JPH0724065A - 輸液装置 - Google Patents

輸液装置

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JPH0724065A
JPH0724065A JP5194119A JP19411993A JPH0724065A JP H0724065 A JPH0724065 A JP H0724065A JP 5194119 A JP5194119 A JP 5194119A JP 19411993 A JP19411993 A JP 19411993A JP H0724065 A JPH0724065 A JP H0724065A
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JP
Japan
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infusion
reference value
patient
pressure
bolus
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Application number
JP5194119A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Miyasaka
勝之 宮坂
Michio Osone
教夫 大曽根
Yasuyuki Yamame
恭之 山目
Kazuo Matsubara
一雄 松原
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Atom Corp
Original Assignee
Atom Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】輸液中のPCAポンプにおいて、薬液の輸液速
度に応じて閉塞の警報レベルも変更する。 【構成】ブリッジ接続のストレインゲージを用いた圧力
検出器21からの圧力信号を比較回路22に供給する。
比較回路22の他入力に第1の基準電圧23及び第2の
基準電圧24を切換るCMOSスイッチ25を接続し、
出力を警報出力回路26に接続する。バックグラウンド
用の第1の基準電圧23をボーラス用の第2の基準電圧
24より低く設定する。スイッチ25を、輸液速度の変
化に対応した遅延回路27を経由して輸液状態の変更に
伴う輸液セット設定釦28、或は患者のボーラス量の要
求によるボーラス輸液信号で制御する。2段階の基準電
圧の代わりに、輸液速度に応じて多段階に変化する基準
電圧を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬液或は血液等を人体
に注入する注射器タイプの輸液ポンプ、例えば鎮痛剤を
医者の処方範囲内で患者自身の操作により注入できる輸
液装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の輸液装置は、例えば薬液を薬ビン
から吸上げた注射器の外筒を固定し、注射器の先端にポ
リエチレン製等の柔軟チューブを経て連通した注射針
(又は硬膜外カテーテル)を患者の部位(静脈又は体膣
内)に差込み、注射器の吸子を押圧して、薬液を患者に
輸液している。このような輸液装置は、特開昭48−6
2289号公報、実開昭57−76637号公報、特公
昭63−44390号公報、特願平3−224743号
公報及び特願平3−224744号公報に開示されてい
る。
【0003】最近、連続投与量より多い量の薬液例えば
鎮痛剤を医者が患者に投与するワンンショット機能の一
部を制限して、患者自身でも鎮痛剤の注入即ちボーラス
操作ができるPCA(Patient Controlled Analgesia)
ポンプが開発されている。このPCAポンプは、医者が
1回の注入量、最小注入間隔及び1時間当たりの最大注
入量を予め設定しておけば、患者が枕元のボーラス釦を
任意に押して上記範囲内で鎮痛剤を注入することができ
る。患者は、鎮痛剤をいつでも注入できる気楽さから痛
みを最大限に我慢でき、必要な時のみ所定の制限内にお
いて少量の鎮痛剤を注入することができることから、鎮
痛剤の累計量を結果的に減少させて、鎮痛剤の過剰投与
