JPH07241669A - 肉盛溶接装置 - Google Patents

肉盛溶接装置

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JPH07241669A
JPH07241669A JP6036191A JP3619194A JPH07241669A JP H07241669 A JPH07241669 A JP H07241669A JP 6036191 A JP6036191 A JP 6036191A JP 3619194 A JP3619194 A JP 3619194A JP H07241669 A JPH07241669 A JP H07241669A
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JP
Japan
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welding
valve
cover
overlay
welding torch
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JP6036191A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Miyata
博志 宮田
Yoshio Chiba
良夫 千葉
Minoru Nakane
実 中根
Tsutomu Oka
勉 岡
Osami Noguchi
修身 野口
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関の給気弁あるいは排気弁用のバルブ
等のワークへの異種材料の肉盛溶接を、安定した品質に
て行なう。 【構成】 アルゴンガス等の不活性ガスの雰囲気中に
て、紛体状の溶接材料を噴射するとともに、この噴射し
た溶接材料を溶融して素材バルブAのバルブヘッド2へ
吹き付けて、このバルブヘッド2へ肉盛溶接を行なう溶
接トーチ11の先端部近傍に、一部が透光性を有する透
光部とされた遮光性を有するカバー12を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関の給気弁又
は排気弁用バルブのバルブヘッドに異種材料を肉盛溶接
するための肉盛溶接装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、内燃機関の給気弁や排気
弁のバルブヘッドは、バルブシートと高速で当接が繰り
返されるので、バルブヘッドには高い耐摩耗性が要求さ
れる。このため、図10に示すように、バルブ1のバル
ブヘッド2に耐摩耗性の高い材料(例えばCo-Cr-W-C系
合金)をプラズマトーチ等の溶接トーチを用いて肉盛溶
接し、その後、肉盛溶接部3に研磨加工等の機械加工を
施して所望の形状としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記溶接ト
ーチは、アルゴンガス等の不活性ガスを噴霧し、この不
活性ガスの雰囲気中にて溶接するものであるが、特に、
夏場、工場内に設置した扇風機、エアコン等によって生
じる気流によって、溶接箇所の不活性ガスが流出した
り、溶接トーチから噴射されるプラズマ炎が振れてしま
い、周囲の空気によって肉盛溶接部3が酸化してブロー
ホール等の欠陥が生じ、製品の品質が低下してしまうと
いう問題があった。また、この溶接トーチを用いてバル
ブヘッド2へ肉盛溶接を行なう場合、その溶接箇所にお
いて、極めて輝度の高い光が発生するため、バルブヘッ
ド2への肉盛溶接の状況を確認することが困難であると
いう問題があった。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、安定した品質にて肉盛溶接を行なうことが可能な
肉盛溶接装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の肉盛溶接装置は、内燃機関の給気弁
または排気弁用バルブ等のワークに異種材料を肉盛溶接
するための肉盛溶接装置であって、前記ワークへ不活性
ガスを噴出させながら前記不活性ガスの雰囲気中にて肉
盛溶接を行なう溶接トーチと、該溶接トーチの先端部に
取り付けられて、溶接トーチによる肉盛溶接箇所近傍を
覆うカバーとを備えてなることを特徴としている。
【0006】また、請求項2記載の肉盛溶接装置は、請
求項1記載の肉盛溶接装置において、前記カバーが、僅
かに透光性を有する材料から形成されてなることを特徴
としている。さらに、請求項3記載の肉盛溶接装置は、
請求項1記載の肉盛溶接装置において、前記カバーが、
