JPH07243891A - 液面レベル制御装置 - Google Patents
液面レベル制御装置Info
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- JPH07243891A JPH07243891A JP6032599A JP3259994A JPH07243891A JP H07243891 A JPH07243891 A JP H07243891A JP 6032599 A JP6032599 A JP 6032599A JP 3259994 A JP3259994 A JP 3259994A JP H07243891 A JPH07243891 A JP H07243891A
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- liquid level
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- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】液面レベルを検知して液面レベルを制御する装
置において、液面レベルを検知するための電極棒の取り
替えや切断などを行うことなく、検知レベルを任意に設
定できるようにする。 【構成】電圧が印加された第1,第2電極棒10,11
間の出力電圧に基づいて、計測装置本体4で理論式に従
って液面レベルを連続的に算出し、対応する電流出力を
デジタルパネルメータ3に与え、デジタルパネルメータ
3では、予め設定された検知レベルと前記電流出力とを
比較し、その判別出力であるリレー出力によって液体1
3を供給するポンプ1の駆動を制御するようにしてい
る。 【効果】デジタルパネルメータ3の設定操作によって検
知レベルを容易に変更できることになる。
置において、液面レベルを検知するための電極棒の取り
替えや切断などを行うことなく、検知レベルを任意に設
定できるようにする。 【構成】電圧が印加された第1,第2電極棒10,11
間の出力電圧に基づいて、計測装置本体4で理論式に従
って液面レベルを連続的に算出し、対応する電流出力を
デジタルパネルメータ3に与え、デジタルパネルメータ
3では、予め設定された検知レベルと前記電流出力とを
比較し、その判別出力であるリレー出力によって液体1
3を供給するポンプ1の駆動を制御するようにしてい
る。 【効果】デジタルパネルメータ3の設定操作によって検
知レベルを容易に変更できることになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、高架水槽など
のタンク内の液面レベルを制御するに好適な液面レベル
制御装置に関する。
のタンク内の液面レベルを制御するに好適な液面レベル
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タンク内の液体のレベルを制御す
る装置として、例えば、図15に示されるフロートレス
レベルスイッチを用いた装置がある。
る装置として、例えば、図15に示されるフロートレス
レベルスイッチを用いた装置がある。
【0003】このフロートレスレベルスイッチは、次の
ようにして液体のレベルを検出するものである。
ようにして液体のレベルを検出するものである。
【0004】すなわち、この従来例では、フロートレス
レベルスイッチ40は、長さの異なる第1〜第3電極棒
41〜43がタンク44内に垂下されており、これら電
極棒41〜43は、保持器45によってタンク44の上
部に取り付けられている。このフロートレスレベルスイ
ッチ40では、第1電極棒41が基準電位とされ、この
第1電極棒41と第2電極棒42との間、および、第1
電極棒41と第3電極棒43との間に、フロートレスレ
ベルスイッチ本体46から電圧がそれぞれ印加されてい
る。
レベルスイッチ40は、長さの異なる第1〜第3電極棒
41〜43がタンク44内に垂下されており、これら電
極棒41〜43は、保持器45によってタンク44の上
部に取り付けられている。このフロートレスレベルスイ
ッチ40では、第1電極棒41が基準電位とされ、この
第1電極棒41と第2電極棒42との間、および、第1
電極棒41と第3電極棒43との間に、フロートレスレ
ベルスイッチ本体46から電圧がそれぞれ印加されてい
る。
【0005】タンク44内の液体47が、第2電極棒4
2の先端のレベルLLに達すると、第1電極棒41と第
2電極棒42との間に、液体47を介して電流経路が形
成され、両電極棒41,42間の電圧値が大幅に低下す
る。また、液体47が、第3電極棒43の先端のレベル
LUに達すると、第1電極棒41と第3電極棒43との
間にも、液体47を介して電流経路が形成され、両電極
棒41,43間の電圧値が大幅に低下する。
2の先端のレベルLLに達すると、第1電極棒41と第
2電極棒42との間に、液体47を介して電流経路が形
成され、両電極棒41,42間の電圧値が大幅に低下す
る。また、液体47が、第3電極棒43の先端のレベル
LUに達すると、第1電極棒41と第3電極棒43との
間にも、液体47を介して電流経路が形成され、両電極
棒41,43間の電圧値が大幅に低下する。
【0006】このような電圧値の急激な変化を、フロー
トレスレベルスイッチ本体46のコンパレータによって
検知し、液面レベルの検出信号としてON/OFF出力
を得るものであり、この例では、フロートレスレベルス
イッチ本体46は、液面レベルがレベルLLよりも低く
なると、タンク44に液体を供給するポンプ48を駆動
し、液面レベルがレベルLUよりも高くなると、ポンプ
48を停止させるリレー出力を前記ポンプ48に与える
ものであり、これによって、液面レベルを、レベルLL
とレベルLUとの間に保つものである。
トレスレベルスイッチ本体46のコンパレータによって
検知し、液面レベルの検出信号としてON/OFF出力
を得るものであり、この例では、フロートレスレベルス
イッチ本体46は、液面レベルがレベルLLよりも低く
なると、タンク44に液体を供給するポンプ48を駆動
し、液面レベルがレベルLUよりも高くなると、ポンプ
48を停止させるリレー出力を前記ポンプ48に与える
ものであり、これによって、液面レベルを、レベルLL
とレベルLUとの間に保つものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来例では、液面の検知レベルが、電極棒の長さで規定
されるために、検知レベルを変更して制御しようとする
ような場合には、電極棒を取り替えたり、あるいは、取
り替えるべき電極棒がないときには、電極棒を切断して
使用しなければならず、作業が面倒であるとともに、一
旦切断した電極棒は、検知レベルが制限されるといった
難点がある。
従来例では、液面の検知レベルが、電極棒の長さで規定
されるために、検知レベルを変更して制御しようとする
ような場合には、電極棒を取り替えたり、あるいは、取
り替えるべき電極棒がないときには、電極棒を切断して
使用しなければならず、作業が面倒であるとともに、一
旦切断した電極棒は、検知レベルが制限されるといった
難点がある。
【0008】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、電極棒を取り替えたり、切断するといったこ
となく、液面の検知レベルを任意に設定して制御できる
