JPH07241223A - ヘッドレスト - Google Patents

ヘッドレスト

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JPH07241223A
JPH07241223A JP6060159A JP6015994A JPH07241223A JP H07241223 A JPH07241223 A JP H07241223A JP 6060159 A JP6060159 A JP 6060159A JP 6015994 A JP6015994 A JP 6015994A JP H07241223 A JPH07241223 A JP H07241223A
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステーの運搬経路を単純化させ、且つヘッド
レストの荷姿の悪さを解消して物流費の低減を図る組立
方式のヘッドレストを提供する。 【構成】 ヘッドレスト基体2とステー1とを一体化
し、ヘッドレスト基体2が表皮材3で被着されるヘッド
レストAにあって、ステー1は一対の棒状体からなるス
テー部11とこの両者をつなぐ連結部12とを備え、ス
テー1を取着しようとするクッション材からなるヘッド
レスト基体2には、ステー1に対応する細長開口で且つ
その幅にステー径より小なる部分を有してヘッドレスト
基体2の底面からステー1のセット位置深さまでの溝部
21を形成すると共に、セット位置でステー1に占有さ
れるヘッドレスト基体部分に空洞部22を設けること
で、溝部21を拡開しながらステー1を挿入していき、
空洞部22に挿嵌されたステー1が空洞部22周りのヘ
ッドレスト基体2で固定されるよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等のシートバック
上端に取着されるヘッドレストに関する。
【0002】
【従来の技術】車両等のシートバック上端には、快適さ
が得られるよう可倒式又は固定式のヘッドレストが取付
けられている。こうしたヘッドレストは、枕状にした縫
製表皮材3の中へステー1の基部を配置した後、これを
発泡成形型内にセットし、表皮材3に設けた注入口から
発泡樹脂原料を注いで発泡硬化させて造ったもの、或い
は、発泡成形型内にステー1の基部のみをセットし、発
泡樹脂原料を注ぎ発泡硬化させて取出した一体成形品に
ファブリック等の表皮材3を後工程で被せて製品化した
ものであった(図10,図11)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の製品
化されたヘッドレストには以下のような問題があった。
ヘッドレストAの運搬方法は、ダンプラ荷姿(図10)
や台車荷姿(図11)に依っているが、運搬する際に、
ステー1がヘッドレスト基体2に既に一体化固定されて
いるために荷姿が悪くなり、運搬効率が上がらなかっ
た。また、ステーメーカから成形メーカへステー1を納
入し、成形メーカでこれをヘッドレスト基体2と一体化
して、出来上った製品を更にアッシーメーカへ収め、シ
ート部に組付ける方式を採用しているが、成形メーカで
はステー1がヘッドレスト基体2に一体化されるだけで
新たな価値を生むものでなかった。逆に、ステー1の納
品流れは迂回路をとっているため、製品に占める物流コ
ストを高くしていた。
【0004】本発明は上記問題点を解決するもので、ス
テーの運搬経路を単純化させ、且つヘッドレストの荷姿
の悪さを解消して物流費の低減を図る組立方式のヘッド
レストを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本第一発明のヘッドレス
トは、ヘッドレスト基体とステーとを一体化し、このヘ
ッドレスト基体が表皮材で被着されるヘッドレストにあ
って、ステーは一対の棒状体からなるステー部とこの両
者をつなぐ連結部とを備え、ステーを取着しようとする
クッション材からなるヘッドレスト基体には、ステーに
対応する細長開口で且つその幅にステー径より小なる部
分を有してヘッドレスト基体の底面から該ステーのセッ
ト位置深さまでの溝部を形成すると共に、このセット位
置で該ステーに占有されるヘッドレスト基体部分に空洞
部を設けることで、溝部を拡開しながらステーを挿入し
ていき、空洞部に挿嵌されたステーが空洞部周りのヘッ
ドレスト基体で固定されるよう構成したことを特徴とす
る。ここで、「棒状体」には、中実棒の他、管体も含
む。「ステーに対応する細長開口」とは、連結部が一対
のステー部間の距離以上あるときは連結部の長さに相当
する細長い開口をいい、一対のステー部間の距離より連
結部長さが短いときは一対のステー部間の長さに相当す
る細長い開口をいう。本第二発明のヘッドレストは、本
第一発明のヘッドレストにおいて、上記溝部を延設し、