の副作用を軽減させている。
【0004】また、PCAポンプは、薬液の連続投与
(バックグラウンド投与)中に注射針或は柔軟チューブ
の閉塞を検出するために、注射器の内圧を検知する圧力
検出器が吸子を押す駆動機構側に設けられている。即
ち、圧力検出部が輸液ポンプ側に取付られ、輸液ポンプ
と注射針等の患者装着部との間に柔軟チューブ等の輸液
セットが接続される。従って、輸液中には輸液セット内
を流れる薬液の粘度等の流体抵抗によって圧力差が生じ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この注射器の内圧検知
方法では、注射針及び柔軟チューブ又は硬膜外カテーテ
ルの内部抵抗、外筒と吸子との間を摺動自在に密封する
パッキングゴム及び駆動機構の部材のたわみによるコン
プライアンスが考慮されていない。例えば2メートルの
柔軟チューブを注射器と注射針との間に接続した場合に
は、少量のバックグラウンド流量を連続投与している最
中に、多量のワンショット量を追加投与すると、柔軟チ
ューブの内径が僅かに膨張し、これによって注射器内の
内圧が輸液速度の変化に対して一次遅れで上昇すること
となる。
【0006】早い輸液速度のバックグラウンド流量は、
実際閉塞が生じていなくても、設定された輸液速度の変
化による圧力差によって閉塞の警報が発生する恐れがあ
る。硬膜外カテーテルのような内径が細い輸液セットで
はこの傾向が顕著に現れる。このような圧力差を補正す
るために、多い流量では閉塞警報用の基準値が早い流量
で高めに設定されている。
【0007】遅い輸液速度のバックグラウンド流量に
は、輸液セットのコンプライアンスのために患者装着部
で閉塞が生じても輸液セット内の圧力が高まるために
は、ある程度の量の薬液が輸液セット内に充填されなけ
ればならず、閉塞が発生してから警報が出力されるまで
に非常に長い時間がかかることがある。この時間を短縮
するために通常の流量では閉塞警報基準値が低めに調整
されている。従って、これら両者のバックグラウンド流
量或はボーラス流量を含む種々の流量に単一の基準値で
対応するのは困難である。
【0008】更に、PCAポンプでは、バックグラウン
ド輸液、ボーラス輸液の2つの状態が輸液中に随時切換
られ、しかもそれらの輸液速度の差が極めて大きい。ま
た、硬膜外カテーテル等の内径が極端に細い輸液セット
が用いられることも多いので、この種のPCAポンプで
は検出圧力が輸液速度に対して適切な値に調整されるこ
とが望まれる。しかもPCAポンプはその目的からして
も流量に応じて検出圧力を手動で調整することが不可能
である。
【0009】本発明は、上記事情に鑑み、注射器の内圧
検知方法の問題を、一次遅れを遅延回路或は積分回路で
補償しながら、一定流量で定常的に薬液を注入するモー
ドと薬液を一時的に増量注入するモードとに別々の警報
レベルを各々設定し、例えば柔軟チューブの内径の僅か
な膨張に対処した輸液装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による輸液装置
は、注射器内の薬液の注入圧を圧力信号に変換する圧力
検出器と、この圧力信号を第1或は第2の基準値と比較
する比較回路と、上記患者に対する輸液状態の設定変更
に応じて、上記第1の基準値或は上記第2の基準値を選
択するスイッチとを備え、或は、同圧力信号を多段階の
基準値と比較する比較回路と、上記注入圧の設定量に対
応して、上記基準値を適宜選択するスイッチ或はROM
とを備えてもよい。
【0011】また、別の実施態様の輸液装置は、患者に
注入し得る薬液が外筒と吸子との間に収納される注射器
と、この注射器の外筒を固定し、上記吸子を押圧する駆
動機構と、この駆動機構に設けられる圧力検出器からの
圧力信号と、第1或は第2の基準値とを比較する比較器
と、上記薬液のボーラス量を患者に注入できる釦と、こ
の釦の作動に応じて、上記第1の基準値から上記第2の
基準値に切換るスイッチとを備える。
【0012】更に、別の態様の輸液装置は、少なくとも
2種類以上の基準値とを比較する比較器と、上記薬液の
ボーラス量を患者に注入できる釦と、この釦の起動から
所定期間遅延する遅延回路と、この遅延回路からの信号
或は上記注入圧の設定量に基づいて、上記所定期間の間
上記第1の基準値を選択し、その後上記第2の基準値に
