JP2600227Y2 - インデックス管用集光板 - Google Patents
インデックス管用集光板Info
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- JP2600227Y2 JP2600227Y2 JP1991058149U JP5814991U JP2600227Y2 JP 2600227 Y2 JP2600227 Y2 JP 2600227Y2 JP 1991058149 U JP1991058149 U JP 1991058149U JP 5814991 U JP5814991 U JP 5814991U JP 2600227 Y2 JP2600227 Y2 JP 2600227Y2
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- JP
- Japan
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- light
- index
- light collector
- index tube
- tube
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- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば複数のインデッ
クス管をマトリクス配置してなる表示装置の各インデッ
クス管に設けられるインデックス管用集光板に関するも
のである。
クス管をマトリクス配置してなる表示装置の各インデッ
クス管に設けられるインデックス管用集光板に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば複数のインデックス管をマトリク
ス配置して大画面を形成する表示装置が提案されている
(特開平2−178692号公報、特開平2−2621
90号公報等参照)。このような表示装置において、イ
ンデックス光の検出は例えばインデックス管のファンネ
ル部に設けられた集光板によって行われている。
ス配置して大画面を形成する表示装置が提案されている
(特開平2−178692号公報、特開平2−2621
90号公報等参照)。このような表示装置において、イ
ンデックス光の検出は例えばインデックス管のファンネ
ル部に設けられた集光板によって行われている。
【0003】すなわち図3は1本のインデックス管1の
断面図であって、この図において、インデックス管1は
ガラスよりなる前面パネル2及びネック部一体のファン
ネル部3とから形成される。前面パネル2には青発光、
赤発光、緑発光の蛍光体層B、R、Gが所定のピッチで
配列される。さらに蛍光体層B、R、Gの裏面にはメタ
ルバック層4が形成され、このメタルバック層4の上に
インデックス蛍光体Iが設けられる。
断面図であって、この図において、インデックス管1は
ガラスよりなる前面パネル2及びネック部一体のファン
ネル部3とから形成される。前面パネル2には青発光、
赤発光、緑発光の蛍光体層B、R、Gが所定のピッチで
配列される。さらに蛍光体層B、R、Gの裏面にはメタ
ルバック層4が形成され、このメタルバック層4の上に
インデックス蛍光体Iが設けられる。
【0004】またファンネル部3にはそのネック部に電
子銃5が設けられると共に、このファンネル部3の内面
にはカーボン層6及びアルミニューム(Al)層7が設
けられる。さらにこのアルミニューム(Al)層7の設
けられるファンネル部3の4面の内の例えば1面がネサ
膜8でコートされる。
子銃5が設けられると共に、このファンネル部3の内面
にはカーボン層6及びアルミニューム(Al)層7が設
けられる。さらにこのアルミニューム(Al)層7の設
けられるファンネル部3の4面の内の例えば1面がネサ
膜8でコートされる。
【0005】そしてこのネサ膜8でコートされた1面の
外側に集光板9が設けられ、この集光板9で集められた
インデックス蛍光体Iからのインデックス光がデテクタ
ー10で検出される。ここで集光板9は、アクリル等の
合成樹脂の中に例えば紫外光または青色光を赤色光に変
換する蛍光体を分散させ、この変換光を全反射で端面に
導いてデテクター10で検出するものである。
外側に集光板9が設けられ、この集光板9で集められた
インデックス蛍光体Iからのインデックス光がデテクタ
ー10で検出される。ここで集光板9は、アクリル等の
合成樹脂の中に例えば紫外光または青色光を赤色光に変
換する蛍光体を分散させ、この変換光を全反射で端面に
導いてデテクター10で検出するものである。
【0006】ところがこの装置において、集光板9を上
述のように設けた場合には、前面パネル2上の位置によ
ってインデックス蛍光体Iと集光板9との距離が異なる
ことになる。このため集光板9に入射されるインデック
ス光の強度が異なり、これによって検出される信号の強
度が異なってしまう問題が生じる。
述のように設けた場合には、前面パネル2上の位置によ
ってインデックス蛍光体Iと集光板9との距離が異なる
ことになる。このため集光板9に入射されるインデック