液面レベル制御装置を提供することを目的とする。
であって、電極棒を取り替えたり、切断するといったこ
となく、液面の検知レベルを任意に設定して制御できる
液面レベル制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
を達成するために、次のように構成している。
【0010】すなわち、本発明の液面レベル制御装置
は、液面レベルを連続的に計測して液面レベルに対応し
た計測信号を出力する計測手段と、液面レベルに対応し
て設定された設定レベルと前記計測信号とを比較して判
別出力を与える判別手段とを備え、前記判別出力に基づ
いて、液面レベルを制御するようにしている。
は、液面レベルを連続的に計測して液面レベルに対応し
た計測信号を出力する計測手段と、液面レベルに対応し
て設定された設定レベルと前記計測信号とを比較して判
別出力を与える判別手段とを備え、前記判別出力に基づ
いて、液面レベルを制御するようにしている。
【0011】また、計測手段は、複数の電極と、前記複
数の電極間に電圧を印加する電圧印加手段と、液面レベ
ルに応じて液体に浸かった前記複数の電極間の出力値に
基づいて、液面レベルを算出する液面レベル算出手段と
を備えている。
数の電極間に電圧を印加する電圧印加手段と、液面レベ
ルに応じて液体に浸かった前記複数の電極間の出力値に
基づいて、液面レベルを算出する液面レベル算出手段と
を備えている。
【0012】さらに、計測手段は、液面レベルが基準レ
ベルになったことを検知する基準レベル検知手段と、基
準レベルになったときの前記複数の電極間の出力値に基
づいて、液体の電気伝導係数を算出する電気伝導係数算
出手段とを備え、液面レベル算出手段は、算出された電
気伝導係数を用いて液面レベルを算出するものである。
ベルになったことを検知する基準レベル検知手段と、基
準レベルになったときの前記複数の電極間の出力値に基
づいて、液体の電気伝導係数を算出する電気伝導係数算
出手段とを備え、液面レベル算出手段は、算出された電
気伝導係数を用いて液面レベルを算出するものである。
【0013】
【作用】本発明の液面レベル制御装置では、計測手段に
よって液面レベルを連続的に計測して対応する計測信号
を出力し、判別手段では、この計測信号と予め設定され
た設定レベルとを比較して判別出力を与えるようにして
いるので、任意の液面レベルに対応した設定レベルを判
別手段に設定することにより、従来のように、電極棒を
取り替えたり、切断したりすることなく、液面の検知レ
ベルを任意に設定でき、この検知レベルに基づいて、液
面レベルを制御できることになる。
よって液面レベルを連続的に計測して対応する計測信号
を出力し、判別手段では、この計測信号と予め設定され
た設定レベルとを比較して判別出力を与えるようにして
いるので、任意の液面レベルに対応した設定レベルを判
別手段に設定することにより、従来のように、電極棒を
取り替えたり、切断したりすることなく、液面の検知レ
ベルを任意に設定でき、この検知レベルに基づいて、液
面レベルを制御できることになる。
【0014】また、計測手段は、複数の電極と、前記複
数の電極間に電圧を印加する電圧印加手段と、液面レベ
ルに応じて液体に浸かった前記複数の電極間の出力値に
基づいて、液面レベルを算出する液面レベル算出手段と
を備えているので、電極棒を用いた比較的簡単な構成で
もって液面レベルを連続的に計測できる。
数の電極間に電圧を印加する電圧印加手段と、液面レベ
ルに応じて液体に浸かった前記複数の電極間の出力値に
基づいて、液面レベルを算出する液面レベル算出手段と
を備えているので、電極棒を用いた比較的簡単な構成で
もって液面レベルを連続的に計測できる。
【0015】さらに、計測手段は、液面レベルが基準レ
ベルになったときの前記複数の電極間の出力値に基づい
て、液体の電気伝導係数を算出し、液面レベル算出手段
では、算出された電気伝導係数を用いて液面レベルを算
出するので、周囲の環境や温度などで変動しやすい電気
伝導係数に応じてより正確な液面レベルの計測、したが
って、液面レベルの制御が行える。
ベルになったときの前記複数の電極間の出力値に基づい
て、液体の電気伝導係数を算出し、液面レベル算出手段
では、算出された電気伝導係数を用いて液面レベルを算
出するので、周囲の環境や温度などで変動しやすい電気
伝導係数に応じてより正確な液面レベルの計測、したが
って、液面レベルの制御が行える。
【0016】
【実施例】以下、図面によって本発明について、詳細に
説明する。
説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例の液面レベル制
御装置の構成図である。
御装置の構成図である。
【0018】この実施例の液面レベル制御装置は、タン
ク12内に液体13を供給するポンプ1の駆動を制御し
てタンク12の液面レベルを制御するものであり、この
液面レベル制御装置は、タンク12の液面レベルを後述
のように連続的に計測して計測信号を出力する計測手段
2と、この計測手段2からの計測信号と予め設定されて
いる設定レベルとを比較して判別出力であるリレー出力
を前記ポンプ1に与える判別手段としてのデジタルパネ
ルメータ3とを備えている。
ク12内に液体13を供給するポンプ1の駆動を制御し
てタンク12の液面レベルを制御するものであり、この
液面レベル制御装置は、タンク12の液面レベルを後述
のように連続的に計測して計測信号を出力する計測手段
2と、この計測手段2からの計測信号と予め設定されて
いる設定レベルとを比較して判別出力であるリレー出力
を前記ポンプ1に与える判別手段としてのデジタルパネ
ルメータ3とを備えている。
【0019】計測手段2は、タンク12内に垂下された
第1〜第3電極棒10,11,21と、これら電極棒1
0,11,21間に電圧を印加するとともに、その出力
電圧を取り込んで液面レベルを算出する計測装置本体4
とから構成されており、この実施例の計測装置本体4
は、後述のように、液面レベルに対応した計測信号とし
て、4〜20mAの電流出力をデジタルパネルメータ3
に与える。
第1〜第3電極棒10,11,21と、これら電極棒1
0,11,21間に電圧を印加するとともに、その出力
電圧を取り込んで液面レベルを算出する計測装置本体4
とから構成されており、この実施例の計測装置本体4
は、後述のように、液面レベルに対応した計測信号とし
て、4〜20mAの電流出力をデジタルパネルメータ3
に与える。
【0020】判別手段としてのデジタルパネルメータ3
は、図2のブロック図に示されるように、計測手段2か
ら与えられる計測信号をA/D変換する入力部5と、モ
ードの設定や液面レベルに対応するレベルを設定するた
めに操作される操作部6と、モードに応じて計測値を表
示部7に表示したり、計測値と設定レベルとを比較判別
するといった所定の処理を行うマイクロコンピュータ8
と、このマイクロコンピュータ8の出力に応じてポンプ
1にオンオフのリレー出力を与える出力部9とを備えて
おり、表示部7および操作部6は、図3に示されるよう
にデジタルパネルメータ3のパネル前面に装備されてい
る。デジタルパネルメータ3には、液面の検知レベルと
して、任意のレベル、例えば、上限および下限に対応す
る値が設定される。
は、図2のブロック図に示されるように、計測手段2か
ら与えられる計測信号をA/D変換する入力部5と、モ
ードの設定や液面レベルに対応するレベルを設定するた