切換るスイッチとを備えてもよい。
【0013】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。本発明による輸液装置は、例えば鎮痛剤を吸入
した注射器の外筒を固定する台と、注射器の吸子を押し
て内部に鎮痛剤を患者に注入するスライダとを備え、こ
れらの基本構成が従来の輸液装置と略同じである。注射
器は、例えば総量10mlの規格に対応して外径が検知さ
れ、勿論、スライダの移動量もポテンショメータ等で検
知できるので、鎮痛剤の注入量を計測することができ
る。また、スライダの吸子への加圧力を後述の圧力検出
器で検知して、注射器の輸液状態を監視することもでき
る。
【0014】この輸液装置には、延長コードを経由して
ボーラス釦が接続され、このボーラス釦は、患者の押圧
で医者が処方した薬液例えば鎮痛剤の一回のボーラス量
を同患者に注入することができる。従って、輸液装置に
固定された注射器は、先端に柔軟なチューブが接続さ
れ、このチューブの他端に注射針が固定される。この注
射針は、患者の部位例えば静脈に刺入されて、針はサー
ジカルテープ等によって患者から外れないように固定さ
れる。その後、輸液装置の動作中、注射器は、吸子がス
ライダで所定速度で押されて、薬液が所定流量で押出さ
れて、チューブ及び注射針を経由して患者に注入され
る。
【0015】図1は、本発明による輸液装置の制御回路
の主要部のブロック図を示す。この制御回路は、通常種
々の設定釦に接続されるI/Oデバイス11と、このI
/Oデバイスを経由して各釦の指示で種々のモードのプ
ログラムを実行させるCPU12と、これらのプログラ
ムを予め記憶したROM13と、これらプログラムの作
業領域及び上記釦による設定量を記憶するRAM14
と、スライダの移動量を計測するポテンショメータ及び
押圧力を計測する圧力検出器のアナログ量をデジタル量
に変換してRAMの所定領域に記憶させるA/D変換器
15と、CPU12の種々の動作状態を適宜表示する表
示回路16を備えたマイクロコンピュータシステムを用
いている。
【0016】図2は、このコンピュータシステムの機
能、即ち輸液セットが閉塞したとみなす閾値を輸液状態
(バックグラウンド輸液中或はボーラス中)に応じて2
段階(高低)に調整する閉塞警報装置のブロック図を示
している。この図において、圧力検出器21は、ブリッ
ジ接続のストレインゲージが用いられ、圧力信号が適宜
増幅された後比較回路22の一入力に供給される。比較
回路22は、他入力に第1の基準電圧23及び第2の基
準電圧24を切換るCMOSスイッチ25が接続され、
出力が警報出力回路26に接続される。
【0017】このスイッチ25は、操作者がバックグラ
ウンド流量を選択した場合に第1の基準電圧23を、操
作者がボーラス流量を選択した場合に第2の基準電圧2
4を比較回路22に供給するように、遅延回路27を経
由して制御される。この場合、バックグラウンド用の第
1の基準電圧23は、ボーラス用の第2の基準電圧24
より低く設定されている。
【0018】また、スイッチ25は、遅延回路27を介
して、輸液状態の変更に伴う輸液セット設定釦28によ
って、或は患者のボーラス輸液の要求によるボーラス輸
液信号によっても制御される。この遅延回路27は、例
えば患者がバックグラウンド輸液状態からボーラス輸液
状態に切り換えて輸液速度が変化しても注射器内の圧力
が同時に変化しないので、その遅れを補償するために設
けられている。また、輸液セット設定釦28は、種々の
輸液セット例えば、注射針或は硬膜外カテーテルを用い
る毎に設定される複数のディプスイッチで、特にバック
グラウンド流量の連続投与中に、ボーラス流量に変更し
たときに作動する。
【0019】図3は、輸液セットの閉塞閾値を輸液状態
に応じて2段階に調整する閉塞警報装置の別の実施例の
ブロック図を示している。図3において、図2に示す部
材に相当する部材には同じ符号を付して、詳しい説明を
省略する。まず、圧力検出器21からの圧力信号が比較
回路22及び第2の比較回路29の各一入力に各々供給
される。比較回路22は、他入力に第1の基準電圧23
が接続され、出力がスイッチ(マルチプレクサ)の一入
力に接続される。一方、第2の比較回路29は、他入力
に第2の基準電圧24が接続され、出力がスイッチ25
