JPH07239921A - Ｐｃカード - Google Patents
ＰｃカードInfo
- Publication number
- JPH07239921A JPH07239921A JP6029643A JP2964394A JPH07239921A JP H07239921 A JPH07239921 A JP H07239921A JP 6029643 A JP6029643 A JP 6029643A JP 2964394 A JP2964394 A JP 2964394A JP H07239921 A JPH07239921 A JP H07239921A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- computer
- memory
- control program
- driver software
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カード制御プログラムを効果的にコンピュー
タに組み込むことができるＰＣカードを提供することを
目的とする。 【構成】 コンピュータに対して抜き差しを行うＰＣカ
ードにおいて、コンピュータがＰＣカードを制御するた
めのカード制御プログラムをコンピュータの種類に応じ
て複数記憶する制御プログラムメモリ（７）と、制御プ
ログラムメモリに記憶される複数のカード制御プログラ
ムとその識別情報の対応関係を記憶するテーブル（１
０）とを有し、テーブルを参照してコンピュータから供
給される識別情報に対応する制御プログラムメモリ内の
カード制御プログラムをコンピュータに出力するＰＣカ
ード。
タに組み込むことができるＰＣカードを提供することを
目的とする。 【構成】 コンピュータに対して抜き差しを行うＰＣカ
ードにおいて、コンピュータがＰＣカードを制御するた
めのカード制御プログラムをコンピュータの種類に応じ
て複数記憶する制御プログラムメモリ（７）と、制御プ
ログラムメモリに記憶される複数のカード制御プログラ
ムとその識別情報の対応関係を記憶するテーブル（１
０）とを有し、テーブルを参照してコンピュータから供
給される識別情報に対応する制御プログラムメモリ内の
カード制御プログラムをコンピュータに出力するＰＣカ
ード。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＰＣカードに関する。
【０００２】
【従来の技術】ＰＣカードは、カードの規格団体である
日本のＪＥＩＤＡおよび米国のＰＣＭＣＩＡによって規
格化されたカードの名称であり、コンピュータに使用さ
れる。コンピュータにＰＣカードを差し込むと、様々な
機能をコンピュータに付加することができる。
日本のＪＥＩＤＡおよび米国のＰＣＭＣＩＡによって規
格化されたカードの名称であり、コンピュータに使用さ
れる。コンピュータにＰＣカードを差し込むと、様々な
機能をコンピュータに付加することができる。
【０００３】ＰＣカードは、大きく分けて３つの機能に
分類することができる。第１は、コンピュータの外部記
憶装置としての機能を有するものであり、いわゆるメモ
リカードと呼ばれている。例えば、ＳＲＡＭカード、Ｅ
ＥＰＲＯＭカード、ＲＯＭカードおよびＡＴＡ規格のマ
スストレージカード等が製品化されている。メモリカー
ドは、コンピュータにより処理されるデータを大量に記
憶することができる。
分類することができる。第１は、コンピュータの外部記
憶装置としての機能を有するものであり、いわゆるメモ
リカードと呼ばれている。例えば、ＳＲＡＭカード、Ｅ
ＥＰＲＯＭカード、ＲＯＭカードおよびＡＴＡ規格のマ
スストレージカード等が製品化されている。メモリカー
ドは、コンピュータにより処理されるデータを大量に記
憶することができる。
【０００４】第２は、コンピュータと他の装置を接続す
るためのインタフェースとしての機能を有するものであ
る。例えば、イーサネットカード、ＬＡＮカード、ＳＣ
ＳＩカード等が製品化されており、各種装置間のネット
ワークやコンピュータとハードディスク（ＨＤＤ）等の
周辺装置間を接続するために必要となるカードである。
ＰＣカードは、内部にインタフェース用の回路を備えて
おり、コンピュータがＰＣカード内のインタフェース回
路を作動させて、他の装置との間でデータの受け渡しを