めに操作される操作部6と、モードに応じて計測値を表
示部7に表示したり、計測値と設定レベルとを比較判別
するといった所定の処理を行うマイクロコンピュータ8
と、このマイクロコンピュータ8の出力に応じてポンプ
1にオンオフのリレー出力を与える出力部9とを備えて
おり、表示部7および操作部6は、図3に示されるよう
にデジタルパネルメータ3のパネル前面に装備されてい
る。デジタルパネルメータ3には、液面の検知レベルと
して、任意のレベル、例えば、上限および下限に対応す
る値が設定される。
【0021】ここで、計測手段2による液面レベルの計
測原理について説明する。
測原理について説明する。
【0022】図4は、図1の計測手段2の構成を示すブ
ロック図であり、図1に対応する部分には、同一の参照
符号を付す。
ロック図であり、図1に対応する部分には、同一の参照
符号を付す。
【0023】同一の円柱状の比較的長い第1,第2電極
棒10,11が、タンク12内の液体13に浸かるよう
に配置されており、これら第1,第2電極棒10,11
間に、電源15より電圧V0が印加される。この第1,
第2電極棒10,11には、その出力電圧Vを測定する
計測部16が接続され、さらに計測部16の出力は、液
面レベル算出部17に接続される。
棒10,11が、タンク12内の液体13に浸かるよう
に配置されており、これら第1,第2電極棒10,11
間に、電源15より電圧V0が印加される。この第1,
第2電極棒10,11には、その出力電圧Vを測定する
計測部16が接続され、さらに計測部16の出力は、液
面レベル算出部17に接続される。
【0024】この液面レベル算出部17は、与えられた
出力電圧Vに基づいて、液体13の液面レベルを算出
し、その出力を上述のデジタルパネルメータ3に与える
ものであり、具体的には、以下に示す演算処理を行うよ
うになっている。
出力電圧Vに基づいて、液体13の液面レベルを算出
し、その出力を上述のデジタルパネルメータ3に与える
ものであり、具体的には、以下に示す演算処理を行うよ
うになっている。
【0025】すなわち、第1,第2電極棒10,11の
半径をa、第1,第2電極棒間の距離をd、液体13の
電気伝導率をσ、計測装置の内部抵抗をr、第1,第2
電極棒10,11の下端から液面までの距離をLとする
と、両電極棒10,11間に形成される抵抗値R(L)
は、次式のようになる。
半径をa、第1,第2電極棒間の距離をd、液体13の
電気伝導率をσ、計測装置の内部抵抗をr、第1,第2
電極棒10,11の下端から液面までの距離をLとする
と、両電極棒10,11間に形成される抵抗値R(L)
は、次式のようになる。
【0026】
【数1】
【0027】したがって、計測すべき電極棒10,11
間の出力電圧Vは、次式のようになる。
間の出力電圧Vは、次式のようになる。
【0028】
【数2】
【0029】ここで、d,a,σ,V0が定数であるた
めに、上記理論式に計測部16で計測した出力電圧Vを
代入してLを算出することにより、第1,第2電極棒1
0,11の浸水距離Lが分かり、しかも、タンク12の
底面から電極棒10,11の下端までの距離は既知であ
るために、かかる距離に前記浸水距離Lを加算すること
により、液面レベルを算出するものである。かかる各種
の演算を、液面レベル算出部17で行うものである。
めに、上記理論式に計測部16で計測した出力電圧Vを
代入してLを算出することにより、第1,第2電極棒1
0,11の浸水距離Lが分かり、しかも、タンク12の
底面から電極棒10,11の下端までの距離は既知であ
るために、かかる距離に前記浸水距離Lを加算すること
により、液面レベルを算出するものである。かかる各種
の演算を、液面レベル算出部17で行うものである。
【0030】ところで、上記した理論式から得られる液
体13のレベルLと出力電圧Vとの関係は、図5の破線
で示されるように双曲線状となっており、レベルLが増
すにつれて出力電圧Vが低下するようになっている。
体13のレベルLと出力電圧Vとの関係は、図5の破線
で示されるように双曲線状となっており、レベルLが増
すにつれて出力電圧Vが低下するようになっている。
【0031】一方、実際に液体のレベルLを変化させな
がら(液体のレベルは別の手段により計測する)、その
時の第1,第2電極棒10,11間の出力電圧Vを測定
し、その関係をグラフに表すと、同図中二点鎖線で示さ
れるようになり、破線で示される理論値との間に差があ
ることがわかる。
がら(液体のレベルは別の手段により計測する)、その
時の第1,第2電極棒10,11間の出力電圧Vを測定
し、その関係をグラフに表すと、同図中二点鎖線で示さ
れるようになり、破線で示される理論値との間に差があ
ることがわかる。
【0032】ここで、両特性を見ると、確かに差がある
ものの、曲線の形状は近似していることがわかる。そこ
で、両曲線に差が生じるのは、上記した理論式中の係数
の値に誤差があると考えられる。したがって、正確なレ
ベルの計測を行うためには、所定の補正を行う必要があ
る。
ものの、曲線の形状は近似していることがわかる。そこ
で、両曲線に差が生じるのは、上記した理論式中の係数
の値に誤差があると考えられる。したがって、正確なレ
ベルの計測を行うためには、所定の補正を行う必要があ
る。
【0033】そして、各係数を見ると、a,d,πは既
知であり、また、回路の内部抵抗rも定数である。すな
わち、これら各値は、周囲環境等の状態によって変動す
ることがないか、たとえ変動したとしても極僅かなもの
である。一方、電気伝導率σは、温度や周囲の環境など
によって変化し易く、また、液体の電気伝導率σをレベ
ル計測の都度測定することは困難である。
知であり、また、回路の内部抵抗rも定数である。すな
わち、これら各値は、周囲環境等の状態によって変動す
ることがないか、たとえ変動したとしても極僅かなもの
である。一方、電気伝導率σは、温度や周囲の環境など
によって変化し易く、また、液体の電気伝導率σをレベ
ル計測の都度測定することは困難である。
【0034】そこで、電気伝導率σに更に周囲環境の状
態や回路上の誤差等にともない生じる上記相違(誤差)
分を考慮した電気伝導係数σ’なる概念を導入し、上記
理論式中の電気伝導率σの代わりに、かかる電気伝導係
数σ’を用いて液体のレベルの算出を行うことにより、
実測値に近い学習値を得ることができる。
態や回路上の誤差等にともない生じる上記相違(誤差)
分を考慮した電気伝導係数σ’なる概念を導入し、上記
理論式中の電気伝導率σの代わりに、かかる電気伝導係
数σ’を用いて液体のレベルの算出を行うことにより、
実測値に近い学習値を得ることができる。
【0035】そこで、この実施例では、図4に示すよう
に、計測部16の出力を、前記係数σ’を算出する電気
伝導係数算出部20に接続している。また、上述のよう
に、第1,第2電極棒10,11よりも短い第3電極棒
21を、それら両電極棒10,11と平行に垂下し、第
1電極棒10の下端から第3電極棒21の下端までの距
離がL1となるように調整している。
に、計測部16の出力を、前記係数σ’を算出する電気
伝導係数算出部20に接続している。また、上述のよう
に、第1,第2電極棒10,11よりも短い第3電極棒
21を、それら両電極棒10,11と平行に垂下し、第
1電極棒10の下端から第3電極棒21の下端までの距
離がL1となるように調整している。
【0036】そして、この第1電極棒10と第3電極棒
