JPH07241449A - 異種材料の複合方法 - Google Patents
異種材料の複合方法Info
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- JPH07241449A JPH07241449A JP6035878A JP3587894A JPH07241449A JP H07241449 A JPH07241449 A JP H07241449A JP 6035878 A JP6035878 A JP 6035878A JP 3587894 A JP3587894 A JP 3587894A JP H07241449 A JPH07241449 A JP H07241449A
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Abstract
2cから下面2bにかけて次第に面積が広くなるように
形成された容器本体2内に、上下二層に分けて食材4a
・4bを充填し、下面2bに排出口3aを有する蓋材3
を取付ける。容器本体2の上面2cから加圧することに
より、容器本体2が変形し、上記排出口3aから食材4
a・4bが供出される。 【効果】 容器本体内2で上層に位置していた食材4a
が、下層に位置していた食材4bにより包まれた多色食
品を得ることができる。また、容器本体内での食材4a
・4bの配置や、排出口3aの形状を変えることによっ
て、他の形態の食品も提供できる。
Description
からなる複合物を提供できる異種材料の複合方法に関す
るものである。
には、単色のもの以外に、複数の色がミックスされたも
のがある。このような多色の冷菓は、複数の異種材料、
この場合には色の異なる複数の材料により構成されたも
のであり、例えば表面と内部とで色を異ならせたもの
や、マーブル状に複数の色を配置したもの等、様々な工
夫を凝らした製品が提案されている。
例えば実開昭63−143174号公報、あるいは特開
昭53−29879号公報に開示されている装置が用い
られている。
報に開示されている装置では、各色の材料が個々に供出
される複合ノズルを用いて、内包材の周囲を外皮で覆っ
た同心円の連続棒体を形成し、この連続棒体を切断する
ことにより、内包材が、異なる色の外皮で覆われた製品
を作製できる。
示されている装置では、複数本の注出筒を同心状に配列
した複合注出筒を用いて、二色、あるいは三色以上のア
イスクリームを容器に同時に充填できる。
公報に開示されている装置は、提供できる製品の色の配
置や形状等に著しい制限がある。したがって、顧客のニ
ーズ等に応じてバラエティに富んだ製品を提供しようと
すれば、その種類に応じて、それぞれ専用の装置が必要
になる。さらに、上記の装置は何れも大型であるため、
コスト、設置場所等の問題が生じるものとなっている。
種材料の複合方法は、上記の課題を解決するために、柔
軟性を有する容器に、各々が独立した層を形成するよう
に種類の異なる複数の材料を充填し、この容器に外力を
加えて変形させることにより、上記容器に設けられた排
出口から複数の材料を複合して供出することを特徴とし
ている。
合方法は、上記の課題を解決するために、請求項1記載
の異種材料の複合方法において、各材料により形成され
る層が、容器内の領域を排出口面に対し略垂直な方向に
分割するように、種類の異なる複数の材料を充填するこ
とを特徴としている。
合方法は、上記の課題を解決するために、請求項1記載
の異種材料の複合方法において、各材料により形成され
る層が、容器内の領域を排出口面に対し略平行な方向に
分割するように、種類の異なる複数の材料を充填するこ
とを特徴としている。
合方法は、上記の課題を解決するために、請求項3記載
の異種材料の複合方法において、上記異種材料として食
材を用いると共に、上記容器として、上面から下面にか
けて面積が次第に広くなるように側面部が形成され、か
つ容器下面にこの下面よりも面積の狭い排出口が形成さ
れた容器を用い、この容器に上面側から外力を加えて変
形させることにより、容器内の上層の食材が下層の食材
により覆われた食品を供出することを特徴としている。
合方法は、上記の課題を解決するために、請求項1記載
の異種材料の複合方法において、粘度に明らかに差のあ
る複数の材料を異種材料として用いることを特徴として
いる。
材料が、柔軟性を有する容器に充填されているので、容
器に外力を加え変形を生じさせるだけで、容器内に充填
