JPH07242827A - 導電性シリコーンゴム組成物、導電性シリコーンゴム組成物の製造方法および面状発熱体 - Google Patents

導電性シリコーンゴム組成物、導電性シリコーンゴム組成物の製造方法および面状発熱体

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JPH07242827A
JPH07242827A JP6037346A JP3734694A JPH07242827A JP H07242827 A JPH07242827 A JP H07242827A JP 6037346 A JP6037346 A JP 6037346A JP 3734694 A JP3734694 A JP 3734694A JP H07242827 A JPH07242827 A JP H07242827A
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silicone rubber
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heating element
rubber composition
conductive
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JP6037346A
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Makoto Sawada
誠 沢田
Isao Iida
勲 飯田
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Momentive Performance Materials Japan LLC
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Toshiba Silicone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリコーンゴム本来の特性を維持しつつPT
C特性に優れ、面状発熱体とした場合に全面において導
電性が一様であり、通電して発熱させた場合に均一な温
度分布が得られる、導電性シリコーンゴム組成物を提供
する。 【構成】 (A) 特定のオルガノポリシロキサン100 重量
部に、(B) 軟化点が30〜300 ℃の範囲にある樹脂3〜10
0 重量部、(C) 導電性カーボンブラック5〜100 重量部
及び(D) 触媒量の硬化剤を配合してなることを特徴とす
る導電性シリコーンゴム組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、温度上昇に伴い電気抵抗
率が上昇するPTC(Positive Temperature Coefficien
t)特性(正の温度特性)を有する導電性シリコーンゴム
組成物に関し、また、該導電性シリコーンゴム組成物か
らなる温度制御特性に優れ、且つ加温効率性に優れた面
状発熱体に関する。
【0002】
【発明の技術的背景とその問題点】シリコーンゴムは、
耐熱性、耐寒性、耐候性に優れることから、従来から他
のゴム状物質と同様に導電性カーボンブラックなどの導
電性材料を添加することで導電性シリコーンゴムとして
も実用化されている。特に、シリコーンゴムに導電性カ
ーボンブラックを配合した場合には、他のゴム状物質に
比べ少量の導電性カーボンブラックで高い導電性が得ら
れるため、導電ゴム用ポリマーとしては有利である。し
かしながら、シリコーンゴムに単純に導電性カーボンブ
ラックを配合しただけの導電性シリコーンゴムでは、シ
リコーンゴムシートを成形した場合に成形品の全面が一
様な導電性を示さない等の欠点がある。例えば、導電性
シリコーンゴムの用途の一つとして面状発熱体が挙げら
れるが、単に導電性カーボンブラックを配合しただけの
導電性シリコーンゴムから製造した面状発熱体は、一様
な導電性を示さないと共に均一な温度分布が得られない
という問題があった。また、温度と抵抗値の関係を見る
と、この種の導電性有機材料としては、温度上昇に伴い
電気抵抗率が上昇するPTC特性(正の温度特性)を有
するものと、温度上昇に伴い、電気抵抗率が下降するN
TC(Negative Temperature Coefficient)特性(負の温
