JPH0724098Y2 - 足関節固定保護具 - Google Patents
足関節固定保護具Info
- Publication number
- JPH0724098Y2 JPH0724098Y2 JP1990011435U JP1143590U JPH0724098Y2 JP H0724098 Y2 JPH0724098 Y2 JP H0724098Y2 JP 1990011435 U JP1990011435 U JP 1990011435U JP 1143590 U JP1143590 U JP 1143590U JP H0724098 Y2 JPH0724098 Y2 JP H0724098Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ankle
- protector
- ankle joint
- fastened
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は足関節固定保護具、更に詳細には捻挫やアキレ
ス腱の切断の場合等に於て、当該足関節部を固定保護す
るために用いられる足関節固定保護具に関する。
ス腱の切断の場合等に於て、当該足関節部を固定保護す
るために用いられる足関節固定保護具に関する。
従来、斯かる足関節固定保護具としては、一般にL字筒
型サポーターが用いられ、必要に応じて更にテーピング
により足関節部を固定保護していたのが実状であった。
型サポーターが用いられ、必要に応じて更にテーピング
により足関節部を固定保護していたのが実状であった。
然しながら、単なるサポーターの場合には外部からの衝
撃に対する足関節部の防護効果が十分得られないと共
に、保持固定力が十分でないため患者自身の動作に伴な
う“ひねり”が生じ易く、十分保護目的を達成し得ない
のが実状であった。
撃に対する足関節部の防護効果が十分得られないと共
に、保持固定力が十分でないため患者自身の動作に伴な
う“ひねり”が生じ易く、十分保護目的を達成し得ない
のが実状であった。
而して、これに更にテーピングを行い足関節部の保持固
定を強化することも行われているが、斯かる方法による
ときは、そもそもテーピング作業に手間と時間を必要と
することはもとより、却って足首部の動きを全く封殺し
てしまうため、歩行すら困難となると共に、靴も履けな
くなると云う問題があった。
定を強化することも行われているが、斯かる方法による
ときは、そもそもテーピング作業に手間と時間を必要と
することはもとより、却って足首部の動きを全く封殺し
てしまうため、歩行すら困難となると共に、靴も履けな
くなると云う問題があった。
そこで、本考案者は斯かる従来の欠点を解消すべく種々
検討を重ねた結果、着脱操作性及び固定保護性に優れ、
しかも運動性及び靴の装着性に特に支障ともならない本
考案を案出したものである。
検討を重ねた結果、着脱操作性及び固定保護性に優れ、
しかも運動性及び靴の装着性に特に支障ともならない本
考案を案出したものである。
すなわち、本考案は短筒状部の一端部上縁部に、足首部
後背部に於て重ね合せ止着し得る被覆帯部を連成して成
る足関節装着用サポーター体の左右両外側下端部に、く
るぶし被覆部を細巾薄板状支柱部とすると共に、その上
方に対向重ね合せ止着し得る半筒状囲枠部を連成して成
る一対のくるぶし乃至足首被覆用プロテクター下端部を
取り付けたことを特徴とする足関節固定保護具である。
後背部に於て重ね合せ止着し得る被覆帯部を連成して成
る足関節装着用サポーター体の左右両外側下端部に、く
るぶし被覆部を細巾薄板状支柱部とすると共に、その上
方に対向重ね合せ止着し得る半筒状囲枠部を連成して成
る一対のくるぶし乃至足首被覆用プロテクター下端部を
取り付けたことを特徴とする足関節固定保護具である。
以下一実施例を示す図面と共に本考案を更に説明する。
1は足関節装着用サポーター体で、伸縮性を有するもの
であればその素材の如何を問わないが、通気性やクッシ
ョン性に優れたものを用いるのが好ましい。
であればその素材の如何を問わないが、通気性やクッシ
ョン性に優れたものを用いるのが好ましい。
このサポーター体1は、短筒状部11の一端部上縁部に、
足首部後背部に於て重ね合せ止着し得る被覆帯部12を連
成されており、脚の太さ如何に拘わらず着脱操作性及び
装着固定性に優れると共に、当該装着時踵部は被覆され
ることなく開放状態となるため、運動性にも優れたもの
となっている。
足首部後背部に於て重ね合せ止着し得る被覆帯部12を連
成されており、脚の太さ如何に拘わらず着脱操作性及び
装着固定性に優れると共に、当該装着時踵部は被覆され
ることなく開放状態となるため、運動性にも優れたもの
となっている。
また、この場合被覆帯部12下部側方に踵上方部固定用の
補助ベルト13を付設すれば、足首後背部を被覆帯部12両
