JPH07239957A - スタート練習装置 - Google Patents

スタート練習装置

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JPH07239957A
JPH07239957A JP3004094A JP3004094A JPH07239957A JP H07239957 A JPH07239957 A JP H07239957A JP 3004094 A JP3004094 A JP 3004094A JP 3004094 A JP3004094 A JP 3004094A JP H07239957 A JPH07239957 A JP H07239957A
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JP
Japan
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signal
time
time difference
generation
detecting
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JP3004094A
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English (en)
Inventor
Takashi Mizunuma
隆 水沼
Junichi Yamaguchi
淳一 山口
Tadamasa Nishimoto
忠正 西本
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Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタータ、時間記録係などの補助を必要とせ
ずにスタート練習を行なうことを可能とするスタート練
習装置を提供すること。 【構成】 操作部Aは、内蔵の信号発生回路1の順次発
生する準備信号、第1の信号により、「位置について」
とのスタート位置へのスタンバイを促す号令、「用意」
とのスタート準備の号令を発し、この後、所定範囲の時
間内、例えば、1.5秒〜2秒後においてランダムに特
定された一時点に信号発生回路1より発生される第2の
信号により、ピストルの発砲音等のスタート音を発す
る。また、操作部Aは、スターティングブロックsbに
装着され、使用者のスタートを検知する圧力セン部サi
mpおよびコース上のある位置に設置され、使用者の通
過を検知するフォトセンサ部foからの出力を受け、ス
タート音発生と使用者のスタートとの時間差およびスタ
ート音発生と使用者の特定位置通過との時間差を算出
し、これらを表示、印刷するとともに、使用者のフライ
ング判定を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスタート練習装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】陸上競技、主に短距離走においてはスタ
ート時の反応時間をいかに短くするかが重要な課題の一
つであり、スタート練習、特に実際の競技を想定したス
タート練習は不可欠のものである。従来、このような、
実際の競技を想定した場合、「位置について」、「用
意」等の号令を掛け、ピストルを発砲するスタータと、
コース上の特定地点における走者の通過時間を計測する
時間記録係との最低二人による補助が必要であった。
【0003】また、現在、多くの陸上競技会では、より
正確なタイム測定およびフライング判定のため、電子式
のスタートシステムが採用されている。このようなスタ
ートシステムは図7に示すように、閃光を発するととも
にスタート信号を発生する電子式のスタートピストル7
1と、スタートピストル71からのスタート信号を分配
させる分配器72と、分配器72を介したスタートピス
トル71からのスタート信号に応じてスタート音を発生
する複数のスタート音発生装置73と、分配器72を介
したスタートピストル71からのスタート信号を受ける
とともに、各コースのスタート位置に設置されたスター
ティングブロックSBに設けられた圧力センサIMPか
らの検知出力を受けて各走者のスタートを検知し、スタ
ート音発生と、各走者のスタートとの時間差を1/10
00秒まで、計測し、この時間差からフライング判定を
行なうスターティングブロックシステム装置74とから
なる。このようなスタートシステムを実際の競技を想定
したスタート練習に用いることもでき、この場合、スタ
ート音発生と各走者のスタートとの時間差を高精度で測
定できることから、走者は自分のスタート反応時間を正
確に把握でき、効果的な練習となると期待できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来より一般的に行な
われてきたように、スタータと時間記録係との二人の補
助によりスタート練習を行なうのでは、ストップウォッ
チ等の手動操作にて走者の通過時間を計測するものであ
り、高精度で計測することは困難であった。特に、走者
のレベルが高くなるとともに高精度の通過時間計測はま