の他入力に接続される。このスイッチの出力が警報出力
回路26に接続される。
【0020】図4は、閉塞閾値を輸液状態に応じて多段
階に調整する閉塞警報装置の第3の実施例のブロック図
を示している。この場合は、実際のバックグラウンド輸
液流量或はボーラス輸液流量を考慮している。図4にお
いて、図2に示す部材に相当する部材には同じ符号を付
して、詳しい説明を省略する。まず、比較回路22は、
他入力に基準電圧23が分圧回路30を経て接続され
る。この分圧回路30の分圧比が速度−設定圧力換算回
路31によって多段階に調整される。従って、圧力検出
器21から別の経路で求められる輸液速度が積分回路
(累算器)32で積分された後に換算回路31に入力さ
れる。積分回路32は、輸液速度が変化しても輸液セッ
ト内に発生する圧力が同時に変化するわけではないため
に流量の変化を一旦時間で積分するものである。
【0021】分圧回路30は、アナログ式では摺動ブラ
シがモータ33で駆動されるポテンショメータが用いら
れるが、マイクロコンピュータシステムを用いたデジタ
ル式の場合、基準電圧23の機能も含めて、ROMで構
成される。このROMは、多段階の基準値が予め設定或
は更新できるように電気的消去可能のEEPROMが好
ましい。また、圧力検出器21との比較回路22との間
には、例えば8ビットのAD変換器が接続される。
【0022】この多段階閉塞警報方法は、PCAポンプ
に限らず通常の持続型輸液ポンプにも適用できる。この
場合、医師或は看護婦は、輸液流量に応じて適切な検出
圧力を手動で調整する操作から解放される。
【0023】また、スイッチ25は、単安定マルチバイ
ルレータ等の遅延回路27によって制御されてもよい。
この遅延回路27は、輸液セットの変更に伴う輸液セッ
ト設定釦28の作動によって起動され、或は患者のボー
ラス量の要求によるボーラス輸液信号によっても起動さ
れる。
【0024】実験例によれば、硬膜外カテーテルを輸液
セットに用いた場合には、硬膜外カテーテルに流す輸液
速度を変化させた時に、輸液セット内に生じる圧力の変
化は、設定圧力に対して略正比例することが見いだされ
た。従って、設定圧力は、輸液速度の一次関数とすれば
良いことが理解される。一般の輸液セットでは、一次関
数の勾配がもっと緩やかになり、速度−設定圧力の換算
処理を、硬膜外カテーテル用と、一般的な輸液セット用
とに分類して、これを切り換えるようにしても良い。
【0025】図5は、患者がボーラス釦を押したか否か
を判断するために、一定時間毎にルーチンコールされる
プログラム即ちサブルーチンのフローチャート図であ
る。この図において、一定時間毎に、このサブルーチン
が開始され、遅延処理される。この場合、引数は現在の
輸液モード(注射針或は硬膜外カテーテル等の輸液セッ
トの種類)が設定され、戻り値に一定時間前の輸液モー
ドが設定される。
【0026】次に、ボーラス中か否かを判断する。ボー
ラス中ならば「高」の基準値が設定され、ボーラス中で
なければ(即ちバックグラウンド中)「低」の基準値が
設定される。その後、圧力検出器21からの圧力信号の
AD変換値を読み、基準値と比較して、基準値より高い
ならば警報を出力させて終了する(メインルーチンに戻
る)。反対に、基準値より低いならばそのままメインル
ーチンに戻る。
【0027】図6は、輸液設定量に応じて、一定時間毎
にルーチンコールされるプログラムのフローチャート図
である。この図において、一定時間毎に、このサブルー
チンが開始され、実際の輸液速度が積分処理されて、こ
の積分輸液速度を設定圧力に換算処理される。この場
合、引数は現在の輸液モード(注射針或は硬膜外カテー
テル等の輸液セットの種類)が設定される。
【0028】次に、圧力検出器21からの圧力信号のA
D変換値を読み、基準値と比較して、基準値より高いな
らば警報を出力させて終了する(メインルーチンに戻
る)。勿論、警報は、その内容に応じて音、光等による
表示状態を変えるようにしてよい。或は、基準値より低
いならばそのままメインルーチンに戻る。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による輸液装
置は、輸液状態に応じて、閉塞検知用の基準値を少なく
とも2段階設けたので、輸液速度の変化による誤動作が
