JPH07243224A - 掘削バケット - Google Patents

掘削バケット

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JPH07243224A
JPH07243224A JP6022094A JP6022094A JPH07243224A JP H07243224 A JPH07243224 A JP H07243224A JP 6022094 A JP6022094 A JP 6022094A JP 6022094 A JP6022094 A JP 6022094A JP H07243224 A JPH07243224 A JP H07243224A
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JP
Japan
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bottom plate
bucket
plate
guard plate
bucket body
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Application number
JP6022094A
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English (en)
Inventor
Shigenori Kishi
重徳 岸
Yasushi Odeishi
康司 小出石
Makoto Wada
真 和田
Takashi Nakagawa
高志 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 掘削作業を行いながら、付着した土砂を落す
ことができるようにした掘削バケットを提供する。 【構成】 底板23には最奥部にバケット本体22内に
向けて水を噴出させる噴出ノズル30,30,…を設
け、噴出ノズル30と掘削爪28の間には水抜き孔3
2,32,…を穿設する。また、底板23の先端側にブ
ラケット35A,ピン36等を介してガード板33を回
動可能に連結し、該ガード板33には複数の排土用突起
37,37,…と共に、常時ガード板33の他端側をバ
ケット本体22の底板23から離間させ、ガード板33
が揺動したときには弾性変形して各排土用突起37が各
水抜き孔32内に向けて進,退するのを許す板ばね3
8,38を設ける。さらに、底板23とガード板33の
他端側との間には、底板23とガード板33の間に異物
が侵入するをの防止するカバー39を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば油圧ショベル等
の作業機に用いて好適な掘削バケットに関する。
【0002】
【従来の技術】図7および図8に従来技術による掘削バ
ケットを油圧バックホウショベルに用いた場合を例に挙
げて説明する。
【0003】図において、1は油圧ショベルの本体を構
成する作業機本体、2は該作業機本体1の前部に俯仰動
可能に設けられた作業装置を示し、該作業装置2は、作
業機本体1にピン結合されたブーム3と、該ブーム3の
先端側にピン結合されたアーム4と、該アーム4の先端
側に後述の各取付ブラケット14を介してピン結合され
た掘削バケット5とから大略構成され、これらはブーム
シリンダ6,アームシリンダ7およびバケットシリンダ
8によってそれぞれ作動される。
【0004】9は掘削バケット5の外形を構成するバケ
ット本体を示し、該バケット本体9は略U字状に湾曲し
た底板10と、該底板10の左,右両側に設けられた側
板11,11(片側のみ図示)と、該各側板11の前端
側に溶接された左,右の開口部側板12,12(片側の
み図示)と、該各開口部側板12間に位置して前記底板
10の前端側に溶接された開口部底板13とから大略構
成されている。
【0005】14,14はバケット本体9の底板10の
基端側に位置し、幅方向左,右に離間して設けられた一
対の取付ブラケット(1個のみ図示)を示し、該各取付
ブラケット14には取付孔14A,14Aがそれぞれ穿
設されている。そして、該各取付ブラケット14の各取
付孔14Aをアーム4の先端側にピン結合することによ
り、バケット本体9はアーム4の先端に回動可能に取付
けられている。
【0006】15,15,…はバケット本体9の前記開
口部底板13の先端側に位置し、幅方向に離間して設け
られた複数の掘削爪(1個のみ図示)、16は各開口部
側板12の先端側にボルト等により取付けられた側板摩
耗防止部材(片側のみ図示)である。