すます困難となり、走者はスタートの善し悪しを把握し
にくくなり、練習効果が薄れる。また、走者一人に対し
て最低でも二人の補助を要し、走者単独で実際の競技を
想定したスタート練習を行なうことはできない。また、
スタート音発生と、各走者のスタートとの時間差を測定
することは不可能であり、スタート時の反応時間のみを
把握することはできなかった。さらに、一人のスタータ
によりスタート練習を行なう場合、そのスタータの癖に
より「用意」との号令を行なった後、ピストルをトリガ
する迄の時間がほぼ一定となってしまうことが往々にし
てあり、繰り返しスタート練習を行なう内に、これに慣
れてしまい、「用意」とのスタート準備の号令に応じて
見切り発進を行なうようになる。こうなると、実際の競
技の際の「用意」との号令からスタート音発生迄の時間
が練習時と異なった場合では、スタートで出遅れてしま
ったり、フライングとなり兼ねないという問題が生じ
る。
【0005】また、スタートシステムを用いた場合、走
者は自分のスタート時の反応時間を正確に把握できるた
め、効果的な練習となるが、スタートシステムは競技会
での使用を主にしたもので、上述したように、スタート
ピストル71、複数のスタート音発生装置73、各スタ
ーティングブロックSBに装着された複数の圧力センサ
IMPの出力を受けるスターティングブロックシステム
装置74等からなるように、システム全体の規模が大き
くシステムの運用に人手が係るなど、運用の便に問題が
ある。
【0006】さらに、スタートシステムの使用にあたっ
ては常にスタート準備を促す号令を掛け、ピストルをト
リガするスタータを必要とする。このため、やはりスタ
ータのピストルをトリガするタイミングがほぼ一定とな
れば、走者は「用意」とのスタート準備の号令に応じて
見切り発進を行なうようになる。
【0007】そこで、本発明の目的は、スタータ、時間
記録係などの補助を必要とせずにスタート練習を行なう
ことを可能とするスタート練習装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】開始命令に応答して第1
の信号を発するとともに、第1の信号が発生した後の所
定範囲の時間内において特定された一時点に第2の信号
を発生する信号発生手段と、上記信号発生手段からの第
1の信号を受けてスタート準備の号令を発生し、第2の
信号を受けてスタート音を発生する報知手段と、使用者
のスタートを検知して検知出力を発生する検知手段、上
記検知手段からの検知出力と、上記信号発生手段からの
第2の信号を受け、第2の信号の発生と検知出力の発生
との時間差を検出する時間差検出手段と、上記時間差検
出手段の検出した時間差を表示する表示手段とによりス
タート練習装置を構成することにより上記目的を達成す
る。
【0009】以上のスタート練習装置において、使用者
が通過するコース上のある位置に対応して設けられた光
学センサからなり、使用者がコース上の特定位置を通過
したことを検知する通過検知手段と、上記通過検知手段
からの通過検知出力を受け、第2の信号の発生から通過
検知出力の発生までの所要時間を検出する所要時間検出
手段と、上記時間差検出手段の検出した時間差および上
記所要時間検出手段の検出した所要時間を表示する表示
手段とを設けることが好ましい。
【0010】また、上記信号発生手段は上記所定範囲の
時間内においてランダムに上記一時点を特定し、この一
時点に第2の信号を発生することも好ましい。
【0011】また、上記信号発生手段は上記第1の信号
に先立って準備信号を発生するものであり、上記報知手
段は上記準備信号を受けてスタート位置へのスタンバイ
を促す号令を発生するものであることも好ましい。
【0012】また、上記検知手段はスターティングブロ
ックに装着された圧力センサからなることも好ましい。
【0013】また、上記表示手段は上記時間差検出手段
の検出した時間差に応じてフライング判定を行い、フラ
イングと判定した際にはフライング報知音を発生するこ
とも好ましい。
【0014】
【実施例】次に本発明の一実施例を説明する。図1aは
本例の構成の概要を示してあり、まず、その概要につい
て述べる。同図において、sbは周知のスターティング
ブロックであり、所定のコースのスタート位置に設置さ
れる。impは検知手段としての圧力センサ部であり、
スターティングブロックの一部に装着される。この圧力
センサ部impは、圧電素子、ピエゾ抵抗素子等の圧力
センサよりなり、スタートの瞬間に使用者がスターティ
ングブロックを蹴ることにより生じる衝撃または圧力に
を検知して検知出力を発生するもの、すなわち、使用者
のスタートを検知するものである。
【0015】foは通過検知手段としてのフォトセンサ
部であり、図示しないが、フォトダイオード、フォトト
ランジスタ等よりなり、フォトビーム(パルス光)を受
光して出力を発する受光部f1と、受光部f1にフォト
ビームを照射する照射部f2とよりなる。このフォトセ
ンサ部foは上記所定のコース上の特定位置(例えば、
スタート位置より30mの位置など、任意に設定でき
る。)に対応し、受光部f1と照射部f2とがコースを
挟んで対向するように設置され、コース上の特定位置を
通過する使用者を検知して通過検知出力を発生する。す
なわち、使用者の通過により照射部f2からのフォトビ
ームが遮られて受光部f1からの出力が立ち下がること
により、使用者の通過を検知する。なお、フォトセンサ
部foとしては反射型フォトセンサ等を用いてもよい。
【0016】Aは操作部であり、スターティングブロッ
クsbの近くに設置され、圧力セン部サimp、フォト
センサ部foからの出力をそれぞれケーブルl1、l2
を介して受け、後述する構成により、「位置について」
等のスタート位置へのスタンバイを促す号令、「用意」
等とのスタート準備の号令を発し、この後の所定範囲の
時間内、例えば、1.5秒〜2秒後においてランダムに
特定された一時点に、ピストルの発砲音等のスタート音
を発する。さらに、スタート音発生と使用者のスタート
との時間差およびスタート音発生と使用者の特定位置通
過との時間差を表示、印刷するとともに、使用者のフラ
イング判定をも行なう。
【0017】次に、本例の構成、特に操作部Aの構成に
ついてさらに述べる。図1bは本例の構成を示すブロッ
ク図であり、図1bにおいて、図1aに示したものと同
じ番号は同じ構成要素を示してある。1は信号発生手段
としての信号発生回路であり、スタート/ストップスイ
ッチSWのオンにより、クロック発生回路clkからの
クロックをカウントし、特定のタイミング、例えば、カ
ウント開始時に端子s0より準備信号を発生させ、この
後のあるタイミング、例えば、3秒後に端子s1第1の
信号を発生させるインターバルタイマit1と、第1の
信号が発生した後、1.5秒〜2秒の時間内においてラ
ンダムに特定された一時点に端子s2より第2の信号を
発生する乱数付きインターバルタイマit2とからな
る。なお、ここでは、インターバルタイマit1はカウ
ントの開始とともに準備信号を発生することとするが、
カウント開始から数秒後に準備信号を発生することとし
てもよいし、また、準備信号の発生は行なわず、その代
わりにスタート/ストップスイッチSWのオン信号を直
接準備信号として出力してもよい。また、乱数付きイン
ターバルタイマit2は、例えば、図示しないが、第1
の信号によりトリガされ、乱数を発生する乱数発生回路
と、乱数発生回路の出力によりトリガされ、乱数発生回
路からの出力値に応じた値まで上記クロックをカウント
するカウンタとから構成してもよいし、第1の信号によ
りトリガされ、この時点での後述の計時回路の計時する
現在時刻に応じた値を初期値とし、この初期値までカウ
ントするカウンタを用いるなど、様々な構成で実現でき
る。
【0018】なお、インターバルタイマit1、乱数付
きインターバルタイマit2の端子Rはリセット端子で
あり、このリセット端子Rに後述する制御回路から出力
を受け、インターバルタイマit1、乱数付きインター
バルタイマit2はリセットされる。
【0019】2は音声合成回路であり、ここでは図示し
ないが、「位置について」とのスタート位置へのスタン
バイを促す号令の音声データ、「用意」とのスタート準
備を告げる号令の音声データおよび「ドン」とのピスト
ルの発砲音等のスタート音の音響データを納めたRO
M、これらの音響データをD/A変換するD/A変換回
路等からなる。またROMのアドレス指定は、準備信
号、第1の信号、第2の信号を用いて行なわれ、それぞ
れの信号により、「位置について」の音声データ、「用
意」の音声データ、「ドン」の音響データが読み出され
る。これらはD/A変換されて音声信号または音響信号
として出力される。なお、音声合成回路2には後述する
フライング判定時に発生されるBEEP音のデータも納
められている。
【0020】3は増幅回路であり、4はスピーカであ
り、これら増幅回路3およびスピーカ4により、音声合
成回路2から出力される音声信号または音響信号を音と
して出力する。なお、音声合成回路2、増幅回路3、ス
ピーカ4により報知手段を構成する。
【0021】5は計時回路であり、クロック発生回路c
lkからのクロックをカウントして現在時刻を計時す
る。
【0022】6はラッチ回路であり、計時回路5の計時
する現在時刻を受けるとともに、第2の信号、検知出
力、通過検知出力を受けており、それぞれの信号を受け
ると、その時の時刻をそれぞれスタート音発生時刻、ス
タート時刻、通過時刻としてラッチし、後述の制御回路
に出力する。なお、ラッチ回路6の端子Rはリセット用
の端子であり、この端子Rに後述する制御回路から出力
を受け、ラッチ回路6はリセットされる。
【0023】7は制御回路であり、CPU、RAM、R
OM等よりなり、装置全体の制御を司る。また、制御回
路7は第2の信号、検知出力、通過検知出力を受けてお
り、時間差検出手段、所要時間検出手段としての機能を
果たす。すなわち、第2の信号および検知出力を受け取
ると、ラッチ回路6から出力されるスタート音発生時
刻、スタート時刻を受け、スタート時刻からスタート音
発生時刻を減算し、第2の信号発生と検知出力発生との
時間差を算出、すなわち検出する。この時間差、つま
り、スタート音の発生からスタートまでの反応時間(以
降、反応時間は第2の信号発生と検知出力発生との時間
差を指す。)は、スタート音発生から使用者が0.3秒
遅れてスタートした際には+0.3秒と算出され、0.