遮光性を有する材料から形成されてなり、かつ該カバー
の一部が、僅かに透光性を有する透光部とされてなるこ
とを特徴としている。また、請求項4記載の肉盛溶接装
置は、請求項1、請求項2または請求項3記載の肉盛溶
接装置において、前記カバーが、前記ワークを保持する
台座側の端部が開口部とされ、該開口部には、切り欠き
部が形成されてなることを特徴としている。
【0007】また、請求項5記載の肉盛溶接装置は、請
求項1、請求項2または請求項3記載の肉盛溶接装置に
おいて、前記カバーが、前記ワークを保持する台座側の
端部が矩形状の開口部とされ、前記台座は、前記開口部
の対角寸法よりも僅かに小径の円形に形成されてなるこ
とを特徴としている。また、請求項6記載の肉盛溶接装
置は、請求項1、請求項2または請求項3記載の肉盛溶
接装置において、前記カバーが、前記ワークを保持する
台座側の端部が円形の開口部とされ、前記台座は、前記
開口部の径よりも僅かに大きな対角寸法の矩形状に形成
されてなることを特徴としている。
【0008】
【作用】そして、請求項1記載の肉盛溶接装置によれ
ば、溶接トーチによる肉盛溶接箇所近傍がカバーによっ
て覆われているので、この溶接箇所における不活性ガス
の過剰な流出が防止され、良好な肉盛溶接が行なわれ
る。また、請求項2記載の肉盛溶接装置によれば、カバ
ーが僅かに透光性を有する材料から形成されているの
で、輝度の高い光が発生する溶接トーチによる肉盛溶接
箇所を目視にて確認することができる。
【0009】さらに、請求項3記載の肉盛溶接装置によ
れば、カバーが遮光性を有する材料から形成されている
ので、輝度の高い光が発生する溶接トーチによる肉盛溶
接箇所を目視した際の危険性が低減される。また、カバ
ーの一部に設けられた透光部から肉盛溶接箇所を目視に
て確認することができる。また、請求項4記載の肉盛溶
接装置によれば、カバーの下端部に形成された切り欠き
部から、溶接トーチから噴射された不活性ガスが適度に
流出される。
【0010】さらに、請求項5記載の肉盛溶接装置によ
れば、矩形状のカバーの開口部と円形の台座との間に隙
間が形成され、この隙間から、溶接トーチから噴射され
た不活性ガスが適度に流出される。また、請求項6記載
の肉盛溶接装置によれば、円形のカバーの開口部と矩形
状の台座との間に隙間が形成され、この隙間から、溶接
トーチから噴射された不活性ガスが適度に流出される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の肉盛溶接装置の実施例を図に
よって説明する。図1及び図2に示すように、この肉盛
溶接装置の溶接トーチ11には、その先端部近傍に、カ
バー12が取り付けられている。このカバー12は、例
えば、板材を箱状に組み合わせたもので、このカバー1
2を構成する底部13には、溶接トーチ11が挿通可能
な取り付け孔14が形成されている。また、このカバー
12の端面側は開口しており、この開口部15は、肉盛
溶接が行なわれる素材バルブ(ワーク)Aを保持する、
後述する回転台85に設けられた台座16と略平行にな
るように、所定の角度に形成されている。カバー12
は、遮光性を有する板材を組み合わせたもので、その一
側面は、僅かに透光性を有する透光部とされている。な
お、このカバー12を構成する板材としては、例えば、
アクリル板等が使用可能である。
【0012】また、溶接トーチ11には、カバー12の
底部14を挟んで、一対の固定具17が取り付けられて
おり、これら固定具17によって、カバー12の底部1
4が挟持された状態に、カバー12が溶接トーチ11の
先端部近傍に支持されている。これら固定具17は、溶
接トーチ11の先端部の径と略同一径の円弧状に形成さ
れた凹部(図示略)を有する一対の固定部材18からな
るもので、この凹部を溶接トーチ11へ当接させながら
それぞれの固定部材18同士を突き合わせ、さらに、一
方側の固定部材18aに形成された孔部19からボルト
20を挿通させ、他方側の固定部材18bに形成された
ねじ孔21へねじ込んで締め付けることにより、これら
固定部材18a、18bが締結され、溶接トーチ11に
固定されるようになっている。また、このカバー12に
は、溝部22が形成されており(図2参照)、この溝部
22内に、台座16に保持された素材バルブAのバルブ
ステムが挿通されるようになっている。
【0013】次に、上記のようにカバー12が取り付け
られた溶接トーチ11を有する肉盛溶接装置の構成及び
構造を説明する。図3に示すように、この肉盛溶接装置
は、肉盛溶接が施される素材バルブAが貯蔵される素材
バルブストック手段30と、素材バルブAのバルブヘッ
