JPH07244357A - 写真用ロールフィルムに潜像焼込と磁気記録を行う方法及び装置 - Google Patents

写真用ロールフィルムに潜像焼込と磁気記録を行う方法及び装置

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JPH07244357A
JPH07244357A JP3482094A JP3482094A JPH07244357A JP H07244357 A JPH07244357 A JP H07244357A JP 3482094 A JP3482094 A JP 3482094A JP 3482094 A JP3482094 A JP 3482094A JP H07244357 A JPH07244357 A JP H07244357A
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film
latent image
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magnetic
drum
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JP3482094A
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Inventor
Yoshihiko Aida
芳彦 合田
Hidetsugu Iwata
英嗣 岩田
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁性層付き写真フィルムの潜像データの焼込
と磁気記録を極力共通のドラム記録部で行い、更にフィ
ルムの枚数変更の際の交換部分を最小限にし切替時間を
短くし装置の有効利用を行い、更に進んで該ドラムで定
尺ローラも兼ねさせることにより設備の小型化と設置ス
ペースの縮小や切替時間の更なる短縮を行う。 【構成】 磁性層付き写真フィルムの1定尺長を周長に
持つ円筒ドラムに対し、該磁性層にデータを記録しかつ
潜像データを焼込んで現像したマスターネガフィルムを
該円筒ドラムの外周上に取り付け、該ドラム上で磁性層
付写真フィルムを密着させながら回転してマスターネガ
フィルムと同速度で搬送し潜像データの密着焼込みと磁
気データの転写記録とを順次行うことを特徴とする写真
用ロールフィルムへの潜像焼込及び磁気記録を行う方法
及びその方法を用いた装置とし、更にこの方法及び装置
で定尺ローラも兼ねさせるように構成させることも特徴
とする方法及び装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁性層付き写真フィルム
に潜像焼込と磁気記録を効率良く行う方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】フィルム品種、駒番号等の潜像焼込デー
タや磁気記録データを、支持体ベースを介して片方の面
に乳剤層を反対側の面に透明磁性層を設けた磁性層付き
写真フィルムに記録する方法としては、別個のユニット
である潜像焼込ユニットや磁気記録ユニットを各々フィ
ルムパスライン上に設け、記録を行っていた。また、定
尺切断も別箇所で行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のように潜像焼込
と磁気記録を独立したユニットで行うと、各々高価で設
備費がかかり、設備も大型化し、スペースを取りコスト
が高くなるという問題があった。また、フィルムの枚数
変更(長さのサイズ変更)の際各々別々にユニットを交
換すると手間がかかり、稼働率も下がるという欠点があ
った。
【0004】本発明は従来技術のこのような問題点や欠
点を解決するために、磁性層付き写真フィルムのデータ
潜像焼込と磁気記録を極力共通のユニットで行い、製作
コストを低減すると共に、また、フィルムの枚数変更
(長さのサイズ変更)の際交換部分を最小限に抑えるこ
とにより、切替時間を短縮し、設備の有効利用を行い稼
働率を上げることを課題目的にするものであり、さらに
このような潜像焼込や磁気記録の方法及び装置を定尺手
段も兼ねさせることにより設備の小型化と枚数変更の際
の切替時間の大幅な短縮を更に可能にさせることも課題
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
a,b,c,d,e,f,g及びhの何れか1項によっ
て達成される。
【0006】(a) 磁性層付き写真フィルムの製造工
