JPH07240889A - 撮像装置付き頭部装着型映像表示装置 - Google Patents
撮像装置付き頭部装着型映像表示装置Info
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- JPH07240889A JPH07240889A JP6031358A JP3135894A JPH07240889A JP H07240889 A JPH07240889 A JP H07240889A JP 6031358 A JP6031358 A JP 6031358A JP 3135894 A JP3135894 A JP 3135894A JP H07240889 A JPH07240889 A JP H07240889A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 頭部装着型表示装置と撮像装置とを組み合わ
せたシステム構成で、撮像される映像観察と共々に、簡
単な操作で外界像をも視認できるようにする。 【構成】 映像を表示する映像表示手段11,映像を観
察者の眼に導く映像導入光学系21,及び映像導入光学
系21を通して観察者の眼に外界光を導き、且つ導かれ
る外界光の光量を変更可能な外界光可変手段31を備え
る頭部装着型表示装置部10と、映像表示手段11に対
して撮像した映像を伝送する映像伝送手段42,及び外
界光可変手段31を制御する外界光制御手段51を備え
る撮像装置部40とを組み合わせて構成する。
せたシステム構成で、撮像される映像観察と共々に、簡
単な操作で外界像をも視認できるようにする。 【構成】 映像を表示する映像表示手段11,映像を観
察者の眼に導く映像導入光学系21,及び映像導入光学
系21を通して観察者の眼に外界光を導き、且つ導かれ
る外界光の光量を変更可能な外界光可変手段31を備え
る頭部装着型表示装置部10と、映像表示手段11に対
して撮像した映像を伝送する映像伝送手段42,及び外
界光可変手段31を制御する外界光制御手段51を備え
る撮像装置部40とを組み合わせて構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像装置付き頭部装着
型映像表示装置に関し、更に詳しくは、観察者の頭部に
着脱自在に装着保持して使用し、観察者の眼に映像を直
接,投影する頭部装着型表示装置部と、撮像した映像を
頭部装着型表示装置部に伝送する撮像装置部とを組み合
わせて構成する撮像装置付き頭部装着型映像表示装置の
改良に係るものである。
型映像表示装置に関し、更に詳しくは、観察者の頭部に
着脱自在に装着保持して使用し、観察者の眼に映像を直
接,投影する頭部装着型表示装置部と、撮像した映像を
頭部装着型表示装置部に伝送する撮像装置部とを組み合
わせて構成する撮像装置付き頭部装着型映像表示装置の
改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶表示素子等の映像表示素子
から得られる映像を投影光学系によって観察者の眼に直
接,投影させることで、該映像の観察を可能にした頭部
装着型映像表示装置が開発されており、近年に至って
は、この頭部装着型映像表示装置に対して、撮像した映
像を伝送する広義の撮像装置を組み合わせたシステム構
成が、例えば、米国特許第4651201号明細書(頭
部装着型映像表示装置と撮像装置を組み込んだ内視鏡装
置とを組み合わせたシステム構成)や、特開平3−18
8777号公報(頭部装着型映像表示装置にTVカメラ
によるビデオ信号を組み合わせたシステム構成)によっ
て提案されている。
から得られる映像を投影光学系によって観察者の眼に直
接,投影させることで、該映像の観察を可能にした頭部
装着型映像表示装置が開発されており、近年に至って
は、この頭部装着型映像表示装置に対して、撮像した映
像を伝送する広義の撮像装置を組み合わせたシステム構
成が、例えば、米国特許第4651201号明細書(頭
部装着型映像表示装置と撮像装置を組み込んだ内視鏡装
置とを組み合わせたシステム構成)や、特開平3−18
8777号公報(頭部装着型映像表示装置にTVカメラ
によるビデオ信号を組み合わせたシステム構成)によっ
て提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】而して、この種の従来
における頭部装着型映像表示装置と撮像装置とを組み合
わせたシステム構成の場合には、撮像される映像観察と
共々に、観察対象撮像部の周辺状態の確認,つまり、換