21との間には、電源22が接続されて両電極棒10,
21間に電圧V0が印加されるようになっている。さら
に、第1,第3電極棒10,21には、計測部23が接
続され、両電極棒10,21間の出力電圧Vtを計測
し、その測定結果を比較器24に与えるようになってい
る。この比較器24の出力(トリガ信号)は、電気伝導
係数算出部20に、処理開始のための信号として与えら
れるようになっている。
21との間には、電源22が接続されて両電極棒10,
21間に電圧V0が印加されるようになっている。さら
に、第1,第3電極棒10,21には、計測部23が接
続され、両電極棒10,21間の出力電圧Vtを計測
し、その測定結果を比較器24に与えるようになってい
る。この比較器24の出力(トリガ信号)は、電気伝導
係数算出部20に、処理開始のための信号として与えら
れるようになっている。
【0037】すなわち、計測部23で計測される出力電
圧Vtは、液面レベルが基準レベルとしてのL1よりも
低いときには、第1,第3電極棒10,21はオープン
状態であるので、Vt=V0となり、また、液面レベル
が上昇して基準レベルであるL1になると、両電極棒1
0,21は導通して電流回路が形成されるために、両電
極棒10,21間の出力電圧Vtは、図6に示されるよ
うに急激に減少する。
圧Vtは、液面レベルが基準レベルとしてのL1よりも
低いときには、第1,第3電極棒10,21はオープン
状態であるので、Vt=V0となり、また、液面レベル
が上昇して基準レベルであるL1になると、両電極棒1
0,21は導通して電流回路が形成されるために、両電
極棒10,21間の出力電圧Vtは、図6に示されるよ
うに急激に減少する。
【0038】そこで、液面レベルが基準レベルL1であ
るときの第1,第3電極棒10,21間の出力電圧をV
sとすると、比較器24の他方の入力端子への入力電圧
をVsとしておくことにより、比較器24の出力は、液
面レベルがL1を横切る、すなわち、L1より上昇する
時およびL1よりも低下する時に、反転してトリガ信号
が変化することになる。
るときの第1,第3電極棒10,21間の出力電圧をV
sとすると、比較器24の他方の入力端子への入力電圧
をVsとしておくことにより、比較器24の出力は、液
面レベルがL1を横切る、すなわち、L1より上昇する
時およびL1よりも低下する時に、反転してトリガ信号
が変化することになる。
【0039】かかるトリガ信号が変化したときの液面レ
ベルは、L1と分かっており、しかも、その時の第1,
第2電極棒10,11間の出力電圧V1は、計測部16
を介して検出できる。したがって、かかるL1とV1と
を、上記理論式のL,Vにそれぞれ代入して電気伝導率
σを算出することにより、周囲環境の状態や回路上の誤
差等を考慮した電気伝導係数σ’を得ることができるも
のである。
ベルは、L1と分かっており、しかも、その時の第1,
第2電極棒10,11間の出力電圧V1は、計測部16
を介して検出できる。したがって、かかるL1とV1と
を、上記理論式のL,Vにそれぞれ代入して電気伝導率
σを算出することにより、周囲環境の状態や回路上の誤
差等を考慮した電気伝導係数σ’を得ることができるも
のである。
【0040】すなわち、この実施例では、第1,第3電
極棒10,21、電源22、計測部23および比較器2
4で基準レベル検知手段を構成している。
極棒10,21、電源22、計測部23および比較器2
4で基準レベル検知手段を構成している。
【0041】したがって、電気伝導係数算出部20で
は、比較器24の出力が変化したときに、計測部16か
ら与えられる出力電圧Vに基づいて、図7のフローチャ
ートに示されるように、上記所定の演算処理を行うよう
になっている。
は、比較器24の出力が変化したときに、計測部16か
ら与えられる出力電圧Vに基づいて、図7のフローチャ
ートに示されるように、上記所定の演算処理を行うよう
になっている。
【0042】なお、図7において、α=ln(d/
a)、β=π・σ・(1−a/d)である。
a)、β=π・σ・(1−a/d)である。
【0043】このようにして求めた電気伝導係数σ’
は、液面レベルを計測する液体の現在の状態について行
った実測の出力電圧と液面レベルとを使って算出したも
のであるために、周囲環境や回路上の誤差等が反映され
た係数となる。なお、この算出された電気伝導係数σ’
を用いて液面レベル算出部17で算出される液面レベル
Lと出力電圧Vとの関係は、図5の実線で示すように、
実測値に近いものとなる。
は、液面レベルを計測する液体の現在の状態について行
った実測の出力電圧と液面レベルとを使って算出したも
のであるために、周囲環境や回路上の誤差等が反映され
た係数となる。なお、この算出された電気伝導係数σ’
を用いて液面レベル算出部17で算出される液面レベル
Lと出力電圧Vとの関係は、図5の実線で示すように、
実測値に近いものとなる。
【0044】さらに、この実施例では、電気伝導係数算
出部20の出力を、次段の抵抗値決定部25にも与える
ようになっている。すなわち、図8に示されるように、
内部抵抗rを変化させると、液面レベルLと第1,第2
電極棒10,11間の出力電圧Vとの相関関係も変化す
る。これは、上述した理論式からも明らかであり、rを
0にすると、グラフは横一直線に近付き、一方、rを大
きくすると、グラフは液面レベルが0より少し大きくな
れば、電圧は急激に減少して0になり、その後余り変化
しなくなる。
出部20の出力を、次段の抵抗値決定部25にも与える
ようになっている。すなわち、図8に示されるように、
内部抵抗rを変化させると、液面レベルLと第1,第2
電極棒10,11間の出力電圧Vとの相関関係も変化す
る。これは、上述した理論式からも明らかであり、rを
0にすると、グラフは横一直線に近付き、一方、rを大
きくすると、グラフは液面レベルが0より少し大きくな
れば、電圧は急激に減少して0になり、その後余り変化
しなくなる。
【0045】すなわち、rを小さくし過ぎると全体的に
液面レベルの変位量に対する電圧の変化量が少なく(分
解能)検出精度が全体的に低くなる。一方、rを高くし
過ぎると液面レベルの比較的少ない範囲では非常に高分
解能を示すが、その後すぐに低下し正確な液面レベルの
計測ができない。つまり、内部抵抗が大き過ぎたり、逆
に小さ過ぎたりすると、所定の分解能が得られる範囲
(計測可能な範囲)が短くなる。
液面レベルの変位量に対する電圧の変化量が少なく(分
解能)検出精度が全体的に低くなる。一方、rを高くし
過ぎると液面レベルの比較的少ない範囲では非常に高分
解能を示すが、その後すぐに低下し正確な液面レベルの
計測ができない。つまり、内部抵抗が大き過ぎたり、逆
に小さ過ぎたりすると、所定の分解能が得られる範囲
(計測可能な範囲)が短くなる。
【0046】そこで、計測範囲内でムラ無く所定の分解
能(最大分解能)を得るための内部抵抗r1を、上記抵
抗値決定部25で求め、それに基づいて可変抵抗rを調
整して最大分解能を得るための抵抗値をセットするとと
もに、その算出した抵抗値r1を液面レベル算出部17
に与えるようになっている。その具体的処理(原理)は
以下の通りである。
能(最大分解能)を得るための内部抵抗r1を、上記抵
抗値決定部25で求め、それに基づいて可変抵抗rを調
整して最大分解能を得るための抵抗値をセットするとと
もに、その算出した抵抗値r1を液面レベル算出部17
に与えるようになっている。その具体的処理(原理)は