行う。
るためのインタフェースとしての機能を有するものであ
る。例えば、イーサネットカード、ＬＡＮカード、ＳＣ
ＳＩカード等が製品化されており、各種装置間のネット
ワークやコンピュータとハードディスク（ＨＤＤ）等の
周辺装置間を接続するために必要となるカードである。
ＰＣカードは、内部にインタフェース用の回路を備えて
おり、コンピュータがＰＣカード内のインタフェース回
路を作動させて、他の装置との間でデータの受け渡しを
行う。
【０００５】第３は、コンピュータの周辺装置としての
機能を有するものである。例えば、モデムカード、ＦＡ
Ｘカード、サウンドカード等が製品化されおり、モデム
やＦＡＸや音源等の周辺装置として機能する。ＰＣカー
ドは、ＦＡＸ等の各種機能を果たすための回路を内蔵し
ており、コンピュータの周辺装置として機能する。
機能を有するものである。例えば、モデムカード、ＦＡ
Ｘカード、サウンドカード等が製品化されおり、モデム
やＦＡＸや音源等の周辺装置として機能する。ＰＣカー
ドは、ＦＡＸ等の各種機能を果たすための回路を内蔵し
ており、コンピュータの周辺装置として機能する。
【０００６】以上のように、ＰＣカードは種々の機能を
コンピュータに付加することができる。コンピュータに
差し込まれたＰＣカードを作動させるためには、ドライ
バーソフトが必要となる。例えば、メモリカードのドラ
イバーソフトは、メモリカードのメモリ種別に応じた単
位で書き込みおよび読み出しを制御するために、各種制
御に応じた特有の制御コマンドをＰＣカードに送る。
コンピュータに付加することができる。コンピュータに
差し込まれたＰＣカードを作動させるためには、ドライ
バーソフトが必要となる。例えば、メモリカードのドラ
イバーソフトは、メモリカードのメモリ種別に応じた単
位で書き込みおよび読み出しを制御するために、各種制
御に応じた特有の制御コマンドをＰＣカードに送る。
【０００７】メモリカードのメモリ種別は、ＳＲＡＭや
ＥＥＰＲＯＭ等のメモリ種類、メモリ容量またはアクセ
ス速度により多種類存在し、メモリ種別により異なるド
ライバーソフトが必要になる。また、メモリ種別が同じ
であっても、製造したメーカーや製品バージョンにより
異なるドライバーソフトが必要になる。
ＥＥＰＲＯＭ等のメモリ種類、メモリ容量またはアクセ
ス速度により多種類存在し、メモリ種別により異なるド
ライバーソフトが必要になる。また、メモリ種別が同じ
であっても、製造したメーカーや製品バージョンにより
異なるドライバーソフトが必要になる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ドライバーソフトは、
コンピュータ内のメモリに記憶されて処理が行われる。
１つのコンピュータにおいて、多種類のＰＣカードを使
用するときには、対応するドライバーソフトを全てメモ
リに記憶させておかなければならない。しかし、ドライ
バーソフトの容量が大きくなると、メモリに記憶しきれ
なくなる。また、１つのカードを使用する際には、対応
するドライバーソフト以外の無駄なソフトをメモリが記
憶することになり、コンピュータを効率的に利用するこ
とができない。
コンピュータ内のメモリに記憶されて処理が行われる。
１つのコンピュータにおいて、多種類のＰＣカードを使
用するときには、対応するドライバーソフトを全てメモ
リに記憶させておかなければならない。しかし、ドライ
バーソフトの容量が大きくなると、メモリに記憶しきれ
なくなる。また、１つのカードを使用する際には、対応
するドライバーソフト以外の無駄なソフトをメモリが記
憶することになり、コンピュータを効率的に利用するこ
とができない。
【０００９】本発明の目的は、カード制御プログラム
（ドライバーソフト）を効果的にコンピュータに組み込
むことができるＰＣカードを提供することである。
（ドライバーソフト）を効果的にコンピュータに組み込
むことができるＰＣカードを提供することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明のＰＣカードは、
コンピュータに対して抜き差しを行うＰＣカードにおい
て、コンピュータがＰＣカードを制御するためのカード
制御プログラムをコンピュータの種類に応じて複数記憶
する制御プログラムメモリと、制御プログラムメモリに
記憶される複数のカード制御プログラムとその識別情報
