、可動接点28A,28Bが固定接点(B1),
(B2)と接続しないよう形成したもので、その導通パ
ターンを図22で示す。
【0027】従ってこの実施例によれば、固定接点(B
1),(B2)に分割されてそれぞれの固定接点(B
1),(B2)がそれぞれのヒューズ39A,39Bを
介して電源BTに接続されていることから、いづれか一
方のヒューズが切断されても他方のヒューズ接続によ
り、一部の回路遮断が免がれる、つまり例えばイグニッ
ション回路が遮断されてもアクセサリー回路は正常に働
かせることができるという特長が得られる。
【0028】また、図23はターミナル32を互に整列
させた他の実施例であって、これによればリード線34
の接続作業が容易であり自動組立も可能となる。
【0029】
【発明の効果】このように本発明は、回転スイッチを構
成するためにその回転子に設けられている3個の可動接
点が2点接触であり、しかもそれら可動接点の夫々に、
独立するそれぞれの押圧用ばねを取付けて、それぞれの
可動接点が個別に独立して押動動作されるように構成し
たものであるから、各可動接点による固定接点への押圧
バランスが良好であって、従来例で説明したスイッチの
チャタリングを有効に回避させることができる。
【0030】また各可動接点は2個所にそれぞれの接点
部を設けた金属板形状であるから、その可動接点の形状
が簡略化でき寸法精度が緩和され、また材料取りが容易
でコスト低減が期待できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の回転式スイッチを示した構造説明図。
【図2】従来例の回転式スイッチの分解斜視図。
【図3】(イ)は従来例の回転式スイッチの固定接点を
示した平面図また、(ロ)はそのA−A線断面図。
【図4】従来例の回転式スイッチの可動接点を示す平面
図。
【図5】(イ)は従来例の回転式スイッチの各接触位置
をまた、(ロ)はそれに対応する回路接続状態を示す説
明図。
【図6】従来例の回転式スイッチの各接触位置における
各接点圧バランスを示す説明図。
【図7】本発明実施例の回転式スイッチを示した分解斜
視図。
【図8】本発明実施例の回転式スイッチを示した断面
図。
【図9】本発明実施例の可動接点の斜視図。
【図10】本発明実施例の固定接点構成素材を示した斜
視図。
【図11】本発明実施例の固定接点基盤製造過程を示す
斜視図。
【図12】本発明実施例の固定接点基盤を示した平面
図。
【図13】本発明実施例の各可動接点配置説明図。
【図14】本発明実施例の回転式スイッチの各接触位置
を示す説明図。
【図15】本発明実施例の回転式スイッチの各接触位置
に対応する回路接続状態を示す説明図。
【図16】本発明実施例の可動接点の第2の実施例を示
す斜視図。
【図17】本発明実施例の可動接点の第3の実施例を示
す斜視図。
【図18】本発明実施例の可動接点の第4の実施例を示
す斜視図。
【図19】本発明実施例の可動接点の第5の実施例を示
す斜視図。
【図20】(イ),(ロ)は本発明実施例の可動接点の
第6の実施例を示す斜視図。
【図21】本発明第2実施例の回転式スイッチの各接触
位置を示す説明図。
【図22】本発明第2実施例の回転式スイッチの各接触
位置に対応する回路接続状態を示す説明図。
【図23】本発明実施例又は第2実施例のターミナル整
列状態示す説明図。
【符号の説明】
21…ハウジング 22…ストッパー 23…リターンスプリング 24…回転子 25…球体 26…ばね 27…押圧用ばね 28A,28B,2
8C…可動接点 29A,29B…接点部材 30…固定接点基盤 31…接点パターン 32…ターミナル 33…インサート成形品 34…リード線 35A,35B,35C,35D,35E…金属板 36A,36B…接点部 37…脚部 38…溝 39A,39B…ヒ
ューズ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動操作に応じて回転する回転子(2
    4)と、該回転子(24)の回動操作に同期して回動す
    る可動接点群と、該可動接点群とその回動位置に応じて
    選択的に接触する固定接点群を有する固定接点基盤(3
    0)とを備え、前記固定接点群は、その接触面が環状又
    は扇状に形成され、かつ互いに絶縁状態で同心円状に配
    設された複数の固定接点(B,ACC,IG1,IG
    2,ST,R)又は(B1,B2,ACC,IG1,I
    G2,ST,R)からなり、更に、前記可動接点群は、
    夫々少なくとも2つの接点部(29A),(29B)又
    は(36A),(36B)が形成され、かつ該2つの接
    点部が半径方向に配設されてなる複数の可動接点(28
    A),(28B),(28C)かなることを特徴とする
    回転式スイッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回転式スイッチにおい
    て、前記複数の固定接点(B,ACC,IG1,IG
    2,ST,R)は、前記回転子(24)の回転中心の周