ス光の強度が異なり、これによって検出される信号の強
度が異なってしまう問題が生じる。
【0007】すなわちこのようにインデックスの検出信
号の強度に変動を生じていると、強度の低下した部分で
各色の映像信号の選別期間が不安定になり、蛍光体層
B、R、Gへの電子ビームの照射が不確実になる。この
ためこれらの部分で表示の輝度が低下され表示の均一性
が損なわれるなど、良好な表示を行うことができなくな
ってしまうものであった。
号の強度に変動を生じていると、強度の低下した部分で
各色の映像信号の選別期間が不安定になり、蛍光体層
B、R、Gへの電子ビームの照射が不確実になる。この
ためこれらの部分で表示の輝度が低下され表示の均一性
が損なわれるなど、良好な表示を行うことができなくな
ってしまうものであった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の集光板ではインデックスの検出信号の強度
が変動して良好な表示を行うことができないというもの
である。
点は、従来の集光板ではインデックスの検出信号の強度
が変動して良好な表示を行うことができないというもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、インデックス
管1の互いに直交する少なくとも2側面に載置され、該
インデックス管の直交する少なくとも1箇所が略直角の
角度に屈曲され、この屈曲部に反射膜11を設けると共
に、一つの端面のみに光検出器(デテクター10)を設
けたことを特徴とするインデックス管用集光板である。
管1の互いに直交する少なくとも2側面に載置され、該
インデックス管の直交する少なくとも1箇所が略直角の
角度に屈曲され、この屈曲部に反射膜11を設けると共
に、一つの端面のみに光検出器(デテクター10)を設
けたことを特徴とするインデックス管用集光板である。
【0010】
【作用】これによれば、インデックス管の少なくとも2
側面からインデックス光の集光が行われるので、検出信
号の強度を安定にすることができ、良好な表示を行うこ
とができる。
側面からインデックス光の集光が行われるので、検出信
号の強度を安定にすることができ、良好な表示を行うこ
とができる。
【0011】
【実施例】図1において、集光板9は上述と同様にアク
リル等の合成樹脂の中に例えば紫外光または青色光を赤
色光に変換する蛍光体を分散させたものである。この集
光板9が、インデックス管1の少なくとも2側面に載置
されるべく略直角の角度にて屈曲される。さらにこの屈
曲部の内側及び外側にアルミニューム蒸着等によって反
射膜11が施される。そして一方の端面にデテクター1
0が設けられる。
リル等の合成樹脂の中に例えば紫外光または青色光を赤
色光に変換する蛍光体を分散させたものである。この集
光板9が、インデックス管1の少なくとも2側面に載置
されるべく略直角の角度にて屈曲される。さらにこの屈
曲部の内側及び外側にアルミニューム蒸着等によって反
射膜11が施される。そして一方の端面にデテクター1
0が設けられる。
【0012】また集光板9の平面部と屈曲部とのつなぎ
の部分の一部に乱反射面12が設けられる。さらに集光
板9のデテクター10の設けられる以外の端面13には
アルミニューム蒸着等によって反射膜が施される。
の部分の一部に乱反射面12が設けられる。さらに集光
板9のデテクター10の設けられる以外の端面13には
アルミニューム蒸着等によって反射膜が施される。
【0013】そしてこの集光板9が、例えば図2のA
(側面図)及びB(背面図)に示すように、インデック
ス管1のファンネル部3の例えば左下の2側面に載置さ
れる。なおこの2側面のファンネル部3はネサ膜8でコ
ートされている。
(側面図)及びB(背面図)に示すように、インデック
ス管1のファンネル部3の例えば左下の2側面に載置さ
れる。なおこの2側面のファンネル部3はネサ膜8でコ
ートされている。
【0014】従ってこの集光板9において、左下両面の
平面部に入射されたインデックス光(紫外光または青色
光)によって励起された光(赤色光)は、例えば左の平
面部では全反射を繰り返してデテクター10に入力され
る。これに対して下の平面部に入射されたインデックス
光によって励起された光は全反射によって屈曲部に導か
れる。ここでこの屈曲部では光の角度は全反射角以下に
なるが、反射膜11によって反射され、さらに左の平面
部では全反射を繰り返してデテクター10に入力され
る。
平面部に入射されたインデックス光(紫外光または青色
光)によって励起された光(赤色光)は、例えば左の平
面部では全反射を繰り返してデテクター10に入力され
る。これに対して下の平面部に入射されたインデックス
光によって励起された光は全反射によって屈曲部に導か
れる。ここでこの屈曲部では光の角度は全反射角以下に
なるが、反射膜11によって反射され、さらに左の平面
部では全反射を繰り返してデテクター10に入力され
る。
【0015】こうして上述の装置によれば、インデック
ス管1の少なくとも2側面(ファンネル部3)からイン
デックス光の集光が行われるので、検出信号の強度を安