言すると外界像を視認できないと、撮像装置の操作等に
支障をきたす惧れがあるという問題点を有している。
における頭部装着型映像表示装置と撮像装置とを組み合
わせたシステム構成の場合には、撮像される映像観察と
共々に、観察対象撮像部の周辺状態の確認,つまり、換
言すると外界像を視認できないと、撮像装置の操作等に
支障をきたす惧れがあるという問題点を有している。
【0004】そこで、従来においては、このような問題
点に対処するために、例えば、前記特開平3−1887
77号公報や、特開平4−58212号公報等に見られ
る如く、映像を観察者の眼に導く映像導入光学系の一部
にハーフミラーを配することにより、該ハーフミラーを
通して外界像を同時に視認できるようにした頭部装着型
の映像表示装置もまた提案されている。
点に対処するために、例えば、前記特開平3−1887
77号公報や、特開平4−58212号公報等に見られ
る如く、映像を観察者の眼に導く映像導入光学系の一部
にハーフミラーを配することにより、該ハーフミラーを
通して外界像を同時に視認できるようにした頭部装着型
の映像表示装置もまた提案されている。
【0005】しかしながら、このようにハーフミラーを
通して外界像を同時に視認できるようにした頭部装着型
の映像表示装置では、観察する映像に合わせて、常に外
界光が入射されることから、該観察映像の視認性が悪い
という不利を招いており、更に、この点に関しては、例
えば、特開平4−23582号公報でのように、観察者
の頭部に装着される表示装置自体を、その装着状態のま
ま上方へ節度的に跳ね上げることで、外界像を視認でき
るようにした手段も提案されてはいるが、この場合にあ
っても、該跳ね上げ作動を少なくとも片方の手の指先で
操作しなければならず、前記した内視鏡システム構成,
TVカメラシステム構成等のように手先を撮像操作部か
ら離すことのできないシステム構成に対しては適用し難
いものであった。
通して外界像を同時に視認できるようにした頭部装着型
の映像表示装置では、観察する映像に合わせて、常に外
界光が入射されることから、該観察映像の視認性が悪い
という不利を招いており、更に、この点に関しては、例
えば、特開平4−23582号公報でのように、観察者
の頭部に装着される表示装置自体を、その装着状態のま
ま上方へ節度的に跳ね上げることで、外界像を視認でき
るようにした手段も提案されてはいるが、この場合にあ
っても、該跳ね上げ作動を少なくとも片方の手の指先で
操作しなければならず、前記した内視鏡システム構成,
TVカメラシステム構成等のように手先を撮像操作部か
ら離すことのできないシステム構成に対しては適用し難
いものであった。
【0006】本発明は、このような従来の各問題点を解
消するためになされたもので、その目的とするところ
は、頭部装着型映像表示装置と撮像装置とを組み合わせ
たシステム構成にあって、撮像される映像観察と共々
に、簡単な操作で外界像をも容易に視認し得るようにし
た撮像装置付き頭部装着型映像表示装置を提供すること
である。
消するためになされたもので、その目的とするところ
は、頭部装着型映像表示装置と撮像装置とを組み合わせ
たシステム構成にあって、撮像される映像観察と共々
に、簡単な操作で外界像をも容易に視認し得るようにし
た撮像装置付き頭部装着型映像表示装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本発明に係る撮像装置付き頭部装着型の映像表示装置
は、映像を表示する映像表示手段,該映像を観察者の眼
に導く映像導入光学系,及び観察者の眼に外界光を導
き、且つ該導かれる外界光の光量を変更可能な外界光可
変手段を少なくとも備える頭部装着型表示装置部と、前
記映像表示手段に対して撮像した映像を伝送する映像伝
送手段,及び前記外界光可変手段を制御する外界光制御
手段を少なくとも備える撮像装置部とを組み合わせて構
成したことを特徴とするものである。
本発明に係る撮像装置付き頭部装着型の映像表示装置
は、映像を表示する映像表示手段,該映像を観察者の眼
に導く映像導入光学系,及び観察者の眼に外界光を導
き、且つ該導かれる外界光の光量を変更可能な外界光可
変手段を少なくとも備える頭部装着型表示装置部と、前
記映像表示手段に対して撮像した映像を伝送する映像伝
送手段,及び前記外界光可変手段を制御する外界光制御
手段を少なくとも備える撮像装置部とを組み合わせて構
成したことを特徴とするものである。
【0008】又、前記構成による撮像装置付き頭部装着
型映像表示装置において、前記外界光可変手段が、外界