側片と当該補助ベルト13により順次交差的に重ね合せ固
定し得るので、ヒールロックの作用が得られ、またクッ
ション性に優れ、強固な固定保持作用を安定に維持する
ことができ、更によりよい結果を得ることができる。
補助ベルト13を付設すれば、足首後背部を被覆帯部12両
側片と当該補助ベルト13により順次交差的に重ね合せ固
定し得るので、ヒールロックの作用が得られ、またクッ
ション性に優れ、強固な固定保持作用を安定に維持する
ことができ、更によりよい結果を得ることができる。
尚、被覆帯部12及び補助ベルト13の止着手段としては適
宜面ファスナー1aを用いるのが簡便かつ効果的である。
宜面ファスナー1aを用いるのが簡便かつ効果的である。
14はくるぶしパット部で、短筒状部11乃至被覆帯部12の
くるぶし被覆内面に形成されており、これによりくるぶ
しへのクッション当接が可能となり、効果的である。
くるぶし被覆内面に形成されており、これによりくるぶ
しへのクッション当接が可能となり、効果的である。
2はくるぶし乃至足首被覆用のプロテクターで、上記サ
ポーター体1の左右両外側下端部に、それぞれ当該下端
部を縫着等の手段により左右開閉自在に一対取り付けら
れているものである。
ポーター体1の左右両外側下端部に、それぞれ当該下端
部を縫着等の手段により左右開閉自在に一対取り付けら
れているものである。
このプロテクター2の素材としては、副木的な作用を果
し得る硬度を有するものであれば、その種類の如何を問
わないが、半硬質合成樹脂製とするのが加工性及び運動
性の点で有利である。
し得る硬度を有するものであれば、その種類の如何を問
わないが、半硬質合成樹脂製とするのが加工性及び運動
性の点で有利である。
このプロテクター2は、くるぶし被覆部を細巾薄板状支
柱部21としつつ、上方に於て半筒状囲枠部22として、足
首全体を囲み、保持固定し得る構成となっている。
柱部21としつつ、上方に於て半筒状囲枠部22として、足
首全体を囲み、保持固定し得る構成となっている。
また、当該一対の半筒状囲枠部22は、対向装着時一方が
他方の内側に若干挿入して重ね合せ止着し得るように構
成され、脚の太さの如何に拘わらず強固な保持固定作用
が得られるようになっている。
他方の内側に若干挿入して重ね合せ止着し得るように構
成され、脚の太さの如何に拘わらず強固な保持固定作用
が得られるようになっている。
尚、プロテクター2の半筒状囲枠部22に於ける止着手段
としては適宜面ファスナー2aを用いるのが簡便かつ効果
的である。
としては適宜面ファスナー2aを用いるのが簡便かつ効果
的である。
また、一方のプロテクター2の下端部に適宜面ファスナ
ーテープ2bの一端を取り付けると共に、他方のプロテク
ター2の下端部にこれと対応する面ファスナー部片を形
成せしめ、あるいは更にサポーター体1の短筒状部11外
底面をファスナー素材で形成するのが、両プロテクター
の引き締め作用及び足巾の大小如何に拘らず優れた装着
固定性を得る上で特に良い結果を与える。
ーテープ2bの一端を取り付けると共に、他方のプロテク
ター2の下端部にこれと対応する面ファスナー部片を形
成せしめ、あるいは更にサポーター体1の短筒状部11外
底面をファスナー素材で形成するのが、両プロテクター
の引き締め作用及び足巾の大小如何に拘らず優れた装着
固定性を得る上で特に良い結果を与える。
本考案は以上の如く構成されているので、まずプロテク
ター2を左右に拡開した状態でサポーター体1を足関節
に装着し、次いで当該サポーター体1外側からプロテク
ター2を装着せしめれば、足関節部がサポーター体1に
より保持固定されると共に、更にプロテクター2により
固定保護される。しかもプロテクター2は、くるぶし乃
至足首に当接被覆され、踵や足甲には存在しないので、
足首の底屈・背屈運動は阻害されない。しかも、サポー
ター体1がプロテクター2のクッション部材となるの
で、プロテクター2装着時の異物感を和らげる。
ター2を左右に拡開した状態でサポーター体1を足関節
に装着し、次いで当該サポーター体1外側からプロテク
ター2を装着せしめれば、足関節部がサポーター体1に
より保持固定されると共に、更にプロテクター2により
固定保護される。しかもプロテクター2は、くるぶし乃
至足首に当接被覆され、踵や足甲には存在しないので、
足首の底屈・背屈運動は阻害されない。しかも、サポー
ター体1がプロテクター2のクッション部材となるの
で、プロテクター2装着時の異物感を和らげる。
従って、本考案によれば、極めて容易に着脱操作を行う
ことができると共に、足関節部を強固に固定保持し得る
ので、外部からの衝撃に対する十分なる防護が図られる
と共に、“ひねり”の発生を防止することができる。
ことができると共に、足関節部を強固に固定保持し得る
ので、外部からの衝撃に対する十分なる防護が図られる
と共に、“ひねり”の発生を防止することができる。