その先端が空洞部を越えてこの空洞部の外周縁に帯状ス
リットを形成するようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本第一発明のヘッドレストは、ヘッドレスト基
体にステーに対応する細長開口でステーのセット位置深
さまでの溝部を設けているので、この溝部にステーを挿
入していくことで、ヘッドレストを組立てることができ
る。更に、ステーのセット位置に係るヘッドレスト基体
部分には空洞部が形成されているので、この空洞部に挿
嵌したステーはヘッドレスト基体と一体化し組立式のヘ
ッドレストが出来上る。そして、溝部の幅はステー径よ
り小なる部分を有しているので、空洞部周りのこの部分
に係るヘッドレスト基体がステーを固定することにな
る。本第二発明のヘッドレスト基体のごとく、空洞部の
外周縁に帯状スリットを形成すると、ヘッドレスト基体
へのステーの挿入時に帯状スリットも拡開し、溝部の口
を大きく開けることになるので、ヘッドレストを一層た
やすく組立て得る。このように、ステーとヘッドレスト
基体とが別体で造られると、アッシーメーカへ夫々直接
送ることが可能になり、ヘッドレストについて従来のよ
うな迂回路をとる必要もなくなって物流コストの低減が
図られる。そして、成形メーカでは、ヘッドレスト基体
のみの輸送となり荷姿の悪さからくる物流費のムダが除
かれるようになる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳述する。 (1)実施例1 図1〜図6は、本発明に係る組立式ヘッドレストの一実
施例を示す。図1は表皮材を取着したヘッドレスト基体
とステーの斜視図、図2は図1の縦断面図、図3はヘッ
ドレスト基体へのステーの挿入過渡状態を示す縦断面
図、図4はステーがヘッドレスト基体に嵌挿固定された
縦断面図、図5はヘッドレスト基体用金型の断面図、図
6は図5の蒸気管周りの部分斜視図である。
【0008】ヘッドレストAは、組立式で、ステー1と
ヘッドレスト基体2と表皮材3とからなる。ステー1は
金属製パイプからなり、ここでは、図1のごとく略コ字
状に曲げて平行に配した一対のステー部11,11を連
結部12がつないだ形状になっている。連結部12はヘ
ッドレスト基体2内に配設される部分である。また、一
対のステー部11,11は、その先端をシートバック上
端に差込んでヘッドレストAを取着するところになって
いる。図1では、ステー1の構造を単純化しているが、
実際のステー1は横からみた場合(図4)には、やや
「く」字状に座席に坐る人の頭部側へ前傾させたり、ス
テー1のヘッドレスト基体2内に入った部分で平行状態
にあったステー部11,11を「ハ」字状に寄せたりし
ている。また、金属製パイプを折曲げてステー部11と
連結部12とを作っているが、連結部12は、ステー部
11,11をつなぐものであればよく、例えば板状体と
することもできる。
【0009】ヘッドレスト基体2は、発泡成形型内に発
泡原料を注入して枕形状に発泡硬化させたものである。
発泡原料として、液状ウレタン,チップウレタンの他、
ポリエチレン,ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹
脂発泡ビーズが用いられ、ヘッドレスト基体2はクッシ
ョン材で構成される。このうち、ポリプロピレン系,ポ
リエチレン系樹脂発泡ビーズを使用すると、より好適と
なる。曲げ強度,引張り強さ等が大で、ヘッドレスト基
体2に嵌挿されたステー1は抜け落ち難くなるからであ
る。
【0010】ヘッドレスト基体2には、底面側に略連結
部12長さで、すじ状にして線幅の溝部21が設けられ
る。溝部21の深さは、ステー1のセット位置まで達し
ている。そして、ヘッドレスト基体2には、このステー
1のセット位置に空洞部22が形成される。空洞部22
は、ステー1がヘッドレスト基体2内で占有する空間と
略一致する。こうして、空洞部22は、溝部21の周縁
を取り囲み、ステー1の略上半分に相応する貫通孔をヘ
ッドレスト基体2につくる。ヘッドレスト基体2の底面
には、ステー部11に係る円形の空洞部22,22とこ
れらを結ぶ線状の溝部21が現われる(図1)。
【0011】空洞部22の孔径は、クッション性に富む
発泡原料(例えば発泡ウレタン材)でヘッドレスト基体
2を構成する場合には、ステー1の径より小さめに仕上
げるのが好ましい。ヘッドレスト基体2内のセット位置
にステー1が収まったとき、周りのヘッドレスト基体2
が多少押されぎみになり、その反作用でステー1をしっ
かりと固定するからである。一方、ポリプロピレン系発
泡樹脂ビーズ等でヘッドレスト基体2を構成する場合
は、発泡ウレタン材で造る場合に比し固い状態にあり、
ヘッドレスト基体2で嵌挿されたステー1を確実に固定
できるが、その弾力性が乏しいことからステー1の径に
略匹敵する孔径の空洞部22とするのが好適となる。