なくなり、信頼性の高い輸液装置を提供することができ
る。また、輸液中の針抜け、チューブはずれ、針づまり
等の異常を適確に検出でき、常に安全に輸液を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による輸液装置の制御回路の主要部のブ
ロック図である。
【図2】輸液セットの閉塞閾値を輸液状態に応じて2段
階(高低)に調整する一実施例の閉塞警報装置のブロッ
ク図である。
【図3】輸液セットの閉塞閾値を輸液状態に応じて2段
階に調整する閉塞警報装置の別の実施例のブロック図で
ある。
【図4】閉塞閾値を輸液状態に応じて多段階に調整する
閉塞警報装置の第3の実施例のブロック図である。
【図5】一定時間毎にルーチンコールされる2段階閉塞
閾値を用いた警報プログラムフローチャート図である。
【図6】一定時間毎にルーチンコールされる多段階閉塞
閾値を用いた警報プログラムフローチャート図である。
【符号の説明】
21 圧力検出器 22 比較回路 23 第1の基準値(ROM) 24 第2の基準値 25 スイッチ(ROM) 30 ポテンショメータ(ROM)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松原 一雄 東京都文京区本郷三丁目18番15号 アトム 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】患者に注入すべき薬液の注入圧を圧力信号
    に変換する圧力検出器と、 この圧力信号を第1或は第2の基準値と比較する比較回
    路と、 上記患者に対する輸液状態の設定変更に応じて、上記第
    1の基準値或は上記第2の基準値を選択するスイッチと
    を備えた輸液装置。
  2. 【請求項2】患者に注入し得る薬液が外筒と吸子との間
    に収納される注射器と、 この注射器の外筒を固定し、上記吸子を押圧する駆動機
    構と、 この駆動機構に設けられる圧力検出器からの圧力信号
    と、第1或は第2の基準値とを比較する比較器と、 上記薬液のボーラス量を患者に注入できる釦と、 この釦の作動に応じて、上記第1の基準値から上記第2
    の基準値に切換るスイッチとを備えた輸液装置。
  3. 【請求項3】患者に注入すべき薬液の注入圧を圧力信号
    に変換する圧力検出器と、 この圧力信号を多段階の基準値と比較する比較回路と、 上記注入圧の設定量に対応して、上記基準値を適宜選択
    するスイッチとを備えた輸液装置。
  4. 【請求項4】患者に注入し得る薬液が外筒と吸子との間
    に収納される注射器と、 この注射器の外筒を固定し、上記吸子を押圧する駆動機
    構と、 この駆動機構に設けられる圧力検出器からの圧力信号
    と、少なくとも2種類以上の基準値とを比較する比較器
    と、 上記薬液のボーラス量を患者に注入できる釦と、 この釦の起動から所定期間遅延する遅延回路と、 この遅延回路からの信号或は上記注入圧の設定量に基づ
    いて、上記所定期間の間上記第1の基準値を選択し、そ
    の後上記第2の基準値に切換るスイッチとを備えた輸液
    装置。
JP5194119A 1993-07-09 1993-07-09 輸液装置 Pending JPH0724065A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007533381A (ja) * 2004-04-20 2007-11-22 ディセトロニック・ライセンシング・アクチェンゲゼルシャフト 注入ポンプの閉塞を検出する装置及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007533381A (ja) * 2004-04-20 2007-11-22 ディセトロニック・ライセンシング・アクチェンゲゼルシャフト 注入ポンプの閉塞を検出する装置及び方法
JP4673886B2 (ja) * 2004-04-20 2011-04-20 ディセトロニック・ライセンシング・アクチェンゲゼルシャフト 注入ポンプの閉塞を検出する装置及び方法

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