    りに3重に配設され、かつ中央部の1重目に1つの環状
    固定接点(B)が中間部の2重目に1つの扇状固定接点
    (IG1)が、また外周部の3重目に4つの環状固定接
    点(ACC,IG2,ST,R)が配設され、更に、前
    記複数の可動接点(28A),(28B),(28C)
    は、それぞれに2個の接点部(29A),(29B)又
    は(36A),(36B)を有し、それぞれの接点部の
    一方が前記1重目の環状固定接点(B)に常時接触し、
    かつそれぞれの2つの接点部の他方が前記2重目及び3
    重目の扇状固定接点(IG1)及び(ACC,IG2,
    ST,R)に前記回転子(24)の回動位置に応じて選
    択的に接触することを特徴とする回転式スイッチ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の回転式スイッチにおい
    て、前記複数の固定接点(B1,B2,ACC,IG
    1,IG2,ST,R)は、前記回転子(24)の回転
    中心の周りに3重に配設され、かつ中央部の1重目に2
    つの扇状固定接点(B1,B2)が、中間部の2重目に
    1つの扇状固定接点(IG1)が、また外周部の3重目
    に4つの環状固定接点(ACC,IG2,ST,R)が
    配設され、更に、前記複数の可動接点(28A),(2
    8B),(28C)は、それぞれに2個の接点部(29
    A),(29B)又は(36A),(36B)を有し、
    それぞれの接点部の一方が前記1重目の2つの扇状固定
    接点(B1),(B2)に前記回転子(24)の回動位
    置に応じて選択的に接触し、かつそれぞれの2つの接点
    部の他方が前記2重目及び3重目の扇状固定接点(IG
    1)及び(ACC,IG2,ST,R)に選択的に接触
    することを特徴とする回転式スイッチ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載の回転式スイッチに
    おいて、前記複数の可動接点(28A),(28B),
    (28C)は、弾圧付勢手段(27)により前記複数の
    固定接点(B,ACC,IG1,IG2,ST,R)又
    は(B1,B2,ACC,IG1,IG2,ST,R)
    方向へ弾圧的に付勢され、該複数の固定接点に圧接され
    ていることを特徴とする回転式スイッチ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載の回転式スイッチに
    おいて、前記複数の可動接点(28A),(28B),
    (28C)は、少なくとも1つの脚部(37)を有し、
    該脚部は前記回転子(24)にその回転軸方向に移動可
    能に収納されてなることを特徴とする回転式スイッチ。
  6. 【請求項6】 請求項2又は3記載の回転式スイッチに
    おいて、前記1重目の扇状固定接点(B)又は(B1,
    B2)は、電源に接続され、かつ前記2重目及び3重目
    の扇状固定接点(IG1),(ACC,IG2,ST,
    R)は、負荷に接続されていることを特徴とする回転式
    スイッチ。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の回転式スイッチにおい
    て、前記1重目の2つの固定接点(B1,B2)は、そ
    れぞれ個別のヒューズ(39A),(39B)を介して
    電源に接続され、更に該固定接点(B1,B2)の一方
    と前記可動接点(28A),(28B),(28C)を
    介して接触する前記2重目及び3重目の扇状固定接点
    (ACC,R)は、比較的大きな負荷に接続され、か
    つ、該固定接点(B1,B2)の他方と前記可動接点
    (28A),(28B),(28C)を介して接触する
    前記2重目及び3重目の扇状固定接点(IG1,IG
    2,ST)は、比較的小さな負荷に接続されてなること
    を特徴とする回転式スイッチ。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7記載の回転式スイッチに
    おいて、前記複数の固定接点(B,ACC,IG1,I
    G2,ST,R)又は(B1,B2,ACC,IG1,
    IG2,ST,R)は、一端が前記固定接点基盤(3
    0)の裏面に突出するように該固定接点基盤(30)に
    埋設された複数のターミナル(32)に接続され、かつ
    該複数のターミナル(32)の突出端は、夫々平行に整
    列配置されてなることを特徴とする回転式スイッチ。
JP3134794A 1994-03-01 1994-03-01 回転式スイッチ Pending JPH07245040A (ja)

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