3秒先にスタートした際には−0.3秒と算出される。
また、この反応時間がある値以下であれば、例えば、時
間差が+0.1秒以下であれば、使用者のフライングを
判定する。このとき、音声合成回路2にフライング判定
信号を出力し、BEEP音を発生せしめる。さらに、通
過検知出力を受けると、ラッチ回路6から出力されるス
タート音発生時刻、通過時刻を受け、通過時刻からスタ
ート音発生時刻を減算し、第2の信号の発生から通過検
知出力の発生までの所要時間、すなわち、スタート音発
生から使用者の特定位置通過までの所要時間(以降、所
要時間は第2の信号発生から通過検知出力発生までの所
要時間を指す。)を算出する。この所要時間は、ここで
はスタートから30mに達するまでの時間でダッシュ力
を表す。
【0024】8は表示手段としての液晶表示部であり、
制御回路7の算出した反応時間または所要時間を表示す
る。その反応時間、所要時間の表示は後述の切換えスイ
ッチを押すことにより切り換える。また、これに限らず
両方とも表示しても良い。
【0025】9はプリンタ部であり、制御回路7の算出
した反応時間または所要時間をプリントアウトする。
【0026】以上の構成要素は操作部Aに納められる。
特に液晶表示部8、プリンタ部9は操作部Aの正面を示
した図2のaに示すように、操作部Aの正面に設けられ
ており、また、同様に、スピーカ4、スタート/ストッ
プスイッチSW、液晶表示部8の反応時間または所要時
間の表示切換えのための切換えスイッチSELも正面に
設けられている。さらに、この操作部Aの左側面にはプ
リンタ部9の操作スイッチS1、圧力センサ部impの
感度調整用の操作スイッチS2、液晶表示部6の表示濃
度調整用の操作スイッチS3、電源スイッチS4が設け
られ、これら操作スイッチS1〜S3および電源スイッ
チS4により操作部Aは操作される。また、図2のbに
示すように、操作部Aの右側面には、操作部Aと圧力セ
ンサ部impとの間を接続するケーブルl1を着脱自在
に接続する接続端子c1と、操作部Aとフォトセンサ部
foとの間を接続するケーブルl2を着脱自在に接続す
る接続端子c2とが設けられている。なお、本例では、
フォトセンサ部foを操作部Aに接続しない場合、液晶
表示部8は反応時間のみを表示することとなる。また、
この操作部Aのサイズは縦130mm、横195mm、
厚さ62mm程度に納め、電源としては操作部Aに内蔵
した乾電池等を用いることとし、運用の便を図ってあ
る。
【0027】次に本例の動作について、図1、図2およ
び図3のフローチャートを参照しながら説明する。な
お、図3のフローチャートに示す番号31〜34は、同
図に示した同じ番号以降の動作に移ることを示してい
る。電源を入れると、操作部Aに納められた各回路の初
期化が行なわれ、計時回路5は計時を開始する(ステッ
プa1)。次にスタート/ストップスイッチSWをオン
とする(ステップb1)と、信号発生回路1のインター
バルタイマit1がオンとなり、クロック発生回路cl
kからのクロックのカウントを開始する(ステップc
1)。これと同時に信号発生回路1から準備信号が、音
声合成回路2に出力される。準備信号を受けた音声合成
回路2は「位置について」の音声信号を発生し、スピー
カ4からは「位置について」とのスタート位置へのスタ
ンバイを促す号令が発せられる(ステップd1)。使用
者はこの号令に従いスターティングブロックに着くこと
となる。
【0028】次に、信号発生回路1のインターバルタイ
マit1が3秒カウントすると、すなわち、「用意」と
の号令を発する時刻となる(ステップe1)と、信号発
生回路1のインターバルタイマit1は第1の信号を発
生し、音声合成回路2に出力する。第1の信号を受けた
音声合成回路2は「用意」の音声信号を発生し、スピー
カ4からは「用意」とのスタート準備の号令が発せられ
る(ステップf1)。使用者はこの号令に従いスタート
準備を行なうこととなる。
【0029】これに続く動作は、スタート音の発生後に
使用者がスタートした場合と、スタート音発生前に使用
者がスタートした場合とで一部動作順序が異なるので説
明の便宜上、まず、スタート音の発生後に使用者がスタ
ートした場合について説明する。
【0030】第1の信号の発生により、信号発生回路1
の乱数付きインターバルタイマit2がオン(ステップ
g1)となる。この乱数付きインターバルタイマit2
は上述したように第1の信号が発生した後、1.5秒〜
2秒の時間内においてランダムに特定された一時点まで
カウントを行なう。
【0031】第1の信号が発生した後、1.5秒〜2秒
の時間内においてランダムに特定された一時点になる
と、第2の信号を発生する(ステップh1)。第2の信
号は音声合成回路2に出力され、音声合成回路2は「ド
ン」とのスタート音の音響信号を発生し、スピーカ4か
らは「ドン」とのスタート音が発せられる(ステップi
1)。
【0032】使用者はこのスタート音の発生に従いスタ
ートすることとなるが、「用意」とのスタート準備の号
令の発生から、1.5秒〜2秒の時間内においてランダ
ムに特定された一時点に「ドン」とのスタート音が発せ
られるため、「用意」との号令からスタート音発生迄の
時間がほぼ一定である場合のように、繰り返しスタート