ド2に肉盛溶接を行なう溶接手段40と、この溶接手段
40の溶接トーチ11に素材バルブAのバルブヘッド2
が対向するように素材バルブAを斜めに保持するととも
に軸線を中心として回転させる素材バルブ保持手段50
と、前記溶接手段40により肉盛溶接がされた製品バル
ブBを貯蔵する製品バルブストック手段70と、前記素
材バルブストック手段30から前記素材バルブ保持手段
50に向けて素材バルブAを搬送するとともに、製品バ
ルブBを素材バルブ保持手段50から前記製品バルブス
トック手段70に向けて搬送するバルブ搬送手段80と
を備えている。
【0014】前記素材バルブ保持手段50は、素材バル
ブAのバルブヘッド2の端面が当接される回転テーブル
手段51と、この回転テーブル手段51の斜め上方向に
離間して設けられ、素材バルブAのバルブステムを上方
から押圧して前記回転テーブル手段51との間に素材バ
ルブAを着脱自在に保持させるバルブ着脱手段52と、
素材バルブAを前記回転テーブル手段51の回転軸とほ
ぼ同軸に位置決めして取り付けるバルブ取付位置決め手
段53とを備えている。
【0015】前記バルブ取付位置決め手段53は、素材
バルブAのバルブステムの側面を当接して素材バルブA
を斜めに支持するV字状溝が先端に形成された支持部材
54と、この支持部材54を素材バルブAの軸線方向に
移動させる軸方向移動手段(例えば、エアーシリンダー
等)55と、前記支持部材54を素材バルブAの径方向
に移動させる径方向移動手段(例えば、エアーシリンダ
ー等)56とを備えている。なお、前記支持部材54
は、径方向移動手段56の進退部材(例えば、ピストン
ロッド等)に一体に固定されており、径方向移動手段5
6は、軸方向移動手段55の進退部材(例えば、ピスト
ンロッド等)に一体的に取り付けられている。そして、
軸方向移動手段55の進退部材を進退させると支持部材
54が径方向移動手段56と一緒に素材バルブAの軸線
方向に移動するようになっている。
【0016】また、バルブ搬送手段80は、固定側81
の一点87を中心として前記素材バルブストック手段3
0から素材バルブ保持手段50に向け、さらに前記素材
バルブ保持手段50から製品バルブストック手段70に
向け、さらに前記製品バルブストック手段70から素材
バルブストック手段30に向けて、移動可能に取り付け
られた揺動アーム手段83と、この揺動アーム手段83
の先端側に回転自在に取り付けられた回転部材84と、
この回転部材84の外周部の回転部材84の回転軸をは
さんだ2位置に取り付けられ、素材バルブA又は製品バ
ルブBのバルブステムを側面から挟持する2個のチャッ
ク手段85、86とを備えている。
【0017】前記固定側81には、水平面内で旋回自在
な旋回台87が取り付けられており、この旋回台87の
上部に前記揺動アーム手段83の一端が連結されてい
る。この揺動アーム手段83は、前記旋回台87に揺動
自在に連結された第1のアーム部材83aと、この第1
のアーム部材83aの先端に揺動自在に連結された第2
のアーム部材83bとを備えており、これらのアーム部
材83a、83bは相互に独立してその揺動角度を変更
することができるようになっている。また、前記第2の
アーム部材83bの先端には、モータ88が第2のアー
ム部材83bとの相対角度を変更することができるよう
に取り付けられ、さらに、モータ88の回転軸には前記
回転部材84が固定されている。
【0018】前記チャック手段85、86は、回転軸8
4の回転方向に並んで2個のシリンダ89を配置し、こ
れらのシリンダ89のピストンロッド89aの、各々に
バルブステムに当接する当接部材を取り付けて構成され
たものである。前記素材バルブストック手段30は、素
材バルブAを1本ずつ整列させて搬送する整列供給手段
(例えば、パーツフィーダ)11を備えている。前記溶
接手段40は、鉛直方向に立設されたガイド柱41と、
このガイド柱41に鉛直方向に移動可能に取り付けられ
た移動台42と、この移動台42上に水平方向に移動可
能に取り付けられた移動台43と、この移動台43の下
端に固定されたブラケット44と、このブラケット44
の先端に鉛直方向を向けて取り付けられた前記溶接トー
チ11と、この溶接トーチ11に粉体状となった溶接材
料を供給する粉体供給手段46とを備えている。なお、
移動台42、43を鉛直方向及び水平方向に移動させる
ことにより、前記溶接トーチ11の位置を調節すること
ができるようになっている。
【0019】また、溶接トーチ11は、図5に示すよう
に、二重管状をしており、流路45b内を紛体状の溶接
材料が圧送され、流路45a内をシールドガスとしての
アルゴンガス等の不活性ガスが噴出されるようになって
