JPH0724223Y2 - 柔軟材の定寸切断供給装置 - Google Patents

柔軟材の定寸切断供給装置

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JPH0724223Y2
JPH0724223Y2 JP1988020885U JP2088588U JPH0724223Y2 JP H0724223 Y2 JPH0724223 Y2 JP H0724223Y2 JP 1988020885 U JP1988020885 U JP 1988020885U JP 2088588 U JP2088588 U JP 2088588U JP H0724223 Y2 JPH0724223 Y2 JP H0724223Y2
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JP
Japan
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cutter
flexible material
cutting
cut
sponge material
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JP1988020885U
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勉 石橋
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、フェルト、スポンジ等の線状の柔軟材を、例
えばボールペン・リフィールの尾栓に使用されるスポン
ジ材のように、一定の寸法で切断し、これをボールペン
の組立装置に供給するような、柔軟材の定寸切断供給装
置に関する。
(従来の技術) ボールペン・リフィールの尾栓として使用されるスポン
ジは、第4図に示すような線状の細長のスポンジ材A
を、人力によって切断して定寸のスポンジ材A′として
いる。
このように、定寸で切断された定寸のスポンジ材A′
は、第5図に示すような供給装置によって、ボールペン
・リフィールの組立機Bに供給される。
この供給装置は、組立機Bの一側に取付けたベース1の
上にスライダーガイド2が固定されている。
このスライダーガイド2にはスポンジ材A′の高さbよ
りも低い深さaの溝2aが穿設され、スライダーガイド2
の上部に取付けられたスライダーガイド蓋3には、溝2a
の位置にcの深さの溝3aが穿設されている。
そして、前記の寸法はa+c>bなる関係になってい
る。
この溝2a内には、溝2aとの間にガタがなく、且つスムー
ズに摺動できるスライダー4が挿入されており、このス
ライダー4はベース1に取付けられたシリンダー5にジ
ョイント6で連結されている。
このシリンダー5が動作することによって、スライダー
4の先端は溝2a内をdの位置からeの位置まで移動す
る。
前記スライダーガイド蓋3には、スライダー4の先端の
dの位置から僅かにeの位置に片寄った場所に、上端に
パーツフィーダ7が設けられているシュート8が取付け
られて、このパーツフィーダ7にスポンジ材A′が収容
されるものである。
従って、パーツフィーダ7から順次送られるスポンジ材
A′は、シュート8内を落下して、その先端が溝2aに到
達する。
この状態でシリンダー5が動作すると、スライダー4の
高さaがスポンジ材A′の高さbよりも低いので、最下
端のスポンジ材A′のみがスライダー4の先端に送ら
れ、溝2a、3aの間に入り込む。
この溝2a、3aの高さa+cは、スポンジ材A′の高さb
より高いので、スポンジ材A′はスムーズにスライダー
4に押され、スライダー4の先端はeの位置に到達する
ので、スポンジ材A′は組立機Bに供送されることとな
る。
(考案が解決しようとする問題点) このように、従来は線状のスポンジ状Aを定寸に切断す
るには、人手によっていたので、その作業コストは高い
ものとなる。
又、人手によらなくとも、供給装置には切断装置がない
ために、供給装置と別に定寸切断機を作らねばならず、
この定寸切断機から供給装置まで切断されたスポンジ材
A′を人手で運搬しなければならなかった。
又、この供給装置においては、切断されたスポンジ材
A′が軽量であるために、シュート8内で引っ掛かった
場合、フィーダ7によるスポンジ材A′に対する押す力
は弱く、且つスポンジ材A′が圧縮され易いため、引っ
掛かったままとなり、組立機や供給装置を止めて、スポ
ンジ材A′を押してやることが必要となる。
又、スポンジ材A′がスライダー4に引っ掛かってスラ
イダー4から離れず、次のスポンジ材A′が供給されな