練習を行なう内に、「用意」との号令からスタート音発
生迄の時間差に慣れてしまうことがない。このため、
「用意」との号令に応じて見切りスタートを行なえなく
なり、使用者は常に「ドン」とのスタート音に従ってス
タートするように促される。
【0033】また、第2の信号はラッチ回路6および制
御回路7に出力される。ラッチ回路6は常時、計時回路
5の出力する現在時刻を受けており、第2の信号を受け
た時点の時刻をスタート音発生時刻としてラッチする
(ステップj1)。
【0034】また、これより先に第1の信号は制御回路
7にも出力されており、これを受けた制御回路7は、ス
ターティングブロックsbに装着された圧力センサ部i
mpからの検知出力に備え待機している(ステップ
k)。この待機中は、制御回路7は、所定の時間間隔
(この時間間隔は予め10秒以内などと設定しておく
が、任意に設定できるようにしてもよい。)を間隔をカ
ウントするタイマ(図示せず。)を備えており、これに
より、タイムアップか、否かを判定し(ステップl
1)、例えば、第1の信号を受けてから10秒以上経過
しても圧力センサ部impからの出力がなければ、タイ
ムアップと判定して、ラッチ回路6および信号発生回路
1をリセットし、再びスタート/ストップスイッチSW
が操作されるまで、操作部Aを待機状態とする(ステッ
プy1、b1)。また、タイムアップでないと判定した
場合、制御回路7は、第2の信号が既に発生している
か、否かを判定し(ステップm1)、ここでは、第2の
信号が既に発生しているので、圧力センサ部impから
の検知出力のみに備える。ここで、使用者がスターティ
ングブロックsbを蹴りスタートすると、その衝撃を検
知した圧力センサ部impから検知出力がラッチ回路6
および制御回路7に出力される。圧力センサ部impか
ら検知出力を受けたラッチ回路6は、その時の時刻をス
タート時刻としてラッチする(ステップn1)。
【0035】次に、制御回路は、第2の信号が既に発生
していることを確認し(ステップo1)、ラッチ回路6
の出力するスタート時刻から同じくラッチ回路の出力す
るスタート音発生時刻を減算して反応時間を算出する
(ステップp1)。この反応時間は操作部Aの正面に設
けられた液晶表示部8に表示される(ステップq1)。
例えば、スタート音発生から0.127秒後にスタート
していれば、+0.127と表示される。また、プリン
タ部9はこれをプリントアウトする。
【0036】また、算出された反応時間が0.1秒以下
の場合は、フライングとして判定される(ステップr
1)。フライングと判定した場合、制御回路7は、音声
合成回路2にフライング判定信号を出力する。これを受
けた音声合成回路2はBEEP音の音響信号を発生し、
スピーカ4からBEEP音が発生する(ステップs
1)。これにより使用者はフライングの有無を確認でき
る。
【0037】次に、制御回路7はフォトセンサ部foか
らの通過検知出力に備えるとともに(ステップt1)、
ステップl1の動作と同様に内蔵の他のタイマ(図示せ
ず。)を用いてタイムアップか、否かを判定する(ステ
ップu1)。ここでは、圧力センサ部impからの検知
出力を受けてから120秒以上経過してもフォトセンサ
foからの通過検知出力がなければ、タイムアップと判
定して上述のステップy1、b1の動作を行なう。
【0038】ここで、使用者が、上述したようにフォト
センサ部foを設置したコース上の特定位置、例えばス
タート位置から30mの位置を通過すると、フォトセン
サ部foは通過検知出力を発する。この通過検知出力は
ラッチ回路6にも出力され、ラッチ回路は、その時の時
刻を通過時刻としてラッチする(ステップv1)。制御
回路は、ラッチ回路6の出力する通過時刻から同じくラ
ッチ回路の出力するスタート音発生時刻を減算してスタ
ート位置からの所要時間を算出する(ステップw1)。
この所要時間は操作部Aの正面に設けられた液晶表示部
8に表示される(ステップx1)。例えば、スタート音
発生から3.59秒後に通過していれば、+3.59と
表示される。また、プリンタ部9はこれをプリントアウ
トする。
【0039】この後、ラッチ回路6および信号発生回路
1をリセットし、再びスタート/ストップスイッチSW
が操作されるまで、操作部Aを待機状態とする(ステッ
プy1)。使用者は再びスタート/ストップスイッチS
Wを操作してオンとすることにより、練習を再開するこ
とができる。
【0040】以上がスタート音の発生後に使用者がスタ
ートした場合の一連の動作である。
【0041】次に、スタート音発生前に使用者がスター
トした場合の動作について、上述の動作と異なる部分、
ステップf1〜q1の動作について述べる。
【0042】ステップf1の動作に続いて、信号発生回
路1の第2の信号発生のタイミングをとる乱数付きイン
ターバルタイマit2がオン(ステップg1)となる。
このとき、制御回路7は、第2の信号出力を受けなけれ
ば(ステップh1)、スターティングブロックsbに装
着された圧力センサ部impからの検知出力有か否か、
タイムアップか否か、第2の信号が既に発生したか否か
を順次判定しており(ステップk1、l1、m1)、こ
れらが全て否であれば、ステップh1の動作に戻るとの