の対応関係を記憶するテーブルとを有し、テーブルを参
照してコンピュータから供給される識別情報に対応する
制御プログラムメモリ内のカード制御プログラムをコン
ピュータに出力する。
コンピュータに対して抜き差しを行うＰＣカードにおい
て、コンピュータがＰＣカードを制御するためのカード
制御プログラムをコンピュータの種類に応じて複数記憶
する制御プログラムメモリと、制御プログラムメモリに
記憶される複数のカード制御プログラムとその識別情報
の対応関係を記憶するテーブルとを有し、テーブルを参
照してコンピュータから供給される識別情報に対応する
制御プログラムメモリ内のカード制御プログラムをコン
ピュータに出力する。
【００１１】
【作用】コンピュータの種類に応じて異なるカード制御
プログラムをＰＣカード内の制御プログラムメモリに記
憶させることにより、ＰＣカードを差し込むコンピュー
タから供給される識別情報に応じてコンピュータに適応
するカード制御プログラムを制御プログラムメモリから
コンピュータに出力することができる。このため、コン
ピュータ側でカード制御プログラムを持つ必要がなくな
る。
プログラムをＰＣカード内の制御プログラムメモリに記
憶させることにより、ＰＣカードを差し込むコンピュー
タから供給される識別情報に応じてコンピュータに適応
するカード制御プログラムを制御プログラムメモリから
コンピュータに出力することができる。このため、コン
ピュータ側でカード制御プログラムを持つ必要がなくな
る。
【００１２】
【実施例】図１は、本発明の実施例によるＰＣカードと
ＰＣカードを差し込むコンピュータの構成を示す。
ＰＣカードを差し込むコンピュータの構成を示す。
【００１３】図１（Ａ）は、コンピュータの構成例を示
す。コンピュータ１は、ＣＰＵ２とメモリ３を有する。
ＣＰＵ２は、メモリ３に記憶される制御プログラムに従
い、演算またはデータ処理を行う。識別情報メモリ４
は、コンピュータ固有の識別情報を記憶している。識別
情報とは、コンピュータの製造メーカー、コンピュータ
機種またはオペレーティングシステム（ＯＳ）等の種類
の情報である。コンピュータ１の側面にはカードスロッ
ト５が設けられ、様々な機能のＰＣカードが挿入され
る。
す。コンピュータ１は、ＣＰＵ２とメモリ３を有する。
ＣＰＵ２は、メモリ３に記憶される制御プログラムに従
い、演算またはデータ処理を行う。識別情報メモリ４
は、コンピュータ固有の識別情報を記憶している。識別
情報とは、コンピュータの製造メーカー、コンピュータ
機種またはオペレーティングシステム（ＯＳ）等の種類
の情報である。コンピュータ１の側面にはカードスロッ
ト５が設けられ、様々な機能のＰＣカードが挿入され
る。
【００１４】図１（Ｂ）は、ＰＣカードの構成を示す。
ＰＣカード６は、メインメモリ９とコントローラ８を有
し、メモリカードの機能を備えている。差し込まれたコ
ンピュータ１は、ＰＣカード６内のメインメモリ９に対
してデータの書き込みまたは読み出しを行うことができ
る。
ＰＣカード６は、メインメモリ９とコントローラ８を有
し、メモリカードの機能を備えている。差し込まれたコ
ンピュータ１は、ＰＣカード６内のメインメモリ９に対
してデータの書き込みまたは読み出しを行うことができ
る。
【００１５】ＰＣカード６は、必要な時にカードスロッ
ト５に差し込まれ、不必要な時にはカードスロット５か
ら引き抜かれる。ＰＣカード６内のコントローラ８は、
コンピュータ１とＰＣカード６を接続するインタフェー
ス制御を行う。コンピュータ１とＰＣカード６は、共に
スロット端子を有する。ＰＣカード６は、コンピュータ
１のカードスロット５に差し込まれると、スロット端子
を通じて電気的に接続される。スロット端子は複数の端
子からなり、電源端子やデータ線用端子を含む。コント
ローラ８は、コンピュータ１側の各端子と、ＰＣカード
６側の各端子を所定の約束にならって接続する。
ト５に差し込まれ、不必要な時にはカードスロット５か
ら引き抜かれる。ＰＣカード６内のコントローラ８は、
コンピュータ１とＰＣカード６を接続するインタフェー
ス制御を行う。コンピュータ１とＰＣカード６は、共に
スロット端子を有する。ＰＣカード６は、コンピュータ
１のカードスロット５に差し込まれると、スロット端子
を通じて電気的に接続される。スロット端子は複数の端