いる。また、この溶接トーチ11の中心には、電極45
dが設けられており、この電極45dの外周側の流路4
5gからプラズマガスとしてのアルゴンガス等の不活性
ガスが噴出されるようになっている。また、この溶接ト
ーチ11の先端部には、銅製のチップ45cが設けられ
ており、図6に示すように、このチップ45cの中心に
は、前記電極45dが挿通される貫通孔45eが形成さ
れている。また、このチップ45cの周縁側には、紛体
の溶接材料が噴射される貫通孔45fが形成されてい
る。
【0020】そして、この溶接トーチ11によれば、貫
通孔45fから噴射される溶接材料に、電極45dによ
って溶接電流を与えて溶融させることにより、この溶融
させた溶接材料がアルゴンガスの雰囲気中にてバルブヘ
ッド2へ吹き付けられるようになっている。なお、チッ
プ45cの貫通孔45fは、溶接材料の噴射によってそ
の口径が大きくなるので、所定時間使用した後に、チッ
プ45cを新品のものと交換する。
【0021】また、回転テーブル手段51は、前記ガイ
ド柱41に支持部57aにより回転自在に保持された揺
動ブロック57と、この揺動ブロック57に回転自在に
取り付けられた回転台58と、揺動ブロック57に固定
され、その回転軸が回転台58とベルトで連結されたモ
ータ59とを備えている。前記バルブ着脱手段52は、
前記回転台58と同軸上に配置され、中心にバルブステ
ムが挿入されるチャック部61が形成された進退ブロッ
ク62と、前記揺動ブロック57に支持され前記進退ブ
ロック62を回転台58と同軸に進退させるシリンダー
63とを備えている。前記製品ストック手段70は、下
面に車輪72が取り付けられた台車71と、この台車7
1上に載置された、上方が開口されたボックス型のパレ
ット73と、一定数毎に製品バルブBのサンプルを取り
出すためのサンプリングシュート74とを備えている。
【0022】また、素材バルブ保持手段50の回転テー
ブル58の近傍には、回転テーブル58の上面を研磨す
るバルブ取付面研磨装置(図示せず)が、回転テーブル
58に接する位置と回転テーブル58から離れた位置と
に移動可能に設けられている。このバルブ取付面研磨装
置は、溶接ビードの付着したバルブ取付面を平坦化する
ために設けられたものである。
【0023】なお、図中の90はバルブ搬送手段80の
動作(例えば、チャック手段85、86による把持位
置、素材バルブ保持手段50への供給位置、製品ストッ
ク手段70への排出位置、各動作間の待機時間、サンプ
リングのタイミングやサンプリング個数等)を制御する
バルブ搬送手段制御手段であり、91は溶接手段40や
素材バルブ保持手段50に冷却水を循環させる冷却水循
環手段であり、92は溶接手段40に電力を供給する溶
接電源装置であり、93は溶接手段40の溶接トーチ1
1の位置やプラズマガス条件等の溶接条件、紛体供給手
段46による紛体供給条件、素材バルブ保持手段50に
よる素材バルブAの回転条件等を制御する総合制御手段
であり、94はバルブ搬送手段制御手段90、冷却水循
環手段91や溶接電源装置92及び総合制御手段93に
指令を発するための操作盤である。この操作盤94には
各種の情報を表示するディスプレー94a、溶接電源装
置92の電流値や紛体供給手段46の供給量や回転テー
ブル58の回転速度を連続的に変更するためのボリュー
ムつまみ94b等が設けられている。
【0024】次に、本実施例の肉盛溶接装置の作用につ
いて説明する。まず、肉盛溶接がされるバルブの形状、
材質やバルブに肉盛される材料等を操作盤94から入力
する。これにより、バルブ毎に設定された複数の動作プ
ログラムから肉盛溶接すべきバルブに最適な動作プログ
ラムが選択される。この動作プログラムによって、例え
ば、バルブ搬送手段80の動作(例えば、チャック手段
85、86による把持位置、素材バルブ保持手段50へ
の供給位置、製品ストック手段70への排出位置、各動
作間の待機時間、サンプリングのタイミングやサンプリ
ング個数等)、溶接手段40の溶接トーチ11の位置や
プラズマガス条件等の溶接条件、紛体供給手段46によ
る紛体供給条件、素材バルブ保持手段50による素材バ
ルブAの回転条件等が設定される。なお、操作盤94の
ディスプレー94aの表示や実際の溶接状況の目視検査
等により、ボリュームつまみ94bにより溶接電源装置
92の電流値や紛体供給手段46の供給量や回転テーブ
ル58の回転速度を連続的に変更させてもよい。
【0025】以下、選択された動作プログラムにより以
下に述べるような一連の動作が自動的に行なわれる。し
たがって、各種の形状や材料の複数種のバルブに肉盛溶
接を行なう場合でも、各種の条件を設定せずにあらかじ