いようなこともある。
そのため、供給装置や組立機の稼働率が低いものとなる
け欠点があった。
(考案の目的) 本考案は、従来の柔軟材の定寸切断と、その供給におけ
る前述の問題点を解決するためのもので、柔軟材を線状
のまま強制的に給送することで、途中での引っ掛かりを
防止し、これを定寸に切断した後は、これを空気流で移
送することにより、途中での引っ掛かりを防止し、切断
した柔軟材の運搬の手数を要せず、稼働率の高い柔軟材
の定寸切断供給装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の柔軟材の定寸切断
供給装置は、フェルト、スポンジ状の線状の柔軟材を一
定の寸法づつ給送する給送手段と、該給送手段により給
送された柔軟材を、先端から給送された長さの位置で切
断する切断手段と、該切断手段で切断された柔軟材に向
って空気を吹付け、これを組立装置に向って吹き飛ばす
移送手段とを備えた柔軟材を定寸切断供給装置におい
て、その切断手段としてのカッター11をカッターガイド
12の溝12aに対し摺動自在になすと共にそのカッター11
の内部に移送手段としての圧縮空気源と通じる貫通孔11
aを設けて、カッター11で定寸に切断した柔軟材を溝12a
の内部でそのままカッター11により前方へ所要距離だけ
押送しながら且つ貫通孔11aから圧縮空気を前方へ噴出
させて柔軟材に吹きつけるようにした構成とするもので
ある。
(考案の実施例) 次に、本考案の実施の一例を第1図〜第3図について説
明する。
10は組立機Bの一側に取付けられたベースで、その上に
はカッター11がスライドする溝12aを有するカッターガ
イド12が取付けられている。
この溝12aに挿入されて、その内部を摺動し、カッター
ガイド12の上面に取付けられたガイド蓋13との間で線状
のスポンジ材Aを切断するカッター11は、その中心部に
貫通孔11aが穿設され、これには継手26によって圧縮空
気源が接続されている。
又、カッター11はベース10に取付けられたシリンダー14
にジョイント15によって連結され、シリンダー14の動作
によって溝12a内をスライドする。
更に、ガイド蓋13には線状のスポンジ材Aが通過する導
入孔13aが穿設され、その上部には、その間で線状のス
ポンジ材Aを挟み込む2本の送りギア16がベース10に軸
承されており、この2本の送りギア16はスポンジ材Aを
かみ切らない程度のすき間(ピッチ円直径が0.5mm程度
離れて歯先円がかろうじて交叉する程度)をもって噛合
している。
前記、送りギア16の軸承17に隣接してワンウェイクラッ
チ18が設けられており、そのために送りギア16は第1図
の矢印の方向にのみ回転する。
一方の送りギア16と同軸的に平歯車19が設けられ、この
平歯車19の回転は、ワンウェイクラッチ18によって、前
記矢印の方向のみの回転が送りギア16に伝達される。
この平歯車19に噛合するラック20は、ベース10に取付け
られたシリンダー21に継手22で取付けられ、シリンダー
2の動作によって平歯車19は往復回転する。
そして、平歯車19の回転角度は、ベース10に取付けられ
たストッパー台23に螺合しているボルト24の先端に、ラ
ック20が当ることによって決定される。
且つ、この回転角度は、ボルト24のストッパー台23から
の突出量を変化させることにより、ラック20の移動量を
変え、変化させることができるものである。
更に、送りギア16間の上部には、線状のスポンジ材Aが
通過するガイドパイプ25が設けられているものである。
尚、ガイド蓋13には、切断されたスポンジ材A′が通過
し易いように逃げ13bを設けておくものである。
(作用) この柔軟材の定寸切断供給装置は、ガイドパイプ25に線
状のスポンジ材Aを挿通し、送りギア16間で挟んだ後、
ガイド蓋13の下端にまで送り込んでおく。
この状態で、シリンダ21を動作させると、ラック20が左
右に移動し、これに噛合する平歯車19を第1図の左側の
矢印の方向に回転させる。
この平歯車19の回転は、ワンウェイクラッチ18によって
送りギア16に伝達され、その間に挟まれている線状のス
ポンジ材Aは、その回転角度に応じた寸法だけ下方に向
って送られる。
この送り寸法は、ラック20の移動量が一定であるため、
一定寸法となるものであるが、ボルト24の調節によって
ラック20の移動量を変えることにより、送り寸法を変え
ることができる。
斯くして線状のスポンジ材Aを一定寸法送った後、シリ
ンダー21は逆方向に動作するが、ラック20による平歯車
19の逆方向への回転は、ワンウェイクラッチ18によって
送りギア16には伝達されず、従って線状のスポンジ材A