光の透過,又は遮断を許容する液晶シャッター手段であ
り、且つ前記外界光制御手段が、該液晶シャッター手段
を作動して外界光を透過,又は遮断制御する制御スイッ
チ手段であることを特徴とするものである。
型映像表示装置において、前記外界光可変手段が、外界
光の透過,又は遮断を許容する液晶シャッター手段であ
り、且つ前記外界光制御手段が、該液晶シャッター手段
を作動して外界光を透過,又は遮断制御する制御スイッ
チ手段であることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】従って、本発明の撮像装置付き頭部装着型映像
表示装置においては、撮像装置部で撮像された映像を頭
部装着型表示装置部で観察し得ると共に、撮像装置部に
設けられた外界光制御手段の操作により、頭部装着型表
示装置部の外界光可変手段を制御して外界光を取り入れ
ることで、映像観察に合わせて同時且つ任意に外界像が
容易に視認される。
表示装置においては、撮像装置部で撮像された映像を頭
部装着型表示装置部で観察し得ると共に、撮像装置部に
設けられた外界光制御手段の操作により、頭部装着型表
示装置部の外界光可変手段を制御して外界光を取り入れ
ることで、映像観察に合わせて同時且つ任意に外界像が
容易に視認される。
【0010】又、頭部装着型表示装置部の外界光可変手
段として、外界光の透過,又は遮断を許容する液晶シャ
ッター手段を適用し、撮像装置部の外界光制御手段とし
て、該液晶シャッター手段を作動して外界光を透過,又
は遮断制御する制御スイッチ手段を適用するときは、撮
像装置部を操作しながら制御スイッチ手段を選択的に操
作することで、同様に、任意に外界像の視認が可能にな
る。
段として、外界光の透過,又は遮断を許容する液晶シャ
ッター手段を適用し、撮像装置部の外界光制御手段とし
て、該液晶シャッター手段を作動して外界光を透過,又
は遮断制御する制御スイッチ手段を適用するときは、撮
像装置部を操作しながら制御スイッチ手段を選択的に操
作することで、同様に、任意に外界像の視認が可能にな
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る撮像装置付き頭部装着型
映像表示装置の各別の実施例につき、図1ないし図3を
参照して詳細に説明する。
映像表示装置の各別の実施例につき、図1ないし図3を
参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の第1実施例を適用した撮
像装置付き頭部装着型映像表示装置における基本的な概
念を模式的に示すブロック図である。
像装置付き頭部装着型映像表示装置における基本的な概
念を模式的に示すブロック図である。
【0013】この図1において、本第1実施例による頭
部装着型表示装置部10は、ライト制御器14によって
光量制御されるバックライト13を有し、映像制御器1
2に制御されて映像を表示する映像表示手段,ここで
は、液晶表示素子(以下、LCDという)11と、少な
くともハーフミラー22及び凹面ミラー23を夫々に有
して、前記LCD11に表示された映像を観察者の眼に
導く映像導入光学系21と、該映像導入光学系21の一
部であるハーフミラー22を通して観察者の眼に外界光
を導くと共に、該導かれる外界光の光量を調整する外界
光可変手段,ここでは、液晶シャッター31,液晶シャ
ッター駆動回路32及び駆動スイッチ33とを備えてお
り、本頭部装着型表示装置部10は、よく知られている
ように、観察者の頭部へ着脱自在に装着して使用され
る。
部装着型表示装置部10は、ライト制御器14によって
光量制御されるバックライト13を有し、映像制御器1
2に制御されて映像を表示する映像表示手段,ここで
は、液晶表示素子(以下、LCDという)11と、少な
くともハーフミラー22及び凹面ミラー23を夫々に有
して、前記LCD11に表示された映像を観察者の眼に
導く映像導入光学系21と、該映像導入光学系21の一
部であるハーフミラー22を通して観察者の眼に外界光
を導くと共に、該導かれる外界光の光量を調整する外界
光可変手段,ここでは、液晶シャッター31,液晶シャ
ッター駆動回路32及び駆動スイッチ33とを備えてお
り、本頭部装着型表示装置部10は、よく知られている
ように、観察者の頭部へ着脱自在に装着して使用され
る。
【0014】又、前記頭部装着型表示装置部10に組み
合わされる撮像装置部40は、観察対象部を撮像し、且
つ撮像された映像を映像伝送手段としての映像ケーブル
42で前記映像制御器12に伝送し、該映像制御器12
