JPH07241456A - 触媒エレメントまたは吸着剤エレメントの支持構造 - Google Patents

触媒エレメントまたは吸着剤エレメントの支持構造

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Publication number
JPH07241456A
JPH07241456A JP6034331A JP3433194A JPH07241456A JP H07241456 A JPH07241456 A JP H07241456A JP 6034331 A JP6034331 A JP 6034331A JP 3433194 A JP3433194 A JP 3433194A JP H07241456 A JPH07241456 A JP H07241456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiving member
catalyst element
catalyst
adsorbent
reinforcing plate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6034331A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Iwamoto
皓夫 岩本
Hideji Kobayashi
秀次 小林
Kiyoetsu Kikuchi
清悦 菊池
Kaizo Agari
快三 上利
Takanobu Watanabe
高延 渡辺
Atsushi Fukuju
厚 福寿
Akihiro Usutani
彰浩 臼谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP6034331A priority Critical patent/JPH07241456A/ja
Publication of JPH07241456A publication Critical patent/JPH07241456A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガスの流通による振動や受け部材との熱膨張
差によって、摩耗や破損することのない支持構造を提供
する。 【構成】 触媒エレメント1を反応器内において受け部
材8で支持する構造である。触媒エレメント1の下面の
側縁部に金属製補強板6を取付ける。金属製補強板6を
介して触媒エレメント1を受け部材8で支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばハニカム形
状の触媒エレメントまたは吸着剤エレメントを反応器内
において受け部材で支持する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】反応器内において触媒または吸着剤に汚
染物質含有ガスや不純物含有ガス等の未処理ガスを通
じ、浄化ガスや精製ガス等の処理ガスを得る装置が広く
使用されている。具体的にいえば、触媒を有する脱硝装
置や、吸着剤を有するNOx吸着装置等である。
【0003】従来、これらの装置において、平板と波板
とを1枚おきに配してなるハニカム形状の担体に触媒活
性を有する金属が担持されている触媒エレメントや、平
板と波板とを1枚おきに配してなるハニカム形状の担体
に吸着能を有する金属が担持されている吸着剤エレメン
トが、反応器内において金属製グレーチング状受け部材
や金属製網状受け部材の上に置かれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、触媒エレメントや吸着剤エレメントの自重を受
け部材に直接受けさせた構造では、触媒エレメントまた
は吸着剤エレメントの下端が、ガスの流通による振動
や、受け部材との熱膨張差により、受け部材に対して接
触状態で移動し、そのために摩耗したり、破損したりす
ることがある。
【0005】この発明の目的は、上記問題を解決し、ガ
スの流通による振動や受け部材との熱膨張差によって、
摩耗や破損することのない支持構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による触媒エレ
メントまたは吸着剤エレメントの支持構造は、触媒エレ
メントまたは吸着剤エレメントを反応器内において受け
部材で支持する構造であって、触媒エレメントまたは吸
着剤エレメントの下面の側縁部に金属製補強板が取付け
られ、金属製補強板を介して触媒エレメントまたは吸着
剤エレメントが受け部材に支持されているものである。
【0007】
【作用】触媒エレメントまたは吸着剤エレメントの下面
の側縁部に金属製補強板が取付けられ、金属製補強板を
介して触媒エレメントまたは吸着剤エレメントが受け部
材に支持されていると、触媒エレメントまたは吸着剤エ
レメントが直接受け部材に接触することはないので、ガ
スの流通による振動や、受け部材との熱膨張差により、
受け部材に対して接触状態で移動したとしても、そのた
めに摩耗したり、破損したりするのを防止することがで
きる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を、図面を参照して
説明する。なお、この実施例は、この発明による支持構
造を触媒エレメントに適用したものである。
【0009】図1において、触媒エレメント(1) は、触
媒活性を有する金属を担持した縦長直方体状の担体(2)
の周囲が、セラミックペーパ製角筒状囲繞壁(3) で囲ま
れたものである。担体(2) は、平板状のセラミックペー
パ(4) と波板状のセラミックペーパ(5) とを1枚おきに
配してなる平板・波板多層構造のハニカム形状となされ
ている。触媒エレメント(1) の下面の両側縁部から両側
面の下部にかけてこれらの部分を覆うように、L字状の
金属製補強板(6) が接着剤により貼り付けられている。
金属製補強板(6) は、触媒エレメント(1) の下面の両側
縁部を覆う第1の部分(6a)と、両側面の下部を覆う第2
の部分(6b)とよりなる。