は送られた状態で停止している。
次に、シリンダー14が動作してカッター11を第1図の右
方に送るため、カッター11の上面が刃となって、ガイド
蓋13との間で、前述のようにして送られた寸法で、線状
のスポンジ材Aを切断する。
そして、カッター11は、第1図のf点からg点まで移動
するので、その先端により切断されたスポンジ材A′を
その点まで押送するが、これと同時に貫通孔11aから圧
縮空気を噴出する。
この噴出によって、切断されたスポンジ材A′は吹き飛
ばされ、溝12aやカッター11に引っ掛かることなく、確
実に組立機Bに給送されるものである。
以上の実施例は、線状のスポンジ材Aの切断供給につい
て説明したが、この他にフェルト、其の他の線状、或い
は面状の細長の柔軟材の定寸切断供給に使用できるもの
である。
(考案の効果) 本考案は叙上のように、ボールペン・リフィールの尾栓
用のスポンジ等のような柔軟材を一定の寸法に切断し、
これをボールペンの組立機等に供給する工程が全自動的
に行える。
そのため、切断のための人手、又は独立した切断機、或
いは切断機から供給装置への切断された柔軟材の運搬等
の必要がなくなり、設備や工数の簡略化を図ることがで
きる。
又、切断前の柔軟材は給送手段で強制的に送られ、切断
された柔軟材は空気で吹き飛ばすために途中で引っ掛か
ることがなく、その引っ掛かりを取るため機械を止める
必要がなくなるから、装置全体の稼働率を高めることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図は同上の平
面図、第3図は同上の斜視図、第4図は従来の線状の柔
軟材の切断を示す斜視図、第5図は従来の供給装置の側
面図である。 A……線状のスポンジ材、A′……切断されたスポンジ
材、B……組立機、11……カッター、11a……貫通孔、1
2……カッターガイド、13……ガイド蓋、14……シリン
ダー、16……送りギア、18……ワンウェイクラッチ、19
……平歯車、20……ラック、21……シリンダー、23……
ストッパー台、24……ボルト、25……ガイドパイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フェルト、スポンジ等の線状の柔軟材を一
    定の寸法づつ給送する給送手段と、該給送手段により給
    送された柔軟材を、先端から給送された長さの位置で切
    断する切断手段と、該切断手段で切断された柔軟材に向
    って空気を吹付け、これを組立装置に向って吹き飛ばす
    移送手段とを備えた柔軟材の定寸切断供給装置におい
    て、その切断手段としてのカッター11をカッターガイド
    12の溝12aに対し摺動自在になすと共にそのカッター11
    の内部に移送手段としての圧縮空気源と通じる貫通孔11
    aを設けて、カッター11で定寸に切断した柔軟材を溝12a
    の内部でそのままカッター11により前方へ所要距離だけ
    押送しながら且つ貫通孔11aから圧縮空気を前方へ噴出
    させて柔軟材に吹きつけるようにした柔軟材の定寸切断
    供給装置。
JP1988020885U 1988-02-19 1988-02-19 柔軟材の定寸切断供給装置 Expired - Lifetime JPH0724223Y2 (ja)

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JP1988020885U JPH0724223Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 柔軟材の定寸切断供給装置

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JPH01125193U JPH01125193U (ja) 1989-08-25
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JPS528583A (en) * 1975-07-10 1977-01-22 Kanebo Ltd Device and method for continuous cutting and injection of glass fiber
JPS5246392U (ja) * 1975-09-30 1977-04-01
JPS59169798A (ja) * 1983-03-14 1984-09-25 松下電器産業株式会社 棒状切断品の排出機構

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