め設定された動作プログラムを選択するといった簡単な
動作で済み、段取り作業を簡単に行なうことができる。
即ち、図3中の2点鎖線で示すように、固定側81上の
旋回台87を素材バルブストック手段30側に旋回させ
るとともに、揺動アーム手段83を一点87を中心とし
て揺動させて、かつ、揺動アーム手段83の先端に取り
付けられた回転部材84を回転させ、チャック手段85
を同じく素材バルブストック手段30側に向ける。そし
て、整列供給手段31を運転して素材バルブAを順次整
列して供給するとともに、供給された素材バルブAのバ
ルブステムをチャック手段85により側面から挟持して
保持する。この挟持位置はバルブの形状(長さや太さ
等)に応じて適切な位置となるように動作プログラムに
より設定されている。
【0026】次に、図3中の実線で示すように、旋回台
87を素材バルブ保持手段50側に旋回させるととも
に、揺動アーム手段83を同じく素材バルブ保持手段5
0側に向けて揺動させる。この際、回転部材84を第2
のアーム部材83bに対して回転させて、チャック手段
85により把持された素材バルブAが素材バルブ保持手
段50に対して回転部材84の回転軸を挟んだ位置にな
るようにする。次に、モータ88を回転させて回転部材
84を180°回転させて、チャック手段85により挟
持された素材バルブAを素材バルブ保持手段50の回転
テーブル58と進退ブロック62との間に位置させる。
【0027】次に、軸方向移動手段55を素材バルブA
の軸線方向に移動させて支持部材54の先端部が所定の
位置になったらその移動を停止する。なお、この停止位
置は、バルブの重心位置に対応して設定されており、バ
ルブの形状に応じて動作プログラムによってあらかじめ
設定されている。次に径方向移動手段56を素材バルブ
Aの径方向に近接させて支持部材54の先端部を素材バ
ルブAのバルブステムの外面に当接させる。この後、チ
ャック手段85による挟持を解除して、揺動アーム手段
83を若干素材Aから離間するように移動させる。これ
により、チャック手段85による素材バルブAの保持が
解除されて、前記支持部材54により素材バルブAが斜
めになった状態で保持される。この後、さらに径方向移
動手段56を素材バルブAの径方向に移動させて支持部
材54により素材バルブAを回転テーブル58の径方向
に移動させて、素材バルブAの軸心と回転テーブル58
の回転軸とが同軸になるようにする。この径方向移動手
段56の移動量も前記動作プログラムにより予め設定さ
れている。
【0028】ここで、揺動アーム手段83により軸心の
調整を行なった場合には、揺動といった動きの特質から
円弧状に動いて軸心の調整がやり難かったが、軸方向移
動手段55と径方向移動手段56とを備えたバルブ取付
位置決め手段53を用いているので、素材バルブAの軸
心と回転テーブル58の回転軸とが高精度で同軸になる
ようにすることができ、後述するようにバルブヘッド2
に肉盛溶接を施した場合において周方向に均一な厚さの
高品質の肉盛溶接部3を形成することができる。
【0029】次に、シリンダー63を伸長駆動して進退
ブロック62を回転テーブル58側に前進させる。これ
により、進退ブロック62の中央部に形成されたチャッ
ク部61内に素材バルブAのバルブステム上部が挿入さ
れ、このチャック部61の底部と回転テーブル58の台
座16との間に素材バルブAが押圧保持される。そし
て、径方向移動手段56を縮小駆動して支持部材54を
素材バルブAの外面から退避させ、次いで、モータ59
を回転駆動することにより回転テーブル58を回転させ
ると、素材バルブAが回転テーブル58と一緒に回転し
始める。
【0030】前記素材バルブAの素材バルブ保持手段5
0への取り付けと並行してあるいはその前後で、移動台
42をガイド柱41に沿って移動させるとともに移動台
43を水平方向に移動させる。これにより、移動台43
に固定された溶接トーチ11が所定の位置に移動させら
れて、素材バルブ保持手段50に保持された(または保
持される)素材バルブAのバルブヘッドに上方から対向
する位置に配置される。この場合の移動台42、43の
移動量も、前記動作プログラムにより、素材バルブAの
形状等に応じて予め設定されている。
【0031】そして、紛体供給手段46を駆動して前記
溶接トーチ11に一定重量の溶接材料を供給し、溶接ト
ーチ11から溶接材料を噴射させつつ電極45dにより
高電圧を加えて溶接材料を溶融させて、素材バルブAの
バルブヘッドに向けて噴射させる。ここで、素材バルブ
Aは素材バルブ保持手段50により斜めに支持されて回
転させられるので、溶接材料が外方へ流れ出ることがな
くバルブヘッド2の周方向に均一に溶接材料が肉盛され