されていた各材料が複合され排出口から供出される。し
たがって、従来のような大型の装置を用いなくても、容
易に異種材料からなる複合物を提供できる。
独立した層を形成している材料の配置や、排出口の形
状、排出口の形成位置等により、排出口からの材料の供
出順序や、排出口を通過する際の各材料間の位置関係、
供出された複合物の形状等が決定される。したがって、
材料の配置、排出口の形状、排出口の形成位置等を任意
に変更するだけで、ユーザの要望等に応じて多種多様な
複合物を提供できる。
領域を排出口面に対して略垂直な方向に分割するよう
に、例えば色の異なる複数の材料を各々充填すれば、複
合物表面が複数の色によって構成されたマーブル状の複
合物を提供できる。
する材料を用いた容器に、容器内の領域を排出口面に対
して略平行な方向に分割するように複数の材料を各々充
填した場合には、前述した請求項2で得られる作用に加
えて、例えば後述の請求項4に記載したような形状の容
器を用いることにより、容器内で上層に位置していた材
料が、下層に位置していた材料に包まれた複合物を提供
できる。
下面にかけて面積が次第に広くなるように側面部が形成
され、排出口が上記容器の下面にこの下面よりも面積が
狭くなるように形成された容器に、異種材料としての食
材を容器内の領域が排出口面に対して略平行に分割され
るように各々充填し、さらに、容器の上面側から外力を
加えて変形させると、上層の食材を下層の食材で包みこ
んだ形態の食品を提供できる。これにより、このような
形態の食品を例えば食器、あるいはコーンカップ等の供
食用容器に直接盛り付けることができるようになる。し
たがって、このような内包型の食品を作製するにあた
り、大型で複雑な構成の装置が不要であり、上記のよう
な形状の容器に、容器内の領域を排出口面に対して略平
行な方向に分割するように複数の種類の食材を充填する
だけで、簡単に内包型の食品を提供できる。
粘度の異なる複数の材料を用いると、容器を変形させる
ことにより、まず粘度の低い方の材料が押し出され、そ
の後で粘度の高い方の材料が押し出される。これによ
り、上記した請求項1の作用に加え、従来では、二段階
以上の工程でなされていた作業、例えば食材に粘度の低
いソース類をかけて盛り付けるという作業が簡便に行え
る。
に基づいて説明すれば、以下の通りである。
えば複数の色を配合したアイスクリーム等の多色食品を
提供するための方法である。
器1が用いられる。この押出用容器1は、截頭錐体の側
面部に複数の平行段部2a…を備えた中空状の容器本体
2を備えている。すなわち、この容器本体2は、開口さ
れた下面2bの面積が、上面2cの面積よりも広くなる
ように、上記平行段部2a…によって形成された階段状
の側面を有している。尚、容器本体2は、上面2cから
下面2bにかけて次第に面積が広くなるように形成され
ていれば、上記のような平行段部2a…を側面に形成し
たものでなくてもよく、例えば平滑な傾斜面により側面
が形成されたものでもよい。
の食材4a・4bが上下二層に分けて充填されている。
開口された下面2bには、排出口3aを有する蓋材3が
取付けられている。この排出口3aは、図2に示すよう
に、蓋材3の略中心部に正三角形状に形成されている。
また、この容器本体2には、図1に示すように、摘み5
aを有する補助蓋5が、上記蓋材3を覆うように設けら
れている。
ぎ、容器本体2内部の食材4a・4bの露出を防ぐため
に設けたものなので、その形状は、上記の下面2b全体
を覆う形状でなくてもよく、上記蓋材3の排出口3aの
みを覆うような形状でもよい。
を用いて真空成形等により上述の形状に作製される。上
記合成樹脂系素材としては、例えばビニール、セロハ
ン、ナイロン、ビニロン、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、酢酸セルロース、ポ
リエステル、ポリアセテート、フッ素樹脂、ポリクロル
トリフルオロエチレン、ポリカーボネート、ポリアミ
ド、ゴム、合成ゴム、合成ラテックス等、各種ポリマー
が挙げられる。また、紙、布、またはそれらの加工品等
の繊維素系素材や、アルミ、スチール等の金属素材(折
りたたみ可能な金属缶等)を上記容器本体2の素材とし
て用いることも可能である。尚、容器本体2は、後述の
ように、上面2cから圧力が加えられることによって、
内部の充填物(本実施例では食材4a・4b)を供出す
るものなので、圧力が加えられることにより容易に変形
する素材であり、なおかつ、内部の充填物による腐食、
