JPH07240164A - インデックス集光板および当該集光板を用いたビームインデックス形カラー陰極線管装置 - Google Patents

インデックス集光板および当該集光板を用いたビームインデックス形カラー陰極線管装置

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JPH07240164A
JPH07240164A JP5516394A JP5516394A JPH07240164A JP H07240164 A JPH07240164 A JP H07240164A JP 5516394 A JP5516394 A JP 5516394A JP 5516394 A JP5516394 A JP 5516394A JP H07240164 A JPH07240164 A JP H07240164A
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JP
Japan
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light
index
converging plate
incident surface
ray tube
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Pending
Application number
JP5516394A
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English (en)
Inventor
Toshihisa Kojima
俊久 小島
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH07240164A publication Critical patent/JPH07240164A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 集光板のインデックス光IL入射面から変換
光を逃さず、効率良く変換光を発生し得るインデックス
集光板および当該集光板を用いたビームインデックス形
カラー陰極線管装置を実現する。 【構成】 集光板9の入射面側に設けられたダイクロイ
ックミラー12が電子ビームの照射に応じてインデック
ス蛍光体から発光されるインデックス光ILのみを透過
し、他の波長の光を反射する。ここで、集光板9の入射
面以外の面は、変換光を全反射するよう反射膜11が形
成されており、この結果、集光板9の入射面から変換光
を逃さず、効率良く変換光を発生し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ビームの照射に応
じて発光されるインデックス光を集光するインデックス
集光板および当該集光板を用いたビームインデックス形
カラー陰極線管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、1本の電子ビームによって陰極線
管の前面パネルに配列されたR(赤)、G(緑)および
B(青)の3原色蛍光体ストライプを順次走査すること
によって、カラー画像を表示するビームインデックス形
カラー陰極線管装置が開発されている。この種の陰極線
管装置1は、例えば、図3に図示するように、ガラスで
形成される前面パネル2と、ネック部Nを一体形成して
なるファンネル部3とから構成されており、前面パネル
2の内面側には赤色発光、緑色発光および青色発光する
蛍光体ストライプ2a,2b,2cが所定ピッチで配列
されてなる。
【0003】さらに、蛍光体ストライプ2a〜2cの裏
面側には、メタルバック層4が形成され、このメタルバ
ック層4の上にインデックス蛍光体Iが所定ピッチで形
成される。また、ファンネル部3においては、ネック部
に電子銃5が設けられると共に、このファンネル部3の
内面にはカーボン層6およびアルミニウム層7とが蒸着
され、アルミニウム層7の一部にはネサ膜8が形成され
てなる。そして、このネサ膜8がコーティングされた面
の外側には集光板9が配設されており、この集光板9で
集光されるインデックス光ILがディテクタ10によっ
て検出される。集光板9は、アクリル等の合成樹脂材
に、例えば、紫外光(あるいは青色光)を赤色光に変換
する蛍光体を分散させることによって、青色のインデッ
クス光ILを赤色光に変換する。
【0004】こうしたビームインデックス形カラー陰極
線管装置1は、前面パネル2の内面に配列された各蛍光
体ストライプ2a〜2cを、1つの電子銃5から出射さ
れる電子ビームによって順次走査し、それに合せて電子
銃5のグリッドに入力する色信号をR,G,Bの順に切
換えることで1本のビームで3色を表示し得るように構
成されている。かかる陰極線管装置1では、周知の1ガ
ン3ビーム方式とは異なり、アパーチャグリルやシャド
ーマスク等の色選別機構を有しないため、電子ビームが
蛍光体ストライプ2a〜2cを走査するのに合せて電子
銃5のグリッドに入力する色信号を切換える際に、当該
電子ビームが蛍光面上のどの位置を走査しているかを検
出する必要がある。
【0005】そこで、この陰極線管装置1では、電子ビ
ームの照射に応じて青色のインデックス光ILを発光す
るインデックス蛍光体Iをメタルバック層4上に形成
し、集光板9によって集光されるインデックス光ILを
ディテクタ10によって検出することによって、電子ビ
ームの走査位置を判別するようにしている。したがっ
て、こうした陰極線管装置1を用いたディスプレイ装置
やテレビジョン受像機は、色選別機構を備えることな
く、カラー表示し得るため、電子銃自体をモノクロブラ
ウン管と同様の簡易な構造となり、これ故、奥行の極め
て短く、かつ、低消費電力な陰極線管を実現している。
なお、このような陰極線管装置1の詳細については、例
えば、特開平5−153605号公報に開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さて、上述した従来の
ビームインデックス形カラー陰極線管装置1において
は、集光板9に入射されるインデックス光ILが赤色光
に変換する際、その変換光(赤色光)は全方向へ放射さ
れる。変換光の一部は集光板9内で全反射を繰り返しつ
つ当該集光板9の端面側に配置されるディテクタ10に
到達するが、これ以外の変換光は集光板9の外へ放射さ