動作を繰り返し行なっている。ここで、第2の信号発
生、すなわちスタート音の発生に先立ち、使用者が見切
りスタートすると、圧力センサ部impより検知出力が
発生し、ラッチ回路6にスタート時刻がラッチされる
(ステップn1)。次に第2の信号が既に発生したか否
かを判定し(ステップo1)、ここでは、第2の信号が
発生されていないので、第2の信号発生まで待機する
(ステップh2)。ここで、信号発生回路1から第2の
信号が発せられると、スタート音が発せられる(ステッ
プi2)とともに、ラッチ回路6に第2の信号発生時刻
が、スタート音発生時刻としてラッチされる(ステップ
j2)。次に、制御回路7は上述したようにラッチ回路
6の出力するスタート音発生時刻、スタート時刻に基づ
き、反応時間を算出する(ステップp1)。この反応時
間は液晶表示部8に表示されるが(ステップq1)、こ
こでは、使用者がスタート音発生に先立ちスタートして
いるため、反応時間の表示はマイナス表示となる。例え
ば、スタート音発生の0.155秒前にスタートしてい
れば、−0.155と表示される。これ以降の動作は上
述の動作と同様である。
【0043】以上のように、本例は、使用者がスタート
/ストップスイッチSWを操作することにより、音声に
より順次[位置について」との号令、「用意」との号令
を発生し、これに続いて「ドン」とのスタート音を発生
し、反応時間、すなわち、スタート音発生とスタートと
の時間差を表示、プリントアウトするものである。この
ため、従来のように[位置について」、「用意」等の号
令をかけ、ピストルをトリガするスタータと、タイムを
測定するタイマーとの二人による補助の必要がなくな
り、使用者は単独でスタート練習が可能となる。また、
従来では測定が難しかったスタート音発生からスタート
までの時間差を表示できるため、使用者はスタートの善
し悪しを把握し易くなる。
【0044】また、従来では、「用意」との号令からス
タート音発生までの時間がスタータの癖等によりほぼ一
定であれば、繰り返しスタート練習を行なう内に「用
意」との号令からスタート音発生までの時間差に慣れて
しまい、「用意」との号令に応じて見切りスタートを行
なうようになることがあったが、本例では、「用意」と
の号令の発生から「ドン」とのスタート音の発生までの
時間間隔が常にランダムにかわるため、使用者は「用
意」との号令から「ドン」とのスタート音の発生を予測
することが不可能になり、使用者は常に「ドン」とのス
タート音に従ってスタートするように促されることとな
る。これにより、スタート音発生からスタートまでの時
間差、すなわち、反応時間の短縮を重点としたスタート
練習が可能となる。
【0045】また、上記一実施例では、使用者が単独で
スタート練習を行なうことを可能とするものを示した
が、本発明はこれに限るものではなく、例えば、図4に
示す第二実施例のように、上述の操作部Aと同様の構成
要素を備え、スターティングブロックsb0に設値され
た圧力センサ部imp0およびコース上のフォトセンサ
部fo0の出力を受ける親器A0と、同様にそれぞれス
ターティングブロックsb1、sb2に設値された圧力
センサ部imp1、imp2およびコース上のフォトセ
ンサ部fo1、fo2の出力を受ける子器A1、A2と
を設け、親器A0、子器A1、A2をともに親器A0の
信号発生回路の発生する準備信号、第1の信号、第2の
信号に従い動作させるように変更することが可能であ
り、これによれば、複数の使用者が同時にスタート練習
を行なえることが可能となる。
【0046】以上の親器A0、子器A1、A2の構成の
詳細は図5に示すようなものである。同図において、図
1および図4に示したものと同様の番号は同様の構成要
素を示してある。親器A0は上述の操作部Aの構成に加
え、信号発生回路1の端子s0〜s2を外部出力する出
力部OUT0を設けてある。
【0047】子器A1は、上述の操作部Aの構成から信
号発生回路1およびスタート/ストップスイッチSWを
除いてあり、代わりに親器A0の信号発生回路1の端子
s0〜s2からの出力を受ける入力部IN1を設けてあ
る。すなわち、子器A1の音声合成回路2は親器の信号
発生回路1の端子s0〜s2からの出力を受け、制御回
路71は親器の信号発生回路1の端子s1〜s2からの
出力を受け、ラッチ回路6は親器の信号発生回路1の端
子s2からの出力を受け、これら音声合成回路2、制御
回路71、ラッチ回路6は上記一実施例と同様に動作す
るものである。なお、制御回路71は上述の制御回路7
と同様のものであるが、信号発生回路1をリセットする
出力を有していない。さらに、子器A1は、親器A0の
端子s0〜s2からの出力を外部に出力する出力部OU
T1を設けてあり、子器A1と同様の構成の子器A2に
親器A0の端子s0〜s2からの出力を送る。
【0048】以上のように構成される本例は、まず、親
器A0、子器A1、A2の電源を投入すると、それぞれ
に上記一実施例と同様の初期化動作が行なわれる。次に
親器A0のスタート/ストップスイッチSWをオンとす
ると、親器A0は図3のフローチャートに示した動作と
同様の動作開始し、親器A0の信号発生回路1の端子s
0〜s2からはそれぞれ、準備信号、第1の信号、第2