しかも、足の底屈・背屈運動性は保持されるので、歩行
性や靴の装着性にも特に支障はない。
性や靴の装着性にも特に支障はない。
第1図は本考案足関節固定保護具の展開状態を示す背面
図、第2図は同装着状態を示す正面図、第3図は同装着
状態を示す背面図、第4図は同右足への使用例を示す斜
視図である。
図、第2図は同装着状態を示す正面図、第3図は同装着
状態を示す背面図、第4図は同右足への使用例を示す斜
視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】短筒状部11の一端部上縁部に、足首部後背
部に於て重ね合せ止着し得る被覆帯部12を連成して成る
足関節装着用サポーター体1の左右両外側下端部に、く
るぶし被覆部を細巾薄板状支柱部21とすると共に、その
上方に対向重ね合せ止着し得る半筒状囲枠部22を連成し
て成る一対のくるぶし乃至足首被覆用プロテクター2下
端部を取り付けたことを特徴とする足関節固定保護具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990011435U JPH0724098Y2 (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | 足関節固定保護具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990011435U JPH0724098Y2 (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | 足関節固定保護具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03101931U JPH03101931U (ja) | 1991-10-23 |
JPH0724098Y2 true JPH0724098Y2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=31514960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990011435U Expired - Lifetime JPH0724098Y2 (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | 足関節固定保護具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724098Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006512173A (ja) * | 2003-04-15 | 2006-04-13 | ビーエスエヌ メディカル,インク. | 成型足首用副木 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3864196B2 (ja) * | 2003-02-12 | 2006-12-27 | アルケア株式会社 | 足関節装具 |
US8858483B2 (en) * | 2010-04-16 | 2014-10-14 | Nippon Sigmax Co., Ltd. | Supporter for Achilles tendon |
JP7400178B2 (ja) * | 2018-03-27 | 2023-12-19 | アルケア株式会社 | 関節用装具 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS648986A (en) * | 1987-07-01 | 1989-01-12 | Ikeda Mohando Co | Foot joint supporter |
-
1990
- 1990-02-07 JP JP1990011435U patent/JPH0724098Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006512173A (ja) * | 2003-04-15 | 2006-04-13 | ビーエスエヌ メディカル,インク. | 成型足首用副木 |
JP4804758B2 (ja) * | 2003-04-15 | 2011-11-02 | ビーエスエヌ メディカル,インク. | 成型足首用副木 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03101931U (ja) | 1991-10-23 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
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