モレ等を生じない素材であれば、ここに挙げたものに限
られるものではない。また、上記した各素材は、単独で
用いてもよいし、二種以上を複合して用いてもよい。
様の素材を用いることができる。さらに、蓋材3は、上
記のような加圧時に容器本体2のように変形しないの
で、それほど軟質である必要はなく、例えばABS(Acr
ylonitrile-Butadiene-StyreneResin) 等の熱硬化性樹
脂、陶器板等のセラミック素材、硝子板、金属板を使用
することも可能である。
るいはコーンカップ等の供食用容器に食材4a・4bを
押出す方法について説明する。上述のように、上下二層
に分けて二種類の食材4a・4bが充填された押出用容
器1の補助蓋5を除去し、排出口3aを下に向けて、容
器本体2の上面2cから加圧すると、容器本体2の変形
に伴って、上記供食用容器に上記排出口3aから食材4
a・4bが押し出される。ほとんど全ての食材4a・4
bが押し出されると、容器本体2は、図3に示すよう
に、略偏平な状態となる。また、押し出された多色食品
6は、図4(a)(b)に示すように、上層にあった食
材4aが、下層にあった食材4bに包まれた形態となっ
ている。
からは、まず、下層にある食材4bの一部が押し出さ
れ、続いて、周囲を食材4bで囲まれた状態で食材4a
が押し出される。そして、この状態で食材4aが全て供
出されると、最後に残りの食材4bが押し出される。こ
れにより、食材4aを食材4bで包み込んだ形状の多色
食品6が得られる。
に変形するような柔軟性を備え、上面2cから下面2b
にかけて徐々に面積が広くなるような形状の容器本体2
に、色の異なる二種類の食材4a・4bを上下二層に分
けて充填し、容器本体2の上面2cから加圧を行って、
下面2bに設けられた排出口3aから上記食材4a・4
bを押出すことにより、色の異なる食材を内部に有する
多色食品6を提供できる。尚、押出用容器1を加圧する
際には、プレス機等を使用してもよいし、人手により行
ってもいい。
記とは異なる形状の多色製品を提供できる。すなわち、
上記と同様に、上下二層に分けて容器本体2内に食材4
a・4bを充填し、図5に示すように、一文字型に形成
された排出口7aを有する蓋材7を容器本体2の下面2
bに取付けて、容器本体2の上面2cから加圧し食材4
a・4bを押出すと、上記排出口7aの形状に応じて平
帯状の長細い多色食品が得られる。このようにして得ら
れた食品においても、押出用容器1内で上層に位置する
食材4aが、押出用容器1内の下層に位置する食材4b
によって包まれた形態になっている。
い、この押出用容器内への食材4a・4bの充填の仕方
を変えれば、色の配置が異なる多色食品を提供できる。
すなわち、図6に示すように、容器本体2内を縦に二分
割して、食材4a・4bを左右に分けて充填した場合、
例えば図7に示すように、正三角形状の排出口3aを有
する蓋材3を下面2bに取付けて、上記と同様の加圧を
行うと、図8(a)(b)に示すように、左半分と右半
分とで略対称に色の分かれた多色食品8が得られる。
食材4a・4bを充填し、図9に示すように、一文字型
の排出口7aを有する蓋材7を使用すると、排出口7a
の長手方向が食材4a・4bの境界線と平行になるよう
に、かつこの境界線により排出口7aが等分されるよう
に蓋材7を容器本体2に取付けた場合には、表裏で色の
異なる平帯状の多色食品を得ることができる。一方、排
出口7aの長手方向が食材4a・4bの境界線に対して
垂直になるように、蓋材7を取付ければ、表裏共に、左
右対称となるように色分けされた多色食品を得ることが
できる。
大きく異なる食材、例えば一方の食材4aとしてアイス
クリームを用い、他方の食材4bとしてシロップを用い
ると、シロップ等のソースを添えたアイスクリームを提
供できる。この場合には、まず、容器本体2内にアイス
クリームを充填した後、その中に数カ所にわけてシロッ
プを充填する。そして、この容器本体2を上述のように
加圧して変形させると、まず、粘度の低いシロップが先
に押し出され、その後に、粘度の高いアイスクリームが
押し出される。したがって、アイスクリームを盛り付け
た後その上にシロップをかける、またはシロップを皿等
の上に敷いた後でアイスクリームを盛り付けるというよ
うに、従来では二回に分けて行われていた作業が不要に
なり、一度の動作で上記のような製品を得ることが可能
になる。また、このように、粘度の大きく異なる食材を
用いる場合には、押出用容器1内での両者の位置関係