【0007】従来技術による掘削バケット5は以上の如
き構成を有するもので、掘削作業時には、ブームシリン
ダ6,アームシリンダ7でブーム3,アーム4をそれぞ
れ俯仰動させつつ、バケットシリンダ8で掘削バケット
5を回動させ、土砂の掘削等を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による油圧ショベルでは、掘削バケット5の内側
に土砂が残土となって付着し、単に掘削バケット5を回
動させただけでは掘削バケット5内の残土を排出できな
くなることがあり、このときにはアーム4と掘削バケッ
ト5を組合せて回動させ、残土を該掘削バケット5から
振り落とすようにして底板10等から取り除くようにし
ている。
【0009】しかし、この方法では作業効率が悪くなる
ばかりでなく、土砂をバケット5から振り落とすために
アーム4等の動作が大振りとなり、危険であるという問
題がある。
【0010】また、他の従来技術として、例えば作業装
置のアーム上に注水器を備え、この注水器からバケット
の内部に注水することにより、バケットから土砂を洗い
落とすようにした掘削機におけるバケットの土離し装置
が、例えば特公昭56−8178号公報により提案され
ている。しかし、この土離し装置では、土離しのために
注水を行うときに、先ずアームとバケットを回動させて
注水器にバケットの内面を対向させなければならず、掘
削作業を行いながら土離しを行うことができないという
問題がある。
【0011】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は掘削作業を行いながら洗浄作業
を行うことができ、内部に付着した残土を容易に落すこ
とができるようにした掘削バケットを提供することを目
的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、湾曲した底板と左,右の側板とからな
り、前面が開口したバケット本体と、該バケット本体の
底板外側面の基端側に位置し、幅方向に離間して設けら
れた一対の取付ブラケットと、前記バケット本体の底板
の先端側に位置し、幅方向に離間して設けられた複数の
掘削爪とを備えてなる掘削バケットに適用される。
【0013】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記バケット本体の底板に、バケット本体内に
向けて水を噴出させる噴出ノズルと、前記バケット本体
内に噴出された水を外部に排出させる水抜き孔とを設け
たことにある。
【0014】また、請求項2の発明では、前記バケット
本体の底板に、該バケット本体の外側に位置し、一端側
が前記底板の先端側に揺動可能に連結され、他端側が前
記底板の基端側に向けて伸びる自由端となったガード板
を設け、該ガード板には前記底板の水抜き孔内に向けて
進,退する排土用突起を設けている。
【0015】さらに、請求項3の発明では、前記底板と
ガード板との間に、該ガード板を底板から離間する方向
に付勢する付勢手段を設けている。
【0016】さらにまた、請求項4の発明では、前記底
板とガード板の他端側との間に、弾性材料によって形成
され、該ガード板と底板との間に異物が侵入するをの防
止するカバーを設けている。
【0017】
【作用】上記構成により、請求項1の発明によれば、バ
ケット内に付着した土砂等に向けて至近距離から強い水
流を噴出させることができ、少量の水で土砂等を落とす
ことができる。また、バケットを下向きに傾けることな
く、掘削作業を行いながら底板の水抜き孔からバケット
内の水を排出させることができる。
【0018】そして、請求項2の発明によれば、掘削作
業時にガード板に外力を作用させることによって、該ガ
ード板を底板に対して動揺させつつ、このときに、該ガ
ード板に設けた排土用突起を水抜き孔内に進,退させる
ことができ、バケット内の残土等を底板から浮き上がら
せて離れ易くすることができると共に、残土等による水
抜き孔の目詰まりを防止することができる。
【0019】また、請求項3の発明によれば、付勢手段
でガード板を底板から離間させると共に、排土用突起を
水抜き孔から後退させることによって、水抜き孔を開口
させつつ、バケット内の水を該水抜き孔から外部に排水
できる。そして、ガード板が外力により付勢手段に抗し
て揺動するときには、ガード板の排土用突起を水抜き孔
内に進出させて土離れを促進させることができ、水抜き
孔の目詰まりを確実に防止できる。
【0020】さらに、請求項4の発明によれば、ガード
板が揺動するときにカバーを弾性変形させることによっ
て、ガード板の揺動を補償できると共に、カバーにより