を介してLCD11上に表示させる撮像装置41と、前
記外界光可変手段としての液晶シャッター31,液晶シ
ャッター駆動回路32及びシャッター駆動スイッチ33
を制御する外界光制御手段,ここでは、制御ケーブル5
2を通して前記シャッター駆動スイッチ33を開閉制御
するシャッター制御スイッチ51とを備えて構成したも
のである。
合わされる撮像装置部40は、観察対象部を撮像し、且
つ撮像された映像を映像伝送手段としての映像ケーブル
42で前記映像制御器12に伝送し、該映像制御器12
を介してLCD11上に表示させる撮像装置41と、前
記外界光可変手段としての液晶シャッター31,液晶シ
ャッター駆動回路32及びシャッター駆動スイッチ33
を制御する外界光制御手段,ここでは、制御ケーブル5
2を通して前記シャッター駆動スイッチ33を開閉制御
するシャッター制御スイッチ51とを備えて構成したも
のである。
【0015】従って、本第1実施例構成の場合、撮像装
置41により撮像され、頭部装着型表示装置部10の映
像制御器12を介してLCD11上に表示された映像
は、バックライト13によって照明され、且つ凹面ミラ
ー23を経て拡大された上で、ハーフミラー22により
観察者の眼に導かれる。
置41により撮像され、頭部装着型表示装置部10の映
像制御器12を介してLCD11上に表示された映像
は、バックライト13によって照明され、且つ凹面ミラ
ー23を経て拡大された上で、ハーフミラー22により
観察者の眼に導かれる。
【0016】一方、このように頭部装着型表示装置部1
0での映像表示がなされている状態において、シャッタ
ー制御スイッチ51の選択的操作によってシャッター駆
動スイッチ33が開かれると、液晶シャッター駆動回路
32からの駆動電圧が液晶シャッター31に印加され
て、該液晶シャッター31を透過状態にするために、外
界光がハーフミラー22を通して観察者の眼に導かれ、
これによって外界像を容易に視認することができるので
あり、又、前記シャッター駆動スイッチ33が閉じられ
ると、液晶シャッター31が再度,遮断状態にされて、
外界光もまたカットされることになる。
0での映像表示がなされている状態において、シャッタ
ー制御スイッチ51の選択的操作によってシャッター駆
動スイッチ33が開かれると、液晶シャッター駆動回路
32からの駆動電圧が液晶シャッター31に印加され
て、該液晶シャッター31を透過状態にするために、外
界光がハーフミラー22を通して観察者の眼に導かれ、
これによって外界像を容易に視認することができるので
あり、又、前記シャッター駆動スイッチ33が閉じられ
ると、液晶シャッター31が再度,遮断状態にされて、
外界光もまたカットされることになる。
【0017】次に、図2は、本発明の撮像装置付き頭部
装着型映像表示装置をTVカメラシステムに適用した場
合の第2実施例による使用状態の概要を模式的に示す構
成説明図である。
装着型映像表示装置をTVカメラシステムに適用した場
合の第2実施例による使用状態の概要を模式的に示す構
成説明図である。
【0018】この図2に示す第2実施例装置の構成にお
いても、前記第1実施例装置の場合と同一符号は同一又
は均等部分を示しており、又、本第2実施例装置では、
前記撮像装置部40としてTVカメラ装置61を用いる
と共に、装置構成の各制御部が制御ボックス62内に集
約的に内装されている。
いても、前記第1実施例装置の場合と同一符号は同一又
は均等部分を示しており、又、本第2実施例装置では、
前記撮像装置部40としてTVカメラ装置61を用いる
と共に、装置構成の各制御部が制御ボックス62内に集
約的に内装されている。
【0019】従って、本第2実施例装置の場合、TVカ
メラ装置61からの映像は、制御ボックス62を介する
ことで頭部装着型表示装置部10に導かれており、観察
者,若しくは使用者は、該TVカメラ装置61によって
撮像されている映像を表示装置部10で確認しながら撮
像操作をなし、且つ対象撮像部の周辺状況を確認する必
要があるときには、前記TVカメラ装置61に設けられ
ている制御スイッチ51を選択操作することで、先にも
述べた如く、液晶シャッター31を透過状態にして外界
光を取り入れ、同様に、外界像を極めて簡単且つ容易に
確認し得るのである。
メラ装置61からの映像は、制御ボックス62を介する
ことで頭部装着型表示装置部10に導かれており、観察
者,若しくは使用者は、該TVカメラ装置61によって
撮像されている映像を表示装置部10で確認しながら撮
像操作をなし、且つ対象撮像部の周辺状況を確認する必