度特性)を有するもの若しくはほとんど電気抵抗率が変
化しないものがあるが、一般的には後者がほとんどであ
る。ところが、NTC特性を示すものでは面状発熱体と
した場合に、温度上昇とともに、ますます電気が流れや
すくなり、温度制御できなくなるという問題があった。
PTC特性を有する導電性有機材料としては、特開平4
−339846号公報にて導電性シリコーンゴムコンパウドと
熱可塑性ポリオレフィンとを含有する樹脂組成物が提案
されているが、熱可塑性ポリオレフィン樹脂中に導電性
シリコーンゴムを架橋分散させているため、PTC特性
の効果が小さいだけでなく、成形品が樹脂の特性に近く
なるため柔軟性や耐熱性に劣るという欠点があった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、シリコーンゴム本来の特性を維持しつつPTC特性
に優れた導電性シリコーンゴム、およびこれを用いるこ
とで、温度制御特性に優れ、且つ加温効率性に優れた、
面状発熱体を提供することを目的とする。
【0004】
【発明の構成】本発明者らは上記目的を達成するために
鋭意検討を重ねた結果、特定のオルガノポリシロキサン
と特定の軟化点を有する樹脂とを組合せ、これに導電性
カーボンブラックと硬化剤を配合した導電性シリコーン
ゴム組成物を硬化して得られる成形物がPTC特性を有
することを見出し、さらにこの成形物を面状発熱体とし
た場合に全面において導電性が一様であり、通電して発
熱させた場合に均一な温度分布が得られることを確認
し、更にこの面状発熱体の絶縁材として、特定の熱伝導
性シリコーンゴムを用い、加温の不要な面に特定の断熱
性シリコーンゴムを用いた場合には極めて加温効率性の
良い面状発熱体が得られることを見出し、本発明を完成
するに至った。
【0005】即ち本発明は、 (A) 下記一般式(1) で示されるオルガノポリシロキサン
100 重量部に
【0006】
【化2】
【0007】(但し、式中R1は同種又は異種の非置換又
は置換1価炭化水素基、a は1.90〜2.05の正の正数であ
る。) (B) 軟化点が30〜300 ℃の範囲にある樹脂 3〜100 重
量部 (C) 導電性カーボンブラック 5〜100 重量部 (D) 触媒量の硬化剤 を配合してなることを特徴とする導電性シリコーンゴム
組成物、該導電性シリコーンゴム組成物を硬化させるこ
とにより得られる面状発熱体、該面状発熱体の表面に、
1×10-3 cal/cm・sec ℃以上の熱伝導性を有し、且つ
体積抵抗率1×1012Ωcm以上の電気絶縁性を有するシリ
コーンゴムを積層したことを特徴とする面状発熱体、及
び該面状発熱体の片面に、1×10-3 cal/cm・sec ℃以
上の熱伝導性を有し、且つ体積抵抗率1×1012Ωcm以上
の電気絶縁性を有するシリコーンゴムを積層し、もう片
面に、 0.7×10-3 cal/cm・sec ℃以下の断熱性を有
し、体積抵抗率1×1012Ωcm以上の絶縁性を有するシリ
コーンゴムまたはシリコーンゴムスポンジを積層したこ
とを特徴とする面状発熱体に関する。
【0008】以下、本発明について詳しく説明する。本
発明の組成物を構成する(A) 成分は、前期一般式(1) で
示されるオルガノポリシロキサンであり、式中R1はメチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などのアルキル
基、ビニル基、アリル基、ブタニエル基などのアルケニ
ル基、フェニル基、トリル基などのアリール基またはこ
れらの基の炭素原子に結合した水素原子の一部又は全部
をハロゲン原子、シアノ基などで置換したクロロメチル
基、クロロプロピル基、3,3,3 −トリフルオロプロピル
基、2−シアノエチル基などから選択される同種又は異
種の非置換又は置換1価炭化水素基であり、好ましくは
炭素数1〜10、より好ましくは1〜8のものである。
又、a は1.90〜2.05の正数である。このものは、直鎖状
の分子構造を有することが好ましいが、分子中に一部分
枝鎖状のものを含有していても問題はない。また、この
ものは分子鎖末端がトリオルガノシリル基又は水酸基で
封鎖されたものとすればよいが、このトリオルガノシリ
ル基としては、トリメチルシリル基、ジメチルビニルシ
リル基、メチルフェニルビニルシリル基、メチルジフェ
ニルシリル基、メチルジビニルシリル基、トリビニルシ