底板とガード板の間に土砂等の異物が詰まらないように
保護でき、ガード板を外力によってスムーズに揺動させ
続けることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図6に基
づいて説明する。なお、実施例では従来技術と同一の構
成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものと
する。
【0022】図において、21は本実施例による掘削バ
ケットを示し、該掘削バケット21は従来技術で述べた
掘削バケット5とほぼ同様に構成され、アーム4の先端
側にピン結合されることによって、バケットシリンダ8
で回動されるようになっている。
【0023】22は掘削バケット21を構成するバケッ
ト本体を示し、該バケット本体22は従来技術で述べた
バケット本体9とほぼ同様に、U字状に湾曲した底板2
3と、該底板23の左,右両側に設けられた側板24,
24と、該各側板24の先端側に溶接された開口部側板
25,25と、前記底板23の先端側に溶接された開口
部底板26とから大略構成されているものの、バケット
本体22の底板23には後述する各噴出ノズル30、水
抜き孔32が設けられ、該底板23の外側先端部には、
図2に示す如く半円形状のブラケット23A,23A
(一方のみ図示)が底板23の幅方向(左右方向)に離
間して設けられている。
【0024】27,27はバケット本体22の底板23
の基端側に位置し、幅方向左,右に離間して設けられた
一対の取付ブラケットを示し、該各取付ブラケット27
には取付孔27A,27Aが穿設されている。そして、
該各取付ブラケット27を介して、バケット本体22は
アーム4の先端側に回動可能にピン結合される。
【0025】28,28,…はバケット本体22の開口
部底板26の先端側に位置し、幅方向に離間して設けら
れた複数の掘削爪、29,29はバケット本体22の各
開口部側板25の先端側に設けられた一対の側板摩耗防
止部材を示す。
【0026】30,30,…はバケット本体22の底板
23に設けられた噴出ノズルを示し、該各噴出ノズル3
0は図3に示す如く、先端側に設けられた噴出口30A
が掘削爪28の方向に向くように、底板23の最奥部に
例えば横一列に3個設けられている。また、該各噴出ノ
ズル30の基端側には底板23の表側に貫通した接続継
手30Bが設けられ、該接続継手30Bにはクランプ3
0Cによってホース31が締着されている。そして、該
ホース31は後述する水ポンプ42に接続され、噴出ノ
ズル30の噴出口30Aからバケット本体22内に向け
て水が噴出されるようになっている。
【0027】32,32,…は底板23に設けられた水
抜き孔を示し、該水抜き孔32は、底板23の前記噴出
ノズル30と掘削爪28との間に、例えば図1に示すよ
うに9個穿設されている。そして、該各水抜き孔32は
前記噴出ノズル30からバケット本体22内に噴出され
た水をバケット本体22の外部に向けて排出させる。
【0028】33はバケット本体22の外側に設けられ
たガード板を示し、該ガード板33は図2に示す如く、
底板23の先端側部分とほぼ同様に湾曲したガード板本
体34と、該ガード板本体34の左,右両側に設けられ
た略円弧状の側板部35,35とから大略構成されてい
る。ここで、前記ガード板本体34の一端側には厚肉に
形成されたストッパ部34Aが設けられている。また、
各側板部35の一端側には、半円形状のブラケット35
Aが一体形成され、前記ガード板33は前記底板23の
各ブラケット23Aとの間にそれぞれピン36を介して
揺動可能に連結されている。そして、ガード板本体34
の他端側はバケット本体22の基端側に向けて伸び自由
端34Bとなっている。
【0029】37,37,…は前記ガード板本体34の
上面側に設けられた円柱状の排土用突起を示し、該各排
土用突起37は前記各水抜き孔32に対向するように植
設され、ガード板33が底板23側に向けて接近、離間
するように揺動した時に各水抜き孔32内に向けて図4
に示す如く進,退する。
【0030】38,38は前記底板23とガード板33
との間に位置し、ガード板本体34上面の左,右両側に
一端側が固着され、他端側が自由端38Aとなった付勢
手段としての板ばね(一方のみ図示)を示し、該各板ば
ね38は略S字状に湾曲形成され、底板23が地面E−
Eから持上げられた状態では、各板ばね38の自由端3
8A側は底板23の外側面に摺接し、ガード板33の自
由端34Bをバケット本体22の底板23から離間させ
ている。そして、例えば図4に示す如く掘削バケット2
1を回動してその底板23を地面E−Eに接地させた場