【0012】ここで、ヘッドレスト基体2を、例えば発
泡原料にポリエチレン系又はポリプロピレン系発泡樹脂
ビーズを使って造るときは、図5のごとくの簡素化した
金型4が用いられる。金型4は、コア型4aとキャビテ
ィ型4bとでヘッドレスト基体2のキャビティ5を形成
し、キャビティ型4bの型面には、多数の透孔41を設
けている。コア型4aには、空洞部22を形づくる蒸気
管6が固着される。キャビティ5内の蒸気管6には多数
の穿設孔61が設けられ、また蒸気管6に隔壁用仕切板
62を取付けている。この仕切板62が溝部21をつく
る。符号7は、キャビティ5内に樹脂ビーズを送り込む
充填ガンを示す。尚、穿設孔61及び上記透孔41の孔
径は発泡原料たる樹脂ビーズ径より小さくて、充填ガン
7からキャビティ5に注入された樹脂ビーズがキャビテ
ィ外へ抜け出せない構造になっている。符号8はスチー
ム室で、スチーム室8の蒸気が蒸気管6の穿設孔61及
びコア型4aに形成した開孔42からキャビティ5に入
り込めるようにしている。
【0013】ヘッドレスト基体2は、上記金型4を使用
して大略以下の工程を経て造られる。まず、コア型4
a,キャビティ型4bを閉じ、充填ガン7からキャビテ
ィ5内に発泡原料たる樹脂ビーズを送り込む。樹脂ビー
ズを搬送したエアは、透孔41からキャビティ5外へ排
出される。その後、スチーム室8に蒸気を流入させ、穿
設孔61,開孔42からキャビティ5内へ蒸気を通す。
蒸気はその潜熱を使ってキャビティ5内の樹脂ビーズを
加熱融着し、ヘッドレスト基体2の発泡成形品を造って
いく。潜熱を使い果たし役目を終えた蒸気,凝縮水は、
透孔41からキャビティ5外へ排出される。使用済み蒸
気の排出、或いは上記樹脂ビーズの搬送エアの排出は、
キャビティ5外から透孔41に対し真空吸引をかける
と、円滑に進みより好ましくなる。
【0014】符号3は、ファブリック又はプラスチック
レザー等の表皮材を示す。表皮材3は袋状にして予め発
泡成形型内に配し、表皮材3の内側に発泡原料を注入し
てこの表皮材3をヘッドレスト基体2に一体化させても
よいし、ヘッドレスト基体2のみの発泡成形品を造り、
これに後から表皮材3を被せる方法に依ってもよい。図
1では、ヘッドレスト基体2に表皮材3が被着されてお
り、ヘッドレスト基体2底面の溝部21及び空洞部22
に相当する部分の表皮材3には、開口31が設けられて
いる。この開口31は、ステー1をヘッドレスト基体2
に一体化した後、舌片32によってシールされる。
【0015】このように構成したステー1とヘッドレス
ト基体2(ここでは、表皮材3を被着している)は、ア
ッシーメーカへ別々に運ばれ、そこで組立られる。組立
ては、ステー1の連結部12を溝部21に当てがい(図
1,図2)、溝部21の深さ方向に合わせて、溝部21
を拡開しながらステー1を挿入していく。ステー1の挿
入に伴い、溝部21は押し広げられ弾性変形する(図
3)。更に、ステー1を挿入していき、ステー1が空洞
部22内に嵌挿されると、弾性変形していた線状幅の溝
部21は、ヘッドレスト基体2が弾性復帰することでそ
の口を閉じる。そして、空洞部22周りのヘッドレスト
基体2が、ステー1にフィットし固定を確かなものとす
る。その後、表皮材3に係る舌片32で溝部21をシー
ルすることで、表皮材3がヘッドレスト基体2内に挿嵌
された連結部12,ステー部11のズレを止め、ステー
1の固定化を確実なものとする。
【0016】(2)実施例2 本実施例は、実施例1の溝部21と異なり、図7のよう
な溝部21を採用したものである。溝部21は、その連
結部12長さに対応する中央部分をステー径と略同じ溝
幅の開穴211にすると共に、空洞部22,22寄りに
はステー径より小なる溝幅とした括れ部212を形成す
る。そして、連結部12のセット位置に係る空洞部22
周りにも溝幅が狭い括れ部212を設けて、括れ部21
2が略コ字状の空洞部22の内縁を取り囲んだ状態にし
ている。開穴211によって、セット位置へのステー1
の挿入が行い易くなり、また、ステー1のセット位置へ
の嵌挿後は、括れ部212によってステー1が抜け難い
構造になっている。
【0017】更に、溝部21が空洞部22を貫通して、
溝部21の長さも深さも大きくした状態にあり、空洞部
22の外縁を帯状スリット23が取り巻いている(図
7,図8)。この帯状スリット23によって、溝部21
の拡開がスムーズに進み、ステー1の挿入が一層行い易
くなる。クッション性に乏しいが、フィット性に富みス
テー1を強力保持するポリプロピレン系発泡樹脂を用い
たヘッドレスト基体2には都合がよい。尚、本実施例で
は、ステー1をヘッドレスト基体2に挿嵌して一体化し
た後、表皮材3をヘッドレスト基体2に被着してヘッド
レストAを造りあげる構成である。
【0018】(3)実施例の効果 本実施例に係る組立式のヘッドレストAは、ステー1と