リル基などが例示される。尚、このものの重合度に限定
はないが、液状シリコーンゴムとする場合には重合度 1
00〜2000、ミラブル型シリコーンゴムとする場合には重
合度2000〜10000が好ましい。
【0009】本発明の(B) 成分はPTC特性を得るため
に必要なものである。この(B) 成分は、軟化点が30〜30
0 ℃の範囲、好ましくは50〜200 ℃の範囲にある樹脂
で、(A) 成分とある程度の相溶性を有するものであれ
ば、他の特性は特に限定されるものではない。このよう
なものとしては、例えば熱可塑性ポリオレフィンやシリ
コーンポリマーの中でも分岐度の高いシリコーン樹脂を
あげることができる。熱可塑性ポリオレフィンとして
は、例えば低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン等
のポリエチレン系、エチレン−アクリル酸エステル共重
合体、エチレン−メタクリル酸エステル共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−αオレフィン共
重合体、エチレン−アクリル酸共重合体等のポリエチレ
ン共重合体系、ポリプロピレン、プロピレンビニルエー
テル共重合体、熱可塑性オレフィンエラストマー等のポ
リプロピレン系などが例示される。シリコーン樹脂は、
(A) 成分のオルガノポリシロキサンの特性に影響を与え
にくく、(B) 成分として好ましいものの一つである。シ
リコーン樹脂とは、一般に
【0010】
【化3】
【0011】(R は同種又は異種の非置換又は置換1価
炭化水素基)の構造単位を組み合わせてできる共重合体
である。この構造単位の種類の組合せや分子量により、
軟化点を制御することができる。このシリコーン樹脂の
製造方法としては、 RaSiCl(4-a) (R は同種又は異種
の非置換又は置換1価炭化水素基、a は0〜4)で表わ
されるモノシランを有機溶媒中で加水分解することで得
られる。これらの得られたシリコーン樹脂を安定化させ
る目的で (R3Si)2-NH などの化合物で、分子中の-OH 基
を処理することは有効な方法である。また、ケイ素原子
に結合する有機基の一部としてフェニル基を有するシリ
コーン樹脂は耐熱性に優れており、より好ましい。(B)
成分の配合量は、(A) 成分100 重量部に対し3〜100 重
量、好ましくは5〜50重量部である。3重量部未満では
所望のPTC特性が得られず、 100重量部を超えて配合
すると室温で柔軟性がなくなってしまい、実用性がなく
なる。
【0012】本発明の(C) 成分を構成する導電性カーボ
ンブラックとしては、通常導電性ゴム組成物に常用され
ているものを使用し得る。例えばアセチレンブラック、
コンダクティブファーネスブラック(CF)、スーパー
コンダクティブファーネスブラック(SCF)、エクス
トラコンダクティブファーネスブラック(XCF)、コ
ンダクティブチャンネルブラック(CC)及び1500℃程
度の高温で熱処理されたファーネスブラック又はチャン
ネルブラック等を挙げることができる。アセチレンブラ
ックの具体例としては電化アセチレンブラック(電気化
学株式会社製)、シャウニガンアセチレンブラック(シ
ャウニガンケミカル株式会社製)等が、コンダクティブ
ファーネスブラックの具体例としてはコンチネックスC
F(コンチネンタルカーボン株式会社製)、バルカンC
(キャボット株式会社製)等が、スーパーコンダクティ
ブファーネスブラックの具体例としてはコンチネックス
SCF(コンチネンタルカーボン株式会社製)、バルカ
ンSC(キャボット株式会社製)等が、エクストラコン
ダクティブファーネスブラックの具体例としては旭HS
−500(旭カーボン株式会社製)、バルカンXC−7
2(キャボット株式会社製)等が、コンダクティブチャ
ンネルブラックとしてはコウラックスL(デグッサ株式
会社製)等が例示され、また、ファーネスブラックの一
種であるケッチェンブラックEC及びケッチェンブラッ
クEC−600JD(ケッチェンブラックインターナシ
ョナル株式会社製)を用いることもできる。(C) 成分で
ある導電性カーボンブラックの添加量は、(A) 成分 100
重量部に対して5〜100 重量部であり、特に10〜70重量
部とすることが好ましい。添加量が5重量部未満では所
望の導電性を得ることができない場合があり、100 重量
部を超えると硬化物の機械的強度が劣る場合が生じる場
合がある。(C) 成分は1種で用いてもよいし、もちろん
2種以上を混合して用いてもよい。
【0013】(D) 成分の硬化剤としては、ゴム弾性体を
得るための反応機構に応じて適宜選択されるものであ
る。その反応機構としては、(1) 有機過酸化物加硫剤に
よる架橋方法、(2) 縮合反応による方法、(3) 付加反応
による方法等が知られており、その反応機構によって、
(A) 成分と(D) 成分すなわち硬化用触媒もしくは架橋剤
との好ましい組合せ、並びに(D) 成分の量が決まること
は周知である。
【0014】以下、上記 (1)〜(3) の夫々の反応機構に
おける(A) オルガノポリシロキサンと、(D) 硬化剤とに
ついて説明する。先ず、上記(1) の架橋方法を適用する
場合においては、通常、(A) 成分のオルガノポリシロキ
サンとしては、1分子中のケイ素原子に結合した有機基
のうち、少なくとも2個がビニル、プロペニル、ブテニ
ル、ヘキセニルなどのアルケニル基であるオルガノポリ
シロキサンが用いられる。特に合成の容易さ、原料の入
手のし易さから、上記基の中でもビニル基が好ましい。
また、(D) 成分の硬化剤としては、ジクミルペルオキシ
ド、クミル−t−ブチルペルオキシド、2,5 −ジメチル
−2,5 −ジ−t−ブチルペルオキシヘキサン、ジ−t−
ブチルペルオキシド等の各種の有機過酸化物加硫剤が用
いられ、特に低い圧縮永久歪みを与えることから、ジク
ミルペルオキシド、クミル−t−ブチルペルオキシド、
2,5 −ジメチル−2,5 −ジ−t−ブチルペルオキシヘキ
サン、ジ−t−ブチルペルオキシドが好ましい。なお、
これらの有機過酸化物加硫剤は、1種または2種以上の
混合物として用いられる。(D) 成分の硬化剤である有機
過酸化物の配合量は、(A) 成分のオルガノポリシロキサ
ン100 重量部に対し0.05〜15重量部の範囲が好ましい。
有機過酸化物の配合量が0.05重量部未満では加硫が十分
に行われず、15重量部を超えて配合してもそれ以上の格
別な効果がないばかりか、得られた導電性シリコーンゴ
ムの物性に悪影響を与えることがあるからである。
【0015】また、上記(2) の縮合反応を適用する場合
においては、(A) 成分のオルガノポリシロキサンとして
は両末端に水酸基を有するオルガノポリシロキサンが用
いられる。(D) 成分の硬化剤としては、まず架橋剤とし
て、エチルシリケート、プロピルシリケート、メチルト
リメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、メチル
トリエトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、メチ
ルトリス(メトキシエトキシ)シラン、ビニルトリス
(メトキシエトキシ)シラン、メチルトリプロペノキシ
シラン等のアルコキシ型;メチルトリアセトキシシラ
ン、ビニルトリアセトキシシラン等のアセトキシ型;メ
チルトリ(アセトンオキシム)シラン、ビニルトリ(ア
セトンオキシム)シラン、メチルトリ(メチルエチルケ
トキシム)シラン、ビニルトリ(メチルエチルケトキシ
ム)シラン等、およびその部分加水分解物が例示され
る。また、ヘキサメチル−ビス(ジエチルアミノキシ)
シクロテトラシロキサン、テトラメチルジブチル−ビス
(ジエチルアミノキシ)シクロテトラシロキサン、ヘプ
タメチル(ジエチルアミノキシ)シクロテトラシロキサ
ン、ペンタメチル−トリス(ジエチルアミノキシ)シク
ロテトラシロキサン、ヘキサメチル−ビス(メチルエチ
ルアミノキシ)シクロテトラシロキサン、テトラメチル
−ビス(ジエチルアミノキシ)−モノ(メチルエチルア
ミノキシ)シクロテトラシロキサンのような環状シロキ
サン等も例示される。このように、架橋剤はシランやシ
ロキサン構造のいずれでもよく、またそのシロキサン構
造は直鎖状、分岐状および環状のいずれでもよい。さら
に、これらを使用する際には、1種類に限定される必要
はなく、2種以上の併用も可能である。また、(D) 成分
の硬化剤のうち、硬化用触媒としては、鉄オクトエー
ト、コバルトオクトエート、マンガンオクトエート、ス
ズナフテネート、スズカプリレート、スズオレエートの
ようなカルボン酸金属塩;ジメチルスズジオレエート、
ジメチルスズジラウレート、ジブチルスズジアセテー
ト、ジブチルスズジオクトエート、ジブチルスズジラウ
レート、ジブチルスズジオレエート、ジフェニルスズジ
アセテート、酸化ジブチルスズ、ジブチルスズジメトキ
シド、ジブチルビス(トリエトキシシロキシ)スズ、ジ
オクチルスズジラウレートのような有機スズ化合物が用
いられる。(D) 成分の硬化剤のうち、上記架橋剤の配合
量は(A) 成分のオルガノポリシロキサン 100重量部に対
し 0.1〜20重量部が好ましい。架橋剤の使用量が 0.1重
量部未満では、硬化後のゴムに充分な強度が得られず、
また20重量部を超えると得られるゴムが脆くなり、いず
れも実用に耐え難い。また、硬化用触媒の配合量は(A)
成分のオルガノポリシロキサン 100重量部に対し0.01〜
5重量部が好ましい。これより少ない量では硬化用触媒
として不十分であって、硬化に長時間を要し、また空気
との接触面から遠い内部での硬化が不良となる。他方、
これよりも多い場合には、保存安定性が低下してしま
う。より好ましい配合量の範囲としては、0.1 〜3重量
部である。
【0016】上記(3) の付加反応を適用する場合の(A)
成分のオルガノポリシロキサンとしては、上記(1) にお
けるオルガノポリシロキサンと同様なものが用いられ
る。また、(D) 成分の硬化剤としては、硬化用触媒とし
て、塩化白金酸、白金オレフィン錯体、白金ビニルシロ
キサン錯体、白金黒、白金トリフェニルホスフィン錯体
等の白金系触媒が用いられ、架橋剤として、ケイ素原子
に結合した水素原子が1分子中に少なくとも平均2個を
超える数を有するオルガノポリシロキサンが用いられ
る。(D) 成分の硬化剤のうち、硬化用触媒の配合量は、
(A) 成分のオルガノポリシロキサン100 重量部に対し白
金元素量で1〜1000ppm の範囲となる量が好ましい。硬
化用触媒の配合量が白金元素量として1ppm 未満では、
充分に硬化が進行せず、また1000ppm を超えても特に硬
化速度の向上等が期待できない。また、架橋剤の配合量
は、(A) 成分中のアルケニル基1個に対し、架橋剤中の
ケイ素原子に結合した水素原子が 0.5〜4.0 個となるよ
うな量が好ましく、さらに好ましくは1.0 〜3.0 個とな
るような量である。水素原子の量が 0.5個未満である場
合は、組成物の硬化が充分に進行せずに、硬化後の組成
物の硬さが低くなり、また水素原子の量が 4.0個を超え
ると硬化後の組成物の物理的性質と耐熱性が低下する。
【0017】なお、本発明の組成物には必要に応じて重
合度が 100以下の低分子量シロキサン、シラノール基含
有シラン、アルコキシ基含有シランなどの分散剤や酸化
鉄、酸化セリウム、オクチル酸鉄などの耐熱性向上剤、
白金化合物、酸化鉄、アゾ化合物、酸化チタンなどの難
燃剤、顔料など、また補強の面からフュームドシリカ、
湿式シリカ、表面を疎水化処理したフュームドシリカや
湿式シリカ、石英微粉末、けいそう土などの微粉末シリ
カ、ポリオルガノシルセスキオキサンを配合してもよ
く、更に組成物に加工性、成形性を付与する目的でイソ
パラフィン溶剤などの飽和脂肪族炭化水素、その他通常
のシリコーンゴム組成物に添加される他の添加剤を添加
することもできる。
【0018】本発明の組成物の製造方法としては、ニー
ダー、バンバリーミキサー、ミキシングロールなどの従
来から一般的に用いられている装置で配合、混練を行な
えば良いが、よりPTC特性を効果的に発生させ、さら
に成形品の導電性を安定化させるためには、(A) 成分、
(B) 成分及び(C) 成分を、(B) 成分の軟化点以上の温度
で混練し、その後混練を続けながら、(B) 成分の軟化点
以下の温度まで冷却し、次いで(D) 成分を添加すること
が好ましい。また、配合の順序には特に制限はなく、
(A) 成分、(B) 成分及び(C) 成分を室温で配合した後に
(B) 成分の軟化点以上の温度で混練しても良いし、昇温
後それぞれを配合、混練しても良い。また、高温での混
練後の冷却方法としては、放置して冷却してもかまわな
いがより安定した導電性を得るためには、混練を続けな
がら冷却をした方がポリマー中の樹脂の分散状態が良好
となるので好ましい。その後硬化剤を配合し、硬化剤の
硬化条件にしたがい成形品を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】本組成物を硬化して得られる成形品は、
PTC特性を有し、さらに平面上に成形した場合に面各
点における電気抵抗率が均一であるため、電気を通電さ
せ面状発熱体とした場合に、面全体が均一な温度とな
り、さらに、樹脂の軟化点近くで電気抵抗率が増大する
ため温度が高温になりすぎるのを防止することができ
る。更に、斯かる面状発熱体の表面に、1×10-3 cal/
cm・sec ℃以上の熱伝導性を有し、且つ体積抵抗率1×
1012Ωcm以上の電気絶縁性を有するシリコーンゴムを積
層することにより面状発熱体の温度分布をより均一にす
ることができる。又、斯かる面状発熱体の片面に、1×
10-3 cal/cm・sec ℃以上の熱伝導性を有し、且つ体積
抵抗率1×1012Ωcm以上の電気絶縁性を有するシリコー
ンゴムを積層し、もう片面、即ち加温の必要のない面に
は、 0.7×10-3 cal/cm・sec ℃以下の断熱性を有し、
体積抵抗率1×1012Ωcm以上の絶縁性を有するシリコー
ンゴムまたはシリコーンゴムスポンジを積層することに
より、加温効率の良い面状発熱体を得ることができる。
【0020】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に示すが、本発明は下記の実施例に制限されるもの
ではない。なお、以下の例において、部は重量部であ
る。 実施例1〜6、比較例1〜2 ジメチルシロキサン単位99.8モル%及びメチルビニルシ
ロキサン単位 0.2モル%とからなり、分子鎖両末端がジ
メチルビニルシリル基で封鎖された重合度6000のオ
ルガノポリシロキサン 100部に対して、表1〜3に
示したカーボンブラックを加圧ニーダーを用いて混練し
た後に 150℃に加熱して表1〜3に示したシリコーン樹
脂を45部配合して1時間混練を行なったのち、混練を続
けながら40℃まで冷却した。次いで、このシリコーンゴ
ムの硬化剤として、2,5 −ジメチル−2,5−ジ−t−ブ
チルパーオキシヘキサン 0.5部配合した後に、 170℃の
プレス加硫にて、厚さ1mmで30cm×10cmのゴムシートを
得た。その後 200℃のオーブンで4時間の後加硫を行な
った。このシリコーンゴムシートの6点の体積抵抗率を
測定し、最高値、最低値、平均値を記録した。この測定
を20℃、 100℃、 150℃にて行なった。また図1に示し
たように、ポリテトラフルオロエチレン製の厚さ1cmの
板の上に上記ゴムシートを置き、両端1cmに銅板の電極
を設置し、交流 100Vの電圧をかけ、1分、10分、30分
後の表面温度を6点測定し、最高値、最低値、平均値を
記録した。 実施例7 150℃での加熱混練を行なわなかった以外は実施例1と
同様にシートを作成し評価を行なった。 実施例8 150℃での加熱混練の後の冷却時に、混練を続けず静置
したまま冷却した以外は実施例1と同様にシートを作成
し評価を行なった。
【0021】実施例9 分子鎖末端がジメチルビニルシリル基で封鎖された重合
度 800のジメチルポリシロキサン 100部にアセチレンブ
ラック60部、実施例1で配合したシリコーンフェニルレ
ジン45部をニーダー中で混合した後に 150℃に昇温し1
時間混練し、混練を続けたまま40℃まで冷却した。この
組成物に分子鎖両末端がトリメチルシリル基で封鎖さ
れ、ジメチルシロキサン単位50%とメチルハイドロジェ
ンシロキサン単位50%からなる重合度20のメチルハイド
ロジェンポリシロキサン3部と、トリアリルイソシアヌ
レート1部、塩化白金酸 0.001部を配合し、混合した後
に実施例1と同様な方法でシートを作成し、評価を行な
った。 実施例10 分子鎖末端が、水酸基で封鎖された重合度 800のジメチ
ルポリシロキサン 100部にアセチレンブラック60部、実
施例1で配合したシリコーンフェニルレジン45部をニー
ダー中で混合した後に 150℃に昇温し1時間混練した
後、混練を続けたまま40℃まで冷却した。この組成物に
架橋剤としてメチルトリメトキシシラン1重量部、ジブ
チルスズジラウレート 0.5部配合し、混練した後に厚さ
1mmのアクリル板の間に組成物を流し込み、3日間放置
してシリコーンゴムシートを得た。このゴムシートにつ
いて実施例1と同様な方法で評価を行なった。 実施例11 実施例1で調製したシリコーンゴムシートの両面に、熱
伝導率1×10-3 Kcal/cm・sec ℃、体積抵抗率1×10
15Ωcmの熱伝導性シリコーンゴム(東芝シリコーン
(株)製、XE20−A7013)を 0.5mmの厚さで加