合には、図4に示す如く、各板ばね38が撓んでガード
板33は各ピン36および各ブラケット35Aを中心に
揺動し、各排土用突起37が各水抜き孔32内に向けて
進出または後退するのを許すようになっている。そし
て、このときには、バケット本体22の底部側に付着し
た土砂(残土)を底板23の内面から浮き上がらせて離
れ易くさせると共に、土砂等による各水抜き孔32の目
詰まりを防止する。
【0031】39はバケット本体22の底板23とガー
ド板33の自由端33Aとの間を覆うように設けられた
カバーを示し、該カバー39は耐摩耗性の高い弾性樹脂
材料等から袋状に形成され、バケット本体22の底板2
3、側板24、ガード板33のガード板本体34にねじ
または接着剤(図示せず)等の固定手段を用いて取付け
られている。そして、該カバー39は底板23とガード
板33との間に岩石や土砂等の異物が侵入してこれらの
異物が詰まり、ガード板33が揺動不能にならないよう
に保護している。
【0032】次に、図5中の40は作業機本体1のフレ
ーム上で例えば機械室41内等に設けられた貯水タンク
を示し、該貯水タンク40には図6に示すようにタンク
本体40A内には水Wが充填されている。そして、該貯
水タンク40の蓋部40Bには空気孔40Cが設けられ
ている。
【0033】42は前記貯水タンク40と共に機械室4
1内に設けられた吐出ポンプを示し、該吐出ポンプ42
には、例えばタービンベーン型ポンプ等が用いられ、該
吐出ポンプ42は例えば作業機本体1の運転室43内に
配設されたトグルスイッチ等の注水スイッチ44の開
成,閉成操作によって駆動,停止されるようになってい
る。
【0034】本実施例による掘削バケット21は上述の
如き構成を有するもので、その基本的な動作については
従来技術によるものと格別差異はない。
【0035】然るに、本実施例では、バケット本体22
の底板23にバケット本体22内に向けて水を噴出させ
る噴出ノズル30,30,…を設け、該噴出ノズル30
と掘削爪28との間に位置して、底板23には水抜き孔
32,32,…を穿設する構成としている。
【0036】この結果、例えば掘削バケット21の内側
に土砂が残土となって付着したときには、運転者は運転
室43内から注水スイッチ44を閉成操作することによ
り、掘削バケット21内に付着した残土等に至近距離か
ら強い水流を衝突させることができ、少量の水で底部2
3から残土等を落とすことができる。また、掘削バケッ
ト21を下向きに傾けなくても、底板23の各水抜き孔
32から掘削バケット21内の水を排出させることがで
き、掘削作業を中断させることなく掘削バケット21か
ら残土を落すことができる。
【0037】また、バケット本体22の外側には、底板
23の先端側にブラケット23A,35Aおよびピン3
6等を介してガード板33を回動可能に連結し、該ガー
ド板33には複数の排土用突起37,37,…を設けて
おく一方、該ガード板33の他端側(自由端33A)を
バケット本体22の底板23から離間させておく板ばね
38を設けておく。そして、図4に示す如く、掘削バケ
ット21を回動して地面E−Eに対して接地したりした
ときには、該各板ばね38が弾性変形し、各排土用突起
37が各水抜き孔32内に向けて進,退するのを許すよ
うにしている。このため、常時は各板ばね38がガード
板33を底板23から離間させることによって各水抜き
孔32を開口させ、ガード板33が揺動したときにはガ
ード板33の各排土用突起37が各水抜き孔32内に進
出し、底部側の残土を底板23から浮き上がらせて土離
れを促進させると共に、土砂等による各水抜き孔32の
目詰まりを解消させることができる。
【0038】さらに、底板23とガード板33の自由端
33Aとの間には、弾性樹脂材料から袋状に形成され、
底板23とガード板33との間に異物が侵入するをの防
止するカバー39を設けたから、底板23とガード板3
3との間に岩石や土砂等の異物が詰まりガード板33が
揺動不能とならないように保護することができる。
【0039】かくして、本実施例によれば、掘削バケッ
ト21からの土離れを改善することができ、作業効率を
向上することができると共に、掘削バケット21の清掃
の手間が省け、また、付着した土砂中の水分等による錆
の発生等も防ぐことができ、掘削バケットの寿命を伸ば
すことができる等、種々の効果を奏する。
【0040】なお、前記実施例では、バックホウ型の掘
削バケット21を例に挙げて説明したが、本発明はこれ
に限るものではなく、例えばローダ型の掘削バケット等