子からなり、電源端子やデータ線用端子を含む。コント
ローラ８は、コンピュータ１側の各端子と、ＰＣカード
６側の各端子を所定の約束にならって接続する。
【００１６】ＰＣカード６は、ドライバー格納メモリ７
とドライバーテーブル１０を有する。ドライバー格納メ
モリ７は、コンピュータの種類等に応じて、ＰＣカード
６を動作させるための複数のドライバーソフトを格納し
ている。ＰＣカード６を動作させるためには、コンピュ
ータの製造メーカー、コンピュータ機種またはＯＳ等の
種類により異なるドライバーソフトが必要である。
とドライバーテーブル１０を有する。ドライバー格納メ
モリ７は、コンピュータの種類等に応じて、ＰＣカード
６を動作させるための複数のドライバーソフトを格納し
ている。ＰＣカード６を動作させるためには、コンピュ
ータの製造メーカー、コンピュータ機種またはＯＳ等の
種類により異なるドライバーソフトが必要である。
【００１７】ドライバーテーブル１０は、コンピュータ
の製造メーカー、機種またはＯＳ等の種類と、ドライバ
ー格納メモリ７に格納されているドライバーソフトとの
対応表を有する。使用するコンピュータの製造メーカー
等に応じて、ドライバー格納メモリ７内の複数のドライ
バーソフトのうちの１つが指定される。
の製造メーカー、機種またはＯＳ等の種類と、ドライバ
ー格納メモリ７に格納されているドライバーソフトとの
対応表を有する。使用するコンピュータの製造メーカー
等に応じて、ドライバー格納メモリ７内の複数のドライ
バーソフトのうちの１つが指定される。
【００１８】図２は、ＰＣカードをコンピュータに挿入
した後に、コンピュータのＣＰＵが行う処理を示すフロ
ーチャートである。ステップＳ１においてＰＣカードが
コンピュータに挿入されると、ＣＰＵは基本制御プログ
ラムに基づき以下の処理を行う。ステップＳ２では、コ
ンピュータ内の識別情報メモリから製造メーカー等の識
別情報を読み出す。ステップＳ３では、読み出した識別
情報からＰＣカード内のドライバーテーブルを用いて対
応するドライバーソフトの番号を読み出す。
した後に、コンピュータのＣＰＵが行う処理を示すフロ
ーチャートである。ステップＳ１においてＰＣカードが
コンピュータに挿入されると、ＣＰＵは基本制御プログ
ラムに基づき以下の処理を行う。ステップＳ２では、コ
ンピュータ内の識別情報メモリから製造メーカー等の識
別情報を読み出す。ステップＳ３では、読み出した識別
情報からＰＣカード内のドライバーテーブルを用いて対
応するドライバーソフトの番号を読み出す。
【００１９】ステップＳ４では、読み出された番号のド
ライバーソフトが既にコンピュータに組み込まれている
か否かをチェックする。既に、ドライバーソフトが組み
込まれていれば、同じソフトを２つも組み込む必要はな
いので、ステップＳ９へ進みそのままＰＣカード内のメ
インメモリに対して書き込みまたは読み出しを開始する
ことができる。ドライバーソフトが未だコンピュータに
組み込まれていなければ、ステップＳ５へ進む。
ライバーソフトが既にコンピュータに組み込まれている
か否かをチェックする。既に、ドライバーソフトが組み
込まれていれば、同じソフトを２つも組み込む必要はな
いので、ステップＳ９へ進みそのままＰＣカード内のメ
インメモリに対して書き込みまたは読み出しを開始する
ことができる。ドライバーソフトが未だコンピュータに
組み込まれていなければ、ステップＳ５へ進む。
【００２０】ステップＳ５では、ドライバーテーブルの
対応関係から判断して、自己のコンピュータシステムに
適応するドライバーソフトがＰＣカード内に格納されて
いるか否かをチェックする。ＰＣカードに格納されてい
なければ、挿入されたＰＣカードはこのコンピュータシ
ステムでは使用不可能であるので、ステップＳ１０へ進
みＰＣカードへのアクセスを中止し、処理を終了する。
一方、ＰＣカード内に対応するドライバーソフトが格納
されていると判断されれば、ステップＳ６へ進む。
対応関係から判断して、自己のコンピュータシステムに
適応するドライバーソフトがＰＣカード内に格納されて
いるか否かをチェックする。ＰＣカードに格納されてい
なければ、挿入されたＰＣカードはこのコンピュータシ
ステムでは使用不可能であるので、ステップＳ１０へ進
みＰＣカードへのアクセスを中止し、処理を終了する。
一方、ＰＣカード内に対応するドライバーソフトが格納