定にすることができ、良好な表示を行うことができるも
のである。
ス管1の少なくとも2側面(ファンネル部3)からイン
デックス光の集光が行われるので、検出信号の強度を安
定にすることができ、良好な表示を行うことができるも
のである。
【0016】なお下の平面部に入射されたインデックス
光によって励起された光で屈曲部に導かれる光の内、鋭
角で反射膜11のない部分に向かうものは乱反射面12
で乱反射される。このため一部の光は外側に向かうが大
部分は内側に反射され、デテクター10に入力されるよ
うになる。また集光板9のデテクター10の設けられる
以外の端面13にアルミニューム蒸着等によって反射膜
が施されることによって、端面13から外側に出射され
る光が反射されて集光板9内に戻され、これによっても
集光効率を高めて検出信号の強度を安定にすることがで
きる。
光によって励起された光で屈曲部に導かれる光の内、鋭
角で反射膜11のない部分に向かうものは乱反射面12
で乱反射される。このため一部の光は外側に向かうが大
部分は内側に反射され、デテクター10に入力されるよ
うになる。また集光板9のデテクター10の設けられる
以外の端面13にアルミニューム蒸着等によって反射膜
が施されることによって、端面13から外側に出射され
る光が反射されて集光板9内に戻され、これによっても
集光効率を高めて検出信号の強度を安定にすることがで
きる。
【0017】
【考案の効果】この考案によれば、インデックス管の少
なくとも2側面からインデックス光の集光が行われるの
で、検出信号の強度を安定にすることができ、良好な表
示を行うことができるようになった。
なくとも2側面からインデックス光の集光が行われるの
で、検出信号の強度を安定にすることができ、良好な表
示を行うことができるようになった。
【図1】本考案によるインデックス管用集光板の一例の
構成図である。
構成図である。
【図2】その説明のための図である。
【図3】インデックス管の説明のための図である。
1 インデックス管 3 ファンネル部 9 集光板 10 デテクター 11 反射膜 12 乱反射面 13 端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 9/24 H01J 29/34
Claims (1)
- 【請求項1】 インデックス管の互いに直交する少なく
とも2側面に載置され、該インデックス管の直交する少なくとも1箇所が 略直角
に屈曲され、 この屈曲部に反射膜を設けると共に、 一つの端面のみに光検出器を設け たことを特徴とするイ
ンデックス管用集光板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991058149U JP2600227Y2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | インデックス管用集光板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991058149U JP2600227Y2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | インデックス管用集光板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0511664U JPH0511664U (ja) | 1993-02-12 |
JP2600227Y2 true JP2600227Y2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=13075938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991058149U Expired - Fee Related JP2600227Y2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | インデックス管用集光板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2600227Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63102142A (ja) * | 1986-10-17 | 1988-05-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 光検出装置 |
JPH01179347U (ja) * | 1988-06-10 | 1989-12-22 |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP1991058149U patent/JP2600227Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0511664U (ja) | 1993-02-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |