JPH0724271Y2 - サンルーフのシェード装置 - Google Patents

サンルーフのシェード装置

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JPH0724271Y2
JPH0724271Y2 JP3443190U JP3443190U JPH0724271Y2 JP H0724271 Y2 JPH0724271 Y2 JP H0724271Y2 JP 3443190 U JP3443190 U JP 3443190U JP 3443190 U JP3443190 U JP 3443190U JP H0724271 Y2 JPH0724271 Y2 JP H0724271Y2
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JP
Japan
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shade
shade plate
handle member
handle
opening
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Application number
JP3443190U
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English (en)
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JPH03124914U (ja
Inventor
晃 桑原
Original Assignee
池田物産株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、ルーフ開口を車室内側で遮蔽するサンルーフ
のシェード装置に関する。
「従来の技術」 従来のサンルーフのシェード装置としては、例えば第5
図および第6図に示すようなものがある。
すなわち、自動車のルーフ開口1に図示省略したサンル
ーフが設けられ、ヘッドライニング2に開設された室内
開口3を開閉するシェード板4により、車室内側でルー
フ開口1を遮蔽するシェード装置が構成されている。
シェード板4の先端部には取手4aが設けられ、シェード
板4を開くときは取手4aを持って行なっている。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、このような従来のサンルーフのシェード
装置では、第6図に示すように、シェード板4を全開し
たとき、先端部が収納部に納まらず、取手4aより先に引
き残しがあり、その分だけルーフ開口1の有効な開口が
狭くなり、狭苦しく使用感を損ねるという問題点があっ
た。
単純にシェード板を収納部に全部押し込んでしまうと引
き出すときの手掛かりがなくなり、工夫を要する。
本考案は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、ルーフ開口いっぱいまでシェードを開くことが
できるようにしたサンルーフのシェード装置を提供する
ことを目的としている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とするところ
は、 ルーフ開口を車室内側で遮蔽するサンルーフのシェード
装置において、 シェード板をルーフ開口の下で摺動開閉可能に支持する
とともに、ルーフ開口を臨んで、シェード板を先端まで
収納できる程度の収納部を設け、 シェード板の先端部に取手部材の先端部を枢着して、該
取手部材の先端側が下方に回動可能に配設し、 常時はシェード板に沿うよう取手部材を保持するロック
機構を取手部材の後端部を臨んで設け、シェード板を全
開するとき、取手部材の先端部を中心にして後端部を下
方に回動し、回動して垂下した取手部材が前記収納部の
出入口縁に当る位置までシェード板を開くことができる
よう構成したことを特徴とするサンルーフのシェード装
置に存する。
「作用」 シェード板はルーフ開口の下で乗員の好みに応じて摺動
開閉される。全閉したときは、サンルーフ開口からの日
射が遮られ、また、全開したときは、外光がいっぱいに
取り入れられ、また、外気も取り入れられる。
常時はシェード板に沿っている取手部材に手を掛けて閉
じているシェード板を開くと、シェード板は後端から収
納部内に没入される。全開直前に取手部材が収納部の出
入口縁に干渉して開くことができなくなる。
そこで、ロック機構を解除し、先端部を中心にして取手
部材の後端部を下方に回動させると、シェード板はさら
に開くことができる。
取手部材が収納部の出入口縁に当る位置までシェード板
を開くと全開である。全開したとき、取手部材の厚さ分
だけの僅かな引き残しがでるが極めて僅かであり、ほと
んど引き残しは生じない。
全開しているシェード板を閉じるときは、下方に振れて
いる取手部材を持ってシェード板を収納部から引き出す
ようにする。ある程度引き出すと取手部材をシェード板
に沿わせることができるようになるので、先端部を中心
に取手部材を回動させ、ロック機構により取手部材の後
端部を係止し、シェード板に沿う状態を保持する。
平になった取手部材を持ってさらにシェード板を閉じれ
ば全閉してルーフ開口を遮蔽することができる。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示している。
第1図および第2図に示すように、自動車の車体10のル
ーフパネル11にルーフ開口12が開設され、ルーフ開口12
を外側から開閉するサンルーフ(図示省略)が設けられ
ている。
シェード装置20はルーフ開口12を車室内側で遮蔽するも
のである。
車体10の車室内側には、ルーフパネル11に沿ってヘッド
ライニング13が装着され、ルーフ開口12と重なる室内開
口14がヘッドライニング13に開設されている。
室内開口14の後方のヘッドライニング13とルーフパネル
11との間にルーフ開口12を臨む収納部15が形成されてい
る。収納部15は室内開口14の後縁を出入口縁16としてい
る。
シェード装置20は、室内開口14の側縁に沿設されたレー
ル(図示省略)に、シェード板21をルーフ開口12の下で
摺動開閉可能に支持して成る。
ルーフ開口12を臨んで設けられた前記収納部15は、シェ
ード板21を先端部23を残すことなく収納できる程度の広
さに設定されている。
シェード板21の側縁部には前記図示省略されたレールに
嵌合するスライダ(図示省略)が装着されている。
シェード板21の先端部23には取手収納開口22が開設さ
れ、取手収納開口22に納まるように取手部材30が装着さ
れている。
取手部材30は、先端部31が枢軸31aによりシェード板21
の先端部23の最先端に枢着され、取手部材30の後端側が
取手収納開口22から抜け出て下方に回動可能に配設され
ており、中央部に手掛陥入部32が形成されている。
取手部材30が取手収納開口22に納まってシェード板21に
沿っているときは手掛陥入部32の前縁32aまたは後縁32b
に手を掛けてシェード板21を開閉することになる。
取手部材30の後端部33を臨んで、常時はシェード板21に
沿うよう取手部材30を保持するロック機構35が設けられ
ている。
ロック機構35は、シェード板21を全開するとき、取手部
材30の先端部31を中心にして後端部33を下方に回動し、
回動して垂下した取手部材30が収納部15の出入口縁16に
当る位置までシェード板21を開くことができるようにす
るものである。
ロック機構35は、取手部材30の後端部33の嵌合孔34に装
着されたラッチ部材36と、シェード板21の取手収納開口
22に形成されたラッチ部材36が係合する突起22aとより
成る。
ラッチ部材36は係合フック36aと収納部15の出入口縁16
に当接する連動端36bとを有し、突起22aへの係合位置と
非係合位置との間に移動可能に嵌合孔34に嵌合し、常時
はばね37で係合方向に付勢されている。
シェード板21を開いたとき、連動端36bが収納部15の収
納口縁16に当接するとばね37の付勢力に抗してラッチ部
材36が移動し、係合フック36aが突起22aから外れ、取手
部材30の先端部31の枢軸31aを中心にして後端部33が下
方に回動するようになっている。
次に作用を説明する。
シェード装置20は、ルーフ開口12の下で乗員の好みに応
じてシェード板21を摺動開閉して利用される。シェード
板21を全閉したときは、サンルーフ開口12からの日射が
遮られ、また、全開したときは、外光がいっぱいに取り
入れられ、また、外気も取り入れられる。
閉じているシェード板21を開くときは、常時はシェード
板21に沿っている取手部材30の手掛陥入部32の後縁32b
に手を掛けて閉じているシェード板21を開くと、シェー
ド板21は後端から収納部15内に没入される。
全開直前に取手部材30の一部あるいは手掛陥入部32に掛
けている手が収納部15の出入口縁16に干渉して第1図
(a),第3図(a),第4図(a)に示すように、そ
れ以上開くことができなくなる。
そこで、ロック機構35を解除し、第3図(b),第4図
(b)に示すように、先端部31を中心にして取手部材30
の後端部33を下方に回動させると、シェード板21をさら
に開くことができる。
すなわち、第1図(a),第3図(a),第4図(a)
では、ロック機構35のラッチ部材36の連動端36bが収納
部15の収納口縁16に当接するとばね37の付勢力に抗して
ラッチ部材36が移動し、係合フック36aが突起22aから外
れ、取手部材30は先端部31の枢軸31aを中心にして後端
部33が下方に回動可能になる。
第1図(b),第3図(c),第4図(c)に示すよう
に、下方に垂下した取手部材30が収納部15の出入口縁16
に当る位置までシェード板21を開くと全開である。全開
したとき、取手部材30の厚さ分だけの僅かな引き残しが
でるが極めて僅かであり、ほとんど引き残しは生じな
い。
全開しているシェード板21を閉じるときは、下方に振れ
ている取手部材30の後端部33付近を持ってシェード板21
を収納部15から引き出すようにする。
ある程度引き出すと取手部材30をシェード板21に沿わせ
ることができるようになるので、先端部31の枢軸31aを
中心に取手部材30を回動させ、ロック機構35のラッチ部
材36の係合フック36aを取手収納開口22の突起22aに係合
させて取手部材30の後端部33を係止し、シェード板21に
沿う状態を保持する。
平になった取手部材30の手掛陥入部32の前縁32aに手を
掛けてさらにシェード板21を閉じれば全開してルーフ開
口を遮蔽することができる。
なお、前記実施例では、シェード板を開くとき収納部の
出入口縁に当接してロック機構がロック解除するものを
示したが、手動でロック解除するものであってもよいこ
とは言うまでもない。
「考案の効果」 本考案に係るサンルーフのシェード装置によれば、シェ
ード板を全開したとき、先端部までほとんど全部が収納
部に納まるようにしたから、ルーフ開口の有効な開口を
狭めることがなく、広々とした快適な使用感を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示しており、第1
図はシェード装置を装着した自動車の車体の要部縦断面
図であってシェード板が全開直前のもの、第2図は同じ
くシェード板を全開したもの、第3図はシェード装置の
各種状態を示す要部縦断面図、第4図はシェード装置を
車室内側から見たものでシェード板の各種状態を示す説
明図、第5図および第6図は従来例を示しており、第5
図はシェード板を全閉した状態のシェード装置を装着し
た自動車の車体の要部縦断面図、第6図はシェード板を
全開した状態のシェード装置を装着した自動車の車体の
要部縦断面図である。 10…車体、11…ルーフパネル 12…ルーフ開口、14…室内開口 15…収納部、16…出入口縁 20…シェード装置、21…シェード板 22…取手収納開口、23…先端部 30…取手部材、31…先端部 32…手掛陥入部、33…後端部 35…ロック機構、36…ラッチ部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルーフ開口を車室内側で遮蔽するサンルー
    フのシェード装置において、 シェード板をルーフ開口の下で摺動開閉可能に支持する
    とともに、ルーフ開口を臨んで、シェード板を先端まで
    収納できる程度の収納部を設け、 シェード板の先端部に取手部材の先端部を枢着して、該
    取手部材の後端側が下方に回動可能に配設し、 常時はシェード板に沿うよう取手部材を保持するロック
    機構を取手部材の後端部を臨んで設け、シェード板を全
    開するとき、取手部材の先端部を中心にして後端部を下
    方に回動し、回動して垂下した取手部材が前記収納部の
    出入口縁に当る位置までシェード板を開くことができる
    よう構成したことを特徴とするサンルーフのシェード装
    置。
JP3443190U 1990-03-30 1990-03-30 サンルーフのシェード装置 Expired - Lifetime JPH0724271Y2 (ja)

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JPH03124914U JPH03124914U (ja) 1991-12-18
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