は、特に限定されるものではない。
a・4bを充填する場合、粘度の異なる食材4a・4b
を用いる場合には、前述のように、上面から下面にかけ
て面積が次第に大きくなるように側面部を形成した容器
を必ずしも用いる必要はない。
容易に変形可能な容器を用いて多色食品を作製する際、
容器への食材の充填の仕方、排出口の形状、位置等を変
えることによって、様々な形態の多色食品を提供でき
る。したがって、従来のように、提供する製品の種類を
増やすために、大型装置を数多く揃える必要がなくな
り、コスト、スペースの問題を解消できる。
形状は、製品の形状を決めるものなので、上記の正三角
形状や、一文字型に限定されるものではない。したがっ
て、ユーザの希望する製品の形状に応じて、例えば円
形、楕円形、半円形、半楕円形や、三角形(二等辺三角
形、直角三角形等)、四角形(長方形、正方形、菱形、
台形等)、六角形等の多角形等にしてもよい。また、図
10に示すような星型や、図11に示すような六個の頂
点を有する星型の変形型、三日月型、十字型、L字型、
鉤十字型、矢印型、波模様型、花型、動物の形状等の各
種図形、切れ目、折れ目等の形状を、排出口の形状とす
ることも可能である。
郭は、直線的であっても、また、アールを加えてもよ
く、両者が組み合わされた形状でもよい。また、上記の
実施例では、蓋材の中心部付近に排出口を形成した場合
について説明したが、図12に示すように、蓋材11の
中心からずらした位置に排出口11aを形成した場合に
は、上記と異なる配色の製品が得られる。すなわち、こ
の場合には、容器本体2に左右に分けて充填されている
食材4a・4bの境界線が、上記排出口11aを均等に
分割しない位置にくるので、左右対称に色分けされた製
品が得られるのではなく、始めに排出された部分と終わ
りに排出された部分で各食材4a・4bの比率が異なる
製品が得られる。
形状等は、供出される製品の形状および形態を決める重
要なファクターであり、顧客の要求に応じて設定され
る。例えば、図13に示すように、複数の小円を所定の
間隔で円形状に配置した排出口12a…を有する蓋材1
2を用いた場合には、各排出口12a…から棒状の食品
が供出され、充填された食材がアイスクリーム等の場合
には、供出された棒状のものが円形状に連なった形状と
なる。また、この場合にも、押出用容器1への食材の充
填の仕方によって、色の配置が異なる。
の下面から突出するノズル13a付きの蓋材13を用い
ることも可能である。このような蓋材13を用いると、
例えば押出用容器1よりも径の小さい、比較的細長い容
器や、シュークリームの外皮のように中空状容器の内部
に複合物を供出または充填することも可能になる。
する蓋材3と、この排出口3aを覆うための補助蓋5と
を設けた場合について説明したが、押出用容器1の下面
側に取り付ける蓋は、必ずしもこのような二重構造にす
る必要はない。例えば、排出口の形状に応じた切り込み
のみを入れて排出口未形成の蓋材を取り付けておき、使
用直前にこの切り込みに沿って排出口を開けるようにし
た場合には、上記のような補助蓋が不要である。
助蓋のみを設けておき、排出口の形状が複数種類となる
ように複数枚の蓋材を別途用意しておいて、ユーザの好
みに応じて、適宜排出口の形状を選択して蓋材を取り付
けるようにすることも可能である。さらに、プレス機等
を用いて、容器を加圧変形させる場合には、プレス機に
おける容器のセット位置に上記のような排出口を設けて
おけば、蓋材に排出口を形成する必要がない。
て、容器本体2内の領域を二分割した場合を例に挙げて
説明したが、左右、上下のどちらに分割する場合におい
ても、三種以上の材料を用いて、容器本体内の領域を三
分割以上にすることも可能である。また、容器本体2内
の領域を分割する方向についても、上下、左右に限定さ
れるものではなく、上下左右に四分割する方法や、斜め
方向に分割する方法等を採用してもよい。
としては、例えば以下に示すようなものが挙げられる。
品 (6)マーガリン、植物性クリーム、ショートニング等
の油脂加工品 (7)ラード、ヘッド等の油脂類 (8)米飯類 (9)羽二重餅等の餅類、その加工品 (10)パン、パン生地 (11)麺、パスタ類、それらの生地 (12)水飴、くず湯等の澱粉加工品 (13)芋類、カボチャ、栗等を用いたきんとん等の野
菜加工品 (14)豆腐、味噌、おから、納豆等の大豆加工品 (15)こんにゃく、その生地 (16)フルーツペースト、ジャム等の果物加工品 (17)ところてん、寒天 (18)卵、その加工品 (19)すり身、蒲鉾、挽き肉、ソーセージ等の魚・畜