されていると判断されれば、ステップＳ６へ進む。
【００２１】ステップＳ６では、対応するドライバーソ
フトをＰＣカード内のドライバー格納メモリからコンピ
ュータ内のメモリに転送可能であるか否かを調べる。コ
ンピュータ内のメモリに空き容量がない等により転送不
可能である場合には、ドライバーソフトをコンピュータ
に組み込むことができないので、ステップＳ１０へ進み
ＰＣカードへのアクセスを中止し、処理を終了する。一
方、ドライバーソフトをコンピュータ内に組み込むこと
が可能であれば、ステップＳ７へ進む。
フトをＰＣカード内のドライバー格納メモリからコンピ
ュータ内のメモリに転送可能であるか否かを調べる。コ
ンピュータ内のメモリに空き容量がない等により転送不
可能である場合には、ドライバーソフトをコンピュータ
に組み込むことができないので、ステップＳ１０へ進み
ＰＣカードへのアクセスを中止し、処理を終了する。一
方、ドライバーソフトをコンピュータ内に組み込むこと
が可能であれば、ステップＳ７へ進む。
【００２２】ステップＳ７では、適応するドライバーソ
フトをＰＣカード内のドライバー格納メモリからコンピ
ュータ内のメモリに転送する。ステップＳ８では、コン
ピュータ内に転送されたドライバーソフトを起動する。
ステップＳ９では、ＰＣカードへのアクセスを開始し、
ＰＣカード内のメインメモリに対してデータの書き込み
または読み出しを行う。
フトをＰＣカード内のドライバー格納メモリからコンピ
ュータ内のメモリに転送する。ステップＳ８では、コン
ピュータ内に転送されたドライバーソフトを起動する。
ステップＳ９では、ＰＣカードへのアクセスを開始し、
ＰＣカード内のメインメモリに対してデータの書き込み
または読み出しを行う。
【００２３】以上の実施例では、コンピュータ内のＣＰ
ＵがドライバーソフトをＰＣカードからコンピュータに
転送する場合を説明したが、次はＰＣカード内のコント
ーラがドライバーソフトをＰＣカードからコンピュータ
に転送する場合を説明する。
ＵがドライバーソフトをＰＣカードからコンピュータに
転送する場合を説明したが、次はＰＣカード内のコント
ーラがドライバーソフトをＰＣカードからコンピュータ
に転送する場合を説明する。
【００２４】図１において、ＰＣカード６をコンピュー
タ１に挿入した後に、ドライバー格納メモリ７に記憶さ
れているドライバーソフトをコンピュータ１に組み込む
手順を説明する。
タ１に挿入した後に、ドライバー格納メモリ７に記憶さ
れているドライバーソフトをコンピュータ１に組み込む
手順を説明する。
【００２５】ＰＣカード６をコンピュータ１のカードス
ロット５に挿入すると、接続されたスロット端子を通じ
て、コンピュータ１からＰＣカード６に電源が供給され
る。電源が供給されると、ＰＣカード６内のコントーラ
８が処理を開始する。コントローラ８は、コンピュータ
１内の識別情報メモリ４から識別情報を読み出し、コン
ピュータ１の製造メーカー、機種またはＯＳ等の種類を
調べる。そして、製造メーカー等の識別情報に対応する
ドライバーソフトの番号を、ドライバーテーブル１０か
ら読み出す。コントローラ８は、読み出された番号のド
ライバーソフトをドライバー格納メモリ７から、コンピ
ュータ１内のメモリ３に転送する。その後、コントロー
ラ８は制御をコンピュータ１のＣＰＵ２に受け渡す。
ロット５に挿入すると、接続されたスロット端子を通じ
て、コンピュータ１からＰＣカード６に電源が供給され
る。電源が供給されると、ＰＣカード６内のコントーラ
８が処理を開始する。コントローラ８は、コンピュータ
１内の識別情報メモリ４から識別情報を読み出し、コン
ピュータ１の製造メーカー、機種またはＯＳ等の種類を
調べる。そして、製造メーカー等の識別情報に対応する
ドライバーソフトの番号を、ドライバーテーブル１０か
ら読み出す。コントローラ８は、読み出された番号のド
ライバーソフトをドライバー格納メモリ７から、コンピ
ュータ１内のメモリ３に転送する。その後、コントロー
ラ８は制御をコンピュータ１のＣＰＵ２に受け渡す。
【００２６】メモリ３内に転送されたドライバーソフト
は、コンピュータ１のＣＰＵ２により起動される。ドラ
イバーソフトが起動すると、コンピュータ１は、ＰＣカ
ード６内のメインメモリ９に対してデータの書き込みま
たは読み出しを行うことが可能になる。