要があるときには、前記TVカメラ装置61に設けられ
ている制御スイッチ51を選択操作することで、先にも
述べた如く、液晶シャッター31を透過状態にして外界
光を取り入れ、同様に、外界像を極めて簡単且つ容易に
確認し得るのである。
【0020】次に、図3は、本発明の撮像装置付き頭部
装着型映像表示装置を内視鏡システムに適用した場合の
第3実施例による使用状態の概要を模式的に示す構成説
明図である。
装着型映像表示装置を内視鏡システムに適用した場合の
第3実施例による使用状態の概要を模式的に示す構成説
明図である。
【0021】この図3に示す第3実施例装置の構成にお
いても、前記第1実施例装置の場合と同一符号は同一又
は均等部分を示しており、又、本第3実施例装置では、
前記撮像装置部40として内視鏡装置71を用いると共
に、ここでも前例の場合と同様に、装置構成の各制御部
が制御ボックス72内に集約的に内装されている。
いても、前記第1実施例装置の場合と同一符号は同一又
は均等部分を示しており、又、本第3実施例装置では、
前記撮像装置部40として内視鏡装置71を用いると共
に、ここでも前例の場合と同様に、装置構成の各制御部
が制御ボックス72内に集約的に内装されている。
【0022】従って、本第3実施例装置の場合、内視鏡
装置71からの映像は、制御ボックス72を介すること
で頭部装着型表示装置部10に導かれており、観察者,
若しくは使用者は、該内視鏡装置71によって撮像され
ている映像を表示装置部10で確認しながら撮像操作を
なし、且つ対象撮像部の周辺状況を確認する必要がある
ときには、前記内視鏡装置71に設けられている制御ス
イッチ51を選択操作することにより、ここでも全く同
様に、液晶シャッター31を透過状態にして外界光を取
り入れ、その外界像を極めて簡単且つ容易に確認し得る
のである。
装置71からの映像は、制御ボックス72を介すること
で頭部装着型表示装置部10に導かれており、観察者,
若しくは使用者は、該内視鏡装置71によって撮像され
ている映像を表示装置部10で確認しながら撮像操作を
なし、且つ対象撮像部の周辺状況を確認する必要がある
ときには、前記内視鏡装置71に設けられている制御ス
イッチ51を選択操作することにより、ここでも全く同
様に、液晶シャッター31を透過状態にして外界光を取
り入れ、その外界像を極めて簡単且つ容易に確認し得る
のである。
【0023】なお、前記各実施例においては、外界光可
変手段として液晶シャッターを用いた場合について述べ
たが、必ずしも液晶シャッターである必要はなく、同様
な作用を得られるものであれば、任意の手段を適用して
も何ら差し支えはない。
変手段として液晶シャッターを用いた場合について述べ
たが、必ずしも液晶シャッターである必要はなく、同様
な作用を得られるものであれば、任意の手段を適用して
も何ら差し支えはない。
【0024】
【発明の効果】以上、各実施例によって詳述したよう
に、本発明に係る撮像装置付き頭部装着型映像表示装置
によれば、映像を表示する映像表示手段と、映像を観察
者の眼に導く映像導入光学系と、観察者の眼に外界光を
導き、且つ導かれる外界光の光量を変更可能な外界光可
変手段とを夫々に備える頭部装着型表示装置部,及び映
像表示手段に対して撮像した映像を伝送する映像伝送手
段と、外界光可変手段を制御する外界光制御手段とを夫
々に備える撮像装置部を組み合わせ構成したので、撮像
装置部によって撮像された映像を、頭部装着型表示装置
部によって観察できると共に、撮像装置部に設けられた
外界光制御手段の選択的操作により、撮像操作部から手
先を離したりせずに、頭部装着型表示装置部の外界光可
変手段を制御でき、結果的に、映像観察に合わせ、同時
に外界光を任意に取り入れて、対象撮像部における周辺
等の外界像を容易に確認できるという優れた特長を有す
るものである。
に、本発明に係る撮像装置付き頭部装着型映像表示装置
によれば、映像を表示する映像表示手段と、映像を観察
者の眼に導く映像導入光学系と、観察者の眼に外界光を
導き、且つ導かれる外界光の光量を変更可能な外界光可
変手段とを夫々に備える頭部装着型表示装置部,及び映
像表示手段に対して撮像した映像を伝送する映像伝送手
段と、外界光可変手段を制御する外界光制御手段とを夫
々に備える撮像装置部を組み合わせ構成したので、撮像
装置部によって撮像された映像を、頭部装着型表示装置
部によって観察できると共に、撮像装置部に設けられた
外界光制御手段の選択的操作により、撮像操作部から手
先を離したりせずに、頭部装着型表示装置部の外界光可