程においてロールフィルム1本分の製品長さと定尺切断
工程での除去長さとの和に等しい1定尺長を周長に持つ
同一の円筒ドラム上でフィルムデータの潜像焼込と磁気
記録を行うことを特徴とする写真用ロールフィルムに潜
像焼込と磁気記録を行う方法。
【0007】(b) 磁性層付き写真フィルムの1定尺
長を1回転で送り込む搬送ドラムと該ドラム上で潜像焼
込手段と磁気記録手段とが該ドラムの周面に対して所定
位置に配設され、該ドラム1回転の各回転角度に対応し
て前記潜像焼込と磁気記録が順次なされるようにしたこ
とを特徴とする写真用ロールフィルムに潜像焼込と磁気
記録を行う装置。
【0008】(c) 磁性層付き写真フィルムの1定尺
長を周長に持つ円筒ドラムに対し、該磁性層にデータを
記録しかつ潜像データを焼込んで現像したマスターネガ
フィルムを該円筒ドラムの外周上に取付け、該ドラム上
で磁性層付写真フィルムを密着させながら回転してマス
ターネガフィルムと同速度で搬送し潜像データの密着焼
込みと磁気データの転写記録とを順次行うことを特徴と
する写真用ロールフィルムに潜像焼込と磁気記録を行う
方法。
【0009】(d) 磁性層付き写真フィルムの1定尺
長を周長に持つ円筒ドラムと、該円筒ドラムの外周上に
取付けられ該磁性層にデータを記録しかつ潜像データを
焼込んで現像したマスターネガフィルムとを有し、か
つ、長尺の磁性層付き写真フィルムを該マスターネガフ
ィルムの上から重ねて該円筒ドラムに巻回させて搬送さ
せる該円筒ドラムによる搬送手段を有し、更に、潜像デ
ータの密着焼込手段と磁気データの転写記録手段が該円
筒ドラムに対応して設けられていることを特徴とする写
真用ロールフィルムに潜像焼込と磁気記録を行う装置。
【0010】(e) 磁性層付き写真フィルムの1定尺
長を周長に持つ円筒ドラムに対し、該磁性層にデータを
記録しかつ潜像データを焼込んで現像したマスターネガ
フィルムを磁性層を外側にして該円筒ドラムの外周上に
取付け、該ドラム上で磁性層付写真フィルムを磁性層を
内側にして密着させながら回転してマスターネガフィル
ムと同速度で搬送し潜像データの密着焼込みと磁気デー
タの転写記録とを順次行うことを特徴とする写真用ロー
ルフィルムに潜像焼込と磁気記録を行う方法。
【0011】(f) 磁性層付き写真フィルムの1定尺
長を周長に持つ円筒ドラムと、該円筒ドラムの外周上に
磁性層を外側にして取付けられ該磁性層にデータを記録
しかつ潜像データを焼込んで現像したマスターネガフィ
ルムとを有し、かつ、長尺の磁性層付き写真フィルムを
該マスターネガフィルムの上から磁性層を内側にして重
ねて該円筒ドラムに巻回させて搬送させる該円筒ドラム
による搬送手段を有し、更に、潜像データの密着焼込手
段と磁気データの転写記録手段が該円筒ドラムに対応し
て設けられていることを特徴とする写真用ロールフィル
ムに潜像焼込と磁気記録を行う装置。
【0012】(g) 潜像データ及び/又は磁気記録デ
ータを記録したマスターフィルムを取付けて潜像データ
の密着焼込み及び/又は磁気記録データの転写記録を行
う円筒ドラムで定尺切断工程における定尺送りを兼ねさ
せるようにしたことを特徴とする写真用ロールフィルム
に潜像焼込と磁気記録を行う方法。
【0013】(h) 潜像データ及び/又は磁気記録デ
ータを記録したマスターフィルムと該マスターフィルム
を取付けて潜像焼込及び/又は磁気記録データの転写記
録を行う円筒ドラムを有し、かつ、定尺切断工程におけ
る定尺ローラは該円筒ドラムが兼ねて機能するようにし
たことを特徴とする転写用ロールフィルムに潜像焼込と
磁気記録を行う装置。
【0014】
【実施例】本発明の方法及び装置の実施例をその作用と
共に図を用いて説明する。
【0015】先ず請求項3及び請求項4の実施例を説明
する。
【0016】図1は本発明が用いる各手段の配設された
一実施例の概略正面図である。
【0017】図において201は所定幅にスリッティング
され1定尺長毎に固有のパーフォレーション配置で穿孔
された乳剤層及び磁性層を塗布された写真フィルム202
の元巻である。203は、該元巻201のフィルム202が殆ん
どなくなりその後端と新しい元巻201の写真フィルム202
の先頭との接合を行う接合部である。100は磁気信号記
録と潜像データの光学焼き込み装置を設け、周長を1定
尺長にしたドラム記録部であり、308はフィルム定尺ロ
ーラ、309はその押さえローラ、310は読み出し用の磁気
ヘッド、311は定尺カッター、320は巻取軸、315は定尺
フィルムの搬送ガイドシュートである。なお、読み出し