【0010】図2に示すように、複数の触媒エレメント
(1) が収納枠(7) 内に配置されている。収納枠(7) 内に
おいて、隣接する触媒エレメント(1) の金属製補強板
(6) の第2の部分(6b)どうしは当たらないようになって
いる。図3に示すように、各触媒エレメント(1) は、金
属製補強板(6) における下面の両側縁部を覆う第1の部
分(6a)を介してグレーチング状の金属製受け部材(8) に
支持されており、触媒エレメント(1) が直接受け部材
(8) に接触しないようになっている。
【0011】このような構成において、触媒エレメント
(1) が直接受け部材(8) に接触していないので、ガスの
流通による振動や、受け部材(8) との熱膨張差により、
受け部材(8) に対して接触状態で移動したとしても、そ
のために摩耗したり、破損したりするのを防止すること
ができる。
【0012】上記実施例においては、触媒エレメント
(1) の担体(2) は、平板・波板多層構造のハニカム形状
となされているが、これに限るものではなく、その他の
構造のハニカム形状であってもよい。また、金属製補強
板(6) は、触媒エレメント(1)の両側面の下部を覆う第
2の部分(6b)を有しているが、こ第2の部分(6b)は必ず
しも必要としない。
【0013】また、上記実施例は、この発明による支持
構造が触媒エレメントに適用された場合を示すものであ
るが、この発明による支持構造は、触媒エレメントと同
様な構造である吸着剤エレメントにも適用可能である。
【0014】
【発明の効果】この発明による触媒エレメントまたは吸
着剤エレメントの支持構造によれば、上述のように、触
媒エレメントまたは吸着剤エレメントが直接受け部材に
接触することはないので、ガスの流通による振動や、受
け部材との熱膨張差により、受け部材に対して接触状態
で移動したとしても、そのために摩耗したり、破損した
りするのを防止することができる。したがって、触媒エ
レメントまたは吸着剤エレメントを、性能的に決まる本
来の寿命まで使用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】触媒エレメントの一部切欠き斜視図である。
【図2】複数の触媒エレメントを収納枠内に配置した状
態を示す一部切欠き斜視図である。
【図3】収納枠内において受け部材上に支持された触媒
エレメントを示す垂直断面図である。
【符号の説明】
(1) 触媒エレメント (6) 金属製補強板 (6a) 触媒エレメントの下面の両側縁部を覆う
第1の部分
フロントページの続き (72)発明者 上利 快三 大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立 造船株式会社内 (72)発明者 渡辺 高延 大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立 造船株式会社内 (72)発明者 福寿 厚 大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立 造船株式会社内 (72)発明者 臼谷 彰浩 大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立 造船株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 触媒エレメントまたは吸着剤エレメント
    を反応器内において受け部材で支持する構造であって、
    触媒エレメントまたは吸着剤エレメントの下面の側縁部
    に金属製補強板が取付けられ、金属製補強板を介して触
    媒エレメントまたは吸着剤エレメントが受け部材に支持
    されている触媒エレメントまたは吸着剤エレメントの支
    持構造。
JP6034331A 1994-03-04 1994-03-04 触媒エレメントまたは吸着剤エレメントの支持構造 Withdrawn JPH07241456A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6034331A JPH07241456A (ja) 1994-03-04 1994-03-04 触媒エレメントまたは吸着剤エレメントの支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6034331A JPH07241456A (ja) 1994-03-04 1994-03-04 触媒エレメントまたは吸着剤エレメントの支持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07241456A true JPH07241456A (ja) 1995-09-19

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ID=12411173

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6034331A Withdrawn JPH07241456A (ja) 1994-03-04 1994-03-04 触媒エレメントまたは吸着剤エレメントの支持構造

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JP (1) JPH07241456A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016113924A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 進和テック株式会社 ガスタービン吸気用フィルタ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016113924A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 進和テック株式会社 ガスタービン吸気用フィルタ装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010508