の信号が順次出力され、これら準備信号、第1の信号、
第2の信号は同時に子器A1、A2に送られる。このた
め、親器A0、子器A1、A2から同時に順次、「位置
について」との号令、「用意」との号令、「ドン」との
スタート音が発生される。
【0049】この間、子器A1、A2は図3のフローチ
ャートに示したステップh1〜ステップy1の動作と同
様の動作を独立して行う。この結果、親器A0、子器A
1、A2のそれぞれの液晶表示部には各使用者の反応時
間または所要時間が表示される。
【0050】以上のように本例によれば、実際の競技と
同様に同じ号令およびスタート音にて複数の使用者のス
タート練習が同時に行なえる。また、上記一実施例と同
様の作用効果が得られる。
【0051】また、子器A1と同様構成の子器をさらに
設けて、各子器の入出力部を相互に接続すれば、3人以
上同時にスタート練習することが可能である。
【0052】また、子器A1にスタート/ストップスイ
ッチSWおよび信号発生回路1を設け、準備信号、第1
の信号、第2の信号を発生する機能を子器A1自体に持
たせれば、子器A1単体でもスタート練習に用いること
ができる。また、複数の子器A1を相互に接続すれば、
上述したように、同じ号令およびスタート音にて複数の
使用者のスタート練習が同時に行なえる他、同じ子器A
1のみを使用することから生産効果も上がる。なお、こ
の場合、子器A1の制御回路71は上述の制御回路7と
同様のものとなり、信号発生回路1をリセットする出力
を有することとなる。
【0053】なお、親器A0、子器A1間の配線および
各子器間で送受される準備信号、第1の信号、第2の信
号は図5に示すように3本の信号線にてパラレルに送受
するのに限らず、1本の信号線(図示せず。)にてシリ
アルに送受することとしてもよい。すなわち、送信側は
図6に示すようなパルスを送信し、受信側はパルスの最
初の立下がりを準備信号として用い、この次の立上がり
を第1の信号として用い、これに続く立下がりを第2の
信号として用いる。このように、親器A0、子器A1間
および各子器間での準備信号、第1の信号、第2の信号
の送受の形態は様々に変更可能である。
【0054】また、上記各実施例において、信号発生回
路1は、第1の信号が発生した後の所定範囲の時間内に
おける第2の信号を発生する一時点を第1の信号が発生
する度にランダムに特定することとしたが、これに限ら
ず、予めある規則に従って、第2の信号を発生する一時
点を特定することとしてもよい。例えば、予め、異なる
値の複数の一時点特定用のデータを各データの値によら
ずランダムに配列して納めたメモリまたは一時点特定用
のデータを各データの値が順次ある振幅で増減をするよ
うに配列して納めたメモリ(図示せず。)を設け、この
メモリを第1の信号の発生する都度にサイクリックに読
み出して一時点を特定するなど、様々な構成で実現でき
る。このようにしても、上述の各実施例と同様に、使用
者は「用意」との号令から「ドン」とのスタート音の発
生を予測することが不可能となり、スタート音発生から
スタートまでの時間差、すなわち、反応時間の短縮を重
点としたスタート練習が可能となるという上記各実施例
と同様の作用効果を示す。
【0055】また、上記各実施例では、スタート練習の
度にスタート/ストップスイッチSWを手動操作してO
Nとしたが、これに限らず、タイマ回路等(図示せ
ず。)を設け、その出力により一定周期でスタート/ス
トップスイッチSWをONとするように構成しても良
い。これにより、一定時間ごとに繰り返し、スタート練
習をすることが可能となる。もちろん、スタート/スト
ップスイッチSWをONとする周期は任意に設定できる
ようにも構成でき、使用者は所望の時間間隔で繰り返
し、スタート練習をすることも可能である。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、スタータ、時間記録係
などの補助を必要とせずにスタート練習を行なうことが
可能となる。
【0057】また、スタート準備の号令の発生後、所定
範囲の時間内においてランダムに特定された一時点にス
タート音を発生させるため、使用者はスタート準備の号
令からスタート音の発生する時点を予測することが不可
能となり、常にスタート音の発生によってスタートする
ように促される。すなわち、スタート音発生からスター
トまでの時間差の短縮を重点としたスタート練習が可能
となる。
【0058】また、スタート音発生からスタートまでの
時間差を検出し、この時間差に応じてフライング判定を
行なうため、高精度のフライング判定が可能となる。し
かもフライング報知音により、使用者はフライングの有
ったことを即座に知ることができる。
【0059】また、従来では測定が難しかったスタート
音発生からスタートまでの時間差を表示できるため、使
用者はスタートの善し悪しを把握し易くなる。
【0060】また、スタート音発生から、使用者がコー
ス上の特定位置を通過するまでの所要間を表示するた
め、使用者はダッシュ力を把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す説明図。
【図2】図1の要部の正面および側面を示す説明図。