る。したがって、均質でばらつきの少ない高品質の肉盛
溶接部3を形成させることができる。
【0032】さらに、本実施例の肉盛溶接装置を構成す
る溶接トーチ11には、その先端部にカバー12が取り
付けられているので、この溶接トーチ11による素材バ
ルブAへの肉盛溶接時に、例えば、工場内に設けられた
扇風機、エアコン等によって生じる気流による溶接箇所
における不活性ガスの過剰な流出及び溶接トーチ11か
ら噴射されるプラズマ炎の振れを確実に防止することが
でき、これにより、素材バルブAへの肉盛溶接を、不活
性ガスの雰囲気中にて確実に行なうことができ、周囲の
酸素による酸化等の不具合あるいはブローホール等の欠
陥のない良好な肉盛溶接を行なうことができる。また、
高い輝度の光が発生する溶接箇所近傍がカバー12によ
って覆われているので、この溶接箇所の光を目視するよ
うな危険性を低減させることができるとともに、カバー
12の透光部から溶接箇所を作業者が目視にて確認する
ことができる。
【0033】また、このように溶接トーチ11により肉
盛溶接を行なっている間に、次に肉盛溶接を行なう素材
バルブAを素材バルブストック手段30から素材バルブ
保持手段50の近傍に搬送してくる。即ち、素材バルブ
Aを支持部材54により支持した以降は、素材バルブA
の保持から開放されるので、揺動アーム手段83の揺
動、旋回台87の旋回、回転部材84の回転を連動して
行ない、バルブ搬送手段80の回転部材84に取り付け
られたチャック手段86を素材バルブストック手段30
の素材バルブAに対向させ、チャック手段86により素
材バルブAを挟持させ、旋回台87、揺動アーム部材8
3等を復帰させる。この際、チャック手段86により挟
持された素材バルブAは素材バルブ保持手段50に対し
て回転部材84の回転軸を挟んだ位置になるようにする
とともに、溶接中の素材バルブAに臨む位置には、素材
バルブAを挟持していないチャック手段85がくるよう
にする。
【0034】次に、肉盛溶接が完了したら、モータ59
の駆動を停止させて回転テーブル58の回転を停止させ
る。そして、揺動アーム手段83を僅かに肉盛溶接がさ
れた製品バルブBに近接する方向に移動させて、回転部
材84に取り付けられた、素材バルブAを挟持していな
いチャック手段85を前記製品バルブBの方に向けて移
動させてこのチャック手段85を製品バルブBのバルブ
ステムを挟むように配置する。次に、製品バルブBをチ
ャック手段85により挟持して保持する。そして、シリ
ンダー63を縮小駆動して進退ブロック62を斜め上方
に移動させて進退ブロック62による製品バルブBの押
圧を解除する。
【0035】この状態で、モータ88を駆動させること
により回転部材84を180°回転させる。すると、チ
ャック手段85により挟持された製品バルブBは回転部
材84の中心を挟んだ位置に移動するとともに、チャッ
ク手段86に挟持された素材バルブAは回転テーブル5
8と進退ブロック62との間に位置させられる。そし
て、前述したのと同様な手順で素材バルブAのバルブヘ
ッド2に肉盛溶接を施す。
【0036】そして、この素材バルブAの素材バルブ保
持手段50への保持と前後してチャック手段85により
挟持された製品バルブBを製品バルブストック手段70
へ搬送する。即ち、揺動アーム手段83の揺動及び旋回
台87の旋回により、図3中2点鎖線で示すように、揺
動アーム手段83の先端側に取り付けられた回転部材8
4を製品バルブストック手段70のパレット83の上方
に移動させる。そして、チャック手段85による製品バ
ルブBの挟持を解除させて、製品バルブBを自然落下に
よりパレット73内に収納するのである。ここで、製品
バルブBは直前に肉盛溶接がされており、あまり高い位
置から落下させると、肉盛溶接部3に傷ができたり亀裂
が生じたり、あるいは、肉盛溶接部3以外の部分に傷が
発生する等の不具合が生ずるので、揺動アーム手段83
をさらに揺動させてチャック手段85により挟持された
製品バルブBの高さをできるだけパレット73に近接す
るように移動させた後落下させるようにする。
【0037】また、パレット73内には製品バルブBは
整列させることなくいわゆるバラ詰めにされるわけであ
るが、パレット73に貯蔵される製品バルブBが少ない
場合には低い位置で落下させ、パレット73内に次第に
製品バルブBがたまるにつれて漸次高い位置で落下させ
るように移動制御する。これにより、パレット73内へ
の製品バルブBの円滑な収納を図っている。
【0038】次に、製品バルブBを解放した後に、新た
な素材バルブAを挟持すべく、揺動アーム手段83や旋
回台87を旋回させて、揺動アーム手段83の先端に設