用磁気ヘッド310は磁気記録を読み出して定尺切断位置
決めを行うためのものであるが代わりにフォトセンサで
パーフォレーションの検出を行って前記位置決めをして
もよい。207はダンサーローラを用いたアキュームレー
タであり、前記磁気信号記録と潜像データ焼込を行うド
ラム記録部100による連続搬送部と前記定尺ローラ308に
よる間欠搬送部との間のフィルムをループ状にプールし
て調節するものである。
【0018】図に示したように、穿孔済みのフィルム20
2はガイドローラ101および107を介して張力を与えられ
て円筒ドラム10の外周面11に送られる。張力は、ドラム
記録部100にフィルム202を送る前、または後に設けたダ
ンサーローラ(図示せず)で通常は調整される。
【0019】次にドラム記録部100について図2の正面
図及び図3の斜視図を用いて説明する。
【0020】円筒ドラム10の外周面11にスプロケット歯
13が1定尺分のフィルムフォーマットに基づいた配列に
してあるパーフォレーション15のピッチに植えられてい
て、反対側には潜像データを焼付記録するための窓12が
あけられている。そして円筒ドラム10の両端面には円板
16が形成され一方の該円板16にはボス16Aが同心に突出
しており、ボールベアリング33の外周が接して嵌合して
おり、内周は固定軸21に嵌合している。他方の円板16に
は回転軸31が同心に一体に取付けられ、該回転軸31は駆
動装置に連結され、該ドラム10の回転、停止のタイミン
グ及びスピードが伝達制御されるようにしてある。そし
て円筒ドラム内部には、ランプボックス22が設けられ、
該ボックス22にはハロゲンランプ23と露光窓24が設けら
れている。そして該ボックス22は前記固定軸21に固定さ
れ該軸21と一体的に構成されている。そして該ドラム10
の外周面には潜像データを焼込んで磁気記録データを書
き込み現像処理した1定尺長のマスターネガフィルム51
をフィルムフォーマット通りにパーフォレーション15を
スプロケット歯13に合わせて或は窓12に合わせて貼付け
固定してある。
【0021】また、ハロゲンランプ23への配線27は前記
固定軸21の中心部にあけた配線孔21Aを通して外に取出
されている。
【0022】そして磁性層付き写真フィルム202が元巻2
01から繰出され該ドラム記録部100の円筒ドラム10の外
周面11に貼られたマスターネガフィルム51の上に密着し
て覆せるように巻回され下流側の定尺打抜部311に向か
って搬送されて行くようにしてある。
【0023】前記円筒ドラム10の上方にはマスターネガ
フィルム51、被記録体である磁性層付写真フィルム202
を介して上方に近接してバイアスヘッド121が設けられ
ている。該バイアスヘッド121はマスターネガフィルム5
1及びそれに密着するスレーブフィルムとしての磁性層
付きフィルム202の両者へ交番磁界をかけることにより
マスターネガフィルム51上の磁気記録データがスレーブ
側の該フィルム202上に転写記録されることを可能にし
たものである。
【0024】尚、円筒ドラム10の周面11上に設けたスプ
ロケット歯13は必ずしも必要ではないが、あった方が望
ましい。
【0025】また、円筒ドラム10の周長を1定尺長にし
たのは、不等ピッチのパーフォレーションを配したフォ
ーマットのフィルムでも1定尺長を単位に繰返すので1
つのフォーマットに対してマスターネガフィルムを1つ
対応させた円筒ドラムを用意しておけばよいので構成が
簡略化され、制御も非常に楽であるからである。
【0026】このようにしてドラム記録部100で、マス
ターネガフィルム51からスレーブ側の磁性層付き写真フ
ィルム202に潜像データが焼込まれると共に磁気記録デ
ータが転写される。
【0027】勿論、磁気記録転写を先にして潜像データ
の焼込みを後にして行っても良く、順序はその反対でも
よい。
【0028】以上が請求項3及び請求項4の実施例であ
る。次に請求項5〜6の実施例を説明する。
【0029】上記の方法及びそれを使った装置を実施す
る場合、望ましくはマスターネガフィルムはミラー反転
を行って磁気記録を行っておき、潜像ミラー反転で、か
つ、現像時に製品に対してネガとなるように作製してお
くようにする。これを円筒ドラム10の外周面11に磁性面
が外側になるように接着等の固定手段により取付ける。
【0030】この円筒ドラム10の外周面11にスレーブ側
フィルム202は磁性層面が内側、即ち両フィルムの磁性
層面が密着するようにして転写を行うようにする方が、
磁気の転写より確実に行え望ましい。これが請求項5及
び請求項6の実施例である。