【図3】図1の動作説明のためのフローチャート。
【図4】本発明の第二実施例の構成を示す説明図。
【図5】図4の要部の構成を示すブロック図。
【図6】図6の一部を変更した際の動作を示すタイミン
グチャート。
【図7】従来の技術の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
imp 圧力センサ部(検知手段) fo フォトセンサ部(通過検知手段) 1 信号発生回路(信号発生手段) 2 音声合成回路(報知手段) 3 増幅回路(報知手段) 4 スピーカ(報知手段) 7 制御回路(時間差検出回路および
所要時間検出回路) imp0〜imp2 圧力センサ部(検知手段) fo0〜fo2 フォトセンサ部(通過検知手段) 71 制御回路(時間差検出回路および
所要時間検出回路)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開始命令に応答して第1の信号を発する
    とともに、第1の信号が発生した後の所定範囲の時間内
    において特定された一時点に第2の信号を発生する信号
    発生手段と、 上記信号発生手段からの第1の信号を受けてスタート準
    備の号令を発生し、第2の信号を受けてスタート音を発
    生する報知手段と、 使用者のスタートを検知して検知出力を発生する検知手
    段と、 上記検知手段からの検知出力と、上記信号発生手段から
    の第2の信号を受け、第2の信号の発生と検知出力の発
    生との時間差を検出する時間差検出手段と、 上記時間差検出手段の検出した時間差を表示する表示手
    段とを具備することを特徴とするスタート練習装置。
  2. 【請求項2】 上記信号発生手段は上記所定範囲の時間
    内においてランダムに上記一時点を特定し、この一時点
    に第2の信号を発生することを特徴とすることを特徴と
    する請求項1記載のスタート練習装置。
  3. 【請求項3】 上記信号発生手段は上記第1の信号に先
    立って準備信号を発生するものであり、上記報知手段は
    上記準備信号を受けてスタート位置へのスタンバイを促
    す号令を発生するものであることを特徴とする請求項1
    記載のスタート練習装置。
  4. 【請求項4】 上記検知手段はスターティングブロック
    に装着された圧力センサからなることを特徴とする請求
    項1記載のスタート練習装置。
  5. 【請求項5】 上記表示手段は上記時間差検出手段の検
    出した時間差に応じてフライング判定を行い、フライン
    グと判定した際にはフライング報知音を発生することを
    特徴とする請求項1記載のスタート練習装置。
  6. 【請求項6】 開始命令に応答して第1の信号を発する
    とともに、第1の信号が発生した後の所定範囲の時間内
    において特定された一時点に第2の信号を発生する信号
    発生手段と、 上記信号発生手段からの第1の信号を受けてスタート準
    備の号令を発生し、第2の信号を受けてスタート音を発
    生する報知手段と、 使用者のスタートを検知して検知出力を発生する検知手
    段と、 上記検知手段からの検知出力と、上記信号発生手段から
    の第2の信号を受け、第2の信号の発生と検知出力の発
    生との時間差を検出する時間差検出手段と、 使用者が通過するコース上のある位置に対応して設けら
    れた光学センサからなり、使用者がまたはコース上の特
    定位置を通過したことを検知する通過検知手段と、 上記通過検知手段からの通過検知出力を受け、第2の信
    号の発生から通過検知出力の発生までの所要時間を検出
    する所要時間検出手段と、 上記時間差検出回路の検出した時間差および上記所要時
    間検出手段の検出した所要時間を表示する表示手段とを
    具備することを特徴とするスタート練習装置。
  7. 【請求項7】 上記信号発生手段は上記所定範囲の時間
    内においてランダムに上記一時点を特定し、この一時点
    に第2の信号を発生することを特徴とすることを特徴と
    する請求項6記載のスタート練習装置。
  8. 【請求項8】 上記信号発生手段は上記第1の信号に先
    立って準備信号を発生するものであり、上記報知手段は
    上記準備信号を受けてスタート位置へのスタンバイを促
    す号令を発生するものであることを特徴とする請求項6
    記載のスタート練習装置。
  9. 【請求項9】 上記検知手段はスターティングブロック
    に装着された圧力センサからなることを特徴とする請求
    項6記載のスタート練習装置。
  10. 【請求項10】 上記表示手段は上記時間差検出手段の
    検出した時間差に応じてフライング判定を行い、フライ
    ングと判定した際にはフライング報知音を発生すること
    を特徴とする請求項6記載のスタート練習装置。
JP3004094A 1994-02-28 1994-02-28 スタート練習装置 Pending JPH07239957A (ja)

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