以下の通りである。
【0047】先ず、この実施例でいう最大分解能をもつ
曲線とは、図8に示す曲線群の中で、曲線の変化率(液
面レベルの変化に対する出力電圧の変化量)の最小値
が、測定範囲内で最大になる曲線をいう。
曲線とは、図8に示す曲線群の中で、曲線の変化率(液
面レベルの変化に対する出力電圧の変化量)の最小値
が、測定範囲内で最大になる曲線をいう。
【0048】そして、上記したように、液面レベルLに
対する出力電圧Vは、下記の理論式のようになり、内部
抵抗rと液面レベルLとを変数とした関数で表すことが
できる。
対する出力電圧Vは、下記の理論式のようになり、内部
抵抗rと液面レベルLとを変数とした関数で表すことが
できる。
【0049】
【数3】
【0050】したがって、液面レベルの変化に対する出
力電圧Vの変化量は、上記理論式をLについて偏微分す
ることにより得られ、次式のようになる。
力電圧Vの変化量は、上記理論式をLについて偏微分す
ることにより得られ、次式のようになる。
【0051】
【数4】
【0052】上記式が明らかなように、計測範囲の最大
液面レベルをLMとすると、L=LMの時に変位量は最
小となり、その時の分解能h(r)は、次式のようにな
る。
液面レベルをLMとすると、L=LMの時に変位量は最
小となり、その時の分解能h(r)は、次式のようにな
る。
【0053】
【数5】
【0054】そして、上記式で特定される分解能hは変
数rの関数であり、かかる式をrで偏微分すると、次式
のようになる。
数rの関数であり、かかる式をrで偏微分すると、次式
のようになる。
【0055】
【数6】
【0056】したがって、r1=α/(β・LM)の
時、h(r1)=V0/(4・LM)となって最大値と
なる。したがって、最大分解能hを得るための最適内部
抵抗r1は、次式の通りである。
時、h(r1)=V0/(4・LM)となって最大値と
なる。したがって、最大分解能hを得るための最適内部
抵抗r1は、次式の通りである。
【0057】
【数7】
【0058】上記式から明らかなように、最適内部抵抗
r1を求める式では、a,d,πは既知であり、しか
も、LMは測定しようとする計測範囲であって予め設定
されるため、結局電気伝導率σの関数となり、この実施
例では、電気伝導率に代えて電気伝導係数σ’を用いた
ために、かかる電気伝導係数σ’が設定されれば、演算
処理により算出することができる。したがって、この実
施例の抵抗値決定部25では、図9に示されるフローチ
ャートにしたがって処理され、内部抵抗の調整を図るよ
うになっている。
r1を求める式では、a,d,πは既知であり、しか
も、LMは測定しようとする計測範囲であって予め設定
されるため、結局電気伝導率σの関数となり、この実施
例では、電気伝導率に代えて電気伝導係数σ’を用いた
ために、かかる電気伝導係数σ’が設定されれば、演算
処理により算出することができる。したがって、この実
施例の抵抗値決定部25では、図9に示されるフローチ
ャートにしたがって処理され、内部抵抗の調整を図るよ
うになっている。
【0059】なお、かかる内部抵抗の調整を行うことに
より、図5に示す実測値および学習値は、最適な高分解
能を得るための曲線になるようにその特性が変動するけ
れども、両者は同じように変動するために、学習値に基
づく液面レベルの算出結果と実測値とは略一致したまま
となる。
より、図5に示す実測値および学習値は、最適な高分解
能を得るための曲線になるようにその特性が変動するけ
れども、両者は同じように変動するために、学習値に基
づく液面レベルの算出結果と実測値とは略一致したまま
となる。
【0060】なおまた、液面レベル算出部17では、上
述のように電気伝導係数算出部20および抵抗値決定部
25から、それぞれ実際の環境条件等に則して求められ
た電気伝導係数σ’および高分解能を得るための抵抗値
r1が与えられるため、結局、図10のフローチャート
に示されるように、計測部16により計測して得られる
第1,第2電極棒10,11間の出力電圧Vに基づい
て、液面レベルLを算出するようになっている。
述のように電気伝導係数算出部20および抵抗値決定部
25から、それぞれ実際の環境条件等に則して求められ
た電気伝導係数σ’および高分解能を得るための抵抗値
r1が与えられるため、結局、図10のフローチャート
に示されるように、計測部16により計測して得られる
第1,第2電極棒10,11間の出力電圧Vに基づい
て、液面レベルLを算出するようになっている。
【0061】次に、かかる構成を有する計測手段2の動
作について、図11のフローチャートに基づいて説明す
る。
作について、図11のフローチャートに基づいて説明す
る。
【0062】すなわち、先ず、計測装置本体4の電源を
投入すると(S101)、各種パラメータの設定などの
処理を行う(S102)。そして、その時の液体の液面
レベルが、第3電極棒21の下端位置L1よりも高い
(第3電極棒21が液体13内に浸水している)場合に
は、液体13を排出させて液面レベルを下げ、逆に液体
13の液面レベルが、L1より低い場合には、液体13
を流入させて液面レベルを上昇させる。
投入すると(S101)、各種パラメータの設定などの
処理を行う(S102)。そして、その時の液体の液面
レベルが、第3電極棒21の下端位置L1よりも高い
(第3電極棒21が液体13内に浸水している)場合に
は、液体13を排出させて液面レベルを下げ、逆に液体
13の液面レベルが、L1より低い場合には、液体13
を流入させて液面レベルを上昇させる。
【0063】次いで、トリガ信号を読み取るとともに、
第1,第2電極棒10,11間の出力電圧Vを取り込む
(S103,S104)。そして、トリガ信号が変化、
すなわち、液面レベルが、L1となるか否かを判断し
(S105)、変化しない場合には、検出した出力電圧
Vに基づいて液面レベル算出部17で液面レベルを求め
それを電流変換してデジタルパネルメータ3に出力し
(S106,S107)、ステップ103に戻る。
第1,第2電極棒10,11間の出力電圧Vを取り込む
(S103,S104)。そして、トリガ信号が変化、
すなわち、液面レベルが、L1となるか否かを判断し
(S105)、変化しない場合には、検出した出力電圧
Vに基づいて液面レベル算出部17で液面レベルを求め
それを電流変換してデジタルパネルメータ3に出力し
(S106,S107)、ステップ103に戻る。
【0064】一方、ステップ105の判断で、トリガ信
号が変化(L=L1)したなら、第1,第2電極棒1
0,11間の出力電圧Vを取り込むとともに、電気伝導
係数算出部20を用いて、周囲環境および測定装置の回
路の誤差等を考慮した液体の電気伝導係数σ’を求め
(S108)、その求めた電気伝導係数σ’に基づいて
内部抵抗の最適値r1を決定してセットする(S10
9)。その後、再度電極棒10,11間の出力電圧Vを
計測し(S110)、ステップ106に戻って液面レベ
ルを算出する。この時、算出される液面レベルは、各パ
ラメータσ’,r1が既に求められて修正されているた
めに、かかる修正後のパラメータに基づいて液面レベル
が算出されることになり、デジタルパネルメータ3に与
えられる液面レベルに対応した電流出力は、実測値を正
確に表すことになる。
号が変化(L=L1)したなら、第1,第2電極棒1
0,11間の出力電圧Vを取り込むとともに、電気伝導
係数算出部20を用いて、周囲環境および測定装置の回