けられた回転部材84を前記素材バルブストック手段3
0に向けて、前述した手順と同様に、回転部材84に設
けられたチャック手段85により素材バルブAを挟持
し、揺動アーム手段83の揺動及び旋回台87の旋回に
より素材バルブAを素材バルブ保持手段50に向けて搬
送する。その後、再び前述の操作を繰り返すことによ
り、素材バルブAのバルブヘッド2に肉盛溶接を連続的
に行なうことができる。
【0039】なお、上記実施例にて溶接トーチ11の先
端部近傍に取り付けたカバー12としては、実施例に限
定されることはない。ここで、図7に示すものは、他の
形状のカバー12を取り付けた実施例である。このカバ
ー12には、その下端部の開口部15に、複数の切り欠
き部101が形成されたものである。そして、このよう
に、切り欠き部101が形成されたカバー12によれ
ば、このカバー12を、溶接トーチ11の先端部方向へ
移動させて、溶接箇所をさらに被せたとしても、このカ
バー12の下端部に形成された切り欠き部101から、
溶接トーチ11から噴出された不活性ガスを適度に流出
させることができる。したがって、溶接箇所をさらにカ
バー12によって覆った状態にて溶接を行なうことがで
き、これにより、この溶接箇所の不活性ガスの過剰な流
出及び溶接トーチ11から噴射されるプラズマ炎の振れ
をさらに確実に防止することができ、さらに高品質に肉
盛溶接が行なわれた製品を製造することができる。
【0040】また、素材バルブAを保持する台座16と
して、図8に示すように、カバー12の開口部15の対
角寸法よりも僅かに小径の円形に形成することにより、
カバー12の開口部15の隅部において隙間Sを形成
し、溶接トーチ11から噴出される不活性ガスを、これ
ら隙間Sから適度に流出させるようにしても良い。さら
には、図9に示すように、カバー12を円筒形状に形成
するとともに、台座16を、カバー12の内径よりも僅
かに大きな対角寸法を有する矩形状に形成することによ
り、カバー12の開口部15において隙間Sを形成し、
溶接トーチ11から噴出される不活性ガスを、これら隙
間Sから適度に流出させるようにしても良い。なお、上
記実施例では、カバー12の一側面を僅かに透光性を有
する透光部としたが、カバー全体に僅かな透光性を持た
せても良い。また、上記カバー12を構成する板材とし
ては、アクリル板に限定されることはない。さらには、
溶接トーチ11から噴射させる不活性ガスとして、上記
実施例では、アルゴンガスを用いたが、この不活性ガス
としては、高温化であっても金属と反応しないガスであ
れば、いかなるものであっても良い。
【0041】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の肉盛溶
接装置によれば、下記の効果を得ることができる。請求
項1記載の肉盛溶接装置によれば、溶接トーチによる肉
盛溶接箇所近傍がカバーによって覆われているので、例
えば、工場内に設けられた扇風機、エアコン等によって
生じる気流による溶接箇所における不活性ガスの過剰な
流出及び溶接トーチから噴射されるプラズマ炎の振れを
確実に防止することができ、これにより、ワークへの肉
盛溶接を不活性ガスの雰囲気中にて確実に行なうことが
でき、酸化等の不具合あるいはブローホール等の欠陥の
ない良好な肉盛溶接を行なうことができる。請求項2記
載の肉盛溶接装置によれば、カバーが僅かに透光性を有
する材料から形成されているので、輝度の高い光が発生
する溶接トーチによる肉盛溶接箇所を目視にて確認する
ことができる。
【0042】請求項3記載の肉盛溶接装置によれば、カ
バーが遮光性を有する材料から形成されているので、輝
度の高い光が発生する溶接トーチによる肉盛溶接箇所を
目視することによる危険性が低減される。また、カバー
の一部に設けられた透光部から肉盛溶接箇所を目視にて
確認することができる。請求項4記載の肉盛溶接装置に
よれば、カバーの開口部に形成された切り欠き部から、
溶接トーチから噴射された不活性ガスを適度に流出させ
ることができる。
【0043】請求項5記載の肉盛溶接装置によれば、矩
形状のカバーの開口部と円形の台座との間に隙間が形成
され、この隙間から、溶接トーチから噴射された不活性
ガスを適度に流出させることができる。請求項6記載の
肉盛溶接装置によれば、円形のカバーの開口部と矩形状
の台座との間に隙間が形成され、この隙間から、溶接ト
ーチから噴射された不活性ガスを適度に流出させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の肉盛溶接装置を構成するカバ
ーが取り付けられた溶接トーチ及びその周辺の側面図で
ある。