【0031】次に請求項7及び請求項8の実施例を図4
の概略正面図を用いて説明する。
【0032】これは前述のドラム記録部100の機能と定
尺ローラ308(図では定尺スプロケット)の機能とを合
体させて兼用ドラム308Aとしたものである。兼用ドラ
ム308Aには前記ドラム記録部100と同様の構造をもた
せ、搬送方式が1定尺1回転のフィルム送りをさせる間
欠回転方式にしてあり前述のような連続回転方式にして
ないのでこの点が異なるだけである。そして兼用ドラム
308Aの上部にはバイアスヘッド321が前述のバイアスヘ
ッド121と同様に設けられている。
【0033】該兼用ドラム308Aの上流側には図4に示
すように穿孔済みの磁性層付き写真フィルム202の元巻2
01、固定ローラ211,212,213及びダンサーローラ221,
222ガイドローラ223があり、下流側には磁気記録読取器
310や定尺カッター311やガイドシュート315及びスプー
ルの巻取軸320が設けられている。
【0034】このようにして、穿孔済み磁性層付き写真
フィルム202は元巻201から送り出された後は、兼用ドラ
ム308Aで潜像データの焼込みと磁気記録が行われると
共に定尺送りがなされて定尺カッター311による切断に
より、所定のフォーマットで定尺されたフィルムはスプ
ール係止巻取部の巻取軸320で巻取られスクロールが作
られる。
【0035】そして、フィルムの枚数変更で定尺長さを
変えるときは、その兼用ドラム308Aを別のものと交換
すれば、殆どすべての交換操作を一度に短時間で終える
ことが可能になるので大変取扱い易い装置となり、その
ため稼働率も大きく向上する。また、設備も大変小型化
され設備の設置スペースも小さくなり効率化される。
【0036】また、本実施例で必ずしも潜像データと磁
気データの両方をフィルムに入れることでなくてよく、
どちらか一方又は両方を入れるようにすることができる
ようにしてある。
【0037】また、1定尺長さは変更せず、潜像データ
及び/又は磁気データを変更する場合はマスターネガフ
ィルム51を貼り替えるのみでよい。
【0038】以上が請求項7及び請求項8の実施例であ
る。
【0039】次に請求項1及び請求項2の実施例につい
て説明する。
【0040】これは1定尺長の周長をもつ円筒ドラムに
周面にマスターネガフィルムを貼り付けることが必ずし
も必要でないようにしたものである。
【0041】即ち、1定尺長分の周長を持つ円筒ドラム
上で、駒ナンバー等の潜像データの焼込を外側からスト
ロボ方式で行い、磁気記録も磁気記録(書き込み)ヘッ
ドをドラム表面に対向させて行うようにし、両者の円筒
ドラム上の位相に対する位置を一定にし、円筒ドラムか
らのエンコーダ情報により、潜像データ及び/又は磁気
記録が磁性層付き写真フィルムの所定の箇所に記録する
ことを可能にしたものである。
【0042】勿論マスターネガフィルムを使って潜像を
円筒ドラム内部から焼込むようにし、磁気記録だけ円筒
ドラムの外側から磁気記録ヘッドを使って行うようにし
ても良いし、また逆に、マスターネガフィルムを使っ
て、磁気記録をバイアスヘッドによって転写させ潜像デ
ータの焼込は外側からストロボ方式で焼付ける方式にし
てもよい。
【0043】いずれにしても一定尺長の周長をもつドラ
ムにより位相ずれが起るはずのない状態で記録できるよ
うにしたものである。
【0044】以上が請求項1及び請求項2の実施例であ
る。
【0045】勿論、本発明全体において、潜像焼込と磁
気記録の両方を行うこともできるし、そのどちらか一方
のみを記録させることもできる。
【0046】
【発明の効果】本発明により磁性層付き写真フィルムに
潜像データや磁気記録を書き込み定尺切断する製造工程
において、小型で簡単化され設備コストを低くした生産
方法及び生産装置の提供が可能になった。
【0047】また、フィルムの枚数変更(定尺長の変
更)の際、交換部分が少くでき、切替時間の短縮による
稼働率の向上が期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が用いる方法及び装置の配置された一実
施例の概略正面図。
【図2】ドラム記録部の正面図。
【図3】ドラム記録部の斜視図。
【図4】本発明の他の実施例の概略正面図。
【符号の説明】
10 円筒ドラム 11 周面(外周面) 12 窓 13 スプロケット歯 16 円板 16A ボス 20 露光装置 21 固定軸 21A 配線孔 22 ランプボックス 23 ハロゲンランプ 24 露光窓 31 回転軸 33 ボールベアリング 51 マスターネガフィルム 100 ドラム記録部 101,102 ガイドローラ 121,321 バイアスヘッド 308 定尺ローラ 308A 兼用ドラム 320 巻取軸