路の誤差等を考慮した液体の電気伝導係数σ’を求め
(S108)、その求めた電気伝導係数σ’に基づいて
内部抵抗の最適値r1を決定してセットする(S10
9)。その後、再度電極棒10,11間の出力電圧Vを
計測し(S110)、ステップ106に戻って液面レベ
ルを算出する。この時、算出される液面レベルは、各パ
ラメータσ’,r1が既に求められて修正されているた
めに、かかる修正後のパラメータに基づいて液面レベル
が算出されることになり、デジタルパネルメータ3に与
えられる液面レベルに対応した電流出力は、実測値を正
確に表すことになる。
【0065】なお、この実施例では、液面レベルが変動
してL1を通過する度に、電気伝導係数σ’,内部抵抗
r1の算出(補正)が行われるために、液面レベルを求
める算出式が、常にその時の各種条件に即した最適な数
値となり(学習・補正が継続して行われる)、実測値と
のずれもない正確で、かつ高分解能を維持しつつ広範囲
の液面レベル計測を行うことができる。
してL1を通過する度に、電気伝導係数σ’,内部抵抗
r1の算出(補正)が行われるために、液面レベルを求
める算出式が、常にその時の各種条件に即した最適な数
値となり(学習・補正が継続して行われる)、実測値と
のずれもない正確で、かつ高分解能を維持しつつ広範囲
の液面レベル計測を行うことができる。
【0066】但し、計測開始当初に、一度各種の設定
(補正)を行ったならば、その後は、ステップ105の
分岐判断を行わずに、補正されたパラメータσ’,r1
に基づいて液面レベルの計測を行うようにしてもよい。
(補正)を行ったならば、その後は、ステップ105の
分岐判断を行わずに、補正されたパラメータσ’,r1
に基づいて液面レベルの計測を行うようにしてもよい。
【0067】図12は、計測手段2を実施するための具
体的な回路構成を示している。同図に示すように、電源
15と第2電極棒11との間には、内部抵抗調整部30
が配置されている。この内部抵抗調整部30が、図4に
示す可変抵抗に相当する。また、第1,第2電極棒1
0,11間の出力電圧Vおよび第1,第3電極棒10,
21間の出力電圧Vtは、図示しない計測部により計測
されてA/D変換部31に与えられてデジタル信号に変
換されてマイクロコンピュータ32に与えられる。マイ
クロコンピュータ32は、上述の液面レベル算出部1
7、電気伝導係数算出部20、比較器24および抵抗値
決定部25等を構成し、決定された高分解能を得るため
の抵抗値となるように内部抵抗調整部30に対して所定
の制御信号を出力するようになっている。
体的な回路構成を示している。同図に示すように、電源
15と第2電極棒11との間には、内部抵抗調整部30
が配置されている。この内部抵抗調整部30が、図4に
示す可変抵抗に相当する。また、第1,第2電極棒1
0,11間の出力電圧Vおよび第1,第3電極棒10,
21間の出力電圧Vtは、図示しない計測部により計測
されてA/D変換部31に与えられてデジタル信号に変
換されてマイクロコンピュータ32に与えられる。マイ
クロコンピュータ32は、上述の液面レベル算出部1
7、電気伝導係数算出部20、比較器24および抵抗値
決定部25等を構成し、決定された高分解能を得るため
の抵抗値となるように内部抵抗調整部30に対して所定
の制御信号を出力するようになっている。
【0068】また、この内部抵抗調整部30は、図13
に示されるように、電気伝導係数を算出する際に用いら
れる既知の基準抵抗r0と、実際のレベル計測の際に使
用される可変抵抗r1とが両端子間に並列に接続され、
マイクロコンピュータ32からの制御信号によりスイッ
チが切り替わり、いずれか一方の抵抗が回路に接続され
るようになっている。そして、この可変抵抗r1として
は、例えば電子ボリウムがある。
に示されるように、電気伝導係数を算出する際に用いら
れる既知の基準抵抗r0と、実際のレベル計測の際に使
用される可変抵抗r1とが両端子間に並列に接続され、
マイクロコンピュータ32からの制御信号によりスイッ
チが切り替わり、いずれか一方の抵抗が回路に接続され
るようになっている。そして、この可変抵抗r1として
は、例えば電子ボリウムがある。
【0069】さらに、基準抵抗r0が内部抵抗調整部3
0の両端に接続される場合には、可変抵抗r1は、抵抗
r2と基準電源35(電圧Vs)とが、直列接続された
閉回路が構成され、両抵抗で電圧降下する端子間電圧V
rがA/D変換部を介してマイクロコンピュータ32に
与えられるようになっている。
0の両端に接続される場合には、可変抵抗r1は、抵抗
r2と基準電源35(電圧Vs)とが、直列接続された
閉回路が構成され、両抵抗で電圧降下する端子間電圧V
rがA/D変換部を介してマイクロコンピュータ32に
与えられるようになっている。
【0070】ここで、この実施例の計測手段2の動作に
ついて説明すると、先ず、内部抵抗調整部30の端子
1,2に基準抵抗r0を接続し、液面レベルを変化させ
る。そして、出力電圧Vtが、あるしきい値を横切って
トリガがかかったならば、その時の出力電圧Vを取り込
み、電気伝導係数σ’を算出する。そして、そのように
して電気伝導係数σ’が求められたなら、その係数に適
した抵抗値r1を求める。ここまでの演算処理は、マイ
クロコンピュータ32により行われる。
ついて説明すると、先ず、内部抵抗調整部30の端子
1,2に基準抵抗r0を接続し、液面レベルを変化させ
る。そして、出力電圧Vtが、あるしきい値を横切って
トリガがかかったならば、その時の出力電圧Vを取り込
み、電気伝導係数σ’を算出する。そして、そのように
して電気伝導係数σ’が求められたなら、その係数に適
した抵抗値r1を求める。ここまでの演算処理は、マイ
クロコンピュータ32により行われる。
【0071】そして、このようにして最適な抵抗値r1
が算出されたなら、基準電圧Vs,可変抵抗r1並びに
抵抗r2で閉回路を作り、Vrの値を確認しながらその
出力電圧Vrが所定の電圧になるように内部抵抗r1を
調整する。すなわち、抵抗値r1が決定されたなら、抵
抗r2と基準電圧Vsは既知であるため、r1になった
時の電圧値Vrが計算により求まる。したがって、かか
る算出した電圧値Vrが所定の値となったなら、内部抵
抗の抵抗値もr1となると類推できるのである。このよ
うにして、最適な抵抗値の設定が終了したならば、スイ
ッチを切り替えて可変抵抗(内部抵抗となる)r1を端
子1,端子2に接続し、通常の液面レベル測定を行う。
が算出されたなら、基準電圧Vs,可変抵抗r1並びに
抵抗r2で閉回路を作り、Vrの値を確認しながらその
出力電圧Vrが所定の電圧になるように内部抵抗r1を
調整する。すなわち、抵抗値r1が決定されたなら、抵
抗r2と基準電圧Vsは既知であるため、r1になった
時の電圧値Vrが計算により求まる。したがって、かか
る算出した電圧値Vrが所定の値となったなら、内部抵
抗の抵抗値もr1となると類推できるのである。このよ
うにして、最適な抵抗値の設定が終了したならば、スイ
ッチを切り替えて可変抵抗(内部抵抗となる)r1を端
子1,端子2に接続し、通常の液面レベル測定を行う。
【0072】なお、抵抗値r1の値を管理することによ
り、必ずしも基準抵抗r0を設ける必要はない。また、
電気伝導係数、最適な抵抗値の算出は、計測開始当初の
み行うようにしてもよく、あるいは、計測中も第3電極
棒の下端が液体内に入った時、あるいは液体から出た時
にその都度行うようにしてもよい。