【図2】本発明の実施例の肉盛溶接装置を構成するカバ
ーが取り付けられた溶接トーチ及びその周辺の正面図で
ある。
【図3】本発明の実施例の肉盛溶接装置の構成を説明す
る肉盛溶接装置の側面図である。
【図4】本発明の実施例の肉盛溶接装置の構成を説明す
る肉盛溶接装置の平面図である。
【図5】本発明の実施例の肉盛溶接装置を構成する溶接
トーチの構造を説明する溶接トーチの側断面図である。
【図6】本発明の実施例の肉盛溶接装置を構成する溶接
トーチのチップの断面図である。
【図7】本発明の実施例の肉盛溶接装置を構成する他の
形状のカバーが取り付けられた溶接トーチ及びその周辺
の側面図である。
【図8】本発明の実施例の肉盛溶接装置を構成するカバ
ーの開口状態を説明する台座の斜視図である。
【図9】本発明の実施例の肉盛溶接装置を構成する他の
形状のカバーの開口状態を説明する他の形状の台座の斜
視図である。
【図10】肉盛溶接が施される素材バルブを説明する素
材バルブの断面図である。
【符号の説明】
11 溶接トーチ 12 カバー 15 開口部 16 台座 101 切り欠き部 A 素材バルブ(ワーク)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 勉 埼玉県桶川市上日出谷1230番地 三菱マテ リアル株式会社桶川製作所内 (72)発明者 野口 修身 埼玉県桶川市上日出谷1230番地 三菱マテ リアル株式会社桶川製作所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の給気弁または排気弁用バルブ
    等のワークに異種材料を肉盛溶接するための肉盛溶接装
    置であって、 前記ワークへ不活性ガスを噴出させながら前記不活性ガ
    スの雰囲気中にて肉盛溶接を行なう溶接トーチと、該溶
    接トーチの先端部に取り付けられて、溶接トーチによる
    肉盛溶接箇所近傍を覆うカバーとを備えてなることを特
    徴とする肉盛溶接装置。
  2. 【請求項2】 前記カバーは、僅かに透光性を有する材
    料から形成されてなることを特徴とする請求項1記載の
    肉盛溶接装置。
  3. 【請求項3】 前記カバーは、遮光性を有する材料から
    形成されてなり、かつ該カバーの一部が、僅かに透光性
    を有する透光部とされてなることを特徴とする請求項1
    記載の肉盛溶接装置。
  4. 【請求項4】 前記カバーは、前記ワークを保持する台
    座側の端部が開口部とされ、該開口部には、切り欠き部
    が形成されてなることを特徴とする請求項1、請求項2
    または請求項3記載の肉盛溶接装置。
  5. 【請求項5】 前記カバーは、前記ワークを保持する台
    座側の端部が矩形状の開口部とされ、前記台座は、前記
    開口部の対角寸法よりも僅かに小径の円形に形成されて
    なることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項
    3記載の肉盛溶接装置。
  6. 【請求項6】 前記カバーは、前記ワークを保持する台
    座側の端部が円形の開口部とされ、前記台座は、前記開
    口部の径よりも僅かに大きな対角寸法の矩形状に形成さ
    れてなることを特徴とする請求項1、請求項2または請
    求項3記載の肉盛溶接装置。
JP6036191A 1994-03-07 1994-03-07 肉盛溶接装置 Withdrawn JPH07241669A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100415386C (zh) * 2004-07-20 2008-09-03 兰州理工大学 用于液固两相流泵用单向阀的喷熔装置
JP2009279604A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Akihisa Murata 帯状ワークの突合せ接合装置
JP2010253491A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Akihisa Murata 帯状ワークの突合せ接合装置

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JP2009279604A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Akihisa Murata 帯状ワークの突合せ接合装置
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