変手段を制御でき、結果的に、映像観察に合わせ、同時
に外界光を任意に取り入れて、対象撮像部における周辺
等の外界像を容易に確認できるという優れた特長を有す
るものである。
【0025】又、頭部装着型表示装置部の外界光可変手
段として、外界光の透過,又は遮断を許容する液晶シャ
ッター手段を適用し、撮像装置部の外界光制御手段とし
て、該液晶シャッター手段を作動して外界光を透過,又
は遮断制御する制御スイッチ手段を適用するときは、撮
像装置部を操作しながら制御スイッチ手段を選択操作す
るのみの極めて簡単な動作により、液晶シャッター手段
を容易に透過,又は遮断状態にし得るもので、同様に、
必要に応じて外界像を任意に確認できるという利点があ
る。
段として、外界光の透過,又は遮断を許容する液晶シャ
ッター手段を適用し、撮像装置部の外界光制御手段とし
て、該液晶シャッター手段を作動して外界光を透過,又
は遮断制御する制御スイッチ手段を適用するときは、撮
像装置部を操作しながら制御スイッチ手段を選択操作す
るのみの極めて簡単な動作により、液晶シャッター手段
を容易に透過,又は遮断状態にし得るもので、同様に、
必要に応じて外界像を任意に確認できるという利点があ
る。
【図1】本発明の第1実施例を適用した撮像装置付き頭
部装着型映像表示装置における基本的な概念を模式的に
示すブロック図である。
部装着型映像表示装置における基本的な概念を模式的に
示すブロック図である。
【図2】本発明の撮像装置付き頭部装着型映像表示装置
をTVカメラシステムに適用した場合の第2実施例によ
る使用状態の概要を模式的に示す構成説明図である。
をTVカメラシステムに適用した場合の第2実施例によ
る使用状態の概要を模式的に示す構成説明図である。
【図3】本発明の撮像装置付き頭部装着型映像表示装置
を内視鏡システムに適用した場合の第3実施例による使
用状態の概要を模式的に示す構成説明図である。
を内視鏡システムに適用した場合の第3実施例による使
用状態の概要を模式的に示す構成説明図である。
10 頭部装着型表示装置部 11 液晶表示素子(LCD) 12 映像制御器 13 バックライト 14 ライト制御器 21 映像導入光学系 22 ハーフミラー 23 凹面ミラー 31 液晶シャッター 32 液晶シャッター駆動回路 33 シャッター駆動スイッチ 40 撮像装置部 41 撮像装置 42 映像ケーブル 51 シャッター制御スイッチ 52 制御ケーブル 61 TVカメラ装置 62 制御ボックス 71 内視鏡装置 72 制御ボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 聖二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 映像を表示する映像表示手段,該映像を
観察者の眼に導く映像導入光学系,及び観察者の眼に外
界光を導き、且つ該導かれる外界光の光量を変更可能な
外界光可変手段を少なくとも備える頭部装着型表示装置
部と、 前記映像表示手段に対して撮像した映像を伝送する映像
伝送手段,及び前記外界光可変手段を制御する外界光制
御手段を少なくとも備える撮像装置部とを組み合わせて
構成したことを特徴とする撮像装置付き頭部装着型映像
表示装置。 - 【請求項2】 前記外界光可変手段が、外界光の透過,
又は遮断を許容する液晶シャッター手段であり、且つ前
記外界光制御手段が、該液晶シャッター手段を作動して
外界光を透過,又は遮断制御する制御スイッチ手段であ
ることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置付き頭部
装着型映像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03135894A JP3352209B2 (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | 撮像装置付き頭部装着型映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03135894A JP3352209B2 (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | 撮像装置付き頭部装着型映像表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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