り、必ずしも基準抵抗r0を設ける必要はない。また、
電気伝導係数、最適な抵抗値の算出は、計測開始当初の
み行うようにしてもよく、あるいは、計測中も第3電極
棒の下端が液体内に入った時、あるいは液体から出た時
にその都度行うようにしてもよい。
【0073】次に、以上の構成を有する計測手段2の計
測信号が入力されるデジタルパネルメータ3によるポン
プ1の駆動制御を、図14のフローチャートに基づいて
説明する。
測信号が入力されるデジタルパネルメータ3によるポン
プ1の駆動制御を、図14のフローチャートに基づいて
説明する。
【0074】先ず、計測手段2からの液面レベルに対応
した電流値が、何mAになったらリレー出力をオンオフ
させるかをデジタルパネルメータ3の操作部6を操作し
て設定する。この実施例では、液面レベルの上限および
下限に対応するレベルが設定されるとともに、液面レベ
ルが下限を下回ったときには、リレー出力をオンしてポ
ンプ1を駆動し、上限を上回ったときには、リレー出力
をオフしてポンプ1の駆動を停止するように設定を行い
(S201)、設定が終了したか否かを判断する(S2
02)。設定が終了すると、制御装置全体の電源を投入
し(S203)、デジタルパネルメータ3では、計測手
段2で計測された液面レベルが、設定された液面レベル
になったか否かを判断し(S204)、設定レベルにな
ったときには、デジタルパネルメータ3のリレー出力を
オンオフさせ(S205)、このオンオフ出力によって
ポンプ1を駆動する(S206)。
した電流値が、何mAになったらリレー出力をオンオフ
させるかをデジタルパネルメータ3の操作部6を操作し
て設定する。この実施例では、液面レベルの上限および
下限に対応するレベルが設定されるとともに、液面レベ
ルが下限を下回ったときには、リレー出力をオンしてポ
ンプ1を駆動し、上限を上回ったときには、リレー出力
をオフしてポンプ1の駆動を停止するように設定を行い
(S201)、設定が終了したか否かを判断する(S2
02)。設定が終了すると、制御装置全体の電源を投入
し(S203)、デジタルパネルメータ3では、計測手
段2で計測された液面レベルが、設定された液面レベル
になったか否かを判断し(S204)、設定レベルにな
ったときには、デジタルパネルメータ3のリレー出力を
オンオフさせ(S205)、このオンオフ出力によって
ポンプ1を駆動する(S206)。
【0075】かかる制御によって、タンク12内の液面
レベルが、上限と下限との間に保たれる。
レベルが、上限と下限との間に保たれる。
【0076】以上のように、計測手段2によって連続的
に計測された液面レベルに対応する電流出力が判別手段
としてのデジタルパネルメータ3に与えられ、デジタル
パネルメータ3では、その電流出力と予め設定されてい
る設定レベルとを比較し、その判別出力に応じてポンプ
1を駆動するので、液面レベルを設定されたレベルに制
御できることになり、この設定レベルは、従来例のよう
に、電極棒を取り替えたり、切断したりすることなく、
デジタルパネルメータ3の操作部6の操作によって容易
に変更できることになる。
に計測された液面レベルに対応する電流出力が判別手段
としてのデジタルパネルメータ3に与えられ、デジタル
パネルメータ3では、その電流出力と予め設定されてい
る設定レベルとを比較し、その判別出力に応じてポンプ
1を駆動するので、液面レベルを設定されたレベルに制
御できることになり、この設定レベルは、従来例のよう
に、電極棒を取り替えたり、切断したりすることなく、
デジタルパネルメータ3の操作部6の操作によって容易
に変更できることになる。
【0077】なお、この実施例では、デジタルパネルメ
ータ3の表示部7には、液面レベルが表示される。
ータ3の表示部7には、液面レベルが表示される。
【0078】上述の実施例では、計測手段2は、液面レ
ベルが基準レベルL1になったときに、電気伝導係数
σ’を算出し、この算出した新たな電気伝導係数σ’を
用いて液面レベルを算出したけれども、第3電極棒21
を省略し、液体13に固有の電気伝導率σをそのまま使
用して液面レベルを算出するようにしてもよい。
ベルが基準レベルL1になったときに、電気伝導係数
σ’を算出し、この算出した新たな電気伝導係数σ’を
用いて液面レベルを算出したけれども、第3電極棒21
を省略し、液体13に固有の電気伝導率σをそのまま使
用して液面レベルを算出するようにしてもよい。
【0079】さらに、上述の実施例の計測手段2では、
内部抵抗を調整するようにしたけれども、本発明の他の
実施例として、内部抵抗の調整を行わなくてもよい。
内部抵抗を調整するようにしたけれども、本発明の他の
実施例として、内部抵抗の調整を行わなくてもよい。
【0080】また、本発明の他の実施例として、デジタ
ルパネルメータ3の出力によって、ブザや警告灯などの
警報手段を併せて駆動させるように構成してもよい。
ルパネルメータ3の出力によって、ブザや警告灯などの
警報手段を併せて駆動させるように構成してもよい。
【0081】上述の実施例では、判別手段として、デジ
タルパネルメータ3を用いたけれども、本発明の他の実
施例として、例えば、プログラマブルコントローラなど
を用いてもよい。
タルパネルメータ3を用いたけれども、本発明の他の実
施例として、例えば、プログラマブルコントローラなど
を用いてもよい。
【0082】上述の実施例では、デジタルパネルメータ
3に対する設定レベルとして、上限および下限を設定し
たけれども、上限または下限の一方、さらには、上上
限、下下限といったように任意のレベルを設定できるの
は勿論である。
3に対する設定レベルとして、上限および下限を設定し
たけれども、上限または下限の一方、さらには、上上
限、下下限といったように任意のレベルを設定できるの
は勿論である。
【0083】上述の実施例では、判別手段の出力によっ
てポンプ1の駆動を制御したれども、本発明は、ポンプ
に限らず、弁の開閉やモータの駆動制御などの他の負荷
の制御を行うようにしてもよい。
てポンプ1の駆動を制御したれども、本発明は、ポンプ
に限らず、弁の開閉やモータの駆動制御などの他の負荷
の制御を行うようにしてもよい。
【0084】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、計測手段
によって液面レベルを連続的に計測し、判別手段では、
計測信号と設定された設定レベルとを比較して判別出力
を与えるようにしているので、任意の液面レベルに対応
した設定レベルを判別手段に設定することにより、従来
例のように、電極棒を取り替えたり、切断したりするこ
となく、液面の検知レベルを任意に設定でき、この検知
レベルに基づいて、液面レベルを制御できることにな
る。
によって液面レベルを連続的に計測し、判別手段では、
計測信号と設定された設定レベルとを比較して判別出力
を与えるようにしているので、任意の液面レベルに対応
した設定レベルを判別手段に設定することにより、従来
例のように、電極棒を取り替えたり、切断したりするこ
となく、液面の検知レベルを任意に設定でき、この検知
レベルに基づいて、液面レベルを制御できることにな
る。
【0085】また、電極棒を用いた比較的簡単な構成で
もって液面レベルを連続的に計測できる。
もって液面レベルを連続的に計測できる。
【0086】さらに、液体の電気伝導係数を算出し、算
出された電気伝導係数を用いて液面レベルを算出するの
で、周囲の環境や温度などで変動しやすい電気伝導係数