は、コンピュータ１のＣＰＵ２により起動される。ドラ
イバーソフトが起動すると、コンピュータ１は、ＰＣカ
ード６内のメインメモリ９に対してデータの書き込みま
たは読み出しを行うことが可能になる。
【００２７】本実施例のように、ＰＣカードがドライバ
ーソフトを格納し、各種コンピュータシステムに応じた
ドライバーソフトをコンピュータに転送することによ
り、ドライバーソフトが自動的にコンピュータ内に組み
込まれる。これにより、ＰＣカードを使用する前に予め
ドライバーソフトをコンピュータに組み込んでおかなく
てもＰＣカードを使用することができる。
ーソフトを格納し、各種コンピュータシステムに応じた
ドライバーソフトをコンピュータに転送することによ
り、ドライバーソフトが自動的にコンピュータ内に組み
込まれる。これにより、ＰＣカードを使用する前に予め
ドライバーソフトをコンピュータに組み込んでおかなく
てもＰＣカードを使用することができる。
【００２８】また、同機能のＰＣカードがバージョンア
ップされる際には、古いドライバーソフトでは、新しい
ＰＣカードを動作させることができない場合がある。本
実施例では、対応するドライバーソフトがカード内に格
納されて提供されるので、新しいＰＣカードにも容易に
対応することができる。
ップされる際には、古いドライバーソフトでは、新しい
ＰＣカードを動作させることができない場合がある。本
実施例では、対応するドライバーソフトがカード内に格
納されて提供されるので、新しいＰＣカードにも容易に
対応することができる。
【００２９】なお、本実施例では、外部記憶装置として
機能するメモリカードを例にＰＣカードを説明したが、
他の機能を有するＰＣカードにも適用することができ
る。以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明は
これらに制限されるものではない。例えば、種々の変
更、改良、組合わせ等が可能なことは当業者に自明であ
ろう。
機能するメモリカードを例にＰＣカードを説明したが、
他の機能を有するＰＣカードにも適用することができ
る。以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明は
これらに制限されるものではない。例えば、種々の変
更、改良、組合わせ等が可能なことは当業者に自明であ
ろう。
【００３０】
【発明の効果】コンピュータの種類に応じて異なるカー
ド制御プログラムをＰＣカード内の制御プログラムメモ
リに記憶させ、ＰＣカードを差し込むコンピュータから
供給される識別情報に応じてコンピュータに適応するカ
ード制御プログラムを制御プログラムメモリからコンピ
ュータに出力することができる。ＰＣカードとカード制
御プログラムを一体に扱うことができ、カード制御プロ
グラムを別に管理する必要がない。また、コンピュータ
はＰＣカードを差し込む前に予めカード制御プログラム
を記憶させておかなくてもＰＣカードを使用することが
できる。
ド制御プログラムをＰＣカード内の制御プログラムメモ
リに記憶させ、ＰＣカードを差し込むコンピュータから
供給される識別情報に応じてコンピュータに適応するカ
ード制御プログラムを制御プログラムメモリからコンピ
ュータに出力することができる。ＰＣカードとカード制
御プログラムを一体に扱うことができ、カード制御プロ
グラムを別に管理する必要がない。また、コンピュータ
はＰＣカードを差し込む前に予めカード制御プログラム
を記憶させておかなくてもＰＣカードを使用することが
できる。
【図１】本発明の実施例によるＰＣカードとＰＣカード
を差し込むコンピュータの構成を示す。図１（Ａ）はコ
ンピュータの構成例を示す概略図であり、図１（Ｂ）は
ＰＣカードの構成を示す概略図である。
を差し込むコンピュータの構成を示す。図１（Ａ）はコ
ンピュータの構成例を示す概略図であり、図１（Ｂ）は
ＰＣカードの構成を示す概略図である。
【図２】ＰＣカードをコンピュータに挿入した後に、コ
ンピュータのＣＰＵが行う処理を示すフローチャートで
ある。
ンピュータのＣＰＵが行う処理を示すフローチャートで
ある。
１ コンピュータ ２ ＣＰＵ ３ メモリ ４ 識別情報メモリ ５ カードスロット ６ ＰＣカード ７ ドライバー格納メモリ ８ コントローラ ９ メインメモリ １０ ドライバーテーブル
Claims (1)