ヘッドレスト基体2とをそれぞれ最終段階で組付け得る
構造になっているので、成形メーカでは、ヘッドレスト
基体2又はヘッドレスト基体2に表皮材3を被着した形
態でアッシーメーカへ納品でき、その荷姿はよくなり運
搬効率が上がる。また、ステー1は一旦成形メーカへ立
ち寄ってから最終のアッシーメーカへ運ばれるのでな
く、直接アッシーメーカに納品できるようになるので、
物流コストが下がる。
【0019】一方、別体で送られてきたステー1,ヘッ
ドレスト基体2は、ステー1を溝部21に挿入するだけ
で、空洞部22にステー1が挿嵌されヘッドレスト基体
2と一体化固定できるので、ヘッドレスト基体2の組立
てが簡単且つ迅速になし得る。特に、実施例2のごとく
溝部21に開穴211を設けたり帯状スリット23を形
成すると、溝部21の拡開がスムーズにいき、ヘッドレ
スト基体2へのステー1の取着がより楽に達成できる。
更に、ステー1が空洞部22に挿嵌されると、空洞部2
2周りのヘッドレスト基体2が弾性復帰して挿嵌された
ステー1を締め付けるので、ステー1は確実に固定保持
される。加えて、ステー1の挿嵌後、ヘッドレスト基体
2に被着される表皮材3の舌片32で溝部21を封止す
るので、ヘッドレスト基体2の変形が困難になりステー
1の空洞部22からの脱落を完全阻止するようになる。
【0020】尚、本発明においては、前記実施例に示す
ものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種
々変更できる。ステー1,ヘッドレスト基体2,溝部2
1,空洞部22,帯状スリット23,表皮材3の形状,
大きさ,材質等は本実施例に限定することなく目的に応
じて対処できる。具体的には、ステー1の形状はコ字型
形状に限定されず、三次元に変化する種々の形態を採り
得る。ステー1の連結部12は断面三角の楔状として、
溝部21に差込み易く且つ空洞部22に嵌挿された連結
部12に戻り機能を発揮させることもできる。表皮材3
は、最終製品たるヘッドレストAに被着されておればよ
く、ヘッドレスト基体2にステー1を挿嵌して一体化さ
せる時点で、表皮材3がヘッドレスト基体2に被着され
ているか否かは問わない。
【0021】
【発明の効果】以上のごとく本発明に係るヘッドレスト
は、ステーはステーのみアッシーメカに納入し、ヘッド
レスト基体はヘッドレスト基体のみをアッシーメーカに
納入してヘッドレストの組立完成できるので、ステーの
二度の運搬や従来のヘッドレストの荷姿悪さが改善さ
れ、物流コストの削減に優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の表皮材被着のヘッドレスト基体とス
テーの斜視図の斜視図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】ヘッドレスト基体へのステーの挿入過渡状態を
示す縦断面図である。
【図4】ステーがヘッドレスト基体に嵌挿固定された縦
断面図である。
【図5】ヘッドレスト基体用金型の断面図である。
【図6】図5の蒸気管周りの部分斜視図である。
【図7】実施例2のヘッドレスト基体とステーの斜視図
の斜視図である。
【図8】図7のヘッドレスト基体にステーを挿嵌した断
面図である。
【図9】図7のX−X線断面図である。
【図10】従来のヘッドレスト運搬時の荷姿図である。
【図11】従来のヘッドレスト運搬時の荷姿図である。
【符号の説明】
1 ステー 11 ステー部 12 連結部 2 ヘッドレスト基体 21 溝部 22 空洞部 23 帯状スリット 3 表皮材 A ヘッドレスト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドレスト基体とステーとを一体化
    し、該ヘッドレスト基体が表皮材で被着されるヘッドレ
    ストにあって、ステーは一対の棒状体からなるステー部
    とこの両者をつなぐ連結部とを備え、該ステーを取着し
    ようとするクッション材からなるヘッドレスト基体に
    は、該ステーに対応する細長開口で且つその幅にステー
    径より小なる部分を有して該ヘッドレスト基体の底面か
    ら該ステーのセット位置深さまでの溝部を形成すると共
    に、該セット位置で該ステーに占有されるヘッドレスト
    基体部分に空洞部を設けることで、該溝部を拡開しなが
    ら該ステーを挿入していき、該空洞部に挿嵌された該ス
    テーが空洞部周りのヘッドレスト基体で固定されるよう
    構成したヘッドレスト。
  2. 【請求項2】 上記溝部が延設され、その先端が空洞部
    を越えて該空洞部の外周縁に帯状スリットを形成する請
    求項1記載のヘッドレスト。
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