に応じてより正確な液面レベルの計測、したがって、液
面レベルの制御が行える。
出された電気伝導係数を用いて液面レベルを算出するの
で、周囲の環境や温度などで変動しやすい電気伝導係数
に応じてより正確な液面レベルの計測、したがって、液
面レベルの制御が行える。
【図1】本発明の一実施例の液面レベル制御装置の構成
図である。
図である。
【図2】図1のデジタルパネルメータのブロック図であ
る。
る。
【図3】図1のデジタルパネルメータの正面図である。
【図4】図1の計測手段のブロック図である。
【図5】液面レベルに対する第1,第2電極棒間の出力
電圧の関係を示す特性図である。
電圧の関係を示す特性図である。
【図6】液面レベルに対する第1,第3電極棒間の出力
電圧の関係を示す特性図である。
電圧の関係を示す特性図である。
【図7】電気伝導係数算出部の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図8】内部抵抗を代えた場合の液面レベルに対する第
1,第2電極棒間の出力電圧の関係を示す特性図であ
る。
1,第2電極棒間の出力電圧の関係を示す特性図であ
る。
【図9】電気伝導係数算出部の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図10】内部抵抗決定部の動作を示すフローチャート
である。
である。
【図11】計測手段の動作説明に供するフローチャート
である。
である。
【図12】計測手段の具体的な回路構成の一例を示す図
である。
である。
【図13】内部抵抗調整部の内部構成を示す図である。
【図14】デジタルパネルメータの動作説明に供するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図15】従来例の構成図である。
1 ポンプ 2 計測手段 3 デジタルパネルメータ 10,11,21 第1,第2,第3電極棒 12 タンク 13 液体 17 液面レベル算出部 20 電気伝導係数算出部
Claims (7)
- 【請求項1】 液面レベルを連続的に計測して液面レベ
ルに対応した計測信号を出力する計測手段と、 液面レベルに対応して設定された設定レベルと前記計測
信号とを比較して判別出力を与える判別手段とを備え、 前記判別出力に基づいて、液面レベルを制御することを
特徴とする液面レベル制御装置。 - 【請求項2】 前記計測手段は、複数の電極と、前記複
数の電極間に電圧を印加する電圧印加手段と、液面レベ
ルに応じて液体に浸かった前記複数の電極間の出力値に
基づいて、液面レベルを算出する液面レベル算出手段と
を備える前記請求項第1項記載の液面レベル制御装置。 - 【請求項3】 前記計測手段は、さらに、液面レベルが
基準レベルになったことを検知する基準レベル検知手段
と、基準レベルになったときの前記複数の電極間の出力
値に基づいて、液体の電気伝導係数を算出する電気伝導
係数算出手段とを備え、前記液面レベル算出手段は、算
出された電気伝導係数を用いて液面レベルを算出するも
のである前記請求項第2項記載の液面レベル制御装置。 - 【請求項4】 前記判別手段は、前記判別出力によっ
て、液体を供給あるいは排出する負荷の駆動を制御する
ものである前記請求項第1項ないし第3項のいずれかに
記載の液面レベル制御装置。 - 【請求項5】 前記設定レベルは、液面レベルの上限お
よび下限の少なくとも一方である前記請求項第1項ない
し第4項のいずれかに記載の液面レベル制御装置。 - 【請求項6】 前記判別手段が、デジタルパネルメータ
である前記請求項第1項ないし第5項のいずれかに記載
の液面レベル制御装置。 - 【請求項7】 前記判別出力がリレー出力である前記請
求項第1項ないし第6項のいずれかに記載の液面レベル
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6032599A JPH07243891A (ja) | 1994-03-02 | 1994-03-02 | 液面レベル制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6032599A JPH07243891A (ja) | 1994-03-02 | 1994-03-02 | 液面レベル制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07243891A true JPH07243891A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12363333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6032599A Pending JPH07243891A (ja) | 1994-03-02 | 1994-03-02 | 液面レベル制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07243891A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003035587A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-07 | Toshiba Mach Co Ltd | 液体の状態の検出装置 |
JP2005265589A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Nohken:Kk | 液位検出装置 |
CN101975601A (zh) * | 2010-09-27 | 2011-02-16 | 东莞市大忠电子有限公司 | 用于锡料液面限高的声光报警器 |
CN113701850A (zh) * | 2021-08-11 | 2021-11-26 | 上海纳米技术及应用国家工程研究中心有限公司 | 一种罐储灭火剂泄露检测方法及其罐储灭火剂泄露检测装置 |
-
1994
- 1994-03-02 JP JP6032599A patent/JPH07243891A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003035587A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-07 | Toshiba Mach Co Ltd | 液体の状態の検出装置 |
JP2005265589A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Nohken:Kk | 液位検出装置 |
CN101975601A (zh) * | 2010-09-27 | 2011-02-16 | 东莞市大忠电子有限公司 | 用于锡料液面限高的声光报警器 |
CN113701850A (zh) * | 2021-08-11 | 2021-11-26 | 上海纳米技术及应用国家工程研究中心有限公司 | 一种罐储灭火剂泄露检测方法及其罐储灭火剂泄露检测装置 |
CN113701850B (zh) * | 2021-08-11 | 2024-02-13 | 上海纳米技术及应用国家工程研究中心有限公司 | 一种罐储灭火剂泄漏检测装置及其制造方法 |
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