- 【請求項１】 コンピュータに対して抜き差しを行うＰ
Ｃカードにおいて、 コンピュータがＰＣカードを制御するためのカード制御
プログラムをコンピュータの種類に応じて複数記憶する
制御プログラムメモリ（７）と、 前記制御プログラムメモリに記憶される複数のカード制
御プログラムとその識別情報の対応関係を記憶するテー
ブル（１０）とを有し、前記テーブルを参照してコンピ
ュータから供給される識別情報に対応する前記制御プロ
グラムメモリ内のカード制御プログラムをコンピュータ
に出力するＰＣカード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6029643A JPH07239921A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | Ｐｃカード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6029643A JPH07239921A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | Ｐｃカード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07239921A true JPH07239921A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12281779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6029643A Pending JPH07239921A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | Ｐｃカード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07239921A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999018538A1 (fr) * | 1997-10-03 | 1999-04-15 | Hitachi, Ltd. | Terminal portable pour carte de ci |
| JP2002055824A (ja) * | 2000-08-09 | 2002-02-20 | Sony Corp | 電子装置、それを使用する機器及びデータ読み込み方法 |
| JP2002074277A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-03-15 | Sony Corp | 情報処理装置および方法、メモリカード、並びにプログラム格納媒体 |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP6029643A patent/JPH07239921A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999018538A1 (fr) * | 1997-10-03 | 1999-04-15 | Hitachi, Ltd. | Terminal portable pour carte de ci |
| US6644553B1 (en) | 1997-10-03 | 2003-11-11 | Hitachi, Ltd. | Portable IC card terminal |
| JP2002055824A (ja) * | 2000-08-09 | 2002-02-20 | Sony Corp | 電子装置、それを使用する機器及びデータ読み込み方法 |
| JP2002074277A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-03-15 | Sony Corp | 情報処理装置および方法、メモリカード、並びにプログラム格納媒体 |
| JP4650651B2 (ja) * | 2000-08-31 | 2011-03-16 | ソニー株式会社 | 情報処理装置および方法、メモリカード、並びにプログラム格納媒体 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030212 |