に適用してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、バケット本体の底板に、バケット本体内に向けて
水を噴出させる噴出ノズルと、前記バケット本体内に噴
出された水を外部に排出させる水抜き孔とを設けたこと
により、バケット内に付着した土砂等に至近距離から強
い水流を衝突させることができ、少量の水で土砂等の残
土を落とすことができる上に、バケットを下向きに傾け
ることなく、掘削作業を行いながら底板の水抜き孔から
バケット内の水を排出させることができる。
【0042】また、請求項2の発明によれば、前記バケ
ット本体の底板の外側に、一端側が前記底板の先端側に
揺動可能に連結され、他端側が前記底板の基端側に向け
て伸びる自由端となったガード板を設け、該ガード板に
は前記底板の水抜き孔内に向けて進,退する排土用突起
を設けることにより、ガード板が揺動したときに排土用
突起がバケット底部側の残土を底板から浮き上がらせて
土離れを促進させると共に、土砂等による水抜き孔の目
詰まりを防止することができる。
【0043】さらに、請求項3の発明によれば、前記底
板とガード板との間に、該ガード板を底板から離間する
方向に付勢する付勢手段を設けることにより、常時は水
抜き孔を開口させ、ガード板が揺動したときには該付勢
手段が撓んでガード板を底板側に接近させ、排土用突起
を水抜き孔内に進,退させることができる。
【0044】そして、請求項4の発明によれば、底板と
ガード板の他端側との間に、弾性材料によって形成さ
れ、該ガード板と底板との間に異物が侵入するをの防止
するカバーを設けることにより、底板とガード板との間
に土砂等の異物が詰まらないように保護でき、ガード板
を外力によってスムースに揺動させ続けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による掘削バケットを示す正面
図である。
【図2】図1中の矢示 II −II方向断面図である。
【図3】図2中の噴出ノズル、底板等を拡大して示す拡
大断面図である。
【図4】ガード板が板ばねに抗して底板側に揺動した状
態を示す図2と同様の断面図である。
【図5】貯水タンク、吐出ポンプ、注水スイッチ等の配
置を示す油圧ショベルの一部破断の正面図である。
【図6】貯水タンク、吐出ポンプ、注水スイッチ等を示
す注水用回路図である。
【図7】従来技術による油圧ショベルを示す全体図であ
る。
【図8】従来技術による掘削バケットを示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
21 掘削バケット 22 バケット本体 23 底板 24 側板 27 取付ブラケット 28 掘削爪 30 噴出ノズル 32 水抜き孔 33 ガード板 34B 自由端 37 排土用突起 38 板ばね(付勢手段) 38A 自由端 39 カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 高志 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湾曲した底板と左,右の側板とからな
    り、前面が開口したバケット本体と、該バケット本体の
    底板外側面の基端側に位置し、幅方向に離間して設けら
    れた一対の取付ブラケットと、前記バケット本体の底板
    の先端側に位置し、幅方向に離間して設けられた複数の
    掘削爪とを備えてなる掘削バケットにおいて、前記バケ
    ット本体の底板には、バケット本体内に向けて水を噴出
    させる噴出ノズルと、前記バケット本体内に噴出された
    水を外部に排出させる水抜き孔とを設けたことを特徴と
    する掘削バケット。
  2. 【請求項2】 前記バケット本体の底板には、該バケッ
    ト本体の外側に位置し、一端側が前記底板の先端側に揺
    動可能に連結され、他端側が前記底板の基端側に向けて
    伸びる自由端となったガード板を設け、該ガード板には
    前記底板の水抜き孔内に向けて進,退する排土用突起を
    設けてなる請求項1に記載の掘削バケット。
  3. 【請求項3】 前記底板とガード板との間には、該ガー
    ド板を底板から離間する方向に付勢する付勢手段を設け
    てなる請求項2に記載の掘削バケット。
  4. 【請求項4】 前記底板とガード板の他端側との間に
    は、弾性材料によって形成され、該ガード板と底板との
    間に異物が侵入するをの防止するカバーを設けてなる請
    求項2または3に記載の掘削バケット。
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