肉加工品 (20)ウニ (21)カレールー、ケチャップ、マヨネーズ、ウスタ
ーソース、ドレッシング、シロップ、キャラメルソー
ス、フルーツソース等のソース類、スープ類 (22)ネクター、ジュース類等の飲料 (23)練りからし、練りわさび等の調味料、香辛料 尚、これらの食材は、単独、あるいは任意の二種以上の
ものを組み合わせて用いてもよい。すなわち、上記の実
施例では、色のみの異なる同一の材料を用いて上述のよ
うに多色食品を作製したが、色だけでなく、物性等の異
なる材料を組み合わせて多色食品を作製する際、さらに
は、色が同一で、物性の異なる材料を組み合わせて食品
を作製する際にも、本発明の方法が適用できる。
えば穀粒(米、麦、コーン等)、豆類(ピーナッツ、ア
ーモンド、クルミ、大豆等)、それらの加工品(コーン
パフ、甘納豆等)、野菜・果物、卵、魚・畜肉、キノコ
類、それらの加工品、菓子類(飴、キャラメル類、ビス
ケット等)、海産加工品(海苔、佃煮等)、固化した香
辛料、調味料等の固粒体を充填、供出に影響しない程度
に混合することも可能である。このような固粒体を配合
することにより、配色や、形態だけでなく、顧客の要望
に応じて、さらに幅広い製品を提供することが可能にな
る。
合物として、多色食品を例に挙げたが、複合物は、食品
に限られるものではない。したがって、押出用容器1に
充填する異種材料として、例えば粘土、土、塗布剤(塗
料、ワックス)、セメント、コーキング剤、接着剤、歯
磨き粉、シャンプー、石鹸、固形燃料、化粧品、入浴
剤、芳香剤、オイル、肥料、ゴム、飼料等を使用するこ
とが可能である。また、これらの各材料は、単独で、あ
るいは二種以上を組み合わせて用いてもよい。
法は、以上のように、柔軟性を有する容器に、各々が独
立した層を形成するように種類の異なる複数の材料を充
填し、この容器に外力を加えて変形させることにより、
上記容器に設けられた排出口から複数の材料を複合して
供出するものである。
題の多い大型装置を数多く用いなくても、容器内に充填
した各材料の配置や、排出口の形状等を変更するだけ
で、多種類の複合物を提供できるという効果を奏する。
合方法は、以上のように、各材料により形成される層
が、容器内の領域を排出口面に対し略垂直な方向に分割
するように、種類の異なる複数の材料を充填するもので
ある。
合方法は、以上のように、各材料により形成される層
が、容器内の領域を排出口面に対し略平行な方向に分割
するように、種類の異なる複数の材料を充填するもので
ある。
例えば請求項2記載のように容器内の領域を排出口面に
対して略垂直な方向に分割するように異種材料を充填し
た場合には、例えば複合物表面が複数の色によって構成
されたマーブル状の複合物が、また、請求項3記載のよ
うな容器に、容器内の領域を排出口面に対し略平行な方
向に分割するように複数の材料を充填した場合には、請
求項2で得られる複合物の他に、容器形状に応じて例え
ば内部に異なる材料を包含した複合物が得られるので、
さらに多様な形態の複合物を作成できるという効果を奏
する。
合方法は、以上のように、上記異種材料として食材を用
いると共に、上記容器として、上面から下面にかけて面
積が次第に広くなるように側面部が形成され、かつ容器
下面にこの下面よりも面積の狭い排出口が形成された容
器を用い、この容器に上面側から外力を加えて変形させ
ることにより、容器内の上層の食材が下層の食材により
覆われた食品を供出するものである。
要とすることなく、食材を充填した容器から食器、ある
いはコーンカップ等の供食用容器に、内包型の食品を直
接盛り付けることができるという効果を奏する。
合方法は、以上のように、粘度に明らかに差のある複数
の材料を異種材料として用いるものである。
等を添えた食品を、多段階の工程を経ずに、簡便に得る
ことができるという効果を奏する。
面図である。
ある。
ものであって、(a)は斜視図、(b)は断面図であ
る。
示す平面図である。
器を示す断面図である。
に取付けられた蓋材を示す平面図である。
を示すものであって、(a)は斜視図、(b)は断面図
である。
に取付けられる蓋材の変形例を示す平面図である。
形例を示す平面図である。
他の変形例を示す平面図である。
他の変形例を示す平面図である。
他の変形例を示す平面図である。
付けた押出用容器を示す破断正面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】柔軟性を有する容器に、各々が独立した層