硫接着させ、実施例1と同様な方法で表面温度の測定を
行なった。 実施例12 実施例1で調製したシリコーンゴムシートの上面に実施
例11と同様な熱伝導性シリコーンゴムシートを加硫接着
させ、さらに下面に熱伝導率1×10-4Kcal/cm・sec
℃、体積抵抗率1×1015Ωcmになるように発泡させたシ
リコーンゴムシートを 2.0mmの厚さで加硫接着させた成
形品を作り、実施例1と同様な方法で表面温度の測定を
行なった。 実施例13 実施例1でシリコーン樹脂の配合量を20部にした以外は
同様にシートを作成し評価を行なった。これらの結果を
表1〜3に示す。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】実施例14 実施例1において、シリコーン樹脂45部のかわりに融点
を 118℃に持つ低密度ポリエチレンを20部用い、カーボ
ンブラック配合量を40部とし抵抗値測定温度を20℃、50
℃、80℃とした以外は同様にシートを作成し、評価を行
なった。 実施例15 実施例14において、低密度ポリエチレンのかわりに融度
を 100℃に持つ酢酸ビニル含有量が6%のエチレン酢酸
ビニル基重合体を用いた以外は同様にシートを作成し評
価を行なった。これらの結果を表4に示す。
【0026】比較例3 実施例14において低密度ポリエチレン20部を 120部に増
量したところ、組成物を 100℃以下に冷却した時にまと
まらなくなり硬化剤の配合が不可能であった。
【0027】
【表4】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は実施例で行なった表面温度測定試験の
試験状況を説明する図である。
【符号の説明】
1 シリコーンゴムシート 2 ポリテトラフルオロエチレン板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A) 下記一般式(1) で示されるオルガノポ
    リシロキサン 100 重量部に 【化1】 (但し、式中R1は同種又は異種の非置換又は置換1価炭
    化水素基、a は1.90〜2.05の正の正数である。) (B) 軟化点が30〜300 ℃の範囲にある樹脂 3〜100 重
    量部 (C) 導電性カーボンブラック 5〜100 重量部 (D) 触媒量の硬化剤 を配合してなることを特徴とする導電性シリコーンゴム
    組成物。
  2. 【請求項2】(B) 成分がシリコーン樹脂である請求項1
    記載の導電性シリコーンゴム組成物。
  3. 【請求項3】(B) 成分がフェニル基を有するシリコーン
    樹脂である請求項1記載の導電性シリコーンゴム組成
    物。
  4. 【請求項4】請求項1記載の組成物を製造する際に、
    (A) 成分、(B) 成分及び(C) 成分を、(B) 成分の軟化点
    以上の温度で混練し、その後混練を続けながら、(B) 成
    分の軟化点以下の温度まで冷却し、次いで(D) 成分を添
    加することを特徴とする、導電性シリコーンゴム組成物
    の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載の導電性シリコーンゴム組成
    物を硬化させることにより得られる面状発熱体。
  6. 【請求項6】請求項1記載の導電性シリコーンゴム組成
    物を硬化させることにより得られる面状発熱体の表面
    に、1×10-3 cal/cm・sec ℃以上の熱伝導性を有し、
    且つ体積抵抗率1×1012Ωcm以上の電気絶縁性を有する
    シリコーンゴムを積層したことを特徴とする面状発熱
    体。
  7. 【請求項7】請求項1記載の導電性シリコーンゴム組成
    物を硬化させることにより得られる面状発熱体の片面
    に、1×10-3 cal/cm・sec ℃以上の熱伝導性を有し、
    且つ体積抵抗率1×1012Ωcm以上の電気絶縁性を有する
    シリコーンゴムを積層し、もう片面に、 0.7×10-3 cal
    /cm・sec ℃以下の断熱性を有し、体積抵抗率1×1012
    Ωcm以上の絶縁性を有するシリコーンゴムまたはシリコ
    ーンゴムスポンジを積層したことを特徴とする面状発熱
    体。
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