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性層付き写真フィルムの製造工程にお
    いてロールフィルム1本分の製品長さと定尺切断工程で
    の除去長さとの和に等しい1定尺長を周長に持つ同一の
    円筒ドラム上でフィルムデータの潜像焼込と磁気記録を
    行うことを特徴とする写真用ロールフィルムに潜像焼込
    と磁気記録を行う方法。
  2. 【請求項2】 磁性層付き写真フィルムの1定尺長を1
    回転で送り込む搬送ドラムと該ドラム上で潜像焼込手段
    と磁気記録手段とが該ドラムの周面に対して所定位置に
    配設され、該ドラム1回転の各回転角度に対応して前記
    潜像焼込と磁気記録が順次なされるようにしたことを特
    徴とする写真用ロールフィルムに潜像焼込と磁気記録を
    行う装置。
  3. 【請求項3】 磁性層付き写真フィルムの1定尺長を周
    長に持つ円筒ドラムに対し、該磁性層にデータを記録し
    かつ潜像データを焼込んで現像したマスターネガフィル
    ムを該円筒ドラムの外周上に取付け、該ドラム上で磁性
    層付写真フィルムを密着させながら回転してマスターネ
    ガフィルムと同速度で搬送し潜像データの密着焼込みと
    磁気データの転写記録とを順次行うことを特徴とする写
    真用ロールフィルムに潜像焼込と磁気記録を行う方法。
  4. 【請求項4】 磁性層付き写真フィルムの1定尺長を周
    長に持つ円筒ドラムと、該円筒ドラムの外周上に取付け
    られ該磁性層にデータを記録しかつ潜像データを焼込ん
    で現像したマスターネガフィルムとを有し、かつ、長尺
    の磁性層付き写真フィルムを該マスターネガフィルムの
    上から重ねて該円筒ドラムに巻回させて搬送させる該円
    筒ドラムによる搬送手段を有し、更に、潜像データの密
    着焼込手段と磁気データの転写記録手段が該円筒ドラム
    に対応して設けられていることを特徴とする写真用ロー
    ルフィルムに潜像焼込と磁気記録を行う装置。
  5. 【請求項5】 磁性層付き写真フィルムの1定尺長を周
    長に持つ円筒ドラムに対し、該磁性層にデータを記録し
    かつ潜像データを焼込んで現像したマスターネガフィル
    ムを磁性層を外側にして該円筒ドラムの外周上に取付
    け、該ドラム上で磁性層付写真フィルムを磁性層を内側
    にして密着させながら回転してマスターネガフィルムと
    同速度で搬送し潜像データの密着焼込みと磁気データの
    転写記録とを順次行うことを特徴とする写真用ロールフ
    ィルムに潜像焼込と磁気記録を行う方法。
  6. 【請求項6】 磁性層付き写真フィルムの1定尺長を周
    長に持つ円筒ドラムと、該円筒ドラムの外周上に磁性層
    を外側にして取付けられ該磁性層にデータを記録しかつ
    潜像データを焼込んで現像したマスターネガフィルムと
    を有し、かつ、長尺の磁性層付き写真フィルムを該マス
    ターネガフィルムの上から磁性層を内側にして重ねて該
    円筒ドラムに巻回させて搬送させる該円筒ドラムによる
    搬送手段を有し、更に、潜像データの密着焼込手段と磁
    気データの転写記録手段が該円筒ドラムに対応して設け
    られていることを特徴とする写真用ロールフィルムに潜
    像焼込と磁気記録を行う装置。
  7. 【請求項7】潜像データ及び/又は磁気記録データを記
    録したマスターフィルムを取付けて潜像データの密着焼
    込み及び/又は磁気記録データの転写記録を行う円筒ド
    ラムで定尺切断工程における定尺送りを兼ねさせるよう
    にしたことを特徴とする写真用ロールフィルムに潜像焼
    込と磁気記録を行う方法。
  8. 【請求項8】 潜像データ及び/又は磁気記録データを
    記録したマスターフィルムと該マスターフィルムを取付
    けて潜像焼込及び/又は磁気記録データの転写記録を行
    う円筒ドラムを有し、かつ、定尺切断工程における定尺
    ローラは該円筒ドラムが兼ねて機能するようにしたこと
    を特徴とする写真用ロールフィルムに潜像焼込と磁気記
    録を行う装置。
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