を形成するように種類の異なる複数の材料を充填し、こ
の容器に外力を加えて変形させることにより、上記容器
に設けられた排出口から複数の材料を複合して供出する
ことを特徴とする異種材料の複合方法。 - 【請求項2】各材料により形成される層が、容器内の領
域を排出口面に対し略垂直な方向に分割するように、種
類の異なる複数の材料を充填することを特徴とする請求
項1記載の異種材料の複合方法。 - 【請求項3】各材料により形成される層が、容器内の領
域を排出口面に対し略平行な方向に分割するように、種
類の異なる複数の材料を充填することを特徴とする請求
項1記載の異種材料の複合方法。 - 【請求項4】請求項3記載の異種材料の複合方法であっ
て、上記異種材料として食材を用いると共に、上記容器
として、上面から下面にかけて面積が次第に広くなるよ
うに側面部が形成され、かつ容器下面にこの下面よりも
面積の狭い排出口が形成された容器を用い、この容器に
上面側から外力を加えて変形させることにより、容器内
の上層の食材が下層の食材により覆われた食品を供出す
ることを特徴とする異種材料の複合方法。 - 【請求項5】請求項1記載の異種材料の複合方法であっ
て、粘度に明らかに差のある複数の材料を異種材料とし
て用いることを特徴とする異種材料の複合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06035878A JP3108577B2 (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 異種材料の複合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06035878A JP3108577B2 (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 異種材料の複合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07241449A true JPH07241449A (ja) | 1995-09-19 |
JP3108577B2 JP3108577B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=12454265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06035878A Expired - Lifetime JP3108577B2 (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 異種材料の複合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3108577B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018023366A (ja) * | 2016-07-27 | 2018-02-15 | 株式会社生駒化学工業 | 冷菓材氷結用容器、および、冷菓材の充填氷結方法 |
WO2019146834A1 (ko) * | 2018-01-26 | 2019-08-01 | 조재원 | 아이스크림 압출 용기 |
-
1994
- 1994-03-07 JP JP06035878A patent/JP3108577B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018023366A (ja) * | 2016-07-27 | 2018-02-15 | 株式会社生駒化学工業 | 冷菓材氷結用容器、および、冷菓材の充填氷結方法 |
WO2019146834A1 (ko) * | 2018-01-26 | 2019-08-01 | 조재원 | 아이스크림 압출 용기 |
KR20190091076A (ko) * | 2018-01-26 | 2019-08-05 | 조재원 | 아이스크림 압출 용기 |
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---|---|
JP3108577B2 (ja) | 2000-11-13 |
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