れるため、ディテクタ10の検出動作に必要な変換光量
が減少するという弊害がある。そこで、従来では、こう
した弊害を解消するため、集光板9のインデックス光I
L入射面以外を反射面にしたり、白色散乱面にして変換
光の外部放射を防ぐようにしていた。
【0007】ところが、集光板9のインデックス光IL
入射面以外を反射面にしたり、白色散乱面にしたとして
も、インデックス光IL入射面側から逃れる変換光が存
在する。つまり、入射面は、インデックス光ILを効率
良く取込むようにするため、反斜面や白色散乱面にする
ことができず、しかもその面積が広いことから比較的多
くの変換光が逃れてしまうという問題がある。そこで本
発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、集光板
のインデックス光IL入射面から変換光を逃さず、効率
良く変換光を発生し得るインデックス集光板および当該
集光板を用いたビームインデックス形カラー陰極線管装
置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明にあっては、電子ビームの照
射に応じてインデックス蛍光体から発光されるインデッ
クス光を集光する集光体と、この集光体の入射面側に設
けられ、前記インデックス光のみを透過し、他の波長の
光を反射する光学部材と、前記集光体の入射面以外の面
に設けられ、当該集光体内部で前記インデックス光に応
じて発光する変換光を反射する反射膜とを具備すること
を特徴としている。
【0009】請求項2に記載のビームインデックス形カ
ラー陰極線管装置によれば、電子ビームの照射に応じて
インデックス蛍光体から発光されるインデックス光を集
光する集光体の入射面側に当該インデックス光のみを透
過し、他の波長の光を反射するダイクロイックミラーを
備えるインデックス集光板を用いたことを特徴としてい
る。
【0010】
【作用】本発明によれば、集光体の入射面側に設けられ
たダイクロイックミラーは、インデックス光のみを透過
し、他の波長の光を反射する。これにより、集光体の入
射面から変換光を逃さず、効率良く変換光を発生し得
る。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は、本発明の一実施例によるビームイ
ンデックス形カラー陰極線管装置の構造を示す部分拡大
断面図である。この図において、図3に示す各部と共通
する部分には同一の番号を付し、その説明を省略する。
この図に示すビームインデックス形カラー陰極線管装置
が図3に示す従来例と異なる点は、ファンネル部3の外
部に装着される集光板9のインデックス光IL入射面
に、ダイクロイックミラー12を介在させたことにあ
る。以下、こうした点について説明する。
【0012】図1において、集光板9は、インデックス
光IL入射面とディテクタ10が装着される端面とを除
くそれ以外の面に反射膜11がコーティングされ、集光
板9内で全反射する変換光の外部出射を防いでいる。こ
の集光板9のインデックス光IL入射面は、上記ダイク
ロイックミラー12を介在した状態でファンネル部3の
外部表面に固着されている。ダイクロイックミラー12
は、例えば、青色光を入射する一方、赤色光を反射する
等、反射条件に波長依存性を備えるものである。こうし
たダイクロイックミラー12に対向するファンネル部3
の内部側は、従来と同様、ネサ膜8が形成されてなる。
このネサ膜8には、インデックス蛍光体I(図3参照)
から電子ビームの照射に応じて発光される青色のインデ
ックス光ILが入射される。
【0013】すなわち、図2に示すように、電子ビーム
の照射に応じてインデックス蛍光体I(図3参照)から
発光される青色のインデックス光ILは、ファンネル部
3のガラスを介してそのままダイクロイックミラー12
を透過して集光板9内へ到達する。集光板9内に導光さ
れたインデックス光ILは、集光板9内に分散された蛍
光体微粒子Jに吸収され、これにより赤色の変換光Hが
再発光する。この時、再発光される変換光Hは、全方向
へ等価に放射される。集光板9において、インデックス
光IL入射面およびディテクタ10が装着される端面を
除く他の面は反射膜11が形成されていることから、変
換光Hを全反射を繰り返しながらディテクタ10側へ進
行する。
【0014】一方、インデックス光IL入射面側に進む
変換光Hは、ダイクロイックミラー12により反射さ
れ、集光板9内に戻され、外部への出射を防止する。し
かして、こうした構造によれば、変換光Hは集光板9の
外部へ逃れることなくディテクタ10に導光されるか
ら、効率良く変換光を発生でき、ディテクタ10の検出
信号強度を高め、SN比が向上する訳である。なお、上
述した実施例において、集光板9の入射面に接合される
ダイクロイックミラー12はインデックス蛍光体Iの発
光波長および波長変換蛍光体の発光波長に合せて自由に
その光学特性を選択することができる。また、ダイクロ
イックミラー12は、集光板9の入射面に蒸着形成する
ようにしても良い。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、集光板の入射面側に設
けられたダイクロイックミラーがインデックス光のみを
透過し、他の波長の光を反射するので、集光板のインデ
ックス光IL入射面から変換光を逃さず、効率良く変換
光を発生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるビームインデックス形
カラー陰極線管装置の構造を示す部分拡大断面図であ
る。
【図2】同実施例の作用を説明するための図である。
【図2】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
9 集光板(集光体) 10 ディテクタ 11 反射膜(反射膜) 12 ダイクロイックミラー(光学部材) IL インデックス光
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるビームインデックス形
カラー陰極線管装置の構造を示す部分拡大断面図であ
る。
【図2】同実施例の作用を説明するための図である。
【図3】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】 9 集光板(集光体) 10 ディテクタ 11 反射膜(反射膜) 12 ダイクロイックミラー(光学部材) IL インデックス光

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ビームの照射に応じてインデックス
    蛍光体から発光されるインデックス光を集光する集光体
    と、 この集光体の入射面側に設けられ、前記インデックス光
    のみを透過し、他の波長の光を反射する光学部材と、 前記集光体の入射面以外の面に設けられ、当該集光体内
    部で前記インデックス光に応じて発光する変換光を反射
    する反射膜とを具備することを特徴とするインデックス
    集光板。
  2. 【請求項2】 電子ビームの照射に応じてインデックス
    蛍光体から発光されるインデックス光を集光する集光体
    の入射面側に当該インデックス光のみを透過し、他の波
    長の光を反射するダイクロイックミラーを備えるインデ
    ックス集光板を用いたことを特徴とするビームインデッ
    クス形カラー陰極線管装置。
JP5516394A 1994-02-28 1994-02-28 インデックス集光板および当該集光板を用いたビームインデックス形カラー陰極線管装置 Pending JPH07240164A (ja)

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JP5516394A JPH07240164A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 インデックス集光板および当該集光板を用いたビームインデックス形カラー陰極線管装置

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JP (1) JPH07240164A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100312685B1 (ko) * 1999-09-28 2001-11-03 김순택 빔 인덱스형 음극선관과 이 음극선관에 적합한 광 검출기의 제조 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100312685B1 (ko) * 1999-09-28 2001-11-03 김순택 빔 인덱스형 음극선관과 이 음극선관에 적합한 광 검출기의 제조 방법

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